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「世界一プロ・ゲーマーの「仕事術」 勝ち続ける意志力(梅原大吾)」という本はオススメ!

2012年08月31日 01時00分00秒 | 
<金曜は本の紹介>

「世界一プロ・ゲーマーの「仕事術」 勝ち続ける意志力(梅原大吾)」の購入はコチラ

 この「世界一プロ・ゲーマーの「仕事術」 勝ち続ける意志力」という本は、1998年に17歳にして世界一となり、日本人で初めてプロになった格闘ゲーマーで、2010年には世界で最も長く賞金を稼いでいるプロ・ゲーマーとしてギネスブックにも認定されている梅原大吾さんが書いた本です。

 この本の内容としては、世界一になるまでの家庭環境や学校生活、勝ち続ける方法や考え方、ゲームから身を引いて麻雀の道でもトップレベルになった秘訣や学んだこと、介護の仕事で学んだこと、ゲームの世界に戻った経緯、プロ契約の道のり等について書かれていて、ゲームだけでなく、他のビジネスやスポーツ、人生でも活かせるコツ・考え方等が満載です。

 とにかく、この著者は勝ち続けることについてよく考え、そして自分がより良くなるよう常に自分を変化させていて、感心すると共にとても励みにもなります。

 悩みに向き合い、道を極めること等のヒントが満載で、とてもオススメな本ですね!

 以下はこの本のポイント等です。

・息子の好きなものには一切口に出さないという父のポリシーは、父自身の経験から導き出されたものあった。僕の祖父は将棋と踊りが好きな人だったらし。どちらも相当な腕前で才能もあったようだが、もちろんそれを仕事にすることは許されなかった。「ふざけるな!そんなことにうつつを抜かしている暇があったら真面目に働け!」と曾祖父に怒鳴られれて、仕方なく夢を諦めたという。そして父も、学生時代に空手、柔道、剣道に打ち込み、哲学の勉強にも励んだのだが、最終的に祖父に「バカ言っているんじゃない。まっとうな職に就いて働け」と言われて、その道に進むことを断念したという。親の言うことは絶対という時代だったので、自分の可能性を試したいという気持ちを閉じ込め、こrが現実だと思って好きなこととは関係のない仕事を選んだそうだ。だから、「大吾が好きなことには一切口を出さない」と決めたらしい。

・とにかく、あのときの姉の神技を見て、父の日頃の教えを信じて、僕は子どもながらに姉と同じやり方をしていたら到底敵わないという思いを心に刻み込んだ。突出した才能の前では、ちょっとやそっとの努力など簡単に吹き消されてしまうのだ、と。だから、とことん追求し、死ぬ気で戦い抜くというやり方を身につけた。ゲームでも、勉強でも、ケンカでも、自分がどんなに痛かろうが苦しかろうが、音を上げなければ負けではない。不格好かもしれないが、そういうやり方ならばいつか姉のような人間も参ったと言うだろう。そう思った。自分が勝つためには、とにかく必死に頑張るしかない。才能すらもなぎ倒していく圧倒的なまでの努力。それこそが父の教えの神髄だと悟った。

・僕にとってなにが自信につながったかと言えば、それはゲームの上手さや強さではなく、苦手なものを克服しようとしたり、あえて厳しい道を選んだりする自分の取り組み方、高みを目指す姿勢を貫けたという事実があったからだ。手を抜かず徹底的に追及することが、自信を持つ何よりの糧となったのだ。

・ほとんどの人は、実力がつけばつくほどに自分なりのスタイルというものを確立してしまう。例えば、攻めるのが好きな人はKOで勝ちたがるとか、守るのが得意な人はとことん引いてタイムオーバーになってでも勝とうとするとか、自分の得意な技ばかりを使う人が多い。するとその形に縛られてプレイの幅が狭まり、結局は壁にぶつかってしまう。さらに危険なのが、自己分析して自分のスタイルを決めるのではなく、他人の評価を鵜呑みにしてしまうことだ。自分の持ち味はこれなのだと勘違いして、それを生かして勝とうとする。当然、結果は出ないし長続きもしない。その点、僕の勝ち方にはスタイルがない。スタイルに陥らないようにしていると言ってもいい。他人から「ウメハラの良さはここ」と言われると、それをことごとく否定し、指摘されたプレイは極力捨てるようにしてきた。そもそも勝負の本質は、その人の好みやスタイルとは関係のないところにある。勝つために最善の行動を探ること。それこそが重要なのであって、趣味嗜好は瑣末で個人的な願望に過ぎない。

・特に海外では年齢による反射神経の衰えに敏感で、「その歳でよく続けているな」と驚かれることが多い。28歳で世界チャンピオンになったときは、対戦相手のひとりに「年齢的にそろそろ諦めようと思っていたが、君が10年も世界一でいることに勇気をもらった」と握手を求められた。そこまでの歳ではないと思うが、海外では22、23歳が反射神経のピークと思われているようだ。しかし、僕から言わせれば、彼らは年齢を言い訳にしているだけで努力の仕方が足りないのだと思う。努力が老いに負けているわけだ。スピードや反射神経に頼るのではなく、戦術や戦略を重視し、応用力を身につければ年齢は少しも怖くない。自分の得意なものを捨てて、いかに勝つか。そこを追求する。「この技ができるから細かいことはいらない」と考えるのではなく、自分の得意な技があったとしてもそれに頼らず、どんな状況でも勝てる方法を探るべきである。

・勝ち続けるためには、勝って天狗にならず、負けてなお卑屈にならないという絶妙な精神状態を保つことで、バランスを崩さず真摯にゲームと向き合い続ける必要がある。バランスを保つ方法は人それぞれだと思うが、僕は、自分も人間だし相手も人間であるという事実を忘れないようにすることが、バランスを崩さないことだと考えている。つまり、自分にも相手にも特別なことは何もないということだ。自分が勝てたのは知識、技術の正確さ、経験、練習量といった当たり前の積み重ねがあったからで、得体の知れない自分という存在が相手を圧倒して手にした勝利などでは決してないということ。ひとりの人間がやるべきことをyり、もうひとりの人間に勝った。ただそれだけの、当たり前のことをやり続けた人間が、今回に限って勝てたということを忘れてはいけない。

・センスや運、一夜漬けで勝利を手にしてきた人間は勝負弱い。僕はこれまで頭の回転が速く、要領が良く、勢いに乗っていると思われる人間と何度も戦ってきたが、ただの一度も負ける気はしなかった。それはなぜか。彼らと僕とでは迷ってきた量が圧倒的に違うからだ。僕はこれまでの人生で何度もミスを犯し、失敗し、そのたびに深く考え抜いてきた。だから、流れに乗って勝利を重ねてきただけの人間とは姿勢や覚悟が違う。何も考えずに、自分のセンスと運だけを頼りに歩いてきた人間と対峙すると、相手の動きがチャラチャラと軽く見える。性根が定まっていないこと、さらには綿密な分析に基づいた動きでないことに、すぐに気がつくのだ。勢い任せで分析を怠ってきた人間は、究極の勝負の場面でススススッと引かざるを得なくなる。覚悟を持って戦いに挑んでいる相手を前にすると、自信を持って前に出て行くことができなくなるのだろう。そのような後退の仕方は、一夜漬けの人間にも当てはまる。

・例えば、ある格闘ゲームのあキャラクターだけが使える便利な技があるとする。すごく性能が良くて、それを使えば強いのは誰の目にも明らかといった技だ。すると、みんなその技を使いたがる。そして、みんな同じプレイになる。あまりにも支配力が強いので、誰がプレイしてもその技に頼らざるを得なくなるのだ。僕なら、絶対にその技を使わない。当然、苦労は多い。だけど、本当にその技がないと勝てないかと言うと、それは違う。一生懸命探せば、代わりになるものは必ず見つかる。便利な技を使えばコンスタントに80点は出せるかもしれないが、100点には届かない。一方、便利な技に頼らずキャラクターのトータルの能力を上げたり、自分の判断力を磨いたりしていると、100点に近づくことができる。「なんで、あの技、使わないの?」「まぁ、いいじゃんいいじゃん(笑い)」そんなやり取りを続けて1年、便利な技に頼り続けた人間と、使わなかった僕とでは、力の差は大きく開いている。しかも、便利な技というのは応用が利かない。その技がすべて。つまり、自分自身は何も成長していない。システムに頼っているに過ぎず、自分は少しも工夫していない。だから、便利な技が通用しなくなったとき、技自体がなくなってしまったときにはどうすることもできない。一方で便利な技に頼らず、ゲームの本質を理解しようと努力してきた僕は、その技が使えなくても、キャラクターが変わっても、少しも動じることがない。いわば不変の強さを手にしたと言える状態だ。

・相手の癖や、行動を記憶して、それに対応した戦いをする「人読み」という技術がある。戦う相手の特徴や癖を分析して、弱点を突くような戦い方だ。しかし、「人読み」頼りに勝ち星を増やしていたとしても、そのプレイヤーが真に強いかと問われれば、その答えは否だ。本来的な強さとは、相手の動きが読めてもそこを突かず、己の実力で勝つことでこそ磨かれていくものだ。読めるからといって、それで勝てるからといって「人読み」に頼り、技術や知識を底上げすることを怠ると、別の強い相手との対戦で必ず苦戦を強いられることになる。

・弱点を突いて勝つ戦法は、勝負の質を落とすような気さえする。その対戦相手は自分を成長させてくれる存在なのに、その相手との対戦をムダにすると感じるのだ。だから、弱点を突かず、むしろ相手の長所となる部分に挑みたい。結局、自分自身の力で勝つことが一番。上達することを最優先に考えている。そこが僕のこだわりであり、長くトップでいらえる秘訣なのだと思う。

・筋力をつけたければ筋力トレーニングを、痩せたければそれなりの運動を、人よりも強くなりたかったら人一倍練習しなければいけない。どれだけつらくても、それ以外に道はないと思う。心だって、鍛えなければ強くならない。何かを成し遂げたいのであれば、壁を越えなくてはいけない。壁を越えるのは決して楽ではないが、一回越えたら楽になる。

・練習においてはすべての可能性を試していくような取り組みしかできん。必勝法はないと確信しているからこそ、次から次へと手を替え品を替える。この方法はダメだと思うけど、実際に試さないと本当にダメかどうかは分からない。ひとつのことを試してみる。ダメだと分かる。次のことを試してみる。これは使えると分かる。そうやって初めて、このやり方をとりあえず柱にしてみようと思える。とにかく、できることを片っ端から試していくのだ。隅から隅まで徹底的につぶしていくので、どれが良くてどれがダメなのか。自分の経験として身体が覚えていてくれる。普通、人はこっちの方向に何かあるはずだと当たりをつけて進むものだと思う。しかし、僕の場合は自分の足で全方向に歩くようにしている。正解がどちらの方向にあるのか、迷う必要すらない。すべての方向に探り尽くすから、どこかで必ず正解が見つかるのだ。もちろん、経験から正解がありそうな方向は分かるが、それでもすべてを試してみるやり方を変えたことはない。

・戦術や戦略も常に変化、進化させる必要がある。昨日よりも今日。どんどん新鮮なものを取り入れて、古いものを次々と刷新するべきだ。自分を高めるということは、何かを編み出したり、経験を積んだりすることで、自分の引き出しをいっぱいにすることではない。より新しく、かつ良いものを生み出し続ける姿勢こそが、遥かに大事なことではないだろうか。

・自分の実力を上げるためには、まずもって目の前の勝負に全力を注ぐ必要がある。子どもの頃の僕は地元のゲームセンターで一番になることからスタートし、次は隣町の強い兄ちゃんに勝ちたい、その兄ちゃんを倒したら秋葉原にいるらしい最強のオヤジに勝ちたいと少しずつ頑張ってきた。ゲームを始めてすぐ「絶対に世界一になってやる。なれないはずはない」と思ったが、それでも世界一になるために戦っていたわけではない。あくまで目の前の相手と全力で戦い続けた結果の世界チャンピオンだと思う。

・相手を弱くすることよりも、自分が強くんことの方が大事だと分かったのだ。人の邪魔をすることで優位に立とうとする人はいるだろうが、そういう人はいずれ消えていく運命にあると悟った。

・変化を続けていれば、きっと正しいことが見つかる。また、正しくないことが見つかれば、その反対が正しいことだと分かる。だから、前へ進める。成長というのは、とにもかくにも同じ場所にいないことで促進される。そして、常に成長していれば歳を取っても、ゲームが新しくなっても、若くて有能なプレイヤーが出てきても、変わらず勝ち続けることができると考えている。

・ゲームセンターで対戦しているとき、あるいは、ひとりで練習しているとき、ほんの少しの気がかりが芽生える。経験上、その気がかりをそのまま放置してはいけない。「あれ?これはちょっとおかしいな・・・だけど、たいした問題じゃないだろう」そうやって無視していると、後になって必ず痛い目に遭う。そのときになって初めて、「そういえばこれ気になってたんだよなぁ・・・」と、後悔するハメになる。だから、気になったことは必ずメモするようにしている。そのときに時間があるわけではないので、後で絶対に解決しないといけないと心に決め、直感的に「問題になるかも」と感じたことはすべて分かりやすく箇条書きにしておく。僕の場合は、いつも携帯電話にメモをしている。

・本当に小さくて些細なことだけど、いつもと違う帰宅路を歩いてみるとか、定番から外れたメニューを食べるとか、普段使わない駅に降りてみるとか。小さくてもいいから変えてみる。そんな意識があれば、誰だって、いつだって自分を変えることができる。そうやって自分の体験を増やしておけば、ふとしたとき、前よりも視野の広くなった自分に気づくことができるはずだ。少なくとも僕は、そう信じて自分を意識的に変化させている。

・あえて嫌いな人に挑戦することで、その苦手意識を克服したいと思う。いつも自分に合った人たちに囲まれて過ごすのは快適だし、居心地もいいだろう。しかし、それでは好き嫌いを超えて強くなることはできない。苦手な人、苦手なことに積極的に取り組むことで初めて、自分の皮がむけ、ひと回りもふた回りも成長することができる。

・セオリーに頼り過ぎるのは良くない。セオリーは決して絶対の理論ではないからだ。確立された時点でハイ終わり、というわけにはいかない。仮にセオリーだけに頼って不調に陥った場合、そこから抜け出すのは容易ではない。だから、セオリーは進化させる必要がある。「ルールは破るためにある」ではないが「セオリーは疑うためにある」。「このやり方が正しいとされているけど、本当にそうなのか?」「こっちの角度から見ると間違いじゃないか?」「一般的には正しいかもしれないけど、この相手に対しては通用しないかもしれない」そうやって、ひとつのセオリーを柱にさらに一歩進んだ答えを見つけ出し続けなければいけない。セオリーに頼らず、セオリーを進化させる。人よりもたくさん勝ちたい、チャンピオンになりたい、勝ち続けたいと思うのであれば、セオリーを疑え!

・勝ちを続けるためには、ひとつの問題に対して深く考えなければならない。既成概念を捨てて、視点や角度を変えながら徹底的に原因を究明する。どれだけ考えても先に進めない・・・。そうやって壁にぶつかっっても、自分が抱えている問題を頭の隅に置いておき、24時間いつでも考えられるようにしておく。すぐに答えが出なくても、時間をかければ必ずいい答えに巡り合える。まったく関係ないと思われるところにヒントが落ちていたり、友達が発した何気ないひと言が最高のアドバイスになったりすることは珍しくない。生涯で約1300もの発明をしたアメリカの発明家、トーマス・エジソンも、成功しない人間は、考える努力をしない人間だという言葉を残しており、まさにその通りだと思う。

・僕自身は、子供の頃から考えることが好きだった。自分で考えて考えて、それでも答えが見つからないときは父に話を聞いたり、母に相談したりもした。両親ともゲームの知識はまったくないのだが、ヒントがないか探しながら話を聞いていると、意外な答えに巡り会えたりした。それから、たくさん本を読んでいた。スポーツ選手の自伝とか、将棋の名人の対戦時のエピソードとか、ジャンルは違うけど勝負の世界に生きている人たちの言葉は、ときに参考になった。

・自分を変えるとき、変化するためのコツは、「そうすることで良くなるかどうかまで考えない」ということだ。もし悪くなったとしたら、それに気づいたときにまた変えればいい。とにかく、大事なのは変わり続けることだ。良くなるか悪くなるか、そこまでは誰にも分からない。しかし経験から言うと、ただ変え続けるだけで、最終的にいまより必ず高みに登ることができる。もちろん、変えたことで初めて変える前の良さに気づくこともある。そんなときは、両方のいいところを合わせた形でさらに変化すればいい。

・失敗をせずに前進できることなんてほとんど稀だった。何かを恐れ、回避し、ごまかしながら前進したとしても、上に行こうとすれば、ほとんどの場合回避したはずの壁に結局ぶち当たらざるを得ない。ぶち当たるというか、その壁を越えなければ結局上に行けないような仕組みなっているのだと僕は感じている。だとしたら、自ら足を踏み出し、どんどん失敗していった方が、よっぽど効果的だし、より高い場所へと行ける道だと考えている。

・少しの変化を見逃さないで、毎日のように変わろうと意識していると、いずれ大きな変化-覚悟が必要になったときに躊躇せずに行動することができる。1年とか2年周期でそんな時期がやってきたとき、普段から変化や挑戦を意識している人は、迷わずチャレンジする道を選ぶことができる。普段は自分を変えず、守ってばかりいる人が、大きな岐路に立ったときに正しい決断力を発揮できるとは思えない。日々の小さな積み重ねこそが、いざというときに力を発揮するのだ。

・努力を続けていれば、いつか必ず人の目は気にならなくなる。僕もこの2、3年で、人の評価や結果は一過程のもので、それよりも自分がやっている努力の方が遥かに尊いと思えるようになった。自分の取り組みが正しいのか、正しくないのか。そこで煩悶してしまうのは、まだ自信がなかったからだ。それでもめげずに、強い意志を持って続けていくと、「正しくないかもしれないけど、俺はこれでいい」とう思える日がやってきた。いま、そのことを実感している。だから、毎日がすごく楽しい。おそらく、これまでで一番楽しく生きていると思う。好きなことに打ち込めているし、何より人の視線や評価を気にせず生きている。あるいは、そこが僕の一番成長した部分かもしれない。

・人の目を気にせず、自分と向き合う時間、深く考え、思い悩む時間を大切にしてこそ、集中力は高まっていくものだと考えている。

・本格的に打ち込むようになってから3年で麻雀のトップレベルに立てたのは、やはり強い人の打ち方を真似したからだと思う。彼が牌をつもり、牌を切る。その動作をずっと見続けるのは、言ってみれば答え合わせのようなものだった。僕の考えが彼の考えと一緒なのか、違うのか。一手一手、確認することができた。真剣に考えて見ていたので、捨牌の理由は分かった。自分が思った通りというときもあれば、そういう手もあったかと感心することもあった。たまに意図が見えないときは「あのとき、こういう理由であの牌を切ったんですか?」と聞いた。そして「そうだよ」という言葉を聞いて、自分の考えが正しかったことを確認した。自分よりも上手い人の真似をしているうちに、その技がなんとか自分のものになる。真似した人と同じレベルになって初めて、自分なリの色を出せばいい。何かを身につけたいと思うのであれば、丁寧に、慎重に、基本を学ぶべきだ。下手なうちから独自の取り組みをしたり、自由に伸び伸び練習したりすると、最終的に底の浅い仕上がりになってしまう。少なくとも2年、あるいは3年、基礎を学ぶ必要がある。自分の我を通すことなく、セオリックなことを学ぶべきだと考えている。そうしてベースが身についたところで初めて、異なるやり方を模索すればいい。「こんなやり方はどうだろう」と試してみればいい。ある程度のレベルに到達してからは、真似だけでは殻を破れない。真似をした相手に自分の考えや動きがすべて見切られてしまうからだ。

・知識を蓄え、技術を磨き、経験を積めばプレイヤーとしての完成度はアップする。だけど、結果ばかりを追い求める歪んだ精神に操られたゲームは見ていてつまらないし、対戦相手や見る者を圧倒することができない。人の心を動かすのは、やはり本能に従った純粋なファイトだと思う。いまの僕は、そんなプレイを追求している。

・誰にも負けないくらいやり込んできたという自負があれば、どんな相手にも気持ちで負けることはない。しかし、賞金目当てで頑張ってきた人間の気持ちは驚くほど弱い。そのことに気づいたので、目的を見誤ってはいけないと実感した。大会というのは、日々の練習を楽しんでいる人間、自分の成長を追求している人間が、遊びというか、お披露目の感覚で出るものではないだろうか。大会における勝利は目標のひとつとしてはいいかもしれないが、目的であってはいけない。そのことに気づいてからようやく、勝つことより成長し続けることを目的と考えるようになった。ゲームを通して自分が成長し、ひいては人生を充実させる。いまは、そのために頑張っているんだ、と。もちろん、大会で優勝するとか結果を残すという目標はあってもいい。人間は目標があるから頑張れるし、だからこそ力を発揮できることがある。だけど、その目標にとらわれ過ぎて、それが目的になってしまうと、なぜだか結果はついてこず、続けられるものも続けられなくなる。

・絶対に負けられないと思っているプレイヤーは、だいたい土壇場で萎縮してしまう。一方で、日々の練習に60の喜びを見出していると、負けても毎日が楽しいから大丈夫だと、気を楽にして自然体で勝負に挑むことができる。その結果、リスキーな局面でも大胆な行動に出ることができる。とにかく、いまの僕は大会に重きを置いていない。あの大会で勝ちたいと思うこともほとんどない。大会を重視する行為は、自分の成長のリズムを崩すと知っているからだ。目標に過ぎない大会に固執せず、目的である自身の成長に目を向けている。それが「勝ち続ける」ことにつながってくる。

・自分にとっての適量を考えるなら、「その努力は10年続けられるものなのか?」自問自答してみるのがいい。甘すぎることもなく、厳し過ぎるわけでもない。10年続けられる努力であればちょうどいいと言える。10年続けられる努力かどうか考えれば、おのずと自分にとっての努力の適量、正しい努力の度合いが見えてくるのではないだろうか。

・僕の場合、毎日のサイクルはほとんど決まっている。ここ最近は、ゲームで対戦する時間は6時間くらいがベストだと考えている。練習や分析の時間もあるので、ゲームに向き合っている時間はもう少し長くなるが、対戦に限ると6時間くらいがちょうどいい。物事を突き詰めて考える性格なので、昔はもっと多くの時間を割いていた。時間が空くと「お前、サボっってるんじゃねぇか」と自分を追い詰めていた。しかし、長い時間やればいいということではないことに気がついた。休憩するのは大事なことだ。頭を休ませてあげると、いいアイデアが浮かんだりもする。ゲームと向き合っている時間がすべてではなく、美味しい食事をしたり、身体を動かしたりすることが、結局はゲームにも生きてくる。格闘ゲームは神経戦でもあるので、心身のバランスが崩れると勝てない。

・子どもの頃から自分自身を疑い、迷い、どう生きればいいのか悩み続けてきた僕だが、ゲームを再開して初めて「俺にはゲームしかない。これでいいんだ」と納得することができた。だから、素直にゲームに感謝した。ゲームがなければ僕は本当に何者でもない。僕に注目する人などいないだろう。だけど、ゲームをしているときは特別でいられる。アメリカに行けばサインや写真を頼まれるし、握手をしてくれと言われることもある。雑誌やテレビのインタビューはあるし、今回、こうやって本を書くこともできた。人生は本当に不思議だ。20代前半、サインや写真は面倒臭くて嫌いだった。応援してくれ人を前にして本気で隠れようと思ったほどだ。それがいま、注目してもらえることが嬉しくて仕方がない。「俺なんかのことを認めてくれるんだ」いまは、素直に、そう思える。


<目次>
プロローグ
第1章 そして、世界一になった
 消せなかった疎外感
 姉の影響
 ガキ大将
 父の教え
 「日本国憲法前文」丸暗記事件
 惨めな気持ちを吹っ切る
 ゲームセンター
 受験のときに感じた違和感
 世界一への階段を登り始める
 そして世界一に
 なぜ世界一になるほど没頭できたか
第2章 99.9%の人は勝ち続けられない
 勝ち続ける人、負ける人
 勝ち続けるには
 迷う力
 安易な道、裏技は使わない
 「人読み」に頼らず、弱点も突かない
 楽な道はない
 王道も必勝法もない
 戦術に特許はない
 目前の敵に集中する
 間違った努力
 変化なくして成長なし
 「気になること」をメモする
 日々、小さな変化をする
 変化のサイクル
 苦手なことに取り組む
 セオリーすらも進化させる
 考えることをやめない
 考える力
 まずは変化すること
 失敗していることこそが指標になる
 人の目を気にするということ
 集中力
 もっとも競争が熾烈なゲームを選ぶ
 未踏の地を目指す
 真似できない強さ
 幸せを感じられる瞬間
第3章 ゲームと絶望と麻雀と介護
 ゲームから身を引く
 麻雀の道を選ぶ
 雀荘での修行
 麻雀を極める
 麻雀で認めてもらえた
 麻雀で学んだこと
 型を超えたときの強さ
 人生初の後悔
 介護の仕事を始める
 勝負がなくても生きていける
 ゲームを再開してみると・・・
 新宿での10人抜き
 ウメハラ再始動!
第4章 目的と目標は違う
 夢と希望が見つからない
 夢がなくても
 好きなことがある幸せ
 無理し続けて
 4連覇を懸けた大会で
 自分を痛めつけるだけの努力はしてはいけない
 量ではなく質
 目標と目的の違い
 目的は成長し続けること
 その努力を10年続けられるか?
 バンドマンの未来
 機が熟すのを待つ
 継続のためのサイクルを作る
 ウメハラのサイクル
 サイクルの縛りはほどほどに
 階段を5段ずつ上がればいい
 世界大会優勝以上にうれしいこと
 団子屋のおばあちゃんから学ぶこと
 休日のない生活
第5章 ゲームに感謝
 プロ契約の道のり(前編)
 プロ契約の道のり(中編)
 プロ契約の道のり(後編)
 誰だって迷い、悩んでる
 ゲームに感謝
エピローグ
 全盛期はいま、そして未来
 若い強さから学ぶこと
 勝った翌日ほど対戦する
 一番の人間は絶対に逃げてはいけない
 生きることは
 這ってでも階段を登り続ける
 運・不運について
 三国志のように


面白かった本まとめ(2012年上半期)

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風雲児(東京 新宿)で、得製つけめんを堪能しました!

2012年08月29日 01時00分00秒 | 外食
<水曜は食べ物のおはなし>

知人から美味しいと聞いていたので、東京のJR新宿駅南口から徒歩約10分のところにある風雲児へ行って来ました!

食べログ
でも、TOP5000に入る人気店ですね。

1img_3100
↑店構え

2img_3102
↑店構え

訪れたのは、平日夕方の早い時間だったので、並ばずに済んだのは良かったです。
しかしながら、食べ終わる頃には席の後ろに「ずら~っ」と並んでいましたね。

店外への並び方の看板があるのには驚きました。
いつもはかなり並ぶようです。

3img_3101
↑店外への並び方の看板

 店内に入ると、お店の方が元気よく優しそうにこちらの目を見ながらあいさつをしてくれます。
このフレンドリーな感じは嬉しかったですね。

4img_3103
↑店内

 そして店内に入って、右側にある自動販売機で食券を買います。
メニューはいたってシンプルで、以下の4つです。

・つけめん750円
・得製つけめん950円(味玉+のり、メンマ、ねぎ、チャーシュー増量)
・らーめん700円
・得製らーめん900円(味玉+のり、メンマ、ねぎ、チャーシュー増量)

トッピングの値段は以下の通りなので、得製はその名の通りお得ですね^_^)

味付玉子 :100円
のり    :100円
メンマ   :100円
ねぎ    :100円
チャーシュー:200円

また、17時以降には限定15食で、かまたまーめん800円があるようです。
気になりますが、今回は、得製つけめん950円を注文しました。
つけめんは、麺をゆでるのに6分半ほどかかるという優しいコメントがあるのは嬉しいですね。
ラーメンは麺をゆでる時間はかなり短いようです。
なので、二人で来店した際には、「つけめん」か「らーめん」で合わせた方が同じ時間となり良いようです。
なるほど。

それから、大盛りも同じ950円というのは嬉しいです!
大盛りを注文しました。

それからほどなくして得製つけめんが運ばれました。

5img_3104
↑得製つけめん

 スープは、国産の丸鶏・鶏ガラ・昆布・高知かつお節・愛媛産うるめいわしなどを丁寧に8時間煮出した鶏白湯を6時間かけて濾し、1日熟成させたこだわりのスープとのことです。
魚粉がスープの上で山盛りになっているのには驚きましたね!
しかし、さすが濃厚でちょうどよい塩加減で美味しいです!
旨い!!

食べやすく切られたメンマやチャーシューがたくさん入っているのも嬉しいですね!

そして、麺ですが、こちらも歯応えがしっかりした国産小麦の中太のストレート麺で、スープと絡み美味しいです!

想像以上に風雲児でのつけめんを美味しく、たっぷりいただけました!
満腹です!

風雲児
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関連ランキング:ラーメン | 南新宿駅新宿駅都庁前駅



美味しかったものまとめ(2012年上半期)

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「ラジオコントロールカー 1/24 ホンダ CR-Z(CCP社製)」はリーズナブルで軽快でオススメ!

2012年08月27日 01時00分00秒 | 良い物・サービス
<月曜はお勧めなおはなし>



「ラジオコントロールカー 1/24 ホンダ CR-Z」の購入はコチラ

 小学生の息子とヨドバシカメラで車のおもちゃを見ていると、CCP社「ホンダCR-Z」1/24スケール(全長約20cm)のラジコンを発見しました。

最近ハイブリットカー好きな息子は、CR-Zにハイブリッドモデルがあるということもあり、このラジコンが欲しいと「おねだり」です^_^)

1,870円(税抜、別途ポイント10%付与)と、想像以上にリーズナブルということもあり、即決で買うことにしました^_^;)

我々が子どもの頃は、ラジコンカーと言えば1万円以上のお値段でしたが、随分と安くなりましたね。

 別売りの乾電池(単3×3本、単4×3本)も買い、さっそく家に帰って遊びます。

組み立てはいたって簡単で、柔らかアンテナをコントローラに取り付け、コントローラと車本体に電池を入れるだけです。
但し、電池を入れるには、それぞれプラスドライバーが必要です。

車体やコントローラーの材質はABS、PVCで、とても軽いです。
技術の進歩で、随分軽く作れるようになったんですね。

1img_3323
↑「ホンダCR-Z」1/24スケール(全長約20cm)のラジコン

そして、コントローラと車体の電源スイッチを入れ、コントローラの「△」を押して車を進めます。
想像以上にハイスピードで動き、ビックリしました!
スピードは7km/hとのことです。
ハイスピードなので、最初はすぐにぶつけてしまいます^_^;)

とにかくこの軽快な動きはとても良いですね。
操作反応もとても良いです。
四輪ともサスペンション付きとはオドロキです^_^)

また、前進時にはヘッドライトが白く、後進時にはテイルランプが赤く光るのは嬉しいですね!

それから車体が軽いせいか、アルカリ電池で約60分動かせるのはうれしいです。
エネループであれば約90分動かせるようです。

小学生の息子はすっかりハマってずっと遊んでいます。
かなり激突しても丈夫なようですし、買って良かったですね。

なお、このシリーズは「日産GT-R」、「三菱ランサーエボリューションX」、「ホンダCR-Z」の3車種があります。
また、そのほか1/32サイズや1/18など色んなサイズと車種も売っているようです。
CCP社製のラジコンはとてもオススメです!!


<「ホンダCR-Z」1/24スケール(全長約20cm)のラジコンの製品仕様等>
●全長19.5cm、1/24スケールながら、細部ディテールまでこだわったハイクオリティモデル。
●前進時にはヘッドライト、後進時にはテイルランプが点灯
●本体用電池:単3×3本(別売)コントローラー用電池:単4×3本(別売) 
●連続走行約60分。エネループなら約90分走行が可能(コントローラは約8時間走行)
●スピード:7km/h+小回転径で6疊間でもレース可能。
●コントローラーは、誰でも直感的に操作が分かるボタン式を採用。
●安全面重視。車はアンテナレス。コントローラーはヤワラカアンテナ。
●周波数:40MHz
●操作可能距離:屋内約15m
●対象年齢:6歳以上

お勧めなお話(2012年上半期)
自動車保険を安く!

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「これは映画だ!(藤原帰一)」という本はとてもオススメ!

2012年08月24日 01時00分00秒 | 
<金曜は本の紹介>

「これは映画だ!(藤原帰一)」の購入はコチラ

 この「これは映画だ!」という本は2007年8月から週刊誌「AERA」に掲載されていた映画のコラム「映画の記憶」をまとめたものです。

 著者は、東京大学法学部等の教授で国際政治学者とのことです。

 特にアメリカ映画が多いですが、以下の通り226とかなりの数の映画が紹介されていて、映画ファンには堪らない本だと思います。

 特にこの5年以内に公開された新しい映画の紹介ですので、ぜひこの本を参考に、DVD等をレンタル等して良い映画を観てはいかがでしょうか?

2007年:20
2008年:51
2009年:50
2010年:51
2011・12年:54
計226

 私もこの本を読んで、ちょっと多いですが、以下の映画を観たいなぁと思っています。

 また、映画に関するエッセイも10あります。

とてもオススメな本です!

<これから観たいと思っている映画>

・酔いどれ詩人になるまえに
・オフサイド・ガールズ
・パンズ・ラビリンス
・ヴィーナス
・onceダブリンの街角で
・ボーン・アルティメイタム
・ウェイトレス~おいしい人生のつくりかた
・ある愛の風景
・迷子の警察音楽隊
・その名にちなんで
・ホット・ファズ
・ぜんぶフィデルのせい
・オリンダのリストランテ
・1408号室
・チェチェンへ アレクサンドラの旅
・ラースとその彼女
・スタートレック
・人生に乾杯
・アニエスの浜辺
・アンナと過ごした4日間
・アンヴィル!夢を諦めきれない男たち
・スペル
・ジュリー&ジュリア
・フローズン・リバー
・マイレージ、マイライフ
・17歳の肖像
・セラフィーヌの庭
・トイレット
・ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ
・100歳の少年と12通の手紙
・白いリボン
・レバノン
・モンガに散る
・エリックを探して
・アンストッパブル
・ザ・タウン
・キッズ・オールライト

<目次>
まえがき
映画の記憶2007
 トランスフォーマー
 酔いどれ詩人になるまえに
 シッコ
 ショートバス
 オフサイド・ガールズ
 スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ
 さらば、ベルリン
 パンズ・ラビリンス
 大統領暗殺
 キングダム/見えざる敵
 ヴィーナス
 once ダブリンの街角で
 ボーン・アルティメイタム
 ウェイトレス~おいしい人生のつくりかた
 マイティ・ハード-愛と絆-
 サラエボの花
 ある愛の風景
 サーフズ・アップ
 迷子の警察音楽隊
 その名にちなんで
映画の記憶2008
 ホット・ファズ
 ぜんぶ、フィデルのせい
 スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師
 アメリカン・ギャングスター
 潜水服は蝶の夢を見る
 君のためなら千回でも
 デイ・ウォッチ
 4ヶ月、3週と2日
 ダージリン急行
 魔法にかけられて
 ノーカントリー
 マイ・ブルーベリー・ナイツ
 クローバーフィールド/HAKAISHA
 フィクサー
 つぐない
 大いなる陰謀
 ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
 ミスト
 チャーリー・ウィルソンズ・ウォー
 パリ、恋人たちの2日間
 幻影師アイゼンハイム
 シューテム・アップ
 JUNO/ジュノ
 イースタン・プロミス
 インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国
 告発のとき
 BUG/バグ
 崖の上のポニョ
 カンフー・パンダ
 天安門、恋人たち
 ダークナイト
 シティ・オブ・メン
 この自由な世界で
 セックス・アンド・ザ・シティ
 イントゥ・ザ・ワイルド
 落下の王国
 あぁ、結婚生活
 アイアンマン
 トウキョウソナタ
 その土曜日、7時58分
 ピアノチューナー・オブ・アースクエイク
 リダクテッド 真実の価値
 キラー・オブ・シープ
 オリンダのリストランテ
 バンク・ジョブ
 ブラインドネス
 1408号室
 チェチェンへ アレクサンドラの旅
 ラースと、その彼女
 ワールド・オブ・ライズ
 そして、私たちは愛に帰る
映画の記憶2009
 ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー
 「チェ 28歳の革命」「チェ 39歳 別れの手紙」
 レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで
 マンマ・ミーア!
 ベンジャミン・バトン 数奇な人生
 チェンジリング
 シリアの花嫁
 いのちの戦場アルジェリア1959
 ダウト-あるカトリック学校で-
 THIS IS ENGLAND
 フロスト×ニクソン
 アライブ-生還者-
 スラムドッグ$ミリオネア
 レイチェルの結婚
 ミルク
 バーン・アフター・リーディング
 グラン・トリノ
 デュプリシティ~スパイは、スパイに嘘をつく~
 ブッシュ
 スター・トレック
 レスラー
 愛を読むひと
 人生に乾杯!
 扉をたたく人
 それでも恋するバルセロナ
 サンシャイン・クリーニング
 ハリーポッターと謎のプリンス
 セントアンナの奇跡
 そんな彼なら捨てちゃえば?
 ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式
 縞模様のパジャマの少年
 クリーン
 96時間
 幸せはシャンソニア劇場から
 イメルダ
 リミッツ・オブ・コントロール
 あの日、欲望の大地で
 アニエスの浜辺
 私の中のあなた
 アンナと過ごした4日間
 あなたは私の婿になる
 アンヴィル!夢を諦めきれない男たち
 スペル
 ファッションが教えてくれること
 戦場でワルツを
 倫敦から来た男
 ジュリー&ジュリア
 パブリック・エネミーズ
 ずっとあなたを愛してる
 (500)日のサマー
映画の記憶2010
 アバター
 かいじゅうたちのいるところ
 Dr.パルナサスの鏡
 フローズン・リバー
 インビクタス-負けざる者たち-
 50歳の恋愛白書
 アバター
 しあわせの隠れ場所
 バッド・ルーテナント
 ハート・ロッカー
 マイレージ、マイライフ
 やさしい嘘と贈り物
 シャッター アイランド
 第9地区
 アリス・イン・ワンダーランド
 17歳の肖像
 プレシャス
 グリーン・ゾーン
 ローラーガールズ・ダイアリー
 アイアンマン2
 パリ20区、僕たちのクラス
 クレイジー・ハート
 闇の列車、光の旅
 ザ・ロード
 ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い
 トイ・ストーリー3
 ハロルドとモード 少年は虹を渡る
 インセプション
 ペルシャ猫を誰も知らない
 セラフィーヌの庭
 瞳の奥の秘密
 ヤギと男と男と壁と
 トイレット
 ミックマック
 ミレニアム2 火と戯れる女
 ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士
 終着駅-トルストイ最後の旅-
 美人図
 シングルマン
 死刑台のエレベーター ニュープリント版
 ソフィアの夜明け
 隠された日記 母たち、娘たち
 ストーン
 ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ
 100歳の少年と12通の手紙
 レオニー
 白いリボン
 ロビン・フッド
 レバノン
 モンガに散る
 キック・アス
映画の記憶2011・12
 エリックを探して
 アンストッパブル
 ソーシャル・ネットワーク
 ヤコブへの手紙
 ザ・タウン
 英国王のスピーチ
 ヒア アフター
 トスカーナの贋作
 シリアスマン
 神々と男たち
 トゥルー・グリット
 ファンタスティック Mr.FOX
 ザ・ファイター
 木洩れ日の家で
 戦火のナージャ
 ブルーバレンタイン
 キッズ・オールライト
 ブラック・スワン
 インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実
 アジャストメント
 愛の勝利を ムッソリーニを愛した女
 バビロンの陽光
 127時間
 BIUTIFUL ビューティフル
 ラスト・ターゲット
 水曜日のエミリア
 Peace ピース
 いのちの子ども
 モールス
 ミラル
 ツリー・オブ・ライフ
 未来を生きる君たちへ
 あしたのパスタはアルデンテ
 ゴーストライター
 アジョシ
 スリーデイズ
 親愛なるきみへ
 ワイルド・スピード MEGA MAX
 明かりを灯す人
 ミッション:8ミニッツ
 ウィンターズ・ボーン
 ゴモラ
 ラビット・ホール
 家庭の庭
 コンテイジョン
 ラブ&ドラッグ
 50/50 フィフティ・フィフティ
 サラの鍵
 灼熱の魂
 運命の子 Sacrifice
 ルルドの泉で
 パーフェクト・センス
 アニマル・キングダム
 J・エドガー
○エッセイ 「映画の見方:
 映画を読み解く
 スターと俳優
 映画は監督のものか
 プロデューサーの映画
 映画と音楽
 脚本家の仕事
 筋書きの組み立て方
 筋書きを操作する
 視点の合わせ方
 時間の操作
あとがき
さくいん

面白かった本まとめ(2012年上半期)

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ラミティエ(高田馬場)で食事を楽しみました!

2012年08月22日 01時00分00秒 | 外食
<水曜は食べ物のおはなし>
 以前このブログでも紹介した東京の高田馬場にあるラミティエで今回は夕食を楽しみました!

 あらかじめ電話で予約しましたが、1ヶ月以上前は予約できませんのでご注意ください。

 18時開店の10分前に到着しましたが、快く中に通してくれました。

1img_3081
↑店構え

2img_3085
↑店内

さっそくメニューを見ます。
まず飲み物は、オススメの食前酒のブラッドオレンジのシャンパンカクテルを注文します。
さっぱりして美味し~です!

3img_3084
↑飲み物メニュー

そして食事のメニューを見ます。

4img_3083
↑料理のメニュー

前菜とメインで2700円でそれぞれ選択する方式です。
料理によっては+210円だったりします。

どれも美味しそうで悩みますね~。
お店の方に人気な料理を確認しつつ選びます。
結構時間がかかりました。

今回は二人で行ったので、まず前菜は「エスカルゴとマッシュルームのオーブン焼き ブルゴーニュ風」と「フォアグラのプリン(+210円)」を注文しました。

 バターとフランスパンと一緒に、前菜が運ばれますが、「エスカルゴとマッシュルームのオーブン焼き ブルゴーニュ風」は、アツアツのお皿に穴が開いていて、その中にエスカルゴ等が入っています。
バジル等の入ったスープが、濃厚エキスと適度な塩加減でアツアツで美味しい!
このアツアツも堪りませんね!

5img_3087
↑バターとフランスパン

6img_3088
↑エスカルゴとマッシュルームのオーブン焼き ブルゴーニュ風

 そして、「フォアグラのプリン」は、かなり大きな柔らかいプリンで、上のほうに濃厚なフォアグラがあります。少し辛目の黒いキャラメルソースとマッチし、さすが!だと思いましたね。
たっぷりの甘いプリンと濃厚なフォアグラ、辛目のキャラメルソースのアンサンブルです!
旨いです!
パンとサラダも付きました。

7img_3090
↑フォアグラのプリン(+210円)

8img_3091
↑パンとサラダ

この2つの前菜は正解だと思いましたね!
美味しかったです!

 そして、メインは人気なメニューということで「牛ハラミのステーキとフライドポテト(+210円)」と、このお店の定番と聞いていた「フランス産バルバリー鴨のコンフィー」を注文しました。

9img_3094
↑牛ハラミのステーキとフライドポテト(+210円)

10img_3097
↑フランス産バルバリー鴨のコンフィー

 「牛ハラミのステーキとフライドポテト」は、たくさん敷き詰められたフライドポテトにも驚きましたが、その上にかなり肉厚な牛ハラミステーキが2つもあり驚きましたね。

 そして適度な焼き加減でソースが絡めてあり、さすがの美味しさです!

 そして「フランス産バルバリー鴨のコンフィー」は、大きな骨付き鴨が表面カラリで中はジューシーに焼かれていて、これまた美味し~い!

 付け合わせの温かい野菜も良いですね~

それから、デザートと飲み物を注文しようと思ったのですが、お腹いっぱいなので諦めました。
デザート・コーヒー好きな相方がめずらしく注文を断るほどの量でしたね。


 最後に今日の料理をまとめると、以下の順で素晴らしかったですね。

1 エスカルゴとマッシュルームのオーブン焼き ブルゴーニュ風
2 フォアグラのプリン
3 フランス産バルバリー鴨のコンフィー
4 牛ハラミのステーキとフライドポテト

 エスカルゴは特に美味しかったです!

ちょっと残念だったのは、4のたくさんのフライドポテトですね。
フライドポテト自体は美味しいのですが、脂っこいものを自分が避けているということもあり、他のものやもう少し少なめでも良いのではと思いました。

 とはいえ、ラミティエはリーズナブルなお値段でボリュームあるビストロを楽しめ、とてもオススメです!!

ラミティエ
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美味しかったものまとめ(2012年上半期)

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「小坂鉱山事務所(秋田県鹿角郡小坂町)」を見学しました!

2012年08月20日 01時00分00秒 | イベント・外出
<月曜はお勧めなおはなし>

 秋田県鹿角郡小坂町にある小坂鉱山事務所へ行って来ました。

 小坂鉱山事務所は1905年(明治38年)に建設され、明治期から大正期にかけて鉱産額日本一を誇った小坂鉱山のシンボルだったようです。

ちなみに最盛期にはこの小坂には3万人が住んでいたようです。 

 小坂鉱山事務所は木造3階建て延床面積2,596平米の広大な広さにルネッサンス風の白く美しい外観で、その美しさには想像以上に感動しました!

当時も明治を代表するオフィスビルとして注目を集めたようです。

1img_2935
↑外観

 この小坂鉱山事務所は、新事務所建設に伴い、2001年(平成13年)4月に、創建時の姿そのままに明治百年通りへ移築・復原したものです。

一般・高校生の入館料は300円で、小・中学生は150円となります。

館内案内は以下の通りとなっています。

1F
 ・受付窓口
 ・特産品ショップ
2F
 ・レストラン(あかしあ亭)
 ・歴史の旅への誘い
 ・交流ホール
 ・ツーリストサロン
 ・小坂思い出ライブラリー
3F
 ・常設展示(小坂銅山の夜明け、ようこそ東洋一の銅山へ、山間の近代都市・小坂、鉱山事務所が見つめた歴史、所長室)
 ・モダン衣装室(衣装レンタル30分入館料込み1,000円)

特に、らせん階段の美しさには驚きましたね。

2img_2962
↑らせん階段

また、2階が中庭になっているのにも驚きました。

3img_2961
↑2階の中庭

明治時代にこんな建物があったとは本当に驚きです。

それから以下は展示物で気になったものです。

 小坂鉱山は郡山、広島に次いで日本3番目となる11,000ボルト特別電圧送電を実現し、常備灯をはじめとして坑内の電化を進め、当時電気鉄道という画期的輸送手段を実現したようです。

4img_2947
↑電車などの説明

5img_2950
↑電気利用年表

 石原裕次郎の映画のポスターには、思わず見とれてしっました。浅丘ルリ子等も出演です。

6img_2952
↑映画のポスター

それから、明治14年に小坂鉱山は銀生産量が日本一になったようです。

7img_2953
↑年表

また、明治40年には金・銀・銅の総生産額が日本一になったようです。

8img_2954
↑年表

それから戦後も昭和42年には時代に先駆けて無公害精錬を実現したようです。

9img_2956
↑年表

また現在はリサイクル等を新しく切り開いているようです。

10img_2958
↑年表


小坂鉱山事務所見学は、とてもオススメです!



お勧めなお話(2012年上半期)
自動車保険を安く!

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「ほめる生き方(西村貴好)」という本はオススメ!

2012年08月17日 01時00分00秒 | 
<金曜は本の紹介>

「ほめる生き方(西村貴好)」の購入はコチラ

「ほめる生き方」という本は、読者を「ほめ達!」にするために書かれた本です。

 「ほめ達!」とは、「ほめる達人」のことです。

 人を「ほめる」、人から「ほめられる」ことで、多くの人が生まれ変わったように元気になり、何事にも積極的に取り組むようになるようです。そして、その人が所属する組織や店舗や会社までもが、活性化されていくとのことです。

 この本では、その「ほめられて」変わった体験や、「ほめ達!」検定3級の説明、「ほめ達!」になるポイント、「ほめ達!」になると得られるもの、よくあるQ&A等について書かれています。

 巻末には、具体的に検定3級の内容や解答例がありますし、試してみることをオススメします。

 ほめることは、相手や子どもを成長させ、相手との人間関係をよりよくし、また自分をより高めることにもつながり、そして物事を前向きに考えるようになり、とても良いことだと思います。

 とておオススメな本です。

以下はこの本のポイントなどです。

・「ほめ達!」が定義する「ほめる」とは、「価値を発見して伝える」ことです。何の価値をつたえるのかというと、「人」「モノ」「出来事」の3つです。辞書で「ほめる」を調べると、「人、あるいは人のしたことをよいものとして評価し伝えること」と書いてあることが多いのですが、「ほめ達!」が「ほめる」のは「人」だけではなく、「モノ」「起きる出来事」に対してもです。

・まず「人」ですが、こえは世間一般の「ほめる」という言葉の概念に近いものです。つまり、「人のいいところを見つけて伝える」ということ。ただ、「ほめ達!」の域まで行くと、「その人の欠点やマイナスに見えるところも、プラスの価値に転じて伝えてあげられる人」ということになります。

・「モノ」とは、自分たちが扱っている商品やサービス・技術(あるいは、町おこしなどでは「自分たちの地域の魅力」)です。そこに「ほめ達!」ならではの独自の切り口をつくり出して、それをお客様や利用者にさらに魅力的に伝えられる人が「ほめ達!」です。

・「出来事」に関しては、目の前にある問題をここできっちり解決して、皆の知恵を集めて、二度とこんな問題が起きないような仕組みをきっちりとつくり上げることができたら、目の前にある問題は、ピンチの顔をしているけれど、本当はチャンスかもしれない!こんな考え方・伝え方ができる人が「ほめ達!」です。このような「価値を発見して伝える」能力は、あらゆる経営者、リーダー、親、教師に必要です。そして、すべての人が自分の人生の経営者であると考えるならば、すべての人に必要な能力だと思うのです。

・なぜ、笑顔をしてもらうのか?それは、笑顔になると脳が活性化されるからです。脳科学の研究によって、脳が最もよい状態で動くのは、前頭葉の楽観回路が開いているときであるということがわかりました。前頭葉の楽観回路が開いているときとは、具体的な場面でいうと、たとえば自分が根拠のない自信に満ちあふれているとき。そういうときは、いいアイデアがたくさん湧いてきます。この楽観回路を開いて脳を全力疾走させる方法が、表情筋を笑顔にすることなのです。さらに脳は、この表情筋の笑顔の入力について、「本物の笑顔」と「つくり笑顔」を区別することができないのです。つまり、笑顔をすると脳は、最もよい状態で動きだします。そして、脳を活性化させ、その活性化を継続させる方法は、自分から笑顔にすること。自分が笑顔でいると、いい笑顔に出会えるのです。目の前の笑顔を見てまた笑顔になる。

・2012年4月時点で、「ほめ達!」検定3級で約4500名の合格者がいます。2級は150名、1級は5名います。「ほめ達!」検定は、随時行っています。協会が主催する公式日程の検定は基本的に全国各地の都市部で行われていますが、それ以外にも、希望があれば各種団体で「ほめ達!」検定を開催しています。大手の企業や塾でもやっています。

・不安から私たちを守ってくれる魔法の質問があります。それは、「これは何のチャンスだろう?」すべては自分のために起きてくれたことだと思えば、なんでも素直に取り入れることができるものです。「ほめ達!」になるということは、プラスの感受性を強くすること。言い換えれば、ちまたにあふれるマイナス情報の氾濫に耐えられる強さを手に入れるということです。「ほめ達!」というフィルターがあなたを守り、周りの人に安心を与えます。「ほめ達!」を実践していくことで、あなたの周りが居心地のいい場所となります。必然的に人を引き寄せます。暗闇を照らすライトのような力。そんな「ほめる」能力を今のうちに身につけておけば大変なメリットがあるのです。

・ほめ慣れていない人が、一気に「ほめ達!」になる、あるいは「ほめ癖」をつけることは難しいと思われるかもしれません。ところが、どんな人でも「ほめ達!」にしてしまう、魔法のフレーズがあります。それが、「ほめ達!3S+1」(ほめ達!スリーエス・プラスワン)です。
 ①「すごい!」
 ②「さすが!」
 ③「素晴らしい!」
まずは「3S」ですが、この3つの言葉を、口癖のようにして反射的に使えるように心がけるのです。これが「ほめ達!3S」です。それだけであなたの「ほめ達!」指数が一気に達人レベルまで上がります。「まず、ほめよ!あとはそれから考えよ!」この精神が大切です。ものは試し、「すごい!」「さすが!」「素晴らしい!」を口に出してみてください。すると、言ったあとで不思議なくらい、ほめる理由が見つかるものです。

・このようなさまざまな効果が期待できる3Sフォーメーションの流れを解説していきます。まず、大きな構成と流れは以下のとおりです。
 1.目につくものを探す
 2.ほめるポイントを決めたら、迷わず「すごい・・・」(つぶやくように)
 3.「すごいですね、この○○、こういうところが・・・」
 4.「さすが!」
 5.「さすが、□□さんの・・・」
 6.「素晴らしい・・・」(つぶやくように)

・「+1」は、「これはちょっとほめられないな」という場面においても、相手の心をペシャンコにしたくないときに使える言葉です。「ほめ達!」にとって、嵐の中の避難港ともいうべき言葉です。その言葉とは、
 「そうくるか!」
 これは、特にほめている言葉ではないのですが、言われたほうは不思議と嬉しくなる言葉です。自分はこの人にない発想をしということになるからです。相手が持っていないものを持っているということで、「自分はできる人間だ」という自信が高まります。「そうくるか!」と言っても、ほめているニュアンスにはなりません。しかし認めていることにはなるので、あとに含みを残せます。「おお、そうくるか」と言ったあとで、何を言うべきか考える余裕も持てます。場もなごみますから、非常に便利に使える言葉です。

・もうひとつ、「魔法の言葉」ともいえる便利なものがあります。どうしてもほめられない場合に使うこともありますが、これを使えばかなりオートマティックに「ほめる」ことができる言葉です。しかも相手に自分の主張を伝えられる言葉、それが、
 「惜しいなぁ」
 これは、一方的にほめるのではなく、どうしてもほめにくいときやほめないといけないが直してほしいところもある、という場合に使う言葉です。また、相手の上がったモチベーションの使い道を教える言葉でもあります。そして「ほめる」のは難しそうだけど挑戦してみたいなと思っている初心者にもぴったりの言葉です。「惜しいなぁ」と言われると、相手は「え、何だろう?」と聞き耳を立ててくれます。これが、伝える達人になるコツでもあります。たくさんほめてもらって、いいことも言ってもらって、さらに「惜しいなぁ」と言われたら、なんだか続きを聞きたくなりませんか?

・話の聞き方で相手をほめる、というやり方もあります。「ほめる」のはこちらからの一方的なものかというと、話の聞き方次第で相手を認めることもできるのです。それが、次の8つのポイントです。
 ・目を見る
 ・うなずく
 ・相づちを打つ
 ・繰り返す
 ・メモを取る
 ・要約する
 ・質問する
 ・感情を込める
 この8つを実行すると、「自分に対してすごく認めてくれている」ということが相手に伝わります。

・アイデアを集める話の聞き方をすると、相手はほめられた状態になるものです。そうすれば、自分のところにアイデアがどんどん集まってきます。メリットの高いほめ方とは、じつは話の聞き方であり、「メモを取る」ことだと言えます。

・「よいほめ方」として、「感謝を伝える」というものがあります。「それでほめることになるの?」という疑問が浮かぶかもしれませんが、「○○してくれてありがとう」と言うことは、相手にとって、単にほめられた以上の効果があります。感謝を伝える人と、伝えられた人との関係がすごくよくなります。人は、誰かの役に立っているということを自覚したい、誰かから感謝されたいものなのです。その誰かとなるのが「ほめ達!」です。そのため「感謝を伝える」ことがすごく重要な要素となってきます。そのためには、「ありがとう」の量を増やすことです。

・一般的に、「ほめる」という行為は、目下の者に対して「頑張ったね」「すごいね!」という場合が多いのですが、年齢の違いに関係なく使える方法があります。それは、「質問してほめる」こと。特に、年上の人をほめるときに効果的な方法です。例えば、「どうしてそんなことができるんですか!?」という質問は、相手をものすごく認めていることになります。あるいは、「若い頃h、どんな本を読んでいらっしゃいましたか?」「ボクぐらいの年齢のとき、仕事上ではどういうことを心がけていましたか?」といった質問をされることによって、相手は「自分は認められている」と思うものです。なぜなら、質問をしてくるのは自分のことを知りたい、それを参考にしたいということだからです。「自分のことを上に見てくれているんだな」と伝わる。だから、質問することが相手を認めることになるのです。このときに覚えておきたいのは、たとえネガティブな回答をされてもそれに動じないこと。ネガティブな回答もあるだろうと想定しておくことです。

・受けた質問に対して「ほめる」を活用する方法もあります。これは、子どもから難しい質問をされたり、顧客にプレゼンテーションをするときなどにも使えるものです。私も、講演やセミナーの最後に質問を受けることがよくあります。あるいは、プレゼンテーションのときに質問を受ける場合もあります。そういうときに使うのが、「いい質問ですね。ありがとうございます」質問内容がどんなものでも、それをいかに待っていたかのように言うと、質問者も「オレ、いい質問したかな?」と感じて気分がよくなります。ところが、質問に対して「うーん・・・」と答えに詰まると、「この演者は経験不足だな」と思ってしまいあす。そこを待ってましたとばかりに、「いい質問ですね。ありがとうございます」と答え始めれば、たとえうまくまとまっていなかったとしても、「いい質問だ」と答えたことで、「やはり難しい質問だったんだ」と質問者も聴衆も納得できる。したがって、どちらにしても悪い印象は受けません。それに「いい質問ですね。ありがとうございます」と言っている間に回答を考える時間的余裕もできます。ですから、プレゼンテーションでも使い勝手がいいのです。質問ほめることで、その質問者に対してだけではなく、会場にいる他の人のためにもなる回答をしたあとに、「この質問から、皆さんもこういう気づきにつながりましたね。本当に素晴らしい質問でした」と、質問者に拍手を送る。こうして、質問者をヒーローやヒロインにしてあげると会場全体に一体感が広がります。子どもからの難しい質問には、「いい質問だね。一緒に調べてみようか」と言って、一緒に考えてみてはいかがでしょうか?

・「ほめ切る」ことも大切です。「ほめちぎる」という言葉もありますが、関西風に「ほめたおす」というニュアンスのほうが近いでしょう。「もうわかった、わかりました。参った」と相手が立ち上がってこられないくらいに「ほめたおす」のです。ここまでやると、「わざとらしくないほめ方」になります。「ほめ切る」といっても、上っ面だけでは意味がなく、真実だけを具体的にほめること、証拠を示すことが大事です。証拠というと大げさですが、第三者の証言を加えて伝えると、より強力なほめ方となります。

・なかなかすんなりとは「ほめる」ことができない人からは必ず、「ほめることの素晴らしさはよくわかった。でも具体的には、ほめると実際にどんなことが起こるの?」と聞かれます。そこで、あなたが「ほめる生き方」にさらに一歩踏み出していただけるように、「ほめ達!」が経験をしてきた「ほめる」ことで生まれる8つの「奇跡」を以下にご紹介してまいります。
 1.ほめると、相手が成長する
 2.ほめると、相手と良好な関係を築ける
 3.ほめると、子どもの力が伸びる
 4.ほめると、成長が加速する
 5.ほめると、尊敬される
 6.ほめると、人間力が上がる
 7.ほめうと、感動に出合える
 8.ほめると、引き立てられ力が強まる

・「ほめようとすると、わざとらしくなって、とってつけたようになってしまう」「ほめるって、相手の心を開く最高のコミュニケーション方法だって聞いていたのに、何だか白けた感じになってしまって、続かない」この言葉にうなずく人は多いとおもいます。これは、
 ・本心からほめていない
 ・相手をコントロールしようという下心があってほめている
 ・ほめること自体を目的にして、とりあえず、ほめてしまっている
など、さまざまな原因が考えられます。そんな人へのアドバイスは、
 ・できるだけ小さな事実をほめよ
 ・真剣によめよ
 ・ほめ倒せ!

・自分では、まだまだと思っていても、自分の行動や持っている価値が誰かの役に立ったり、誰かにいい影響を与えていたりすることを知ると、人はすごく嬉しくなります。そして、その価値を伝えてくれた人に好意を持ちます。小さな事実を伝えると同時に、その事実が引き起こしたプラスの影響・結果を伝える効果には大きいものがあります。また、ほめたことに対して相手が否定してきときは、自分が真剣にほめているかどうかを試される大きなチャンスです。そんなときは、相手が「もう許してください!」というまでほめたおしましょう。これが大切です。良好なコミュニケーションは、その人の価値を本人に伝えることから始まります。その人が自分や周りの人に何を与えているのか?その小さな事実を見つけて、教えてあげることです。

・例えば、子どもがテストでいい点を取ったとします。そのときに「あなたは頭がいいね」というほめ方をしてしまうと、たまたま学習内容が理解できなかったときに、「自分の能力はこれくらいなんだ」と自分で限界を設けてしまい、成長を止めてしまうのです。だから、能力ではなく努力をほめる。いい点数を取ってきたら「よかったね。だって頑張っていたもんね」と、努力の様子をほめるのです。すると、行き詰まったときや「もう限界かな?」と感じたときでも、「今回は努力が足りなかっただけ。もう少し頑張ろう」となります。そうすれば、努力することをやめずに、もっと前に進める子どもになるのです。

・子どもに対しては、まずは今頑張っているところを見つけて、少しでもできているところがあれば、それを認めてほめてあげる。小さなプラスをちゃんと見ていてあげるということが大事です。

・ほめっぱなしでは成長が止まる場合もあるということです。しかし、ほめると調子に乗るタイプの人でも、せっかく乗っている成長の上昇気流をそのまま上手に活用して、さらなる成長につなげる方法があります。それは、ほめてあげられる原因、つまり成功の原因をインタビューしてあげることです。誰かが失敗すると、同じ失敗を繰り返さないために「なぜ失敗したのか?今後はどういうところに気をつければいいか?」といった原因探しの追求をするものです。ところが、成功した場合はそのまま放っておかれる場合が多くあります。「よかった、よかった」と言うだけで、それ以上のフォローをしない。しあし成功したときこそ、「なぜ成功したと思うか?」というインタビューをして、その人に成功の理由や原因を分析する機会をつくってあげることが大事です。さらに、それを習慣づけることも大事です。ただ、自分で行うのはかなり難しいので、インタビューしてあげることが、最高にほめてあげられる手法なのです。

・相手のいいところをほめるというのは、相手のいいところに憧れを抱くことでもあります。憧れは、その種を自分の中に蒔く!「ほめ達!」が、周りの人の可能性を見出していくだびに、その可能性の種は自分の中にも蒔かれていくことになるのです。そしてそれが知らぬ間に芽生えていって、周りから見てどんどん魅力的な人になっていく。自分の可能性を信じて、自身を高められる人になります。これこそが、ピグマリオン効果と脳の認証の仕組み、言葉の影響力を組み合わせた、「ほめ達!」効果なのです。この「ほめ達!」効果を実感し、自分の可能性と人生の素晴らしさを日々確認していく生き方、これが「ほめる生き方」です。

<目次>

はじめに
第1章 「ほめて」成長した!「ほめられて」変わった!
 「ほめられて」変わった私の体験
 「ほめられて」美容師の道へ
 人生の角度が変わったコンビニ
 「ほめる」大切さを知って最優秀営業マンになった
 「絶対無理!」から「為せばなる!」へ
 「ほめ達!」は家庭でこそ威力を発揮する
 小さな発見、小さなひと言
第2章 あなたの「ほめ達!」度をチェック
 「ほめる」を漢字で書けますか?
 「ほめる」の定義について
 検定前のウォーミングアップ
 「ほめ達!」検定の狙い
 問題1「自分が言われて嬉しいほめ言葉」
 問題2「価値の創造」
 問題3「価値の発見 人物編」
 問題4「価値の発見 出来事編」
 問題5「人生の価値を伝える」
 これで、「ほめ達!」検定3級合格
第3章 あなたも「ほめ達!」になれる
 「ほめられたい」人が多いから活きる「ほめ達!」
 あなたを一気に「ほめ達!」にする「3S+1」
 3Sフォーメーションの流れ
 3S+1の「+1(プラスワン)」とは
 初対面のときからほめる
 「ほめる」につなげることを、つねに心がける
 短所と思われるところも発想を転換してほめる
 話の聞き方の8つのポイント
 聞き上手こそが「ほめ達!」
 感謝でほめる
 質問してほめる
 質問をほめる
 最後までほめ切る
 飲食店で「ほめ達!」トレーニング
第4章 「ほめ達!」になると得られるもの
 ほめることで生まれる8つの奇跡
 1.ほめると、相手が成長する
 2.ほめると、相手と良好な関係を築ける
 3.ほめると、子どもの力が伸びる
 4.ほめると、成長が加速する
 5.ほめると、尊敬される
 6.ほめると、人間力が上がる
 7.ほめうと、感動に出合える
 8.ほめると、引き立てられ力が強まる
 未視野を見る
第5章 「ほめ達!」として生きる
 「ほめ達!」は違いを活用する
 人間には「利き脳」がある
 脳のタイプによってコミュニケーションの取り方が違う
 ラベルを剥がして発想を転換する
 他人の脳を借りる
 チャンクとは何か?
 チャンクを使ったコミュニケーション
 「ほめ達!」の力が消える?
 「ほめる」ときに気をつけておきたいこと
 ほめっぱなしの罪とは?
 ピグマリオン効果を超える「ほめ達!」効果
付録「ほめる」「についてのよくあるQ&A
おわりに
「ほめ達!」をより深く理解するための用語集
「ほめ達!」検定 3級試験問題
「ほめ達!」検定 3級試験問題 解答例

面白かった本まとめ(2012年上半期)

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喜美松(浅草)でモツ焼きやモツ刺しを堪能しました!

2012年08月15日 01時00分00秒 | 外食
<水曜は食べ物のおはなし>

 以前このブログで紹介した「悶々ホルモン」という本で絶賛していた浅草にある喜美松へついに行ってきました!

「悶々ホルモン」では異例の2回掲載で、その連載で客も急増し、お店に迷惑がかかったようです^_^;)

 特にもつ刺が、その美しさからジュエルと表現されていましたね。
 また、食べログでも全国TOP5000に選ばれています。

 お店の場所は、東京メトロ浅草駅等から徒歩15分ほどと遠いですが、道がきれいに整備されていることもあり、途中にある老舗のお店やひさご通り、浅草寺、遊園地の「花やしき」等を楽しみながら歩けました。

 特に、浅草寺の五重の塔などは、ライトアップされ綺麗で感動でしたね!

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↑浅草寺の五重の塔

 そしてようやく到着しましたが、店構えが、大きなタルになっているのには驚きました!
店内はそんなに広くはありません。
カウンターとテーブル席、座敷席がありました。

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↑店構え

 あらかじめ予約をして正解でしたね。
18時に到着したのですが、席は満席で予約なしでは入れないようでした。
 店内はおじさんグループだけでなく、若い派手な女性もいて驚きましたね^_^)
人気なお店というのが窺えます。

 座敷に通されて、まず飲み物を注文します。
そしてメニューを見ます。

3img_3036
↑メニュー(おしながき)

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↑メニュー(もつ刺)

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↑焼きもの

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↑オリジナルメニュー

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↑オリジナルメニュー

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↑飲み物メニュー

 やはりここは、この時勢では特に珍しい「もつ刺」を注文します。
「悶々ホルモン」で吟味された「しろ刺」「きゃん玉刺」「こぶくろ刺」「生がつ刺」を注文します。

 それから、焼きもので絶賛されていた「おやじだんご」を始めとして「かしら」「なんこつ」「れば」「はつ」も注文しました。

 そして、オリジナルメニューやおしながきから、とんきざみ、たんしたの生姜焼き、もつ煮込み、ポテトサラダ、揚げナスを注文しました。

 まず運ばれたのは、もつ焼きの「はつ」です。
これが想像以上に美味しくてビックリ!
相方の目が大きく開き、表情が晴れます^_^)
中身がジューシーなまま外側はほどなく焼かれ、そして塩加減が旨い!
やはり「悶々ホルモン」でも書かれていますが、塩焼きが鉄則ですね!

9img_3037
↑もつ焼き(はつ)

そして、「カシラ」も同様に良い焼き加減で旨い!!

10img_3040
↑もつ焼き(かしら)

それから、どこの部位か不明^_^;)の「とんきざみ」が登場します!
一体どこの部位なんでしょう??
こりこりしていてもちろん美味しいです。

11img_3041
↑とんきざみ

そして、たっぷりのポテトサラダも美味しく、たん下の生姜煮も甘いながらも生姜が利いて美味しい!!
美味しくてつい食が進みます。

12img_3042
↑ポテトサラダ

13img_3043
↑たん下の生姜煮

 それから、もつ焼き「なんこつ」が運ばれますが、特に「なんこつ」がこりこりの歯ごたえが素晴らしく、最高でしたね。

14img_3044
↑もつ焼き(なんこつ)

 そして「揚げナス」が運ばれますが、「揚げナス」は表面アツアツで、中身が柔らかくて、その美味しさには特にビックリしました!
このナスの美味しさには感動です!

15img_3045
↑揚げナス


 それから、もつ焼き「れば」「おやじだんご」も濃厚であぁぁ~鉄分補給充填です!
そして、「おやじだんご」には驚きました!普通の「つくね」とは違って中が結構ふわふわで、枝豆も入っているようで美味しい!
こんなに美味しい「おやじだんご」にはビックリしました!

16img_3046
↑おやじだんご、もつ焼き(れば)


そして、「もつ煮込み」が登場です!
アツアツで、もつが十分柔らかく煮込まれ、こんにゃくや唐辛子とも合う合う!
アツアツがやはり美味しいです!

17img_3047
↑もつ煮込み

そして、最後に「もつ刺」の登場です。
「しろ刺」「きゃん玉刺」「こぶくろ刺」「生がつ刺」です。

 最初に注文したのに、最後に登場とは残念でしたが、その新鮮な「もつ刺」は光っていて、さすがジュエルです!
特に「きゃん玉」^_^;)が新鮮そうで光っていました。

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↑もつ刺し

19img_3048
↑タレなど

お好みによりニンニクや辛子を付けて、生のきゅうりやタマネギとともに食べます。

「生がつ刺」は酢みそがとても合いますね!
美味しいです!
どのもつ刺も新鮮で、「こぶくろ」は特にコリコリしていました!

お店の方は、最後に「もつ刺」が運ばれ申し訳なさそうでしたが、最初にこの「もつ刺」が来ていれば最高でしたね。
それだけがちょっと残念でした。

それから会計をすませると、店の外まで店主が挨拶してくれたのには驚きましたし、嬉しかったですね。

喜美松は、新鮮な「もつ刺」だけでなく「もつ焼」も素晴らしく、また「揚げナス」などの他の料理もとて美味しかったです!
とてもオススメです!
予約して訪れることをオススメします!

喜美松
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美味しかったものまとめ(2012年上半期)

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東京の人形町街歩きを楽しみました!

2012年08月13日 01時00分00秒 | イベント・外出
<月曜はお勧めなおはなし>

以前このブログで紹介したTOKYO地下鉄ぐるり おみやげ散歩という本を参考に、東京の人形町周辺の街歩きを楽しみましたので、今回はその紹介をしたいと思います。

まずは日本橋の昭和通りから日本橋川を徒歩で渡って人形町方面に向かいます。
まず小舟町交差点近くにある「さるや」に行きます。

「さるや」は江戸時代の宝永元年(1704年)創業の300年以上続く楊枝のお店で、いまや日本で唯一の楊枝のお店となったようです。

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↑さるやの店構え

楊枝は、定食屋にあるような爪楊枝ではなく、黒文字というクスノキ科の落葉低木を一本一本手削りした本格的なものです。
「金千両」と書かれた千両箱や干支の桐箱を買うのも楽しそうです。

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↑千両箱

大きな桐箱の詰め合わせセットもありました。

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↑桐箱詰め合わせ

また、楊枝の包装紙に辻占いが書かれたものもあって、その占いを読むのも楽しいと思いましたね。

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↑辻占い一覧


結局、この辻占い付き桜柄の楊枝315円と、楊枝を入れる桐箱630円を買いました。良心的なお値段です。
この桐箱はふたを開けずに、この桐箱を振ると1本1本楊枝を取り出すことができます。振り出し箱ですね。
良いお土産になりました。

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↑辻占い付き楊枝と桐箱

それから、人形町交差点に行くと、その近くに「うぶけや」という刃物専門店がありました。

天明3年(1783年)から続く刃物専門店で、爪切りや毛抜きが有名なようです。
職人手作りの「毛抜き」は細いうぶ毛も逃さない精密さのようです。

ゴールド色の爪切りもあり欲しいと思いましたね。
包丁やはさみなども売っていました。
こういった老舗はいいなぁと改めて思いましたね。

6img_2622
↑うぶけや

それから水天宮方面へ歩きます。
道の左側に寿堂というお店があります。
黄金芋というのが有名なようで、店の看板にも書かれています。

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↑寿堂

のれんをくぐると、すぐに冷たいお茶を出してくれたのは嬉しかったですね。
「黄金芋」と魚の形をしたお菓子を売っていましたが、なんだか怪しげです^_^;)

「黄金芋」の派手な黄色の包装紙が目につきます。
バイトのお兄ちゃんはたどたどしい日本語で対応してくれました。
 黄金芋は1つ190円で売っていたので、3つ買いました。
福引きの券を集めていないのであれば25円引いてくれるとのことで、なんだかよく分かりませんが得をしたようです^_^)
寿堂はどうも京都の京菓子のお店のようです。
後で、黄金芋を食べてみましたが、シナモンの風味がけっこうあり、中身の黄身あんが甘くて美味しいです!
一切化学調味料などを使用していないというのは嬉しいですね!
想像以上に家族で好評でした。

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↑黄金芋

それから水天宮交差点にある重盛永信堂へ行きます。
交差点に面してかなり大きなお店です。

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↑重盛永信堂

重盛永信堂は大正6年1917年創業の老舗で、人形焼きとゼイタク煎餅が有名とのことです。
初代は飛行機から宣伝チラシをまくなど、斬新なアイデアでこのゼイタク煎餅を世に広めたようです。
人形焼きはちょうど売り切れてしまい、ゼイタク煎餅を買おうとしますが、いろんな種類があって驚きました。

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↑色んな種類のゼイタク煎餅

茶髪のお姉さんにどれが売れ筋が聞いて、天豆付きの煎餅(ビンズ煎餅)にしました。
茶髪のお姉さんちょっと怖いよ・・・^_^;)
しかしながら、このゼイタク煎餅を作る一人前の職人になるには5年もかかるようです。

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↑ビンズ煎餅

確かにこのゼイタク煎餅はとても美味しく、ついつい口に運んでしまいます!
家族にも大人気でしたね。

それから、水天宮へ行きます。
ここへは、息子が産まれてすぐに、すくすくと育つようにお参りに行ったのを懐かしく思い出しました。
お陰様で息子はすくすく育っているので、今回はそのお礼参りをしました。
17時過ぎたので、表門にシャッターが降りたのには驚きましたが、東門から入れました。

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↑水天宮

今回は人が少ないのでゆっくりお参りできたのは良かったです。

左側に「子宝いぬ」の像があり、親犬と子犬の頭がなでられて光っているのには驚きましたね。自分の干支をなぞって子宝を祈願するようです。

13img_2633
↑子宝いぬ

それから甘酒横町交差点まで戻って右折し、亀井堂へ行きます。
この人形町の亀井堂は、昭和4年(1929年)に神戸の亀井堂総本店から暖簾分けされた店とのことです。

14img_2639
↑亀井堂

亀井堂の瓦せんべいと人形焼きは、牛乳やバターを全く用いない「和カステラ」の製法で作られているようです。
現在では技術と経費の問題から希少なもののようです。
また、亀井堂の人形焼きは、アド街ック天国というテレビ番組で2001年に1位を獲得したようです!
そう書かれると買わざるを得ませんね。

15img_2643
↑アド街ック天国1位の宣伝

人形焼き680円(7個入り)と瓦せんべい680円を買い、また職人が1点ずつ刷毛で砂糖細工を施した伝統的な瓦せんべいである半月320円と茶つぼ320円も買いました。
この刷毛引きの伝統を受け継ぐ職人は、日本ではこのお店の二人だけになってしまったようです。
後で食べましたが確かに丁寧に作られていて美味しいです。

16img_2649
↑人形焼き

17img_2650
↑瓦せんべい、半月、茶つぼ



それから、最後に亀井堂と同じ通りにある柳屋で鯛焼きを堪能しました!
高級鯛焼きと書かれているのには笑いを誘います^_^;)

18img_2644
↑柳屋

かなり行列を作っていて驚きましたが、意外と回転は速くて良かったです。
1個140円と良心的です。
もちろんできたてのアツアツで、この焦げ目がうれしいですね。

19img_2646
↑鯛焼き

想像以上に薄皮で、あんも薄かったのですが、私はこのくらいの厚さの鯛焼きがベストだと思えるし、とても美味しかったですね!
さすが高級鯛焼きです!美味しかったです!

20img_2647
↑薄皮

ということで、人形町は老舗がたくさんある街で、楊枝や刃物、黄金芋、煎餅、人形焼き、鯛焼きを楽しめ、とても良かったですね!

水天宮もありますし、とてもオススメな街です!

お勧めなお話(2012年上半期)
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「怒らない技術(嶋津良智)」という本はオススメ!

2012年08月10日 01時00分00秒 | 
<金曜は本の紹介>

「怒らない技術(嶋津良智)」の購入はコチラ

「怒らない技術」という本は、特に出来事や物事の受け取り方を変えて怒らない習慣を身につけ、心や感情をコントロールし、人生をよりよくする方法等について書かれたものです。

 確かに怒りに時間を費やすのは無駄だし、怒りは周りに良い影響を与えないので、自分の受け止め方を変えて、何事も前向きに考えることは良いことだと思います。

「怒らない」ことを決めるだけで、良いチャンス・良い出会い・良い情報・良い仕事・健康などあらゆる良いことが手に入ると思います。
また、何事も他人のせいにはせずに、自己責任を持つことも大切だと思いましたね。

この本では特に以下ついてはナルホドと思いました。

・万人に共通して与えられているものは「命」と「時間」でそれらを大切にすることが成功の秘訣
・怒りやイライラに時間を費やすのは無駄
・すぐに怒る人には早死にが多い
・人生とはそもそも思い通りにいかないもの
・妥協を減らすことが大切
・活躍している人は、とてつもない苦労をした人
・苦しみから脱出するための試行錯誤が、成長のエネルギー
・成功者は世の中に2%しかいないのだから努力が必要
・失敗や挫折は人生の免疫
・トライして失敗するリスクよりチャレンジしないリスクを恐れるべき
・自分の受け止め方を変えることが重要
・他人のせいにし続けないこと
・この世にあるものはすべて、人のモノの見方・考え方・心構えから派生した現象
・過去は変えられないが未来と自分は変えられる
・自分に不都合なことが起きても全体的、グローバル的な視点に立って物事を考えること
・子どもに無理やり勉強をさせるのではなく、どうしたら子どもが自らやる気をもって勉強をするようになるか、親として何ができるのかを考えること
・夫婦は価値観を押しつけあうのではなく、お互いすり合わせながら新しい夫婦共通の価値観をつくりあげること
・落ち込む時間を減らすこと
・他人に責任を求めるのではなく、自己責任をもつこと
・自分を支配しているのは、出来事そのものではなく、その受け止め方
・迷った時は決断しない。必ずよしと思える時がやってくる
・人生の計画をたてること
・まずは小さな習慣を身につけること
・競争相手があまりいない優越感の持てる場所、自信が持てる場所を探すこと
・メモをとる習慣をつけること
・わからない時は恥ずかしからずに人に聞くこと
・ささいなことでも自分を褒めること
・朝の時間を大切にして自分の夢や目標を考えること
・「疲れた」「時間がない」「忙しい」を言わないこと
・イヤなことがあったとき、「これは神様が自分を試している」と思って乗り越えること
・意に添わないことが起きても「これはちょうどいいや」と思うこと
・どんなにひどい人でもその人と出会えたこと自体が奇跡と思って感謝すること
・怒り出しそうなときは、その場所から離れること
・イライラが収まらない時などは寝ること

以下はこの本のポイント等です。
とてもオススメな本です。

・万人に共通して与えられているものがたった2つだけあるのです。何だかわかりますか?一つは命です。そして、もう一つは時間です。1日24時間という時間です。この2つはどんな人にも平等に与えられているもので、人生でいちばんシンプルな成功哲学とは、命と時間を大切にすることです。

・得られる成果が変わらないなら、イライラしたり、怒ったりすることは選びません。ちょっと我慢して同じ成果が得られるなら、不快にならない選択肢を選んだほうが、結局は、自分のためになります。怒りやイライラに時間を費やすのは、はっきり言って人生の無駄です。

・怒りは命を削ります。免疫学の権威、新潟大学大学院医学部教授であり、「免疫革命」などの著書のある安保徹先生は、「すぐに怒る人には早死にが多い」と断言しています。「怒る」などして、強いストレス受け続けると、胃潰瘍や高血圧、糖尿病、不眠、こうげん病、ガンなどにつながります。

・自分が「こうしたい」「ああしたい」という目的を持っても、神様のいたずらか、難問、関門、困難、苦労といったものが、毎日、目の前にあらわれます。思った通りに物事が進まないと、イライラするでしょう。怒ったり、落ち込んだりもするでしょう。でも、人生とはそもそも思い通りにいかないものなのです。そのたびに、いちいち怒ったり、落ち込んだりしていては、時間ばかりが過ぎていきます。そして、怒ったり、落ち込んだりしていても何も生み出すことはできません。イライラや怒りは、人生において無駄なものなのです。

・妥協は決して悪いことではありません。誰でも妥協しているのです。妥協の連続が人生です。ただ、妥協を一つでも減らしていくことが大切です。一日に8つ妥協していたら7つにする。7つ妥協していたら6つにする。そう考えると、人生はよりすばらしいものになります。

・ある人材派遣会社が、30~40代の活躍しているビジネスパーソンにアンケートをとり、活躍の秘密を探ったことがあります。いろいろな回答がある中で、一つだけ共通していることがありました。それは、20代のうちに、他の20代が体験しないような、とてつもない苦労をしたということです。ものすごい大失敗、ものすごくイヤな思いなど、マイナスの経験をしていました。

・成功したビジネスパーソン、中田選手に共通するのは、若き日の苦労によって、後に大きな成果を獲得したということです。ただ、注意しなくてはいけないのは、苦しんでいるだけではいけないということです。苦しみから脱出するための試行錯誤こそが成長のエネルギーになります。

・成功者は世の中に2%しかいないと言われています。ならば世の中の98%の人は、まず自分自身が「凡人である」という事実を受け入れるべきです。特別な才能や特別な能力のない98%の凡人が、2%に入るためにはどうしたらいいでしょうか。やはり努力しなければ入れないでしょう。自分自身が凡人だということをまず受け入れ、一生懸命努力するということを覚えていかないと、本当の意味でいい人生を歩めないのではないかということです。

・私は、人より早い段階で重い責任を負い、大きな仕事を任せてもらえました。若いうちに、いろいろな体験をし、いろいろ失敗しました。早い段階での小さな失敗、小さな挫折は、人生の免疫です。失敗や挫折を体験することで、少しずつ免疫力がついてきます。免疫力がついてくると、大きなアクシデントに出会っても、ついた免疫力によって対処することができます。具体的に言えば、何かが起きたときの対処法、感情をコントロールする術なども学びました。このために「怒らない」を実行できているのです。

・子どもは小さな失敗を繰り返して成長します。それなのに親は子供が失敗しないように先回りしてしまうのは大きな問題です。子どもが転んだら、すぐに手を差しのべないで、放っておくことがとても大切なのです。小さな失敗をたくさんするメリットは、自分自身でリカバーするコツを体で覚えられることです。若いときにたくさんチャレンジし、失敗して挫折することはとても大切です。

・本当に恐れなければならないのは、何かにトライして失敗するリスクよりも、チャレンジしないリスクです。失敗すること自体は悪いことではありません。失敗から何かを学ぶことができれば、それはもはや失敗とは言えません。

・それは自分の価値観に合わないからイライラしているだけです。自分のやり方に合わないからイライラしているだけです。その人はそれでいい、それで普通だと思ってやっているのですから、あなたがイライラしているのは、相手の問題ではなく、自分の問題です。自分勝手にイライラしているのです。だから、自分が受け止め方を変えるのです。

・自分が正しいと思いこんでしまうと、すべての非は相手にあることになります。他人のせいにし続ける限り、少しのことですぐにイライラすることになります。このような場合、客観的に自分を見つめ直す必要があります。自分が思う考えを、常に正しいと思わずに、「本当に正しいのか」と疑ってみます。考え直して正しいと思えることなら、それはそれでいいのです。ですが、本当に正しいかなと考え直し、「さっきはこう思ったけれど、こういう考え方もある」とか、「よく考えてみたらこういうケースもあるから、正しいとは言えない」と思うことがあります。考えることによって、モノの見方、考え方が変わったり、学びを得ることもあります。たとえば、怒りの感情にかられたときも、その気持ちをすべて正しいと思わず、本当に正しいのかと自分を疑う気持ちを持ったほうがいいのです。

・心の老化が怒りの原因となっていることもあります。年をとったおじいちゃん、おばあちゃんと接していると、以前よりもひがみっぽくなった、話がしつこくなったと感じることがあります。おそらくそれは、年をとった自分に関心を寄せてくれないことに対するさびしさではないかと思います。年老いた自分の存在価値の希薄感もあるでしょう。仕事を離れてしまったさびしさもあるでしょう。一生懸命話しているのに相手が話を聞いてくれないというさびしさもあるでしょう。おじいちゃん、おばあちゃんなりの心のメッセージのような気がするんです。

・木には根があり、幹があって、枝葉があって、実がなります。人生の成果はこれによく似ています。まず、モノの見方、考え方、心構えという根の部分があります。その上の幹の部分が、知識・技術・スキル、テクニックです。枝葉の部分が、行動態度、姿勢であり、最後に成果や結果という実がなります。実は、この世にあるものはすべて、人のモノの見方、考え方、心構えから派生した現象なのです。この世に存在しているすべてのものは人の心がつくり出した成果物なおです。あなたの目の前にあるものすべてがそうです。たとえば、すべての商品は、誰かがこういうものがあったら便利なんじゃないかと考えたところからはじまっています。その人のモノの見方、考え方の中から派生した現象の結果ということです。だから、よい成果をあげたいのんら、根の部分である、モノの見方、考え方、心構えという部分から見直していく必要があります。

・どんなささいな仕事でも怠らず、今の仕事がどれだけの人に影響しているかをイメージして仕事に臨むだけでも、仕事の成果は変わります。これは人生にも言えることです。どう生きるか。その考え方によって、実りのある人生になるか、そうでないかが変わってきます。

・どんなにイヤな過去だろうが、どんな素晴らしい過去であろうが、過去は過去です。変えることはできません。一方、変えられるものがあります。それは「未来」です。未来と自分は変えられます。では10年後、20年後のあなたは、何がつくっていくのでしょうか。それは、これからどんなことをしていくかです。それはこれからまく種です。この一瞬からまきはじめる種によって変わります。あなたは過去にどんな種をまいてきたでしょうか。自分のまいた種が芽を出し、咲いた一輪の花が、今のあなたです。そして、10年後、20年後に自分の思った通りの花を咲かせたかったら、これからどんな種をまくかによってそれが決まります。今から質のよい種をまけば、あなたの未来は明るいものになるでしょう。

・天気に限らず自分に不都合なことが起きたら、そのことに不満を持つ前に、全体的、グローバル的な視点に立って物事を考える習慣を身につけてください。それがあなたの本当の幸せにつながり、あなたの繁栄につながるからです。

・子どもを自分の理想型に育てようと、嫌がる子どもに無理矢理勉強をさせたりする親がいますが、無理に勉強することを強いるよりも、親としてまず考えなければならないことは、「どうしたら子どもが自らやる気を持って勉強をするようになてくれるか」、そのために親として何ができるのかを考えることです。愛という言葉をはき違い、親であるという権限を使って、自分の言うことを聞かない子どもに物事を強制するのは、子どもの人格を無視した単なる親のわがままです。

・そもそも夫婦は価値観を押しつけ合うとうまくいきません。「こういう夫であってほしい」「こういう妻であってほしい」「こういう家庭をつくりたい」という自分の価値観を相手に求めていくと、そこに現実とのギャップが生じ、イライラや喧嘩の種となります。そうではなく、お互いの価値観をすり合わせながら、新しい夫婦共通の価値観をつくりあげていくと良いのです。それは、結婚生活の中で一つひとつ積み上げていくものです。

・落ち込みから回復するまでにどれだけの時間が必要か。そこが個人によって大きく差の出るところです。ならば、その時間は少ないほうがいいのではないでしょうか。人生という限られた時間を、落ち込んでいる時間に費やすとしたら、とてももったいないと思うのです。だから私は落ち込まないと決めています。落ち込まないために感情のコントロールをしています。悩む、悩まないも同じです。悩んでいても時間のムダです。だから私は悩まないと決めています。

・責任を他人に求めるのは簡単です。そうしたくなる気持ちもわかります。ですが他人に責任を求めても、問題は解決しないのです。自己責任という意識を徹底すると、当事者意識が芽生えてきます。どんな問題でも、突き詰めれば自分の責任なのだから、「これはオレの問題じゃないから、いいや」と言って知らん顔をするわけにはいかなくなります。

・世の中で起こっている出来事が喜ばしいことなのか、イヤなことなのかはすべて自分が決めています。自分を支配しているのは、出来事そのものではなく、その受け止め方です。もともとの出来事には何の意味もなく、出来事に意味をつけているのは自分自身です。人は毎日、何百、何千という意志決定を繰り返しながら生きています。その中で、自分が意志決定した結果が、自分に降りかかってきているのですから、人生すべて自分の責任です。

・迷っているときは、不安、問題など、踏ん切れない理由が「何か」あるのです。それでも大切なことであれば、いずれ決断のときがやってきます。だから迷ったことは決断しない。そうすると、不思議ですけど必ずよしと思えるときがやってきます。

・いきなり大きな習慣を身につけようと思わず、小さな習慣を身につけることからはじめることが大切なのです。私の知り合いに「靴をそろえる」「上着はハンガーにかける」「新聞を読む」の3つの目標を設定した人がいます。その3つはすぐにできるようになったので、次は「昼休みを有効に使いたい」とかんがえました。いつも昼休みは同僚と無駄話をしたり、マンガを読んで過ごしていたのですが、それからは会社で、英会話の勉強をはじめました。結局、英会話もできるようになり、会社の取締役になりました。目標達成ラインをちょっと頑張ればクリアできるものにすることで、常に達成感を味わえるようになりました。やがて、それは習慣になり、高循環を生み、ちょっと高い目標が現れても、「頑張ればクリアできる」と思えるのです。高い目標をたててそれに向かって進むのも悪くはんでしょう。ですが私のおすすめは「志は高く、目標は分相応」です。分相応な目標なら、怒ったり、イライラすることはないでしょう。

・多くの人がすでに行っている世界に飛び込んでしまうと、そこにはたくさんの競争相手がいます。自分より優秀な人間もたくさんいるので到底勝てません。そこで、優越感の持てる場所、自信が持てる場所を、あまのじゃくの精神で探す。自分で新しい土俵をつくれば、競争にさらされることもありません。「こんなことをやっているヤツはいない」と自信が持てました。

・メモをとって、それを自分なりに整理しておけば、忘れることの不安感が解消され、集中して仕事に取り組めます。あらかじめメモをとっておいて、忘れたときにはすぐメモを見るという習慣をつければ、効率がよくなり、それだけ有効に時間が使えるようになります。

・答えが見つかるまで一人で勉強する。悩みが解決するまでひたすら苦しむ。心がけは立派ですが、そうした方法は、時間ばかりかかって効果的とはいえません。インターネットで必死になって探してみても、ぴったりの答えが見つからずに、時間ばかりかかってしまうなんてことは、日常茶飯事です。答えが見つからないと、かえてストレスを生むことになります。では、どうしたらいいでしょう。誰かに聞けばいいんです。答えを知っている人に聞けばいいんです。恥ずかしがることはないのです。わからないことも、わかることも、自分の思いや考えをどんどん開示していくことがすごく大切なのです。

・ささいなことで自分を褒めることが大切です。小さなことでもそれをやり遂げたときに、自分を褒めることができればストレスから解放されるでしょう。小さな目標をクリアしたときでも、「オレはなかなかやるもんだ」と考えて自分を励ますのです。たとえば、朝に「今日のタスク」をメモ用紙に書き、夕方までに全部できたら、「私ってすごいね」と考え、ちょっと時間をオーバーしてしまったとしても、「私もなかなか捨てたもんじゃない」と考えるのです。こうすることで仕事にも心にも区切りをつけることができます。私の場合、自分自身にご褒美を上げます。一年間を通して、自分がどれくらい目標を達成したかによって、「ご褒美」をあげます。

・感情のコントロールをしていっく上で朝の時間がすごく大切です。朝は自分のペースで、心おだやかに過ごしたいからです。朝は早めに家を出て、カフェやファミリーレストランで朝食を食べながら新聞を読む。これが私の朝のスタートです。そして、一人静かに自分を見つめます。おだやかな気持ちで自分の夢や目標を考えたり、「今日一日何をするか」を考えます。気持ちよくスタートダッシュをするためには、今日一日何をするかが整理された状態で、頭に入っていなければなりません。

・自分が感情コントロールできているかどうかを確認するためには、基準を設けるといいでしょう。たとえば、言葉遣いです。私の場合、「三大禁句」があります。それは、「疲れた」「時間がない」「忙しい」です。この3つを平気で口にするようになったら、感情コントロールができていない信号です。

・何かイヤなことがあったとき、私はこんな言葉を自分に投げかけています。それは、「これは神様が自分を試しているに違いない」ということです。

・意に添わないことが起きたとします。そんなときの対処法として私がよく使うのが、「これはちょうどいいや」と口に出して言ってみることです。これは事実をポジティブに捉え直す魔法の言葉です。

・相手にむかついたり、いらついたり、そうした怒りを覚えたときは、その人が自分によくしてくれたことを思い出したり、何よりも、出会いという奇跡に感謝することです。出会いとは奇跡です。みなさんは約63億人いると言われる全世界の人と一人1秒ずつ会ったとして、全員と会うまでに何年かかるか知っていますか?じつは約200年もかかります。日本人だけに限っても約4年かかります。一人1秒のコミュニケーションなどはありえないわけですから、毎日いろいろな人との何気ない出会いすべてが、じつは奇跡に近いものなのです。だから、どんなにひどい人でも、その人と出会えたこと自体が奇跡だと思って、出会いに感謝します。どんなにイヤな人でも同じです。出会いに感謝し、「自分はこんなイヤな人にならないようにしよう」と反面教師にします。

・イヤな自分が表に出そうになったら、私はその場所からいったん逃げることにしています。たとえば、「ちょっと待ってもらえますか」「書類をとってきていいですか」「トイレに行かせてください」などと言って、席をはずします。このままその場にいたら、イヤな自分を出してしまいそうなモヤモヤした感触を心の奥に感じたら、何かの理由をつけてその場から体を動かします。そして、オフィスにいるならその辺りを歩いたり、別のフロアを歩いたり、近くに出口があるなら外へ出て深呼吸をしたりして、心を落ち着けます。体と感情は一つのセットになっているらしく、体を動かすことで、感情を変えることができます。じっと座っているときに、心の奥底から首をもちあげてきたイヤな自分を、体を動かすことで、再び鎮めることができます。

・イライラが収まらないこともあるでしょう。そういうときは、多少は酒を飲んでもいいので、とにかく寝ることが大事です。朝起きると、「しょうがないか」と思えることも意外と多いのです。時間が解決してくれることも結構あります。イヤなことがあっても、放っておくことによって、時間が自然と解決してくれることがあります。もう一つ、寝ることには大切な意味があります。じつはイライラや怒りの原因が、「疲れ」の場合があるのです。自分が疲れているとイライラしたり、怒ったりします。これは脳が疲れてしまっていて、相手に対して思いやりが持てなくなっていたり、細かい作業をするのがイヤになってしまっているのです。一晩ぐっすり寝て脳がリフレッシュすると、「何でそんなことでイライラしていたのか」と思うこともきっとあるはずです。ですから、イライラしてきたら、自分の脳の疲れを疑ってみる必要があります。そういうときは、早めに仕事を切り上げて、十分に睡眠をとりましょう。

<目次>

プロローグ 心と感情が人生を変える!
PART1 怒らない技術
第1章 人生をうまくいかせるための「3つのルール」
 ・もっとシンプルな成功法則
 ・命と時間を大切にする!
 ・怒っても結果は同じ!
 ・すぐ怒る人は早死にする
 ・思った通りにいかないのは楽しいこと
 ・ゴルフは難しいから楽しい!
 ・ビル・ゲイツだって妥協しているはず!
 ・苦労と失敗の連続のおかげ
 ・苦労した人とそうでない人の違い
 ・30歳定年制
 ・結果よりもプロセスが大切
 ・私は典型的な凡人でした!
 ・「人生の免疫力」を高めよう!
 ・子どもには失敗させよう!
 ・ネクスト・チャンス
 ・ゴネ得はいずれイヤな思いをする
第2章 「あなたの感情」はあなた自身が決めている!
 ・目の前の出来事には何の意味もありません!
 ・人の心を左右するのは、出来事ではなく受け取り方
 ・同じ出来事でも、どう考えたかで結果が変わる!
 ・考え方を変えれば、感情はコントロールできる!
 ・自分の感情が怒りを生む
 ・子育てのイライラも
 ・「価値観の違い」を受け入れよう!
 ・「この人とは話をしたくないな」
 ・本当に自分は正しいのだろうか?
 ・友人の言葉に感じた怒りの感情は何だったのか
 ・情報に感情をコントロールされないようにする!
 ・怒りは脳の老化現象
 ・人生の成果は考え方、心構えによって変わる
 ・あなたは何のために生きていますか?
第3章 感情コントロールは人生コントロール
 ・過去は変えられない。未来は変えられる
 ・松下幸之助と松井秀喜の言葉
 ・電車が来ない、バスが来ない、エレベーターが来ない
 ・晴れたら喜ぼう。雨が降っても喜ぼう。何があっても喜ぼう
 ・他人は変えられない
 ・感情は行動に大きな影響をおよぼす
 ・一流と二流の違い!
 ・怒りは無謀をもって始まり後悔をもって終わる
 ・「怒らない」と決めてしまおう!
 ・「落ち込まない」と決めてしまおう!
 ・他人のせいにするのはやめよう!
 ・他人の言う通りにして失敗しても自分の責任
 ・感情コントロールのレッスン「赤信号は渡らない」
PART2 怒り・イライラと無縁になる25の週間
第4章 「イライラ」を感じなくなる習慣
 習慣1 迷ったら、決断しない!
 習慣2 自分の欠点を利用する
 習慣3 常に最悪の事態を考えておく!
 習慣4 何よりも準備に重きを。「出かける前チェックリスト」をつくる
 習慣5 自身がないので仕事も生活も分相応に
 習慣6 目標はできる限り低く設定する
 習慣7 一人勝ちできる場所を見つける!
 習慣8 身の回りをきれいにしておく
 習慣9 理想主義や完璧主義はやめる
 習慣10 自分の問題か、相手の問題かをはっきりさせる
 習慣11 秘密を持たない
 習慣12 大事なことはどんどん忘れる
 習慣13 すぐ聞くことでモヤモヤを解消する
 習慣14 イライラする環境に身を置かない
 習慣15 イライラするものから目を背ける
 習慣16 一方的に話さない
 習慣17 三合(さんあい)主義で生きる
 習慣18 自信があることにはわがままに生きる
第5章 自分を気持ちよくする習慣
 習慣19 自分の成長を自分で認める
 習慣20 ささいなことで自分を褒める
 習慣21 自分が気持ちよくなる過ごし方を知っておく
 習慣22 朝の時間を大切にする!
 習慣23 身近な人にいいところを50あげてもらう
 習慣24 気持ちを伝えあう
 習慣25 「疲れた」「時間がない」「忙しい」は禁句
第6章 今すぐ怒り・イライラが消える11の特効薬
 特効薬1 神様が自分を試しているに違いない
 特効薬2 これはちょうどいい
 特効薬3 むかつく相手との出会いに感謝!
 特効薬4 価値観メガネを変えてみる
 特効薬5 その場から逃げる
 特効薬6 第一感情を大切に
 特効薬7 不愉快はこまめに吐き出せ
 特効薬8 すぐに謝ろう
 特効薬9 「まあいっか」の精神も大切
 特効薬10 事態は変わる。だから、ちょっと我慢
 特効薬11 それでも怒りが収まらないときは寝る
あとがき


面白かった本まとめ(2012年上半期)

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花善(秋田県大館市)で「特上鶏めし御膳」や「鶏めし弁当」を堪能しました!

2012年08月08日 01時00分00秒 | 外食
<水曜は食べ物のおはなし>

 秋田県大館市のJR大館駅前すぐにある花善で、昭和22年に誕生した鶏めしを堪能しました!
 
 ちなみに、JR大館駅前には、渋谷駅で有名な忠犬ハチ公の像があり驚きますが、実はハチ公は大館市生まれとのことです。また大館市は秋田犬で有名なようで、秋田犬の像もありましたね。

1img_2853
↑忠犬ハチ公像

2img_2854
↑秋田犬の像

 花善は、駅前すぐの大きなビルにあり、すぐに分かります。左側が弁当屋で右側が御食事処となっています。
 右側の食事処の店に入りますが、中はかなり広く、奥には座敷がありました。またトイレが広さにも驚きましたね。
 照明は節電のためか暗めで、内装はちょっと時代遅れ感がありますが、テーブル・イスはきれいで、まずまずの清潔感があり、安心して食事ができます。

 創業は明治32年11月15日ということで、その古さには驚きます。

3img_2964
↑店構え

 さっそくメニューを見て注文しますが、お店のオススメは「特上鶏めし御膳(1100円)」とのことでそれを注文します。そのほか、鶏めし御膳(850円)、特製鶏めし御膳(1600円)、スペシャル鶏めし御膳(2100円、要予約)、親子丼(750円)などもあります。

4img_2842
↑メニュー

 この鶏めしの由来は以下の2つで、賄い食と配給食のドッキング、偶然の産物とのことです。

(1)戦前には「きりたんぽ弁当」を売っていたがあまり売れず、残った弁当の鶏肉を再加工して賄い飯として従業員が食べていた。

(2)戦後まもなく大館市から配給食として米・醤油・砂糖・ゴボウが支給され、それをまとめて炊いたところ美味しかった。


しばらくして、その「特上鶏めし御膳」が運ばれます!

5img_2846
↑特上鶏めし御膳

まず、かなり巨大な「ナスの味噌田楽」には驚きます!
箸を入れると、柔らかい!
さっそく食べてみると味噌が甘くもちろん柔らかくてこりゃぁ美味いです!こんなに美味しい味噌田楽は初めてですね!

また、「じゅんさいの味噌汁」はうれしく、「上品な生?ポテトサラダ」、「なめこ」、そしてドレッシングをかけて「まぐろ?サラダ」も美味しいです。

そして、大館市の伝統的工芸品である「曲げわっぱ」に入った鶏めしは、甘い卵そぼろと、しっかり味付けされて存在感ある鶏肉、味付けされたご飯がマッチして、さすが美味しいです!
大満足ですね!

「特上鶏めし御膳」は特に「ナスの味噌田楽」「鶏めし」がよく、とてもオススメですね!

 なお、御食事処の営業時間が9:00~15:00までですので、時間がない方は、朝6:30~18:30まで販売されている左側の弁当屋で鶏めし駅弁を買うことをオススメします!

 帰りには、電車で鶏めし弁当を食べるために、駅弁を買いました。
「鶏めし弁当」850円です。

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↑鶏めし弁当850円

美味しい鶏めしを弁当でも堪能しました!
甘い卵焼きに、十分な肉厚の鶏肉、そして味付きご飯が美味しいですね。
花善はとてもオススメです!

花善
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関連ランキング:鳥料理 | 大館駅



美味しかったものまとめ(2012年上半期)

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Panasonic ポット型ミネラル浄水器(2L) 白 TK-CP21-W がとてもオススメ!

2012年08月06日 01時00分00秒 | 良い物・サービス
<月曜はお勧めなおはなし>

「Panasonic ポット型ミネラル浄水器(2L) 白 TK-CP21-W」の購入はコチラ

 長年使用してきた据置き型の浄水器の入水部分や出水部分(本体やホース)の汚れ(カビ?)が気になり、うまく掃除することもできないことから、思い切って掃除が楽なポット型(ピッチャー型)浄水器を買うことにしました!

ポット型(ピッチャー型)浄水器はポット全体が透明であることから汚れが分かりますし、カートリッジを除いて本体部分・浄水部分・取っ手部分の3つだけの構成のため、どれも簡単に洗えるのがとても良いです!

また、電気を使用しなくて済むので節電にもなるし、そのまま冷蔵庫で冷せるというメリットもあります!

 製品比較としては、家電量販店の売れ筋や、価格ドットコムを見ながらパナソニック・TORAY(トレビーノ)・クリンスイで行いました。

 そのほかブリタというメーカーもありましたが、あまり知らないメーカーということと、価格ドットコムでブリタから乗り換えたというコメントが多かったので今回はブリタは製品比較はしませんでした。

性能比較としては、次の3つを評価対象としました。

(1)浄水部容量が多いもの(一度にたくさん作れるものが楽なため)
(2)除去対象物質が多いもの(高い洗浄力のあるもので安心して水を飲みたいため)
(3)カートリッジ交換時期が長いもの(交換時期が短いと手間だし、お金もかかるため)

その結果は以下の通りでした!

<1>パナソニック
TK-CP21-W:(1)2.0L (2)13+2物質 (3)約4ヶ月/(2L/日)

<2>TORAY(トレビーノ)
PT303:(1)1.3L (2)12物質 (3)約3ヶ月/(2L/日)

<3>クリンスイ
CP007:(1)1.3L (2)13+2物質 (3)約3ヶ月


 従って、浄水部容量が大きく、除去対象物質が多く、カートリッジ交換が長いPanasonic ポット型ミネラル浄水器(2L) 白 TK-CP21-Wに決定し、Amazonで2918円で購入しました!

価格ドットコムの中でもかなり安い方で、しかも送料無料のためです!

しかも、注文した翌日に届くというスピード感は嬉しかったです!

「Panasonic ポット型ミネラル浄水器(2L) 白 TK-CP21-W」の購入はコチラ

なお、Amazonで交換用カートリッジ(2個入) TK-CP21C2を2927円で売っていたので、合わせて購入しました。
38%OFFとこれもかなり安いです!

「Panasonic ポット型ミネラル浄水器交換用カートリッジ(2個入) TK-CP21C2」の購入はコチラ

 さっそくこのポット型ミネラル浄水器を使用してみました!
最初に20分~30分間は水道水による洗浄が必要ですが、そのあとすぐに使えるのは良いですね。
ろ過時間は1Lで約12分ですが、ろ過されたものはすぐに使えるので、少量であれば待ち時間はほとんどありません。

ろ過された水は、ミネラル浄水なのでとても美味しいです!
日本人が美味しいと感じる水の硬度は60~90mg/Lと言われることから、日本の平均的な水道水(硬度約50mg/L)に硬度約30mg/L分のカルシウムを溶解させているとのことです。
ナルホド!

また、1週間ほど経つと、より水が甘く美味しく感じました!

それから、ふたまで食器洗い乾燥機で洗浄できる耐熱ボディ(但しカートリッジは除く)というのは嬉しいです!
そして、カートリッジ交換目安ダイヤルがあるのも、親切で嬉しいですね!
いつ交換したか分からなくなるので、その目安ダイヤルがあると助かります。

それから、浄水能力としては以下の14項目があるとのことで安心です!
災害用にこのポット型ミネラル浄水器を買う方も多いようです。

<浄水能力>
遊離残留塩素(カルキ)
濁り
総トリハロメタン
クロロホルム
ブロモジクロロメタン
ジブロモクロロメタン
ブロモホルム
テトラクロロエチレン
トリクロロエチレン
1,1,1-トリクロロエタン
CAT(農薬)
カビ臭(2-MIB)
溶解性鉛
鉄(微粒子状)
アルミニウム(中性)

Panasonic ポット型ミネラル浄水器(2L) 白 TK-CP21-Wはとてもオススメですね!

お勧めなお話(2012年上半期)
自動車保険を安く!

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「これからのリーダーに贈る17の言葉(佐々木常夫)」という本はオススメ!

2012年08月03日 01時00分00秒 | 
<金曜は本の紹介>

「これからのリーダーに贈る17の言葉(佐々木常夫)」の購入はコチラ

 この「これからのリーダーに贈る17の言葉」という本は、東レという会社で約40年勤めた経験や家族のリーダーとしての経験から、リーダー論をエッセイとしてまとめたものです。

 著者が本物のリーダーとして敬愛する経団連会長などを務めた土光敏夫氏、宅急便事業を成功させたヤマト運輸の小倉昌男氏などについても書かれています。

 著者の佐々木恒夫さんは、東レでは主に企画や管理などいわゆる「スタッフ部署」を歩み、取締役を務めたあと、東レの子会社である東レ経営研究所の社長となり、この間に赤字事業・会社を再建したり、新事業の開発や開発事業の展開などの陣頭指揮をとってきたほか、東レ3代の社長に仕える機会にも恵まれたようです。

 一方、家庭では数多くの苦難が訪れたようです。長男は自閉症をもって生まれ、彼をサポートするために多くの時間を費やし、その後、妻は肝臓病を煩い入退院を繰り返し、家族に負担をかけていることを気に病んだことからうつ病も併発して絶望的な気持ちになったこともあるようです。

 そうした経験や苦労を踏まえたリーダー論はとても説得力があり、また胸を打つものがありました。

特に以下には考えさせられ、また勇気づけられました。

・己のなかに「自分の志をなんとかしても実現したい」というピュアな思いが必要
・人間の究極の幸せは、人に愛されること・ほめられること・役に立つこと・必要とされること
・無私の心が必要
・ほうぼうでカベにぶつかりながら、とことん悩み抜くこと
・自ら約束を守る、嘘をつかない、間違いを正す、悪口は言わない
・うまく行かなかったら自分に原因があると考えること
・あえて批判を求めること
・相手を変えようとしてはならない
・お互いを活かす方法を考える
・組織全体を底上げするには特に落ちこぼれの2割を育てること
・企業の存立基盤は「世のため人のため」に貢献すること
・今日の行いを昨日よりよくしようという真摯な気持ちが必要
・苦しみこそ志の源であり、志こそリーダーシップの源

とてもオススメな本だと思います!

以下はこの本のポイントなどです。

・現実に組織を動かすときに「武器」は欠かせない。それを象徴するのが、中坊公平さんの「正面の理、側面の情、背面の恐怖」という言葉である。言うことを聞かない部下がいれば、きちんと理をつくして従うように説得をするとともに、従いづらい理由があるならば、その心情にも理解を示す。それでも言うことを聞かないならば、「わかっているな?」ということである。「恐怖」はできるだけ使ってはならないが、これがなければリーダーの仕事ができないのは否定しようのない現実である。しかし、この「武器」は諸刃の剣である。これに頼りすぎると、リーダーはその本来の力を失ってしまうからだ。

・大切なのは、己のなかに「自分の志をなんとしても実現したい」というピュアな思いがあるかどうかなのだ。そして、つらくても、苦しくても、その思いをとげるために自らを、その志に向けてリードし続けることができるかどうかなのだ。その思いが本物であれば、きっと周りの人は動き出す。そのとき、私たちは初めてリーダーシップを発揮することができるのだ。

・人間の幸せは、ものやお金ではありません。人間の究極の幸せは次の4つです。人に愛されること、人にほめられうこと、人の役に立つこと、そして、人から必要とされること。愛されること以外の3つの幸せは、働くことによって得られます。障害をもつ人たちが働こうとするのは、本当の幸せを求める人間の証なのです。

・「無私」とは、己を滅することではない。「無私」とは、「私欲」のために生きるのではなく、社会のために貢献しようという「志」に従うことである。それこそ、リーダーシップそのものであり、己を最大に活かす道なのだ。

・上を見て生きろ、下を見て暮らせ-。
これは、私が大切にしている言葉である。「上を見て生きる」とは、志に従って生きるということであり、「下を見て暮らせ」とは、目の前の仕事で一つひとつ結果を出すことによって足下を固めていくということである。志に価値が生まれるのは、なんとしてもそれを実現しようと全力を尽くすときである。たとえ、失敗してもあきらめずにやり抜こうとする姿にこそ人は共感を寄せるのだ。だから、とことん結果にこだわらなければならない。そのような姿勢こそが、リーダーシップを磨き上げるのだ。

・現実にぶつかることだ。修羅場のなかに飛び込んでいけば、いやでも自分の頭で考えざるをえなくなる。そして、ほうぼうでカベにぶつかりながら、とことん悩み抜くことだ。現場の現実こそが、私たちの最高の教科書なのだ。そして、現実と苦闘していない人に、決してリーダーは務まらないのだ。

・いったい、信頼とは何であろうか?それは、きわめてシンプルなものである。約束を守る。嘘をつかない。間違ったことをすれば、謝ったうえで改める。人の悪口は言わない。こんな幼少時に教わったことを、愚直に実行することである。それは、他者に求めるのではなく、自らが実践することである。ときに相手に裏切られることもあるだろう。しかし、それでもなお、これを自らに課し続ける。そうすれば、いつか必ず相手も信頼を寄せてくれるようになる。リーダーシップとは、このような信頼の循環を生み出す「起点」となることにほかならない。

・「問題が発生したら、考えて考え抜く、悩み抜く。寝ても醒めても考える。すると不思議なもので、何かの拍子にアイデアが出てくる。それでもどうにかならなかったら他人に相談すること。上司・同僚・取引先に相談できる相手がいるのといないのでは何倍も知恵に差がつく。そして最後は決断。人の判断など完璧なものはあり得ない。半分は間違う。間違いが分かったら意地をはらずすぐに改める。こういう行動=リスクテーキングにおってはじめて経験として君の身についていく」

・私たちは肝に銘じなければならない。異質な者を尊重せよ。あえて批判を求めよ。そういう生き方こそが、ダイバーシティを生み出すのだ。そして、自らを過ちから遠ざけることができるのだ。

・相手を変えようとしてはならない。小異を認めて、お互いを活かす方法を考える。それが、明日を切り拓くリーダーの発想なのだ。

・世間では「2ー6ー2の法則」とよく言われる。職場で優秀なのは2割の人で、6割は普通の人、残りの2割は”落ちこぼれ」というわけだ。これは、一面の真実である。たしかに、現実の職場を見渡せば、ほぼそういう構成になっている。そこで、勘違いする管理職がいる。”落ちこぼれ”の2割をできるだけ早く異動さsて、優秀な人材を獲得しようとするのだ。しかし、そんなことをしても強い職場をつくりあげることはできない。当たり前のことで、新たな「2ー6ー2」が形成されるだけのことだからだ。社長の立場からすれば、”落ちこぼれ”の2割を育てもせず、手放そうとする管理職など「リーダー不適格」と判断せざるをえない。求めているのは、優秀な部下こそ手放し、”落ちこぼれ”を優秀な人材に育て上げるリーダーだ。そのサイクルが回ってこそ、組織全体の力も底上げされるからだ。そもそも、人間の能力にそれほど大きな差があるわけではない。いわば、100mを14秒で走るか16秒で走るか程度の差でしかないのではないだろうか。にもかかわらず、ほんお小さな差をことさらに取り上げて、「あいつはできる、こいつはできない」と評価をつけたがるほうがどうかしている。「こいつはできない」と評価された人がやる気をなくすだけではないか。どんな”落ちこぼれ”でも、手をかければ必ず育てることができる。

・”落ちこぼれ”の2割を育てようとするリーダーのいる職場は、おしなべて士気が高い。なぜか?「このリーダーは、われわれを育てようとしている。そして、何があっても自分たちを見捨てない」そういう信頼感をメンバー全員が共有するからだ。そして、メンバー同士で競争するのではなく、お互いに支え合って職場全体で成果を勝ち取ろうという気運が生まれる。それこそ、孟子のいう「人の和」なのだ。だから、私は断言したい。すべての人を活かすー。これこそ、リーダーの基本なのだ、と。

・何かのきっかけで「やり方」を身につけたとたんに”化ける”というのはよくあることだ。リーダーがその可能性をつぶすようなことを決してしてはならない。その意味では、「人間に対する信頼」こそがリーダーの条件なのだろう。

・利益とは、あくまでも企業が生きていくための条件にすぎない。決して、利益は企業の存立基盤とはなりえないのだ。では、企業の存立基盤とは何か?それは、社会のよき構成員として、顧客のため、社員のため、株主のため-すなわち「世のため人のため」に貢献するという倫理観にほかならない。企業の行動基準の第一に安全・防災・正直・真摯という、社会のなかで揺るがせにしてはならない倫理観が貫かれていなければならないのだ。

・私が心底、丹羽さんを「本物のリーダー」だと思ったのは、その「退き際」をみたときだ。社長就任時に「任期は6年」と明言していたが、実際にあっさりと後任にゆずり会長に就任。その会長職もまたあっさりと手渡した。世間はよくみているもので、これほど優れた経営者を放ってはおかない。政府は中国特命全権大使という重責を用意。懇請を受けた丹羽さんは、現在、その職で力を振るっている。なかなか本人のいう”タダの小父さん”にはなれないというわけだ。考えてみれば、不思議なものだ。自分は人の上に立つ地位に昇ったと得意がっている人は世の中からはそうとは見られず、丹羽さんをはじめ、”タダの小父さん”になりたい人ほどリーダーとして担がれるのだからー。

・「今日の行いを昨日よりよくしよう」という真摯な気持ちこそが、周りの人のポジティブな気持ちを引き出すのだ。そして、それはリーダーシップそのものなのだ。このときに気づいたときに、私は強く勇気づけられるとともに、自分もそうありたいと思った。人間は、器の大小が問題なのではない。大きい者も小さい者も、それぞれの悩みを抱え、それぞれの人生を生きている。その大小を比べたところで意味はない。大切なのは、天地開以来はじめて訪れた「今日」という日である。貧乏人にも王様にも、みな平等にやってくる「今日」という日を、それぞれ「日々新」に生きることだ。大きい者は大きいなりに、小さい者は小さいなりに、己を高めようとする「志」こそが大切なのだ。

・首相であれ、社長であれ、課長であれ、新入社員であれ、フリーターであれ、主婦であれ、高齢者であれ、全体のために、社会のために貢献しようというリーダーシップに上も下もない。すべて、対等な関係にあるのだ。そして、お互いのリーダーシップを尊重し合い、高め合うことによって、社会や組織の力は最大化されていくのだ。

・小倉さんは、「福祉」の考え方にも疑問を投げかけた。特に印象に残るのは次の言葉だ。「障害者はかわいそうだから保護しなくてはいけない、というのも間違っていると思う。(中略)働くというのhつらいことだ。つらいからこそ、喜びもある。最初から保護したら、「働こう」という気持ちがなくなってしまう。障害者から働く喜びを取り上げてはいけない」。

・「人間にとって何がつらいといって、自分が何の役にも立っていないと感じることほどつらいことはないのだ」私は思う。小倉さんは、「死にたい」と思うほどの苦しみのんかで、「世のため人のために役に立ちたい」という志を心の奥底に固められたのではないだろうか。それこそが、生きる意味であり、生きる喜びなのだと、心に深く刻まれたのではないだろうか。だからこそ、「利用者の視点」を徹底的に追及するビジネスとして、宅急便を成功に導くことができたのではないか。荷物を届けたお客様から「どうもありがとう」と言われる、そんな宅急便ドライバーの生き甲斐を大事にされたのではないか。

・逆境、苦しみ、悲しみ・・・・・。私たちの人生は試練に満ちている。ときに、受け入れがたいほどの苦しみを味わうこともあるだろう。しかし、忘れないでいたい。苦しみこそ、志の源であるのだ。そして、志こそ、リーダーシップの源であり、命に輝きを与えてくれるものなのだ。だから、最後にこの言葉を贈りたい。私も、この言葉を生き抜きたいと考えているのだ。「志」を旅しよう。それが、リーダーという生き方である。


<目次>

第1章 自分自身のリーダーであれ
 1 己のなかに、熱意を抱け。
 2 リーダーとは、「志」に従う者である。
 3 「無私」こそ、己を最大に活かす道である。
 4 上を見て生きろ。下を見て暮らせ。
第2章 自分の頭で考え抜く
 5 現実に全力でぶつかれ。それが、「考える」ということだ。
 6 信頼を求めるな。それは、自らつくり出すものだ。
 7 「志」をもつとは、言葉をもつことである。
 8「常識」を磨き上げろ。
第3章 本物の自信をもつ
 9 異質な者を尊重せよ。そして、あえて批判を求めよ。
10 相手を変えようとするな。「小異」を活かす人間になれ。
11 すべての人を活かせ。
12 倫理は語るものではなく、どこまでも実践するものである。
13 本物の自信をもて。
第4章 「志」を旅せよ
14 大きい者は大きいなりに、小さい者は小さいなりに、己を高める「志」こそ大切だ。
15 リーダー湿布とは、高め合うものである。
16 逆境こそ「志」の源である。
17 「志」を旅しよう。それが、リーダーという生き方である。


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「こくわがた(東京 本郷三丁目)」でうどんを堪能しました!

2012年08月01日 01時00分00秒 | 外食
<水曜は食べ物のおはなし>

東京メトロ本郷三丁目駅から徒歩約3分のところにある「こくわがた」でうどんを堪能しました!

1img_2563
↑店構え

この「こくわがた」は食べログでも人気でTOP5000に入るお店です。

また、ある雑誌の讃岐うどん特集で、コシのあるうどんと天ぷらが美味しいと書いてあったので、行ってみることにしました。

この「こくわがた」は立ち食いのお店ですが、夕方の早い時間だったので、2つある折りたたみイスに座って食べることができました。ラッキーでした!

このお店は、先払いのお店で、入口近くの自販機で券を購入します。自販機の上の方が大きいボタンになっていて、どうやらオススメのようです。

そのオッススメの冷 鶏天 しょうゆ大550円を注文しました。
スダチ入りです。
またトッピングとして週代天のアボガド100円も注文しました。100円は安いと思います。

 しばらくして、声をかけられ、注文したうどんを受け取りに行きます。
「しょうが」を自分で盛り付け、醤油は2往復半がちょうど良いとのことで、その通りにします。
お店の方が優しく教えてくれます。

2img_2562
↑冷 鶏天 しょうゆ大

それでさっそく食べてみますが、とにかく麺に光沢があり美しいです!
そして麺にコシがあり、この歯応えは嬉しいですね。
もちろん美味しいです!

また、鶏肉の天ぷらも衣がサクサクで肉の量も十分で、美味しい!!
これは人気なのがよく分かりますね!

想像以上の美味しさに驚きました。

「こくわがた」のうどんはとてもオススメです!!

こくわがた
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