豊前善三のつれづれ日記 2011年12月31日 ブログをはじめました

日頃、感ずることについて考える。人間らしさを さまざまな人間模様。

豊前善三のつれづれ日記

2013年08月21日 10時43分18秒 | 日記
 ( Vol 894 ) アベノミクスの経済効果策によって 労働者の環境は 悪くなるばかり ではないか

経済再生を目指し 自民党 安倍政権は アベノミクスを 行った

この効果はあるのか

ドイツ連邦銀行は アベノミクスの効果について 経済押し上げ効果は 短期的である 

と批判

このことから見えることは 経済政策は 企業への刺激策でしかない ということではないか


労働者 消費者に 目を転じてみると どうだろうか


残念ながら アベノミクスの恩恵には 預かれない

労働者の賃金には 跳ね返らない


労働者の環境は 自民党政権時に 成立した 派遣法によって 悪くなっている

いま また 派遣法の改革が なされようとしている

それは 企業寄りの 改革である


非正規雇用は 労働者全体に 占める割合は 徐々に増えてきている

また 正規労働者と非正規労働者との 賃金格差は 一向に縮まらない

労働者環境には 手をつけず


企業の活性化に 手をつけている


その考えは 企業あっての労働者 ということか

だが そうではない

企業 と 労働者が あって 成り立っている


どちらが欠けても だめである


しかし どうだろう 赤字解消のためには 企業の活性化 と語気を強める

労働者抜き である


これで 経済再生は 成り立つのだろうか


企業は 政府の後押しを 当てにしながら 国内には 向いていない


国内における 産業復興は 望めない 状況にある


そのような 状況の中で 労働組合は 企業内 組合を維持し続けている

企業内組合では 労働者の地位は 確保できない

欧米のような 職種組合によって 労働者の環境は 維持できる

そこに 踏み込むことができない 労働組合


国の借金は 1000兆円を越えた いま 何をすべきか


政府 議員 公務員は 危機意識をもって行動すべきではないか

安泰のために 赤字国債を 発行紙続けているのは 異常としか 映らない


全国民 全企業 全労働者 全消費者 が 考えなければならない のではないか


特に 政府 議員 公務員 の金銭感覚 経営感覚 が鈍いのには 呆れてしまう

もし 民間企業だったら どう経営の刷新を 図るか

そこを考えてもらいたい


紙幣の増刷発行 などという 愚かな考えは 捨てなければならない



自分の懐だけ 安泰であればいい という考え方で あってはならない


労働組合も 自分たち組合員の 安泰だけを 考えていてはならない


いま 国民全体で 安泰を目指す 考え方を 持たなければならない


他人の不幸は 自分の不幸でもある くらいの 気持ちを持ってほしい


国家予算の 半分が 借金によって 穴埋めされている

そして 借金返済のために 借金をしている


この現実を 直視する必要がある


国民総生産GDP が 上がった というが

その内訳は どうなのか


その上昇は 一時的な ものではないだろうか


長期的な 上昇とは 思えない


そのような中で 生活環境を どう改善するのか


湯水のように 税金を 市場にばらまいているが 大丈夫なのだろうか

どうも 国の借金は 解消されないように 思えてならない


国内に お金が流れるような 仕組みを つくらなければ 国民の生活は 良くならない 

いま 特に 立ち上がらなければならないのは 労働者ではないだろうか


企業べったりの 御用組合から 脱却して 労働者の生活環境を 守るために 行動する必要がある


そのためには 企業単位組合から 職種単位組合に 改革する必要がある



ストップ・ザ・赤字 を掲げ 真剣に取り組んでもらいたい

雪だるまのように どんどん大きくなっては 国政は  行き詰まってしまう

いま 国家予算 約90億円の内 22億円が 借金返済として計上されている

この現状を どう認識するのか


これは 政府だけではない 国民自ら 問題視しなくてはならない

ここまで 借金を膨らませたのは 自民党政権に他ならない

その責任を感じて 対処してほしい ものである

その自民党政権誕生に 荷担した 国民にも 責任はある


また 労働者の 職場環境を 悪化させるようにした要因として 労働組合のあり方である

労働組合 自体も 考えを 改めなければならない

非正規雇用の労働者は ますます 窮地に立たされている

正規雇用 非正規雇用の区別なき 労働組合の結成ではないだろうか

ボーダレスの組合を どう構築していくか

労働者の立場を 守るには 労働組合が必要である

企業のための 労働組合であっては ならない のではないだろうか

いまや 企業は 家族主義的な 雰囲気は 持ち合わせていない 

その現状を 労働組合は 認識すべきではないか



日本の危機を 乗り切るため 脱出するために 長期的な 日本の未来像を 描かなくてはならない

未来を 想像してほしい ものである

自分さえ良ければ という 論理では 打開できない 状況に来ている


協力してこそ 打開できる のではないだろうか






過去の内容一覧 (以下のことに関しては最下段の
「記事一覧」を参照ください

Vol 893 民主党代表 海江田氏の 安倍総理の 戦没者記念式典での 式辞に対する 批判は ぼけていないか
Vol 892 世界陸上は 競争の厳しさと 競争の美しさを 演出した
Vol 891 サッカー ウルグアイとの親善試合後における 本田選手の発言に対する 報道の取り上げ方は 日本的発想である
Vol 890 原爆の悲惨さを描いたマンガ 「はだしのゲン」を 島根県松江市教育委員会は 学校の図書室の図書として 一部表現が 好ましくない として 閲覧できないよう 学校へ 指示 これは妥当か
Vol 889 終戦の日の 安倍総理の 国内向け演説に終始したのは 一つの考え方で良いのではないか
Vol 888 宮崎駿監督作品アニメ映画「風立ちぬ」に対する NPO法人 日本禁煙学会の たばこ規制条約を根拠とした 抗議は ピントがずれている のではないか
Vol 887 自民党政権が 原発再稼働に 固執するのは 東京電力の赤字解消の目的が あるのではないか
Vol 886 若者が 冷凍庫内に 入って写真に撮り インターネット上に 投稿するという 愚行が 多くなっている その行為に対して 厳罰を持って 対処する必要があるのではないか
Vol 885 報道番組 「原発と原爆」から見えてきた 政府による 真実の隠蔽 情報操作 の恐怖
Vol 884 日本の借金は 1000兆円を越えたと 財務省が発表 債務超過の現象 いつまで 借金をつづけるのか

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする