五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ まんがタイムスペシャル 感想①

2012年03月26日 | ◆4コマ誌⑦ まんがタイムスペシャル

2012年5月号

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 今月の『恋愛ラボ』感想はこちら

 表紙は『恋愛ラボ』のマキですが、最終回をむかえる『ベツ×バラ』も大きく載っています。

 何でも、アンケートが大きく影響したらしいとか・・・ やはり重要なんですね~、アンケート。

 

 

 今月の「位置って何で賞」は、『おーがちゃん』より、いぬきさん!

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 いぬきさん、おーがちゃんの“悪行”にお怒り。 まあ、お胸をつつかれたんですが(^^;

 その際に、「位置を押された」らしいんですけど、はて? 位置って何じゃいな??

 これは後学のために、ぜひとも拝見いたしたくぁwせdrftgy…

 

 

 

【最終回!】

●ベツ×バラ (曙はる 先生)

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 ついに、最終回をむかえた別所さんと原田くんの物語。

 しだいしだいに惹かれあい、絶妙な距離感をたもっていた2人が

 ついにくっついたわけですが、仕事場での2人はいつも通りな感じ。

 原田くんの方はキスを迫ったりもしますけど、別所さんの方が厳しくストップ!

 そんなやりとりにも、ニヤリとできる楽しさがありますね~。

 公私をきちんと分けて付き合える関係というのは悪くないです。

 

 そのことをわかっているのは、お節介おばさ・・・もとい、お姉様のカナさん。

 彼女が語る2人が付き合う「タイミング」というのは、ひじょーに納得できる言葉でしたね。

 【見ていてくれたひと】のタイトルが、2人にとってのカナさんの重要性を感じさせます。

 

 

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 そう、タイミング。

 はじめは年上の後輩としてやって来た原田くん。

 あの頃の彼も、それはそれで魅力ある男性キャラクターではありましたが、

 今よりも浮つき気味でしたし、何より別所さんへの誠実さが今ほどではなかった印象。

 

 でも、「女の子にだらしなくて」と言っているのは、今では「だらしなくない」ということ。

 この変化は、原田くんにとって別所さんの存在が、いかに大切であるかの証明

 とも言えるのではないかな~・・・なんて思ったり。

 

 まあ別所さんも、昔は気が多いと言いますか、惚れっぽい性格だったのは

 忘れないでほしいところですけどね(^◇^;)

 ただ、彼女もまた「原田くんとはだいじに付き合っていきたい」と言っているように、

 あのころの惚れっぽさはなくなっていて、それも原田くんがいかに大切かを以下略・・・

 

 2人の変化は、それぞれの成長の証しでもありますし、

 同時にそれだけ互いの関係が特別であることも感じさせます。

 だからこそ、ここまで成長し、互いの関係が深まるまで引っ張っての

 「タイミング」だったのかな・・・ なんて納得できてしまうわけです。

 今までのお話が、その過程であったと考えると、ちょっと感慨深いものがありますね~。

 にしても、居酒屋での2人のやりとりには、ニヤニヤしながら大笑いでしたよ!゜(*゜´∀`゜)゜

 

 

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 2人が最良の時にむすばれての最終回。

 今まで絶妙な距離感でやりとりしてきた2人の、ひとつの到達地点でのシメとなりました。

 

 「やさしい人が好き」

 ゆえに原田くんは誠実に・・・

 そして、彼の誠実さに応える別所さんの想いからは、

 「原田くんだからこそ」という意識が感じられて・・・ まあ何というか、これぞ愛だよね(ぇ

 

 最後は、いつもの2人のやりとりに安心感を覚えつつの、最高潮でむかえた最終回。

 コミックス3巻は、5月7日発売予定。

 そして次号より、スピンオフ集中連載(コミックス収録せず)がスタートとのこと。

 さらに、作者様ページでは同人誌の告知まで・・・?

 また、『踊る!アントワネット様』の作者・にしうら染先生によるイラストも!

 

 まだまだ終わらない『ベツ×バラ』ワールドでありますが、物語としてはこれにて閉幕。

 長々と語ってしまいましたが、それだけ好き作品だったということであります。

 スピンオフ集中連載では、原田弟・智樹くんやカナさんの話なんかが描かれると嬉しいな~

 ・・・なんて考えつつ、楽しませていただきましたー!!!

 

 

 

【ゲスト作品】

●そよ風そよさん (櫁屋涼 先生)

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 そよさん、まんがタイム全6誌をジャック中!

 うちわで空を飛ぶ姿と、けなげな性格が愛らしいそよさんのおだやか楽しい日常風景。

 

 今回は、子猫と出会うそよさんのお話。

 子猫もこれまた愛らしさをふりまいておりましたが、そよさん同じ体格なんだな(^∇^;

 そよさんが子猫のお世話に苦労している姿に笑いを誘われてしまう可笑しさがありました。

 ミーさんが助けてくれるのも、いつものこととはいえ、ありがたさが倍増ですよ。

 

 そんな風に、そよさんのけなげさと、子猫の愛らしさ、

 頼れるミーさんの見守り視点がすこやかに楽しかったのですが、

 最後は微笑ましくも、少しだけ寂しいシメになっていて、穏やかな切なさを感じさせます。

 まさにそよ風のごとく頬を撫でてゆくような、ふわっとした感覚がありました。

 

 心地よく、楽しく。

 コミックス1巻が、4月7日発売の本作品。

 「まんがホーム」にて連載中ということで、今後も楽しみです!

 

 

 

●アイして・やえば (三宅あきた 先生)

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 変わり者の歯科医と、みごとな八重歯をもつ青年のお話。

 歯並愛さんと八重直人くん。

 愛さんは、友達も恋人もいないけど、「歯」を異常なまでに愛する変な人。

 直人くんは、ごく普通の営業マンだけど、八重歯のせいで人から怖がられてしまう損な人。

 そんな2人が出会ったことで・・・?

 

 とにかく「歯」が好きために人の顔を見ず、歯にばかり注目してしまう愛さんの変人ぶりや、

 好青年なのに歯のせいで、人に避けられてしまう直人くんのフビンぶりが面白い作品。

 私としては、歯科医院にやって来る患者さんと愛さんとのやりとりが笑えるポイントでした。

 

 “美しい歯並び”の持ち主である直人くんに出会った愛さん。

 彼女にめばえた変化の兆しがうかがえるラストシーンが、

 なかなかにドラマティックで良い感じでしたので、つづきを期待しておきたいと思います。

 

 

②へつづきます。

 


◆ 今月の『恋愛ラボ』

2012年03月25日 | ◆4コマ誌⑦ まんがタイムスペシャル

まんがタイムスペシャル 2012年5月号より

 

 

以下、ネタばれあります。 (未読の方はご注意ください)

 

 

 

●恋愛ラボ (宮原るり 先生)

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 生徒会交流会へ向けて、「清楚」を演じようとするリコ。

 しかし、そこに予想外の人物が現れて、ちょとテンパリ気味に。

 はたして彼女は、無事に交流会を乗り切れるのか?

 ・・・なんて感じに始まりましたが、何もリコだけが気負っているわけでもないようで。

 

 

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 まずは、エノ先輩。

 リコとマキの2人をさがすエノ先輩が遭遇したのは、例の彼!

 もはや運命だと言わんばかりに、エノ先輩の赤面・乙女妄想がさく裂してます(^^;

 

 彼のあだ名が「ウ〇コ」になってしまっているのはご愁傷様ですけど、

 そんな言葉を口に出して叫ぶなよ・・・ リコさんや(;´Д`)

 「UK」とか笑っちまったじゃないか! リコさんの下品さが光ってましたね(ぇ

 それはともかく、エノ先輩にとって“王子様”との再会は、燃える要素。

 やたらと気負ってしまったようですけども、これが吉と出るのか、はたまた・・・?

 

 

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 そして交流会の本番に、さすがのマキも緊張中。

 さらに、ヤンのことも大きな心配要素となっていますね。

 まあ本人は逆に、その状況に燃えているようですが(^∇^;

 

 ただ、内気なスズも極度の緊張状態で、なんか面白いことになってますし、

 先に述べたように、リコやエノ先輩も気負った様子で、

 藤女生徒会は、普段の実力どおりに進行できるのかどうか不安になってしまいます。

 何かアクシデントなりトラブルなりが起きてしまうのかも・・・?

 

 

 それにしてもヤンが知らずとはいえ、藤女の生徒会長をべた褒めしていてるのが楽しい。

 でも、彼の藤女会長への幻想は、とても純粋な想いだけに、

 真実を知った時に「だまされた」と感じる度合いも高いんじゃないですかね?

 

 花火大会のときに、ヤンは信義に基づくビジネス思考で物事をとらえるタイプの人間だと

 私は感じたわけですが、おそらく彼にとって「信義」はかなり重要な要素のはずです。

 なので、マキが思うほど簡単に事が済むのかどうか・・・?

 まあそんなことは杞憂で、この後ヤンが「幻想」と「現実」を一体化させてゆくということも

 じゅうぶん考えられるんですけどね。

 ただ私は、ヤンは無意識にリコの方を向いているんじゃないかと考えていますので・・・?

 

 ・・・なんてことを考えつつ、交流会の始まりに、

 リコ・マキ・エノそれぞれの想いがどう展開するのか、ますます楽しみです!

 

 

◆ まんがタイムスペシャル 感想①

 


◆ まんがくらぶオリジナル 感想②

2012年03月24日 | ◆4コマ誌⑥ まんがくらぶオリジナル

2012年5月号 のつづきです。

 ①は、『リコーダーとランドセル』 『恋活幼稚園』 『路傍のミオ』です。

 今月号、感想書ききれませんでしたけど、

 エイプリルフールに登校日の作品多かったですね・・・ 多いと言っても3作品ですが(^^;

 

 次号、アニメ『しばいぬ子さん』のスタート記念として、プレゼント企画やアフレコレポートが!

 さらに、スペシャルゲストに坂巻あきむ先生がご登場と、いろいろ楽しみです。

 

 

●うちの姉様 (野広実由 先生)

 今回、お花見な姉様たち。 遠野くんはお約束としても、「パンキーモモ」さんまで登場!

 紅葉狩りで会いましたが、今回は桜と、季節の花に縁があるキャラクターなのかな?

 名前はアミさん。 孤高の女性ですが、要するに“ぼっち系”(^^; また変人が増えたよ!

 

●はるまち・ダンス (佐藤両々 先生) 

 トメちゃんとさっちんの高校生活スタート! クラスが分かれて、さっちんは寂しそうですが?

 入試のときの「おっぱいちゃん」こと関佐保姫さんに、担任の都窪大五先生(都窪家!)、

 生徒会長・日野光理さんなどなど、学園生活を期待させる人たちが大勢。 今後が楽しみ!

 

●ラジ娘のひみつ (小坂俊史 先生)

 4月の番組改編期を前に、聴取率の調査が始まるということで、ディレクターも本気!

 そんなお話でしたが、あいりさんのやり方があまりに自由すぎて、ラジオってスゴイなと(ぇ

 しかし大事な教訓は、偉い人のご機嫌損ねちゃいけません!につきますよね・・・真理だよ。

 

●いとおかし (楠見らんま 先生) 

 いきなり胸をもまれるあおいちゃん・・・!? 萌黄さん、いくらなんでもいきなりそれは(´▽`;)

 みどりさんまでもんでたけど、なんで男なのに、もまれて淫靡な感じがするんだろうかな・・・

 それと最後のあおい&みどりさん! とんでもねえショットに大笑いでしたよ!!゜(*゜´∀`゜)゜

 

●まちこう! (浦地コナツ 先生)

 仕事が休みなら、ゲームやマンガを楽しみたい金森くんの気持ちはわかる!・・・のだけど、

 ひな子さんは休みであっても工具の買い出しで、彼女のプロ意識の高さがうかがえます。

 父の背中を見て育ってきたひな子さんだからこそ、ですね。 子供の頃の姿が可愛かった!!

 

●そんな毎日 (おーはしるい 先生) 

 声をかけても返事をしない猫たち。 飼い主と猫とのコミュニケーションという点で興味深い。

 「心から信頼している人にだけ返事をします」って、ポパイ&オリーブも・・・なの?(;´Д`)

 なんとか返事させようと奮闘するママさんの姿が面白い話でしたが、最後をみると一安心?

 

●S・Aで会いましょう (胡桃ちの 先生)

 謎のカマっぽいオジサン登場! と思ったら、フクちゃんの旦那さん~!!??

 物腰おだやかなお方ですが、デコトラがラブリーに派手だったり、けっこう大胆な面白い人。

 さすがフクちゃんの旦那さんという感じでしたが、ラストの写真に驚愕! 新たな“仲間”か!

 

●病んカノ (唐草ミチル 先生) 

 日曜なのに黒須さんが隣に寝てる・・・!? 混乱する八重樫くんに迫る影に笑い!゜(*゜´∀`゜)゜

 そんな今回、エイプリルフール・デートで、いつも通りに落差激しい黒須さんが楽しいお話。

 でしたが、最後の「4月1日くらいウソついて下さい」はよかったな~。 オチついたけど(^^;

 

●おかんとみっぴー (るうの 先生)

 おかんの会社に新入社員が2人きて、いろいろ大変そうですが、これくらいは許してやれよ。

 そんなフレッシュな季節のお話な今回、様々なタイプの“フレッシュ”が描かれていて面白い。

 スーパーのバイトさん・ネタはわかりますわ~。 ベテランの方は分けてくれますよね~。

 

●ハルカな深宇宙 (たなべひろき 先生) 

 ここでも新たな出会いの季節! ハルカ教授のもとへ謎の2人組がやって来ていますが・・・

 NASA研究機関のブラウン副所長と娘・ユーノさん。 ユーノさん、セクシー系で可愛いけど

 何やら隼くんとライバル関係に? 己のやるべきことに悩む彼が、ここからどう動くか期待!

 

●のぶながちゃん公記 (くりきまる 先生)

 信秀公の体調芳しからずな今回、何とか誤魔化そうとする信秀&じい政秀が楽しいな(^^;

 【マンガで覚える歴史】シリーズもわかりやすく、信秀公の凄さが伝わってきますね~。

 皆からの尊敬と軽蔑のまなざしが良い4コマ・オチ。 本作品の信秀公、お茶目で好きだな。

 

●しばいぬ子さん (うず 先生)

 エイプリルフールに登校日の作品・・・と書きましたが、本作品は登校日とは限らんですね。

 スゴイ4月1日ネタに、さすがの茶子さんも普段のクールが吹っ飛んでいたのは面白ッ(^^;

 最後の茶子さん怖いけど、4月1日よりアニメ放映スタートとのことで楽しみ!コミックスは?

 

 


◆ まんがくらぶオリジナル 感想①

2012年03月23日 | ◆4コマ誌⑥ まんがくらぶオリジナル

2012年5月号

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 今月号より、表紙が『リコーダーとランドセル』に!

 やはり、アニメが好評なためでしょうかね。

 これを機会に本誌を読む人増えるでしょうから、他の作品もアピールに力が入りそう?

 

 

 今月の「悟りは1日にしてならずで賞」は、『いけどん三世帯』より、黒金魚先生!

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 姑さんに対して憤りを感じつづけて数年と数か月・・・ ついに悟りの境地に至る先生。

 後光が差してきそうな晴れやかなご尊顔でありますが、まあそんな簡単にいかないと(^^;

 私だったら、こんなストレス生活、真面目にムリですわ。 うーん、価値観が違いすぎる・・・

 

 

 

【今月のピックアップ!】

●リコーダーとランドセル (東屋めめ 先生)

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 フレッシュな季節ということで、新入生をむかえるのは高校も小学校も同じ。

 あつみさんは新入生に間違われるし、あつし君は新入生の世話で不審者扱いだし、

 姉弟ともにせわしなし。 そんな様子が楽しいお話でありました。

 

 しかし今回は、あつみさんがモっテモテでしたね~。

 小林マコトくんが「宮川あつみのそばにいたいだけだ」とか、

 吉岡先輩が「宮川あつみが一番かわいいぞ!」だとか、オイオイどーゆーことだよ?

 いや、まあ吉岡先輩はアレなんだけども・・・

 

 今後は表紙・巻頭ということですが、その第1回ということもあってか、

 おもな人物は盛山先生以外、だいたい登場しています。

 そんなこんなで新たな始まり・・・ 今後も楽しみです!

 

 

 

【ゲスト作品】

●恋活幼稚園 (ミキマキ 先生)

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 幼稚園の先生と、ませた園児のかけあいが楽しい4コマ漫画。

 あさひ幼稚園の相良ゆき先生(28歳)は、恋人にフラれたばかり。

 そんな彼女にきっついツッコミ入れてるのは、クールな園児・速瀬柊くん(5歳)。

 

 しかし、恋人にフラれても「今は仕事が第一!!」なんて強がり言っちゃう先生に、

 容赦ないツッコミ入れてしまう幼稚園児って、どうなのよ?(^◇^;)

 さらに、もう1人のおませ園児・萌さんも、柊くんとのコンビで面白い。

 

 そんな2人のませガキ・・・ もとい園児にふりまわされる先生の反応が楽しいですね~。

 まあ、いくら大人びていても、まだ園児は園児といったところもある柊くん。

 この両名のかけあい的やりとりは、もっと読んでみたいので、つづきを期待です!

 

 

 

【新連載!】

●路傍のミオ (小池恵子 先生)

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 「泣き虫占師のハートフルコメディ♪」とあります。

 祖父から継いだ店で、占師をはじめたミオさん。

 占石の「声」を聴いて占いをしているようですが、これを正直に伝えてしまうものだから、

 お客様の機嫌をそこねて商売にならないようで(^^;

 

 この占石、いつも怒っているような気難しいタイプのキャラクターになっていて、

 まだ新米であるミオさんとの関係を面白いものにしています。

 どちらかといえば、石さんの方がベテランでアドバイスをしているという主従逆転の関係。

 そんな2人のやりとりが楽しいうえに、そこから「ハートフル」な方向へ話をもってゆく流れも

 良い感じの作品となっています。

 

 気難しい占石と、けなげで可愛らしい占師ミオさんの物語。

 昨今、「占師」というとマイナスイメージがただよっている気もしますが、

 この作品では、どのような占師像を見せてくれるのか?

 小池先生のコメディ4コマであることはもちろん、「ハートフル」という点にも注目しつつ、

 今後が楽しみです!

 

 

②へつづきます。

 


◆ まんがライフ 感想②

2012年03月22日 | ◆4コマ誌⑤ まんがライフ

2012年5月号 のつづきです。

 ①は、『プアプアLIPS』 『トランス×トランス』 『数学女子』です。

 

 次号は特大号ということで、「まんがライフPOYO」が付いてくる・・・!?

 なんだか、ポヨづくしの小冊子?になりそうで楽しみです。

 しかし『Good Morning ティーチャー』が、ついに最終回を迎えてしまうのは、さびしい!!

 

 

●ポヨポヨ観察日記 (樹るう 先生)

 春の陽気に誘われて、萌さんから離れたポヨが飼えて来なくなってしまった今回のお話。

 猫の生態をうかがえて楽しかったですね。 萌さんと、英&父の態度の違いも面白かった。

 このまま行方不明になるケースもありそうだけど、ポヨはやっぱり萌さんの所が落ち着くか。

 

●Good Morning ティーチャー (重野なおき 先生) 

 ついに生徒たちとの別れを迎える東先生。 涙が止まりませんが、ダイブは止めれ(´▽`;)

 「最っ高の生徒だった!!」と叫ぶ心は真実でしょうけど、上原くんのクールなツッコミには笑!

 皆の別れぎわの言葉1つ1つにも、胸に迫るものがありました。 笑いと涙の按配が絶妙。

 

●お姉ちゃんが来た (安西理晃 先生)

 孝喜くんの登場で、上には上がいると感じる朋也くん、何気にヒドイぞ(^◇^;)

 でも藤咲さんとの関係が、孝喜くんがらみで少し切ない方向へ行ってしまったのには驚き。

 てっきり、藤咲さんが「いつの間にか本気に」なって、一香さんと争うのかと・・・ ふむふむ。

 

●かてきょん (あづま笙子 先生) 

 今回、らいらさんの母上登場! カムイ先生が誤解するのもやむを得ない不審者ぶり(^^;

 おっとりしたご婦人で、雰囲気が似ていることから、らいらさんの大人姿を想像する先生が

 可愛らし~な~。 というか高塚家は、ななかさん以外ふわふわ系なのか・・・父にも期待!

 

●ななこまっしぐら! (小池恵子 先生)

 春に燃えるななこさん! フレッシュな気持ちで新婚気分を、タクさんにぶつけてます(^∇^;

 でも、動じないタクさんがさすがです。 最後の“のろけ”といい、2人の仲良しぶりが楽しい。

 やっくんの「初心」はわかるな~、新人時代のミスとかトラウマですよ。 「あ゛ー!!」ってなる。

 

●わく・わくワーキング (おーはしるい 先生) 

 【わくわく4巻読んでね】の「シュベールの青い空」に笑った! おーはし先生のお気に入り。

 もとは全28巻でしたっけ? みおさんは復刻版でそろえたんだ(^◇^;) このヲトメめッ!

 オスカーとライアンが、中野&高沢くんに重なって面白すぎます。 ぜひ、スピンオフで(ぇ

 

●チェンジアップ! (秋吉由美子 先生)

 まだ、4回裏という状況で、箕島くんにアクシデント発生! これは大ピンチの予感です。

 緊迫感がただよう中、心配して手当てする池田さんに、健在を示す箕島くんの心意気。

 でも、表向き平静をよそおう彼の判断は、吉となるか凶となるか・・・ フキンシンにも楽しみ。

 

●キャバはじめました (忍田鳩子 先生) 

 もー兄とは縁を切ればよかろうに・・・と思ってしまう他人事ではありますが、本人切実(^^;

 そんな今回、皆の家族構成がわかるお話で楽しい。 末っ子、1人っ子、双子と様々だけど、

 ユカさんの姉には驚愕!双子・・・だと? そして、銀次さんのご家族にも吃驚でしたよ!!

 

●ギンダラとキンメダイ (渡辺伊織 先生)

 今、「占い」の話はけっこうタブーな気もしますが、占いを気にしすぎる姉・百萌さんのお話。

 「いいモノだけ信じましょう」と言いながら、気になると止まらないというのは、わかるな~。

 でも、それとは裏腹に運動・学業ともに好調なのが面白い。 菜々葉さんのフォローもイイ!

 

●がーでん姉妹 (竹本泉 先生) 

 春はいろいろ行事が忙しく、カナリちゃんも中学校入学です・・・小学生じゃなくなるのか(ォィ

 とはいえ、今回は3人の姉、空子・風子・花子さんの個性が爆発したお話でしたね(;´∀`)

 かなり自由人だな~、まあそこが竹本先生作品らしいですけど。 これで5人とも中学生?

 

●野獣女子高生 (吉田仲良 先生)

 今回は、ブルドッグの秋奈ちゃんが春の居眠りで、いろいろ騒がしいお話。

 学年トップの彼女に何があったか気にする先生たちですが、そこには大事な理由があって、

 という展開に、本田先生の良さが見えたのが気持ちよい! 最近、春子先生がマトモだね。