味園博之のブログ-文武両道「空手道と南洲翁遺訓」他古典から学ぼう

平成の今蘇る、現代版薩摩の郷中教育 
文武両道 「空手道」と『南洲翁遺訓』を紹介するブログ

鬼神は人を実に親しむに非ず。

2016-01-23 14:12:00 | ブログ
第2580号 28.01.23(土)
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鬼神は人を実に親しむに非ず。惟だ徳に是れ依る。『左伝』
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 鬼神は決して特定の人に親しむものではない。だれでもよい。ただ道徳を守っている人に、よりいっそう親しむものである。247
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 【コメント】体調悪化で3日間、ブログをお休みさせて戴きました。誠に申し訳なく存じます。子供たちに負けてなるものかとハッスルしすぎたためでしょうか。
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 19日、少し体を休めていたら天井がグルグル廻り始めました。円心会で空手をしている田上さんのお父上様が医学博士であるため、電話をしてみました。病院で点滴を受けてくださいとの指導を戴きました。
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 頭もスッキリ、記憶も万全でしたが、身体がフラフラしましたので、無理をしてはらないとゆっくり休んでいました。思えば人様の何倍も動いてきたと思います、先が長いので、この辺で一休みしなさいとの警告であったのかもしれまぜん。
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 空手道の猛者、岩坪清美八段範士が私と三日つきあえば死んでしまうといったことがありました。昨年自分だけ旅立ちましたが。
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 ブログの更新がないものですから、中澤先生が心配してコメントを寄せてくださいました。誠に有り難う存じました。中澤先生は菅原
先生の農士道を学びたいと申しています。
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 『農士道』をブログでご紹介しながら、こんな素晴らしい論考はないと思っています。地球が崩壊しない以上、天が与えたそれぞれの土地で生きていくしかありません。そうしたとき菅原先生の説く『農士道』は大変参考になりうるものだと思います。
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 荘内南洲会様にある文献を少しでもご紹介致したく存じます。
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 実は荘内南洲会理事長・水野先生にお年賀の返信を出して無かったため、19日返信を認めながら、立てなくなっのでした。水野先生、申し訳なく存じます。

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『臥牛菅実秀』(第118回)
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 そのとき伊達慶邦は、
「弊藩も会津征伐の勅命を受けているが、一体、会津に何の罪があろう。これはまったく奸人が聖明を蔽たものである。」
といった。
 三月に奥羽鎮撫使総督九条道孝、参謀大山格之助(綱良、薩摩藩士)同じく参謀世良修蔵(長州藩士)らが仙台に着いたとき、伊達慶邦は荘内藩の苦衷を伝えて、追討軍辞退を依頼してくれたのであるが、これはただちに却下されただけでなく、逆に天童藩などの讒訴を説取あげて、荘内追討の命を下そうとする形勢となった。

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『教の國 荘内』(第9回)
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 人には其人の「風」がある。之を風格といふ。
 家には其家の「風」がある。之を家風といふ。
 地方には其地方の「風」がある。之を郷土風といふ。
 國には其國の「風」がある。之を「國風」(國がら)といふ。

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『農士道』(第385回)
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 大宣都比賣(おほげつめのかみ)
 宣は食である。この食を放ちていへば「宇氣」といふ。豊宇氣毘賣、保食等の「うけ」が是れである。「おほうけ」が釣(つま)りて「おほけ」となったもの、従って大宣都比賣は「大食津業姫」であり、大いに食料を生産するの意となり、諫言すれば米や麦を豊かに生産する農業ということになる。

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