そうなんだ。

外国語で知ったこと。

vivant フランス語

2023-09-05 10:50:51 | テレビドラマ

情報番組は見ないので
TBS日曜劇場「VIVANT」の番組宣伝に気が付きませんでした。

パートの同僚から「VIVANT」について聞かされたのは、すでに第7話直前。

さっそく無料のTVer で1話~3話まで見ました。
映画のような壮大な景色と豪華な俳優陣にビックリです!

ところが、世の中そう甘くはありません。
TVer上では、4話と5話がすでに終了していたのです。

背に腹は代えられません。
U-NEXTに¥2,189の月額料金を払って、見ました。

ドラマのセリフ中にも、説明がありましたが
「vivant」はフランス語です。



フランス語辞書によれば、英訳は「alive」や「animated」になります。

「vivant,e」と表記されているのはこの単語が形容詞だからです。
修飾する名詞が男性名詞なら「vivant」(ヴィヴァン)、
修飾する名詞が女性名詞なら「vivante」(ヴィヴァント)に変化するからです。

ここで、
「男性名詞と女性名詞って、どーいうこと?」や「なんで?」と思ってはいけません。
フランス語はそういう仕組みなのです。

ドラマの中で、日本語の次に話されるのがモンゴル語です。

私のパート先のクリーニング店に、かつてモンゴル人の顧客がいました。
彼に教わったモンゴル語の「バイルッラ」(ありがとう)を
ドラマの中で聞き取った際の、嬉しさと言ったらありません。

「今、バイルッラって言った! これモンゴル語の "ありがとう" だよ!」

おもわず、大きな声の独り言が出ました。





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ちょっと待って  韓国語

2021-09-16 17:29:20 | テレビドラマ

韓国ドラマにハマっています。
とても良かった~。
と、評判の良い「愛の不時着」見たさにネットフリックスに乗り換えました。

「愛の不時着」は、期待通り満足度の高い内容でした。
笑いあり涙あり。 
一方、南北に分かれている朝鮮半島の社会的な問題も絡んでいます。
同じ言葉を話す同じ民族なのですから、一刻も早く統一できるとよいのですけれど・・・。

日本語字幕の韓国ドラマを続けて見ていると、さすがに簡単なフレーズは覚えました。
可愛いな~。と思った響きは

「잠깐만」(チャンカンマン)・・・ちょっと待って

このフレーズが出てくるたびに、可愛くて真似していたら覚えてしまいました。

そこで、思いました。
何時間もただ見ているだけでは、もったいないと。


韓国語のテキストを買ってしまいました。

韓国語を勉強しようと思います!

韓国語のリスニングも兼ねて、韓国ドラマを長時間見ている。
これは、勉強でもあるのです。

なんだか、後ろめたさがなくなりました。


#愛の不時着 #韓国ドラマ #韓国語








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メス  オランダ語

2021-08-18 10:03:39 | テレビドラマ

私の何時間でも続けられる英語勉強方法は
アメリカTVドラマシリーズを日本語字幕で見ることです。

現在、夢中になっているのは、医療ドラマの「The good doctor」。

主人公は自閉症の青年。 大病院の外科医インターンとして働き始めました。
コミュニケーションの点では問題ありなのですが
彼の頭の中には、人間の臓器の位置や体内に張り巡らされる血管図が全て記憶されています。
いわゆる、サヴァン症候群。 レインマンと同様です。

本来であれば控えるべき言葉を言ってしまい、患者の不安を煽ってしまう失敗もありますが
瞬時に治療方法を分析する力も発揮します。

ストーリーが面白い上に、彼の話す英語がとてもゆっくりなので聞き取りやすいのです。
まわりのドクターも彼に対して要点を踏まえてゆっくりと話すので、初級ヒアリングに持ってこいのドラマです。

以前
アメリカの医療ドラマシリーズ「ER」は日本語吹き替えで見ていました。
このドラマも臨場感タップリでとても面白かったです。
今回、
日本語字幕で医療ドラマ見ていて気が付いたことがあります。

手術中の執刀医が 「メス」 と言って手のひらを上に向けるシーン。
日本語字幕は 「メス」 なのに、画面の執刀医は 「ナイフ」 と言っているではありませんか。
英語で手術用のメスは

「Knife」(ナイフ)・・・《手術用の》メス ・  ナイフ

「メス」が英語ではないのなら、ドイツ語かな? と思って調べたところ
オランダ語でした。

鎖国政策を取っていた江戸時代の日本が唯一通商を行っていた国は、阿蘭陀と書いてオランダです。
長崎出島のオランダ商館の医師によって伝えられたのが、蘭方医学。
時代小説では、
主に薬を処方する漢方医が、外科的治療をする蘭方医をまがい物だと排除しようとするシーンも度々出てきます。

なるほど
最初に日本に伝えられた西洋医学はオランダからだったので、日本では当時のオランダ語の 「メス」 と呼ばれているのですね。

「mes」(メス)・・・オランダ語《手術用の》メス

英語の勉強無しでも面白いドラマなので、機会があればご覧ください。



#thegooddoctor  #アメリカTVドラマシリーズ #メス #自閉症 #サヴァン症候群 


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meat and potatoes   米語

2019-08-14 20:31:19 | テレビドラマ

2004年~2010年まで、アメリカで放映されたテレビドラマ「LOST」のDVDにハマり
このドラマのDVDボックスをシーズン1~6までメルカリで買い揃えて、
見終わった後に、再びこのDVDボックスをメルカリ上で売りに出しました。

しかし、 シーズン1だけが売れ残ってしまいました。 
シーズン1を見た人は次々に続きを見たくなるのでしょうけれど
きっかけがないとシーズン1を買う人は少ないのでしょう。
結果、売るのをやめて、保管することにしました。

というわけで、二巡目の視聴です。
一巡目は、音声は英語/字幕は日本語 で見ていましたので
二巡目は、音声は日本語/字幕は英語 で見始めました。

シドニー発ロサンゼルス行きオーシャニック815便のボーイング777-200型機が南太平洋の島に墜落し
生存者47名のサバイバル生活が始まりました。
ある日、リーダー的存在のドクター・ジャックは、亡くなったはずの父親の姿を見ます。
その姿を追いかけて山に入ったジャックは、足を滑らせて崖から落ちそうになり、木にしがみつきました。
ジャックを探しに山に入っていた、サバイバル術に長けているロックが彼を間一髪で助けます。
なぜ山へ入ったのかを問うロックに、ジャックは 「存在しない人を追っていたが、幻覚なのだろう」と答えます。
その後の会話シーンです。 日本語の吹き替え、字幕は英語。

ロック  「私は普通の男だ。 (I’m an ordinary man, Jack.) 
現実的な暮らしをして, 奇跡など信じない男だった。 (Meat and potatoes. I live in the real world. Not a big believer in... magic.  
だがこの島はなにか違う。 特別だ。 (But this place is different. It's special.)」

上記の下線の英文に注目して下さい。
Meat and potatoes. 
直訳は、「肉とじゃがいも」 になりますが・・・。
疑問の残る英語字幕でしたので、念の為、英語音声で確認しました。
確かにロックは 「Meat and potatoes.」 と言っています。

”私は普通の男だ。 肉とじゃがいも、現実的な暮らしをして、奇跡など信じない男だった。”

この訳では、意味不明です。

調べたところ
これは、アメリカでは親しい間柄で使われるくだけた語句で

「meat and potatoes」・・・要は、要点は、核心は、重要なのは

それならば、意味が通じます。

”私は普通の男だ。 要は、現実的な暮らしをして、奇跡など信じない男だ”

なるほど。

日本語でも
「あいつはイモだ」 といえば、 イケテナイという意味だし
「頭がピーマンだ」(古い!)といえば、頭がカラッポという意味だし

比喩的表現は
覚えるしかないのでしょうねぇ。


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deal (ディール)  英語

2019-07-28 14:27:32 | テレビドラマ


「LOST」は、2004年~2010年まで、アメリカで放映されたテレビドラマです。
数々の賞を受賞し、社会現象にもなったそうです。
シドニー発ロサンゼルス行きオーシャニック815便のボーイング777-200型機が南太平洋の島に墜落した場面から、ストーリーは始まります。
シーズン1は25話。 1話だいたい45分。 
シーズン6まで話は続きますので、 かなりの見ごたえです。

上の文章は 6月30日の “そうなんだブログ” 「ちょっと聞いていいですか?」 のコピーです。
一か月かけてシーズン6まで見終わりました!
続き物のDVDは、見るのをやめられないという中毒性があるので危険です。 
見終わって、ホッとしているところです。 
ようやく、物語の登場人物だけでなく、私も落ち着いた生活に戻れます。
ストーリーは全く予測のできない展開でした。 
サバイバル物語だと思って見始めたら、SF性あり、オカルト性ありで、しかも最後は泣けました。

日本語字幕で見ていたので、繰り返し耳から入る英語の言い回しは、覚えます。
今回、取り上げるのは (ディール) という言葉です。
この言葉は、トランプ大統領が頻繁に使う言葉とされ、 日本のニュース上の解説では
トランプ大統領の政治・外交のスタイルは全て “取引” であると伝えられました。

「deal」(ディール)・・・取引・契約

「LOST」の中で、この(ディール)という言葉は、会話中に頻繁に出てくるのですが
日本語字幕は 
「わかった」 「了解」 「いいわよ」 「オッケー」

A 「ジェームズは私に任せて。 サイードをお願い」
B 「Deal.」(ディール)・・・了解

C 「キスしてくれたら、教えてもいいぜ」
D 「Deal.」(ディール)・・・いいわよ

あなたが○○してくれるなら、私は××するわよ。 等の提案に対する答えは全て
「Deal.」 と、返事をしていました。

アメリカでは、トランプ大統領だけでなく、皆が日常「ディール」と返事をしています。
さすが、取引の国です。

我が家でも使ってみようかしら
夫 「カレイ買ってくるから、煮魚やってよ」
私 「Deal.」・・・了解
こんな感じ・・・?

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