いいね~おいしいね~

食べたり買って良かったもの等を実体験に基づき厳選紹介!ぜひご利用頂きより良い人生や日本経済等活性化につながれば幸いです♪

2019年7月~12月「お勧めなサービス等」まとめ

2019年12月30日 01時00分00秒 | イベント・外出
 2019年7月~12月にお勧めなサービス等を紹介したもので、特に良かったものを振り返ってみたいと思います。
 
 今回は以下のように<ストリートピアノ><ピアノカフェ><ピアノBAR等><上高地><甲州市><その他>で分類してまとめてみました。
 
 今回もかなりストリートピアノやピアノカフェ、ピアノBAR等どでピアノ演奏を楽しみましたね♪
そして上高地や甲州市観光もとても素晴らしく思い出深くどれもオススメです♪
ぜひこれらを楽しんで頂ければと思います♪
 
<ストリートピアノ>では、特ににしん御殿(小樽貴賓館)(北海道小樽市)では素晴らしい建物の中にグランドピアノがあり素晴らしかったですね♪ 
またヤオコー川越美術館(埼玉県川越市)では美術館内でピアノを弾けるというのも秀逸でした♪
 
<ピアノカフェ>では、特にピアノカフェ・ベヒシュタイン(東京 御成門) が素晴らしいですね♪
現在は新品グランドピアノが置かれてあり自由に弾くことができます♪
料理も美味しくコスパも高く、個人的にも毎月ピアノ会を開催しております♪
 
また喫茶神居(東京 目白)も素晴らしい綺麗な店内で、そして美味しいコーヒーも頂けてグランドピアノを弾けるのでとてもオススメです!
 
 
<ピアノBAR等>では、SALONE VENDREDI(東京 日本橋)
で大人数でピアノパーティを楽しめました♪とても綺麗で広い店内でとてもオススメですね♪
そしてウルヴァリン(大阪市 心斎橋)というピアノBARは光るグランドピアノでとてもオススメですね♪
お客様も素晴らしい弾き手の方がいらっしゃって感動しました♪
 
 
そして観光では、特に<上高地>での明神池や穂高神社奥宮大正池や田代池には感動しましたね♪
明神池が神々しくてとても素晴らしいです♪
また訪れて、そして近くで登山も楽しみたいと思います♪
とてもオススメです!
 
最後に<その他>
では、特に壁谷玲子さんのプリンセスのお茶会は歴史を学べるだけでなく美味しい手作りお菓子を頂けとてもオススメです!
日本で唯一のマドレーヌ大使とは素晴らしいです♪
そしてTeamLab★Planets TOKYO(チームラボプラネッツ東京)も素晴らしい映像等の空間でとても楽しめました♪
 
以下はこの半年の一覧となります♪
ぜひぜひ参考にして楽しんで頂ければと思います♪
 
 
<ストリートピアノ>
 
<ピアノカフェ>

<ピアノBAR等>

<上高地>

<甲州市>
 
 
 なお、今まで「お勧めなモノ・サービス等」でまとめたものは以下となります。
こちらもぜひご覧頂き、体験して楽しんでください!
  ・2018年後半の「お勧めなおはなし」
  ・2018年前半の「お勧めなおはなし」
  ・2017年後半の「お勧めなおはなし」
  ・2017年前半の「お勧めなおはなし」
  ・2016年後半の「お勧めなおはなし」
  ・2016年前半の「お勧めなおはなし」
  ・2015年後半の「お勧めなおはなし」
  ・2015年前半の「お勧めなおはなし」
  ・2014年後半の「お勧めなおはなし」
  ・2014年前半の「お勧めなおはなし」
  ・2013年後半の「お勧めなおはなし」
  ・2013年前半の「お勧めなおはなし」
  ・2012年後半の「お勧めなおはなし」
  ・2012年前半の「お勧めなおはなし」
  ・2011年後半の「お勧めなおはなし」
  ・2011年前半の「お勧めなおはなし」
  ・2010年後半の「お勧めなおはなし」
  ・2010年前半の「お勧めなおはなし」
  ・2009年後半の「お勧めなおはなし」
  ・2009年前半の「お勧めなおはなし」
  ・2008年の「お勧めなおはなし」
  ・2007年の「お勧めなおはなし」
  ・2006年の「お勧めなおはなし」
 
 
 
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2019年7月~12月「本の紹介」まとめ

2019年12月27日 01時00分00秒 | 
2019年7月~12月にこのブログで紹介した本で、特に良かったものを振り返ってみたいと思います。
 
 今回は<人生向上><食><教養>で分類してみました。
 改めて読み返すと厳選されたものでどれも良書ですね♪
ぜひ読んで頂くことをオススメ致します♪
 
 
<人生向上>では、特に講演会も素晴らしかったのですが妻のトリセツ(黒川伊保子)夫のトリセツ(黒川伊保子)は、より良い夫婦生活のためにもぜひオススメな本ですね♪
男性脳と女性脳を理解することにより、よりお互いのストレスが減り良い夫婦生活になると思います♪
 
また、予祝のススメ 前祝いの法則(ひすいこたろう、大嶋啓介)は、あらかじめ前祝いすると夢を引き寄せるという衝撃的な内容でしたが、納得できる内容でより良い人生のためにとてもオススメですね♪
 

<食>では本当に美味しい中国料理が食べたい(中西純一)が素晴らしかったですね♪
正宗中国菜であるシノヴェリ「正統中国料理」について分かりやすく説明したもので、2020年はシノヴェリをたくさん楽しみたいと思います♪

 

<教養>では本の読み方(平野啓一郎)が素晴らしかったですね♪

改めてスローリーディングの大切さについて分かりやすく解説されていて、しかも実際の小説を引用した解説もあり理解を深めとてもオススメです!
 
 
以下はこの半年で読んだ中でとても良かった本となります♪
 

<食>
本当に美味しい中国料理が食べたい(中西純一)

<教養>
本の読み方(平野啓一郎)
あの会社はこうして潰れた(藤森徹)
会社四季報 業界地図2020年版
敗者の生命史38億年(稲垣栄洋)


 なお、それ以前の良かった本についてまとめたものは以下となります。

宜しければこちらもぜひご覧頂き、そして読んで頂き、より良い人生のヒントにしてください!

  2019年前半の「本の紹介」
  ・2018年後半の「本の紹介」
  ・2018年前半の「本の紹介」
  ・2017年後半の「本の紹介」
  ・2017年前半の「本の紹介」
  ・2016年後半の「本の紹介」
  ・2016年前半の「本の紹介」
  ・2015年後半の「本の紹介」
  ・2015年前半の「本の紹介」
  ・2014年後半の「本の紹介」
  ・2014年前半の「本の紹介」
  ・2013年後半の「本の紹介」
  ・2013年前半の「本の紹介」
  ・2012年後半の「本の紹介」
  ・2012年前半の「本の紹介」
  ・2011年後半の「本の紹介」
  ・2011年前半の「本の紹介」
  ・2010年後半の「本の紹介」
  ・2010年前半の「本の紹介」
  ・2009年後半の「本の紹介」
  ・2009年前半の「本の紹介」
  ・2008年の「本の紹介」
  ・2007年の「本の紹介」
  ・2006年の「本の紹介」
  ・2006年以前の「本の紹介」

<今日の独り言> 
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2019年7月~12月「美味しかったもの」まとめ

2019年12月25日 01時00分00秒 | 外食
 今回この半年間、東京を始めとして、北海道(札幌、小樽)、九州(福岡(福岡市、北九州市)、大分県(湯布院、臼杵)、佐賀))、関西(大阪・神戸)、中部(長野県上高地、山梨県甲府市)、と幅広く出かけて美味しいものを頂き、このブログで紹介しました♪
 
 どれも特に素晴らしかったもので、今回は以下のように分類し改めて紹介しますので、ぜひぜひこれらを参考に食を楽しんで頂ければと思います♪
 
 <東京和食五十嵐><カフェ・バー><肉料理><和食><寿司><フレンチ><イタリアン><中華料理><北海道(札幌、小樽)><九州(福岡、大分、佐賀)><関西(大阪・神戸)><中部(長野、山梨)>
 
 特に素晴らしかったは、今回もやはり昨年4月から行き始めた<東京和食五十嵐>でしたね♪
今回5回行き、通算で17回楽しみました♪
毎回美味しい料理だけでなく素晴らしい空間とそしてお客様との一体感を楽しめるのは素晴らしいです♪
これからも進化を楽しみたいですね♪
 
 それから特筆なのは、以下の焼肉など <肉料理>のお店が、特に肉質も素晴らしく美味しかったですね♪
とてもオススメです♪
 
<カフェ・バー>ではBLUE BOSSA(東京 椎名町)というバーはQUEENのフレディ・マーキュリーの直筆サインがあったのは秀逸でしたね♪
またバー オーディン(東京 恵比寿)では、念願のこのブログでも紹介した木村秋則さんの奇跡のリンゴのカクテルをいただけたのは良い思い出です♪
 
 それから<九州(福岡、大分、佐賀)>では、以下が特に素晴らしかったですね♪
老舗の喜楽庵の臼杵のフグはとてもオススメですし、フレンチのジョルジュ マルソーは素敵な空間で、湯布院の山椒郎も素敵でした♪
そして福岡市のお寿司もかなり上質で良かったですね♪
 
 そして<中華・エスニック>龍眉虎ノ尾(東京 西麻布)は何と熊の掌を頂けて驚愕でした♪
このお店は本格的な中国料理のお店でとてもオススメですね!

 
以下はこの半年で紹介したお店で、どれもとてもオススメです!
 
 
<カフェ・バー>

<九州(福岡、大分、佐賀)>
喜楽庵(大分県 臼杵市)の河豚(フグ)
ジョルジュ マルソー(福岡市 赤坂駅近く)のフレンチ
山椒郎(大分県 湯布院)での和食
寿司割烹 開(福岡市 薬院)のお鮨
たつ庄(福岡市 高砂)のお寿司
たつみ寿司(福岡市)
利花苑(福岡市 赤坂)での焼肉
mitsubachi(福岡市 春吉)での食事
BAR倉吉(福岡市 大名)
田舎庵(北九州市 小倉)のうなぎのせいろ蒸し
カフェ&ブックス ビブリオテーク(福岡市 天神)
菊すけ(大分県由布市湯布院町川上)の山椒カレーうどん
陽なた家(福岡市 大名)という居酒屋
ヴィザヴィ(福岡県春日市塚原台)でのフレンチランチ
ピッツェリア・ダ・ガエターノ(福岡市 薬院駅近く)
檪の丘(大分県 湯布院)の石窯ピザ
日本料理 楠(佐賀市 ホテルニューオータニ)
魚忠(福岡市 今泉)の魚定食
真(福岡市 天神)のサバ塩焼き定食
TOKIO(福岡市 天神)のフルーツ
一風堂 西通り店(福岡市 大名)
テムジン(福岡市 大名)のひと口餃子

<北海道(札幌、小樽)>
「パフェ、珈琲、酒 『佐藤』」(札幌市)
ViewCafeOtaruR5YourTime(北海道小樽市)
群来膳(北海道小樽市)のお鮨ランチ

<関西(大阪・神戸)>
牛肉専門ぶんご牛肉店(大阪市 北新地)
三国亭(大阪市 道頓堀)の中華料理
北新地サンド(大阪 北新地)
揚八(大阪駅近く)の串揚げ
菊水茶廊本店(神戸駅近く)の甘味 

<中部(長野、山梨)>
上高地帝国ホテルのグリンデルワルト(長野県 上高地)
上高地帝国ホテルのアルペンローゼ(長野県 上高地)
思蓮(山梨県甲州市勝沼 ふどうの丘)のほうとう 

<和食>
牛幸本店(東京 新川)の「しゃぶQ」
椿 -tsubaki-(東京 十条)の和食
杉六(東京 門前仲町)という居酒屋 

<寿司>
すしやの助六(東京 亀戸)
築地すし好(東京 下北沢) 

<フレンチ>
ティエリー・マルクス/サロン(東京 銀座)でのフレンチランチ
マリアージュ(東京 小岩)でのフレンチワイン会

<イタリアン>
てんとう虫(東京 築地)のイタリアン
ヴィネリア セコンド イル グスト(東京 門前仲町)のイタリアン
ピッコロ・カスターニャ(東京都足立区梅島)でのイタリアン
ピッツェリア チーロ(CIRO)(東京 東中野)

<中華・エスニック>
龍眉虎ノ尾(東京 西麻布)
アジャンタ(東京 麹町)のカレー
中蘭 (東京 有楽町)のラーメン 

<洋食>
スペインバル カリエンテ(東京 本郷)
たいめいけん(東京 日本橋)の洋食
ガーデンキッチンかるめら(東京 渋谷) 

  なお、それ以前の美味しいものをまとめたものは以下となります。
宜しければこちらもご覧頂き、ぜひぜひ食を楽しんでください^_^)
  ・2019年前半の「美味しかったもの」
  ・2018年後半の「美味しかったもの」
  ・2018年前半の「美味しかったもの」
  ・2017年後半の「美味しかったもの」
  ・2017年前半の「美味しかったもの」
  ・2016年後半の「美味しかったもの」
  ・2016年前半の「美味しかったもの」
  ・2015年後半の「美味しかったもの」
  ・2015年前半の「美味しかったもの」
  ・2014年後半の「美味しかったもの」
  ・2014年前半の「美味しかったもの」
  ・2013年後半の「美味しかったもの」
  ・2013年前半の「美味しかったもの」
  ・2012年後半の「美味しかったもの」
  ・2012年前半の「美味しかったもの」
  ・2011年後半の「美味しかったもの」
  ・2011年前半の「美味しかったもの」
  ・2010年後半の「美味しかったもの」
  ・2010年前半の「美味しかったもの」
  ・2009年後半の「美味しかったもの」
  ・2009年前半の「美味しかったもの」
  ・2008年の「美味しかったもの」
  ・2007年の「美味しかったもの」
  ・2006年の「美味しかったもの」
  ・~2006年の「美味しかったもの」

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バー オーディン(東京 恵比寿)は奇跡のリンゴカクテルを頂けとてもオススメ!

2019年12月24日 01時00分00秒 | 外食

 東京のJR恵比寿駅から徒歩約1分のビルの地下一階にあるバーオーディンへ12月の平日夜に行ってきました♪

 というのは、数年前、無謀にもリンゴの無農薬栽培にチャレンジし失敗し続けた「奇跡のリンゴ」という本を何度も読んで泣き、いつかそのリンゴを頂きたいと思っていたのですが、なんとこのお店ではその木村秋則さんの無農薬リンゴを使ったカクテルを頂くことができると聞いたためです♪

 店の一階の道路脇の案内には、その木村さんのリンゴが入荷されたと書いてありテンションが上がりましたね♪


↑一階の道路脇の案内

 例年9月〜11月に木村さんのリンゴは入荷され、今年はまあまあの作だったので3月くらいまではその木村さんのリンゴのカクテルはいただけるようです♪
 逆に去年と一昨年は不作だったので、12月にはもう頂けなかったようです。
今年は12月に頂けてラッキーです♪

 地下一階のお店まで階段で降りていきます♪


↑階段を降りる

 ドアの横には、子熊や熊、蝦夷鹿、イノシシなど漁師より直送され、それを炭火焼きにしたジビエを頂けると書いてあり素晴らしいですね♪
その横には北海道よりヒグマ一頭買いともあります♪
すごい!


↑ドアとジビエの案内

 扉を開くと、本格的オーセンティックバーが縦長に奥に広がっており、バックバーや店内は美しいです♪


↑バックバー


↑店内

しかも禁煙というのは秀逸ですね♪

 コートを脱いでハンガーにかけてくれ、奥のカウンター席に座ります♪
 
 目の前の上の方の壁にはメニューもあり、「奇跡の林檎」とも書かれています♪


↑メニュー

 そして熱いおしぼりを頂いて手を拭き、木村さんのリンゴのカクテル2530円税込を頼みます♪

 このカクテルはシャンパンと合わせるとのことで、さすがですね♪
逆にシャンパン以外はあり得ないリンゴとのことでしたね♪
貴重で絶品なリンゴですし、そりゃそうかもしれません(^_^;)

 そもそもリンゴのカクテルとは世界的にも珍しいようで、ほとんどのバーにはないとのことです♪
お酒に合わせて作るのが難しいようです。

 しかもバーで木村さんのリンゴを使えるのは唯一このお店だけのようです♪
 大人気でなかなか木村さんのリンゴを手に入れるのは難しいためです。
これは希少性がありますね♪

 そしてその奇跡のリンゴのカクテルが運ばれます♪


↑奇跡のリンゴのカクテル

 ゆっくりとグラスを口に近づけ頂きましたが、おぉぉさすが柔らかさと甘さ、そして瑞々しい上質さを感じ、これは美味しかったです♪
感動しました!
じっくり何度も口をつけていただきました!
あまりに美味しくてすっと飲んじゃい
ますね♪

 なお今回のカクテルのリンゴの品種はジョナゴールドとのことでしたね♪
 そのジョナゴールドは害虫に強いようです。

 それからマスターに木村さんの本は何度も読んだと話をすると、その本や木村さんのサンフジのリンゴも出してくれました♪
本物の木村さんのリンゴを近くで見て、触れるのは感激です♪

 そしてマスターからは、木村さんの話を色々と聞け素晴らしかったですね♪
 今は、弟子が無農薬リンゴを頑張ったりしているようです♪

 また、リンゴの宅配便の伝票も見せてくれました♪
これは本物の木村さんのリンゴですね♪


↑木村さんのサンフジ

 その他に木村さんのリンゴの品種としては紅玉などいくつかあるようでしたね♪

 バーオーディンは、禁煙の綺麗な店内で、木村秋則さんの奇跡のリンゴの美味しいカクテルを頂けとてもオススメです!

夏場には木村さんのリンゴのカクテルはありませんのでご注意ください♪ 

 

美味しかったものまとめ(2019年上半期)
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予祝のススメ 前祝いの法則(ひすいこたろう、大嶋啓介)という本はとてもオススメ!

2019年12月23日 01時00分00秒 | 
 
 
 
前祝いの法則
ひすいこたろう,大嶋 啓介
フォレスト出版
 
 
予祝のススメ 前祝いの法則という本は、ひすいこたろうさんと大嶋啓介さんの共著で、夢(願い)を叶えるには前祝いをするとその夢を実際に引き寄せるということについて体験談など踏まえて分かりやすく説明したものです♪
 
 じつは大嶋啓介さんの講演会に参加し、そこでこの本書を買ったのですが、講演会も熱気ある素晴らしいもので、人生を楽しくそして夢を叶えるには予祝が大切だと痛感しました♪

講演会もとてもオススメです♪
 
本書については以下の構成となっています♪
 
第1章 有名人たちの予祝例
第2章 予祝の原理
第3章 予祝のやり方
第4章 問題解決にも予祝
第5章 感謝や習慣等
第6章 予祝の本質は面白がること
 
予祝のススメ 前祝いの法則という本は、楽しくより良い人生のためのヒントが満載でとてもオススメです!
 
以下は本書のポイント等です♪
 
・大嶋さんは2004年に居酒屋から日本を元気にしようと、「株式会社てっぺん」を設立。そしてNPO法人・居酒屋甲子園を立ち上げ、2006年度には外食産業にもっとも影響を与えた人に贈られる「外食アワード」を受賞しました。居酒屋で毎日行われる独自の公開朝礼が有名になり、テレビでも多数取り上げられ、海外からも多くの人が見学に訪れています。さらに大嶋さんは高校野球のメンタル指導や企業の経営指導もたくさんされています。予祝の話に感激してくださった大嶋さんは、高校球児たちのメンタル研修に予祝の要素もふんだんに取り入れ大きな成果を続々と出されているのです。2015~2017年の3年間で大嶋さんが関わった14校が20回以上もの甲子園出場を果たしています。
 明桜高校(秋田)、釜石高校(岩手)、聖光学院(福島)、津田学園(三重)、京都成章高校(京都)、鳥羽高校(京都)、海星高校(長崎)ほか。予祝のあまりの効果に驚いた大嶋さんは東京渋谷に「予祝のてっぺん」という仲間で予祝をし合う居酒屋まで作ったほどです。
 
・未来の作り方は、とてもシンプルです。いま喜び、いま笑えば、あなたの雰囲気(空気感)は変わり、その瞬間に未来も変わります。願いを叶える最高の秘訣は先に喜んでしまうことなんです。この星にふさわしいのは、不安ではなく、喜びです。
 
・「未来日記」は恋愛にもいいですね。どんな服装で、どこにデートし、どんな会話を楽しんでいるか、相手はなんと言っているのか、想像して書いてみよう。ちなみに大嶋が研修に入る高校球児たちにも、甲子園出場が決まった日の日記をあらかじめ想像して書いてもらっています。
 
・願いが叶ったことを前提に友だちとインタビューし合う「予祝インタビュー」。一人が夢を叶えたという設定で、さも叶ったふうに語ってもらいます。あなたが最高にあなたらしく生きているとしたら、未来では自然にこういうことをやっているんじゃないかというものを感じながら話してください。インタビュアーの人は、質問は以下を参考に色々聞いてあげてください。順に読んでいってもいいし、アレンジして頂いても大丈夫です。テレビ局の人が取材に来たという形でやっても楽しいです。

<インタビュー項目例>
 ・夢が叶ったということですが、どんな夢が叶ったんですか?
 ・そのときの状況をぜひ詳しく教えてください。
 ・夢を実現されて、今、どんな気持ちですか?
 ・夢を実現したことで、周りからはどんなふうに言われてますか?
 ・特に印象に残っているシーンはありますか?あれば教えてください。
 ・なぜその夢を持ったのか、そもそもの動機や原点となる体験を教えてください。
 ・その夢が叶うことで周りの人に、また社会にどんな影響を与えましたか?
 ・夢を叶えるために具体的にどんなことをしてきたんですか?
 ・あなたの夢を叶えるために誰がキーパーソンでしたか?
 ・何が成功の要因でしたか?
 ・多くの人はあきらめてしまうのに、なぜ、あなたはあきらめなかったんですか?
 ・夢を叶える途中にどんな困難がありましたか?それをどのように乗り越えたんですか?
 ・夢を叶えたとき、誰が一番喜んでくれましたか?どんなふうに喜んでくれましたか?
 ・夢を叶えた今、誰に、どんな言葉で感謝を伝えたいですか?
 ・夢を叶えた今、あなたはどんな生活を送っているんでしょうか?
 ・夢を叶えるために踏み出した最初の一歩はなんだったんですか?

最後に「感動的な話をありがとうございました」とインタビューを締めて、2人で、このワークをやってみて感じたことをお互いにシェアし合います。インタビュアーも話を聞いて感じたことを伝えてあげてください。このシェアの時間がとても大切です。そして夢を語った人は、今後、具体的に何をすればいいか行動リストや気づきをノートに書き出す時間を作ります。
 
・自分のなかの愛につながったら、無限の力が湧き上がります。甲子園を目指す高校球児は、誰を喜ばせたいかを聞くと、ほとんどの生徒が、お母さんだと言います。お母さんの愛は偉大ですね。そこで、生徒たちには、甲子園に出場したときのことを想像してもらい、お母さんに感謝の気持ちを伝える手紙を書いてもらうんです。大嶋が高校に研修に入るとき、「感謝の手紙」は二度、三度と書き直す時間を作ります。そのたびに、感謝も深まり、そして、その感謝の思いで練習に取り組むようになるので、練習の質も変わっていきます。高校生たちが、一番喜ばせたい相手、感謝を伝えたいのは、たいがい、お母さんやお父さんなので、夏の大会前に、ご両親にグラウンドに集まって円になってもらうんです。この段階で、ようやく生徒たちが「感謝の手紙」を親の前で読むのですが、ここまでくるのに、相当手紙を修正しているので、内容がかなりグレードアップしています。それをご両親の前で読むわけですから、お母さんもお父さんも泣き崩れるんです。それを見て、子どもたちも我慢できないですね。もう感謝の気持ちがあふれ出ます。このとき、実はお母さん、お父さんたちにも、お子さんたちへの感謝の手紙を書いてもらっています。これで愛が循環するんです。「心の状態」が感謝にあふれたとき、それは最高の未来を引き寄せられる状態です。感謝は決意に変わるのです。感謝こそ創造(クリエイション)の最大のカギです。
 
・仕事というのは本来尊いものだがね。世のため人のためになってるよね。赤字になるというのは、なんのためにという動機を忘れてしまうからだよねぇ。だから、動機を思い出させてあげればたちまち黒字に戻るがね。動機はたいがい愛につながっとるねぇ。
 
・「なんのために」「誰のために」という動機を見つめ直すことで、悲しみを愛に変えて、感謝を決意に変える。感謝のエネルギーが、「大切な人のために」という決意に変わったとき、奇跡の力が湧き起こるのです。
なんのためにやるのか?
誰を喜ばせたいのか?
誰にどんな言葉を言われたいのか?
 
・感謝が大事だと「知識」ではみんな知っています。でも、知識だけでは人は変わらない。実際にやってみること、実践していくことです。そのための有効な一つの方法が手紙を書くことです。手紙を書きながら、相手への自分の思い、感情をしっかい「感じる」ことです。その自分の感じたことを最後に人に「シェア」する。順番をつけると、
①知識としてまず知る(感謝の気持ちを引き出すのは手紙が有効だと知る)
②実践(この場合、手紙を書く)
③感じる(手紙を書きながら湧き上がる自分の感情を感じる)
④感じたことを人にシェアする
この4つの過程を経ることで、知識は知恵となり、感謝は力(決意)となるのです。感謝の手紙を書いていると、泣き崩れる子も出てきます。それを何度も見るなかで気づいたんです。みんな泣くくらいの感謝をほんとはすでに持っていると。ほんとは、心の奥深くでみんなすでに感謝しているんです。手紙を書くことで、意識をしっかり向けると感謝があふれます。それをしっかり感じることで変容が起こります。さらに、その思いをシェアするなかで、人は自然にその感謝の恩に報いたくなるんです。誰かを心から喜ばせたいと思うのです。そのとき、感謝のエネルギーが誰かを喜ばせたいという「決意」に変わるのです。
 
・「職場の空気が変われば、業績は変わる」僕が組織作りを学ばせてもらった大久保寛司先生の言葉です。これは、家庭も学校も同じことが言えます。子どもの可能性を引き出すのに、もっとも大切なことが、家庭が明るいかどうか、学校があかるいかどうかなんです。PTAの全国大会で、荒れていた学校を建て直した事例の中で必ず出てくるのが、「あいさつと掃除です」あいさつや掃除を先生、保護者が見本となり、明るく率先してやることで、学校の雰囲気が変わっていき、子どもたちの心も変わっていきます。空気(雰囲気)こそが大事なんです。奇跡は明るい空気から生まれるからです。
 
・高知県・中村高校の野球部員たちの素晴らしい「習慣」を紹介させてください。彼らは1週間ごとに「これをやります」と、自分との約束を3つ決めるんです。生活面と野球面と勉強面、この3つの分野で1週間自分がやることを自分で決めます。たとえば勉強だったらこの1週間は30分、机に向かって英単語をやるとか、野球面だったら素振りを1日必ず100回とか、生活面なら、お母さんの皿洗いを手伝うとか。この目標は自分で決めていいので、自分ができると思える3つの約束を1週間ごとに全員の前で発表するんです。表が張り出されていて、この1週間でその3つの約束が守れたかどうか〇か×を書きます。それを見たら、16人全員、何ヶ月も全員マルになっているんです。自分一人が×になったときにチームのみんなに申し訳ないので、知らず知らずのうちに、自己管理能力も高まっていくのです。自分がムリなくできることを3つあげるのですが、それが何ヶ月も毎日〇がつけられている表を毎日見る。これは潜在意識から見ても素晴らしいことです。自分が約束したことは100%実現できるんだというのを毎日、潜在意識に落とし込んでいるんです。
  自分との約束を守る=自信
  チーム全員で約束を守る=一体感
こんなことを毎日しているので、中村高校の選手たちの表情はとってもイキイキしています。これも自己肯定感を高めるための習慣です。
 
・今まで色んな学校で講演してきましたが、一番、目をキラキラさせて聴いてくれたのは、この少年院の子どもたちだったんです。なぜだと思いますか?それが「習慣の力」だったんです。生まれながらに悪いことをしようと思って生まれてきた子どもなんていないです。彼らの作文を読ませてもらい、そのことがよくわかりました。そこには、「もっと愛されたかった」「普通の家庭に生まれたかった」「寂しかった」などと涙ながらに書かれていました。彼らは、ただ、もっと愛されたかっただけなんです。そんな彼らが、目の輝きを取り戻したのは、習慣の力でした。少年院に入ると、生活習慣がガラッと変わります。朝6時に起床して、きれいにふとんをたたみ、トイレ掃除や部屋の掃除。そして、朝陽を浴びながらのラジオ体操。元気よくあいさつをし、腰骨を伸ばして、感謝を込めて食事をとります。そんなふうに生活習慣が変われば、心が変わっていくのです。良い習慣が良い心を育むんです。
 
・「人生」とは「日常」のことです。つまり、人生を変えるとは、日常を変えることなんです。あいさつや掃除などの生活習慣の中にこそ、一番大切なことが詰まっているんです。良い習慣が、あなたの心を明るくし、その明るい心が、明るい未来を作ります。だからこそ、「予祝」の習慣を作ってほしい。喜びの中で生活する習慣を作ってほしい。「未来」とは「あなたの心の状態」だからです。
 
・夢や目標を叶えるときも、問題解決をするときも、その秘訣は、面白がることです。そのためにオススメしたいのが、ひすいさんの著書「世界一ふざけた夢の叶え方」で紹介されている月に1回、4人チームで夢を応援し合うことです(これを「セカフザする」と言います)。ひすいさんたちは、仲間4人である実験をしたそうなのです。「一人で夢を叶えようとしたら10年かかる。しかし4人で、4人の夢がみんな叶うように応援し合ったら、世界最速で夢が叶うんじゃないか?そのために定例会と称して毎月1回会ってお互いの夢を応援し合おう」と。すると当時会社員で、でも夢はベストセラー作家だったひすいさんの夢が1年で叶ってしまったというのです。ほかの3人の夢もすべて3年以内に叶っています。毎月1回、4人で会う予定を最初に決めちゃうのです。これで予祝をするのが習慣になります。4人で2時間会うなら1人30分です。その30分を1人を応援するためだけに使うのです。この30分のなかで「予祝インタビュー」をしてもらうのもとてもいいです。
 
・一人で予祝をしても結果は出ます。しかし気の合う仲間と一緒に予祝をすると、なにより空気が圧倒的に明るくなるし、その空気感が奇跡の連鎖を生み出すんです。仲間で予祝をやると、効果は飛躍的にアップします。ぜひ月1で予祝会を始めましょう。
 
・どんなことでも、面白がり、楽しめるようになれたら無敵です。孔子は「論語」の中でこう言っています。「子曰、知之者不如好之者、好之者不如楽之者」
どんなに努力をしている者でも、それを楽しんでいる人には勝てないと。そもそも「努力」って漢字は奴隷の「奴」からきており、嫌なことをムリやりするという意味です。
 
・僕は片思いした子にこう伝えたのです。「今度のテストで、学年で3番以内に入ったら付き合ってほしい」(笑)。もう、これまで退屈で嫌々やっていた勉強が、その日から勉強するのが楽しくなって徹夜でも全然頑張れるんですよ(笑)。成績の向こうに彼女と付き合えるワクワクがあったからです。彼女と付き合っていることを何度も何度もイメージしながら勉強していたら、ありえないくらい成績が急上昇しました(笑)。ワクワクって無敵なんです。ワクワクは、可能性を開花させてくれます。
 
・西田文郎先生はこう言っています。「正しいことは続かないけど、楽しいことは続く」脳は楽しいことが大好きなんです。楽しくないことはほんとは1ミリだってやりたくないんです。だから、やってることにワクワクしてないってことが、実は人生最大のリスクなんです。
 
・日本最古の歴史書「古事記」の中の岩戸隠れの神話。それは、スサノオという神様がやんちゃして、太陽の神様、アマテラスオオミカミが岩のほら穴にひきこもってしまい、この世界が闇に覆われてしまった物語です。このとき、すねてしまったアマテラスは、何をやっても出てきてくれない。そこで困った神様達がやったことはなにか?なんと、岩戸の前で楽しく踊り、お祭りをしたのです。すると、その楽しそうな笑い声につられて、絶対に出てこなかったアマテラスが岩戸から顔を出したのです。その瞬間、皆の顔(面)がいっせいに光で白くなりました。それが「面白い」という言葉の語源となり、そのとき、神々は手(た)を伸ばして(のし)、喜びを表現しました。それが「たのしい」の語源になったのだとか。光が閉ざされ世界が闇夜になったときに、日本人は、踊り、楽しみ、喜びのなかで、この世界に光を取り戻したのです。日本の夜明けは、闇に包まれた世界を、面白がり、盛り上がり、喜ぶことから始まったのです。どんな状況であろうと、僕らのたった1つの義務は、面白がることなんです。それが、日本神話が教えてくれる心理です。予祝の本質は、それは面白がることなんです。
 
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夫のトリセツ(黒川伊保子)という本はとてもオススメ!

2019年12月20日 01時00分00秒 | 
夫のトリセツ (講談社+α新書)
黒川 伊保子
講談社
 
 「夫のトリセツ」という本は、このブログで以前「妻のトリセツ」を紹介しましたが、今回は逆で、女性のための夫の取扱説明書です♪
 
 目からウロコの男性脳の生態を書き尽くしたもので、これで夫について理解が深まり、「思いやりがない」「話が通じない」「わかってくれない」「とにかく苛立つ」「一緒にいる意味がない」などの夫に対する不満の理由がよく分かる内容となっています♪
 
具体的には主に以下について書かれていましたね♪
 
・夫の対話力が低いのは夫の母親のせいだが、心掛けて用事のない会話をするのがコツ
・こういう時にはこう言ってとルール化するのが良い
・男性脳は定番が気持ちいい
・男は、安寧な沈黙でぼうっとしたときストレスから解放される
・男性脳は戦いに勝ち、問題解決を急がなければならないので共感は二の次
・男は30秒以内に問題解決のテーマが見つからない話は妻の話がモスキート音に聞こえ出す
・男の子はぼんやりしている間に空間認知力(理系、アートの基礎力)を研ぎ澄ましている
・頭に浮かんだことを浮かんだ順にべらべらしゃべり続ける女性は男性の好感度が低い
・男性に話しかける時はまず視界に入る場所まで行って名前を呼び、2~3秒待って本題に入る
・男性と話すときは結論から言う
・夫には朝からやったことを列挙すると妻の所作をようやく理解してくれる
・姑は敵ではない。その懐に飛び込むのも手
・夫に自分の不安をぶちまけるな
・自分にできないことを明確に夫に丸投げして、あなたがいなきゃ生きていけないと表現することも大事
 
夫のトリセツという本は、夫について理解を深め、より良い夫婦生活のためにとてもオススメです! 
 
以下はこの本のポイント等です♪
 
・女性脳の生殖戦略は意外に残酷だ。生殖(生存と繁殖)のために、動物の脳は動いている。繁殖するためには、できるだけ免疫力の高い相手をゲットして(実は見た目の魅力は免疫力の高さに比例している)、かつ、できるだけたくさんの遺伝子の組み合わせを残す必要がある。このため、動物としての本能は、一人の異性に人生を捧げる気はまったくないのである。哺乳類のメスは、妊娠・授乳・子育て期に守ってもらわなければならないので、一定期間、一個体のオスにロックオンするのだが、子育てが一段落すると、脳は「もっと免疫力の高い男を探そうよ、この目の前の男はダメだよ」とささやくようになる。こうなると、目の前の男が癪にさわるようになる。惚れたときには美点だったところまで、すべて欠点に見えてくるのである。人として誠実であるということは、この女性脳のワナを乗り越えていくということだ。繁殖録の高い女性ほど本能が強く働く。そういう女性ほど美しく、魅力的だ。当然モテる。脳の機能性から言えば、多様な遺伝子の組み合わせを作ろうとするほうが自然だと私は思う。
 
・我が家の夫は私の話を優しく聞いてくれる。なぜなら、私が、最初に言ってあげるからだ。「今日、私に起こった悲しい出来事を話してあげるね。あなたがするのは、優しい共感。わかった?」何度かこれをしたら定着し、今は、暗黙の了解で、共感とねぎらいで話を聞いてくれている。
 
・夫の対話力が低いのは、夫の母親のせいだが、だからと言って、放ってもおけない。妻の方が、夫と長く生きるのだから。息子も夫も、コツは一緒。心がけて用事のない会話をすることだ。「今日の空みたいな、ふんわりした青が好きだな。あなたは?」とか、「ガラスの風鈴と鉄の風鈴、どっちが好き?」とか、「ブカレストってどこにあるの?」とか、「一番好きなマーベルヒーローは誰?」とか。なんでも。
 
・「こういうときには、こう言って」をルール化してしまうのもいい。妻がテンパったら、とるものもとりあえず「大丈夫?かわいそうに」と言うこと。これは我が家の鉄則にしてある。先日なんて、夫の言ったことで私が「きーっ」となったのに、慌てて飛んできて、「大丈夫?かわいそうに」となぐさめてくれた。「いやいや、あんたのせいだよ~」と心の中で叫んだけれど、なんだか笑えて許せてしまった。こんな失敗もたまにはあるけど、男性脳は規則にすると遵守しやすい。「気を利かせて、察して優しくしてね」というのが、うんと難しいのだ。
 
・幼かった息子が、ある日、原稿が書けないで頭を抱えていた私を抱きしめて、背中をとんとんしてくれた。頭が痛くて苦しんでいると思ったのだろう。自分が体調の悪いときにしてもらうことをしてくれたのである。そうしたら、不思議なことに、するすると原稿が書けたのだ。その日から、「書けない・・・うぐぐ」「大丈夫?(とんとん)」が、私たちの定番になった。
 
・男性脳は「定番」が気持ちいい。古代から狩りを担当してきた男性たちの脳は、遠くから飛んでくるものに瞬時に照準が合うように、そして、その距離感が即座に測れるように、脳と眼球を制御している。遠くに集中するためには、身の回りが定番で固められていることが望ましい。安心して遠くに意識を集中できるからだ。時速350kmを超えるバイクにまたがる世界トップクラスのレーサーは、キャビンの中のものの配置、たとえば、ヘルメットやグローブの置き方にミリ単位でこだわるのだそうだ。そして、毎回、同じ所作でコースに出ていく。右、左、前、後ろの順番を決して変えない。ライディングスーツのゆがみを直す順番もいつも一緒。この定番がちょっとでも壊れると、事故につながりかねないのだそうだ。
 
・男たちは、「毎日、家に帰る」とか「毎日働き、毎月給料を入れる」とか、そんな「定番の繰り返し」を愛の証として頑張っているのである。そんなこと、妻にとっては当たり前に過ぎない。「定番」を差し出す夫に、「非定番」しか評価しない妻。これじゃ永遠に愛は見えやしない。そんなことで愛を測っていたら女は自滅するだけだ。
 
・「記念日」と「具合が悪いとき」には、特に気をつけたほうがいい。日頃、何もしてくれない夫に、妻が期待を一心に寄せてしまいがちな日だからだ。「せめてこの日「記念日」だけは」とか、「せめてこんなとき(具合が悪いとき)だけは」、言わなくてもやってくれることを夫の愛の踏み絵にしてしまうと、確実に絶望する。記念日を祝いたければ、行きたいレストランの電話番号を夫に渡して、予約と支払いだけやってもらえばいい。具合が悪いときは「あれとこれを買ってきて」と具体的に頼もう。
 
・欧米のレディファーストはよくできていると思う。男性脳には「紳士のマナー」としてルール化し、女性脳には「気を利かして、優しくしてくれた」と思い込ませるアイテムでできている。ドアを開けて待ってあげたり、席を譲ってあげたり、イスを立つときに、さりげなく手を差しのべてあげたり。ちなみにこういうマナーも母親が息子に教えるものだ。
 
・女は、おしゃべりと共感で生存可能性が上がるので、おしゃべりをすればするほど、ストレスから解放される。男は、沈黙と問題解決で生存可能性が上がるので、安寧な沈黙でぼうっとしたとき、ストレスから解放される。ひたすらしゃべる妻と、ぼうっとして話を聞いていない夫。これは、ある意味、最善の方法なのである。互いに、脳の緊張を解いている状態だからだ。妻が、話を聞いていない夫に、腹を立てさえしなければ。そして、夫が、妻の話を聞かなきゃ、と努力さえしなければ。
 
・男性脳は、戦いに勝ち、問題解決を急がなければならないので、共感は二の次。とっさには、その必要性を感じない。このため、女性の「共感がなければ生きていけない」という気持ちを理解することはできないのである。夫に共感してもらおうと思ったら、明確にそうお願いするしかない。「今から私が話すことには、共感だけしてくれればいい。問題解決は要らないから」と。
 
・男は空間認知の信号を最大限に使うためには、言語解析の信号をふりむけるしかない。このため、言語の入力を止めてしまう。音声認識エンジンを切ってしまうのである。つまり、妻の話がモスキート音に聞こえだす。ほえほえほーひーぷー、っていう感じかしら。これは男性脳という装置の正体だ。話し始めて30秒以内に目的(問題解決のテーマ)が見つからない話は、3分ももたない。彼に誠意がないわけでも、愛がないわけでも、ボケッとしているわけでもない。それどころか、妻を危険から守るための空間認知能力を最大限に働かせ始めたのである。
 
・男の子や、後に理系やアートの領域で活躍する女の子は、日常、かなりぼんやりして見える。ぼんやりしている間に、空間認知力(理系、アートの基礎力)を研ぎ澄ましているからだ。空間認知を司る小脳の発達臨海期(機能が取りそろってしまう時期)の8歳までに、どれだけぼんやりできたかで、後の理系の力が決まると言えるかもしれない。ぼんやりしがちな子どもを持ったら、せっついて習い事なんかさせずに、やりたいことをやらせておいたほうが、才能が開花する可能性が高い。ちなみに、うちの息子のぼんやりぶりは群を抜いていた。1歩あるいてはぼうっ、2歩あるいてはぼうっ、という感じ。小学1年生の2学期、ある日学校から帰ってきた息子が、「ママ、今日、学校で不思議なことがあったんだ」と言ったことがあった。「学校についたら、2時間目だったの」ここまでぼんやりされると、もう笑うしかない。私は「こりゃ、筋金入りの理系脳で、戦略家かもしれないだといいなと思って、できる限り放っておいた。彼は習い事もせず、塾にも行かず、物理学の大学院を出た。自動車の設計を経て、今は会社経営に携わっている。週末は狩人でもあり、森を手に入れて開拓もしている。そう考えると、かなりコスパのいい子育てだったと思う。
 
・おしゃべりにストレスを感じる男性脳相手に、「頭に浮かんだことを、浮かんだ順にべらべらしゃべり続ける女性」は、気をつけが方がいい。思いのほか、男性の好感度が低い。声をかけてくれる男性がいないわけじゃないのに、プロポーズされにくい。ビジネスシーンでは、能力が低いと勘違いされてしまう。
 
・私は若い女性や、子育て中の女性たちが、延々とネガティブなことを言い、自分中心に振る舞うことに、嫌な感情はいっさい抱かない。「あー、危機回避能力を上げてるな。よしよし」という感じ。それで言えば、ぼんやりする男子にも、「あー、空間認知力を上げてるな。よしよし」という感じだ。脳が分かると、周囲にかなり寛大になれる。脳には「欠点だけ」の機能なんてないからだ。愚痴の垂れ流しも危機回避能力のため、ぼんやりも空間認知力のため。失敗だって、勘やセンスを養うための脳のエクササイズだ。男性は「懲りずに失敗を重ねながら、日々ぼんやりしている男」が最も優秀だし、女性は「失敗に動揺しながら、べらべらしゃべる女」が最も優秀なのだ。
 
・男性に話しかける時は、
①まず、視界に入る場所まで行って名前を呼ぶ
②2~3秒間待って本題に入る
この2段階制御を忘れずに。とにかく、話し始めはゆっくりと。音声認識のスイッチさえ入れば、後は早口でも大丈夫だ。これだけで、家庭内の「何それ!?」が格段に減る。職場では男子部下の信頼度が上がる。本当です。
 
・男性と話すときは、結論(結論を出すための会話なら目的)から言おう。法事の相談ならこんな感じ。「お母様の三回忌について話があるの。ポイントは3つ。いつやるか、どこでやるか、誰を呼ぶか」最初にこう言ってあげれば、妻の話も、そうおすモスキート音に変わらない。なんなら、リビングにホワイトボードがあって、議題として書いておけば、さらに集中力は途切れない。息子への説教も同じだ。「あなたの部屋が片付いていない点について話があるの。ポイントは3つ。枕元、机の下、廊下にはみ出した衣類」
 
・私自身はコンサルタント時代にボスに指摘された。「君は、経緯から長々としゃべるだろ。あれはバカに見えるからやめなさい。クライアントに質問をされたら、先に、結論を言ってやれ。詳細説明するときは、ポイントの数を言うこと」これをするようになってから、ほどなく「黒川さんは頭がいい」と言われるようになり、コンサルティング依頼が増えた。私自身が「ウソでしょ」と思うくらいに、男性たちの反応は大きかったのである。後に男性脳が「ゴール指向」であることを知り、このアドバイスの的確さに舌を巻いた。
 
・私なら「朝から、保育園の支度をして、ご飯作って、ぐずるあの子をなだめながら保育園に連れて行って、会社に行って、お昼も食べずに働いて、保育園に迎えに行って、スーパー寄って、ご飯作って、その間に洗濯機を回して、あ、その前に、あなたのワイシャツの襟汚れにスプレーもして、子どもにご飯食べさせて、お風呂に入れて、絵本を読んで・・・。本当は家族のためにもっともっとしてあげたいの。お部屋もきれいに片づけたい。どうしたら24時間でそれができるの?え~ん」と泣く。この「朝からやったことを列挙する」は、結構効く。男性は女性の所作を認知していないので、妻がどんなに身を粉にしているか、わかっていないのである。
 
・姑は敵じゃない。その懐に飛び込んでしまうというのも一つの手だ。「お義母さん、一緒に保育園を見に行ってくれない?私だけじゃ見落としがあるかもしれないから」と、最初から巻きこんじゃえばいい。夢と不安も、姑に聞いてもらったらいい。姑は夫よりずっと腹がすわっているからね。
 
・夫に自分の不安をぶちまけるな。妻が何かを始めようと思ったら、夫は、不安の増幅器であると心得よ。
 
・「今日はご飯作りたくない。ただ、だらだらしたい」なんてことは、真面目な主婦は言いにくいよね。私は言いにくいことにはキャッチフレーズをつける。「家族みんなの幸せのために、今日、お母さん、ご飯作らない」と宣言してしまう。「どういうこと?」と聞かれたら「今日はとにかく疲れていて、今、ご飯作ったら、きっとイライラしてキレちゃうと思うのよ」と告白する。夫と息子は、爆発物でも発見したかのように、そうっと後ずさって何とかしてくれる。愚痴や文句の形にすると、「大変なのは、君だけじゃない」「俺だって忙しいんだよ」なんて言い返されて心が望んだところには着地しない。
 
・私は男性にはよく「ウルトラマンの妻になったところを想像してみて」と言う。ウルトラマンである。何万光年のかなたの、知らない星の子どもの命を救いに、命がけででかけちゃうんだ。この夫は。妻としてはわけがわからないが、それが、男の使命だというのなら、行ってらっしゃい、である。地球に3ヶ月の単身赴任。そんなことで妻は絶望したりしない。妻がウルトラマンに絶望するのはウルトラマンが弱みを見せないから。たまに帰ってきて、黙ってご飯を食べて、また出かける。それでは、自分がここにいる理由がない。彼の人生から締め出されたような気持ちになってしまうだろう。ウルトラマンは、妻に弱音を吐かなくちゃ。「今日、ゼットンにここ蹴られて、痛かったの」くらい言って甘えればいいのだ。「大丈夫?うるちゃん、ふぅふぅしてあげるね」「ありがとう。君のおかげで、僕はまた戦えるよ」そんな風に心を通わすことができれば、妻にとって、夫はかけがえのないものになっていく。ほらね、愛は、してくれることよりも、してあげることで強まるのである。子どもがかけがえがないのは、命を与え、食べさせ、世話をし続けるからだ。猫がかわいいのは、手がかかるからだ。だから、夫の愛は、してもらうことでも稼がなきゃ。
 
・自分にできないことを明確に夫に丸投げして、「あなたがいなきゃ、生きていけない」を表現することも大事である。蕎麦がうまくゆでられない、テレビの予約録画ができない、縦列駐車ができない。そんな些細なことでいい。
 
・レストランで、壁際の二人席に座るときは、絶対に女性を壁際に座らせなければならない。男性が壁際に座ると、カップルはうまくいかない。理由は、壁を背にして座ると、店全体を眺めることになるからだ。男性の目線は、店全体を泳ぎ、扉を開けて入ってきた女性や、テーブル間を動くウェイトレスにけっこうしっかりと照準を合わせてしまう。これは、狩りをしながら進化してきた男性脳の自然な所作なのだが、ロマンティックモードの女性脳には、「自分に集中してくれない。気のない男」に見えてしまうのである。
 
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本当に美味しい中国料理が食べたい(中西純一)という本はとてもオススメ!

2019年12月18日 01時00分00秒 | 
 
 「
本当に美味しい中国料理が食べたい
中西 純一
NTT出版

 「本当に美味しい中国料理が食べたい」という本(2005年5月10日発行)は、正宗中国菜であるシノヴェリ「正統中国料理」について分かりやすく説明したもので、シノヴェリとは、中国料理において伝統的に伝わる調理技法や料理理論を守った上で、その土地の人々の嗜好を意識しながら、季節によって変わる新鮮な食材を取り入れた正統中国料理を供するお店とのことです♪
 
 つまり、シノヴェリは、ラーメンや餃子、レバニラ炒めなどの定食を出す中華食堂や、麺や餃子、小籠包、麻婆豆腐などの専門店などとも一線を画すお店となります。
 
 本書ではそのシノヴェリの特徴やお店の探し方、注文の仕方、予約の仕方、そして具体的な都内のお店も紹介されていて、ぜひ美味しい中国料理を今後頂きたいと思いましたね♪
 
具体的に紹介されているお店は以下となります♪

但し現在は以下の通り移転や閉店となっていますのでご注意ください。
 
 
 特に、シノヴェリは、おまかせを頼めば、何度通っても基本的に同じ料理は出されず、仕込みをしっかりした美味しい料理を提供するとは素晴らしいです♪

しかもテーブル毎に自分好みの味付けをお願いすることもできます♪
 
「本当に美味しい中国料理が食べたい」という本は、美味しい中国料理の真実に迫っていてとてもオススメです!
 
以下はこの本のポイント等です♪
 
・ここでは日本の伝統的中華料理店とはちょっと違う視点から、中華街にある中華料理店の問題点を指摘したいと思う。中華街にある中華料理店で食事をすると、決まってこういう類の料理が出てくる。
 ①30cm程の大皿なのに、中央部だけに盛りつけられ
 ②片栗粉を溶いて、とろみがついたアンかけにした料理
 ③日本の醤油味、もしくは塩味に少々のコショウを入れただけの味付け
 ④野菜は白菜、キャベツ、ネギ。新鮮な野菜ではないが缶詰タケノコ、缶詰マッシュルームは実にいろいろな料理に入っていて
 ⑤値段は1皿2500円以上
という代物。コース料理に目を移して見ても、エビチリ、麻婆豆腐、青椒肉絲、フカヒレスープにとどめは杏仁豆腐と、店を変えてもコース料理の中身はどの店も似たり寄ったり。材料に何を使うかまで問わなくても、出てくる料理の味付けにバリエーションがあれば文句も言えない。が、しかしである。中華街のレストランで出される特徴的な料理とは、日本人がこれぞ中華料理と考えている典型的な料理を並べているだけなのだ。正直、中華街に行って、中華世界の雰囲気をのぞき見ることはできても、正真正銘の本場の中国料理とは出会えないのである。
 
・シノヴェリは、客に出す料理は、大勢の客と一緒に作ったりはしない。ほとんどの場合テーブルごとに、物によっては個々に調理するから、調理前に客側が味付けに好みを言えば、調節することが可能なのだ。シノヴェリは、自分好みに味付けをしてくれ、食材の組み合わせまで変えてもらえる、なんとも贅沢な料理なのだ。これにはどんなメリットがあるか?たとえば、病気による食事制限で肉や卵が食べられない高齢者と、特定の食品にアレルギーを持っている子供がいても、みんなで一緒に食事ができるということだ。
 
・「東海海鮮酒家」。香港で1983年に高級広東料理のレストランとして設立後、ヌーベル・シノワ<新派中国菜>の旗手として数々の創作料理を手頃な値段で提供して香港では知らない人はいない有名レストランであり、現在はグループ全体で香港内に10店舗を持つ。
 
・「東海海鮮酒家」は1983年の開店後、次々に支店を増やし、現在は10店舗を持つ高級創作広東料理レストランのグループ企業になったことに対して「鏞記(ヨンキー)」は、1942年に創業し、利益を上げながらも決して支店は出さず、1964年に香港の中環に小さなビルを購入してから、同じ場所で隣り合わせたビルを購入して、店舗の床面積は広げたものの、一店舗だけで営業していることである。
 
・お客は味が重要。社員は福利厚生が重要。そしてオーナーにとっては利益が重要。と笑いながら言った。そしてすぐ真面目な顔に戻って、その3つの要素のバランスが最も重要だと言い添えた。
 
・客側の立場で最低限知っておいたほうが良い知識として、中国料理には地域性がある点。地域性とは料理系譜(中国語では「菜系」と表現する)であり、これが中国各地にあることを簡単に把握しておくだけで、レストランの得意料理に出会え、それぞれの店ごとに存在する美味しい料理を探り当てられる。そして地域性とは別の料理系譜もあり、これもシノヴェリ・レストランを利用するなら知識として少し勉強しておこう。このちょっとした知識を覚えることは、シノヴェリ・レストランかそうでないかを見分ける時にあとあと役に立ってくる。
 
・黄河流域中・下流域の料理系統(山西料理・北京料理・山東料理)
黄河流域は主食が小麦であり、小麦を使った麺や餅(ビン)・餃子を好んで食べ、冬は寒さが厳しくなるので野菜の種類は少なくなり、白菜類が中心となる。使う調味料は塩が主で、素朴な味付けをする。
 
・長江上・中流域の料理系統(四川料理・雲南料理・湖南料理)
長江上流から中流域は山岳地帯に囲まれているため、山菜やきのこ類を使った料理が豊富であるが、海からは遠くなるため海産物は乾燥しているものを使うことが多い。唐辛子や山椒をふんだんに使った辛く、しびれる味付けの料理を好んで食べる。
 
・長江下流域の料理系統(蘇州料理・揚州料理・杭州料理・上海料理)
長江下流域は古来より水に恵まれ、大きな湖があって、海にも近いところから、様々な淡水・海水の魚介類を使った料理がある。米にも恵まれていたので、醤油や酢、紹興酒といった調味料も盛んに作られ、それらの調味料を配合した味付けが好まれている。
 
・珠江下流域の料理系統(広東料理・潮州料理・客家料理)
温暖で湿潤な気候の珠江下流域は、新鮮な野菜や海産物が一年を通して入手できることから、食材の新鮮さを生かした蒸し料理が多く、鶏肉や豚肉の焼き物に優れている。砂糖を使った甘みのある味付けを好む傾向にある。
 
・美味しい中国料理を食べたいなら、事前の予約は欠かせない。本当に美味しい中国料理を食べたいなら数日前には予約を入れるのは、ルールというよりも、厳格な定めとまで言い切れる。突然店を訪れて、中国料理の真髄を味わおうというのは、不届き千万、ほとんど不可能に近い。
 
・シノヴェリ・レストランで必要な予約とは、すなわち料理を事前に注文することだ。店側のやり方もあるだろうが、おおよその人数と予算を伝え、それから食べたい料理をオーダーする。これが美味しい中国料理を食べる最初のステップ。通常のメニューなら、3日以上前に電話で予約すれば良いだろう。下ごしらえをするための準備期間という意味合いと、数日前に予約すると、お客の都合に合わせた様々な対応を店側がしやすくなるという事情からである。
 
・予約の時に料理をどう注文すればよいのか。シノヴェリを味わえる最も直接的な方法とは、お任せコース料理を予約することだ。「お任せコース料理」は、決まり切ったコース料理しか調理できないような普通の中国料理店には存在しない。これはシノヴェリを出せる店でしか作れない、コースとして出す料理の構成を店側に一任したフルコースのこと。お任せコース料理を注文すると、その日の旬な野菜や魚介類を使った料理がテーブルに登場し、代々伝わる店の定番料理も盛り込まれ、料理人の得意とする調理方法で作られたオリジナルの料理も食べられる最もコストパフォーマンスの高い料理である。お任せコース料理の料理構成は季節によって変わる。夏には夏の野菜を使い、秋には秋らしいきのこを使い、冬にはこってりと冷めにくい料理が出てくる。また、同じ店で同じ日に食べたとしても、客の顔ぶれによっても変わる。初めての客には定番料理を出すし、先週も店を訪れたなじみ客には、先週とは別のオリジナル料理が並ぶだろう。お任せコース料理を作れるというのは、それだけ店の定番料理を多く持ち、料理人の調理技術や経験もないとできない、シノヴェリ・レストランでのみ実現可能なフルコースなのだ。
 
・店側に作る料理を任せるということは、店なり料理人が責任を持って美味しい料理を作りますという客との約束であり、お任せコース料理を食べて料理が不味いなどという店は、最悪の店だと店側が認めているような行為である。事前に予約さえしていれば、値段が安い食材でも、下ごしらえや手間をいくつもかけて、突然訪れたお客には出せない料理が準備できるのだ。店側としても、シノヴェリでしか出せない、メニューには書かない(書けない)様々な調理方法を駆使した料理を、お客に味わってもらいたいと考えているが、数日前にお任せコース料理を予約してもらわないと準備が間に合わないのだ。
 
・お任せコース料理では、料理の中身は店に任せるが、言うまでもなく、値段まで店に任せてはいけない。客の懐具合も季節によって変わるから、値段は自分で決めなくてはいけない。ただ、店によって一人当たりの予算は大きく違い、東京だとリーズナブルなシノヴェリ・レストランで一人当たり4千円、最高級店では1万円から注文できるようになっている。最低人数を2名や4名などと設定しているところもあるので、最低人数の確認は必要である。同じ店でも数千円から2万円まで幅を持たせている場合も多く、初めて訪れた店ではどの値段を注文するのが最適か大いに迷うだろう。お任せコース料理を注文する際に値段を決める基準としては、その店が設定している最低限のコース料理の値段より1.2~1.4倍程度高い値段で食べることを私はお薦めする。つまり2名以上で予約できるコース料理の最低価格が5千円とメニューに書いてあれば、6千円か7千円でコースを設定する。やはりギリギリまで値段を下げたコースでは、どうしても安っぽい食材を多用せざるを得なくなる。店の定番料理を食べるとか、料理人本来の味を確かめたいなら、最低価格ではコースの中に入ってこない場合もあるからだ。ただし1人2万円以上するコースは、別の意味でお薦めしない。もちろんアワビやスッポンといった値段の張る海産物を食べたいという明確な目的があれば、それくらいの値段を支払うことは最低条件になるだろう。
 
・シノヴェリ・レストランを初めて訪れると、店側も客の嗜好が読めないため、お任せコース料理であってもどうしてもメニューに盛り込んである定番料理や無難な料理を選びがちである。そこでメニューにない料理を食べてみたいなら、シノヴェリ・レストランを短い期間に数回訪ね、お任せコース料理を注文すればよい。もちろん店側には同じ客が何回も来ていると憶えてもらうことも大切だ。小さな店なら予約した時の名前で憶えてくれるだろう。大きな店だと同じ名前の客が来ていることもあるので〇月〇日に食べに行ったことのある■■ですと言えば、同じ料理を繰り返し出さないようにする。また客の側から本場の本格料理が食べてみたいという希望を店側にキッチリと伝えることを忘れずに。こういう場合は、予約はできるだけ前に、そう、一週間位前には電話しておいた方がベター。
 
・メニューにない料理以外にも、客の立場ではおのずといろいろな要望が出てくる。昔食べたあの料理をもう一度食べてみたい。中国に行った時に味わったあの料理を注文したい、茄子を使った料理はぜひ食べたい・・・。大丈夫、シノヴェリ・レストランは客の要望を最大限生かしてくれる。店で客に見せるメニューは、あくまでも調理できる料理のごく一部にしか過ぎない。シノヴェリ・レストランではメニューに裏も表もない。日本人が知っている料理ならどの店も、上手い下手はあるが調理はできる。またこれら客の要望を聞きながら、コース料理として仕立ててくれるのが、シノヴェリ・レストランのお任せコース料理の利点でもある。
 
・重要なのは、予約の時に店とコースメニューの組み立てについてよく相談すること。自分が食べたい料理を明確に伝え、さらにその上でお任せコース料理として、成り立つように料理の構成を考え、値段を計算してもらうこと。自分の食べたい料理を盛り込んでもらった上で、お任せコース料理に仕立ててもらえれば、単品メニューを自分で選んだ時に犯しやすいミスや間違いがない。まず料理の流れがきれいに構成できる。水が上から下に流れるように、中国料理のコースは味付けや食材のバランスを考えて流れるようになっている。自分で注文すると、できた順番あるいは注文した順番に運ばれてくることが多いので、とんでもなく辛い料理を先に食べてしまい、後から出てきたあっさりした料理は舌がしびれて味が分からなくなるなんて失敗もままある。お任せコース料理にすれば、同じ料理を単品で注文して食べるよりも、必ず値段は抑えられている。客側にとって、シノヴェリ・レストランで食べるなら、お任せコース料理を予約するメリットは非常に大きい。
 
・食べたい料理を伝えてお任せコース料理を店側に構成してもらうと同時に、予約時に店側に伝えなければいけない重要な相談事項がある。それは味付けである。本場の中国料理店が日本に進出したからといって、本場とまったく同じ味にするかといえば、そんなことはない。国や地域、民族の違いによって、味付けの好みはおのずと違う。日本では日本人向きに味を微妙に変えるという。北京と上海でも味付けは変わるという。それだけシノヴェリは、立地する地域の人々の嗜好を考慮した上で、繊細な味付けを施しているのだ。本場の味付け通りで食べたいのか、日本人向きにアレンジした味付けが良いのか、辛い物は食べられるか、初めて訪ねる店なら詳しく伝えることをお薦めする。なぜ味付けを予約時に伝えるかといえば、準備段階で色々な調味料を使って下味を付けたりするので、事前に伝えておかないと、店に来てから伝えたのでは遅かったりするからである。
 
・予約時には人数だけでなく、どういう顔ぶれかを事前に知らせると、顔ぶれに合わせた食材や調理方法でコースを仕立ててくる。男性より女性が多いとか、80歳以上の高齢者が二人いるとか、子供が一人混じるとか、会社の接待であるのか等である。男女比や年齢層に合わせて、肉よりも野菜を多くしたり、食べやすい大きさにしたり、炒め物を少なくして蒸し物を多くするなどする。接待で食べに来たと知ったら、ホストの顔が立つように、前菜の料理を綺麗な鳳凰に並べたり、見栄えのする伊勢エビの頭や尻尾を皿に盛りつけたり、音のするお焦げ料理を出したりと、見た目や意外性で料理を楽しませたり豪華さを演出するコース料理にしてくれるだろう。ただ要求が高くなる、あるいは多くなるのであれば、食材の手配や準備とも関係してくるから、一週間以上前に予約するべきだろう。
 
・料理が並ぶ前にまず、飲み物を注文する必要がある。アルコールを飲めない方には、温かい中国茶があるだろう。アルコール類を選ぶ時、最初はビールでも良いと思う。前菜や最初の熱い料理が出てくるまではビールを飲んで乾いた喉を潤し、温かい料理が続き始めてから、別のアルコールを注文するくらいが良いタイミング。コース料理の味付け屋ボリュームが変わってくるくらいに、腹のふくれるビールから、強めの酒が料理に合うようになる。そしてアルコールで迷ったら給仕に聞けばいい。シノヴェリ・レストランの給仕なら、料理と相性の良いお酒くらいはそらんじられる。美味しい料理に、美味しいお酒。コース料理の流れを把握している店員なら、次に出る料理を想定したアルコールを勧めてくれるだろう。
 
・コース料理を予約しておくと、まず前菜が4種類くらい盛りつけられて出てくる。この前菜こそ、店の実力つまり料理人の腕を推し量るひとつの目安になる。では前菜のどこに着目すればいいのか。甘い・辛い・酸っぱい・苦いといった味覚のバラエティがあるか、野菜・肉・魚といった食材のバランスがとれているか。コリコリした固い物、とろけるような柔らかい物、煮こごりのような寒天質のような物、しゃきしゃきした野菜など食感の違うものが並んでいるかなど、彩りの豊富さを含め判断材料にする。
 
・中国語で前菜は<開胃>(食欲を刺激するという意味)のために出すものという考え方がある。空腹で縮こまった胃を開けて、料理を最後まで美味しく食べられるようにするために口にする物と考えられている。そのため、コリコリとした固さの物でアゴを刺激し、苦みや酸味のある味付けで舌を慣らし、軽く小腹を満たせる肉類をつまんで次に出てくる料理に繋げる重要な役割を担っている。前菜が不味かった場合、ほぼ99.9%、その店のコース料理は最悪だ!前菜が不味いというのは、下ごしらえができない料理人の集まりだから、料理もその場しのぎの物しか作れないということを意味している。某横浜の中〇街あたりの、一見すると本場のような中華食堂では、キュウリの酢漬け、クラゲ、ピータン、ゆでたピーナッツといった、安くて、早くて、ボリュームたっぷりの前菜しか出てこないことがある。日本の中華料理界の愚の骨頂である。
 
・前菜の次には温かい料理が出てくる。シノヴェリならたとえ大皿で出てきても給仕がちゃんと1人1人の皿に取り分けてくれる。テーブルに座った友人との会話が楽しいかもしれないが、熱い料理が出てきたなら、熱いうちに食べてしまおう。温かいうちに食べるようにしないと、冷めると固くなったり、旨味が逃げる食材は確かにある。実はそれよりも、お客の箸が動かないと、店側が次の料理を出せなくなるのだ。
 
・東京のシノヴェリ・レストランで6000円から8000円くらいのお任せコース料理を注文すると、おおよそ6~8品くらいの料理が供される。脈絡なく単純に料理が出てきている訳ではない。前菜が胃袋を開けた後、前菜の味付けを受けた熱い料理が出てくる。その次に出てくる料理も前の料理の味付けを受けて、出される。その後に出てくる料理も、直前の料理の味付けを殺さないようにしながらも、ちゃんと一つの料理としての味を感じてもらえるように仕立てている。次から次に運ばれる料理すべて、直前の料理の味を受けて、前の料理の味を越える味覚を感じるように考えて作られているのだ。つまり、最初はやや薄味で始まった料理は、だんだんと濃厚な味に移行しているのだ。
 
・単純に味だけの問題ではなく、口に対して優しくソフトな食材から始まり、調理方法も胃にもたれない軽い物から入っていく。料理の皿を重ねるごとに、徐々に舌と胃袋を満たしながら、最後の方にドッカーン(もしくはズッシリ)と胃袋にくるメインディッシュで味のピークがやってくる。その後、さっぱりとしたスープで口の中に残った調味料を綺麗に洗い流し、それまで食べた料理の味の濃淡、様々な調理方法、各種食材を口にしたことを最後のデザートですべて忘れさせる。デザートの後は、口福感に満たされた胃袋と、至福の時間を過ごしたお客のハートを温かい中国茶が包み込む。どこで唐揚げを出し、どこで蒸し物を出し、肉は何番目と決まりがあるわけではなく、スープを出すのも最後とは限らず、コース料理の流れに応じて出す食材や調理方法は料理人の経験とセンスに任されている。
 
・チャーハンは時間のない昼に、一人でレストランに行く時に食べればいい。コース料理を大勢で食べているのに、チャーハンが出てくると、私はもう相当がっかりする。最後に出てきた料理の残りダレ、それもショウガやニンニクが混じってちょっと濃いめの醤油味があれば、それを出汁のように白いご飯にかけて食べる楽しみがなくなってしまうではないか。一流のフランス料理だと、メインディッシュに残ったソースをパンで拭き取るでしょ?本当に美味しいシノヴェリだって同じこと、最後の方に出てきたその日のメインディッシュに残ったソースを、白いご飯にちょっとかけて食べる、ちぎったマントウにちょっと付けて食べるのが、これがまた美味しく、楽しみ。だから、最後の方に出る料理の皿をサッサと下げる店や給仕は、お客の最後の楽しみを分かっちゃいない。主食は白いご飯、マントウ、餃子。これが良い、シノヴェリなら絶対にお薦め。
 
・私は日本の中華料理店を一方的に非難するつもりは毛頭ない。しかし、日本の中華料理のワンパターン化にはホトホト呆れかえっている。その最も分かりやすいメニューが、デザートに出される杏仁豆腐。横浜の中華街でなくても、地方の老舗中国料理店、東京にあるシノヴェリ・レストランでも杏仁豆腐がメニューにない店は中国料理店ではないと言い切れるくらい、必ず絶対120%置いてある。この本を読んだ読書は、一刻も早くこの呪縛から解き放たれ、本当に美味しいシノヴェリの真髄は温かい(常温でもよい)デザートにあることを知って、杏仁豆腐以外の甘味をコース料理の最後に食べ親しんでもらいたい。具体的に挙げれば、お汁粉の類はどの地方料理にもあり、お餅の類も様々ある。ゴマ団子の方がどれだけ身体に優しくて、良いか。杏仁豆腐が流れを断ち切る最悪のデザートなのだから、マンゴープリンも同じこと。シノヴェリ・レストランなら杏仁豆腐以外のデザートが食べたいと言えば、たとえメニューに書いていなくても、コース料理の最後には美味しいお汁粉や饅頭を出してくれる。重ねて申し上げる!本格中国料理を食べる時は、杏仁豆腐とマンゴープリン以外のデザートを注文しましょう!!!
 
・最近ではインターネットという便利なものがあるので助かっている。特に飲食店を専門に紹介するサイトを見れば、必ず店のメニューを詳しく書いているから、わざわざ店に入らなくとも、それぞれのレストランの料理が分かる。この時点で、コース料理がない店は、中華食堂や一部メニューの専門店と区分けできる。次にコース料理はあるが、料理が固定されているように書かれている店や、コース料理の値段で1名1万円以上のお任せコースがない店は中華食堂の高級店なり、普通の中国料理店と判断する。まったく逆の意味で、コース料理で1名1万円以上の料金設定しかない店は、本格中国料理店のように思えても、私とは縁がなかったと考えいさぎよく諦める。さてここから目利きが必要になる。1名6~7000円位からお任せコース料理があって、2万円を越えるコース料理も用意できる店。それも「中華料理」とは書かずに、「中国」料理と主張している店。つまり日本に従来からある中華料理と我が店は違うのですよと、単語一つにこだわっている店。たとえば、「四大料理」の北京・上海・四川・広東ではなく、「山東料理」や「揚州料理」というようにきちんと料理の系譜を書いていれば、店なり店主・料理人の調理哲学が垣間見え、シノヴェリの匂いがホームページ上からプンプンと漂ってきている。こういうレストランなら一度電話をしてみる価値がある。
 
・直接店に電話をしてみて、コース料理の中身をこちらの希望に変えられて、味付けの要望も聞いてもらえる店なら、そのままコース料理を予約しても問題はないだろう。つまり本場の味付けや、デザートを杏仁豆腐から伝統的な甘味にするとかを聞き入れてくれる店なら、電話した時点でシノヴェリの可能性が高くなっている。初めて訪ねた中国料理レストランで確認すべきことは、お任せコース料理にしたはずがメニューにある料理の羅列ではないかどうか、季節の料理が含まれているかどうか。たとえこれらの条件を満たしても二度と行く必要のない店は、コース料理の流れが悪い店、料理自体が不味い店、お任せコース料理を食べてもお腹いっぱいにならない店。もしその店のお任せコース料理が私の指摘するような流れや季節感があれば、ほぼ合格。特に和風中華にありがちな料理が一切含まれず、見たことも聞いたこともない美味しい料理、一手間二手間かけて作ったことが分かる料理を出してきたら、かなりの確率で合格。100%の合格にならないのは、本格中国料理の良い店か、そうでないかを見分けるには2回以上通って初めて分かるから。二回目に行ったとき、1回目と同じ料理しか出なければ、その程度の店と判断しよう。もし1回目とはまったく違う料理が次々と出されたら、正真正銘の合格。いつ行っても違う料理が出るであろう。本場香港や北京の中国料理店へ食べに行く時も、店へのアプローチの仕方や判断材料は基本的に同じである。
 
・2度以上行くと言っても、半年以上期間が離れていては、あまり意味がない。できれば2ヶ月以内に2度目の訪問はしておきたい。ほぼ同じ季節で、違うメニューが出てくるかどうかが判断の材料になる。もしここで似通った料理が出てきたとしても、がっかりする必要はない。日本は四季の国、年に2~3回しか行かないのなら、その店でも合格なのかもしれない。ただ私が薦めるのは2ヶ月に1回は食べに行く店、行ける店という基準を設けているため、ちょっとレベルが高くなっている。
 
・シノヴェリは、一軒馴染みのレストランを持っていれば、それで十分だと考えている。あちこちの店を食べに歩く必要はサラサラない。それよりもその一軒の店で、毎回違う料理を堪能し、季節や一緒に食べるメンバーによってコースの中身を変えてもらった方が、シノヴェリの真髄、料理人なり店主の調理哲学が見えてきて、実に心地よい。馴染みになるというのは、シノヴェリ・レストランの場合、かなり大きな意味を持つ。単純に顔を知っているという関係以上に、味の好み、食材の好みを理解してもらい、また客側も店の得意な料理、不得手な料理を理解することで、お客の好みに沿った味を店側が常に出せるようになってくる。
 
・初めての時は最低料金のお任せコース料理を注文して、2回目にはそれより一つ値段の高いコースを頼んでみるというのも楽しい。本当に良い店なら、コース料理の値段を上げると、上げただけのことはあるとハッキリ分かる食材を使っていたり、すごく手の込んだ料理が出てきたりする。3回目にはさらにもう1ランク高い値段にしてみると、またもや前回にはなかった感動的な味の料理が出てくるのは常識。次からコース料理の値段が下げられなくなるという頭の痛い問題になったりする。
 
・中国料理の場合、味とサービス、さらに内装は、一緒に評価してはいけないと私は考えている。別々に評価を下し、そこから先はお客自身の満足度で計るしかない。日本人オーナーの中国料理店なら内装に趣向を凝らして、机や椅子も渋い色遣いの木製を選び、給仕も日本人を雇うだろう。中国人オーナーの店だと、内装を極力シンプルで真っ赤か、パイプ椅子に麻雀卓が並んでいるような店にして、給仕は中国人留学生に固めてしまいがちである。確かに客は店の料理を食べに来たのであって、椅子や机を食べるわけではないので、内装にお金をかけなくても、給仕の日本語がたどたどしいからといって大声を張り上げて怒鳴ることもそうないだろうし、それが悪いわけではない。ただしその発想は日本人にはなかなか理解されにくい。サービスにしても同じような文化的な認識の違いがある。仰々しいサービスよりもフランクなサービスを好む中国系の人々は、普通のレストランでも高級ホテル張りの仰々しい応対をする日本人の給仕を見ると、冷たいと感じるようだ。彼らの価値観では、ちょっと馴れ馴れしいくらいの方が、いろいろわがままも通りそうで落ち着くようだ。
 
・中国料理は仕込みが9割。十分な仕込みと季節感を出せるのはコース料理である。昼のランチで、それもラーメンやチャーハン一品だけで、それらの要素を満たすことは難しい。昼のランチが美味しいから、夜の料理が美味しいとは言えない。逆もまたしかり。
 
・今回推奨しているシノヴェリ・レストランは、東京にある店に絞って取り上げている。ただ、家賃の高い都内繁華街でレストランを一軒開店させるのには、少なくない資金が必要だ。そのため、大きな店から独立する料理人は、都内では店を出さずに、東京でも山手線圏外に店を構えることが多い。また東京と比べると家賃の安い東京周辺の都市にも良い店ができやすい。これらは都内で食べるより安い値段で、同じような料理が食べられる。都内ならお任せコースだと6千円くらいからだが、都心を外れると4千円くらいから提供できるようになる。もし近所にこういう店を見つけられればあなたはラッキー。これでシノヴェリ・レストラン選びに苦労する必要はなくなる。これは地方都市にも当てはまる。
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2019年12月(17回目)の東京和食五十嵐(東京 六本木)もとてもオススメ!

2019年12月17日 01時00分00秒 | 外食

 東京の六本木にある東京和食五十嵐へ17回目となりますが2019年の12月に行ってきました♪
これは毎月のお楽しみです♪

 店内は相変わらず静謐な空間が広がっています♪


↑店内
 
 今回も店内の生け花は美しいですが少し印象が変わりましたね♪
位置が低くなったようです♪


↑生け花

 全員定刻の20時前に集まり、今回も女性5名、男性5名とちょうど半々でご夫婦の方もいました♪
珍しく今回ぎりぎりの到着となってしまいかなり焦りました(^_^;)

 今回は12月に入りクリスマスシーズンとなったので、料理に「クリスマスツリー」や「雪だるま」があるのには驚きましたね♪
そのユーモアあふれる料理は楽しくなります♪
しかもその質と美味しさが凄い!

 そして「スッポンあんかけチャーハン」や「香箱蟹シュウマイ」、「アヒージョ甘鯛のフライ」、「春菊ウニ伊勢海老グラタン」等と中華料理やイタリアン、洋食界にも東京和食五十嵐は進出して異次元な和食ワールドが広がります♪

 今回もどれも美しく、そして美味しく感動しましたね♪
 
今回の2019年12月の献立は以下でした♪
 
<2019年12月 献立>
 1一番出汁
☆2フルーツ仕立てクリスマスツリー17種類の食材
3香箱蟹シュウマイ
4スッポンあんかけチャーハン
5松葉ガニ・白子・バチコのお椀
6大間のマグロとキャビア(丸山の海苔)
7アヒージョ甘鯛のフライ
8カワハギサラダ仕立て肝付き
9たつやさんのうなぎバーガー
10百合根モッツァレラチーズ雪だるま
11紅玉リンゴ、ピンクグレープフルーツ、ラズベリー、京人参のジュース
☆12ウニと伊勢海老グラタン春菊
13豚シャブサラダ
14白トリュフハンバーグ生胡椒 ガーリックライス
15スッポンの大根煮
16ウニと生カラスミのパスタ
☆17ノドグロ
18牛肉赤ワイン煮込み(2個)
19カレー大
20シジミ味噌汁
21十割蕎麦
22デザート(ピスタチオのアイスクリームとデポコン、ブンタンゼリー ザクロ)
23抹茶と饅頭

  今回もどれも甲乙つけがたいのですが、今回特に素晴らしいと思ったのは上記で☆を付けた以下の3つですね♪


↑☆2フルーツ仕立てクリスマスツリー


↑☆12ウニと伊勢海老グラタン春菊


↑☆17ノドグロ

「2フルーツ仕立てクリスマスツリー」は何と17種類の食材を利用したクリスマスツリーで、白い大根を使った星があるのも秀逸です♪
クリスマスツリーには星は必需品ですよね♪
 しかも、車海老、ウニ、アワビ、金目鯛、ホタテ、菜の花、大根、リンゴ、イチゴ、キャビア、柚子等と食材も豪華絢爛でしたね♪
これは食べるのが楽しいし、記憶に残る逸品です♪

 そして「12ウニと伊勢海老グラタン春菊」も美しい色合いで、この綺麗な緑色は春菊を大量に使用してできた色とのことでとても驚きました♪
 ウニの濃厚さも伝わりこれも秀逸でした♪

 それから開業依頼の逸品という「17ノドグロ」も相変わらず素晴らしい脂の乗りでこれも素晴らしいの一言♪
今回も感動しました♪
 
 そして料理が以下のように始まります♪


↑1一番出汁

 この一番だしで五十嵐は始まります♪
今回の器は銀色でした♪
あ〜〜始まる♪


↑☆2フルーツ仕立てクリスマスツリー17種類の食材

 そしてこのクリスマスツリーは美しく、食材も素晴らしかったですね♪
これはワクワクします♪


↑3香箱蟹シュウマイ

 シュウマイは香箱蟹の身が想像以上にたっぷりで、そしてカニ味噌も濃厚でこれも秀逸でした♪
うーん、ソースを漬けるパンも欲しい♪


↑4スッポンあんかけチャーハン

 これはねっとりしたあんかけが想像以上に素晴らしく、チャーハンと合います♪
人気に応えて再登場とのことでしたね♪
これはすごいよ♪


↑5松葉ガニ・白子・バチコのお椀

 そしてお椀もさすがの出汁で、そして美しく美味しく、これも甲乙付け難かったですね♪
 高級バチコには別の小皿が用意されゆっくり食べることもできました♪


↑6大間のマグロとキャビア(丸山の海苔)

 これはキャビアたっぷりで贅沢です♪3枚の海苔でくるんで、いただきました♪
海苔もパリッとしていてかなり上質さを感じます♪


↑7アヒージョ甘鯛のフライ

 イタリアンのアヒージョとは、これにも和食とは思えず驚かされましたね♪
しかもフライと合う合う♪

もちろんフランスパン付き♪

さすがです!新たな新感覚のアヒージョですね♪


↑8カワハギサラダ仕立て肝付き

 これはさっぱりと上質なカワハギで、そして大きな肝付きとはさすがでしたね♪
美味しい♪


↑9たつやさんのうなぎバーガー

そしてリバイバル第二弾はうなぎバーガー♪
これは嬉しい♪
2口で頂きます♪
やっぱりハンバーガーは好きですよね♪

↑ハンバーガーをつまむ


↑10百合根モッツァレラチーズ雪だるま


 そしてこの雪だるまには笑っちゃいました♪
可愛いい♪
食べるのが忍びないですが、真っ二つに割って食べろとの指令でした(^_^;)
柔らかく、チーズも伸びます♪


↑11紅玉リンゴ、ピンクグレープフルーツ、ラズベリー、京人参のジュース

 いつも野菜フルーツジュースには何が入っているか考えますがいつも分かりません(^_^;)
さっぱりとして美味しいです♪


↑☆12ウニと伊勢海老グラタン春菊
 
 この美しい緑色の春菊スープには感度で、これが濃厚なウニとあって非常に美味しいです♪


↑13豚シャブサラダ

そしてさっぱりと豚シャブサラダ♪
野菜も美しい♪


↑14白トリュフハンバーグ生胡椒 ガーリックライス

 そしてハンバーグには初挑戦とのことで、これにたっぷりとトリュフを掛けるのは素晴らしいです♪
これはご飯が食べたくなり、さすがガーリックライスと合います♪
美味しい♪


↑15スッポンの大根煮

 そしてシンプルに大根煮ですが、これが程よい出汁とそして、この程よいアツアツ温度が素晴らしかったです♪
いやこれは美味しい♪


↑16ウニと生カラスミのパスタ

 それからこのウニと生カラスミのパスタも絶品です♪
麺に合います♪


↑☆17ノドグロ

 そしてこのノドグロは創業期からの逸品でこれもやはり美味しかった♪
この脂はホント素晴らしいです♪


↑18牛肉赤ワイン煮込み(2個)

 それからもうかなりお腹いっぱいになってくるので、牛肉煮込みの肉の数や大きさを注文できます♪
食いしん坊なので2つ頼みますが、トロトロ柔らかくて美味しい♪


↑19カレー大

そしてカレー大も美味しく頂きます♪
あぁぁ旨い♪


↑20シジミ味噌汁

そして肝臓に良いシジミ味噌汁がこれまた出汁が美味しい♪


↑21十割蕎麦の大

そして十割蕎麦も大で美味しく頂きます♪
麺つゆと胡麻ダレと2種類の味を楽しめます♪
しかしながら、かなりお腹いっぱい♪
次回からは中にしようかと思います♪


↑22デザート(ピスタチオのアイスクリームとデポコン、ブンタンゼリー ザクロ)

それからデザートのピスタチオのアイスが濃厚でそしてフルーツたっぷりでこれも美味しいです♪
もう残りは一つです♪


↑23抹茶と饅頭

そして器を選んで抹茶と饅頭を美味しくいただきました♪

今回も楽しく、そして美味しく頂けました♪
また来月が、どんな変化があるのか非常に楽しみです♪

そういや「STORM COWBOY」というお酒がありましたね♪
面白いパッケージの日本酒です♪
 
↑STORM COWBOY
 
なお私が体験した過去の東京和食五十嵐は以下となります♪
 

美味しかったものまとめ(2019年上半期)
<今日の独り言>
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棚横手山(山梨県 甲府市)の登山はとてもオススメ!

2019年12月16日 01時00分00秒 | イベント・外出
 山梨県甲府市にある棚横手山(大富士見台)等を初めて登山して、富士山や南アルプスなどの展望がとても良く感動したので紹介したいと思います♪
 
今回のコースの概略は以下となります♪
 
1)JR勝沼ぶどう郷駅に集合
2)タクシーで大滝不動尊まで移動
3)大滝不動尊から棚横手山(標高1306m)を登山
4)甲州高尾山(標高1106m)までほぼ下りを歩き
5)更にずっと下って大善寺まで歩き
6)大善寺からタクシーで「ぶどうの丘」まで行き温泉とバーベキュー
 
今回は15人で登山することとなり、JR勝沼ぶどう郷駅に東京方面から土曜午前9:21着電車で集合して集まりました♪
 
↑勝沼ぶどう郷駅 拡大
 
↑勝沼ぶどう郷駅
 
 そして予約していたタクシーが4台待ってくれていたのでそれに乗って、大滝不動尊まで行きます♪

タクシー代は2100円程でしたね。
 
 赤い立派な大滝不動尊の建物があり、そこが登山の起点となっていました♪

また大滝不動尊は景観保存地区となっていましたね♪
 
↑大滝不動尊の赤い建物と景観保存地区の説明
 
↑景観保存地区の説明
 
 そして大滝不動尊と滝の説明があり、西暦880年からある古いものとは驚きました!

古い!

修験霊場だったため大小の滝だけでなく、歴史景観がよく残されているようです♪
 
↑大滝不動尊と滝の説明
 
仁王門をくぐって登山へ出発します♪
 
↑仁王門
 
 登山道を歩いていると大滝がありましたね♪

かなり素晴らしい滝です♪

冬は、まあ標高が1000mほどあるので、この滝の水が凍るようです♪
 
↑登山道を歩く
 
↑大滝
 
 そして南アルプスの北岳などがよく見えましたね♪

頂上には雪が積もっています♪

それにしても快晴で天気に恵まれました♪

また甲府盆地も美しく見え、甲府盆地の広さを実感します♪
 
↑南アルプス等
 
 しばらく歩くと、すすきが増えてきて紅葉も美しいです♪

そして富士山が見えました♪

おぉぉ美しいです♪

快晴で富士山の山頂がよく見えます♪

11月中旬でしたが、まだ富士山山頂には雪はそんなに積もっていないようでしたね♪
 
↑すすきと富士山
 
↑富士山拡大
 
 そして、棚横手山を目指します♪

途中で左に曲がります♪
 
 棚横手山の標高は1306mで、登り初めが標高980mほどでしたので、実質約300mほどの登山となります♪
 
どんどん開けてきて景色が素晴らしくなってきます♪
 
↑富士山
 
↑南アルプス方面
 
松の木などもあり、その間にある富士山もなかなか良い感じです♪
 
↑松の木の間の富士山
 
そして棚横手山(大富士見台)に11:30過ぎに到着しました!

富士山やすすきが美しいです♪
 
↑大富士見台
 
↑棚横手山の標識
 
棚横手山は、山梨百名山に選ばれているんですね♪
 
美しい富士山をずっと見ながら、そして弁当を楽しみました♪

ほんと素晴らしい景色です♪

甲府盆地は山々に囲まれているのですが、武田信玄はこの甲府を拠点にして東西南北山を越えて攻めて行ったとは改めて大変だったのだろうなぁと思いましたね♪
 
↑富士山
 
↑富士山拡大
 
↑富士山と山々
 
それから来た道を戻り、さらに真っ直ぐ進むと「大」がないただの富士見台がありました♪
 
↑富士見台
 
標高が下がってきたので富士山の頂上部分が小さくなってきましたね♪
 
↑富士山
 
そして標高1106mの甲州高尾山山頂に到着しますが、木々に囲まれていました。
 
↑甲州高尾山山頂
 
 そしてひたすら大善寺を目指し降りていきます♪

下りが多いので膝に結構負担がかかりましたね♪

転ぶ人も続出して次第にゆっくりな歩きとなります。

しかし紅葉などが美しかったですね!
 
↑紅葉
 
そしてかなり広大なソーラーパネルがあったり、ぶどう畑が広がってきて、大善寺に到着しました♪
 
↑大善寺の案内
 
大善寺到着は16時過ぎになったと思います♪
 
 その後は、宿泊施設や温泉、ワインカーヴ、バーベキューがある「ぶどうの丘」にタクシーで戻り、ゆっくり温泉に浸かり、そしてバーベキューを楽しみました♪

露天風呂やバーベキュー会場からは甲府盆地の夕闇や夜景も美しくて素晴らしかったですね♪
 
↑バーベキュー
 
↑夕闇
 
↑夜景
 
その後はタクシーで勝沼ぶどう郷駅に戻り、東京まで戻りました♪
 
棚横手山登山は、雄大な富士山や南アルプス、甲府盆地を見ながら登山を楽しめとてもオススメです!
 
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「妻のトリセツ(黒川伊保子)」という本はとてもオススメ!

2019年12月13日 01時00分00秒 | 
妻のトリセツ (講談社+α新書)
黒川 伊保子
講談社


 「妻のトリセツ」という本は、人工知能研究者で人間の脳についてずっと研究している黒川伊保子さんが、その知見を生かして、男女の脳の違いだけでなく、妻との関係をより良くするポイントについてとても分かりやすく説明したものです♪
 
 最近その黒川伊保子さんの講演会に参加したのですが、その講演会は本書で書かれた内容を面白可笑しく、会場を爆笑させるほど素晴らしい内容で、彼女の講演会もとてもオススメですね♪

特に夫をウルトラマンに例える話はとても笑えました(^_^)
 
またそこで彼女のサイン付きの「妻のトリセツ」や「夫のトリセツ」を購入でき、握手もできたのは良い思い出です♪
 
 
↑黒川伊保子さんのサイン
 
本書では特に以下について書かれています♪
・女性脳は何十年分もの類似記憶を一気に展開する
・女の会話の目的は共感
・女性脳は他人の体験談を自分の知恵に変える
・息子、娘との対応方法
・妻が求めているのは夫のねぎらい
・女性との買い物の仕方
・妻を絶望させるセリフ
・記念日の対応方法
・デートは1ヶ月以上前に日程を決めること
・サプライズは逆効果が多い
・お土産の効果
・女性脳は言葉のアメ玉を欲しがる
・いい夫とは時に妻の雷に打たれてくれる人
 
「妻のトリセツ」という本は、より良い恋愛や夫婦生活のヒントとなりとてもオススメです!

次回は「夫のトリセツ」を紹介したいと思います(^_^;)
 
以下は本書のポイント等です♪
 
・妻の怒りの理由は「今、目の前で起きたこと」だけではない。過去の関連記憶の総決算として起こるものなのである。女性は感情に伴う記憶を長期にわたって保存し、しかも「みずみずしく取り出す」ことが得意な脳の持ち主だ。日常生活で起こる感情が、さまざまな色合いを帯びており、この感情の色合いごとに体験記憶が収納されているのである。心が動くと、その「感情の色合い」と同系色の引き出しに収納された過去の体験記憶が数珠つなぎになって一気に引き出される。「感情によって連鎖される記憶」なので、当然、感情が増幅されて溢れる。
 
・たとえば夜中に子どもが高熱を出したとき。「熱が高いのに、顔が青ざめている。これはいつもとは違う。救急車を呼ぶべきか・・・」と、女性はこれまでの発熱シーンを思い返して、現在の状況を確認する。そして、上の子の同じようなシーンのみならず、数年前に公園でママ友が話していた体験談、さらに、自分自身が幼かったときの記憶まで総動員して、今、目の前で起きていることにどう対処すべきかを、即座に判断する。すなわち、女性脳は目の前の問題解決のために、過去の関連記憶を瞬時に引き出してダイナミックな答えを出す究極の臨機応変脳なのである。特に、怖い、辛い、ひどいといった危険に伴う体験記憶は、子どもを守るために「とっさに発動すべき」第一級重要情報であるがゆえに、それを引き出すネガティブトリガーは、周産期(妊娠、出産)と授乳期に格段にパワーアップする。だから、この時期の夫の無神経な発言や行動は、一生残る辛い記憶、傷となって、繰り返し持ち出され、いつまでも消えることがない。
 
・女性脳の最も大きな特徴は、共感欲求が非常に高いことである。「わかる、わかる」と共感してもらえることで、過剰なストレス信号が沈静化するという機能があるからだ。それによって、怖かった、悲しかった、痛かった、寂しかった、惨めだった、辛かったという神経回路のストレスが軽減される。逆に共感が得られないと一気にテンションが下がり、免疫力も下がってしまうのだ。
 
・女の会話とは「日常のささやかな体験」を相手にプレゼントし、受けた方は共感で返して「しばしの癒やし」をプレゼントする、いわば共感のプレゼント大会なのだ。なのに、男は、どちらのプレゼントも出し惜しみする。・・・というか、子育てに疲れている妻に、会社のつまらない話なんてとうてい聞かせられない、という男心で、封印してしまう。さらに、男性脳にとっては、共感よりも問題解決こそがプレゼントなので、共感を端折って、「〇〇すればいいんじゃない?」「やらなくていいよ、そんなもん」と、いきなり問題解決してしまうのだ。かくして、女たちは、「思いやりがない」「私の話を聞いてくれない」「いきなり、私を否定してくる」となじってくるのである。
・妻とは、ことごとく意見が合わない・・・。いや、意見のみならず、こちらが暑がりなら向こうは寒がり、向こうが神経質ならこちらは大ざっぱといった具合に、感性が真逆という夫婦は多いはずだ。というのも、恋に落ちる男女は、生物多様性の論理に則って、感性が真逆の相手を選んでいるからにほかならない。地球上の生物のほとんどは、生殖をその存在の第一使命としている。生殖して遺伝子を残す。その最も効率的な方法は、「タイプの違う相手との掛け合わせ」と「生殖機会ごとに相手を替えること」。感性が違うほど、遺伝子は多様性を極め、子孫の生存可能性が高まることになるからだ。
 
・女性脳は、半径3m以内をなめつくつように感じて、無意識のうちに支配している。その空間を自分の思い通りに制御できないと、「見落としていることがある」感覚に陥り、不安と不快感が募り、ストレスがたまる。嫁姑が互いにイラつくのは、この「制御領域」がぶつかり合うケース。できる主婦は、台所やリビングをミリ単位で認知し、無意識のうちに完全制御している。このため、自分の置いたものを動かされたり、動線をさえぎられることに大きなストレスを感じるのである。ときには、夫でさえも入ることを嫌う。姑にしてみれば、できる嫁ほど、当然のことのように、自分(実家)のルールを持ち込んだりするのだから、たまらない。かといって、何も手伝わない嫁も腹が立つ。女と女の見えないバトルは男性から見たら、何かしらの強いストレスの結界を感じるだけで、手も足も出ないのである。賢い嫁は、姑の結界に、無邪気ながらに、ややおずおずと入り込み、やがて共通ルールを増やしていく。賢い姑は、かつて自分が感じた「姑の結界での疎外感」を思い出して、嫁をいたわる。要は、双方の察する能力と思いやり。これがどちらかに欠けていると、嫁姑問題だけでなく、実の母娘でもバトルを繰り返すことになる。
 
・共働きの妻は、盆暮れなどのまとまった休みは、家族水入らずゆっくり過ごしたいというのが本音だ。夫にとっては気の休まる実家であっても、妻にとっては職場よりも気が張る場所であると心得るべし。実家に妻を連れて行ったときは、「〇〇は、日頃は仕事と家事の両立で疲れているから、ここに来たときはゆっくりさせてやってほしい。娘みたいに思ってやって」と先手を打とう。嫁姑の結界問題は、言葉一つで解消できることもある。しかし、嫁からは言い出せない。母(姑)が言ってくれないのなら、息子(夫)が言わなければ。
 
・父親がやるべきことは、妻と娘がもめていたら、どちらの言い分が正しいかをジャッジすることではない。「どちらが正しいかは関係ない。お母さんを侮辱した時点で、おまえの負けだ」と娘に告げることだ。娘は、どんなに反発していても母親を大切にする父親を嫌うことはない。むしろ、父親の強さと頼もしさを知ることになる。
 
・また息子が妻に反抗した場合は「オレの大切な妻に、そんな暴言は許さん!」と毅然と言おう。息子の暴言を見て見ぬふりをする父親は、軽蔑されても尊敬されることはない。何よりも、子どもたちに対して「妻が一番大切だ」と宣言することは、妻の心に響く。このひとことがあれば、一生夫も寄り添っていけるという妻も少なくない。またこういう夫であれば、必然的に妻も夫を大切にし、何かにつけて夫を立てるようになるはず。これが息子にとって大きな意味を持つ。
 
・名もなき家事に太刀打ちできない男性脳が、名もなき家事と戦っている妻を助けることは不可能に近い。それでも毎日毎日チリのように積もり続けている妻の怒りがいつか大爆発するのを防ぎたければ、とにかくねぎらうことである。毎日じゃなくていいのである。毎日じゃ、かえってウソくさい。月に一度だって、かまわない。ぜひ心掛けてみよう。
 
・妻は「名もなき家事」に夫が気づいて、ねぎらってくれただけで、かなり気が晴れるし、その中のどれかを担おうという夫の気持ちが嬉しいものなのだ。ただし妻の反応に期待しすぎるのは厳禁。「今まで10個飛んで来た弾が、7個に減る」くらいに思っておこう。その代わり、定期的にくる大爆発はかなり防げるようになるはずだ。
 
・失敗してしまったときに妻を怒らせず、うまく切り抜ける方法がある。余計なことを言わずに真摯に謝る。これが一番被害が小さい。しかも、ちょっと大げさなくらいがちょうどいい。「あ~もう~どうして。がっくり・・・」などと声に出して、ガックンとうなだれてみせる演出も効果的。いい歳のオジサンが、失敗にうなだれている図はかわいげがあり、「バカじゃないの」と言いながらもクスッとさせたら夫の勝ちだ。何度もやると効果半減だが、時にはかわいげで切り抜ける方法も覚えておきたい。
 
・妻のミスを指摘したいときにも言い方がある。たとえば冷蔵庫の中に賞味期限切れの食品を見つけた場合、このときとばかり「これ賞味期限切れてるじゃないか。もったいないな!」などと水戸黄門の印籠よろしく出すべからず。「ねえ、これまだ食べられるのかな?食べていい?」と無邪気を装って聞くのが正解。処分するなら「これ君がうっかり食べておなか壊しちゃうと心配だから、捨てておこうか?」のように妻を優しく気遣う夫が演出できれば上出来だ。
 
・「~っぱなし」に妻がキレる理由がわからない男性には、ぜひ、こう考えてもらいたい。「妻が家庭でやってほしくないことは、すなわちセキュリティ問題なのだ」と。たとえば便座。夫にとっては「上がっていたら下げりゃいいだけ」だし、「スリッパを適当に脱いだら、多少見栄が悪い」くらいのことだ。しかし、もし、妻が便座が上がっているのに気づかず腰を下ろしたら、お尻を便器に打ちつけたり、便器にはまってしまったりする。これが年老いた親や小さな子どもであれば、大きなケガをする可能性もある。子どもに気を取られつつ洗濯物を抱えながら部屋に入ったら、夫が脱ぎ捨てた靴下やスリッパを踏んで足をすべらせる可能性もある。風呂のふたを閉め忘れたら、子どもやペットが落ちて溺れるかもしれない。女性脳は、無意識のうちに、このような先へ先へのリスクヘッジをしているのである。何度言っても改善しないと、「ちょっと不安」「なんか怖い」といった感覚がたまっていって、ある日、閾値を超えネガティブトリガーを引く。無意識の感覚なので、理路整然と説明はできないのだが、突き詰めてみれば、明らかに高リスクの事象に女性脳は反応している。
 
・家事をしても夫と妻は見ている世界が違う。だから片付いているという感覚も違うのだ。女性脳は立体がよくわからないので、3次元空間で片付いているものでも、片付いていないように感じる。また縦方向に分類されていても、パッと見て整理されていないように感じたりする。男性脳は扇状にしかも立体的にものを見るので、夫は自分の動線に合わせて道具を整理したつもりで、妻からは道具をあっちに置いたりこっちに置いたりしているように見えることもある。皿の裏の小さな汚れを妻は見逃さないが、夫にはそもそもそんな汚れが見えていないという可能性もある。そこはお互いに認識すべき点である。
 
・脳の性差で楽しいはずの買い物で互いがイライラし、せっかくの休日が台無しになるのであれば、そこには工夫が必要だ。そこですすめたいのが、買い物の時間差攻撃。妻は寄り道し放題、夫は先に目的の売場に行き、じっくり商品を比較検討する。吟味したら、スペック的に納得できる候補を数点選んでおこう。後から売場にやってきた妻が、磨きをかけた直感力で、ビビッときたイチオシの商品を選んだら、夫の出番。サイズやスペックをもとに「これは高さが5cm大きくてウチには入らない」とか、「これは君が欲しがっていた素材がカチカチに凍らない冷凍室がある」などの頼もしいアドバイスを。妻の直感に、夫の論理的なフォローがあれば確実でしかも双方が満足のいく買い物ができる。夫は妻の面倒くさい寄り道に付き合わないですみ、さらに買い物に対する意欲も感じさせられるという奥の手だ。
 
・女性脳は大切な対象に意識を集中し、ちょっとの変化も見逃さず、相手が何も言わなくても何を求めているか、どうすれば相手が嬉しいか、その意図を察して生きている。これは物言わぬ赤ん坊を育てるために女性脳に装備された能力だから「察すること」イコール「愛の証」だと信じているのだ。「察してなんぼ」の女性脳にとって、「言ってくれれば、やったのに」というセリフは察することを放棄した言葉であり、「僕はあなたになんの関心もない」「あなたを大切に思っていない」と同義語なのである。
 
・妻が絶望する夫のセリフをリストアップする。夫の意図とは関係なく、妻にどう聞こえるのかを解説しよう。もし心当たりがあるなら、妻の不機嫌はこのセリフのせいだと心得てほしい。
①「だったらやらなくていいよ」
家事が大変だと訴える妻に言うと「君がいつもやっているきことは、僕にとってはそれほど重要ではない。やらなくても気にならない」と聞こえる。
②「つまりこういうことだろ?」
愚痴に対しては「わかるよ。大変だね」と共感するだけで十分。頼んでもいない要約や解決策の提示は余計なストレスを増やすだけ。
③「おかず、これだけ?」
夫が自分が食べるご飯の量に対してのおかず量のあんばいを、あらかじめ計るために聞いたひとことでも、「たったこれしかないの?」と聞こえる。余計なことは言わずに様子をみよう。
④「今日何してたの?」
家事が思うようにできなかった妻には「一日家にいて、家事も満足にできないのか」と聞こえる。
⑤「いいな~君は。一日〇〇(子どもの名前)と一緒で」
それが何より辛いと感じている妻もいる。そういう自分を責めていたりもする。
以上のリストの中で、特に要注意は④と⑤だ。妻が専業主婦や育児休暇中である場合、このセリフは致命傷となる。出産目はコントロールできていた家事が、子どもの誕生をきっかけにコントロールできなくなっているからだ。特に優秀な専業主婦を持つ夫ほど、妻の家事労働の量や大変さに気づきにくい。
 
・女性脳では会話の感じ方が4パターンある。
①心は肯定-事実も肯定
②心は肯定ー事実は否定
③心は否定ー事実は肯定
④心は否定-事実も否定
女性脳同士の会話では、基本③と④は使わない。つまり、事実を肯定しようが否定しようが問題ないのだが、共感のために会話をする女性脳は、心=気持ちを否定したら会話が成り立たないだけでなく、人間関係が成り立たないのだ。
 
・記念日をより幸せな記憶にするための2つの方法がある。それが予告と反復だ。まずは予告から。「来月の結婚記念日には、二人の思い出のあのイタリアンに行こう」と、少なくとも1ヶ月前には伝えよう。肝心なのは、「時間」をあげること。言われた日から記念日までの4週間を記念日以上に楽しみ、味わい尽くすのが女性脳の特徴だからだ。情緒を時間軸に蓄積させる女性脳は、何かを楽しみに待つのが大好きだ。「二人の思い出のあのイタリアン」という夫の言葉を何度も思い返しながら、その日を思い描く。仕事の帰りにウィンドーショッピングを繰り返して、とびきり素敵なワンピースを選ぶ。ワンピースに似合うパンプスを取り出して磨く。予定の日から逆算して美容院を予約する。ふだんはしないパックをしたり、ネイルサロンにも行ってみたりする。近未来の記念日に言及したひとことだけで、こういった記念日へのプロセスを作り出す。それがプロセス指向の女性脳に絶大な効果をもたらす。
 
・とはいえ「予告をして、そこまで楽しみにされて、万が一約束が果たせなかったら」と怖がる男性も多いだろう。しかしそれがそうでもない。楽しみながら過ごすプロセスが、すでに女性脳を幸せにしているので、実際のデートが延期になっても、案外あっさりと「仕方ないね」と許してくれたりするのである。
・記念日を効果的にする方法2つ目は反復。当日、記念日の席では、ぜひこれまでの来し方を振り返ってほしい。「ああいうこともあったね、こういうこともあったね、ずっと一緒にいてくれてありがとう。これからもずっと一緒にいようね」と伝えよう。これまで、毎日毎日積み上げてきた努力をちゃんとわかってくれて、来し方をともに振り返ってくれる夫がいれば、妻は満ち足りる。記念日はふだんのマイナスを一気にプラスへとひっくり返すチャンス。これを利用しない手はないのである。
 
・どんなに夫が準備に手間暇掛けたとしても、サプライズを喜ぶ妻はほとんどいないということだ。誕生日にデートしようと誘われて出かけると、予告もなしに連れて行かれたのが高級フレンチレストラン。食事が終わり、キャンドルの炎が揺れるバースデーケーキが運ばれてくる。と、同時に楽団がバースデーソングを演奏し始め、あらかじめ預けておいたバラの花束を渡されて・・・と、こんなロマンチックな演出をされても、あまり嬉しくない。どころか、その場に合わない服装や、完璧ではないヘアやメイクの姿のまま注目を浴びることが恥ずかしいし、惨めに感じていたりする。何よりもその日を思い描きながらドレスを選んだり、美容院に行ったりする、そういう楽しみを全部奪われてしまったことが悲しいのだ。妻の気持ちを考えないサプライズは、時として、特大ネガティブトリガーを作り出す。
 
・男の子が自分そっちのけで、働く車に夢中になっている頃、女の子たちは、人形やぬいぐるみを抱きしめながら自分を感じている。自分が気持ちいい、自分が楽しい、自分がちやほやされるのが、女の子にとっては、何より大切だ。なぜかというと、哺乳類のメスは、自分が健康で快適な状態でないと子孫が残せないからだ。自分を大切にすることは、そのまま種の保存につながる。種の保存は、生物における最も基本的な本能である。したがって、自己保全に対する要求は、哺乳類のメスの最も大切な本能なのである。だから女性は自分の体調変化を男性の何十倍も敏感に把握している。ちょっと寒ければ寒いと騒ぐし、ちょっと暑ければ暑いと文句を言う。おなかがすけば不機嫌になるし、足が痛ければ歩けないとのたまう。男から見ると、ただのわがままに見えるが、これは常に自分を快適な状態においておかなければならないという責任感からくる言動だ。交尾さえ遂行すれば、その場で死んでも種が残せるオスとは、その責任の重さがまったく違っているのである。
 
・結果よりも、プロセスを重視する女性脳は、夫や家族のために、毎日繰り返し行う家事を大切にしている。「ありがとう」というのが難しい夫は、妻が継続してやってくれていることに対して「君がずっとしてきてくれたことをちゃんとわかっている」と伝えよう。伝えるタイミングとして、一番言いやすいのは、やはり結婚記念日。わざとらしくなく、10年なら10年分の、20年なら20年分の来し方を振り返ることができるからだ。記念日の朝、「君の味噌汁を飲むのも、もう20年になるんだね」としみじみ言ってみてほしい。妻の脳裏には、これまで何千回と繰り返してきた、味噌汁を作るシーンが思い浮かぶ。「君が僕のためにずっとやってきてくれたことを、僕はちゃんとわかっている」というメッセージは、どんな愛の言葉より、妻の心に響く。
 
・妻を思わずにっこりさせてしまうのはお土産作戦。お土産といっても、高価なものである必要は全然ない。ちょっと美味しいもので、普通のなんでもない日に渡すというのがポイント。妻にとって結婚記念日や誕生日のプレゼントは半ば決まりごと。だから「記念日でもないのに、私のことを気にかけてくれた」ことが胸を打つのだ。お土産は、会社帰りにデパ地下で購入したお饅頭でもいい。しかし、プロセス指向の女性脳は、「相手を思う時間」を感じたいので、「わざわざ足を伸ばして、あの人気商品を並んで買った」とか「限定商品を予約して買った」とか、時間と手間と心をかけて入手してくれたお土産を持って帰ってきたらかなりぐっとくる。
 
・お土産作戦はケンカをしてしまったときの仲直りにも使える。ちょっとした口ケンカだったのに、互いにヒートアップして、ヘビーなケンカに発展してしまうことがある。基本的には、逃げずに妻の言い分を(たとえそれが理不尽に感じるものであっても)聞くべきなのだが、妻が「もう顔も見たくない!」などと言い出したらいったん家を出よう。互いにクールダウンできるだけでなく、妻は「顔も見たくない」などと言っておきながら、実際に出て行かれると狼狽するので、その意味でも夫がその場からいなくなるのは効果的だ。1~2時間、どこかで時間をつぶしてから家に戻る際に、コンビニやスーパーでお土産を買う。お土産は、二人が好きな定番の幸せお菓子がベストだ。家に帰ったら、ケンカの原因がなんであれまずは「悲しい思いをさせてごめんね」と妻の「傷ついた心」に謝ってから、お土産を渡そう。夫に出て行かれた同様と不安が安心に変わり、さらに、二人の定番のお菓子を買ってきた夫の気持ちが妻の心を和らげ、たいていのケンカはおさまるはずだ。ケンカによるネガティブトリガーをポジティブトリガーに変えるちょっとした魔法である。
 
・女性脳が好きなのは、唯一無二。男は、自分が言われて嬉しいから、「君が一番きれいだ」などと言いがちだが、比べる対象がいるだけで、女はなんとなく不愉快な気持ちになる。だから、「一緒にいることに意味がある。そんな女は君だけだ」「自分にとって、君がオンリーワンの女だ」という言葉はハートに刺さる。
 
・女性脳のリスクヘッジトリガーは、一日中、あらゆる場面で発動される。「歯磨きした?」「お風呂に入って」「ソファじゃなくて、ちゃんとベッドで寝て」「一口目は野菜から」「ビール飲みすぎ」「タバコはやめて」といった生活習慣から始まって、「テーブルに直接熱い鍋を置かないで」だの「お風呂から出たら換気扇を回して」といった、家庭の決まりごとまで、こと細かに注意・命令を繰り出してくる。うるさいことこの上ないが、妻がガミガミ言うのは、夫と長く一緒に暮らしたいからなのだ。歯磨きをサボって歯周病になれば、歯を失うだけでなく、心疾患や糖尿病のリスクも高まる。テーブルだって同じ。1回熱い鍋を置いただけでは、なんの変化も起きないテーブルも、長い文脈で物事を見る女性脳は、2回、3回と同じことを繰り返しているのが見える。そして繰り返すウチに、テーブルの塗料が剥げて、ダメになっていく未来も見える。妻は男の守り人なのである。
 
・実は、脳科学的に「いい夫」とは、時に妻の雷に打たれてくれる夫のことだからだ。女性脳は、家事と育児を片づけるため、生活の中で、あらゆる気づきとタスクを多重させて走らせている。このため、日々をただ生きているだけでストレスがたまる脳なのだ。さらに周産期から子育て中の女性は、ホルモンバランスが激変していくので、生体ストレスが半端ない。女性たちは、ときどき、このたまったストレスを放電する先を探しているのである。そんなとき、まんまと夫が何か気に障ることをしてくれると、気持ちよーく放電できる。夫が完璧だと、その放電先が子どもになったり、自分に跳ね返ってうつに転じたりして、危なくてしょうがない。いい夫とは、「おおむね優しくて頼りがいがあるが、時に下手をして、妻を逆上させる男」にほかならない。逆上されたからといって、すべての原因が夫なのではないのである。女はただ怒るために怒っている。本人も気づいていないけれど。そう、女は、本当のところ、かなり理不尽なのである。
 
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雅叙園のカフェラウンジ パンドラや庭の散策は(東京 目黒)はとてもオススメ!

2019年12月12日 01時00分00秒 | 外食

 東京の目黒駅から徒歩約5分の所にある雅叙園に日曜の20時過ぎに訪れ、カフェラウンジ パンドラへ行ってみました♪

 日曜夜にこの近辺で良いBARはないかと探していると雅叙園があったことを思い出したためです♪

 相変わらず雅叙園は入口近くの竹林から美しく、そして建物に入るとクリスマス前なので、巨大なそして和風なクリスマスツリーが置かれ美しいです♪


↑竹林の入口


↑入口近くの巨大なクリスマスツリー

そして綺麗で長〜い廊下を歩いていても至る所にクリスマスツリーが置かれていて、水面にもそのツリーが反射して見え美しく、そしてこの世界観が素晴らしいと思いましたね♪


↑長い廊下

 長い廊下を歩いて、左側にあるお店がパンドラというバーでした♪


↑パンドラ


↑パンドラ

お店はかなり広く、そして廊下からよく席が見えます♪

窓の外には大きな滝があり夜も素晴らしい景色です♪


↑窓から見える大きな滝

 入口から入って左奥のその滝がよく見える席に案内してくれました♪

 日曜の20時過ぎなので客もまばらで好きな席に座れます♪

 店内には大きめのヤマハのグランドピアノもありましたね♪

 そしてメニューを見てどの飲み物にするか選びます♪


↑メニュー


↑メニュー


↑メニュー

 すでに他のお店で食事は終わらせていたので、ジントニック1300円(税・サービス料別)を選びました♪

 ピーナッツなどのミックスナッツ付きとは嬉しかったですね♪

 さすがジントニックは上質さを感じ美味しいです♪


↑ジントニック

 この時間は客も少ないので、静かにゆったりと飲み、そしてゆっくり癒せましたね♪

 しかも店内BGMは静かに私が好きなピアノのクラシック音楽が流れているのでかなり癒やされます♪
 ショパンのバラード3番が流れたのは特に嬉しかったですね♪
しかし結構激しく速い演奏でした(^_^;)

 会計を済ませた後は、せっかくなので滝の周りを散策してみました♪
金太郎池とあり、紅葉が綺麗ですし、池には綺麗な鯉も泳いでいましたね♪


↑金太郎池の案内


↑滝や紅葉


↑滝


↑滝

それにしても清々しくて素晴らしい滝と庭です♪

 実は滝の裏まで階段で上がったりしてその風景を楽しめ、緑も多く、夜も滝の周りを散策もできるのは秀逸でしたね♪


↑滝の裏側

とても癒やされ、雅叙園のパンドラはとてもオススメです! 


美味しかったものまとめ(2019年上半期)
<今日の独り言>
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とんかつ とんき(東京 目黒)のとんかつはとてもオススメ!

2019年12月11日 01時00分00秒 | 外食

 以前このブログでも2度紹介しましたが、約9年振りとかなり久しぶりにとんかつ とんき 目黒本店に日曜の夕方18:30過ぎに行ってきました♪


↑店構え

店構えは変わらず風格があります♪

 そして相変わらず人気店で、店に入ると長〜いカウンター席の後ろと左側の階段には待ちの大行列ができていましたね♪


↑奥からの店内

2階はテーブル席や個室があるようです♪

 私は今回も1階のカウンター席に行きましたが、すっかり手順を忘れていました。
すぐにカウンターの中にいるおじさんに注文をしなければなりません♪


↑メニュー

ロースかヒレか串を選べ、ロースかつ定食2100円税込を頼みました♪

 そしてカウンター席後ろの席に座ります♪
頭上には棚があり、壁にはハンガーがあるので、カバンを置いたりコートを掛けることができます♪

 そしてその待ち席に客は順不同で座りますが、注文を取るおじさんはその注文順を客の顔で覚えているとは素晴らしいですね♪
すごい記憶力!

 そしてしばらくしてようやくカウンター席に座れ、瓶ビール中瓶650円税込を頼みます♪

 温かいおしぼりが運ばれ、そしてビールだけでなくピーナッツが運ばれたのには驚きました♪
おつまみ付きのお値段だったのですね♪


↑ビールとおつまみ

ビールとピーナッツを頂きながらとんかつを待ちます♪

 カウンター内では職人がキャベツを皿に盛ったり、肉に衣を付けたり、とんかつを揚げたり、そして素手でアツアツとんかつを持って包丁で切ったりしてます♪
素手で揚げたてとんかつは熱いでしょう!


↑店内

とにかくカウンター内職人たちの動きが興味深いです♪

 そしてロースかつとご飯と豚汁とお新香が運ばれて美味しくいただきます♪


↑ロースかつ定食

 とんかつはしっかりと揚げられ、肉は白いながらも脂が瑞々しく良い揚げ加減でさすがです♪

ソースはすでにとんかつに掛けられていて、ツーンとくる辛子を付けて美味しく頂きます♪

食べやすい大きさにとんかつが既に切られているのは秀逸ですね♪

 周りはかなり高齢な男女も見受けられますが、この大きさだと確かに高齢者の方にも食べやすいですね♪

 しかも高齢者の方たちもご飯や豚汁をお代わりしていて、さすが元気で食欲旺盛です♪

 旅行客らしき西洋人カップルも来ていて、確かにこのカウンター内のパフォーマンスが見られるのは外国人旅行客にとっても楽しいでしょう♪

 新鮮で柔らかいキャベツも美味しくて、なくなるとすぐに皿に盛ってくれるとは嬉しいですね♪
この絶妙なタイミングは素晴らしいサービスです♪
2回キャベツはお代わりしました♪

 それからビールを飲み終えると熱いお茶もさりげなく置いてくれます♪

 豚汁もご飯もお代わりでき、隣の女性客は半分くらいお代わりと量も調整できていましたね♪

今回私はもうお腹いっぱいで、ご飯と豚汁のお代わりは止めておきました♪

 それから食べ終えると、また新たに熱いおしぼりを置いてくれ、そしてさりげなく爪楊枝入れにかぶせていた透明コップを外して爪楊枝をすぐに使えるようにしてくれるのはさすがホスピタリティですね♪
すごい!


↑爪楊枝入れとコップ

↑コップなしの爪楊枝入れ


 揚げたてとんかつを美味しく頂け、これらきめ細かいサービスに驚き、とんかつ とんきはとてもオススメです♪

お腹いっぱいです♪ 

 

美味しかったものまとめ(2019年上半期)
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思蓮(山梨県甲州市勝沼 ふどうの丘)のほうとうはとてもオススメ!

2019年12月10日 01時00分00秒 | 外食
 
「ぶどうの丘」に泊まるので、温泉に入った後に、そのままスリッパで浴衣姿で思蓮に行けるのは秀逸です♪
 
JR勝沼ぶどう郷駅から西に見える小高い丘は思蓮山と言われていたので、店名はこの思蓮となったようです♪
 
↑店構え
 
↑玄関
 
 店内はかなり綺麗でテーブルに座ります♪
 
↑飲み物やつまみメニュー
 
↑ほうとうメニュー
 
 まずはメニューを見てビール大瓶620円を2本ほど頼んで、つまみに馬もつ煮や手作り刺身こんにゃく、十割豆腐、味噌豆腐を選びますが、ほうとうとのセット500円で馬もつ煮や刺身こんにゃくが付くのでそれを選んだ方が良いとのことで、2つ頼みます♪
 
↑馬のもつ煮込
 
 馬のもつ煮とは初めてですが、とても柔らかく煮込まれていて出汁も効いてこれは美味しいです♪

馬肉とは、さすが騎馬軍団の武田信玄ゆかりの土地ですね♪
 
↑手作り刺身こんにゃく
 
 そして手作りこんにゃくが、瑞々しくて想像以上に美味しい♪

こんなに美味しいこんにゃくは初めてでしたね♪
 
↑十割豆腐
 
 それからこの十割豆腐が濃厚でこれも美味しくて驚きました♪
 
↑味噌豆腐
 
 味噌豆腐もしっかりとした味噌で美味しいです♪
 
 ほうとうは基本の思蓮ほうとう1100円の他に、野菜たっぷりほうとう1600円、きのこほうとう1600円、豚バラ肉ほうとう1600円があるので、豚バラ肉ほうとう1600円にしました♪

他のメンバーは野菜ほうとうを頼みます♪
 
 ほうとうとは、実はあの武田信玄が広めた料理とのことこで、このお店ではじっくり鉄鍋で煮込んでそれぞれ1人ずつ鍋が提供されます♪
 
 そのほうとうが運ばれますが、かなり大きくて驚きました♪

でか!!

 これは全部食べられるか一抹の不安を感じます(^_^;)
 
↑豚バラ肉ほうとう
 
↑野菜ほうとう
 
 豚バラ肉はかなり柔らかくて、そしてほうとうは野菜などもよく煮込まれていて想像以上に美味しかったですね♪

とても美味しくて結局、全部たいらげました!

このお店はかなり美味しいです♪
 
それから本醸造酒生酒750円もかなり想像以上に美味しかったですね♪
 
↑日本酒
 
 5人でビールや日本酒も頼んで、ツマミとそして大きな豚バラ肉ほうとうを頂いて、それで一人当たり3000円以内で済みコスパも良くとてもオススメですね♪
 
 どうして美味しいのだろうと思っていると、アンケートがありましたね♪

これで日々改善を行っているのでしょうか。
 
 思蓮は、ほうとうや、馬モツ煮や手作り刺身こんにゃく、十割豆腐、味噌豆腐などが美味しくとてもオススメです!
 
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グレイスワイン(GRACE WINE)というワイナリー(山梨県甲州市勝沼)はとてもオススメ!

2019年12月09日 01時00分00秒 | イベント・外出
 
茶色の建物には、壁一面に蔦が生えていて、素晴らしい館です♪
 
↑蔦が生えた建物
 
建物のショップに入ると、かなり明るく綺麗でお洒落な空間が広がっていました♪

かなり高級感がありますね♪
 
素晴らしいです!
 
↑ショップ
 
壁にはお洒落に半円形にワインが並べられてもいます♪
 
↑ワインが並べられる
 
そして驚いたのは、ここの試飲はカード式でボタンを押して、自動的にワインがコップに注がれるというものでした♪
これは凄い!
 
↑ワイン自動試飲機
 
 確か2000円のカードを購入すると1500円分チャージされ、後は1000円ずつチャージすることができます♪

これは一人1枚ではなく、グループで1枚あれば良いとのことでしたね♪

もちろん差分のカード代500円はワイン購入費用に充当させることもできるとのことでした♪
 
ワインリストを見てどれを選ぶか悩みます♪
 
↑ワインリスト
↑テイスティングリスト
 
↑テイスティングリスト
 
 せっかくなので「あけの2017」という除草剤や化成肥料を使用せずぶどう栽培からこだわった三澤農場産のワイン600円を頂きました♪
 
 この三澤農場は標高700mで日本一の日照時間を誇るようです♪

しかもフレンチオーク樽貯蔵18ヶ月のものですね♪

ボトルの定価は6600円のものとなります♪

これは自動試飲機ではなく、大きめのグラスで手で注がれました♪
 
↑あけの
 
「あけの2017」は、さすがしっかりと、きりりとした味で、他のワインとの違いを感じ美味しかったですね♪
 
グレイスワインでは、綺麗な店内でワインの試飲や購入をできとてもオススメです!
 
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ルバイヤートワイナリー(山梨県甲府市勝沼)はとてもオススメ!

2019年12月06日 01時00分00秒 | 良い物・サービス
 
↑ルバイヤートワイナリーの建物
 
 ルバイヤートワインとは、丸藤葡萄酒工業という会社が明治23年に創業したのですが、そのブランドですね♪

その頭文字を使ったRの文字が格好良いです♪
 
↑丸藤葡萄酒の看板
 
 このルバイヤートワイナリーではワインの試飲ができるだけでなく、14時からはワイナリーの見学会に参加することができました♪

なお午前中は10:30から見学会があります♪
 
まずは時間までワインショップに行ってみました♪
 
↑ワインショップ入口
 
 店内は黒色を基調としていてカウンターがあり、なかなかお洒落です♪
 
↑カウンター
 
そして売られているワインがずらりと並べられていました♪
 
↑ずらりと並んだワイン
 
試飲は300円~500円でできるようでしたね♪
 
↑試飲の案内
 
↑試飲リスト
 
 そして、この丸藤葡萄酒工業で醸造している主なぶどう品種の案内もありました♪

白ワインは甲州やデラウエア、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、赤ワインはマスカット・ベーリーA、メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、プティ・ヴェルドを使用しているとのことです♪
 
↑ぶどう品種の案内
 
そしてテラスから見る山々の景色が青い空の下で素晴らしかったですね♪

これは気持ちよいです♪
 
↑山々の景色
 
そして14時となり見学会が始まりました♪
 
 まずは大きなタンクがあり8506リットルも入るとは凄いです♪

しかも昭和45年製造とはかなり古いですね♪

長持ちします♪
 
↑大きなタンク
 
 そして最近まで試飲室や売店として使っていたという部屋に行きます♪

かなり古そうなワインがたくさん置いてありましたね♪
 
↑部屋
 
↑古そうなワイン
 
 それから木の樽の部屋にも行きました♪

かなり綺麗な木の樽にワインが入っています♪

19’の表示があるので今年のワインでまだかなり新しいですね♪
 
↑木の樽
 
 樽にMBAと書かれているのは、確かマスカット・ベーリー・Aの略称と言っていたと思います♪

ぶどうの品種が分かるように手書きで書かれているんですね♪

10/11と書かれているので、10月11日に樽詰めされたのだと思います♪
 
↑樽に書かれた文字
 
 それからルバイヤードというブランドの名付け親からの手紙が飾られていましたね♪

この手紙でルバイヤードと決まったようです。

一応インテリ向きな名前にしたようです(^_^)
 
↑ルバイヤード名付け親からの手紙
 
↑ルバイヤート名付け親からの手紙の読解
 
 
それから2015年にはこのルバイヤートのワインがが金賞を受賞したようですね♪

素晴らしい♪
 
↑金賞受賞
 
それから樽熟成庫がありました♪

樽だと長期熟成タイプでエレガントな味となるようです♪
 
↑樽熟成庫
 
↑樽熟成庫の説明
 
 
それから今は使われていませんが、昔のコンクリート貯蔵庫の中も通りましたね♪

なかなか歴史を感じます♪
 
↑コンクリート貯蔵庫
 
ルバイヤートワイナリーは、ワインの試飲やワインを購入できるだけでなく、楽しく見学会にも参加でき、ワインについて学ぶことができてとてもオススメです!
 
コメント
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