よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

そば湯に仰天-長野県長和町:「そば処 黒曜」

2014年07月28日 | 信州(東信)
Soba Restaurant”Kokuyou”, Nagawa Town, Nagano Pref.

さてさて、長野県諏訪市の八島ヶ原湿原の散策も、そろそろ終わりを迎えることとなりました


この湿原が高山植物で彩られるのは8月の中頃まででしょうか。


ではでは、八島ヶ原湿原を後にするといたしましょうかねぇ

この日、ワタクシ達は朝の3時に大阪を出発し、朝食は途中のSAのコンビニでサンドイッチを食べただけでした。
八島ヶ原湿原を出るころには、ワタクシ達は空腹でたまらない状態になっておりました
この時、ワタクシ達は「信州に来たのだから昼食は蕎麦を食べよう」と気持ちが一致しおりましたので
躊躇することなく、道中で美味しそうな蕎麦屋さんを見つけることにいたしました。


この日の宿泊地は小諸市だったのですが、八島ヶ原湿原から小諸に向かう途中で美味しそうな蕎麦屋さんを見つけました。
長和町にある「そば処 黒曜」というお店です。12時前なのですが駐車場にはけっこう車が停まっており
ワタクシ達は10分ほど待たされたのですから、人気のあるお店なのでしょうねぇ


メニューを見ると地元産のそば粉を十割使った「韃靼そば」がありました。これを注文することにいたしました。
韃靼(だったん)蕎麦というのは別名「ニガソバ(苦蕎麦)」とも言われ、独特なさわやかな苦みがあります。
このそばは、中国雲南省、四川省、チベット自治区、内モンゴル地区、ネパールなどの、高度2000メートル以上の山岳地帯で栽培されていました。
ダッタンという言葉はモンゴルなどの内陸部に住んでいたタタール人を意味する言葉なんですよね。
ちなみに「タルタルステーキ」のタルタルもタタール人のことなんですよ


普通の蕎麦に比べて黄色い色をしていますね。血液をサラサラにするといわれるルチンを大量に含んでいるので身体にいいそうです。


確かに独特な苦みがあるのですが、嫌な苦みではなくさわやかなお味でありました。
ツユもワタクシ好みの味でありまして、なかなか満足のいく昼食でありましたが、この後に驚きがあったのです


ちゃんとした蕎麦屋に行くと、最後にそば湯が出てくるのも楽しみなのですが
この日いただいたそば湯は生涯忘れられないそば湯でありました。
韃靼そばを茹でたそば湯だからでしょう。そば湯がすごくトロリとしており、すごくいい香りが鼻に抜けてくるのです。
ワタクシ達は思わず顔を見合わせながら「美味い!」「こんなそば湯初めてや」と声をあげておりました
やっぱり信州に来たら、蕎麦を食さないわけにはいきませんなぁ。この時から、ワタクシ達の蕎麦三昧が始まったのでありました。

そば処 黒曜…長野県小県郡長和町和田3360-1

使用したカメラ:1枚目と2枚目はFUJIFILM X-T1、他はFUJIFILM X-E1


旅に行くと「食べる」ということも私にとっては大きな楽しみの一つです。
旅先で「マクドナルド」や「吉野家」に入ることは、私には絶対にありえません。
食い意地だけは年齢を重ねても、低下することは無さそうですね


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