駅前不動産屋今日も回りは敵だらけ

株式会社 ハウスショップ 東京都町田市

謝るのが嫌ならそれなりの生き方を貫くようにしましょう

2020年08月18日 | 人生一般

孫二人の体を洗い

湯船に入れて

自分の体を洗い始めたら

下の子が大きな悲鳴を上げて泣き出しました

どうしたの?

って聞くと

お兄ちゃんが指を噛んだ

って言いました

お兄ちゃんに本当に噛んだの?

って聞くと

悪びれる事も無く

噛んだ

って言いました

私は

その場はあえて

もう噛んじゃだめよ

とだけ言って

入浴を続け

風呂から出た後

ジュースを飲みながら

三人で話をしました。

そんな時に

私は上の子を頭ごなしに叱る事はありません

まずどうして噛んだのか?

お兄ちゃんに聞きました

すると

弟が自分のおもちゃを取った

って言いました。

弟に聞くと

あっさり

取ったって言いました。

で私は

二人とも悪いから

謝ろう

と言って

まず噛んだお兄ちゃんに謝るように言いました

すると

○○ちゃんさっきは噛んでごめんなさい

って素直に謝りました

今度は弟に

お兄ちゃんのおもちゃを取ったからそれを謝ろう

って言うと

お兄ちゃんおもちゃを取ってごめんなさい

ってこっちも素直に謝りました

これで一件落着となりました。

まぁ子供だからこんなに簡単に収まるんですよね

これが大人だったらどうでしょうか?

お兄ちゃんが噛んだのはおもちゃを取ったから

だから弟も悪い

そう言うと

弟は

おもちゃは自分もお兄ちゃんに何度も取られた

って過去の話を持ち出す事になるでしょう。

するとお兄ちゃんは

そのおもちゃは自分がもっと小さい時に買ってもらったのだから

全部自分の所有物

そう主張するでしょう。

すると弟は

それを買った

お母さんが仲良くおもちゃで遊びなさい

って言った訳だから

お兄ちゃん一人の物ではない

そう反論します。

こんな感じで

大人は

ああ言えばこう言うで

延々に争うのです。

どうしてそうなるかと言うと

争うと

人間は皆自分が正しいと言う前提で

ストーリーを作ろうとするからです。

実際には

自分が悪かった

なんて謝る人もいますが

それは

本当に自分が悪いと思ってる訳ではありません

争いを収めた方が賢明

そう思って謝るのです。

ですから

いつまでも火種は残ります

私自身

会社勤めの頃

ある先輩ともめて

その先輩が

おれが悪かった

って言ってきましたので

私も言い過ぎましたすみません

と謝りました

謝りましたが

本当は私は自分が悪いとは全く思っていません

なんせその先輩は

私がその先輩の物件に客付けしたのに

他社の話を優先したのです

しかもその他社の話しは

私の出した値段よりはるかに低い物でした

それが分かりましたので

私は若かったので

食ってかかったのです。

そこで

その先輩は謝った訳です

ところが

丸く収まったはずのこの話

先輩は自分が悪いと思ってる訳ではありません

会社も売り主も裏切る行為をしてる訳ですから

それが表に出たら自分の立場はありません

だからここは私に謝ってしのごうと思った訳で

私に対する怒りは

逆に増してたのです

その日を境に

謝ったのに

私には一切口を利かなくなりました。

朝挨拶をしてもシカト

帰りの挨拶をしてもシカト

問題なのは

私が契約の打ち合わせをしようとしても無視した事です

これではお客様に迷惑かけてしまいますから

私もキレました。

これでは仕事になりませんから

先輩この件は私が売り主の段取りを直接つけます。

ここまで言ってもシカトでしたね。

で私は言いました

黙ってるって事はそれで良いんですよね

それでも何も言いませんでしたので

私はその場で売り主に電話を入れました

今後は○○に代わって私が担当しますと

それを見て

その先輩慌てましたね

フザけた事すんな

私もそう言われて折れる事はありませんから

またケンカです。

で最後

その先輩は会社を辞めて終わりです。

辞めて初めて

その先輩のやってる事がすべて分かりました

安い他社の契約を優先する理由

それは自分のタンボが狙いでした。

つまり

売り主も会社も裏切って

自分の私腹を肥やす

これを企んでた訳です。

実際に私が担当を代わりましたが

その後は私のお客様と契約した訳ではありません

先輩が優先しようとしてた他社付けの契約でまとまりました。

理由は

その客が買い上げてきたからです。

買い上げたおかげで

私は両手が片手になりましたが

売り主の立場を優先して

そっちを契約しました。

そんな感じで

不動産の世界は

欲が渦巻く世界ですが

その空気に流され

自分の欲望が善悪の基準になってしまうと

結果身を亡ぼすのです。

私はこんな事を書いていますが

実際にはめったに自分から謝る事はしません

それは

私自身は善悪の基準を

自分の利益だけに置いてる訳ではないからです。

ですから

争いの大半は

相手の身勝手から来ていますから

謝る必要も無いのです。

そんな私の会社

もしかしたら社員の皆さん

少し窮屈かも知れませんね

しかし

私の方針が変わる事はありませんから

どうか理解して

これからもついて来て欲しい

そう思っています。

ただ

自分が欲に流されてまで

会社経営を続ける意味も無い

それもいつも頭にありますから

時々衝突も起こるのです。

 

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする