裏甘×辛 ドラマ、映画の感想

最近は映画の感想が多いです。
あとYouTubeの宣伝とか。

今回の選挙結果を考察する -2-

2005-09-12 01:19:08 | つぶやき
次は北海道、特に俺達が住んでいる道東、七区のこと。
「北村直人」敗れる。
この自民圧勝の中、何故?

俺は「比例」に「自民」ではなく「大地」と書いた人が多いと思っています。
結果、比例で「鈴木宗雄」が当選しました。
だからこれはあながち間違っていないだろうと。

では、釧路管内の人達は「郵政民営化」に反対だったのか?
違うでしょう。
問題は北村直人の行動と発言にあったと思います。

過去には自民党から離党し、新生党に行きました。
ですがその後「新進党」(まあこの辺はややこしいから割愛)政権が続かないとみて?「自民」へ戻る。
復党したかと思えば「加藤の乱」に参加。ご存知のとおり失敗。
そして郵政民営化法案に欠席。(時系列はあってるかな?)
なのに「推薦」が欲しかったからか「改革の入り口は郵政の改革である」と発言。
これが痛い。
これを有権者は見ていたわけです。
ですから、比例に「大地」と書いても郵政民営化には賛成な人達はそれでも自民党だからと「しぶしぶ」北村直人に投票していたと思われます。
この「しぶしぶ」が明暗を分けたのではないでしょうか?
つまり、「だったら違う人に」と思われたとしても仕方がない。紙一重。
この自民追い風に乗れなかった原因は、それしか考えられないのです。
まあ現実的に国政で何をしているのかが見えてこないという問題もあったでしょうが、さっき書いた経緯を考えれば理由もわかるでしょう。

元々、何故か「七区」選出だったのに「合同庁舎などの役割を十勝に」と言っていた人(のはず)なんですよね。以前の選挙戦で何故か帯広に応援を送っていたり?するし。行動が不明瞭な人です。
あの頃は鈴木宗雄に力がありましたし中川昭一に覚えが良い方向に持って行きたかったのかもしれませんが。(酪農繋がりもあり?)

そして鈴木宗雄は、中川昭一との確執が続いているのか、それとも自民党への忸怩たる思いがそうさせたのか、民主党の仲野ひろ子と連携した。
比例区で「大地」と書くならば、七区では「仲野ひろ子」と書いてくれ。
これが仲野ひろ子大躍進の一旦だとは言えないだろうか。
全ては俺の勝手な推測に過ぎないのですが。

とにかく、これで国政に参加する人達が決まりました。
後は一票の重みを感じて欲しい。
それが叶わないようなら「意見」する。
それぐらいの気構えを持っていたいと思います。
その為にはもっと勉強しなければいけないし、もっと情報を独自に集め分析していく必要があるのです。

今回の選挙結果を考察する

2005-09-12 00:01:52 | つぶやき
開票速報が続く中、北海道、特に道東で注目の二議席が決まったようです。
そろそろ今回の選挙について感想を述べてもよいころでしょう。
テレビでは「自民圧勝!300超えか?」という見出しが躍っています。
何故こういう結果になったのか、個人的にまとめてみたいと思う。

まず自民圧勝のわけ。

「郵政改革賛成」「小泉劇場」
色々と言われています。
「改革を止めるな」っていう言葉に魅惑を感じるのは事実です。
郵政改革が何なのか解らなくても、道路公団の問題を知らなくても。
「今」を変えてくれそうな響きがあるから。
小泉劇場? 自民党をぶっ壊す? 大いに結構。
これも小気味いい。
破壊的衝動は誰にでも少なからずある。
ましてサラリーマンには会社のシステムをぶっ壊したいという内に秘めた衝動がある。
上の奴らをぶっ飛ばしたいという願望がある。
小泉純一郎という人は、その夢をある意味叶えてくれた。

「自民党をぶっ壊しても改革する」

その言葉を信じて前回投票した人達もいただろう。
半信半疑でずっと眺めていた人も多いはず。
ところが、小泉はやってしまった。

本当に自民党をぶっ壊した。

改革に反対する古い議員達を次々に追い出した。
それがこの選挙の役割。
誰もがよく口にする。

「どうせ公約なんて守られない」

ところがこの人は守ってしまった。
この結果がどうなるかは後のことだ。
だけど「公約が守られた」という現実は変わらない。
ようするに「自分の一票に意味がある」ことを期待させてくれる。
このことはもの凄く大きい。
「どうせ俺が一票入れても…」
そう思わずに済む。
それどころか、「郵政改革」「道路公団」その他の色々なこと、その全ての当事者として国政に参加できるような錯覚を与えている。

「この国のシステムをぶっ壊す」イベントに参加できる。

俺達はもしかすると、初めて「国政に参加できる選挙・首相」を体験しているのかもしれない。
そう思わせてくれる。
これがこの選挙の自民圧勝のわけだと俺は思う。

長くなりそうだから続きは後で。