豊前善三つれづれ日記

　( Vol 2036 )　今日　国会閉会中における審議が　テレビ中継された　安倍総理　政府側の答弁は　建前だけで　誠意あるものではなかった


質問する　自民党議員の質問内容は　野党が追及するであろうことを　正当化するための論理展開をした

都合の悪い部分は　質問を避け　取り繕っていた

これでは　何のための　審議かわからない


野党の質問に対して　安倍総理は　的を得ていない　返答をしていた


これは　誠意ある説明とは言えない



何時間もかけて　質疑をしても　平行線のまま

それを　狙っての　自民党の手法が　見え隠れしていた




出席予定の　日本獣医師会関係者の出席は　自民党の直前の拒否に会い　実現しなかった


これには　安倍総理　官邸側にとって　不利になる要素があるから　ということではないかと推測される


なぜ　安倍総理が出席してまでして　審議を　するのか　その意図が　くまれていない


特に　安倍総理の答弁には　がっかりした


ワーキンググループ代表の　答弁は　背理屈を通していた

規制特権によって　官民の癒着を問題視し　それを打破するためにも　必要であるかのように言っていたが

特区においても　官民癒着は　生じるのである

そこには　許認可という　権力が存在するからである


森友学園問題　加計学園問題　も見方によれば　官民癒着の構造と捉えることができる


なぜ　特区が必要なのか　その理由の正当性が　はっきりしない


安倍総理の　スピードを持って　ということば　は　ある特定のものをさしていたものではなく　全体に言ったものである　と言う答弁は　妥当のように聞こえるが　ようく精査してみると　特定のものにまで　その言葉は　及ぶ


獣医学部新設に関する　特区についても　スピードを持って　という言葉を使った　といっているようなものである


忖度　という言葉で　捉えるのならば　この言葉の持つ力は　大きいものであるといえる


安倍総理は　関わっていない　と言っているが　そうとは受け取ることはできない



明日の参議院での審議には　はぐらかさず　誠意を持って　答えてもらいたいものである

また　審議において　委員長に要請のあった　参考人招致は　すべて受け入れて　再度　証人喚問という形で　開催してもらいたいものである


　

豊前善三つれづれ日記

　( Vol 2035 ) 安倍政権における国会議員の不祥事　対応で　人は見た目が第一　という言葉が　揺らいでいる　

ここのところの　安倍政権における　国会議員　官僚　大臣　総理　の言動　行動　に疑問を抱く　ことが多くなった

これらの人の　人柄は　一般的には　学歴　家柄　などが　判断材料になる

しかし　その判断材料に　異変が起きている


すばらしい学歴　家柄　であっても　人柄は　期待通りではない　ということを　証明した


人は　なにをもって　人柄を判断したらよいのか


人から　信用を得るには　学歴　家柄　容姿　という条件が　つきまとう

だが　それはすべてではない


人柄は　その人の気質であるので　見た目では判断できない

見た目が　大事だというが　それを１００％　信じて良いのか


国会議員の　選挙での選出には　その点を強調したものがほとんどである


しかし　その情報による判断は　正しいとは　言えない


選出した　国会議員たちの　不祥事で　期待は裏切られる


見た目を　信じようと思っても　現実は違う


どうしたら　人柄を知ることができるのだろうか


まず　人の言動　行動　に着目する必要がある　のではないか


人は　みな見栄をはる


だから　自分の見せたくないところは　見せない


人は　見せられているところだけで　判断


第一印象での　判断は危険を伴う


じっくりと　その人の　言動　行動を　観察してこそ　判断できる


安倍政権における　不祥事　その対応で　人となり　が　浮き出てきた　のが良い例ではないだろうか


いま　どう判断していいのか　　を問われている


観察する　という力を　つける必要がある　のではないか

特に　よりよい形の政治にするには　このことが必要ではないか
　　

人間社会は　信頼関係で成り立っている

そのことを　どのように捉えるのか


ウソで信頼関係を構築する　それでよいのか

それでは　真の信頼関係は　構築できない


不安定な　信頼関係でしかない