豊前善三のつれづれ日記 2011年12月31日 ブログをはじめました

日頃、感ずることについて考える。人間らしさを さまざまな人間模様。

豊前善三のつれづれ日記

2014年01月10日 11時27分26秒 | 日記
 ( Vol 1015 ) 東京電力の高値発注という 報道から見える 電力会社の経営体質の問題

電力会社の工事発注は 報道による 東京電力だけのことではない

すべての電力会社に 言える

電力会社の発注先は 関連子会社

そのため 税金対策 資金プール という行動に出る


支払いの原資は 電力利用料金である


この電力利用料金の決定は 電力会社の経営状況から 算出される


工事の発注金額を 水増し状態で落札させれば それだけ 電気料金に跳ね返ってくる

電力利用者は 文句も言えない


それを良いことに 経営体質は ずさん

公務員より 公務員らしい 思考行動になる


だれもクレームをつけることがない 天国なのである


それが 今回 報道された 高値発注である


いま 電力会社の経営体質が 問われているにもかかわらず 旧態依然とした 体質


だれもが 指摘しない

自らを 自ら指摘するという行動が とれないでいる


そのような状態が 電力会社の経営体質を 形成してきた

改革ができない 体質を生んでいる


競争社会体質でないところに 問題がある


すべてが 同族

それでは 甘い汁の温床になる


真に 改革するには 競争原理を 導入することである


それにしても 実際にかかる工事費用の 2倍から5倍の金額で 発注するとは 信じられない


いま 公務員に対しても 競争入札が求められる時代

それが 電力会社では 行われていない


信じられない ことである


その信じられないことが 現実に 電力会社で行われている ということである


電力供給を いかに 低い金額でできるか 電力会社は 考える必要があるのではないか

そのために 原発がある というのは 飛躍過ぎている


問題は 経営体質にあるのである


競争原理を 導入し 経営体質の改善を図り

経営に対する チェック機能を 設けることではないだろうか


なにも言えない 電力利用者に代わって 意見を言う 機関機能が求められる

そのことで 適正な経営 適正な価格による電力供給ができるのではないか



過去の内容一覧 (以下のことに関しては最下段の
「記事一覧」を参照ください

Vol 1014 やしき たかじん氏の死を悼む
Vol 1013 平成の自治体合併は 効果もあれば 罪もあった   自治体 地方議員は その責任を持つ姿勢が必要である
Vol 1012 箱根大学駅伝は 今年も 感動を与えてくれた 感謝したい
Vol 1011 自分の意見を言える風潮を 社会につくる必要があるのではないか
Vol 1010 岩手県釜石湾口防波堤復旧工事における 被害予測の公開についての 疑問
Vol 1009 沖縄県知事 仲井真氏は 政権政党になびきながらの 行動をとっている これは 風見鶏のように映る
Vol 1008 東日本大地震で被災した自治体の 都市計画における 津波浸水被害の想定基準が 満潮時ではない というのは 住民に対する意識を軽薄にするのではないか
Vol 1007 沖縄県知事の 辺野古埋め立て承認は 自民党政権の力による圧力に対する 苦渋の選択だったのではないか
Vol 1006 金融機関に預けられたままの「休眠預金」を どうするのか
Vol 1005 政府の 東電再建計画 柏崎原発 全7機 再稼働は 安全対策を 示さない 政治的 独裁的な 行動ではないか
Vol 1004 ソチ五輪代表選考会を兼ねた フィギュアスケート全日本選手権は 見応えがあった
Vol 1003 原発稼働の必要性を 力説するには まず 原発の安全性を 示す必要がある
Vol 1002 徳州会事件は 猪瀬都知事の辞任劇で終わらせてはいけない これは 政治と金の問題である
Vol 1001 企業も 個人も 公共の場 公共性ということを 考えるときではないか
Vol 1000 自民党は 絶対的多数を得て 政治は与党だけでやればいい と思っているのではないか 民主主義を歪曲させている
Vol 999 自民党 石破幹事長の 特定秘密保護法に関する 記者会見 答弁から見える 権力の危険性
Vol 998 イタイイタイタイ病を発生させた 三井金属と 被害者 住民団体との 謝罪を含んだ合意書を交わす という 報道から見る 企業の責任
Vol 997 軽自動車税が 1.5倍に 上げられる

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