大井町にヒューマン&トラスト研究所を移転して、初春、桜の季節に
日本人の方を通して、スペインのレイキマスターのテレサさんが来訪されました。
遠路はるばる日本にようこそ!
テレサさんは、チベッタンレイキのマスター、そしてカルナレイキマスターでした。
チベッタンレイキや臼井チベッタンレイキなどは欧米では非常に普及しているウスイレイキの流派です。
話がいきちがって、日本人の方が通訳で一緒に来るかと思い、時間になっても来ないので電話をしますと、その方が言うには、旦那様と二人で来るとの事、テレサさんが少し日本語が出来英語も出来ると言われて、びっくりしました。
(実際には日本語は「ありがとう」「こんにちは」程度なのでレイキの話をしても全く通じませんでしたが。)
間に入った日本人の方はレイキのことをご存じない人の様でしたので、
「言葉がいらない」ことを御願いするので大丈夫だと小川先生に言われたそうです。
しかし、実際にレイキを受けて頂くにしてもアチューンメントにしても、そうもいかず、
正直困ったなと思いました。
しばらくすると、駅からタクシーに乗られたようで、運転手さんが電話をしてきました。
車の距離ではないから降ろして下さいと言ったら、もうメーターを動かしているからと言わ、
運転手さんもここら辺を知らない様なので、近くの誰でもわかる住友不動産駅前ビルに下してもらって、小川先生に迎えにいっていただきました。
それで無事にヒューマン&トラスト研究所につくことが出来ました。
旦那様はテレサさんからファーストディグリーのみ受け取ったところだそうで、
交流の間、散歩をすると出ていきました。
幸いテレサさんは英語が話せて、私も片言ながら、久しぶりに英語脳を必死に使い、
時にはノートを使ったりしてレイキのお話をしました。
今日も、とても嬉しいメールをいただきその時の写真も送ってくださいました。
そして、レイキをするときにはいつも日本のこの場所を思い出すと書いてくれています。
東京のホテルに泊まる旅行客にとっては、東京は賑やかでビルに囲まれた街のイメージでしょう。
ところが大井町のレイドウレイキの場所は本当静かな空間で
「Quiet! Quiet!」とうっとりとしていました。
そして、古い昭和の街並みが並ぶ界隈をみて
「Old Style」と喜んでいました。
レイキを始めた臼井甕男先生の時代から昭和初期、レイキが世情の中で隆盛を誇った時があったと聞いていますが、きっと今のヒューマン&トラスト研究所のような場所で
人が集まり、レイキの修養をしたり、レイキ施療をしたり、人生相談をしたりしていたのではないかと思っております。
テレサさんは、最後にぜひ、自分の名前を漢字で書いてくれないかと言いました。
海外の人にとってREIKIはレイキではなく
「霊気」
「靈氣」
という漢字であり、そのことがとても素敵なことだと思っているのです。
ぜひ良い漢字をと出てきたものは
「輝紗」
テレサさんが更に光を放射してオーガンジーのような輝きのオーラをはなつようにとつけさせていただきました。
レイキを愛して、日本の文化やレイキをもっと知りたいと、日本語を勉強し始めたとメールにはありました。
テレサさん、ありがとうございました。
日本でお会いしましょう!
GraciasTeresa, yo vengo.
Además, por favor, venir a Japón.
テレサさんだけでなく、一昨年でしたか、メキシコから来てくださったレイキマスターの方も
メキシコに来てレイドウレイキを伝授して下さいとの依頼をいただきました。
オーガナイズ上での条件などを教えて下さいと言われてから数か月。
伝授はさせていただきたい気持ちもありながら、しかし、しかし、
レイドウレイキの伝授の場合は、一人一人へのアチューンメントを行いますし、
そこに私一人または、英語のできるマスターがもう一人加わって行くにしても、
自分が納得のいくようにレイドウレイキの伝授が出来るのだろうかと考えてしまいました。
感動を与えられる教授をできるのだろか、
もしも、たくさん集めて下さったとしても、集団霊授や霊授形式で終えるのはレイドウレイキの伝授のやり方ではありません。
逡巡し、はやり、出向いていくのはレイドウレイキのスタイルでやるためには難しいという結論に達しました。
どうぞ、日本にいらしてください。
英語、ポルトガル語、スペイン語の通訳は私共でも紹介することが可能です。
こちらでレイドウレイキを伝授したり、またレイキ実践者の方であれば、「伝承霊気」で修養スタイルを実践するワークショップなども開催できます。
そういうスタイルであれば、数人でも私は喜んでさせていただきます。