2014年2月号
表紙は、新年ムードのミカちゃんたち!
寒い季節に、そのスカート丈はいかがなものなのでしょう(^^;
また、アニメキャストのインタビューが掲載されている『お姉ちゃんが来た』や、
ゲスト『ちぃちゃんのおしながき』、新連載『制服あばんちゅーる』、
短期集中連載『ポラリスをめぐる』など、盛りだくさんであります。
今月の「目次4コマ進出で賞」は、『ラジ娘のニュース』!
なんと今月号より、『ラジ娘のひみつ』の恩田あいりさんが、目次4コマを務めることに!
まんがくらぶオリジナルで連載中、裏表あるあいりさんのパーソナリティぶりが楽しい作品。
今回は、流行語大賞をネタに、みごとなオチをつけていて笑いましたけど、
パートナーとなる苺谷さんとのコンビが、連載とは違った魅力になりそうで、期待です!
【12月27日、コミックス8巻・発売!】
●わくわくワーキング (おーはしるい 先生)
トビラ、着物姿のみおさんが、たおやか・・・ですが?
今回、母さん助けて詐欺の被害に遭いそうになってしまいます。
「母さん助けて詐欺」って正式名称ですよね? 誰も呼ばないでしょうけども(^^;
本作では、「成りすまし詐欺」と称されています。
家族からの帰省を催促する電話の後、兄からかかってきたと思い込んだ電話が、
まさかのサギだったらしく、気づかずにいたみおさん、ピンチでありました。
まあ、相手を兄だと思っていたので、事なきを得たのは面白かった(´▽`;)
その話をみんなにした所、中野&ともみさんはともかく、
高沢くんにまでツッコミ入れられていたのは、笑いましたよ!
ついに、彼にまで・・・ 【あーあ】というタイトルが絶妙でした。
中野くんの気づかいを疑ったり、みおさん、だいぶ疑心暗鬼になっていたのも、
見当違いなあたりが可笑しかったわけですが、ある程度は仕方ないですよね。
などなど、「母さん助けて詐欺」に引っかからないようご注意を、といったお話。
コミックス8巻が12月27日発売とのことで、今後も楽しみです!
【新連載】
●制服あばんちゅーる (原作:さぬいゆう 先生/作画:伊丹澄一 先生)
恋したい風紀委員少女の、青春学園コメディ!
絲生さんは、風紀委員長。
嘉湧くんと共に、学園の風紀を守って(?)いますが、
なんだか彼の事を気にしているようなそぶりも、あったりなかったり?
まんがライフSTORIAに掲載されている人気作品が、本誌でも連載スタート!
今回は、新入生の歓迎会で配る小冊子に、何を書くか聞かれた絲生さん。
途中までいいこと言っていたのに、思わず、恋の願望へとつなげてしまって、
嘉湧くんから呆れらています(^^; でも、可愛らしかった~。
風紀委員である絲生さんは、生真面目っぽい感じですけども、
恋に恋していると言いますか、恋したい欲求があるらしく、
そんな部分の見え隠れする様子が、可笑しかったり、可愛かったり。
STORIAでも、嘉湧くんが他の女子と2人きりでいるのを目撃して、
1人で焦ったり、落ち込んだりしてましたし(;´∀`)
などなど、風紀委員少女による青春学園コメディ。
絲生さんの個性を中心に、どのような物語が展開するのか・・・
今月号より連載開始とのことで、期待ですね!
【ゲスト作品】
●ちぃちゃんのおしながき (大井昌和 先生)
小料理屋で料理をつくる小学生!
まんがライフオリジナルや、くらぶオリジナルにて連載中・・・ て、説明不要ですかね。
10周年ということもあってか、ゲスト登場。
寒さが増してきた季節、温かな料理で心もぬくい、そんな「みづは」の風景です。
今回は、1回だけ上司さんと来たお客様が再訪。
お客の顔をきちんと覚えているちぃちゃん、さすがですねえ。
そんな彼女に出す料理は、まるごとカキグラタン!
美味しそうなのは当然として、その感想が的確にアフレコされていたのは面白い(^^;
さらにちぃちゃん、サービス料理まで提供しているのが太っ腹。
まあ、まごころのこもった称賛に対してのサービスであって、
常連さんたちの下心丸出しな言葉に反応しないのは、当然といえば当然か!
などなど、寒さの中の温かさが、心地よい空間でありました。
本作も、10周年を迎えて、変わらず楽しい。 もちろん今後も注目です!
【今月のピックアップ!】
●ぼのぼの (いがらしみきお 先生)
「おかあさんのことの巻 最終話」です。
朝起きたらイゴイゴ虫が死んでいた。
そこから始まったぼのの悲しみの物語は、やがてぼの父の昔話となり、
ぼのの母親の話へとつながりつつ、「悲しみ」をテーマにたどられてきました。
本エピソードは、あの大震災と大津波がモチーフになっていたと考えられます。
ゆえに、もたらされた大きな悲しみは、いったいどのように癒すことができるのか?
といった課題には、深く引き込まれることになりましたが、
悲しみを治すために、ぼの父がなそうとしていることは、
もう、それこそが人生そのものなのではないか・・・ なんてことを感じてしまいました。
それは決して、悲しみの特効薬というわけではないのですが、
しかし、それでも、悲しみを治すためには、最善の道なのだと言えるでしょう。
はっきりとした答えはないけれど、それでも私たちは、今も生きているのですから・・・
などなど、16回にわたって描かれてきた今回のお話も、ついにシメとなりました。
ぼの母の物語は、少し寂しいものとなってしまいましたけど、
それでも何かしらの希望のようなものを抱えたラストだったのではないかな、と思えます。
そして次回から、新たなシリーズが開始! もちろん、今後も楽しみです!
【新人4コマ杯 11月期月間賞】
・カワウソサバイバー ピー助 (近藤あやの 先生)
少年が助けた“イタチ”は、しゃべるカワウソだった!?
獺野正人くんがおぼれている“イタチ”を救ったところ、言葉を話し始めて仰天!
しかも、おっさんくさくて、妙に黒い性格しているのが愉快。
そんなイタチならぬカワウソと、正人くんのやりとりが楽しい4コマ作品です。
とりあえず、カワウソのキャラクターが特徴的だということは伝わってきましたので、
ゲスト登場するという、まんがライフオリジナル2月号を楽しみにしておきます!