海老原有希選手の球速、稲村亜美さんの球速

　稲村亜美さんの始球式が、何やらすごいというので、動画を探したら、確かに素晴らしいです。
　
　8日に台湾プロ野球で始球式に登場し、104km/hをマークしたというニュースもでています。

　女性の始球式で、本格的な投球といったらやり投げの海老原有希選手を思い浮かべます。
　103km/hを記録したのが、2013年7月。
　そうすると、今回の稲村亜美さんの104km/hはそれを上回ります。

　海老原選手は、やり投げの選手らしく鍛えられた筋肉が目立ちます。
　稲村亜美さんは、スラッとしていて、その点では対照的とも言えそう。　
　ただ、野球経験者でピッチャーをやっていたというのだから、単に筋肉量だけでは語れないとは思います。

　神スイングというのも有名らしく、こちらも動画を見たら、素晴らしいです。
　NTT東日本のCMに登場した新谷あやかさんもいるので、女性だから…という先入観は一切なしに、やっぱり野球経験者はすごい、という、そのことを強く感じます。

古文書にあっても「観測史上例がない」

　週刊朝日の対談コーナー「マリコのゲストコレクション」
　今週号は磯田道史さん。

　今回の熊本地震に関連して、
　『1611年に東北で慶長三陸地震が起きて津波が襲い、それから8年後、熊本で断層地震が発生している』
　そういう指摘をされているそうです。

　揺れ方や展開まで似ているんだけれど、気象庁は、
　「観測史上例がない」と言っている。

　それもまた事実というか、気象の観測で言えば、江戸時代のデータはないんだから。
　地震に限らず、他の自然災害も気象庁の観測史上では例がないこと、いろいろ生じていると思います。異常気象というのが、実は特別なこととも言えないかもしれません。

　今回の磯田氏の調べた内容を見ると、中央構造線が関連しているように思います。
　ただ、東日本大震災と熊本地震が、どう関連するのかというのは、まだ何もわかっていないと思うし、江戸時代はさらに大きな地震が続くんだけれど、その関連性もわかっていないと思います。

　わからないことだらけの地震。その点だけははっきりしていると思います。

「正代にはかわいそうなことしたけどね」

　白鵬の張り手炸裂。
　嫌な予感はしました。
　時間いっぱいになって、正代コール。
　やめた方がいいのに…と思いました。
そこまでの期待をかけても、白鵬に通用する地力はまだないし、当たりを胸で受ける相撲だから、白鵬に圧倒されちゃうよ…と思いました。

　それが、右からの張り手。ぐらっときたというか、飛ばされたというか。
　押し出されたけれど、KOとならなくてよかった、という感じがしました。

　北の富士さんは「正代にはかわいそうなことしたけどね」と、白鵬の気合いを強調してました。
　「初顔でしょ。最初に痛い目に遭わせておく」そういう狙いもあるかもと。

　正代コールがどういう理由なのかわかりませんが、熊本県出身というのも、タイミング的には期待が膨らみすぎている部分もあって、そちらを含め「かわいそうなことをした」という感想になったのかも。

反省インタビュー

　大相撲中継、インタビュールームにやってくる力士はたいてい笑顔です。
　もちろん、表情を変えない力士もいますが、勝った相撲のあとですから、どこかに嬉しさは出ているのが常。

　今日の宝富士は、それがなかったです。
　琴奨菊に勝ってのインタビュールームでしたが、立ち合いの変化だったから。

　解説の北の富士さんは「なんとしてでも勝ちたいということなら、こういうこともありますよ」と肯定的でした。
　「めったにやらないからこその効果もある」と。
　「合口がいいんだから、あんなに突っ込んでいかなくてもいいんだけど」と琴奨菊側の課題も。

　しかし、宝富士は終始反省の弁。
　「珍しいですね」に対しては「初めてです」
　勝負を決めにいったのではなく、「上手を取ろうと思って」と。
　
　昨日は、宝富士、照ノ富士、日馬富士と伊勢ヶ濱部屋の上位3人が揃って敗れ、一昨日は安美錦が左アキレス腱断裂。
　なんとしてでも勝って、部屋に白星を持ち帰ろう、そういう何かがあったのかも。

　「今日の分を明日の稀勢の里戦で使ってもらいましょう」というまとめがあって、楽しみな一番となります。

女子バスケ、強化試合

　女子バスケ、日本代表の強化試合。
　昨日の深夜、BSフジで放送がありました。
　オーストラリアとの第3戦。

　前半終了近くに、日本が41:40と逆転して43:42で前半終了。

　3Qも逆転されながら、再逆転もして、最大5点のリードという場面もありました。
　しかし、58:61とオーストラリアがリードして、4Qに。

　その後は2点差まで詰めても、逆転はならず。
　最終スコアは84:73でオーストラリアの勝ち。

　放送でも「オーストラリアは主力4人がWNBA等で不参加」と言ってましたし、ベストメンバーでないにしても、リードする展開があったのは大きな収穫だと思います。

　オーストラリアは高さはもちろん、3Pシュートが弧を描くパターンでなく、直線的にゴールに向かって、それがスポッと入るという場面が何本か。
　それも体力の違いなのかと、ビックリでした。

テレビカメラのズーム度

　「にっぽん縦断こころ旅」
　今朝の放送分は、昨日訪れた上越市柿崎区の海岸から。

　大河ドラマ「天地人」のロケで使われた柿崎中央海岸。
　妻夫木聡さんと常盤貴子さんが馬に乗って走っているシーンだったかと。

　最初に、海岸全体が映って、そのあとズームされました。
　遠くに見えていた聖ヶ鼻がグッと近くに感じられて、テレビカメラのズームはすごいと思いました。




　聖ヶ鼻は、米山駅を過ぎて信越本線がトンネルに入る場所です。
　柿崎中央海岸からは6kmほどあるはず。
　

　火野正平さんは信越本線から上越線に乗り継いで、越後川口駅に向かいました。

52代北の富士、55代北の湖………71代鶴竜

　7日にBSジャパンで放送された「語る!大相撲名勝負列伝」
　花田虎上さんが、いろいろエピソードを披露するわけですが、協会を離れていると、ある意味制約がないというか、言いたいことは何でも言える立場(実際には、全部を話していないと思うけれど)

　花田虎上さん=3代目若乃花。今のところ、最後の日本人横綱。その点は、相撲中継でもしばしば紹介されますが、そもそも、現在協会にいる、元横綱は少ないなぁと。

　相撲中継の解説でお馴染みの北の富士さんが52代横綱。定年からかなり年数が経ちました。53代以降は、
　琴櫻…故人
　輪島…協会外
　北の湖…故人
　若乃花…退職
　三重ノ海…退職
　千代の富士…九重親方
　隆の里…故人
　双羽黒…協会外
　北勝海…八角理事長
　大乃国…芝田山親方
　旭富士…伊勢ヶ濱親方
　曙…協会外
　貴乃花…貴乃花親方
　若乃花…協会外
　武蔵丸…武蔵川親方
　朝青龍…協会外
　白鵬…現役
　日馬富士…現役
　鶴竜…現役
　
　協会にいるのは、5人。
　協会を離れた元横綱が多いことに目が行きます。

　貴乃花親方がいるから、日本人で横綱経験者が協会にいない、という事態は当分起こらないでしょうが、安穏とはしていられない状況だと思います。