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株式会社 ハウスショップ 東京都町田市

お釈迦様の手の平で踊ってるだけ

2020年08月12日 | 社内事情

8月9日

久しぶりに東京にいましたが

長崎の原爆投下時刻に

市の防災無線から

黙とうのお知らせがあり

サイレンが鳴り響きました

私の沖縄村ではで体験しませんでしたから

本当に新鮮な思いで黙とうしました。

逆に6月23日は沖縄では正午に黙とうをしますが

東京ではありませんよね

6月23日は沖縄戦が終わった日ですから

沖縄では原爆よりそっちが印象に残ってる訳です。

そんな訳で

私は久しぶりに原爆の被害者の事を思い黙とうをささげた訳ですが

その後テレビで

原爆の特集番組を見ましたが

最後まで見る事はできませんでしたね。

特に子供たちの話になると

もう胸が掻きむしられるような

本当につらい気持ちになります。

日本では

中高年男の右傾化が進んでいますが

この人たちはこんな番組は見ないんでしょうかね?

原爆投下も日中戦争も

間違いなくその直接的な原因は日本です

間接的には

国内の閉塞感の打破とか

あるいは中国侵攻による経済封鎖だとか

そんな事があったのでしょうが

いずれにしても

当時戦争に突き進んだのは

たくさんの小さい子供たちを苦しみながら死なせた

その事実だけでも

これは間違った選択だった

そう断言できます。

国家の存在意義は国民の生命財産を守る事ですが

逆に生命財産を捧げさせて

それで負けた訳ですから

正しい選択だったなんて言う余地はありません。

田中角栄も

中国には本当に迷惑をかけた

そう頭を下げたのに

時が過ぎれば

直接戦争を知らない国民だらけになり

過去の日本を美化する人たちが増える

なんともやり切れません。

その話は感情的になりますので

この位にして

この原爆

子供の頃から疑問に思っていました

どうして

東京都大阪では無く

長崎と広島だったの?

って

実際に米軍内でも大都市に落とすべきだ

そう強く主張した人はいたそうですね

その謎

最近の天声人語で謎が解けましたね

アメリカが東京都大阪に原爆を落とさなかったのは

犠牲を少なくしたい

とう言う人道的な話でもなければ

天皇を生かして

占領下で利用したい

なんて話でもありません

アメリカが東京と大阪を避けた理由

それはすでに空襲で

破壊が進んでたからです。

原爆投下は

相手にダメージを与えるだけではなく

その被害の検証

これも大きな目的だったそうです。

ですから

比較的空襲の被害が少なかった

広島と長崎が選ばれた訳です。

ただ

実際には本来

8月9日の投下は

小倉が予定されていたそうですね

視界が悪かったために

急遽長崎に変更したそうです。

一人のパイロットの判断で

7万人の死ぬはずだった命が救われ

7万人の死ぬ予定ではなかった命が失われた

そうも言えます

やりきれませんよね

人間

どんなに努力しても

運命は一瞬にして

それを無にする

これ

無力感に襲われますが

しかし

日々努力をしないと

人生は開けませんから

頑張るしかありませんが

どこかでは覚悟するべきでしょうね

運命の不条理を

所詮

私たちは

お釈迦様の手の平で踊ってるだけ

昔の人は良く言ったものです。

 

コメント
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