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100歳のお一人様時代? ひとり食の味噌汁

2017-11-16 16:00:47 | エッセイの部屋

しばらく更新が遠のいていて、やや独り言のような、つぶやき(ついった的?)のようになってしまった。
1、2週間前に風邪をひいた。
幸い咳や喉の痛みはなかったが、熱が出て右脚全体が痛くて一晩寝られなかった。
朝ラジオを聞いていると、「風邪をひいたので薬を飲んで休んいたら治った」との視聴者からの便りが寄せられていたが、私は風邪薬は一切飲まない。
その訳は、熱が出た時、確かに辛いが、この高熱によって免疫細胞のナチュラルキラー細胞が活性化して小さな癌細胞を退治してくれると喜んで耐えているからだ。
風邪薬は解熱材鎮痛剤が主で体温を下げるので、一般の人達は治ったように感じて喜ぶが、私はせっかくの癌予防のチャンスを逃していると思う。
そう言えば今では、日本国民の半数が癌にかかると言われる時代となってしまった。
しかし、その一方では元気な100歳高齢者も増えている。
そして全国に「百歳会」と言う、100歳まで元気に生きよう!と言う会も増えている。
現在日本の100歳以上の高齢者は約6万5千人、(そのうち9割が女性)、来年も3万人ほど増えそうである。
最近は医学的にも、人間は120歳までは生きられると言われているから、しばらくは増える一方だろう。
また現在の元気な100歳高齢者の中にはひとり暮らしが多くいる。
しかもそのほとんどが現役で家業や農業に励んでいるか、スポーツや芸術や趣味に励んで生きがいを持っているようだ。
こう言う人たちを見習って一人暮らしの私も元気な100歳を目指そう!
なんて思う。
そうなると、まず初めに食事が問題となる。
元気で長生きの秘訣の第一は、まずは多彩な食事である。
ひとり暮らしだと、歳をとるにつれてだんだん料理が面倒になって年々単一食になってしまう。
私も、その例にもれず、最近料理が面倒になってきた。
まずは毎朝の味噌汁作りが面倒になってきた。
さて、どうしよう?
インスタント味噌汁では100歳まで生きられそうもない、人に頼むのも大変だ。
そこで思いついたのが、関西の味噌玉?を参考にした「冷凍味噌汁玉」だ。
朝冷凍室からこのビニール袋に入った大きなおにぎりほどの「冷凍味噌汁玉」を取り出し、ナベに入れ水か湯を加えてガスコンロで加熱する。
すると、数分で味噌汁が出来上がる。
と言う方法である。
どうしてこんな方法に行き着いたかと言うと、
先日、茄子の今年最後の収穫で形の悪い傷ついた茄子がたくさん獲れた。
食べきれない量だったので、とりあえず腐る前に前料理をしておこうと細かく切ってノンフライヤーで軽く炒めた。
「そうだ!これを味噌汁の具にしよう」
と小さなビニール袋に分けて入れた。
ついでに残っていたタマネギもニンジンもと、細かく切ってノンフライヤーで炒めた。
それなら、いっその事と、味噌とだしの素も袋に入れ、冷凍室へ入れた。
こうして「冷凍味噌汁玉」が生まれた。
試食してみると、普通の作り方に比べれば味は落ちるが、インスタントに比べれば段違い、二番茶程度の味だった。
何よりも朝早く忙しい時に、面倒でなくて良い。
今のところ冷凍室にこの「冷凍味噌汁玉」が五つほど入っている。
一回作ると三日分ほどになるので、ちょっと飽きてきた感じではあるが、しばらくは味噌汁作りをしなくてもよさそうだ。
どうぞ、よかったら一人暮らしの人、参考にしてください!

(おしまい)

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