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「情熱の伝え方(福岡元啓)」という本はとてもオススメ!

2015年02月27日 01時00分00秒 | 
「情熱の伝え方」の購入はコチラ

 実はテレビはほとんど見ないのですが、ドキュメンタリーは好きで、「ガイアの夜明け」「カンブリア宮殿」「タモリ倶楽部^_^;)」そして「情熱大陸」は録画してなるべく見るようにしています。

 「情熱の伝え方」という本は、その「情熱大陸」の第5代プロデューサーが著者で、毎日放送に就職してから、もがきながらも身につけてきた仕事のコツやその中で知り合った一流の仕事人、そして「情熱大陸」の実態や裏側について書かれたもので、どれもとても興味深く、特に愚直に取り組む姿は好感がもてましたね。

 「情熱大陸」出演者の逸話も随所にあり、その内容を思い出しながら読み進められるのも楽しかったです。

 この本はより良い人生を送るためのヒントがたくさんあり、とてもオススメですね!

特に以下の内容については共感を覚えました。

・減点方式より加点方式はモチベーションを上げる
・普段は行かないような場所に行き人に会うことで話のネタが増える
・飛び抜けた成果を生み出すには、社内整理せずに先に進める
・指示した者が責任を取る
・謝罪すべきときはきちんと謝る
・安易なコピーはオリジナルを超えることができない
・重点的に資金を投入
・逆風の中にヒットがある
・常に本質を考える
・ピンチはチャンス
・相手の名前を言いながら会話をする
・目の前のことはその場で処理
・一流とは「プラスα」のサービスができる人
・一流の人は偉ぶらないし自慢しない
・仕事相手へのリスペクト、柔軟性が大切
・1回寝て考えることも大切
・何事にもピリリとしたスパイスが必要
・自信がないからこそ頑張れるというのは大事
・苦しまずして栄光なし
・ギブ&テイクなのでギブが大切
・客観視することが大切
・長いスパンで物事を考え目の前の勝負に固執しすぎないこと

 以下はこの本のポイント等です。

・マイナス面を見るよりも、注目すべきはプラスの面。加点方式はモチベーションを著しく上げてくれます。そうやって共に仕事を進めて行くほうが、大きな成果につながると、僕は思っています。

・普段は行かないような場所に行き、人に会うことで、話のネタは増えていくものです。グルは、あの風体だけれど、話題が豊富でタレントにはめっぽう好かれていました。僕が体験したことも、無理矢理連れて行かなければ、一生知ることのことばかりだったと思います。こうした一見くだらない「グルツアー」は話の種になって、口下手な僕もタレントとのコミュニケーションがとりやすくなっていったのです。

・彼はクライアントとの会議のなかで、新規事業の提案をしたとき、社内調整をしようとするクライアントにこう喋ります。「社内を整理したら、絶対話進まないから何も言わずにやる方がいいと思うんですよ。相談したら新しいことすぎてどう対応したらいいかわからないから絶対ちょっと待ってくれってなるって思うんですよ。問題が起こってから対応しましょうよ」このようにサラリーマン的発想の「報・連・相」を、いちいちしていてはチャンスを逃すし、無難な結果は出せても、飛び抜けた成果は生み出せないと思います。もちろん僕も、あまりにもしないとサラリーマンとして怒られてしまうこともあるのですけれども。

・そのとき僕は気づいたのです。依頼された側がなんとかしてムチャ振りに答えを出したら、あとの結果については指示した者が責任を取るというのは大切なことなんだなと。無理難題を押し付けておいて、何か問題が起きたときに知らんぷりしたり、部下のせいにしてはしごを外すようでは、誰もついてこないでしょう。また、ムチャ振りをされたら、大概の人はまず「ありえない!」と思うでしょう。でも、そのムチャ振りをされたら、大概の人はまず「ありえない!」と思うでしょう。でも、そのムチャ振りを乗り越えると、その経験が自信にもなります。言い換えれば、必死で仕事をしなくてはいけない状況を作り出されると、自分の限界値が高まる可能性もあるのです。僕はたった2日間で特集を作れたことで記者として一皮むけたと思います。このとき知ったムチャ振りした側の始末の付け方とムチャ振りが仕事に与える効用は、僕のバイブルとなっていったのです。

・謝罪すべきとききちんと謝りにいけるかどうかも大人の大事な仕事。トラブルになったとき、情熱を持ってきちんと対応すれば、トラブルがなかったとき以上の成果が生まれるのです。

・結局どんな分野でも、安易にコピーをすると、すぐにメッキがはがれてしまいますし、オリジナルを超えることはありえません。

・例えばアジは、まったく臭みがありませんでした。聞けば、アジの尻尾を落としてから頭の方に台を置き、枕にアジの頭を乗せるような形で3日間寝かせると、臭みが抜けるといいます。タイは、必ず8度で保存するそうです。長年の試行錯誤の結果、この温度がタイの鮮度を保つのに最適だとわかったというのです。工藤さんは「8度」と一言で表しますが、1度ごとに調整して経過を見極めて、初めてこの答えにたどり着くことができると考えると、とてつもない根気と労力です。ただ、なにより驚かされたのは、門外不出のはずの研究の成果を、惜しみもなく披露してくれたことでした。情熱大陸の放送でも、ブリは51度で洗うと臭みがとれていいとか、話してしまっています。「こんなにオープンにしてしまって大丈夫なんですか?」と言うと工藤さんは、「まあ大丈夫です。なぜなら51度とわかっていてもうちが仕入れているブリは簡単には手に入りませんから」つまり、表面的に見える部分だけ真似したところで、仕事はすべてつながりがあるものなので、結局同じにはならないというのです。あの品質のブリだからこそ51度が意味を持つ訳で、それを仕入れないまま51度だけ真似されても、別に恐くないということなのです。さらに、もうひとつ加えました。「やり方も進化しているんです。だから真似しても、もう古いやり方になっているものもあるんです。アジの寝かし方も、いまはもう、別のやり方でやっています」工藤さんはいつも研究をしていて、常に、「もっといいやり方を」と考えているわけですから、”ベスト”は変わっていくのです。昔のやり方を真似されても、それに進化はない。ですので、これも恐くないわけです。

・杓子定規にお金を使っても、ダイナミックなことに挑戦できません。力を入れると決めたところに重点的に資金を投入して勝負する。そのためにはお金の入りどころから出口まで流れをきちんと把握して、管理し準備しておかなければいけません。それも、結果の出ない番組では現場が悲惨な目に遭うという、あの厳しい失敗を経験したからこそ、気づけたことでした。

・死刑特番や少女時代の回のように、新しいことに挑もうとするとき必ず逆風は起きます。ですが、順風のなかではなく、逆風のなかにこそヒットはあると心得るべきなのです。とはいっても、逆風に耐えるのは、簡単なことではありません。僕も当初、逆風のなかで、自分の置かれた環境や、足を引っ張る組織、周囲が悪いのだと思ってしまったこともありました。逆風の原因は自分の外にあると思っていたのです。実際に逆風をくらったとき僕は、若手の足を引っ張る組織が悪いのだと口にしていました。すると、こう話してくれる人がいました。「お前、まだ子どもやな。新しいことをしようと思ったら風が吹くのは当たり前。その風を、向かい風と思うか、心地よいそよ風と思うかは自分次第や」愚痴に対して「そうだよな」という同意を求めていただけの僕は、この言葉にハッと気づかされました。ヒヤヒヤしたり不安になる気持ちというものは、実は他人のせいで起こるものではなく自分のなかのものなのです。「風が起きていることを前向きに捉えられるかどうか」、この言葉を聞いたとき、なんでも他者のせいにしていた自分を恥ずかしく思いました。

・音楽に限らず、ナレーション原稿でも、僕はついつい書きすぎてしまうことがあります。そうしたときもできるだけ、「削る」ようにしています。より良く見せるためには、足すのではなく引く方が効果的なことは、ままあります。ドキュメンタリーの大先輩から教わったことは、テクニックに頼らずに常に本質が何か考えろということでした。そうすれば、いい結果が見えてくる。番組作りにおいても、この先の人生においても、僕にとって指針となるメッセージでした。

・ピンチはチャンス。想定外のことが起きていろんな可能性がなくなったときこそ、自分がどうしたらいいのか教えてくれるものです。

・急に閃くということもあるし、周りの状況も変わる。だから、優柔不断の言い訳のようですが、先すぎることは決めずに、ギリギリまで判断しないことは決して悪いことではなく、むしろ条件が出揃ったギリギリのタイミングで判断したほうがいいです。

・驚きました。会話のありとあらゆるところに、「福岡さん」と僕の名前がちりばめられていくのです。取材に来たのはこちらなのですが、会話はすべて、鈴木宗男さんのペース。もう一度言っておきますが、初対面です。そのうち。なんだか、昔から知り合いだったかのように錯覚してしまったのを記憶しています。如才ないといえばそれまでですが、自分に置き換えたとき、初対面の人と名刺交換しても、名前を呼びながら会話を進めることはなかなかありません。むしろ、複数人と会うときなどは、名前もろくに覚えられないまま話が進んでいくことが大半です。こういうやり方で、一気に懐に入っていくんだな、とまずは驚きました。

・後回しにすると次から次に案件が山積みになるので、裁ききれなくなってしまうわけですから、目の前のことは、その場で処理していかないと先には進めません。

・情熱大陸の企画の選定は、制作会社からプレゼンを受ける、出演者本人からの直接の売り込み、僕自身が興味ある人を調べてみる、MBS社内のスポーツ局や報道局などのディレクターからの提案などのパターンがあり、だいたい月に100本ほどの企画が集まります。ですが、そんほほとんどは制作会社からの企画で、彼がいなければ番組は作れません。でも放送枠は月4回しかないのです。そこで、企画が通るように制作会社はそれぞれ個別に僕にプレゼンをしてくれます。

・水野さんも長南さんも、共通しているのは「勝手に」サービスしてくれること。しかも、そのサービスが範囲を限定しない。「相手のため」を考えて、とことんやってくれるのです。たまにだとできる人はいるでしょうが、何日も何年も続けて、頼まれもしない仕事をする人は珍しいと思います。こういう、簡単にはできない「プラスα」は、相手の「想像を超えること」にもつながると思います。そして、そのとき生まれる驚きと感謝の気持ちが、「また次に仕事をしたい」、「今度はもっと大きな依頼をしよう」、さらに、「友人にもこの人を紹介してあげよう」といったことにつながるはずです。一流とは、「プラスα」のサービスができる人なのです。

・偉そうだったり、自慢したりする人には誰でも嫌な気分になるもの。かくいう僕も、事件記者時代、偶然取れたスクープを学生時代の友人や、同僚に自慢げに話して、露骨に面倒くさそうな顔をされたことがあります。でも、本当に偉い人や、自慢していいはずの一流の人は、まったくそういうそぶりを見せません。能ある鷹は爪を隠すと言いますが、本当にそうなんだなと思う場面に出会うたびに、自分はまだまだだなと思うことがよくあります。

・ちなみに、情熱大陸における窪田さんのナレーション収録の流れは、次のようになります。スタジオ入りしていただいたあと、まずは、原稿を素読みしてもらいます。その後、映像を観ながら読み合わせし、終わると、窪田さんを交えて原稿に関する打ち合わせをします。その時点でしっくりこないところを調整して、そしてさらに本番でも、修正しながら録り進めます。ナレーション原稿というのは、1秒でもタイミングがずれるだけで、雰囲気や意味合いががらりと変わってしまうものです。このシーンは余韻が欲しいのか、そうではないのか。この言葉の意味は何なのか、など吟味しながら修正を重ねていきます。音楽や、ベースにあるノイズ、出演者の何気ない一言を、聞かせるのはそれともナレーションでつぶすのか、そんなことを試しながら収録していきます。そんな作業の途中で、窪田さんは原稿を読んで、映像にそぐわないような言葉や気になる言い回しがあると、「ここはちょっとわからないな」とコメントしてくれます。その目線は、最初の視聴者と言えるものです。なぜわからないと思うのかという理由も明確で、とても参考になります。例えば、何度もVTRを見ているこちらにとっはもう当たり前になっていることが、初見の人には当たり前ではないので、もっと丁寧で、わかりやすい言い回しが必要だったりする、といったことです。その際、窪田さんは、「こうした方がいい」と押し付けるような意見は絶対に言いません。”自分はナレーターなのだ”、ということを謙虚に捉えていて、原稿を書いているこちら側に敬意を払っているからだと思います。仕事をこなすだけでなく少しでもより良くしようという思いと、一緒に仕事をしている人へのリスペクト。そのさじ加減は難しいと思うのですが、窪田さんの絶妙なバランス感覚は参考になります。

・偉ぶらないこと、仕事相手へのリスペクト、そして柔軟性、これは、業界にずっと残っている、凄腕の人に共通する部分です。

・そうしてできた原稿の完成度は高く、一部を直そうとすると全部を直さなければいけないほど緻密に連携がなされています。ちなみに、どうやって書いているのかと一度聞いたことがあります。すると、田代さんは「1回、眠るのです」と教えてくれました。原稿を仕上げた後、一晩眠ってから頭をリセットして、また一から原稿を眺めると違った側面が見えてくるそうで、そこからまた、結構いろいろと書き直すそうなのです。というように、ただ書けばいいという仕事のやり方では決してないのです。「また一緒に仕事がしたい」と思わせるプロの仕事術はこうした姿勢にあると思います。だから僕も、柔軟性とプロ意識を持って、そして周囲をリスペクトしながら仕事を進めていかないといけないと思っています。

・「匂いといえば、すごくいい香りの香水には、実はほんの少しだけ、臭いものが入っているんですって。いい香りのものだけブレンドしてもいい香りにはならない。ちょっとだけ異質な臭いのものをたらすと、ものすごくいい香りになるらしいです」香水なんてモノとは縁遠い僕にとってそれは、初めて聞いた話でした。そして、ハッとしたのです。スイカだって塩をふったら甘さがより際立つ。もしかして、番組もそうなのかな?たしかに個人的にいいなと感じた回にはピリッとした要素が入っていまた。そうか、そういうことかと、もやもやしていた気持ちがすっきりしました。番組にも毒というか、ピリリとしたスパイスは、きっと必要なのです。個人的に「これ、面白いなあ」と思ってしまうものには、取材対象者を殺す毒ではない、より輝かせる毒が盛られていたのです。

・硬軟、緩急、剛柔、2つの側面があってこそリアルな人間なのだと思うのです。といってもイヤなところを積極的に見せたいわけではありません。ただ、物事はともすれば少しかっこう悪く見えるようなスパイスが入ってるほうが、より良く引き立って見えるのです。褒め言葉だけを並べるよりも、かっこいい一面だけを捉えた映像だけを流すよりも、より深く伝わっていく。そして、それは結果的に、みんなの共感につながっていくのだと思います。僕が心がけているのは、企画書でも何でも仕事において、いいところ9、毒1の法則です。

・最近になって、「自信」ということに対しての考え方は、僕のなかで変わってきました。というのも、情熱大陸の取材VTRを通して、一線級で活躍する人たちを毎週、毎週見ていると、出演者のほとんどは自信満々の境地にはいないことがわかってきたからです。彼らは、「ここで勝負するしかない!」、「ここなら自分は勝てる!」と、自分の歩む道には信じるものはあったとしても、だからといて自信たっぷりで道を進んでいるわけでは決してなかったのです。女優の米倉涼子さんは情熱大陸に登場してくれたとき、インタビューにこう答えていました。「自信がないからこそ頑張れるというのは大事」だからこそ努力を積み重ねていけるというのです。

・みんなが前のめり。努力して当たり前の世界。そんななかでどうやって自分を保っていっているのだろうかと思っていたとき、話は黒田投手の好きな言葉についてになりました。サインをお願いされたときに彼は、この言葉を書くそうです。「苦しまずして栄光なし」その言葉を聞いて、黒田投手ですら、もがき苦しんで頑張っているのかと僕は感じました。最初から自信をもって栄光をつかめるはずなんてない。決して自信に満ち溢れているわけではなく、どちらかと言えば自信のなさを自覚している。自覚できているからこそ頑張れる。米倉さんもそうだったように、それは、一流の人たちの共通点だとわかったのです。

・なんだかギブ&テイクというと、とてもビジネスライクの響きがありますが、その根底にあるのは結局、義理人情だったりするからです。だから記者時代は、僕に会うことで相手にとって何かメリットがあると思ってもらうことが大事だと思って、陣営の情報を得たいときほど、自分でいろいろな情報を集めていました。当然ですが、その情報はいい加減な情報ではダメです。いい加減な話を持って行って、気を引こうとしても、その情報が確度の低いことが判明したときには、狼少年扱いされてしまいリカバリーがきかなくなります。”情報は正確”にが当たり前ですが鉄則です。

・活躍できる一流の人たちの共通点は、まるで第三者のように自分自身を客観視していることです。周囲に呑まれてしまっている自分を見失っている人は、勘違いしてしまい、冷静なジャッジができずに溺れていってしまうのです。

・ほかにも、ギャラをすべてギャンブルに突っ込んでしまうこともある方や、列車で、柿ピーを食べながらビールを飲むのはいいのですが、車内でつまみの柿ピーがカリカリと音をたてうのを恐れて、ずっと唾液でしめらせながら柿ピーを食べる方・・・などなど他にも、挙げればキリがありません。はっきり言って、いい年した不良だらけで、どうしようもない人たちです。ただ悔しいかな、彼らの撮ってくるものは、すごいのです。いい内容、そしていい結果が出た放送回の裏には、彼らがいることが多い。そして僕もその不良たちをあてにしています。ピンチのときには、この人たちにいつも相談するし、この人ちがいなければ、僕は何もできなかったでしょう。そのいい年をした不良たちの下に、30代の不良予備軍のディレクターたちが脈々と連なっているのです。

・こういう優秀な猛獣や不良から、信頼を得るのは簡単ではありません。油断しているとかみついてくるし、考えなしにいると相手にされないし、やる気がないと見限られます。しかも、彼ら全員年上、人生の先輩です。正直いって、着任当初はかなりやりづらかったです(笑)。で、どうしたかというと、彼らと向き合うとき、僕はまずは野放しにしました。コンプライアンスどうこうよりも、とにかく好きに撮ってくださいと。僕も若手のとき放置をされて、のびのびやれたタイプです。ましてや、猛獣にチェーンなどをつけるとストレスを抱えてしまいます。彼らは、放っておくと本当にのびのび撮ってきてくれるのです。

・白黒つける必要のないことだって世の中たくさんあるのです。白か黒か、勝ちか負けかではなく、長いスパンで物事を考え目の前の勝負に固執すぎないこと、一緒にやっていく仲間とはそうした考えで進んでいくのが、ベストです。

良かった本まとめ(2014年下半期)

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近為(東京 門前仲町)の食事はとてもオススメ!

2015年02月25日 01時00分00秒 | 外食
ZAGAT2013に掲載されていたので、東京の門前仲町にある近為(きんため)へ行って来ました!

深川不動堂のすぐ近くにあります。


↑店構え

近為は、明治12年創業で京都が本店となります。

日曜の13時頃に到着したのですが、行列が出来ていて店の前のイスに座って待ちます。
10人以上並んでいて、1時間ほど待ちました^_^;)
ZAGATにも書かれていましたが、回転はそんなによくないお店です。
待っている際にメニューを渡され、先に注文することとなります。

どれにするか悩みますが、「黄金づけ三点盛り合わせ1,590円」を注文しました。
三種類の粕漬けが三種類楽しめるのが嬉しいためです。
この三種類は日替わりで、この日はサワラ・鮭・鶏肉ということでした。

待っている間は読書をして、そしてようやく席に座ることができたのですが、テーブルの上には鉄瓶があり、お湯が沸かされているのには驚きましたね!
昔は炭火だったのか灰がありますが、実際には電熱線で沸かされていました^_^)
ひしゃくで掬うのが情緒があって良いですね。


↑鉄瓶でお湯が沸かされる

そしてすぐに、漬物が運ばれてきました!
しばらく漬物を楽しむ趣向のようで、隣の品の良いおばさんがお代わりをしているのには驚きました。
漬物はお代わり自由とのことです。


↑漬物

そして、黄金づけ三点盛り合わせが運ばれました!


↑黄金づけ三点盛り合わせ

ご飯は結構大盛りで、そしてサワラと鮭、鶏肉が美味そうに焼かれています。
デザートに羊羹があるのはさすが和風です!

さっそくサワラを食べてみますが、おぉぉ柔らかい!
粕漬けがうまく焼かれています!
想像以上の柔らかさと美味しさでビックリでしたね!
もちろん鮭も鶏肉も柔らかくて美味しい!

しばらく堪能していると、その品の良い隣のおばさんが、突然ご飯の上に鮭を置いて、そしてその上から鉄瓶のお湯をひしゃくを使って注ぎ始めたのには驚きました!
恐る恐るそのおばさんに訊ねてみると、通常は「ぶぶ漬け」にお湯を注いで食べるのですが、おばさんの流儀としてこの粕漬けとそして漬物などと一緒にお湯を注いで食べるのが美味しいとのことでした。

さっそく自分も漬物をお代わりして、鮭と漬物の上からお湯を注いで試してみましたが、確かに美味しい!
おばさんに良い楽しみ方を教えてもらいました^_^)


↑お湯漬け

近為は、漬物や粕漬けを美味しく頂け、とてもオススメです!
なお、大丸東京店は漬物のお代わりはできないようですのでご注意ください^_^;)

美味しかったものまとめ(2014年下半期)

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近為 深川1号店京料理 / 門前仲町駅越中島駅木場駅

昼総合点★★★☆☆ 3.8


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関孫六のダマスカス包丁(貝印)はとてもオススメ!

2015年02月23日 01時00分00秒 | 良い物・サービス
「関孫六 ダマスカス 三徳 165mm AE-5200」の購入はコチラ

「関孫六 ダマスカス ペティーナイフ 120mm AE-5202」の購入はコチラ


 以前「カンブリア宮殿」というテレビ番組で貝印という会社の紹介があり、その中で、海外で日本刀のようなダマスカス模様のある「旬」というブランドの包丁がとても売れているとのことだったので、欲しいと思いさっそく買ってみました!

 日本では関孫六というブランドの中の「ダマスカス」で売っているようで、その中で三徳(165mm)包丁と、ぺティーナイフ(120mm)を購入しました!

この「ダマスカス」の包丁は表面を見ると波を打っていて、まるで日本刀のようで美しいです!
33層にもなっているとのことです。
このような高級感のある包丁を使うと、料理が楽しくなってきますね!
また持ち手もしっかりしていて使いやすいです。

 なお三徳の意味は「三つの用途」を意味し、肉、魚、野菜など幅広い材料に対してさまざまな切り方が出来ることをあらわしているようです。
料理初心者が初めて買う包丁として三徳包丁はオススメですね。

 それから同じく「ダマスカス」のぺティーナイフも小さくて使いやすいです!
トマトをスライスすると、スイスイ切れて異次元な切れ味です。

調子に乗ってスピードを上げて切っていると、そのまま指まで異次元な感じで深く切ってしまい、しばらく流血が止まりませんでした^_^;)
こんな切れ味は初めてですね。
身に染みて、この包丁の切れ味に感心してしまいました!
素晴らしい包丁です!

関孫六のダマスカス包丁はとてもオススメです!!

お勧めなお話(2014年下半期)
自動車保険を安く!

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「日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル(橘玲)」という本はとてもオススメ!

2015年02月20日 01時00分00秒 | 
「日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル」の購入はコチラ

「日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル」という本は、アベノミクス等による未来の日本経済の3つの可能性それぞれのリスクヘッジについてとても分かりやすく説明したものです。

①楽観シナリオ(アベノミクスが成功して高度成長が再び始まる)
②悲観シナリオ(緊急緩和は効果がなく、円高によるデフレ不況がこれからも続く)
③破滅シナリオ(国債暴落(金利の急騰)と高インフレで財政は破綻し、大規模な金融危機が起きて日本経済は大混乱に陥る)

 また「③破滅シナリオ」が現実のものになったとしても、次のような順番で進行するとのことです。
(但し急にそのようなことになるのではなく、時間は十分にあるのでその対策はじっくり考えることはできるようです)

第1ステージ(国債価格が下落して金利が上昇する)
第2ステージ(円安とインフレが進行し、国家債務の膨張が止まらなくなる)
最終ステージ(国家破産)(日本政府が国債のデフォルトを宣告し、IMFの管理下に入る)

 そのような中で、「①楽観シナリオ」「②悲観シナリオ」「③破滅シナリオの第1ステージ」までは普通預金こそが最強の資産運用のようです。

 そして「③破滅シナリオの第2ステージ」では、「日本国債ベアファンド」や「外貨預金、外貨MMF」「物価連動国債」が良いとのことです。

 国家債務の膨張が止まらず国債が下落するのだから、日本国債が下落すると利益を上げることができる「日本国債ベアファンド」が良いのですね。
また、円安になるのだから「外貨預金、外貨MMF」で外貨を持っておけば円に換算すると為替益が得られ、インフレになるのであれば、インフレ時に元本が増える「物価連動国債」が良いとはナルホドです。

 「③破滅シナリオの最終ステージ」では、「海外銀行の外貨預金」「日本国債ベアETF」が良いとうのは、海外資産をもつことで日本国内での「預金封鎖」や「新円切替」をヘッジしたものとなります。


 また、「上場MSCI世界株(1554)」も良いようですね。
これは世界の株式市場の時価総額に合わせて通貨の分散までやってくれたもの(ACWI)から日本株を抜いたものです。
すべての資産が外国株で構成され、円の価値が下落すれば外貨の価値が上昇しますから、円安で株価は上がります。
これによって、個人の金融資本を日本国のリスクから完全に切り離したうえで、なおかつ世界市場の成長に賭けることができます。


 それからFXでレバレッジをかけて外貨を持つことも円安で利益を確保することができると思いますが、スワップ金利には注意が必要なようです。
現在は円の金利が低く、外貨が総じて金利が高いので、外貨を持つことで金利を得ますが、日本国債が売られて金利が上昇すれば逆にスワップ金利を支払わなければならなくなるので、円安の利益が相殺される可能性があります。

 そのほか「国債ベアファンド」と似たような株式のもので「日本株ベアファンド」があるので、日本の株式市場の下落を予想するのであればたとえば、以下のファンドを買うのも良いようです。
しかもレバレッジをかけることができます。
 ・ダイワ・ブルベア・ファンド=ベア(レバレッジ1.5倍)
 ・新光Wベア・日本株オープン=(レバレッジ2倍)
 ・楽天日本株トリプル・ベア(レバレッジ3倍)

但し、ベアファンドは予想に反して国債や株価が上昇した場合はもちろん損失が発生しますが。国債や株価が変動しない場合も損失が生じるので注意が必要なようです。
また流動性が低く売買が成立しない可能性もあるようです。


 それから、プットオプションを買って「保険」として使う方法もあるようです。但しこれは限月があるので、長い期間持つことはできないようです。

 アベノミクスがうまくいけば、これらのリスクヘッジを考える必要はありませんが、財政破綻の確率はゼロではありませんので、少しは対策を打っておいたほうが良いかもしれません。

 そのほか本書では、国債価格や金利、インフレ、通貨の関係や、個人資産のポートフォリオやその考え方について分かりやすく書かれています。

 「日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル」という本は、国の財政破綻時の資産運用戦略について分かりやすく具体的に書かれていて、とてもオススメです!

以下は本書のそのほかのポイント等です。

・生活コストをフランス料理のフルコース(2人分)に例えると、今年は1万円で彼女とデートできたのに、2%のインフレなら来年には1万200円が必要です。このようにインフレは消費税と同じ効果があるため、「インフレ税」とも呼ばれます。それに対して2%のデフレならデート費用は9800円に値下がりしますから、彼女との食事が終わっても手元に200円が残ります。この200円の「利益」に対してあなたはなんの努力もしていないわけですから、いわば2%の「デフレ補助金」をもらったのと同じことです。このように、放っておいても貨幣の価値が上がっていくデフレ経済では、私たちは貨幣を持っているだけで「補助金」を受け取ることができます。しかしその一方でデフレは不況を引き起こしますから、地価や株価は下落していきます。そう考えると、1000万円までの元本と利息が国によって保証されている銀行預金を使って無リスクで「補助金」を受け取ることが資産運用の最適戦略になるのです。このことは、資産運用は名目金利ではなく実質金利で考えなくてはならないことを教えてくれます。実質金利は、名目金利からインフレ率を引いたものです。
 実質金利=名目金利-インフレ率
いくら金利が高くても、それ以上にインフレ率が高ければ、「インフレ税」の方が重くなり生活は貧しくなっていきます。ゼロ金利でもデフレなら、「補助金」の分だけ実質金利は高くなります。90年代末に日銀がゼロ金利政策を始めたとき、高齢者は「利息ゼロでは生活できない」と騒ぎましたが、そのうちなにもいわなくなったのはデフレの効果で生活が楽になっていくことに気づいたからです。物価はプラスにもマイナスにも動きますが、名目金利はゼロ以下にはできません。そのため、日銀がどれほど金融緩和しても、デフレが進行すればどんどん実質金利が高くなってしまいます。これは事業者にとって高金利で借金をするのと同じことになるため、投資意欲は削がれ景気は悪化します。デフレでは名目の売上げと利益が減少しますが、返済すべき借金の額は変わらないからです。これが日本経済のおかれた状況だとして、「インフレにしなければ経済再生はない」とのアベノミクスが登場したのです。

・金利が上昇するときにお金を預けるなら、
 ●短期の預金は有利
 ●長期の預金は不利
それに対して「破滅シナリオ」では地価や株価は確実に下落しますから、金融資産は普通預金に預けておくのが圧倒的に有利なことはあきらかです。それでは逆に、お金を借りる場合はどうなるのでしょうか。金利の上昇局面では、市場に連動する変動金利が不利で、長期固定金利の借入が有利になります。住宅ローンを借りている場合、ひとたび金利が上がりはじめると、変動金利では返済額が急増してたちまち家計が破綻してしまいます。たとえば3000万円を金利1%の30年ローンで借りていると毎月の返済額は9万6000円あまりですが、3%では12万6000円、5%では16万1000円と、わずかな金利の上昇でも返済額は急激に増えていきます。ほとんどの借り手はこのあたりで返済不能になって家計が破綻してしまうでしょうが、歴史的には住宅ローンの金利が5%というのは”低金利”のうちに入ります。新興国では住宅ローン金利は10%程度が普通で、20%近いことも珍しくありません。財政危機にともなってインフレ率が上昇していけば、このような世界がやってくることは頭に入れておくべきでしょう。変動金利の借入が家計の破綻を招くのに対して、超長期の固定金利は素晴らしい「資産運用」になります。

・円安で利益を生む投資戦略で誰もが真っ先に思い浮かべるのが外貨預金や証券会社の外貨MMFでしょう。外貨預金をする際のポイントは、為替手数料に敏感になることです。為替手数料は一般の銀行は1ドル1円、USMMFで1ドル=50銭、ネット銀行で1ドル=10銭、FXでは1ドル3銭です。外貨投資のポイントはどの通貨を保有するかでしょうが、長期的には金利の違いは為替の変動で帳消しになって損も得もなくなるはずなので、金利の高い通貨を選べばいいというわけではありません。

・不動産の割引率は、当然、金利水準によって変動します。現在は長期金利が1%と極めて低いので、不動産投資で5%の利回りがあれば投資家は満足します。しかし、仮に長期金利が5%に上がるとリスクのある不動産に5%の利回りで投資する人はいなくなってしまいます。このようなシンプルな理屈で、金利が上昇したとき、不動産市場では次のいずれかのことが起きて投資利回りが上昇することになります。
 ●不動産の賃料が上がる
 ●不動産価格が下落する
ところで、「破滅シナリオ」では財政破綻によって日本経済は大混乱に陥り、金融危機で企業倒産が続出し、金利上昇で住宅ローンを払えなくなった人たちが次々と自己破産し、失業率が10%を超えることが予想されます。このような状況でインフレに応じて賃料を値上げできるかどうかは極めて疑問です。このように、金利が上がっても賃料が値上げできないと、必然的に地価が下落して投資利回りを上げるしかなくなります。

・ファイナンス理論では、不動産と同じく株式も永久債の一種としてその理論価格を計算します。株式は不動産と異なって毎年の配当が業績によって大きく変わりますが、株式が株主への利益分配権だとすれば、その価値は、遠い将来にわたる純利益を現在価値に割り戻した合計以外ではあり得ないからです。このように考えると、金利が上昇したときは、株式市場で次のいずれかのことが起きて投資利回りが上昇することがわかります。
 ①会社の純利益が増える
 ②株価が下落する
金融危機の大不況のなかで企業業績が大きく改善するとは考えられない以上、やはり株価は大きく下落するほかないのです。このように「破滅シナリオ」では不動産も株式もインフレ対策にはなりません。

・「インフレ対策なら金を買えばいいのではないか」と考える人もいるでしょうが、金投資についての私の考え方は、ウォーレン・バフェットやジム・ロジャーズと同じです。すなわち、金は鉄や銅などの金属とちがって工業用としてはほとんど用途がなく、地中から掘り出されて退蔵されるだけで、株式や債券のように配当が得られるわけでもありません。金に価値があるのは人々が「金に価値がある」と思っているからで、貨幣と同じでその実体は共同幻想です。この幻想が続く限り価格は上昇するかもしれませんが、人々が王様は裸だと気づけばただの石ころになってしまうでしょう。金投資は純粋なギャンブル(投機)なのです。

・財政を健全化する方法は、突き詰めれば税収を増やすか支出を減らすしかありません。このような選択を迫られたとき、年金の減額や医療・介護保険の自己負担の引き上げは政治的な抵抗が極めて大きいため、政府は富裕層に対する所得税、金融所得課税、贈与・相続税を大幅に引き上げようとするでしょう。課税は資産運用のパフォーマンスに大きな影響を与えます。物価連動国債ファンドを100万円購入し、物価が10倍になれば投資元本も10倍の1000万円になって償還されますが、このとき資産の実質は変わっていないにも関わらず、名目金利の900万円に対して課税されてしまうのです。金融所得に対する税率を20%としても、900万円の名目利益から180万円が差し引かれ、手取りは820円になります。これに対して、インフレによってかつて100万円で買えたものが1000万円になったのですから、課税コストの分だけ生活は貧しくなってしまうのです。こうした課税による負の効果は、外貨預金(為替差益)や国債ベアファンドの売却益でも同じで、金融所得への課税が強化されれば想定していたヘッジが効かなくなってしまいます。

・円安と金利の上昇、インフレがスパイラル状に昴進し、日本国の債務の膨張が止まらなくなると、もはや増税や歳出削減などの通常の政策では対処が難しくなりまs。こうした経済危機で国家がしばしば行ってきたのが、国債のデフォルトと預金封鎖です。国債のデフォルトというのは、いわば国家の自己破産です。国債とは国家が発行した借金の証書で、諸般の事情でその返済がきわめて困難になったわけですから、「半分しか返済できません」などと一方的に宣言してしまうわけです。近年でも、1998年にロシアが対外債務の支払停止と債務整理に追い込まれ、2001年にアルゼンチン政府が810億ドルの債務をデフォルトしています。また世界金融危機後にはアイスランドが、民間銀行の莫大な債務を肩代わりできずに実質的なデフォルトに陥っています。国債のデフォルトは国家としての約束を反故にすることですから、国際社会からは極めて厳しい扱いを受け、通常はIMFの管理下で財政再建を行うことになります。とはいえ日本の国債は95%が国内で消化されているので、日本国にはデフォルトよりももっと簡単に巨額の借金を清算する方法が残されています。それは、1400兆円の国民の金融資産を差し押さえ、1000兆円の借金と相殺して、財政赤字を帳消しにすることです。これが「預金封鎖」や「新円切替」と呼ばれる究極の財政措置です。国家は通貨を発行し、軍隊や警察などの「暴力」を独占していますから、理論的にはなんでもできます。もっとも日本はまがりなりにも民主制国家で、預金封鎖が憲法に定められた財産権の侵害にあたるのは明らかですから、政府がこの”焦土作戦”を実行する可能性は低いでしょう。

・誰もが考えるように、預金封鎖のもっとも簡単で確実なヘッジは、日本国の法が及ばない海外の金融機関に資産を移転することです。アメリカやヨーロッパはもちろん、中国の特別行政区である香港の金融機関でも、その資産を相手国の政府の許諾なく日本国が差し押さえることはできません。金融資産を海外に移転するばあいは、資産を預けた先の信用リスクを負うことになりますから、格付けの高い国や金融機関を利用するのが鉄則で、選択肢はそれほど多くありません。国家であれば財政の安定した先進国、銀行であれば「Too big too fail(大きすぎてつぶせない)」とされるグローバル金融グループを選ぶことになるでしょう。また現在ではほとんどの国が一定額の預金を保護しているので、事前に預金保険制度についても調べておきましょう(たとえばアメリカは、米連邦預金保険公社が1口座あたり10万ドルまでの預金保険を提供しています)。

・預金封鎖対策としては、格付けの高い海外の銀行に外貨預金をしてもいいのですが、日本の「国家破産」リスクをヘッジするということであれば、もっとも効果的なのはニューヨーク市場に上場された「日本国債ベアETF」でしょう。現在、ティッカー「JGBS(レバレッジ1倍)」と「JGBD(レバレッジ3倍)」の2本があり、ドル建てなので、国債価格の下落で株価が上昇するだけでなく円安で為替差益が得られます。これを米国の証券会社で購入すれば、資産は米国の法によって保護されますから、預金封鎖のリスクを完璧に遮断することができます。(米国以外の証券会社を通して購入することもできます)。

・【日本国債ベアファンド】現時点で販売されているのは野村アセットマネジメントの「スーパーボンドベアオープン3(レバレッジ4倍)とT&Dアセットマネジメントの「日本債券ベア」(レバレッジ5倍)の2本。ファンドなので、国債先物とちがって、投資資金を超える損失が生じることはない。ただし、金利が変動しないと長期的には基準価額が減価していくので投資のタイミングは考えよう。

・日本人にもっとも人気のある海外の銀行は、なんといっても香港のHSBC。香港の窓口に行けば、パスポートと住所証明で簡単に口座開設できる。それ以外なら、スイスやシンガポール、イギリス領のオフショアなど、金融制度の整った国・地域の格付の高い銀行を選ぼう。

良かった本まとめ(2014年下半期)

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東京ディズニーランド&ディズニーシーのレストランやサービスなどオススメまとめ

2015年02月18日 01時00分00秒 | 外食
 このブログでは年間パスポートを持っていたこともあり、東京ディズニーランド&ディズニーシーでのレストランやサービスで良かったものを数多く紹介してきましたが、今回はそのまとめです。

このページから今まで紹介したすべての東京ディズニーランドやディズニーシー関連のページを見ることができます^_^)

 まずディズニー初心者の方に必見だと思うのは、以下の東京ディズニーランドを楽しむコツ!東京ディズニーシーを楽しむコツ!ですね!

なるべく開園1時間前に到着した方がいいことや、レストランはプライオリティシートを事前にネットで予約すること、ファストパスを利用、30分以上の待ち行列には並ばないなど、基本的なことを書いていますので、ぜひご覧ください。

東京ディズニーランドを楽しむコツ!
東京ディズニーシーを楽しむコツ!

 それから、ショー付きレストランは、以下の2つを紹介しましたが「リロのルアウ&ファン」ランチショーが一番のオススメです!

「リロのルアウ&ファン」ランチショー
「ホースシュー・ラウンドアップ」ランチショー

 というのは、唯一このランチショーだけがキャラクターたちが席の所まで来てくれて、十分に写真撮影できるためです。
逆に言うとゆっくり食事はできません^_^;)
しかしミッキーやミニーも含めて一緒に写真撮影できるので、お子さんたちにも一生の思い出になると思います。
とてもオススメですね!
なお、これらレストランショーは特に休日は予約を取るのが難しいですが、裏ワザとしては4~5日前の早朝に確認してみることをオススメします!
どうもあらかじめ予約されていたものが埋まらず開放されるようです。
私は2度その恩恵に携われたのでチャレンジしてみる価値はあると思います。


それから、東京ディズニーランドのレストランとしては以下の2つがとてもオススメですね!

CANNA(カンナ)(東京ディズニーランドホテル)
ブルーバイユー・レストラン

 CANNA(カンナ)はディズニーランドではなく隣の東京ディズニーランドホテルにあり、ちょっとお値段は張りますが高級感があり、また店員さんのサービスも素晴らしくとてもオススメです!
 ディズニーランド内では、ブルーバイユー・レストラン(ランチ)
とてもオススメですね!
アトラクションのカリブの海賊の船に乗ってすぐ右側に見えるレストランです。
暗い雰囲気で、蛍が飛びかう夕暮れをイメージしています。
コース料理のお店で、特にカップルにオススメかと思います!
店員さんのサービスも素晴らしかったですね!


 東京ディズニーシーのレストランとしてはどれも素晴らしいレストランばかりですが、特に以下の3つがオススメですね!

リストランテ・ディ・カナレット
地中海料理レストラン オチェーアノ(ホテルミラコスタ)
S.S.コロンビアダイニングルーム

リストランテ・ディ・カナレットは日本で二番目に大きな石釜でピザが焼かれとても美味しいです!
 また横の運河を通るゴンドラを見ることができるだけでなく、タイミングが良ければ生のウエディング(ウエディングドレスを着た新婚)を見られ、そしてサプライズのダッフィーが通ったりととてもオススメです!!

それからディズニーシーの隣にあるホテルミラコスタですが、地中海料理レストラン オチェーアノもとてもオススメですね!
ランチビュッフェでは上質な空間で質の良い美味しい料理をたくさん頂けて、とてもオススメです!

それからディズニーシー内ですがS.S.コロンビアダイニングルームも良かったです!
大きなアトラクションのタワーオブテラーの近くに大きな客船がありその3階にありますが、ゆったりした高級感のある部屋で、想像以上に美味しい料理を楽しめ、そしてミッキーの形をしたテリーヌのちょっとしたサプライズサービスもありとても楽しめましたね!

ディズニーシーではマゼランズもオススメで、運がよければ本棚のボタンを押して、ワイン樽部屋の隠し部屋で食事をすることができます^_^;)


 それから、東京ディズニーランドでとてもオススメなサービスは以下の2つですね!

シルエットスタジオ(切り絵)
ウエスタンランド写真館

シルエットスタジオ(切り絵)は、横顔を職人さんが切り絵にしてくれるもので、想像以上にソックリで素晴らしく、涙を流さんばかりの喜びで、家族の良い思い出となりました。
これはとてもオススメです!
東京ディズニーシーのマーメイドラグーン内にも同じサービスがありますので、ぜひご利用ください!

 そしてウエスタンランド写真館も良かったです!
男性は、好きな帽子や服、靴を履いてそしてピストルやギター等を構えて、カワボーイの格好で写真撮影してくれるものです。
女性はドレスなどを着れます!
これも家族で想像以上に楽しめ、とてもオススメです!

 それから、ディズニーといえば隠れミッキーを探すのも楽しみの一つです。
他にもたくさん見つけましたが、東京ディズニーシーで発見した隠れミッキーは以下ですね。
なお、おみやげを買うとビニール袋がもらえますが、その中に必ず1つ隠れミッキーがありますのでぜひ探してみてください!
大・中・小どの袋にも必ず隠れミッキーがあります^_^)

隠れミッキー

最後に、2つ。

東京ディズニーシーの人気アトラクションにトイストーリーマニアがありますが、実は各ステージでボーナスステージがあります。
最初のステージは火山から流れる溶岩を打つと火山が噴火してその飛ぶ岩石?を打つと高得点となります。
そのほか各ステージでボーナスステージに突入できますので、ぜひ探してみてください。

 東京ディズニーランドでウエスタンランド・シューティングギャラリー(10発200円)がありますが、ラッキー(ゴールドの保安官バッジをもらえる)を獲得するには、基本的には動くネズミ(3箇所あります)を狙うのが良いようです。
ただしこのネズミは早く動くし、かなり当てるのが難しい!
しかし、時間帯によっては「椅子に座っている老人の後ろの銃」や「スロットマシンの後ろの酒瓶」など、立ち位置によっては狙いにくくなっている的がラッキーとなっている場合がありますので、その辺りも狙ってください!

ぜひ、このブログを参考に東京ディズニーランドやディズニーシーを大いに楽しんでください!

以下が、このブログで紹介したすべての東京ディズニーランドやディズニーシーの内容となります。

<東京ディズニーランド レストラン>
「リロのルアウ&ファン」ランチショー
「ホースシュー・ラウンドアップ」ランチショー
CANNA(カンナ)(東京ディズニーランドホテル)
ブルーバイユー・レストラン(ランチ)
イーストサイド・カフェ(ランチ)
イーストサイド・カフェ2度目(ディナー)
クリスタルパレス・レストラン(ランチ)
カフェ・オーリンズ(軽食)
チャイナボイジャー(ランチ)

<東京ディズニーシー レストラン>
リストランテ・ディ・カナレット(ディナー)
リストランテ・ディ・カナレット2度目(ランチ)
地中海料理レストラン オチェーアノ(ホテルミラコスタ)
S.S.コロンビアダイニングルーム(ランチ)
マゼランズ(ランチ)
セイリングデイ・ブッフェ(ランチ)
ニューヨーク・デリ(ランチ)
レストラン櫻(ディナー)

<東京ディズニーランド サービス等>
混んでいる東京ディズニーランドを楽しむコツ!
シルエットスタジオ(切り絵)
ウエスタンランド写真館
ワンス・アポン・ア・タイム
プリントサービス
トムソーヤ島のキャッスル・ロック

<東京ディズニーシー サービス等>
東京ディズニーシーを楽しむ方法
隠れミッキー

美味しかったものまとめ(2014年下半期)

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国会議事堂(参議院)参観はとてもオススメ!

2015年02月16日 01時00分00秒 | イベント・外出
以前このブログで紹介した「TOKYO地下鉄ぐるり おみやげ散歩」という本に、平日ならば国会議事堂参観を無料でできると書いてあったので、国会議事堂へ行ってみました^_^)


↑国会議事堂

場所は、参議院第一別館が参観受付となります。
最寄り駅は東京メトロの国会議事堂前駅ですね。
周辺の道路はさすが警察車両がかなりあって警戒していました。
しかし、参観受付は優しく丁寧にして頂きました。
受付で、住所氏名など受付用紙に記入をします。


↑周辺地図


↑参議院参観受付

参観は平日の9時、10時、11時~16時の1時間毎に計8回あります。
5分前までに受付できれば参加できるようです。


↑参議院参観の案内

私は14時10分頃到着してしまい、50分も時間があったのですが、近くに待機用のロビーがあり、そこの売店で阿倍首相や小泉進次郎議員のお菓子やグッズなどを買うことができました。
小泉進次郎議員はかなり人気があるんですね。
また歴代首相の似顔絵が描かれたタオルや手ぬぐいも売っていましたね^_^;)
なかなかそれらの顔で手を拭くのはいかがなものかとは思いました・・・^_^;)
そして、参議院に関するいくつかのビデオも鑑賞することができました。
早めに来て、ここでゆっくりするのも良いかもしれません。

そして、14時40分頃から金属探知機などの検査を受けて入場します。
15時まで参議院参観ロビーで待つことになりました。

このロビーでは、国会議事堂の模型がありました。
実は国会議事堂に向かって右側が参議院で、左側が衆議院となります。
今回はこの右側の見学となります。


↑国会議事堂模型

 また参議院の中の模型もありました。
実際の参議院議場での見学で詳しく説明があったのですが、基本的に衆議院と参議院は線対称で、同じ作りとのことです。
しかし、参議院の議長席の後ろには、開会式の時に天皇陛下が座る席があり、これが衆議院と参議院の大きな違いのようです。
戦中・戦前は参議院ではなく貴族院だったため、参議院にはこの天皇陛下の席があるようです。


↑参議院議場模型

それから、このロビーには、実際に議場で議員が座る席の模型があり座ることができました。
良い経験です^_^)
本物と同じように押しボタン式投票装置があるのも良かったですね。


↑議員が座る席


↑押しボタン式投票装置

それから、議長が本会議を始める時に、「トントン」と叩く木槌(ギャベル)があるのも良かったですね!
実際に叩くことができました^_^)
「静粛に!!」と言っちゃいますね^_^;)


↑ギャベル

それから、議員の記章もありました!
いわゆる議員バッジと言われるものですね!


↑議員記章

そして、天皇陛下が座っていた椅子もありました。
明治時代に、開院式のときにお座りになったとのことです。
さすが豪華です!


↑玉座に置かれた椅子

そして15時となり、エレベーターにも乗って参議院議場に向かいました。
ここからは写真撮影は禁止だったので、写真はありません。
見学は約1時間のコースとのことです。
我々の前は、小学生の団体が社会科見学をしていましたね。

国会議事堂は17年もかけて、1936年(昭和11年)に完成したとのことです。
17年とは長いと思いましたが、当時の最高の技術と国産のものを使って造ったとのことで、実際に大理石の彫刻や100万個以上散りばめられた大理石、天井や壁の模様、木彫りなどを見ると、あぁぁこれは17年かかると思いましたね。
当時の最高の技術が使われているということがよく分かりました。
素晴らしいです!
工事に携わった作業員数は約254万人だったとのことです。
かなりの人数です。
なお、どうしても国産で出来なかったものが3つあったのことで、それは議場の天井にあるステンドガラスと、議事堂の到るところにある金属製ポスト(地下1Fに集まるようになっていたようです)、鍵だったようです。

参議院議場では、かなり長く分かりやすく説明して頂きました。
議長席や縁談、速記者席、皇室用席もありましたね。
国務大臣が座る席がありますが、首相は一番右側とのことでした。
その他の大臣の座る席は特に決まってはいないようです。

議席は半円形に配列されていて、参議院はかなり空席があります。
というのは現在の参議院の定数は242人ですが、貴族院議場として使用されていたときの名残りで460席あるためとのことでした。
前の方に座るのは当選数が少ない議員で、ベテランは後ろの方の席になるということでしたね。

それから、5分毎に「チン」と音が鳴るのは驚きましたね。
これは速記者のために鳴るとのことでした。
国会がある時だけでなく常にずーっと5分ごとに「チン」と鳴るとのことでした。

それから、廊下を通って御休所に行きました。
御休所とは、天皇陛下が開会式のときに休まれる部屋とのことで、さすがこの部屋は豪華でしたね。
当時の建築や工芸の粋を集めたとのことでした。

そして中央広間に行きました。
あの国会議事堂の中央搭の下になります。
実は、2階から6階まで広大な吹き抜けとなっていました。
天井の高さまで32.62mもあり、この空間は法隆寺の五重の塔がちょうど入る大きさとのことでした。
ちなみに中央搭の高さは約65mあるとのことです。

そして、外に出て、各都道府県の木が植えてあるところを通って、国会議事堂の前に到着し、そこで記念写真撮影となりました。
この写真が冒頭の写真となります。

国会議事堂(参議院)参観は、実際の国会について理解を深めるだけでなく、当時の17年もかけた素晴らしい建築を見ることができ、とてもオススメですね!
本会議がある時には傍聴もできるようなので、国会期間中に行くのも良いかもしれません。

お勧めなお話(2014年下半期)
自動車保険を安く!

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「朝30分の掃除から儲かる会社に変わる(小山昇)」という本はとてもオススメ!

2015年02月13日 01時00分00秒 | 
「朝30分の掃除から儲かる会社に変わる」の購入はコチラ

 「朝30分の掃除から儲かる会社に変わる」という本は、その名の通り、「毎朝30分の掃除」を全従業員、一人の例外もなく、また1日も休みなく、勤務時間内に職場環境を整理・整頓させ、そのことにより組織が改善され、売り上げを伸ばし続けることができたということについて、分かりやすく説明したものです。

 著者が経営するダスキンの加盟店業務を行う株式会社武蔵野だけでなく、本書ではそのほか製造業からペットショップまで27社の事例もあり、掃除がいかに大切かが分かります。

 また、面白いことに毎朝30分の掃除を20分に減らすと、甘えが生じ業績がガクンと落ちたようです。

 本書ではその掃除等の具体的な仕組み作りや、そのほか一位になることの大切さ、他社の良いところを素直に取り込んでマネすることの大切さ、社内コミュニケーションを取ることの大切さ、捨てることの大切さ等についても書かれています。

 どれもとても納得できる内容でしたね。
これらはビジネスだけでなく、プライベートでも大切なことだと思います。

 「朝30分の掃除から儲かる会社に変わる」という本は、会社やプライベートを良くする秘訣が満載で、とてもオススメです!

以下はこの本のポイント等です。

・清掃活動に取り組むようになって間もなく、社員の表情が変わってきました。「秋刀魚の腐ったような目」が、ピチッと輝く「鷹の目」になったのです。そういう社員が増えていくのに比例して、社内はどんどん清潔に、整頓されていきました。そして気づけばいつしか、わが社の清掃活動をベンチマーキング(見学)しに、全国から大勢の方が来られるようになりました。ここに至って私は、「ああ、ようやく掃除で一番になれたのだ」と実感しました。一番でなくては、あれほどの数の方がわざわざ全国からベンチマーキングに来られるはずはないからです。「簡単なこと」であるからこそ一番を目指せた。だからこそ徹底できた。「徹底する」とは、第三者から見て異常だと思われるほどやることです。二番手、三番手を目指しても社内は相応に整頓されたでしょう。しかしそれでは、しょせん自己満足です。全国から見学者を集めるこおもできなかったはずです。日本で一番高い山は富士山です。これは誰でも知っています。では二番目は?私はセミナーなどでしばしばこの質問をしますが、「南アルプスの北岳」と即答できた人はこれまで4人しかいません。人はそういうものです。お客様は常にナンバーワンしか覚えてくださらないのです。それを社員に実感させ、業務に活かさせるためにも、掃除で一番になったのは非常に大きな意義のあることでした。

・掃除を始めて以来、社員の資質が明らかに変わってきたこと、それによって業績が伸びたことを受けて、私はこうも思いました。「実は掃除こそ、人材教育の、そして組織改善の基本となり得るものではないか」と。以来わが社は、掃除に「環境整備」という名前を与え、重要な経営戦略の一環として位置づけました。以下、戦略と結びついた掃除活動は原則として「環境整備」と呼ぶことにします。

・子どもの頃を思い出してみてください。字を習ったときに、先生が「アはこう、イはこう書きます」と教えてくれたら、そのまま覚えましたね。「先生、なんでアはアと書くのですか」と質問をする子はほとんどいません。アをアと書く理由はわからなくても、先生に言われたようにアイウエオと習い覚える。するといつしか語彙も増え、読み書きにも苦労しなくなります。仕事でも同じことです。社員もパートもアルバイトも、理解できないことであっても、いわれたようにやるのが大切です。上司は教えたとおりやらせることが大切です。ここを間違えてはいけません。理解ができるまで説明してはいけないのです。初めての仕事なおですから、その意味を説明されてもわかりません。お互いに時間のムダです。まずは行動してみること、体験してみることを教えるのが一番大切です。そして、とにかく素直にやっているうちに、社員も「なるほど」とわかってきます。説明はそれからの話です。とにかくいわれたようにやらせる、これが仕事をスムーズに進める仕組みです。「なぜですか」と聞いてくる人は一見素直そうですが、要は「やりたくない」というのを体よく換言しているだけです。

・人材は、ちょっと教育しただけでは決して追いつけません。数年かけてじっくり教育し、お客様や仲間、家族、自分、会社のことを考えられる人材に育てていかなくてはならないのです。そのための大前提となるのは、社員満足度を高くすることです。社員が現状に満足していなければ、お客様のための努力などできるはずがないからです。社員満足が低ければ、教育も効果も発揮しません。社員が明るく元気だからこそお客様を慮ったサービスができるのです。

・環境整備に取り組む前、わが社の社員はお客様にどのように呼ばれていたと思いますか?「雑巾屋」です。幹部社員の3分の1が暴走族上がりでは、それもやむなしでしょう。ところが環境整備が進み、社員が鍛えられていくにつれて、呼び名は「ダスキン」に変わりました。やがて「ダスキンさん」になり、それから「武蔵野さん」に変わり、ついには「八木○○さん」「青木○○さん」と、個人名で呼ばれるようになったのです。これは重要です。お客様満足度が向上しなければ、社員の個人ブランドで呼ばれることは決してないからです。

・20年以上環境整備を続けてきて、「わが社もだいぶできるようになってきた」「時間を短縮しても大丈夫だろう」と考えて、掃除の時間を20分にしてみたのです。するとどうなったでしょう?わが社の業績はガクンと落ちたのです。環境整備の時間を短縮すれば、実務に多くの時間があてられますし、人件費も減り、掃除用具などの購入経費も抑えられます。利益は伸びこそすれ、減ることは本来あるはずはないのです。では、どうして業績が落ちたか?それは社長の私に甘えが生じたからです。「時間を短縮しても大丈夫だろう」という甘えです。社長が「もうこれで大丈夫」と思うと、組織全体に甘えが蔓延します。危機感が薄まり、質の高い仕事ができなくなる。当然、業績も落ちます。もっとも、私がこのことに気づくのに半年かかりました。この間は、「どことなく社内に緊張感がなくなってきたな」「なぜか業績が伸びないな」と悶々としているだけでした。そこであるとき、再度30分に戻してみると、おもしろいように業績は急回復したのです。以来、ずっと朝礼終了30分、給料を支払って掃除を続けています。

・「よい」と思ったものを素直に取り込んでとのままマネすることができるのは、優秀な証拠です。私はセミナーなどで、「他社の優れたところはそのままマネをしなさい」といつもいっています。先人が様々な試行錯誤をして改良を積み重ねてきた「よいもの」は、へたに創意工夫を盛り込まず、そのままマネをするのが一番簡単で効果的なのだ、と。この点で河上社長はきわめて優秀で、「パクリコンクール」というイベントを毎月主催して、社員にどんどん「マネ」させることを推奨しています。どこから、なにをマネしたのか。そしてどう改善したのかをまとめ、毎月部門ごとに集計します。パクリの数が一番多かった部門には、「大賞」として河上社長のポケットマネーから1万円が支払われ、お茶菓子代・懇親会費になります。このように「賞金」という具体的なメリットを打ち出して、部門ごとに競わせるところがうまいところです。そうすることでメンバーに一体感が生まれ、一種のゲーム感覚で環境設備に取り組むことができるようになるからです。

・スタート時は数件程度だったパクリの数も、1年余りが経過した現在では、月に100~200件ものパクリの数がコンスタントにあげられているそうです。つまり丸山金属工業は、毎月それだけの数の改善を積み重ねていることになります。これは大変重要です。組織を改善するなら、いきなり難しいことから始めるより、誰でもできる簡単なことからこなしていき、徐々に改善していくのが一番早いのです。

・はっきりと、「環境整備は私の価値観に合わない」といって辞めた社員も2名いたそうです。そのうち1名は優秀な営業担当者だったので、戦力的には大きくダウンしました。しかし、それを恐れてはいけません。どんなに売上げを上げる営業担当者だろうと、社長の方針に従わないのは会社にとって不要な人材です。ダメな社長は、優秀な社員に辞められたくないと思って甘やかします。すると彼は増長し、社長の方針を軽んじるようになります。こうなると、後は坂道を転げ落ちるようなものです。増長する社員、従わない社員を許す会社の行き着く先は倒産、よくて万年赤字です。私の30年にわたる社長人生(武蔵野以前の会社を含む)の中でそういう例は幾度となく目にしました。社長が確固たる方針を示し、社員がそれを忠実に実行するからこそ、改善は進むことを忘れてはいけません。目先の売上げを惜しんで将来に禍根を残すことはあってはならないのです。「優秀な」社員が辞めたところで利益に影響があるのは一時的なことです。方針に従わない社員がいること自体が組織のガンなのですから、それさえなくなれば後は次第によくなっていきます。

・会社の業績が悪くなるのは、むしろ内的要因が大きいのです。最大の内的要因は、社内のコミュニケーションです。円滑なコミュニケーションが取れている会社は、たとえ世間は不景気でもそれなりに売上げを伸ばしていますし、逆にコミュニケーション不全の会社は売上げが伸びません。中小企業の未来を左右するのは、何よりも社内のコミュニケーションなのです。私は環境整備を、社員同士でコミュニケーションを取る場としても位置づけています。社員には、「環境整備中は、手さえ止めなければかまわない。どんどんムダ話をしなさい」と指導しています。ですから社員は、「昨日の巨人戦がどう」とか「あのドラマの木村拓哉が」とか、本当に他愛もない話をしながら環境整備にいそしんでいます。環境整備は業務時間内に行われますから、ある面ではわが社は社員のおしゃべりに対して給料を払っていることになります。しかし、それが大切なのです。人気俳優やひいきのプロ野球チームのような他愛もない話をするからこそ、円滑なコミュニケーションがつくられるのですから。どうでもいい話、くだらない話ができることが最高なのです。

・たとえばコミュニケーションをよくする仕組みの一つが、「サンクスカード」です。これは「上野さん、手伝ってくれてありがとう」「斉木さん、フォロー助かりました」といった具合に、社員同士が小さなことを誉め合い、感謝する仕組みです。いわゆる「飲みニケーション」も欠かせません。仕事を離れて部下の話を聞く機会をつくるために、わが社では5人以上部下がいる管理職には、飲み代として月々2万5000円の手当を払っています。それから毎月個人面談をして上司と部下とが仕事の進捗状況を確認し合ったり、アドバイスを与えたりしています。普通、社員は上司との面談など受けたくはありません。多くはお説教になるからです。そこで、これも仕組みで解決しました。面談をした部下は、1回につき500円の手当をもらえるのです。また面談の回数を評価のポイントとして加算します。これで仕方なく面談をする。コミュニケーションは、内容よりも回数を重視します。ですからサンクスカードは、「管理職は月に20枚以上書くこと」と義務づけ、満たされなかった場合は5000円の罰金です。回数を追求することで、コミュニケーションをよくしているのです。

・わが社の社員・パート・アルバイトが「いらっしゃいませ」と立ってニコニコ挨拶するのは、お金がもらえるからです。わが社には、会社見学会などで1日に数十人もの方が来社されることがあります。お客様に対して、起立して笑顔で挨拶ができたら、一人につき100円を払います。お客様が30人来られたら、100円×30人で3000円が各事業部に入る計算です。支払われたお金は、コミュニケーションを円滑にするための食事会や飲み会の費用になります。お金がもらえればうれしい。だから社員は自然と笑顔になる。社員にとっては、お客様の顔はお金に見えているのです。「それでは心がこもっていないではないか?」問題ありません。お客様は、社員がお金欲しさに挨拶しているなんて思いもよらないからです。それに、たとえ動機は不純でも、しっかり挨拶を続けることで、必ず心がこもるようになります。これがノウハウです。

・環境整備の本質とは何か?それは仕事をやりやすくするための「環境」を「整えて」、仕事に「備える」ことです。どの会社でも社員に掃除はさせます。しかしこうした視点、すなわち「仕事をやりやすくする」という視点で掃除を行っている会社は稀です。

・会社を変革するときには、小さなことを一つずつ変えていくことが大切です。同じことを愚直に繰り返し、全員ができるようになるまでやらなければいけません。そしてようやく本物の力になります。環境整備も同様です。多くの社長が自社を変えよう、改善しようと努力します。しかし残念ながら、多くは失敗します。どうして失敗するのでしょうか?それは最初に大きなことを変えようとするからです。社員は、環境が変化することを嫌います。どんなに小さな変化でもあの手この手で抵抗します。当然、いきなり大きな変化を掲げると、反発を買ってしまう。すると社長は腰砕けになってやめてしまうのです。これを何回か続けるとどうなるでしょう?社長が何か変えようとしても、社員は「どうせまたやめるだろう。まあ、次に何かいわれたらやろう」と捉えます。ところが社長が「次」を持ち出しても、やはり行動は起こしません。「どうせすぐやめるだろう」と考えるからです。しかし、まともな社員とはそういうものなのです。社長はそれを前提としたうえで、「では、どうしたらやらせることができるか」と考えなくてはいけません。私は愚直に、小さなことを全員ができるようになるまでやらせました。いきなり大きなこと、困難なことに取り組ませるのではなく、ひたすら小さな改善を実行させ、それを積み重ねてきました。ここが大切です。環境整備でもそうです。環境整備をするときは「万遍なく」「一度に」はいけません。小さいところ、簡単なところを徹底してやらせるのが肝要です。「今回は、このことを全員ができるようになるまでいい続ける」「最後まえ粘り続ける」という姿勢が大切なのです。社員はそこから社長の本気を感じ取るのです。ひたすら愚直に続けることです。一発勝負でやってはいけません。もう一つ大切なのは、何かをやる場合には頭でシミュレーションするのではなく、まずは身体で実行することです。小さなことを愚直に繰り返し実行することが本当の力になるのです。改善は、社内に水平展開することが大切です。水平展開とは、手本となる改善が部門横断的に広がっていくことです。そのためには、よいことをみんなが知らなければいけません。そこでわが社が行っているのが社内ベンチマーキング(見学)と、営業項目の貼り出しでs。よいことは、常に社員の目に触れるような仕組みをつくるのが大切です。

・「まず捨てる」ということが大切なのです。徹底的に捨てることです。最小必要限度まで捨てるのです。そして捨ててから考えるのです。「いつか使うかな」というのはだいたい使いません。

・わが社の「捨てる仕組み」は2つあります。一つは人事異動です。人事異動をすると社員は、いらない書類や文具類を捨てて新しい部署に移ります。もう一つは部屋変えです。部屋を変えるとものを動かします。ものを動かすのは引っ越しと同じで、必ず不要のものを捨てます。繰り返しますが、基本はあくまでも「捨てる」です。基本を無視して環境整備に取り組んでも効果は出ません。「捨てる」という発想は環境整備だけでなく、経営でも大いに役に立ちます。赤字の事業をやめると利益が生まれるのです。どんな会社でも、全部門が赤字ということはまずありません。在庫を捨てればスペースも生まれます。

・「達人」とは、捨てることが上手な人です。私の見るところ、レベルの高い人、仕事のできる人ほどたくさん捨てています。逆に、ダメな人ほどたくさん抱え込んでいます。必要かどうかを評価する力がないから持ち続けているのです。「いつか必要になる」「いつか使う」と考えて、捨てないままでいる。しかし「いつか」はありません。わが社が本格的に環境整備に取り組む前は、社員全員がホッチキス・ハサミ・電卓などを個別に持っていました。いまは各部門に1個ずつです。それでも困ることはありません。一人1個ずつだと場所もお金もかかります。

・新人には「やってはいけないこと」を一番先に教えています。これはやることを捨てているのです。まずものを捨てさせる、いらない仕事を捨てさせることが重要です。これあ上司が決めなければできません。成績の悪い営業担当者は、ダメなところ、見込みの薄いところばかり訪問します。なぜでしょうか?成果をあげることではなく、訪問することが目的になっているからです。この場合、上司が日報などを見て、「ここは行ってはいけない」と成果の出ない訪問先を捨てさせなければダメです。つまり、営業担当者の成績が悪いのは、本人が悪いのではなく、上司の責任なのです。いらない仕事を捨てさせるのは事務職でも同じです。普通の上司は、事務の担当者に対しても「この仕事をやれ」とは指示しても、「やめろ」とはいいません。やめろといわれないから、社員はその仕事が必要かどうかわからない。だから不要な仕事をずっとやり続けることになります。必要な仕事と不要な仕事を明確にして、使わないもの、いらないものをとにかく捨てることこそが管理職の仕事です。捨てる決定は職責が上位の者が、最終的には社長が行うのです。

・車を捨てて、移動は電車とタクシーにしたところ、驚くほどお金が節約できました。購入費用、ガソリン代、各種保険料、税金、駐車場代・・・。これらがすべてゼロにできたのだから当然です。渋滞に巻き込まれることも少なくなったので時間の見通しが正確になり、より多く仕事もできるようになりました。タクシーというと、まだ贅沢なものというイメージでしょう。しかし、トータルなコストで見れば、車を所有するよりもずっと安いのです。

・プロのスポーツ選手は、練習を1日休むと、勘を取り戻すのに2日かかるといいます。「感性の訓練」たる環境整備もそれは同じです。毎日やらなくては、感性はすぐに鈍ってしまう。だからこそ環境整備は「毎日」なのです。わが社は30分ですが、毎日やことさえできるのなら、時間は10分でも15分でも、自社の都合で決めてよいのです。

・環境整備で一番大切なのは、事後のチェックをすることです。これはどの仕事にも当てはまるのですが、仕事をいいっぱなし・やりっぱなしにするのは避けなければなりません。チェックがないのは、「やらなくていい」という方針になってしまうからです。

・「周辺の住民に喜ばれることをしよう」と、会社から近所の公園までの道を定期的に掃除したのです。それを近所の人たちが見ていました。そして「シムラはよい会社だ」と理解されて、やがてクレームは一切なくなったのです。

良かった本まとめ(2014年下半期)

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東京ディズニーランドホテルのCANNA(カンナ)というレストランはとてもオススメ!

2015年02月11日 01時00分00秒 | 外食
 東京ディズニーランドで遊ぶ際にぜひ行ってみたいと思っていた東京ディズニーランドホテルのレストランへ、ランチに行ってみました。
行ったのは12月中旬の日曜日です。


↑東京ディズニーランドホテル

東京ディズニーランドホテルには以下の3つのレストランがあるとのことでした。
ブッフェレストラン シャーウッドガーデン・レストラン
エッセンス・オブ・スタイリッシュキュイジーヌ カンナ
ロビーラウンジ ドリーマーズ・ラウンジ

 しかしながら、「シャーウッドガーデン・レストラン」と「カンナ」は事前に予約が必要なようで、訪れたのが12時前だったのですが、席に着くことができるには14時過ぎになるとのこと。
「ドリーマーズ・ラウンジ」はどちらかというとランチではなくアフタヌーンティーを楽しむようなお店のようなので、どうしようか途方にくれましたが、「カンナ」のカウンター席ならすぐ座れるということが判明し、「カンナ」へ行ってみました。

「カンナ」の入口は赤色をベースとしてかなり高級感がありましたね。
東京ディズニーランドホテルの3つのレストランの中でも一番のランクのようです。


↑「カンナ」の入口

店内もさすが高級感があります。
特に店内の照明が「大きな赤色と黄色の百合の花」のようで素晴らしいと思いましたね^_^)
明るい色が好きなのでとても嬉しいです。


↑店内


↑店内の照明

さっそくメニューを見ると、「クリスマス・ファンタジー」ランチコースがあるので、大人はそれにします。
小学生の息子には、子供用のメニューから選びます。
エルフィンが12歳相当、ピクシーが確か8歳相当とのことなので、エルフィンにしました。
ただ、アイスクリームが苦手なのでデザートはピクシーのフルーツゼリーに代えてもらいました。


↑ランチメニュー


↑子供用メニュー

飲み物としてはダージリンティーとマンゴージュースを選びました。


↑ドリンクメニュー


↑ドリンクメニュー

まず、前菜が運ばれますが、クリスマスらしくプレゼント箱を模したものや、またエビやイクラなど明るい色のものが多く、美しくて感動しました!
この彩りが美しいですね!
この美しさは嬉しかったです!
もちろんお味も素材の良さを感じ美味しいです!


↑前菜

そして次に真鯛のポアレが運ばれますが、これも美しさを感じますね。
ポワレも良い感じで柔らかくさすがに真鯛は美味しいです。


↑真鯛のポワレ

そしてビーフランプと彩り野菜のポトフ仕立が美しく彩りが美しいです。
ポトフが温かくて良いですね。


↑ビーフランプと彩り野菜のポトフ仕立

また十二穀米のご飯も美味しいです。
お代わりが欲しかったですね^_^;)


↑十二穀米

そして、最後にデザートが運ばれますが、特にピスタチオムースが美味しい!
白く薄い板がフォークで上手く食べれるのか心配でしたが柔らかくて大丈夫でした^_^;)
紅茶も美味しかったです。


↑デザート


↑紅茶

この「クリスマス・ファンタジー」ランチコースは、特に前菜の彩りが美しかったのがとても良かったですね。

それから、子供用のエルフィンですが、ビーフテンダーロインのグリルがかなり大きくて驚きました!
また、最初は分からなかったのですが、食べやすいように小さく切られていたのは嬉しかったですね。


↑エルフィンのサラダとスープ


↑エルフィンのミートソースパスタ


↑エルフィンのビーフテンダーロインのグリル


↑ピクシーのフルーツゼリー

それから、お店の方は笑顔でまたサービスも素晴らしかったですね。
先に息子が食べ終わってしまい、預けた荷物の中の本を読みたいと言っているとすぐに持ってきて頂いたのは恐縮でした。
素晴らしい気配りだと思いました。

東京ディズニーランドホテルのCANNAは、高級感あふれるお店で美味しく美しい料理を頂け、またサービスも素晴らしくて、とてもオススメです!


東京ディズニーランド&ディズニーシーのレストランやサービスなどオススメまとめ

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カンナ欧風料理 / 東京ディズニーランド・ステーション駅舞浜駅リゾートゲートウェイ・ステーション駅
昼総合点★★★★ 4.7

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先端技術館@tepia(東京 青山)はとてもオススメ!

2015年02月09日 01時00分00秒 | イベント・外出
 東京の青山にある先端技術館@tepiaへ秩父宮ラグビー場でのラグビー観戦の後に行ってみました!

このブログでも何度かこの先端技術館@tepiaは紹介していますが、今回はフロア構成が少し変わっていましたね。
いつも最新技術を取り入れているのは素晴らしいと思います。

今回新たに入ったもので免震技術を体感できるものがありましたね。
震度6強の地震を免震なし・ありで体験できます。
さすが免震技術で、免震技術があるとほとんど揺れませんね!


↑免震技術

顔画像脈拍計測技術も今回新たに入ったものでしたが、カメラの前に座るだけで自動的に脈拍が計測できるとは素晴らしいと思いましたね!
いちいち血圧測定装置に手を突っ込まなくても良いです^_^;)


↑顔画像脈拍計測技術の説明


↑顔画像脈拍計測技術装置で計測

それから、待機電力ゼロの電源回路を開発しているのは素晴らしいと思いました!
電力無しでリモコン操作が可能となり、省エネになると思います。


↑待機電力ゼロの電源回路の説明

それから、結構面白かったのはプレステ4で遊ぶプレイルームですね!
ミニロボットを次々と出したり、掃除機のように吸い込んだり、そしてテレビ画面の前で自分の足を動かすと、それに合わせてロボットたちも動いていました!
AR技術で、実世界の映像をコンピュータで解析し、重ねて表示しているんですね。


↑プレイルームの説明


↑プレイルーム

それから、最後に生体質感造形というのは素晴らしいと思いました!
人の臓器を3Dプリンタで模型を作り、手術を行う前にこの立体模型を使ってシミュレーション(模擬手術)ができるというもので、医療現場に革命をもたらすようです!
あらかじめ練習できるので不安がなくなると思います。


↑生体質感造形の説明


↑実際の生体質感造形

先端技術館@tepiaは、最新の技術を学ぶことができ、とてもオススメですね!

お勧めなお話(2014年下半期)
自動車保険を安く!

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「なぜ、日本人シェフは世界で勝負できたのか(本田直之)」という本はとてもオススメ!

2015年02月06日 01時00分00秒 | 
「なぜ、日本人シェフは世界で勝負できたのか」の購入はコチラ

 いまやヨーロッパでは、日本人シェフが全員いなくなったらヨーロッパのレストラン業界は成り立たないようで、現に2014年ミシュランガイドフランスでは、20人もの日本人が星を獲得しているようです。

 そのような中で、「なぜ、日本人シェフは世界で勝負できたのか」という本は、15人の日本人シェフやソムリエがヨーロッパで活躍できた秘訣をそのインタビューからまとめた内容となっています。

 特に活躍する秘訣は、ただ単に海外に行けば良いという訳ではなく、先を見据えて目標をもって、タダでもいいというくらいに修業に集中し、努力することのようです。

 また、語学力は最低限必要で、自分の強みで勝負し、自分がするすべての行動・サービスに理由をつけ、自己主張することが重要とのことでせう。

 それから本書の最後には、世界で活躍するために必要な34のスキルについてもまとめられていて、とても参考になると思います。

 「なぜ、日本人シェフは世界で勝負できたのか」という本は、料理の世界だけではなく日本人が海外で活躍できる秘訣についてまとめられていて、これから成功したい若い人にとてもオススメです!

以下はこの本のポイント等です。

・「小さい店で働けば、それだけ任せてもらえることも多いので、大きな店で働くよりも力がつくはずです。料理はもちろん、仕入れや経営まで幅広く学ぶことができますから。アストランスにいる間に、今の自分の形ができあがったと思いますね。」ここまでさまざまな仕事を経験したことが、その後、彼の財産になりました。将来、自分の力で店をやっていきたいと思うなら、小規模なところで学ぶことがメリットになる。これは、料理人以外のどんな仕事においてもいえることでしょう。大きな有名企業で働くのがいいのか、小さな会社で働くのがいいのか。どちらが正解で、どちらが間違いということではありませんが、先々を見据えて、自分にとって正しいのはどちらかを考える必要があるということです。

・「あっという間だったんで、びっくりでしたね。努力してきたことが実った、今までのつらい経験はムダじゃなかったんだと思いました。いろんな人から「絶対、誰かが見てるから」とは言われていましたけれど、4年間やってもやっても何もなかったから。自分には運も実力もないのかな、って思っていたので」一つ星を取ったあとに掲げた目標は、「3年以内に二つ星を取る」こと。すると、3年以内どころか、なんと翌年には日本人初となる二つ星を獲得。本人も、「まだもらえるとは思っていなかったし、運がよかった」というくらい、急激に評価を得ていったのです。星を取ったおかげで信頼が上がり、いい食材やワインも手に入るようになったし、優秀なスタッフも集まり始めた。いい店をつくれる状況が整い、さらに上を目指そうとするパッサージュ53の、これからの展開が楽しみです。

・「まずは、お金を貯めてから来ることですね。なぜかといえば、タダでもいいというくらいの思いでやらないと、働きたいところで仕事はでいないから。それから、苦労する準備をしてくること。私自身も、明日家賃の引き落としなのに銀行にお金が入っていないというどん底の状態になったこともあります。それでもなんとか生きていける方法を見つけられるように、とにかく工夫をすることですね」

・なぜ今のフランスにチャンスがあるのか、その理由を2つ教えてくれました。「フランス人って、ある程度修業をしたら、みんな海外に出て仕事をします。フランスだと給料が少ないから、アメリカやイギリスに行って稼ぐわけです。それは社会の仕組みのせいだと思うんですけど、逆にそのおかげで、フランス国内で外国人が活躍できるチャンスが生まれるんです」また1990年代に徴兵制がなくなったことも影響しているといいます。彼より上の世代のフランス人には兵役があったので、規律もしっかりしていてリーダーシップをとれる人が多いけれど、今の若い世代にはそれがない。こうした事情もあって、空洞化をしたところに、日本人が上手に入っていってるというわけです。

・「フランスは今、週35時間労働で、労働者がすごく守られています。しかも、フランス人ならビザの心配がありませんから、働ける場所もたくさん。だから、もうちょっと大きい2交代制のレストランに入ろうとか、楽なほうに流れてしまう人も多いんです。一方で日本人は、働ける店を探すだけでも大変。私の修業時代のように1日12時間で週6日ほど働くと、倍ぐらい就業時間が違うわけです。すると、最初の段階でレベルに差ができてしまう。楽をしたら次のステージにステップアップしようと思っても、なかなかうまくいきませんよね」現地の若者だけが守られて、外国人はかわいそうと思いがちですが、そうではありません。ファーストステージを頑張った人たちからすれば、実はチャンスがゴロゴロ転がっている、そういう時代なのです。

・「パリは世界遺産の街ですから、常に観光客が絶えません。レストランの絶対数が決まっているのもポイントです。レストランが閉まっても、その物件にはまた新しいレストランが入る。日本だったら数がどんどん膨れ上がるんですが、そういうことはありません。だからある程度以上の料理を出せば、どんなレストランでも毎日満席になるんです。最初の資本金が大きいから、急にレストランをやりたいと思っても、そう簡単にはできません。でも、一度信用さえついたら、次の店もやりやすい。そういった面でもパリはすごく魅力的なんです。」パリには、権利を買わなければレストランを開くことができないという特殊なシステムがあります。日本のように、そのへんの住宅街で突然レストランを始めることはできないのです。

・ヨーロッパで星を取るためには、ジャーナリストと良好な関係を築くことが求められます。彼らに自分の料理を知ってもらって、いい評価をもらうことがPRになり、その評判がミシュランにも伝わるからです。

・海外で働くことのメリットをご紹介しましょう。それは、考える時間がとれること。フランスにはバカンスもあるし、休みもきっちりしている。たとえ自分で店をやっていても、日本にいたときに比べて時間があるのだそうです。たしかに外国では、日本では過酷な環境に置かれているドクターやナースですら、余裕を持って働いているのを目にします。仕事に追われると、人は思考停止に陥って、何も考えられなくなってしまうもの。この自由な時間を活用して、いかに考えることができるか。それが、さらによい仕事をするための源になるのです。

・取材をしていて感じるのは、日本人で活躍している人はみな、とにかく腰が低いということ。中でも伊地知シェフは、ものすごく丁寧だし物腰もやわらか。海外に出たら、バンバン自己主張をして勝負していくのはもちろん大切ですが、それは強引に自分の意見を通したり、尊大になれという意味ではありません。「信頼してもらうには、まずは謙虚でいることですね。頭でっかちにならないこと、そして「俺が、俺が」となりすぎないこと。ここぞというときには、言うことは言うべきだと思いますが、私の場合はなるべく控えめにしていますね」最初はフランスの人たちも、「犬を食わされるんじゃないか?」という反応だったのが、ここ7~8年で、状況は一変しました。日本版の「ミシュランガイド」が出版されたこともあるでしょうし、日本人の強みが理解されたこと、そして何より、海外で活躍する多くの日本人シェフの努力によるものが大きいのでしょう。「味付けのバランスや香りの出し方のセンス、日本人はそういう繊細さをすごく持っていますよね。フランス人の間にも、長年かけて、こうした日本人の料理が浸透してきました。今は日本人のところに行けばおいしいものが食べられるという、目に見えない信頼感が根付いています」

・イタリアで成功する秘訣として絶対に書いておいてほしいと言っていたのは、現地人の彼女をつくること(笑)。そのおかげで、言葉の微妙なニュアンスが理解でき、語学が上達したそうです。

・20年前には、タダだったら働かせてあげるという感じだったのに、今では逆に日本人を欲しがっている。その理由については、次のように説明してくれました。「日本人って、持久力があって集中力がずっと続く。最後の掃除まで完璧にやり尽くそうとしますよね。そういう部分が買われているんだと思います。こっちの人は、2時間ぐらいワーッと忙しいと、そのあとは、もうぺちゃくちゃおしゃべりし始めたりして集中が続かない(笑)。それをどうこう言っても仕方ないので、ちょっと休憩させるようにしていますけれど」

・料理を学びたいという思いで海外に行ったのに、いつの間にかお金を稼ぐことが目的になってしまったら、きっと成功することはできなかったと思うのです。「お金が儲かる儲からないは別にして、まずは自分が好きなことをやって、それがビジネスとして成り立っていくんだったら、それは成功したといえるかもしれません。でも、やりたいこともないのに、最初からお金だけを考えていたらダメでしょう。60歳ぐらいになって、お金はたくさんあるのに、俺なにをやってたんだろうって感じると思うんです」イタリアのトップのレストランでスーシェフになったり、それなりの仕事ができるようになると、偉くなったと勘違いをして、急に「これぐらいのお金はほしい」と言い出してしまう人も多いそうです。彼はそうやってシェフとケンカをしたり、いなくなってしまった人を何人も見てきました。「若い人にはいつも「ここにいるから偉いわけではない」と言うんです。ここで何をやるかによって、偉くなるかならないかが決まっていく。だから絶対に、そんなことは思わないでほしいって」その人の人生を決めるのは、働いている場所や地位ではなく、そこで何をやったかどうか。成功する要素をつくるためには、まず自分が何をやりたいかからスタートすること、お金ではなく自分の中に一生の財産として残る経験や能力を大事にすることだと教えてくれました。

・修業の段階を、「たんなる給料をもらうための労働」ととらえるのか、「自分の糧であり勉強」ととらえられるのか。苦しいよりも楽しいと思って仕事ができるかどうかで、あとの成長はまったく変わってきます。

・「マルケージで仕事をしているときに、よく「ペルケ アイ ファット?(なんでやったの?)」と言われたんです。「自分がするすべての行動、サービスに、理由をつけろ」「やることすべてには意味があるはずだろう。それがないことをやるな」と。なんでやらなくちゃいけないか、それを説明できるのがプロなんですよね。」言われたことをただやるのはロボットで、「なんでこれをやるのか」を自分なりに考えることが必要です。すべてのものに理由をつけて行動することで、レベルも上がるし、差別化もできるようになる。そうすれば仕事はもっと面白くなるはず。日本でも、面白い仕事をしようと思ったら、理由をつけて考えることが必要でしょう。

・「真面目に仕事をして、現地の人以上に上を目指すことですね。他人からどれだけ無理だと言われても、はね返すだけのメンタルと行動力。もちろん何っか言われたら、言い返すくらい。日本人って真面目で勤勉なんですが、それだけだと、グループの中に埋もれてしまいます。イタリア人と日本人で大きく差があるのはリーダーシップ。イタリアでは発言しないと、よけいな仕事ばかりをもらったり」活躍している人たち誰もが言うように、日本人の評価されている部分は、真面目、勤勉、繊細、丁寧。ただ、それだけだと便利に使われて捨てられてしまいますからやはりリーダーシップや発言力が大事になってきます。「言いたいことははっきり言わないと、彼らは好きなように解釈するんです。実際調子がいいんで、その調子よさに流されると、とんでもないことになる。日本みたいに、アイコンタクトで理解してくれるようなやさしいチームワークはまったくないですね。だから仕事中に気づいたことがあれば小まめに言わないと。そうやっていくうちに、チームワークができるんです」リーダーシップを取るには、もちろんリスペクトされるような仕事を見せるしかありません。人の上に立ち、人をマネジメントしていくためには、自分が認められるのが一番の方法です。

・「ヨーロッパでは、嘘を見抜く能力を持たなければ生きていけません。誰が本当のことを言っているんだろう。だまされないようにしようと、みんな考えています。そういう嘘が存在しない国であることも、日本が信頼を得ている大きな理由でしょうね」

・今まで、常識やセオリーといわれていることにも疑問を持つ。疑問を持たないで料理をしていたら、それ以上のものはつくれないし、進化もない。万が一、間違ったことを教えられたとしても気づくことすらありません。世の中の常識には、「みんながそうやっている」という思い込みからつくられたものもあるでしょうから、疑うというのは、すごく大事なことだと思います。

・日本のように、上司から殴られたり怒鳴られたりすることがほとんどないフランスは、やはり緩いと岸田シェフはいいます。これまで厳しいところで修業してきたことが、自分の糧になっているのでしょう。また、先輩後輩という文化が薄い海外では、仕事を忠実にこなしてくれる人は、すごく重宝されます。つまり、日本人であること自体がすでにポテンシャルでありアドバンテージ。もちろん使い勝手がいいだけに、使われて終わってしまう危険性もあるのですが。そして、日本人が苦手なのは、何より自信を持つこと。「頼りない人って、どんなの仕事ができても任せづらいんです。どんなに内心ドキドキしていてもポーカーフェイスで、堂々と「それ、僕できますからやらせてください!」って言えば、チャンスは必ず回ってきます。日本人は本場だからといって気後れして、チャンスさえもらえないことが多いので」

・「焦ると早口になってしまいますよね。そうすると印象が悪くなってしまうので、わざとゆっくりしゃべる努力をするんです。僕はアストランスに入って1年後くらいにスーシェフになりましたが、スタッフの信頼を勝ち取るには、誰よりも頑張ることと、技術的に負けないこと、あとは落ち着いて相手の目をちゃんと見て話すことですね」

・そろそろフランスから帰らなければと思い始めた頃、彼はレストランを手がけているいろいろな経営者にあててメールを送りました。そう、かつて修業時代に、働きたいと思ったレストランに手紙を送ったように。「自分のプロフィールに加えて、これからこういうレストランをしたいと思っていますと書きました。するとけっこう反応があって、その中で、僕がどうしても譲れないいくつかの条件を理解してくれる人が見つかったので、日本に帰ることを決めました。やっぱり自分から行動を起こさないと、ただ待っているだけでは何も始まらなかったと思いますね」メールを送るだけという簡単なことが、普通の人にはなかなかできません。でも、みんながやらないからといって自分もやらないのはおかしいというのが彼のスタンス。こだわりもあるし、時間はかかると思っていたけれど、やってみたら意外に簡単に決まってしまった。こういうちょっとした行動をできるかできないかで、チャンスをつかめるかどうかは、大きく変わるのでしょう。

・うまくいっている人たちの多くは、目先だけを見ていません。先を見て、時間を投資するのです。「今でもそうですけれど、もっとあるだろう、もっとあるだろうと思うだけですね。その「もっとあるだろう」の先にあるのは、自分だけの成長だったり自己満足ではなくて、お客様の幸せです。お客様の幸せがもっとあるだろう、もっとあるだろうと考えるから、自分たちはそれに対して、何ができるのかって考えるようになるわけですよね」自分だけの成長を望んでしまうと、お客さんがハッピーになることはない。これが、若者たちに修業中に持っていてほしい意識だそう。そして、若いときにやっておいたほうがいいのは「いろいろな経験を積むこと」。買い物でも、美術館でも動物園でも、彼女とのデートでも、自分がすてきだと思えれば何でもいい。どこかに出かけたり、何にでも興味を持つことだとも話してくれました。「すてきだなと思うことには、そう思わせる何かがあるわけでしょう。そういう感覚を持つことって、すごく大事だと感じています。ありとあらゆるものの中に、いろんなヒントがある。だから毎日を、なんとなくボーッと過ごさないこと。感覚を豊かにしながら過ごすことで、自分が変わっていくと思うんです」

・世界で活躍するために必要な34のスキル
<思考法>
 1 技術や知識よりも、哲学を学ぶ
 2 上には上がいるという、高いスタンダードを持つ
 3 突き詰めて考える
 4 すべての行動に意味を持たせる
 5 常識でもいったんゼロから考える
 6 空気を読まずに、オリジナリティを持つ
 7 賛否両論でOK
 8 目先にとらわれず、自分を信じる
 9 他人に言われないと動かない人になるか、自分で動くか
10 弱みでなく強みを伸ばす
11 自分のブランドをつくれるか
12 自分の哲学を持つ
13 前例があるのは喜ぶべきこと
<働き方>
14 使われるだけの便利な人になるか、表舞台に出られるか
15 ファーストステージをどう過ごすかで人生が変わる
16 自信を持てる基礎をしっかりつくる
17 人とのつながりをつくる、知ってもらう努力をする
18 有名店で働いたではなく、そこで何をやったか
19 好奇心を強く持つ
20 仕事を早くこなすトレーニングをしておく
<行動法>
21 料理以上のものを得るために必要なのが言葉
22 遠慮しない、謙遜しない、感情を抑えない
23 コミュニケーションはユーモアから
24 言葉ができなくてもあきらめない
25 同じ土俵で勝負しない
26 制約を楽しめるか
27 無理をしてでも社交の場に参加する
<仕事選び>
28 あえて厳しい環境に身を置く
29 逃げられないところへ自分を追い込む
30 逆算して、働くべき店・会社を考える
<リーダーシップ>
31 その土地のやり方に合わせたマネジメント
32 他人の三つ星と自分の店、人の使い方の違いを理解する
33 リーダーがやるべき仕事とは何か
<日本人の強み>
34 あらためて何が評価されているのか見つめる

・海外で活躍したいという人を見ていて、一番もったいないのは、働き方を間違えてしまうこと。修業時代は、お金のために仕事をしているわけではなく、自分に力をつけるための時期であり、自分の財産をつくる働き方をするべきだということです。若い頃を、これからの長い人生のファーストステージととらえましょう。最初から楽をしようとか、仕事だけではなく遊びも充実させようんんて考えてしまうのは、間違いの始まり。それでは力もつかないし、セカンド、サードステージにつながる財産は残せないでしょう。今回、取材をした人たち全員に共通していたのは、ファーストステージは徹底的に働きまくっていたし、仕事のことだけを考えて生きてきたということ。さらにすごいことには、まわりからすればどう考えても大変そうに見えるのに、みんな働くことが楽しくて楽しくて仕方なかったと言うのです。戦える武器が増える、自分が成長していることが実感できれば、もっと強くなりたいという意欲も湧いてくるもの。仕事が遊びになる、これを20代のうちに経験しておくべきだし、その短期間が勝負です。どんな仕事をしていても、たんにこなすだけなのか、財産になる働き方をするのか、考えながら仕事をしていかなければなりません。そして、「毎日、出勤するのが楽しみなんですよ」という状況を、いかにつくれるかが重要です。

良かった本まとめ(2014年下半期)

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東京ディズニーシー横のホテルミラコスタにある「地中海料理レストラン オチェーアノ」はとてもオススメ!

2015年02月04日 01時00分00秒 | 外食
 東京ディズニーシーへ行った際に、ぜひ行ってみたいと思っていたホテルミラコスタでランチを堪能しました!

ディズニーシーからは、ホテル直通のゲートで手に目には見えないハンコを押してもらい、ホテルに入ります。

階段を上がると、吹き抜けが高く、天井には素晴らしい絵が描かれています。
美しいです!


↑天井の絵

 ホテルの方に伺うと、このホテルミラコスタには「中華料理」と「地中海料理」「イタリアン」の3つの店があるとのことで、どの店に行こうか悩みましたが、ランチビュッフェがある「地中海料理レストラン オチェーアノ」に決めました!
好きなものを自由に食べられるというのは嬉しいですからね。
大人4,200円、7~12歳は2,890円となります。


↑メニュー

それから「地中海料理レストラン オチェーアノ」もそうですが、さすが店構えから高級感があります。
さすが、ホテルミラコスタですね。


↑オチェーアノの店構え

 日曜の11時10分頃お店に入って受付をしたのですが、開店は11時30分からとのことで、しかもどうやら予約が必要のようでした。
しかし、ちょうどキャンセルがあったとのことで、11時30分から食事をすることができました!
ラッキーでしたね!
こういうラッキーなことは滅多にないかと思いますので、ぜひ行かれる方は予約していくことをオススメします。

それから受付近くの待合室で読書をしながら待つことにしました。
ソファーもまた独特で座り心地も良いです。


↑待合室

 そして11時30分になり、名前を呼ばれて一緒に席へ歩きます。
最初の部屋は茶色の木目調で巻貝をイメージしているとのことでした。
我々の部屋は白色をメインとしていて、真珠をイメージとのことで、透明な半球のガラスや大きな白い飾りがありました。
なるほどこの白いものが真珠ですね。


↑真珠をイメージした部屋

 席に着いて、飲み物を注文します。
子どもには果汁100%のオレンジジュース620円と、自分にはホットレモンティ520円を注文します。
これらはお代わりができるとのことで嬉しいです!
お店の方も小まめに様子を伺いに来てくれたので嬉しかったですね。

そして、食事をGetしに行きます。
大きく3つに分かれていて、右側から「温かいメイン」「オードブル(サラダ、フルーツ、パン含む)」「デザート」となっていました。
どれも、さすが質が良さそうでしたね!


↑サラダ


↑パン


↑オードブルやフルーツ

 魚介類のマリネが小さなグラスに入っていて美味しいです!
そして生野菜をたくさん頂けましたね!
サーモンのローストや白身魚も美味しく、そしてローストポークを切り分けてくれたのもさすが美味しかったですね!
神奈川県の銘柄豚とのことでした。
あとラザニアも良かったです!

あとは、フルーツをたくさん頂けたのは良かったですね。
特に葡萄をたくさん頂きました^_^;)

そして、デザートが綺麗にデコレートされていて美しい!
クリスマスシーズンを意識していましたね。
特にティラミスが素晴らしかったと思います。
また、ミッキーがあると嬉しいですね!


↑ティラミス


↑ミッキーケーキ


↑チーズケーキ

「地中海料理レストラン オチェーアノ」でのランチビュッフェでは、上質な空間で質の良い美味しい料理をたくさん頂けて、とてもオススメです!


東京ディズニーランド&ディズニーシーのレストランやサービスなどオススメまとめ

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オチェーアノ地中海料理 / 東京ディズニーシー・ステーション駅リゾートゲートウェイ・ステーション駅ベイサイド・ステーション駅
昼総合点★★★★ 4.0


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千葉県房総半島の最南端にある野島崎灯台はとてもオススメ!

2015年02月02日 01時00分00秒 | イベント・外出
 千葉県房総半島の最南端にある野島崎(のじまさき)灯台へ車で行って来ました!
近くには無料駐車場があり、そこから最南端の海岸の方へ歩くと、房総半島最南端の石碑がありました。
この石碑のバックには野島崎灯台が見えます。


↑房総半島最南端の石碑

その石碑の前の海岸の岩場の上にはベンチが置かれ、太平洋を一望することができます。
せっかくなので岩場をよじ登って行ってみました。
この日は12月下旬で天気は良かったのですが、とても風が強かったですね。
雲がうろこ雲やレンズ雲になっていました^_^)


↑最南端の海岸にあるベンチ

 そんな強風の中、ベンチに座ると、青い空の下で美しい太平洋が見えていました。
美しい太平洋が心を洗います。
また「絶景 朝日と夕陽の見える岬」という案内が目の前にあります。
確かに最南端なので、朝日と夕陽を見ることができますね!


↑房総半島最南端からの景色

 それから近くを歩いていると、「伝説の岩屋」がありました。
源頼朝が伊豆から安房へ渡り、この血で武運再興を願掛けている時に突然時雨となり、この岩屋で身を寄せ雨を凌いだとのことです。
この岩屋を「頼朝公の隠れ岩」と称し、この場所に深海に棲む「大蛸」の海神を祀っているとのことです。


↑伝説の岩屋の案内


↑海神(大蛸)
それから、野島崎灯台まで歩いていきます。
野島崎灯台は、1866年に江戸幕府とアメリカなど4ヶ国との間で結ばれた江戸条約において建設することが定められ、1869年(明治2年)に竣工して初点灯されたようで、日本の洋式灯台としては、観音崎灯台に次いで2番目とのことです。
ただ1923年9月1日の関東大震災で倒壊し、1925年に改築されたのが現在の灯台とのことです。


↑野島崎灯台の説明

受付で、参観料金200円を支払って、まず資料展示室へ行きます。


↑参観案内


↑資料展示室の案内図

資料展示室に入ると、大きなレンズには驚きました。
実際に福岡県の玄界灘の烏帽子島灯台で明治8年から昭和50年まで使用されていたとのことです。
近づくと赤色のランプが点灯していましたね。


↑烏帽子島灯台レンズの案内


↑烏帽子島灯台レンズ

それから、野島崎灯台の説明があります。
模型等もあり勉強になります。


↑野島崎灯台のあけぼの


↑灯台のあゆみ

そして、隣接する野島崎灯台に入ります。
銘板があり、明治巳巳季とあるのには驚きました。
明治2年を表すとのことです。
これは中国などで使われている旧暦(太陽太陰暦)で、日本で西洋の太陽暦を使用し始めたのは明治6年からのためとのことです。


↑銘板の説明

その十干と十二支の説明もありました
これで60年間を表すのですね。
あぁ丙午(ひのえうま)というのは聞いたことがあるのですが、このことですね。


↑十干と十二支

それかららせん階段をひたすら上がります。


↑らせん階段

そして上りが急な階段を2つ上がります。


↑急な階段

そうすると灯台の先端部分が間近に見え、その灯台の外側を一周歩けるようになっています。


↑灯台の先端部分

そこでは、太平洋等の絶景が広がっていました!
海が美しいです!
水平線がハッキリ見え、地球の丸さを感じ、感動ですね!
しかし想像以上の強風で、吹き飛ばされそうでした!
命の危険を感じます・・・。


↑灯台先端からの景色


↑灯台先端からの景色


↑灯台先端からの景色


↑灯台先端からの景色

野島崎灯台は、房総半島最南端からの太平洋の美しい海を灯台の先端から眺めることができ、また資料館では灯台の歴史なども学べ、とてもオススメです!

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