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壁谷玲子さんのプリンセスのお茶会はとてもオススメ!

2019年09月06日 01時00分00秒 | イベント・外出
 壁谷玲子さん主催のプリンセスのお茶会に7名で参加したのでその紹介をしたいと思います♪
 
 
 その経歴も素晴らしく、フランスのCORDON BLUEを卒業し、フランスのパリ5つ星ホテルLe Bristolの3つ星レストランEpicure パリのショコラティエFrederic casselにてスタージュし、お菓子の文化と歴史を共に教えている方でもあります♪
 
 今回のプリンセスのお茶会も、ハプスブルク家のマリー・テレジアをテーマにしたお菓子と紅茶のお茶会でしたね♪
 
 また彼女はChocolatier Reikoとしても美しいオリジナルショコラを制作し、最近ではマドレーヌも作ってその情熱も素晴らしく、何とフランスのマドレーヌ発祥の地コメルシー市からはマドレーヌ大使にも任命されています♪
とても素晴らしいと思います♪

 とある夏の土曜の14時前に7人が集まり、まずはウェイティングルームで冷たく甘い紅茶で身体を冷やし、談笑したり、フランスのお菓子や料理の本などを眺めたりして開始を待ちました♪
 
↑冷たく甘い紅茶
 
 そして今回のハプスブルク家のマリー・テレジアのカラーでもある黄色のテーブルクロスが掛けられたテーブルに移ります♪
 
↑黄色いテーブル
 
↑黄色いテーブル
 
 テーブルには赤いバラなど花も飾られ美しく、そして大きなチョコレートのザッハトルテも中央に赤いバラが飾られていましたね♪
 
↑ザッハトルテ
 
 そして壁谷玲子さんの挨拶からお茶会が始まりました♪
 
↑壁谷玲子さんの説明
 
 まずはお菓子に使用される砂糖ですが、実は紀元前約1万5千年のニューギニアでのサトウキビ発見から歴史があるようで、その後、紀元前約300年前のアレキサンダー大王がインドから砂糖を持ち込み、そしてその後ローマ帝国がヨーロッパに砂糖を持ち込んだようです。
 
 そしてポルトガル王女がハプスブルク家に嫁いだ時に更に砂糖が広まったようですね。

ポルトガルはタルトやカステラでも有名なように、そもそも砂糖がよく使われたお国柄のようです♪

 当時は王家への嫁ぎで、食の文化が広がったとは興味深いですね♪
 
 そしてハプスブルク家ですが、神聖ローマ帝国のローマ皇帝カール6世には息子がおらず、娘のマリア・テレジアが女帝となったようで、ハプスブルク=ロートリンゲン朝の皇帝フランツ1世シュテファンの皇后にして共同統治者、オーストリア大公、ハンガリー女王、ボヘミア女王でハプスブルク帝国の領袖であったようです。
凄いですね♪

 そのマリア・テレジアは17人子供を産み、そのうち4人が男だったようです。
 
 それからモーツァルトが5歳の時に、このマリア・テレジアの前でピアノを弾き、モーツァルトがその時に同席していたマリー・アントワネットに求婚したという逸話もありました♪
面白い♪
 
 またマリー・テレジアはコーヒー好きで、マリー・テレジアコーヒーもあり、そしてココアも好きだったようです♪
 
 そしていよいよ食事となり、まずスイーツとしてグラスに入ったパッションフルーツのパルフェが各自の前に運ばれます♪
冷んやりとして柑橘のパッションフルーツが心地よいです♪
上質さを感じ美味しいです♪
 
↑パッションフルーツのパルフェ
 
 次がグリュイエールチーズのシューで、これが焼きたてで温かく、そしてふわふわで薄味でこれも美味しいです♪
 
↑グリュイエールチーズのシュー
 
 そしてバニラキュピエルが2つずつ皿に盛られて運ばれますが、これはウィーンの紋章の三日月を模るとは素晴らしいです♪
これも柔らかくそして甘く、紅茶に合います♪
 
↑バニラキュピエル
 
↑バニラキュピエルを皿に
 
 それから圧巻が、アップルシュトーデルでしたね♪
これが細長くてかなりデカイです!
 それを入れるお皿があるというのも素晴らしいですが、壁谷さんがこれを皿に入れて登場しました♪
金箔も置かれてさすが見栄えが素晴らしいです♪
 
↑アップルシュトーデルを持った壁谷さん
 
↑アップルシュトーデル
 
 このアップルシュトーデルは、薄く生地を伸ばしてアップルを入れて丸めたとのことで、これはかなり大変だったと思います♪
均一に生地を伸ばすのは大変です♪
 
 しかし、この生地の食感が素晴らしく、中の焼かれたアップルの甘さと合ってこれは絶品でしたね♪
これは素晴らしい!
美味しくてこれは感動でしたね♪
 
↑切られたアップルシュトーデル
 
 紅茶はパッションとマンゴーで、これは柑橘を感じる紅茶で、これも美味しかったです♪
さすがです♪
 
↑紅茶
 
 そして次はザルツブルクのノッケで、これも焼き立てで皿がかなり熱く、それでいてこのノッケはとても柔らかくてレモン風味で美味しかったです♪
紅茶にも合います♪
 
↑ザルツブルクのノッケ
 
↑ノッケを切り分ける
 
 そしてまた歴史の話となります♪
フランス革命とナポレオン戦争後に、ヨーロッパの秩序再建と領土分割を目的として1814年にウィーン会議があり、この会議は「会議は踊る、されど進まず」で有名ですが、この時に2年目の若手のフランツ・ザッハーがこの会議にチョコレートケーキのザッハトルテを提供し、これが彼を一躍有名にしたようです♪
 
 しかもその後はウィーンのオペラ座横にザッハーホテルも作り、現在にも至っていて、このホテルは有名なようです♪
 最近壁谷さんはこのホテルに泊まったとのことで、その際、部屋にはウェルカムプレゼントとして、ザッハトルテが置かれていたとは秀逸ですね♪
 そのザッハトルテを見せてくれました♪
これは嬉しかったですね♪
なお、ザッハトルテは意外とかなり日持ちはするようです♪
 
↑ザッハーホテルのザッハトルテ
 
そして、壁谷さん手作りのザッハトルテを美味しく頂きます♪
 
↑ザッハトルテ
 
 このときの紅茶はザッハーホテルの紅茶を淹れてくれ、素晴らしい心遣いです♪
 
↑ザッハーホテルの紅茶
 
 それから実はDEMELもザッハトルテを提供していて、ザッハーホテルとDEMELのどちらが元祖のザッハトルテかで裁判で争われていたようです(^_^;)
 これは甘い7年戦争とも呼ばれたように7年もかかり大変だったようですが、結局はザッハーホテルが勝利し、DEMELはDEMELのザッハトルテと名乗ることで合意したようです♪
そんなこともあったんですね♪
 
 それから、ザッハーホテルで壁谷さんが購入したホテルザッハーのスイーツ等を紹介した本も回覧されて、とても楽しめました♪
さすがスイーツが美しい♪
 
↑ザッハーホテルの本
 
↑ザッハーホテルの本
 
 たっぷり2時間半ほど、壁谷玲子さんによるプリンセスのお茶会を楽しみました♪
 壁谷玲子さんのプリンセスのお茶会は、歴史の説明もふんだんに楽しく、そして手作りの焼き立ての大きなアップルシュトーデルやザッハトルテ、そしてそれらに合わせた紅茶などを美味しく頂け、とても感動しました♪
とてもオススメです♪
 
また次回のテーマも楽しみですね♪
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