いいね~おいしいね~

食べたり買って良かったもの等を実体験に基づき厳選紹介!ぜひご利用頂きより良い人生や日本経済等活性化につながれば幸いです♪

2016年1月~6月「美味しかったもの」まとめ

2016年06月29日 01時00分00秒 | 外食
 2016年1月~6月にこのブログで紹介したレストラン等で、特に美味しかったものを振り返ってみたいと思います。

 今回特に素晴らしかったは、うかい竹亭(東京都八王子市)ですね。
広大な敷地の木々が美しく、もちろん個室からの庭も美しく、そして料理もどれも上質で美味しくて素晴らしかったですね♪
高尾山登山の後に優雅に食事を楽しめ、とてもオススメです!

 今回は以下のように「和食」「フレンチ」「中華」「築地場内」「イタリアン」「カフェ」で分類してまとめてみました。

 「和食」では、うかい竹亭(東京都八王子市)の他には、寿白(東京 九段下) がさすが料亭で素晴らしかったですね♪
ランチでしたが、部屋には花が活けられ、掛け軸が掛けられて良かったですし、料理も壬生すき鍋や懐石料理も美味しかったです♪
ホスピタリティも素晴らしかった♪

」「フレンチ」では、特にサラマンジェ ド イザシ ワキサカ (東京 銀座)が素晴らしかったですね♪
ランチで1500円ですが、フォワグラ・トリュフも楽しめ、スープ、サラダ、パンも付いています♪
コーヒーを付けても+200円♪
とてもリーズナブルで店内も上質で、そして美味しく頂けとてもオススメです!

それから、ビストロ アギャット(東京 門前仲町) も素晴らしかったですね♪
こちらもランチでしたが、料理は美しく、そしてどれも美味しい♪
富岡八幡宮近くのお店で、とてもオススメです!

 「中華」では、四川飯店 日本橋(東京 日本橋)がとても素晴らしかったですね♪
料理の鉄人の陳健一さんのお店で、こんなに料理が美しくて美味しい中華料理は初めてでした♪
この美しさには驚き♪
とてもオススメです!

 「築地場内」では、2016年11月に築地から豊洲へ移転するため、今回たくさん築地場内へ行きましたが、その中でも大和寿司(東京 築地場内)は、2店舗分あって握りも速く、比較的待たずに美味しいお寿司を堪能でき、とてもオススメですね!
また、寿司処 やまざき(東京 築地場内)もネタが良く、そして板前はイケメンで話も面白く、とてもオススメですね♪
このお店は少し常連になると、車エビが生きた生に変わります^_^)

「イタリアン」では、シュリシュリ(東京 南青山)が素晴らしかったですね♪
もちろん料理はどれも美味しいのですが、温められたパンが紙袋に入って出て来たのには驚きました♪
温度や湿度を保つためでしょうか。

「カフェ」では、ジャズ オリンパス!(東京 神田小川町)でジャズが楽しめるのは良いのですが、ここのカレーが良く煮込まれていて、想像以上に美味しかったですね♪
とてもオススメです!

「和食」
うかい竹亭(東京都八王子市)
寿白(東京 九段下)
松木家(東京 渋谷)
日本橋高島屋8Fにある特別食堂(東京 日本橋)
d47食堂(東京 渋谷 ヒカリエ8F)
天ぷら ふく西(横浜市みなとみらい)
東学坊(神奈川県伊勢原市大山)
三陸カキ小屋 THE OYSTER MANS(東京 門前仲町)

」「フレンチ」
サラマンジェ ド イザシ ワキサカ (東京 銀座)
ビストロ アギャット(東京 門前仲町)
シャンパン&醤油バー フルートフルート(大阪市 北新地)
シャンパン食堂(大阪市 北新地)

「中華」
四川飯店 日本橋(東京 日本橋)

「築地場内」
大和寿司(東京 築地場内)
寿司処 やまざき(東京 築地場内)
寿司大(東京 築地場内)
鳥藤(東京 築地場内)
岩佐寿し(東京 築地場内)
八千代(東京 築地場内)
小田保(東京 築地場内
天房(東京 築地場内)

「イタリアン」
シュリシュリ(東京 南青山)
築地トゥットベーネ(東京 築地)

「カフェ」
ジャズ オリンパス!(東京 神田小川町)
文房具カフェ(東京 表参道)

なお、それ以前のまとめたものは以下となります。
良ければこちらもご覧ください^_^)
  ・2015年後半の「美味しかったもの」
  ・2015年前半の「美味しかったもの」
  ・2014年後半の「美味しかったもの」
  ・2014年前半の「美味しかったもの」
  ・2013年後半の「美味しかったもの」
  ・2013年前半の「美味しかったもの」
  ・2012年後半の「美味しかったもの」
  ・2012年前半の「美味しかったもの」
  ・2011年後半の「美味しかったもの」
  ・2011年前半の「美味しかったもの」
  ・2010年後半の「美味しかったもの」
  ・2010年前半の「美味しかったもの」
  ・2009年後半の「美味しかったもの」
  ・2009年前半の「美味しかったもの」
  ・2008年の「美味しかったもの」
  ・2007年の「美味しかったもの」
  ・2006年の「美味しかったもの」
  ・~2006年の「美味しかったもの」


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2016年1月~6月「お勧めなモノ・サービス等」まとめ

2016年06月27日 01時00分00秒 | 良い物・サービス
 2016年1月~6月にお勧めなモノ・サービス等を紹介したもので、特に良かったものを振り返ってみたいと思います♪

以下のように「すぐれモノ」「体験」「東海道」で分類してまとめてみました。

 「すぐれモノ」では、特にアイウェア メビウスのY-CONCEPTというメガネが素晴らしかったですね♪
デザインは良いし、とにかく軽い!!
接客も素晴らしかったです♪

また、MISOKAという歯ブラシは1080円(税込)と高価ですが、歯がツルツルになってとてもオススメですね♪

そして衣類スチーマー(Panasonic NI-FS310)は、手軽に衣類をハンガーにかけたままで、電源を入れて30秒で使えるので、とても重宝しています♪

それから、ワサビ用「サメ皮おろし板」は、本わさびをこれでおろして美味しくいつも頂いています♪
根の先からではなく、茎側からおろすのが、まろやかな味わいで鉄則です♪
ツーンときません!

 「体験」では、ALT_SPEAKER(東京 東中野)の水曜夜はクラシックアンサンブルがとても素晴らしかったですね♪
10分以内交代で、自由にヤマハのグランドピアノを弾けるというのは素晴らしいです♪
素晴らしい友人も増えました♪
JR東中野駅近くです♪

また鳥のいるカフェ(東京 木場)では、フクロウを触れるというのが素晴らしかったですね♪
楽しいです♪

それから、東京の晴海屋の屋形船は綺麗で料理も美味しく、またマジックショーも楽しめて、屋形船の世界も日々進化カイゼンしているんですね♪
素晴らしいと思います♪

そして念願のプラネタリウムバー(東京 白金台)は、本格的なプラネタリウムで、これはロマンチックでとても良いですね♪
とてもオススメです!

 それから今回は旧東海道ウォーキングは小田原から三島まで紹介しましたので、これらが結構多かったですね♪
毎回歴史や地理の勉強になり楽しいですし、各地名物の弁当を食べられるのも嬉しかったです!

改めてこの半年も色んな体験や購入した物で楽しみました!!
皆様の参考になればと思います。

「すぐれモノ」
アイウェア メビウスのY-CONCEPTというメガネ
MISOKAという歯ブラシ
衣類スチーマー(Panasonic NI-FS310)
ワサビ用「サメ皮おろし板」
サンクラフト 快菜 スーパーおろし器
曲がるまな板 Chop 2 Pot(Joseph Joseph)(ITOYA)
スマホ対応手袋
デロンギ オイルヒーター

「体験」
ALT_SPEAKER(東京 東中野)の水曜夜はクラシックアンサンブル
鳥のいるカフェ(東京 木場)
東京の晴海屋の屋形船
プラネタリウムバー(東京 白金台)
大阪城天守閣
国立公文書館の「徳川家康」展
日本科学未来館のパーソナルモビリティUNI-CUB(ユニカブ)体験
二木の菓子(東京 アメ横)

「東海道」
東海道五十三次 街道をゆく 小田原~畑宿 (1)小田原城~昼食
東海道五十三次 街道をゆく 小田原~畑宿 (2)風祭の一里塚~早雲寺
東海道五十三次 街道をゆく 小田原~畑宿 (3)一里塚~畑宿
東海道五十三次 街道をゆく 畑宿~箱根峠 (1)畑宿~甘酒茶屋
東海道五十三次 街道をゆく 畑宿~箱根峠 (2)白水坂~関所
東海道五十三次 街道をゆく 畑宿~箱根峠 (3)楓~箱根峠
東海道五十三次 街道をゆく 箱根峠~三島宿 (1)箱根峠~兜石
東海道五十三次 街道をゆく 箱根峠~三島宿 (2)明治天皇小休止跡~山中城
東海道五十三次 街道をゆく 箱根峠~三島宿 (3)菊池千本槍~六地蔵

なお、それ以前に「お勧めなモノ・サービス等」でまとめたものは以下となります。
こちらもぜひご覧ください!
  ・2015年後半の「お勧めなおはなし」
  ・2015年前半の「お勧めなおはなし」
  ・2014年後半の「お勧めなおはなし」
  ・2014年前半の「お勧めなおはなし」
  ・2013年後半の「お勧めなおはなし」
  ・2013年前半の「お勧めなおはなし」
  ・2012年後半の「お勧めなおはなし」
  ・2012年前半の「お勧めなおはなし」
  ・2011年後半の「お勧めなおはなし」
  ・2011年前半の「お勧めなおはなし」
  ・2010年後半の「お勧めなおはなし」
  ・2010年前半の「お勧めなおはなし」
  ・2009年後半の「お勧めなおはなし」
  ・2009年前半の「お勧めなおはなし」
  ・2008年の「お勧めなおはなし」
  ・2007年の「お勧めなおはなし」
  ・2006年の「お勧めなおはなし」


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2016年1月~6月「本の紹介」まとめ

2016年06月24日 01時00分00秒 | 
 2016年1月~6月に紹介したもので、特に良かった本を振り返ってみたいと思います。

 今回は「人生向上もの」「経営」「経済」「教養」「食べ物・飲み物」で分類してみました。

 改めて読み返してみてどれも良書ですが、特に全体の中で今回は
嫌われる勇気(岸見一郎、古賀史健)が良かったですね♪
最初から最後まで3度は読み返しました^_^)
 アドラー心理学を「悩み多き青年と、アドラー思想の哲人」による対話形式で分かりやすく解説したもので、特に自分の生き方を貫くには、他者から嫌われることを怖れないということは大切だし、また子供に対してはほめたり叱ったりするのではなく感謝や喜びを伝えることが大切というのは勉強になりましたね♪
どうすれば幸せに生きることができるのか、人生の悩みとは対人関係、自分が変わることが大切など、より良い人生の本質に迫っていて良書だと思います。
とてもオススメです!


「人生向上もの」では、そのほかありがとうの神様(小林正観)も良かったですね。
よき仲間からの頼まれごとをただやって、どんな問題が起こってもすべてに「ありがとう」と感謝し、受け入れることが大切ですね。
掃除や笑いも大切ということを学びました♪

また、たった一人の熱狂(見城徹)も良かったですね♪
刻一刻と死に近づいていることを意識し、「一度この道を往くと決めたのならば、圧倒的努力によって、とことんやり切る!」ことは大切だと思います。
この本もオススメですね♪


 それから、「経営」では、特にとにかく妻を社長にしなさい(坂下仁)が良かったですね♪
具体的なプライベートカンパニーの作り方や、活用した方が良い共済などとても興味深かったです♪

また作家の収支(森 博嗣)も印税など出版業界の裏側が分かり興味深かったです♪


 「経済」では、ヤンキーの虎-新・ジモト経済の支配者たち(藤野英人)が面白かったですね♪
日本の各地方では、様々な業種・業務に参入してどん欲にビジネスを広げてお金持ちになっている比較的若い経営者である「ヤンキーの虎」が地縁血縁を大切にしてマイルドヤンキーを雇っているとは驚きましたね^_^;)
地方発の会社がナショナルブランドに育って全国規模で経済を支える存在になると素晴らしいと思います♪


 「教養」では、最後はなぜかうまくいくイタリア人(宮嶋勲)が特に面白かったですね♪
イタリア人は寄り道をしながらも今を柔軟に大切に楽しくしぶとく生き、そして寛容で、食事の時間を大切にするようです♪
こういう生き方も素敵だと思います^_^;)

また、ドイツについてはドイツで100年続くもの(見市 知)がよく理解できましたね♪
ドイツの2度の世界大戦や東西分裂・再統一の100年を振り返ってどのように生きてきたのか、もの作り・お菓子作り・エコ・建物や地下鉄・食卓などについて書かれています。
ライ麦が入ったずっしり系のパンはドイツ人には必須のようです♪

最後に「食べ物・飲み物」では、久しぶりにミシュランガイド東京2016を買って、これから食事を楽しみたいと思いましたね。
上質な食事を楽しめ、とてもオススメです!


「人生向上もの」
嫌われる勇気(岸見一郎、古賀史健)
ありがとうの神様(小林正観)
たった一人の熱狂(見城徹)
世界的な大富豪が人生で大切にしてきたこと60(ジム・ロジャーズ)
人生を面白くする 本物の教養(出口治明)
東大教授が教える独学勉強法(柳川範之)
東大名物教授がゼミで教えている人生で大切なこと(伊藤元重)
勝率9割の選択(プロギャンブラーのぶき)
たいていのことは20時間で習得できる(ジョシュ・カウフマン)


「経営」
とにかく妻を社長にしなさい(坂下仁)
作家の収支(森 博嗣)
お金が貯まるのはどっち!?(菅井敏之)
千年企業の大逆転(野村進)
スターバックスはなぜ値下げもテレビCMもしないのに強いブランドでいられるのか?


「経済」
ヤンキーの虎-新・ジモト経済の支配者たち(藤野英人)
勝つ投資 負けない投資(片山晃 小松原周)


「教養」
最後はなぜかうまくいくイタリア人(宮嶋勲)
ドイツで100年続くもの(見市 知)
なぜ一流の男の腹は出ていないのか?(小林一行)
行ってよかった 外国人に人気の日本の観光スポット
山手線 駅と町の歴史探訪(小林祐一)


「食べ物・飲み物」
ミシュランガイド東京2016
築地魚河岸 寿司ダネ手帳 寿司を識る(福地享子)
厳選紅茶手帖(山本洋子など)
厳選日本酒手帖 日本酒を識る(山本洋子)

なお、それ以前のまとめたものは以下となります。
良ければこちらもぜひご覧ください!
  ・2015年後半の「本の紹介」
  ・2015年前半の「本の紹介」
  ・2014年後半の「本の紹介」
  ・2014年前半の「本の紹介」
  ・2013年後半の「本の紹介」
  ・2013年前半の「本の紹介」
  ・2012年後半の「本の紹介」
  ・2012年前半の「本の紹介」
  ・2011年後半の「本の紹介」
  ・2011年前半の「本の紹介」
  ・2010年後半の「本の紹介」
  ・2010年前半の「本の紹介」
  ・2009年後半の「本の紹介」
  ・2009年前半の「本の紹介」
  ・2008年の「本の紹介」
  ・2007年の「本の紹介」
  ・2006年の「本の紹介」
  ・2006年以前の「本の紹介」

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天房(東京 築地場内)の天丼はとてもオススメ!

2016年06月22日 01時00分00秒 | 外食

 東京の築地場内の6号館の一番端にある天房へ行ってきました♪

 平日の朝はそんなに混んではいないのですが、土曜の朝は行列ができていたのには驚いて、平日の朝に行って来ました♪
開店は他の店よりは遅く、7時なので注意が必要です♪

なお、後で気づいたのですが、上記のリンクのホームページを印刷して持っていくと、「季節の小鉢一品」をサービス致しますとのことなので、ぜひ印刷して持っていくことをオススメします^_^)


↑店構え

まず、メニューを見て何を食べるか悩みますが、オススメは天丼で、その天丼の内容も明らかにしているので、今回はオーソドックスに天丼1200円を注文しました♪

「稚あゆ」が入っているとは、さすが旬のものですよね♪

ただ、大エビ天丼も捨てがたかったですね^_^;)


↑メニュー


↑メニュー


↑本日の天丼の内容

また、しじみ味噌汁100円も追加で注文しました♪

しばらくして天丼が運ばれます♪


↑天丼

胡麻油を使用していて、衣はしっとり目ですが、出来立てアツアツが嬉しいです♪
「稚あゆ」はさすが美味しいし、芝エビがたくさん入っているのが嬉しい♪
味噌汁も、しじみの出汁が効いていて美味しい♪
想像以上の美味しさでしたね♪
さすがネタが良くて、築地だと思います♪

「天房」の天丼はオススメです!

------------

別の日に、大エビ天丼も楽しみました♪

大海老が3本も入っていてビックリ♪

エビを堪能したい方はとてもオススメ!

しかし、味が単調となってしまうため、色んな味を楽しみたい方はオーソドックスな天丼を食べることをオススメします♪

↑大エビ天丼



美味しかったものまとめ(2015年下半期)

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天房天ぷら / 築地市場駅築地駅東銀座駅

昼総合点★★★☆☆ 3.5

 

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東京の晴海屋の屋形船はとてもオススメ!

2016年06月20日 01時00分00秒 | イベント・外出
 東京湾などの屋形船には10年以上前に二度ほど、天ぷら食べ放題やもんじゃ焼きコースを楽しんだことはあったのですが、今回は都営地下鉄大江戸線の勝どき駅近くにある晴海屋で屋形船を楽しんで来ました♪


↑屋形船乗り場


↑屋形船

今回は貸し切りで、お台場/スカイツリー周遊コースで、マジシャンの芸人付の一人当たり12,000円(税別)のコースです♪
18時30分から2時間30分のコースで21時まででした♪
隣の船は乗り合いのようでしたね♪
外国人がかなり多いです!

屋形船は、2階にデッキがあるタイプで、後で登って撮影することができるのは嬉しいですね♪
このタイプは初めてですね♪
ちなみに、基本的に屋形船は低い橋げたを通るので、天井は低いようです・・・。

靴を脱いでさっそく船内に入ります!
おぉぉゆったりとしていて、そして清潔で綺麗♪
確か以前に乗った「もんじゃ焼き」の屋形船は狭くてぎゅうぎゅう詰めで、カバンなどの荷物もあるので足の踏み場もなく大変だった気がします^_^;)
それに比べて広々と余裕で荷物を置く空間もありくつろげます♪
嬉しい♪

そしてテーブルには、既に前菜が置かれていて、おぉぉ美味しそう!
刺身も新鮮そう!
見た目も美しく、高級感がある食事は嬉しいですね♪


↑前菜


↑刺身

以前乗った「天ぷら食べ放題」といい「もんじゃ焼き」の屋形船は、かなり小汚くて庶民的で、それはそれで良かったのですが、やはり広々として、清潔感があるのは嬉しいと思います♪

飲み物は飲み放題で、ビールや赤白のカリフォルニアワイン、美味しそうな梅酒やソフトドリンク等も頼めました。
お店の方がすぐ注文した飲み物を次々と運んでくれるのは素晴らしいと思いましたね♪

そして、天ぷらも次々と、アツアツなものが運ばれました♪
外国の岩塩や、大根おろしでも楽しめます♪
キスや穴子、エビなど色んな天ぷらがあって嬉しかったですね。
美味しいです!


↑キスの天ぷら


↑エビの天ぷら

最後にご飯や汁ものもありました。


↑ご飯と汁もの

 それから、食事とは前後しますが、屋形船は築地市場の前を通って、最初にスカイツリー近くまで行きました♪
まだ夕方なので明るいですが、横をかなりイルミネーションが凄い屋形船が通って行きました♪
派手!!
スカイツリーと派手な屋形船が写真に映えます♪
しかしながら次はあれに乗ってみたい♪
なお、スカイツリーはライトアップする前の方が綺麗に写真が撮れるとのことでした♪


↑派手な屋形船とスカイツリー

それから、船はお台場の方へ向かいます。
次第に辺りは暗くなっていき、東京タワーが美しい♪


↑東京タワー

そして、レインボーブリッジ近くに到着しますが、レインボーブリッジが美しい!
屋形船の低い視線からだと、かなりレインボーブリッジが美しく感じますね♪
夕闇の感じとも合います♪


↑レインボーブリッジ


↑レインボーブリッジと東京タワー


↑レインボーブリッジの下近く

どんどんレインボーブリッジに近づき、そしてその下をくぐります♪
橋げたが巨大で凄い!

そして、お台場に到着しますが、辺りにはたくさんの屋形船が集まっていました。
みんなここで停泊して宴会をしているようです♪
屋形船も美しいですね♪


↑お台場近くで周りの屋形船

お台場のフジテレビのビルも近くに見えましたね♪
デッキの上から写真撮影を楽しみました♪


↑フジテレビ

それから、お待ちかねのマジシャンによるマジックショーが始まりました♪
屋形船で芸人の技を楽しめるとは、素晴らしいサービスだと思います。
しかも、マジシャンはイケメン♪


↑マジックショー

いきなり風船が割れて、ボトルの赤ワインとグラスが出て来たのには驚きましたね♪
どの技も素晴らしいです♪

一通りマジックを披露すると、そのあとは各テーブルでトランプを使ったマジックを披露してくれました♪
手さばきが速くて手の動きが見えない!
さすがマジシャンですね。
マジックをしっかり堪能しました♪


↑トランプを使ったマジック

晴海屋の屋形船は、綺麗な船内で、上質な料理を楽しめ、そしてスカイツリーやレインボーブリッジなどの夜景も楽しめ、そして楽しくマジックショーも楽しめ、とてもオススメです!!

お勧めなお話(2015年下半期)

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「作家の収支(森 博嗣)」という本はとてもオススメ!

2016年06月17日 01時00分00秒 | 
「作家の収支」の購入はコチラ

 「作家の収支」という本は、19年間で280冊の本を出し、総発行部数1400万部、総収入15億円の小説家が、その印税や原稿料、後援会、インタビュー、ラジオ、テレビ、ドラマ化などの収入や支出について赤裸々に具体的に明らかにしたものです♪

 原稿料は、小説やエッセイでも同じで、しかも誰が書いたとしても原稿用紙1枚に対して4000円~6000円と相場が決まっているとは驚きましたね。
 業界としてそうなっているようです。

 また、印税率は8%~14%で売れてからではなく、印刷した時点で印税がもらえるとは面白いと思います。

 それからこれは想像通りでしたが、単行本よりも文庫の方が安いし圧倒的に売れているとはナルホドと思いました。

そのほか以下のことについて書かれていて、興味深かったですね♪

・入試問題に小説が使用されることがあるが、入試問題は機密であるため事前の承諾を得る必要がない。ただ公開されるときに作者の承諾と著作使用料を支払う義務が発生する。

・文庫などの解説料は約10万円と相場が決まっていたが割に合わないので25万円に引き上げることができた。

・電子書籍の印税率は15%~30%が多い

・翻訳の場合は原作者と翻訳者で印税は50:50で折半するのが普通

・日本の著作権は作者の死後50年までだが、多くの国では70年

・単行本の強みは装丁の美しさにある

・サイン会は誰が得をするのかよくわからないイベント

・講演会は1時間40万円の講演料で受けた

・講演会で話したことも本として出版することができる

・インタビューは無料か数万円の謝礼が出るだけで、仕事して生産的ではない

・ラジオでもTVでもインタビュアがこちらへやってくる場合(取材)には出演料はない。スタジオへ出向いて話をするときは出演料がもらえる。

・小説がドラマになる場合、1時間の放映に対して著作使用料は50万円くらいの額である

・映画かされると原作は164%増で売れ、連続ドラマ化は10%増だった

・教科書に作品が採用されても毎年印税がもらえる

・作家の特典として取材旅行があり出版社が支払う

・発行部数が何百万部突破などの時に記念品をもらえた

・作家になったあと、自分の本の見本が10冊の他に、他の方の本もたくさん送られてきてびっくりした

・出版社との打ち合わせのための交通費や自動車購入は経費となるが、洋服は経費で落とせない

・作家は不安定さがあるからかクレジットカードやローンの審査が通らない

・最近はベストセラーが出にくくなっている。しかしマイナーなものが以外とファンが多く、メジャーな商売のターゲットとなっている。

・小説家志望の人は1作を書いたあと、その反響を待つのではなく、次の作品にすぐに取りかかるべき

・作品は無料で配布すべきではない。ボランティアでは仕事にはならないし一流にもなれない

・自分が考えた理屈にすがって、「正しさ」そして「美しさ」を目指して進み、「勤勉」を自分に課すこと!

 「作家の収支」という本は、作家を目指す人や出版業界に興味がある方にとてもオススメです!

以下はこの本のポイント等です。

・小説雑誌などでは、原稿用紙1枚に対して4000円~6000円の原稿料がもらえる。たとえば、50枚の短編なり連載小説を書けば、20万円~30万円が支払われるわけで、毎月これがコンスタントに書ければ、生活には充分な額になるだろう。なにしろ、作品を書くために必要な資材がいらないので、売り上げがすなわち所得になる。ちなみに、マンガの原稿料は、普通1枚(1ページ)で6000円~15000円と聞いた。原稿用紙1枚に文字を書くのと、マンガ1ページ分の絵を描くのを想像してみてほしい。おそらく時間的に20倍以上は違うだろう。マンガの場合は、一人では〆切までに仕上がらないため、アシスタントを雇わなければならないが、この場合賃金を支払う必要がある。文章を扱う作家が非常に効率が良いことがご理解頂けると思う。原稿料でも、新聞などはもっと高い。そのかわり文字数がかなり厳しく規定されていて、何文字書いても良いというわけにはいかない。雑誌などでも、原稿料が高いところがあって文字数が規定され、1作で2万円とか5万円という具合に指定される。たいていの場合、小説ではなく短いエッセイの依頼だ。原稿用紙で計算すると、1枚で1万円以上になるとこともある。新聞の連載小説などは、1回分が5万円ほどで、これが毎日だから、1年間掲載すれば、この連載だけで1800万円の年収になる。

・僕が知っている限りでは、原稿料は小説でもエッセイでも同じである。内容には関わらない料金が設定されている。それどころか表向きは誰が書いたものであっても公平に同じ金額である。つまり、原稿用紙何枚かという長さだけで料金が決まっている。この平等意識というのは、ビジネスの目で見ると、非常に不可思議と言わざるをえない。どんな人気作家であっても、また駆け出しの新人であっても、また、その作品のファンがどれだけ待っていても、もの凄い傑作なのか、どうでも良いような駄作なのか、そういうことで原稿料が変わることはない仕組みになっている。

・作品がたくさん売れることの利潤を作家に還元する仕組みが「印税」と呼ばれるものである。「税」という文字がついているが税金ではない。著作権者に支払われる使用料(ロイヤリティ)のことである。本来ならば、作品を生みだした作者に対して、それを受け取る読者が支払うのが筋だが、間に出版社が入り、出版社が著作権者の承諾を得てこれを利用して本を作るので、ここで、出版社が作者に支払うことになるのが印税だ。すなわち、これは、作者と出版社の間の契約で定められる。

・印税というのは、法律などで額(あるいは比率)が決まっているものではないらしい。普通の書籍の場合は、僕が聞いた範囲では、印税率は、本の価格の8%~14%の範囲であり、僕自身が経験したのは、最低が10%で最高が14%だった。芸能人などが本を書いた場合などで、印税率として比較的低い例があるようだけれど、それはゴーストライタがいたり、あるいは所属事務所との契約で利益の一部が事務所のものになっていたりする。またライトノベルなどで8%という噂を耳にしたこともあるが、それはきっとイラストレータの取り分が2%なのだろう。基本的には、10%が圧倒的に多い。現在は、ほとんどの出版社が書き下ろしならば12%、書き下ろしでないときは10%である。

・単行本、ノベルス、文庫などの累計部数を示そう
単行本:1,502,000
ノベルス:4,031,700
文庫:7,913,500
新書:452,500
絵本:123,000
これは僕の本のうち、現在までの印刷書籍の集計である。「新書」というのは、小説ではなく、ビジネス書などに多い「表紙に絵のない」本である。やはり文庫が圧倒的に多い。ノベルスも健闘しているが、これは初期の頃のシリーズものが、単行本出さず、ノベルスからスタートしているためだ。単行本は価格が2倍であっても、トータルとしてはノベルスや文庫の売り上げには及ばない。

・入試に使われる場合、事前に承諾を得る必要がない。入試問題は機密でなければならないからだ。したがって、学校側は黙って使用し、試験が終わったあと作者に報告をする。この時点では著作使用料は無料である。しかし、入試問題は最近は公開されることになっている。このとき、引用した文章の作者から承諾を得て、著作使用料を支払う義務が生じる。問題を無料で公開する場合であっても、承諾と使用料が必要になる。さらに、入試問題は、そのあと書籍になる場合が多い。大学であれば、赤本と呼ばれる本に収録される。こうなると、その問題集の印税の一部(引用された文章のページ数で按分)が支払われる。問題集は、そのあと毎年印刷されるし、相当な数が発行されるので、ページ数は少なくても、時には1件で毎年数万円の額になる。入試ではなく、模擬試験で使用されたり、予備校なおの問題集で使われたりする場合もある。僕の場合、ここ数年、1年間で100件近い使用があった。それが毎年あり、過去のものが蓄積される。著作使用料は、法律で決まっているわけではなく、著作者が自由に決めて要求できるようだ。あまり高ければ、つまりその問題は公開(掲載)されないことになるのだろうか。僕は、日本文芸家協会が規定している料金をいただくことにしている(ちなみに日本文芸家協会の会員ではない)。面倒だから無料にしている人もいるかもしれないが、著作権とものがこの世にあることを、なるべく多くの人に認識してもらう良い機会であるので、すべての連絡に応じ、料金をいただくことにしている。ちなみに、多くは1件が1000円~2000円程度である。

・僕は文庫の解説の原稿料を25万円に引き上げることにした。10万円ではやれない、という判断である。25万円もらえれば、必要な時間と労力に見合った仕事だと考えたからだ。それに、未読のものであれば、読んだあとに断れることを条件にした。読んで断れば一銭にもならないが、依頼側も時間を消費することになるので、これはしかたがない。原稿料や印税と同じく、この解説も報酬が事前に決まっている。出版界では、慣例として定められている料金が多いのだが、仕事というのは、本来引き受ける側が料金を設定するものだ。もし、仕事が欲しかったら安くし、面倒なものは高くする。従って、いずれも作家から料金を提示するのが自然だろう。少なくとも、出版社と作家の間で交渉の機会があってしかるべきだ。解説の料金を25万円に引き上げたあとも、依頼があった。出版社の編集部は驚いたようだが、その金額で折り合いがつき、僕は気持ちよく仕事をした。ほかにも自分で値段を決めたものつぃて講演料がある。1時間40万円と決めている。この金額は安くはないが、高くもない。ごく普通の相場である。

・現在では、電子書籍の印税率は15%~30%が多いようだ。定価の15%とか、最終価格の30%とかが作者の取り分になる。残りを出版社と電子書店で分け合うことになる。電子書籍は、価格も自由に変えることができるので、安売りも頻繁に行われるが、この場合の印税についえは、元の値段で計算するのか、売れた値段で計算するのかは契約時に定められる。印税率が印刷書籍の約3倍なので、売れる部数が3分の1でも、作家にとってはほぼ同額の印税収入が得られる(電子書籍は印刷書籍の文庫版よりも若干安いが)。さらに違っている点がある。印刷書籍は、印刷された部数に対して印税が支払われるが、電子書籍では印刷されないわけだから、実際に売れた部数によって印税が支払われる。定期的に販売数が報告され、そのつど印税が振り込まれるようになっている。こうなると、最初にまとまった収入がないので、作家は少々心細いかもしれない。もともと、出版社が抱えていたリスクが消えて、そのリスクを作家が受け持つ形といえる。これは、非常に「自然」である。電子書籍の場合、時間の経過とともに売れ行きの変化を把握できる、というメリットもある。本の価格も変化するので、その影響も把握しやすい。マーケティングのデータが得やすいシステムといえる。

・海外で作品が出版される場合の翻訳がある。この場合、まずその言語に翻訳する作業がある。すると、この翻訳者にも著作権が生じる。ここで、印税の割合をどうするのかはそれぞれの契約によるが、僕が経験したものでは、原作者と翻訳者で折半、つまり50:50で分けるのが普通のようだ。なにしろ、原作者としてはなにも作業はない(訳されたものを確認できる言語能力がない場合が多い)。異国で自分の作品が読まれるという精神体験をするだけであるし、ただオリジナルを作ったというだけで印税の半分がもらえるのだから、考えてみたらありがたいプロジェクトである。

・漫画家される場合には、原作に沿って漫画作品が作られる。オリジナルがあるため、やはり雑誌掲載時の原稿料や、単行本になったときの印税を、原作者と漫画家で分けることになる。この場合も、比率はそれぞれで契約をするわけだが、50:50になる場合が多いようだ。ただし、最初の原稿料については、漫画家の比率が高くなる場合もあり、たとえば、7:3とか、8:2といった按分になる。これは作業量を考慮した数字だろう。漫画の制作は文章の執筆よりもはるかに労力が必要だ。アシスタントの人件費もかかる。妥当なところだろう。しかし、単行本になったときの印税については、両者ともに作業は少ないので50:50でも理屈が合う。

・著作権は作者が生きているうちは作者のものであるが、作者が死んだ後は、日本では50年間遺族がその権利を持つことができる。これは、著作権の保護期間と呼ばれているが、50年というのは外国と比べると短い。アメリカやヨーロッパなど多くの国では70年だ。日本でも、70年に変更するように海外から圧力がかかっていると聞いている。一度創作すれば、ずっとその利用を独占する権利が生きている。ここが著作権の凄いところである。

・単行本の強みは、装丁の美しさである。僕は自分の本を作るときにカバーのデザインに口を出す。逆に言えば、印刷書籍のアドバンテージはそこしかないからだ。最初からそれがわかっていたので、作家になってすぐに、ブックデザインに力を入れるようになった。ただ、自分でデザインしたり、自分でイラストを描いたりした本は数冊しかなく、ほぼ専門のデザイナーにお任せしている。そして、ラフデザイン、イラスト候補、下書きなどの段階から何度もチェックをするし、数例のバリエーションを出してもらって選んだりもしている。(僕の本のカバーデザインをもっとも多くしていただいているのは、鈴木成一氏である。今では信頼関係があるため、出来上がるまでお任せの場合も多い。ただ、その鈴木氏でも、初期には喧嘩寸前の応酬もあった)。

・普通は、講演会よりもサイン会などが手軽に企画され、多く開催されるだろう。サイン会は書店で行われることが多い。新刊が出たときなどに、その本を書店で買った人に対してサインをする。ファンはサインが欲しいから、そこで本を買うわけだが、作家は特に報酬もなくこれを引き受けているようだ。謝礼が出ることもあるけれど、多くてもせいぜい10万円くらいである。これは出演料といえるかもしれないが、僕にしてみたら、文字を書きつつ人と会話をする「労働」である。なにしろ、100人もファンが集まれば、サインをするだけで1時間では済まない。僕は文字を書くのが苦手なのだ。サイン会は、出版社の広報部(営業)と書店が企画するものがだが、いったい誰が得をするのかよくわからないイベントである。もちろん、そこにたまたま来ることができた読者は得をするが、せいぜい100人だから、もし1万部売れる本であれば、僅か1%の客にだけサービスしたことになる。書店は本が100冊売れるが、この利潤は数万円だろう。出版社の人もスタッフとして駆けつける。みんな仕事をしたつもりになっているのだが、宣伝効果はほとんどないといって良い。ただ、書店の店長が、作家を呼ぶ力があると誇示できる、というくらいがメリットである。僕はサイン会ではあまりにも非効率であるので、名刺交換会というイベントを何度かやった。これだと名刺を交換するときに相手の顔を見て話ができ、顔を覚えることもできる。サインよりも短時間で済むので、300人くらいでも可能だ。ファンサービスとしては、こちらの方が有意義だと思われたので、サインをせず、名刺を交換する作家になったわけである。ただもちろん基本的に無料奉仕である。

・講演会は話すだけで何十万円ももらえるなんて良い仕事だと思われるかもしれないが、講演を録音してこれを文章に起こし、本として出版することもできる。話したことも、著作権が生じる。もし本になれば、その印税は講演料よりはずっと高い。特に講演料が高い有名人だったら本もそれだけ売れるから、何倍にもなるはずである。

・インタビューは無料か、数万円の謝礼が出るだけだ。消費する時間やそれに対する効果を考えると、仕事して生産的だとは思えない。話をするのではなく、メールで答えるインタビューも最近増えてきた。この場合、文章に起こす作業がなくなる。作家が自分で書くのだから、論点も狂わないし、間違いがない。これからはもっと増えるだろう。これに対しては、原稿料としてもらえる場合と、謝礼だけの場合があるようだ。掲載される媒体によって料金もさまざまである。また、コンテンツの著作権が質問者にあるのか、回答者にあるのかという点も不明な場合があるだろう。

・ラジオにも、何度か出ている。これはほとんどインタビューを受ける形式のもので、大した出演料にはなっていない。謝礼が出た程度である。一般にTVなどの出演料は思いのほか安い。これは、有名なタレントであっても、例外ではない。その番組のレギュラーとか看板的な主演者は人気に応じて値段が跳ね上がっていくが、スタジオにただ呼ばれるだけのゲストは、収録に時間がかかる割に出演料は微々たるものだ。TVというのは、出れば自身の宣伝になるという意味があって、皆が出たがっている。そこで顔を売って、別のところで(たとえば講演会とかで)稼ぐための広報活動といえる。しかし、以前に比べれば、その宣伝効果は確実に低下しているだろう。TV自体がかつてほど大勢が見るものではなくなっている。メディアの一つにすぎない。これは、新聞でも同じで、昔のような絶大な宣伝効果は失われている。

・ラジオでもTVでもそうだが、インタビュアーがこちらへやってくる場合(つまり取材)には出演料はない。こちらから、スタジオへ出向いて話をするときは、出演料がもらえる。そういう仕切りらしい。どちらも話すことは同じなのに、場所が違うというだけで区別されているようだ。

・TVの出演料は自分がTVに出たときの料金だが、自分の作品がTVに出ることもある。小説がドラマやアニメになる場合だ。幸運にも幾度かその機会があった。いずれの場合も、著作使用料がいただける。小説がドラマになる場合、1時間の放映に対して50万円くらいの額である。おそらく、あちらの業界でなにかしらの規定があるのだと思う。少なくともいくらにしましょうか、という話し合いはなかった。作家にしてみれば、宣伝になって本が売れるので、いくらであっても、普通は断らないだろう。ちなみに劇場映画だと数百万円になる。これがロイヤリティとしてまず頂ける額だ。その後、TVも映画も、DVDになったりすれば、その一部が印税として受け取れる。またその映画が、TVなどで放映されるごとに幾らかいただける。最初の使用料ほど多額ではないが、微々たる額ではない。さらに、どのドラマや映画などの関連グッズに対しても印税が発生する。こちらは微々たるものといっても良いかもしれない。

・押井守監督のアニメ映画になった「スカイ・クロラ」で原作がどんな影響を受けたのか、その部数の推移を見てみよう。映画の告知があったのは、2007年、公開は2008年だった。増刷に影響が出ているのは2007年からで、特に文庫で大きな影響が表れている。アニメと同じ表紙になったノベルス版は2年で6000部の増刷なので、それほど大きなセールスとはいえない。注目すべきは単行本の増刷数が予想外に多かったことで、これはカバーデザインが受け入れられたものと思われる(鈴木成一氏によるかなり斬新なデザインだった)。この作品では、映画が告知されたのは出版の6年後だが、その6年間で売れた13万4000部に対して、その後の部数は22万部と圧倒的に多い。連続ドラマは10%増の効果だったが、映画化は164%増になる。さらに、この「スカイ・クロラ」もシリーズものの第1作で、ほかに5作の続編がある。これらも販売数が伸び、映画の影響と思われるセールスで、シリーズは合計100万部を突破した。特に値段の高い単行本で数が出ているため、映画化で得られた印税はほぼ1億円にもなった。164%増という数字は母数が少ないことによる。もともと売れていないシリーズだったのだ。それから、やはり押井守というブランドが普通ではないということが大きい。DVDは海外でかなり売れていると聞く。またTVでも何度か放映されている。そのたびに印税収入が原作者にもたらされる。この映画に関係した人で1億円も得をした人がいるだろうか。

・小説は1万人が買えば商売として成立する。10万人が買えばベストセラーである。しかし、映画は100万人が見ても、成功とはいえない。もう1桁上なのだ。エンターテイメントは、どんどん多様化していて、昔のように大勢が同じものを見る、という時代ではない。これから、どんどん難しくなっていくだろう。逆に言えば、小説のマイナーさは、ここが強みだということ。

・試験問題ではないが、教科書に作品が採用されることもある。新潮社の雑誌に発表した僕のエッセイが高校の国語の教科書に掲載されたことがある(現在も使われている教科書だ)。この場合も、教科書の部数に価格と印税率(通常は5%程度)とページ占有率(教科書全ページのうちどれくらい文章が占めているか)を乗じて印税が計算される。教科書は毎年使われるので、毎年印税が頂ける。さらに、その授業を行う先生たちが読む指導要綱のような本があって、そこにも文章が掲載されていれば印税が発生する。この教科書の文章が、塾や予備校で模擬試験に使われれば、その問題を公開するときに承諾と著作使用料が必要になる。こえらの著作使用料は、一つ一つは少額であるが、数が多くなり、年々蓄積すると、けっこうな額になる。ここ数年、僕は1年に50万円ほど頂いている。ただ、承諾書に捺印して送り返す事務手続きは大変面倒だ。少しずつネットでの処理が可能になっているので、メールで書類を送り、メールで返答するといった具合にして頂きたい。今はまだ、半数以上が封筒と手紙で届く。

・収入ではないが、「特典」というのか、そう呼べるものは作家には幾らかある。たとえば、取材旅行などがそうだ。これは小説を書いてもらうために、出版社が企画するもので、僕も海外取材の経験が4回ある。いずれも僕の奥様も同伴した。その2人分の旅費、宿泊費、食事代などをすべて出版社が出してくれた。僕は、どこへ行っても土産物は買わない。買うのは、模型店で売っている店主の自作品くらいだが、これはさすがに自分の金で買う。行ったのは、イギリス、フランス、スイス、イタリア、そして台湾である。まだ出版不況と大きく騒がれる前のことで、飛行機もファーストクラスだったし、ホテルも一流、レストランも5つ星、みたいなゴージャスな旅行だった。それで取材をして何を書いたのかとうと、確かな記憶がない。ようするに、はっきりとした契約が事前にあるわけではなく、むしろ作家へのボーナス的な意味合いなのだろうか(と勝手に解釈しているが、叱られるかもしれない)。

・海外ではなく、国内の取材旅行も方々へ出かけた。地方の遊園地を巡ったりしたのだが、これは何を取材したのか、まったく作品に活かされていない。取材ではなく、札幌とか長崎とかの遠方で名刺交換会をすることにして、その前後で観光するといった旅行も幾度かあった。例外なくいえることは、僕から「行こう」と言い出したことは一度もない、という事実である。行きたいのは編集者なのかということになる。それはわからないでもない。編集者は大変に忙しい重労働だから、たまには羽根を伸ばしたいと考えるのだろう。森博嗣なら酒につき合うこともないし、面倒な指示を受けることもない。気楽に楽しめたのではないか(と勝手に解釈しているが、叱られるかもしれない)。

・「役得」という観点で話を続けると、たとえば、発行部数が何百万部突破みたいな記念で、「なにか希望はありませんか?」と聞かれることがある。何度かそれがあった。この場合も、こちらから言い出したわけではなく、編集者が「なにかしましょう」と提案してくるのである。彼らにしてみれば、旅行とか高級レストランで食事会なおが良いのかもしれないが、僕は時間がかかることはできるだけ避けていた。大学は忙しく、休みはなかなか取れない。それに、僕は自由時間には自分一人でやりたいことがある。大切な時間を無駄に消費したくなかった。そんなわけで、「記念品を作りましょう」といった話になる。たとえば、森博嗣がよく登場させる「のんたくん」という小熊のキャラがいるのだが、このぬいぐるみを作ったことがあった。全部で100匹作って、半分くらいは読者に抽選でプレゼントした。編集者や親しい作家の友人にも配ったが、まだ30匹くらい残っている(友達が少ない証拠だ)。のんたくんは、もともと僕が持っているぬいぐるみなので、ぬいぐるみがぬいぐるみになっただけである。

・作家になった後、たくさんの本が送られてきてびっくりした。自分の本も発行のたびに見本が10冊届くが、それ以外に新品の本がたくさん届くのだ。出版社が送ってくるものもあるし、作家が送ってくるものもある。なかには、頼んでもいないのにサインがしてあるものもある。僕は小説を滅多に読まない人間なので、このような贈呈本のうち小説はほとんど読んでいない。読まないからといって捨てるわけにもいかず(サインがあったらなおさら捨てにくい)、どんどん部屋に溜まってしまった。引越の時に整理して箱詰めしたが、2000冊くらいにもなっていた。売ったら、ちょっとした額になったのではないだろうか。このような本が届いたのは、僕がブログを書いていて、誰某から本をもらった、と感謝の一文を書くことが多かったからだ。それだけで宣伝になったのだ。そういう時代だった(15年以上まえの話だ)。今では、その程度のことではまったく影響はないだろう。

・もちろん「経費」は完全にゼロではない。たとえば、出版社との打ち合わせをするために東京へ出向くことがあるが、このときの交通費は、「経費」としても良いだろう。前は新幹線で行けたが、今は飛行機だ。仕事なのだから、自腹は切りたくない(といって、ここまで出版社に負担させるのもおかしい)。税金というのは、国税が40%(2015年から45%)、住民税が10%くらいであるから1億円の所得があれば、半分の5000万円を納税しなければならない。もし、交通費の10万円を経費として計上すると、その分所得が減るので税金も減る。結局いくら得になるのかというと、10万円の50%つまり5万円だ。このように考えると運賃が50%引きなんだな、半額セールなんだな、と意識できて、ものすごく得をした気持ちになれる。まるで国税局が割り引いてくれたみたいにも錯覚できるので、精神衛生上もよろしい。

・不思議なことに、洋服は経費で落とせない。著名な作家と対談をすることになったから、恥ずかしくない格好をしていきたい。それで、新しい服を買うことがままあるのだが、それは個人持ちであり、つまり単なる生活費に含まれる。洋服というのは、そういう位置づけらしい。その対談のときだけしか着ない、といっても駄目らしい。貸衣装だったら経費になるのかもしれない。

・洋服は経費にならないが、自動車は経費で落とせるのである。税理士さんから聞いてびっくりした。ポルシェを新車で買ったことがあるが、償却資産で経費になった。自動車は仕事で使うもの、という古い観念があるらしい。お医者さんがみんな高い外車に乗っているのはこのためである。ゴルフなんかも交際費として落とせるのではないか(これは想像で書いている)。とにかく、皆さん、節税になるものなら、財布の紐が緩むらしい。まあ、50%引きならば、と気持ちが動くのではないか。

・書いておかなければならないのは、作家という職業の不安定さである。僕は48歳まで国家公務員だったので、その比較を身をもって体験した人間になる。給料をもらっている人は簡単にクレジットカードもつくれるし、ローンも組める。しかし、その何倍も稼いでいても、作家はなかなかそれらの審査が通らない。不思議な話であるが、将来にわたってその収入があるとは見てもらえないということだ。従って、今が良くても、少しは将来に備えなければならない。病気にあったら、仕事はできなくなる。しばらくは失業保険がもらえるが、それ以上の保障はない。このあたりの人生設計は自分で計算して考えるしかない。1作が当たっても、次が当たるとは限らない。多くの場合、当たるのは単なる偶然が重なった結果であって、けっして実力とか作品の魅力ではない。そういう分析は危険である。偶然であれば、当たれば当たるほど、落ち込みも激しいだろう。あぶく銭だからといってぱっと使うのではなく、将来の自分のために幾らかは配分しよう。

・絶対数でいうベストセラーはとにかく出にくくなっている。ベストセラーにランクインするものの部数自体が、かつてよりも一桁低い。ミリオンセラーなど奇跡的な現象となってしまった。これは書籍だけではない。あらゆる商品、あらゆるメディアで観察される現象だ。この傾向はさらに進むだろう。したがって、今はまだヒット作があっても、これからはもっと出にくくなる。平均的にはその方向へ進む。エントロピーが増大する自然現象と同じ理屈と理解する以外にない。

・マイナーなものは、マイナー故に根強い固定客がいる。マイナー故に、そのジャンルのものならすべて買うといった豪快なマニアもいて、通常よりも生産者と消費者の絆が強い。そして、そのマイナーと認識されてきたものが、実は意外に数が多いのである。たとえば、鉄道ファンは小説ファンよりもずっと多い。雑誌の売れ行きが芳しくないと、飛行機か鉄道の特集をするなんて話が昔からあった。マニアが買ってくれるからだ。この頃では、TVでも鉄道ファンを当て込んだ内容のものが増えてきた。鉄道ファンデあることを売り物にするタレントもどっと増えた。マイナーなものが、メジャーな商売のターゲットになっている。

・出版社にこれから必要な業務とは、出した本の宣伝を、もう少し長いスパンで行うことだと感じている。今の出版社は、ただ本を作る。発行時に宣伝をする。そこまででおしまい。そのあとは、もう商品を見ていない。作品だけでなく、作家についてももう少しマネージメントをして、長い目でプロモートしていく業務がこれからは必要になると思われる。作家とそういう契約をするというスタイルもあるのではないか。これはつまり、名作と呼ばれる古い作品でフェアを企画するような営業も含まれる。今あるコンテンツを最大限に利用する。それと同時に、未来のコンテンツについても、なんらかの働きかけが必要だと思われる。そういう仕事は、今は作家が個人的にしているだけで、実質誰も担当していない。やはりビジネスとしてもったいないように感じることが多い。これは以前から何度か書いていることだが、出版社も、最近少しずつその動きを見せるようになった。

・小説家志望の人が一番陥りやすいトラップは、1作を書いたあち、その反響を待って時間を無駄にしてしまうことである。投稿したら、その返事があるまで待つ、なんて悠長なことは絶対にしないように。ネットで公開しても、反響など待っている必要はない。それよりも次の作品にすぐに取りかかるべきだる。それが既発表昨への最良の援護射撃にもなる。公開すると、多少の反響はあるだろう。それを気にしてはいけない。マイナスの反響で落ち込まないことは当然だが、プラスの反響で有頂天になるのはもっと良くない。数人に褒められても仕方がない。良い気持ちになっても、さっと忘れること。この切り換えができないとプロにはなれないと思った方が良い。大事なことは、個々の反響ではなく、反響の「数」なのである。

・僕は。無料で作品を配布するのには大きな抵抗を感じている。作品の執筆には自分の時間を使ったのだし、「奉仕」のつもりもない。奉仕ならば、小説など買いている場合ではない。もっとやれることがあるだろう。奉仕で無料とするというのは、かなり思い上がった精神だと僕は感じる。10円でも100円でも良い、価格を設定する。それは、なんらかのものを交換するという意味だ。すると、金を払っても良い、つまり本当に「読みたい」「読んでみたい」「興味がある」という人が手を出す。逆に言えば、読み手にそう思わせられない作品、興味を持たれない作品が、価格ゼロなのだ。たとえば、タイトルだけでも、あらすじだけでも、なんらかのアピールをして、ちょっと目を留めさせるくらいの魅力を持っていなくてはいけない。それを生み出すことが、創作者の基本中の基本なのである。極端な話をすれば、手に取ってもらいたい、読んでもらいたい、ではなく、手に取りたい、読みたいという人に応える仕事なのだ。これは、思い上がりと受け取られるかもしれないが、仕事の需要と供給の大原則である。最初からボランティアでは、仕事にはならないし、一流にもなれないだろう。

・小説家になるためにはこれこれこうしなさい、といった既存の「ノウハウ」に惑わされてはいけない。とにかく自分の作品を書けば良い。「手法」はどうでも良い。「どう書くか」ではなく、「書くか」なのである。自分の勘を信じること。自由であり続けること。その場かぎりでも良いkら、自分が考えた理屈にすがって、「正しさ」そして「美しさ」を目指して進むこと。あとは、とにかく「勤勉」を自分に課すこと。これくらいしか、僕にアドバイスできることはない。

良かった本まとめ(2015年下半期)

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鳥藤(東京 築地場内)の親子丼はとてもオススメ!

2016年06月15日 01時00分00秒 | 外食
東京の築地場内の8号館にある鳥藤の入口にある親子丼の写真が美味しそうなので、思い切って行ってみました!

築地市場といえば、魚市場として有名で、そんな所に鶏肉のお店があるというのは違和感がありますが、おそらくプロの魚市場関係者にとっては魚は食べ飽きているので、鶏肉を食べたいという需要があるのだと思います♪
現に、牛丼の吉野家も1号館にあり、この吉野家は実は発祥の地でもあります♪
ここから全国に広がったというのは、凄いですね♪

 鳥藤は、実は明治40年創業の老舗鶏肉卸会社とのことです。
この鳥藤は結構人気店で、朝7時ごろ訪れても行列ができていることが珍しくありません。


↑鳥藤の入口


↑入口のカラー写真のメニュー

 店内でメニューを見て、どれにするかかなり真剣に悩みます♪
やはり築地場内に来るとどうしても魚関係を食べたくなるので、なかなかこの鳥藤には行けないためです^_^;)


↑メニュー


↑その他メニュー

ここは、せっかく来たので、一番金額が高い「しゃも親子丼 モツ入り」1400円にしました♪
モツ入り親子丼とは珍しいですよね♪

そしてスープ付きで運ばれますが、おぉぉぉ卵とモツ肉の光沢が美しい!!!
こんなに美しい親子丼を見るのは初めてですね♪
これには非常に感動しました♪
素晴らしいです!
きっと卵も質が良いのでしょう♪


↑しゃも親子丼 モツ入り

さっそく食べますが、その美しさの通り美味しい♪
スープとも合います♪
しかし・・・全部モツというのは、後半苦しくなってきました・・・
モツ入りと書いてあるので、モツが一部分かと思っていましたが、すべてモツです^_^;)
ご注意ください・・・

---------------------
次回は普通の「しゃも親子丼」を食べたいと思い、後日食べてみました♪
やっぱり卵といい美しい!!
そして美味しい^_^)
十分堪能しました♪


↑しゃも親子丼

鳥藤の親子丼はオススメです!

---------------------
また、後日、今度はシンガポールチキンライスを食べてみました!
これも鶏肉が上質で、色から違いますね♪
3種のソースも楽しめ、そしてアツアツスープも美味しくて感動↑
シンガポールチキンライスもオススメです!


↑シンガポールチキンライス

美味しかったものまとめ(2015年下半期)

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鳥めし 鳥藤 場内店鳥料理 / 築地市場駅築地駅東銀座駅
昼総合点★★★☆☆ 3.8


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MISOKAという歯ブラシはとてもオススメ!

2016年06月13日 01時00分00秒 | 良い物・サービス
「MISOKA」の購入はコチラ

歯ブラシが1本1080円と高価で、しかも1か月しか使えないけど、歯磨き粉不要で水に浸けるだけで歯が綺麗に滑らかになると聞いて、さっそくAmazonでMISOKA(みそか)を購入してみました♪


↑MISOKA

なぜMISOKA(みそか)という名前かというと、30日(みそか)に一度の交換を勧めているからとのことです。
ナルホド♪

このMISOKAは 毛先に独自コーティングを施していて、具体的には「ナノシオンドリーム」という微細加工(ミネラル物質のコーティング)を使用しているとのことです。
このコーティングにより、歯の汚れを落とし、汚れをつきにくくして口内を保つようです。
汚れをつきにくくするというのは、素晴らしいですね♪

さっそく試してみました♪
使い方は以下の通りで簡単です^_^)

(1)コップに水をそそぎます。
(2)歯ブラシをコップの水に漬けます。
(3)磨きます。
(4)最後はその水で口をゆすぎます。

おぉぉ!
磨いたあとは、歯触りがガラスの表面のように滑らかで艶やか♪
歯触りが全然違う!

実は、ブラウン オーラルBという電動歯ブラシを毎日使用していて、この電動歯ブラシによ
りかなり歯は滑らかになっているのですが、それ以上にピカピカとなります!
これは素晴らしいです!
MISOKAは原則30日しかもちませんが、この電動歯ブラシとうまく共用すれば、もっと長く使えるのではないかと思います。

MISOKAは、歯がより健康になり、とてもオススメですね!

なお、MISOKA COMFORTという先細毛タイプが新たに1296円で発売されたようなので、今度はこちらも試してみたいと思います♪
歯と歯茎にやさしく撫でるように使用するだけでツルツルに仕上げるようです^_^)

「MISOKA COMFORT」の購入はコチラ


お勧めなお話(2015年下半期)

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「行ってよかった 外国人に人気の日本の観光スポット」という本はとてもオススメ!

2016年06月10日 01時00分00秒 | 
「行ってよかった 外国人に人気の日本の観光スポット」の購入はコチラ

 「行ってよかった 外国人に人気の日本の観光スポット」という本は、トリップアドバイザーという世界最大の旅行口コミサイトで寄せられた外国人旅行者の口コミをもとに、人気の観光スポット50などを紹介したものです。

 カラー写真入りで、特に外国人に人気なことや周辺スポットの案内などもあり、とても楽しめます。


<外国人に人気の日本の観光スポット50>
 1 伏見稲荷大社(京都市) まだ
 2 広島平和記念資料館(広島市) 行った
 3 厳島神社(広島県廿日市市) 行った
 4 東大寺(奈良市) 行った
 5 禅林寺 永観堂 まだ
 6 地獄谷野猿公苑(長野県山ノ内町) まだ
 7 高野山奥之院(和歌山県高野町) まだ
 8 サムライ剣舞シアター(京都市) まだ
 9 沖縄美ら海水族館(沖縄県本部町) まだ
10 箱根彫刻の森美術館(神奈川県箱根町) まだ
11 金閣寺(京都市) 行った
12 新宿御苑(東京都新宿区) 行った
13 富士山(山梨県・静岡県) 登った
14 成田山 新勝寺(千葉県成田市) 行った
15 兼六園(石川県金沢市) 行った
16 松本城(長野県松本市) 行った
17 横浜みなとみらい21(横浜市) 行った
18 奈良公園(奈良市) 行った
19 ギア専用劇場 ART COMPLEX 1928(京都市) まだ
20 弥山(広島県廿日市市) まだ
21 浅草文化観光センター(東京都台東区) 行った
22 長谷寺(神奈川県鎌倉市) 行った
23 白川郷合掌造り集落(岐阜県白川村) まだ
24 三十三間堂(京都市) 行った
25 明治神宮(東京都渋谷区) 行った
26 渋谷センター街(東京都渋谷区) 行った
27 トヨタ産業技術記念館(名古屋市) まだ
28 嵐山(京都市) 行った
29 両国国技館(東京都墨田区) 行った
30 東京シティビュー(東京都港区) 行った
31 嵐山モンキーパークいわたやま(京都市) まだ
32 銀閣寺(京都市) 行った
33 京都駅ビル(京都市) まだ
34 お台場(東京都港区・江東区) 行った
35 清水寺(京都市) 行った
36 浅草(東京都台東区) 行った
37 東寺 教王護国寺(京都市) 行った
38 高台寺(京都市) まだ
39 仁和寺(京都市) まだ
40 渋谷スクランブル交差点(東京都渋谷区) 行った
41 日光東照宮(栃木県日光市) 行った
42 熊本城(熊本市) 行った
43 代々木公園(東京都渋谷区) 行った
44 姫路城(兵庫県姫路市) まだ
45 東京都庁舎(東京都新宿区) 行った
46 浜離宮恩賜庭園(東京都中央区) 行った
47 東福寺(京都市) まだ
48 錦市場(京都市) まだ
49 高徳院(神奈川県鎌倉市) 行った
50 上野恩賜公園(東京都台東区) 行った
 
 意外と自分は32カ所も行ったことがあり、残りの18カ所は今後ぜひ行ってみたいですね♪

 特に京都は、紅葉の季節に、ぜひ行ってみたいものです。
特に禅林寺 永観堂や高台寺、東福寺は紅葉が綺麗なようですね♪

 また京都のサムライ剣舞シアターやギア専用劇場 ART COMPLEX 1928、嵐山モンキーパークいわたやま、京都駅ビル、錦市場は知りませんでした^_^;)

どれもおもしろそうです♪

 それから、広島県の廿日市市の弥山(みせん)は素晴らしい景色を楽しめそうで、ここも特に行ってみたいですね♪


 そのほか本書では以下の、日本の人気観光都市10や、外国人におすすめしたい温泉地5、イケメン大仏・磨崖仏7、外国人も楽しめる商店街3も紹介されています♪

<日本の人気観光都市10>
 1 東京 行った
 2 京都市 行った
 3 大阪市 行った
 4 奈良市 行った
 5 北海道斜里町(知床半島など) 行った
 6 岐阜県高山市 まだ
 7 長崎市 行った
 8 沖縄県宮古島市 まだ
 9 沖縄県石垣市石垣島 まだ
10 沖縄県恩納村 行った

まだ、行ったことがない高山や沖縄の美しい海はぜひ楽しんでみたいですね。

<外国人におすすめしたい温泉地5>
道後温泉 行った
別府温泉 行った
祖谷温泉 まだ
河口湖温泉 まだ
乳頭温泉 まだ

 個人的には特に別府温泉は泉質も含めていろんな種類の温泉があり、とてもオススメですね♪
山奥に無料で入れる、本物の露天風呂もあったりします^_^;)

それから河口湖温泉から富士山が望めれば素晴らしいと思いましたね♪

<イケメン大仏・磨崖仏7>
牛久大仏 行った
東大寺 奈良の大仏 行った
熊野磨崖仏(大分県豊後高田市) まだ
岐阜 正法寺 大仏殿 まだ
じゅ楽園の大仏(愛知県東海市) まだ
東長寺 福岡大仏(福岡市9 まだ
高徳院 鎌倉大仏 行った

福岡市の地下鉄祇園駅近くに大仏があるとは知りませんでした!
地元の人も知らないのではないかと思います^_^;)
今度行ってみたいと思います♪


<外国人も楽しめる商店街3>
大須商店街(名古屋市) まだ
天神橋筋商店街(大阪市) 行った
砂町銀座商店街(東京都江東区) まだ

 東京都江東区の砂町銀座商店街が、昭和の面影を残すにぎやかな商店街とは知りませんでしたね♪
長年東京に住んでいながら聞いたことがありませんでした^_^;)
今度、チャリで行ってみたいと思います♪


「行ってよかった 外国人に人気の日本の観光スポット」という本は、外国人だけでなく日本人も楽しめる日本の観光スポットがカラーで楽しく説明があり、とてもオススメです!

良かった本まとめ(2015年下半期)

<今日の独り言> 
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岩佐寿し(東京 築地場内)のお寿司はとてもオススメ!

2016年06月08日 01時00分00秒 | 外食
東京の築地場内の1号館にある岩佐寿司へ行ってきました!

築地市場の仲卸が直営しているお店で、新鮮なのはもちろんで、ネタの質自体も良いようです。
6号館にある「丼匠」は姉妹店とのことです。


↑店構え

店内に入ると、有名人の方の写真がかなり飾られていましたね♪
中曽根元首相やグルジア大統領、Amazon.comのジェフ・ベゾスCEOも来ているとは驚きました^_^;)
それだけ、味が良いということでしょう♪


↑有名人の写真


↑有名人の写真


↑有名人の写真

さっそくメニューを見ておまかせを注文します♪


↑メニュー

なお、この日のオススメネタは以下の写真の通りです。(2月のオススメとなります)


↑おすすめ

そして、さっそく寿司が握られますが、笹の葉の上に置かれるのは嬉しいですね♪
そして握るのが速い速い!
テンポよく食べられます♪


↑トロやカツオ等


↑赤貝やエビなど

改めて写真を見ても、ネタの新鮮さを感じますね♪
なお酢飯にもこだわっているようです♪

そして、ウニとイクラがドーンと!
ウニがたっぷりなのが嬉しいです♪


↑ウニ、いくら

そして、大きな穴子が柔らかくてタレも美味しい♪


↑穴子

最後に巻物が運ばれました。


↑巻物

新鮮で品質が良いネタのお寿司を堪能でき、岩佐寿司はとてもオススメですね!

-----------------------
それから、11月にもう一度訪れましたが、さすがオススメの内容が季節により変わりましたね♪


↑おすすめ

また素早く握られて、すぐにお寿司を堪能できるのは嬉しいですね♪
相変わらずネタの良さを感じます♪


↑ウニ、イクラ等


↑赤貝等


↑穴子等

このお店は、唯一「貝づくし」のコースもあるので、次回はその「貝づくし」を試したいと思います♪

------------------
日を改めて、「貝づくし」にチャレンジしました♪
同じ貝の仲間ですが、それぞれ触感が違って、そしてどれも鮮度がよくて美味しかった♪
「貝づくし」もオススメですね!


↑貝づくし


美味しかったものまとめ(2015年下半期)

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岩佐寿し寿司 / 築地市場駅築地駅東銀座駅
昼総合点★★★☆☆ 3.8


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ALT_SPEAKER(東京 東中野)の水曜の夜は自由にクラシックアンサンブルができてオススメ!

2016年06月06日 01時00分00秒 | イベント・外出
東京の総武線のJR東中野駅東口から南階段を下りて徒歩約4分のところにあるALT_SPEAKERというお店へ水曜の夜に何度か行って来ました♪


↑店構え

ALT_SPEAKERは2014年12月にライブバーとして開店したお店で、プロの演奏だけでなく、飛び入り参加可能なミニライブもたくさん行われています。


↑バーカウンター

 そんな中、水曜の夜は「クラシックアンサンブルNI​GHT☆【PIANO OPEN】」ということで、18時から26時まで、一人約10分ずつの自由交代制でYAMAHAグランドピアノG5を自由に弾くことができる素晴らしい日となります♪
もちろんソロだけでなく、連弾でも、他の楽器とのアンサンブルも可能です。


↑YAMAHA G5 ピアノやステージの様子

 逆に言うと客が一人であれば、時間無制限でずっと自由に弾けます^_^;)
実際に、18時開店から19時半くらいまで一人で弾き続けたこともありますね^_^;)
たくさん弾きたい方は早目に来ることをお勧めします♪

演奏者のチャージは1100円で、演奏しない方はチャージはありません。
アマチュアの演奏を聴いて楽しむというのも良いと思います♪
実際にそういうお客さんも多いようです。

大体21時くらいから人が集まり出してワイワイ楽しくみんなで弾きあう感じでしょうか。
アマチュアの方が多いと思いますが、いろんなジャンルの曲を聴けるし、みなさん巧くて感動します♪
また自分の演奏や練習の励みにもなりますね♪
みなさん優しい方ばかりです♪

女性の方も3~4割いらっしゃって楽しめると思います♪
音楽好きな知人が増えて嬉しい限りですね♪

それからこのお店の素晴らしいことは、そういう場を用意してくれるだけでなく、食べ物も比較的リーズナブルでそしてかなり美味しいことですね♪


↑ドリンクメニュー


↑フードメニュー


↑フードメニュー

ムール貝のパスタやキーマカレーのほか、オムライスやピザも美味しかったですね♪
ピザは結構ボリュームもあります!


↑ムール貝のパスタ


↑キーマカレー

ALT_SPEAKERは気軽にグランドピアノやアンサンブルを演奏して楽しめ、料理も美味しいし、とてもオススメです♪
たくさん演奏したい方は早目に行くことをオススメします!

以下は水曜夜の案内です。

------------------------------------
都会の喧噪を少し離れ、辿り着い​たその場所には1台のグランドピ​アノが…。

※ お1人様、約10分ずつの自由交​代制。長い曲を演奏されます場合​はご確認をお願い致します。
使用機材:YAMAHAグランド​ピアノG5
※ クラシック楽曲のアンサンブルも​お楽しみ頂けますのでご使用楽器​と譜面をお持ち下さいませ。

ステージ見学者or観覧者はチャ​ージは無料でございます。
みんなで生ピアノを楽しみ、音楽​を盛り上げましょう♪

▼OPEN / CLOSE
18:00 ~26:00
▼CHARGE=観覧者
無料+DRINK(税込)
▼PLAYER=演奏者
1100yen+DRINK(税込)

お勧めなお話(2015年下半期)

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「人生を面白くする 本物の教養(出口治明)」という本はとてもオススメ!

2016年06月03日 01時00分00秒 | 
「人生を面白くする 本物の教養」の購入はコチラ

「人生を面白くする 本物の教養」という本は、ライフネット生命保険株式会社代表取締役会長兼CEOの出口治明氏が著者で、教養とは何か?、世界と比べた日本の教養の実態、具体的な著者の本・人・旅からの教養取得方法、教養としての日本や世界の時事問題、英語は重要などについて分かりやすく説明したものです。

 特に教養を身につけるには「自分の頭で考える」ことが重要で、そして教養を培ってくれたのは「本・人・旅」の3つで、どれも面白いと思うことが大切というのはナルホドと思いましたね。

 これからも読書や人との出会い、旅は大切にしたいと思います。

 また仕事も大切ですが、実は人生の7~8割を占める生活(ライフ)を大切にし、仕事や職場がすべてではないと気づき、様々な教養に目を向けた方が人生のために役立つというのもナルホドと思いましたね。

 そのほか本書はより良い人生のためのヒントが具体的に随所にあり、とてもオススメですね!

以下はこの本のポイント等です。

・ときどき「教養を身につけるには何冊ぐらいの本を読めばいいのですか?」などといった質問を受けることがあります。そういう質問を受けるたび、私はシャネルの「私のような大学も出ていない年をとった無知な女でも、まだ道ばたに咲いている花の名前を一日に一つぐらいは覚えることができる。一つ名前を知れば、世界の謎が一つ解けたことになる。その分だけ人生と世界を単純になっていく。だからこそ、人生は楽しく、生きることは素晴らしい」の言葉を引いて「教養とは生き方の問題ではないでしょうか」と答えるようにしています。知識は確かに大切ですが、知識=教養ではありません。本書の基本的な立ち位置はそこにあります。教養は、グローバルなビジネス社会を生きるうえでの武器になるという側面もあります。広く世界に目を向ければ、海外の多くの国では日本以上に教養が問われます。そして残念ながら、日本のリーダー層は、世界標準からすると、教養という点ではかなりレベルが低いと言わざるをえません。私たちはあまりそのことに気づいていないのではないでしょうか。

・教養とは何でしょうか?どうして人間には教養が必要なのでしょうか?もし、そう質問されたら、私の答えは、「教養とは、人生ひおけるワクワクすること、面白いことや、楽しいことを増やすためのツールです」という一言に尽きると思います。よりワクワクする人生、より面白い人生、より楽しい人生を送って、悔いなく生涯を終えるためのツール、それが教養の本質であり核心であると私は考えています。「あの人はすごい教養人だ」と他人に評されるかどうかなどは、どうでもいいことです。教養とは、人からの評価を高めたり箔をつけたりするためのものではなく、自分の人生をより彩り豊かにするためのものだと思います。

・教養のもう一つの本質は、「自分の頭で考える」ことにあります。著名な科学史家の山本義隆氏は、勉強の目的について「専門のことであろうが、専門外のことであろうが、要するにものごとを自分の頭で考え、自分の言葉で自分の意見を表明できるようになるため。たったそれだけのことです。そのために勉強するのです」と語っています。この当たり前のことが、案外置き去りにされている気がします。

・オックスフォードでは、一番優秀な学生は外交官を目指すそうです。ネゴシエーションを通じて連合王国の伝統と歴史を守り、没落のスピードを緩めたいということなのでしょう。もう一つ、優秀な学生が目指す職業は次の時代を育てる教師だそうです。そして、それよりは成績が劣るグループが、シティに行ってお金儲けに精を出すのだそうです。このような優れた教師や学生たちがいる限り、連合王国は没落の運命にあるとはいえ、国際社会でしぶとく生き残っていくだろうなと強く思いました。

・日本は小さい国だと思っている人は、実はかなり不勉強なのではないでしょうか。日本の領海の面積は世界第6位になります。海洋資源も日本の大きな余力です。日本は小さい国ではなく、海を含めて考えればむしろ大きい国なのです。私は日本が大好きですから、日本のポテンシャルを信じたいと思います。これまでは自分の頭で考える必要もなく教養もそれほどなかったけれど、それでもこれだけの戦いができました。もし日本人が世界標準の教養を身につけたら、まだまだこの国は大きく成長できる可能性を秘めているはずです。

・中国は4千年もの長い歴史を持つ国ですが、その長い歴史において平和で豊かだった時代(盛世)がどれだけあったのかというと、わずか4回しかありません。最初は文景の治(紀元前180~紀元前141年)と呼ばれる時代で、前漢の文帝と景帝の治世です。次が貞観の治(627~649年)で、唐の太宗・李世民の時代。その次が開元の治(713~741年)で同じく唐の九代皇帝・玄宗の時代の前半です。そして最後が清の時代(1661~1735年)です。4回の盛世を合計してもたった200年足らずです。それから考えると、戦後の日本が曲がりなりにも70年間平和で豊かな時代を享受できたのは、奇跡的に幸運だったと考えられます。このように「タテ」(時間軸)と「ヨコ」(空間軸)の視座を持つことで、歴史的、世界的な見方が可能となり、物事の本質をよりはっきりととらえることができます。

・「常識を疑う」ことはとても大切です。これも日本人は不得手かもしれません。商売で一番儲ける方法をご存じでしょうか。大きな情報格差があってまるで疑うことを知らない無垢な人を相手にする場合、あるいは供給元がほかになくて独占状態の場合に、商売は一番儲かるのです。これは太古の昔から世界共通の事実です。江戸時代の日本人もそうでした。江戸後期には、「ターヘル・アナトミア」のような西洋の最新の学術・文化を記した蘭学書が日本に入ってきました。蘭学書に書かれていたことは日本の学問の水準よりずっと進んでいたので、読んで賢くなりたいというニーズが旺盛でした。すると、そのことを知ったネーデルラントの人たちは「ほかにもいい本があるよ」と、原価数万円ぐらいの本を、数百万円とか数千万円とふっかけて日本人に売りさばいたのです。鎖国で書物の相場も分からず(=情報の非対称)、ほかに入手の方法がなかったこともあって(=独占状態)、日本人は大損をしてしまいました。家を売って蘭学書を買った学者もいたのです。鎖国が解かれてからも日本はずいぶん損をしました。開国当初、日本から外国へ、大量の小判が流出しました。当時わが国の金銀比価は約1対5でした。ところが、世界の市場では、1対15が相場でした。外国人たちはこぞって日本で金1を銀5で仕入れ、香港などで金1を銀15で売りさばいたのです。彼らは労せずしてお金を3倍に増やすことができました。ものすごいマネーゲームです。これも世界の事情に疎かった幕府が、相手の言い値を鵜呑みにした結果です。幕府はすぐに気づいて対策を講じますが、このときの損失が痛手となって(旗本が貧しくなった)、のちに薩長連合に敗北する運命をたどることになります。文明開化時の日本人に限らず、適切に「常識を疑う」ことは常に必要です。常識を疑うことが広く許されなければ、市場は悪意ある人たちのやりたい放題になります。健康食品も「これ、効かないんじゃないか」とか「有害ではないのか」などのチェック機能が働かなければ、粗悪品がのさばります。あるいは、市民が疑わなければ、政治家は恣意的な政治を展開します。商売も政治も、疑うことを知らない人が相手であれば、好き勝手ができるのです。無法や暴走、不正などに歯止めをかけるのは「常識を疑う」ことです。市民の一人ひとりが社会常識を疑うことによって、社会は健全に発展し、自浄作用が機能します。それが近代国家における批判精神であり、
「リテラシー」と言われるものです。リテラシーは教養そのものと言っても過言ではありません。

・実際の絵画を見るだけではなく、画家や作品にまつわる物語も大好きなので、美術の本も相当読んでいます。こちらは二次資料ということになります。普通の書店に並んでいるようなものはほとんど読んでいると思います。いろいろな人が唱えている説も、大体知っています。このように美術に関する一次資料(本物)と二次資料を大量に見て読んできたおかげで、素人であっても、人前で美術史の話ぐらいはできるようになりました。「習うより慣れろ」とか「門前の小僧、習わぬ経を読む」ということわざがありますが、それは当たっていて、とにかく大量の情報に接すると、おのずとその分野に関して造詣が深くなるものです。好きな分野であれば四の五の言わずに情報収集に努めること、ひたすら量を積み重ねること、それも知の蓄積のコツの一つです。

・教養を深めるうえでは、学ぶ時間を生活習慣の中にうまく取り込むことも大切です。毎朝新聞を三紙読み、寝る前に1時間本を読むのは、歯をみがくのと同じように私の生活習慣の一部になっています。私は元来がとてもものぐさな人間で、個々の事柄についていちいち考え、判断すのが面倒で嫌なので、多くの事柄について、自分の行動基準をあらかじめ「ルール化」し、それに基づいて機械的に動くようにしています。

・ルールを守って全力投球していると、気づかぬうちに大きな成果を手にすることができます。私は「寝る前の1時間は本を読む」というルールを若い頃から実践しています。そのおかげで、読んだ本の冊数を数えたことはありませんが、おそらく優に1万冊は超えており、かなりの読書量になっているはずです。それがそのまま私の知の蓄積につながっています。

・漠然と「勉強しよう」と思っているだけより、具体的な目標が身近にあれば励みにもなるし、自分がまだどのくらい足りないかも明確につかめます。日本興業銀行(当時)の産業調査部に出向して鉄鋼班に配属されたときには、鉄鋼業についてとても詳しい人がいましたから、「半年でこの人より詳しくなってやろう」と目標設定しました。その都度、身近な目標を見出していくことが、成長の一つのコツだと思います。具体的な目標を身近に見つけることによって、私は成長を確かなものにできたと思います。

・経団連や全銀協などの会長がTOEFL100のスコアを持ってこなかったら一切採用面談はしない、と言い切れば日本の学生の英語力は確実にアップすることでしょう。大学生の勉強不足は、企業が採用面談の際、グローバル基準に合わせて、「君は大学でなぜその分野を選び、どのような成績を収め、何を学んだのですか?」と質問するように変えれば、一発で解消します。それもこれもすべてこの社会の仕掛けもしくは仕組みの問題だと思います。

・私は睡眠時間が長くないとだめないわゆるロングスリーパーなので、大体午前0時頃に就寝し、朝6時ごろに起きています。休日は8時、9時まで寝ています。これは若いころからの習慣で、「趣味は?」と聞かれたら「眠ることです」と答えるぐらい、よく眠っています。寝付きもよく、どこでも2、3分ですぐに眠ることができます。睡眠は、私の健康を支える重要な柱になっています。その次はよく食べることです。小学校の給食が少なく、いつもお腹を空かせていたおかげで、食べ物の好き嫌いはまったくありません。

・私にいくばくか教養のようなものがあるとすれば、それを培ってくれたのは、「本・人・旅」の3つです。私はこれまでの人生で、「本・人・旅」から多くのことを学んできました。あえて割合を示せば、本から50%、人から25%、そして旅から25%ぐらいを学んできたといったところでしょうか。さまざまな本を読み、さまざまな人に出会い、さまざまな場所を旅すると、世界にはこれほど素晴らしいところがあり、こんなにも素晴らしい人がいるのかと、その広さと豊かさをあらためて実感します。同時に、自分の小ささや幼さがよく分かります。「本・人・旅」は、常に私に身の丈を思い知らせ、謙虚であらねばと思わせてくれます。「本・人・旅」は私の人生の道しるべなのです。

・私はこの3つから、必ずしも何かを「学ぼう」としているわけではありません。私を動かしているのは、何よりもまず「面白い」という感覚です。「好きこそものの上手なれ」と言うではありませんか。本を読むのは面白いから読む、人に会うのは面白いから会う、旅をするのは面白いから旅に出る。万事がその調子で、私の価値観では常に「面白いかどうか」が一番上にあるのです。

・私が大学に入学したのは1967年です。しばらくすると全共闘運動が燃え盛り、学舎が占拠されてしまったので授業はほとんどありませんでした。下宿で本を読んでは友人と議論をし、またひたすら本を読むという生活を繰り返していました。本にどっぷり浸かった生活で、一日14、5時間は読んでいたのではないでしょうか。そのような生活が丸々2年ぐらい続きました。人生でもっとも幸せな時期の一つでした。

・私の本の読み方はオール・オア・ナッシングです。中途半端はありません。どういうことかというと、本文を読み始めて5~10ページほど進んで、面白いと思ったら最後まで読み、そうでなければその時点で読むのをやめてしまうのです。私の経験則ですが、最初の5ページが面白くない本は最後まで読んでも面白くありません。著者が読んでほしいと思って最初から力を入れて書いているはずですから最初が面白くない本があとから面白くなるはずはないのです。

・いったん読むと決めたら、じっくり読みます。決して読み急ぎはしません。読んでいて分からないところが出てきたら、腑に落ちるまで何度も同じ部分を読み返します。多くの人は早く読み終えたいがために「読み返す」ということをあまりしないようです。しかし、「読み返す」ことによって、最初は分からなかったことでもちゃんと分かるようになり、頭のなかへの入り方がまったく違ってきます。早く読了したいばかりによく分からないまま読み進めていくのは、食べ物をしっかり噛まないで次から次へと食べていくようなものです。当然、消化不良を起こし、お腹を壊してしまいます。読書もスピードだけでは、たとえ一冊読破したとしても、自分の血肉となるものが少ないのではないでしょうか。読み終わった直後なのに、何が書いてあったかよく思い出せない、といったことになりがちです。著者の主張をしっかり理解できなければ、読書の意義も半減してしまいます。じつにもったいないことです。分からないところを読み返すのは、人によってはまだるっこしく思われるかもしれまえん。ですが、急がば回れで、本の内容をより血肉化するためには、読み返しが結局一番の近道だと思います。

・私は速読はおすすめしません。速読は百害あって一利なしとさえ考えています。本を読むのは人(著者)の話を聞くのと同じことです。人の話はていねいに聞かないと身につきません。何より私自身、話をしていて相手に「速読」されたら腹が立ちます。インスタントは所詮インスタント、急ごしらえには無理があります。かけるべき時間をかえることがクオリティの高い読書につながります。

・何か新しい分野を勉強しようとするときは、まず図書館で、その分野の厚い本を5、6冊借りてきて読み始めます。分厚い本から読み始め、だんだん薄い本へと読み進んでいく。これが新しい分野を勉強しようとするときの私の読み方のルールです。一般的には、薄い入門書から読み始めて、次第に分厚い本に挑んでいくようですが、私は逆のほうがいいと思っています。分厚い本には詳しく高度なことがたくさん書かれていますから、最初は何が書いてあるのか分からず、読むのが大変です。しかし、「この分野について勉強しよう」と決めているのですから、辛抱してていねいに読みます。それでも、たいていは部分的にしか理解できませんので、最初の一冊は「点の理解」にとどまります。二冊目を読むと、こんどは少しずつ点と点が結びついてこれまで理解したことがつながり始めます。「線の理解」、すなわち線が浮かんでくるのです。分厚い本を5冊ぐらい読んでから薄い本を読むと、それまでの点がすべて線になってつながり、さらには「なるほど、この分野はこういうことなのか」と全体像が見えてきて、一挙に「面の理解」に広がります。極論すると、いままで読んだ本すべてが同時に腑に落ちるのです。1ヶ月ぐらい時間をかけて10冊ほど読むと、もう大丈夫です。その分野に詳しい人と話をしても、何を言っているのかが分かり、会話が楽しくなります。私はこのようなやり方で、新しい分野を開拓してきました。一般に、入門書は薄い本が多いのですが、初めに薄い本を読んでしまうと、何となく概略がつかめた気になって、分厚い本を読まなくなる恐れがあります。もう分かったと思ってしまって、手間のかかる本が面倒になるのです。

・本の情報としては書評があります。こちらは大いに活用しています。特に新聞の書評欄は、新聞のなかでもっともクオリティの高いページだと思います。書評はそれぞれの分野の専門家が署名入りで執筆しています。アホなことを書いたら同業者から笑われてしまいますから、けっこう一所懸命書いているのではないでしょうか。専門分野の署名記事は、おのずとインセンティブが働き、クオリティが高くなるのです。実際、新聞の書評で興味をかきたてられた本は、ほぼ例がいなく面白い。

・優れた本とはどういうものでしょうか。保守主義の立場から言えば、まず、古典は無条件に優れていると言えます。何十年も何百年も、無数の人々の眼力に耐え、市場で生き残ってきたものは、いいに決まっています。百年以上生き残ってきたものは、まず間違いがありません。どのような理由で生き残ることができたのかは個々の事情があるのでしょうが、時代が変わっても価値が認められてきたわけですから、99%クオリティの高いものと考えていいと思います。古典の定義はいろいろありますが、「岩波文庫や東洋文庫に入っている本」と考えておけば、まず間違いありません。古典は優れたプロのコーチです。慣れるまでが大変ですが、確実に賢くなることはプロのスキーコーチに教わる場合と同じです。

・私は人とつき合う場合も本と同様、基本的には「面白いかどうか」で考えています。面白ければつき合えばいいし、面白くなければ近所づき合い程度で十分だと思います。人と会う時間も、本と同様、ワクワクしなければ互いに時間の無駄だからです。

・利害や役割だけの人間関係は空しい、という話をしてきました。それだけ聞けば、もしかしたら私のことを一種の理想論者と思われるかもしれませんが、それは必ずしも当たっていないように思います。私は面白い人であれば年齢・性別・国籍フリーで誰とでもつき合いますが、形式的なおつき合いは極力省きたいと思っているタイプです。なぜなら、人生にとって「時間」ほど大切なものはないからです。

・野付半島では一番先っぽまで行きたいと思ってバスに乗ったら途中で終点になってしまい、そこからはひたすら歩きました。えらく時間がかかり、行って、見て、帰ってくるだけでほぼ半日以上費やしました。でも、別に急ぐわけでもないし、それはそれでよかった。野付半島の最先端など、誰も行く人がいませんから、軽い達成感のようなものが得られました。この旅で、目的を決めない放浪ほど楽しいものはないなぁとつくづく感じた次第です。ちなみに予算は確か2万円近く余りました。この本では旅を教養の源の一つと位置づけており、それは間違いなくそうなのですが、実際には教養を身につけるために旅をしているという感覚は私にはまったくありません。面白そう、楽しそうだから旅をしたいというだけで、旅は理屈ではないのだと思います。北海道は広くてきれいなんだろうな、と思って行ってみたくなり、行ってみたらやはり広くてきれいで楽しかったということです。教養とは人生を面白くするツールだと言いましたが、まさに旅がそうです。何かが得られたとしても、それはあくまでも結果としてであって、私は旅をしているときはひたすら楽しんでいます。その意味で、旅こそ最高の遊びにしてもっとも楽しい教養の源と言えるのかもしれません。

・マーケットを見て歩くのは本当に面白い。マーケットを見れば、その国の政治がうまくいっているかどうかが大体分かります。マーケットに安くて新鮮な食べ物が豊富にあれば、政治がうまくいっている何よりの証拠です。逆に、マーケットに商品がなく、残っている商品が高値だと、政治が乱れていると察しがつきます。私たち日本人にとっては、マーケットにたくさんの商品が安価で並んでいるのはごく普通の光景ですが、世界ではそういう国は意外と少ないのです。若者や女性のファッションを眺めるのも興味深い。若者や女性のファッションが年々きれいになっていく国は政治や経済が概ねうまくいっているのだと思います。人間は動物ですから、子供が産める若い女性に、男性は貢ぐという万国共通の法則があります。女性がきれいになるのは、男性たちに経済力がついて女性に貢ぐことができるようになるからです。また古今東西、若者はファッションに敏感です。ファッションにお金がかけられるということは、その国の経済がうまく回っている証左でもあります。

・私たちが日常の買い物をするのはデパートではなくスーパーですから、海外でも同じように振る舞えば、簡単に日常化できるわけです。どの店へ行けばよいか分からなくても、いい店は人気があるのは洋の東西を問わず、どこでも一緒ですから、賑わっている店へ行けばまず問題はありません。安全には気をつけなければなりませんが、そのように過ごしていると、その土地その土地での「素顔の旅」が味わえます。世界遺産のようないわゆる観光スポットは見応えがありますが、どうということのない日常の場所もひと味違った味わいが感じられます。皇居や素kツリー、浅草といった名所ばかりを回っても、なかなか「リアルな東京」は見えてこないのと同じです。コンビニで買い物をしたほうが、はるかに東京の現実に触れることができるでしょう。

・教育とは、本来、人間が社会で生きていくために必要な武器を与えるものです。少なくとも二つのことが教えられるべきです。一つは「考える力」です。自分の頭で考え、自分の言葉で、自分の意見を言える人間に育てあげこと、それが教育の最大の目的です。もう一つは現代の社会生活を送るうえで必要な「生きた実践的な知識」を教えることです。とくに現代社会においては「選挙・民主主義」「お金」「税と社会保障」など、生活に直結する事柄について実践的な知識を学んでおかねばなりません。ところが、戦後長く続いた「考える必要のない」キャッチアップモデル時代の名残で、いまもって「考えない」教育がなされているような気がしています。暗記を偏重していたり、受験を目的とした妙な学習体系が確立していたりして、生きるのにさして重要ではない知識ばかりが異様な精微さで教えられています。民間も「教育産業」の名の下でそれに拍車をかけています。我が国の教育は本来の機能を取り戻す必要があると思います。

・私は最低でも「財産三分法」を学校でしっかりと教えるべきだと考えています。「手持ちの財布にはいつもいくらかのお金を入れておきなさい。次に、毎月の手取り収入のうち、仮になくなったとしても生活に困らない分は投資に使ってもかまいません。そして、残りは預貯金にしておきなさい」というのが財産三分法です。ここでいう預貯金は金利が目当てではありません。流動性、つまり、いつでも現金に換金できるところに預貯金の至上の価値があります。もちろん、金利が高いにこしたことはありませんが、仮に金利がゼロであっても預貯金の価値は減じません。グローバル基準で考えれば手取り年収の半年分ないし1年分は預貯金に置いておくのが普通です。

・少子化対策については、フランスのシラク三原則が参考になると思います。フランスも少子化に悩んできましたが、シラク三原則をベースに、少子化対策を整合的なパッケージとして打ち出し見事に出生率を反転させることに成功しました。シラク三原則の基本的な考え方はとてもシンプルで、フランスの伝統や文化を守るためにはフランス語を母語とする人口を増やさなければならない(文化とは言葉である)、人口を増やすためには女性が赤ちゃんを産みたいときに産める状況を社会の責任で整えなければならない、ということです。この考え方い沿って具体的な政策が立案されました。第一原則は、赤ちゃんを産んでも経済的に困らないような措置が採られたことです。子どもをつくっても新たな経済的負担が生じないように、子どもが増えるたびに大変手厚い給付が実施されています。この背景には、赤ちゃんは女性が産みたいときに産めばいい、しかし産みたいときと、その女性に経済力があるときとが、必ずしも一致するわけではない、そのかい離は社会の責任で埋めよう、という至極真っ当な考え方があります。第二原則は、子どもをつくった働く女性が困らない環境を整えること。地方自治体の責任で保育所を完備し、待機児童をゼロにすることが決められました。また、最初の一年間の育児休暇の間は給与をほぼ100%保障するようにしています。ということは、ゼロ歳児保育は一番コストと手間がかかりますから、そこは原則として親に任せようということです。給料を100%保障したら、ほとんどの親は子育てに励みます。親子の時間もできるので、個人にとっても社会にとっても望ましい仕組みです。第三原則は、子育てで最長三年間休職しても、職場にずっと勤務していたものとみなし、元の役職に戻れる(人事評価も変化しない)ことを保障したことです。フランスでは、わずか10年で出生率が1.6程度から2.0を超えるレベルにまで回復し、少子化に歯止めがかかりました。どれもシンプルな施策ですが、きわめて合理的・整合的です。「幹」をしっかり押さえれば政策効果が確実に生じるという好例です。

・社会問題や時事問題は、表面的な「枝葉」に目を奪われず、「幹」や「森」の部分で本質をとらえるように努めれば、何事もよく理解できると思います。本質をとらえるときの第一の着眼点は「動機」です。原因と言ってもいいのですが、この問題は何が動機で起こっているのか、幹のメカニズムをしっかり見極めることが肝要です。推理小説と同じで、動機あるいは結果的に得をするのは誰かを常に考えるクセをつけることが大切です。もう一つは、いわゆる「本音」と「建前」を見分けることです。現代社会では何事であれ大義名分が必要ですから、表に出てくるのは建前ばかりです。しかし、建前の裏には必ず本音が潜んでいます。ロシアはクリミア併合にあたって「クリミアの住民投票の結果を尊重する」と主張しましたが、もちろんそれは建前です。本音は、おそらく「住民の大多数がロシア人で、かつ地政学的にもきわめて重要な戦略拠点(不凍港)を取り戻したいから)でしょう。しかし、もちろん本音だけでは通らないから、もっともらしい建前をロシアは主張したのです。時事問題はこの2つの視点を組み合わせれば、かなりのことが分かってきます。つまり、「本音のところで、どういう動機なのか」という見方をすれば、読み間違えることが少なくなるのではないでしょうか。

・TOEFLで100点を取ることはグローバルな人材を目指すうえでの一つの関門です。TOEFLは120点満点なので100点は83点レベルです。それがミニマムです。もし欧米の一流大学へ行きたければ110点を超えなければ厳しいと言われています。日本にはTOEICという試験もありますが、世界共通で参照される物差しはTOEFLのほうです。

・ビジネス上必要な英語は実はごく限られているのです。ロンドンでの仕事は、融資(円ローン)と証券投資が主たる業務でしたので、向こうが言ってくることは大体決まっていて、「この株を買ってほしい」とか「お金を貸してほしい」「レートはどれくらいか?」といった用件が中心です。そのパターンが分かってきたら、片言の英語でも何とかなると思えるようになりました。だから、仕事のほうは案外早く適応できました。問題は個人的なおつきあいでした。こちらはそう簡単にはいきません。「一度、うちへきてご飯を一緒に食べよう」と招待されたときが辛いのです。そこで私が考えた作戦は、最初に相手の趣味や興味があることを尋ねるという方法でした。最初に「あなたは何が好きですか?」と質問して、たとえば「サッカーが好きだ」と言われたら、ひたすらサッカーについて話します。つまり、英語力ではなくサッカーの知識を活用するのです。そのようにして、何とか会話を成立させていました。もし、私には分からないこと(ホッケーなど)が好きだと言われたら、「ほかには何が好きですか?」と、こちらがある程度知っているものが出てくるまで探りを入れます。そうやって、3時間ぐらいは何とかしのいでいました。

・人間にとて仕事は何かと言えば、「どうでもいいもの」だとあえて言っておきたいと思います。その趣旨は「2、3割の時間より7.8割の時間のほうが大切ではないですか?」という問いかけです。私たちが仕事に費やしている時間は全体の2、3割程度です。残りの7、8割の間に私たちは食べて、寝て、遊んで、子育てをしています。家族や友人と一緒に過ごしたり、団らんの時間を楽しんだりしています。はっきり言って、2、3割の仕事の時間は7、8割の時間を確保するための手段にすぎません。家族や友人は取り替えが利きませんが、仕事は取り替えることができます。そもそもボリューム的にも2、3割より7、8割のほうが圧倒的です。人生にとって重要なのは、2、3割の仕事(ワーク)か7.8割の生活(ライフ)かと言えば、考えるまでもなく7.8割のほうに決まっています。だから仕事は「どうでもいいもの」なのです。この意味で「ワークライフバランス」という表現は間違っていると思います。「ライフワークバランス」と言い直すべきです。仕事命、職場命の価値観は見直す時期にきています。

・仕事は「どうでもいいもの」だという価値観があれば、自分の信念に従い思い切って仕事をすることができます。仕事を人生の最優先事項ととらえ、職場を絶対視すると、これを言ったら上司に嫌われるのではないかとか、みんなのひんしゅくを買うのではないかなどと余計なこおが気になって気持ちが委縮してしまいます。失敗してはいけない、失点を防がなくてはならないと自縄自縛に陥ります。しかし、仕事など「どうでもいいもの」だと割り切り、相対視すれば、多少失敗しても自分の人生(ライフ)には関係がないし、上司の心証などそれほど大したことではないと割り切れますから、かえって堂々と自分の信念に従った仕事ができます。また、仕事に行き詰まってうつになったり、ひどい場合には自殺したりするといったことも防げます。従業員がうつになったり自殺したりするのは大問題ですか職場にとっても大きなメリットがあります。

・私たちは、職場や仕事を背負い込みすぎてはいないでしょうか。出世して「偉くなること」は一般には成功ととらえられ、トップは「偉い人」として取り扱われます。トップを務めている人たちのなかにも、そう思っている人がいます。本当にそうでしょうか。私は企業のトップは「機能」だと考えています。社長になったから、会長になったからといって、別にその人の人格が向上したとか人間的価値が増大したわけではありません。出世とは、極論すれば、たんに「機能」が変わっただけなのです。企業にはトップという「機能」が必要なので、その「機能」をライフネット生命ではいまは私が担当しているというにすぎません。課長や部長も同じことです。組織のなかで課長や部長という「機能」を分担しているだけの話で、決して人間的に偉いわけではないと得心しておく必要があります。職場に過剰適応してしまうと、出世や左遷といったことに一喜一憂しすぎてしまいます。ひどい場合には、職場内での序列が人間のランキングだと勘違いしてしまいます。じつに馬鹿馬鹿しい限りです。仕事や職場がすべてだと思っている人は、じつは仕事や職場に依存し従属しているにすぎないのです。それでは人間としての視野が狭すぎます。仕事や職場がすべてではないと気づく必要があります。そう気づいて初めて、さまざまな教養にも目が向くというものではないでしょうか。どうしても仕事がうまくいかなければ、さっさと仕事を替えてしまうという選択肢もあります。みんながみんな置かれた場所で咲く必要などどこにもないのです。

良かった本まとめ(2015年下半期)

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八千代(東京 築地場内)の食事はとてもオススメ!

2016年06月01日 01時00分00秒 | 外食
 東京の築地場内といえば魚市場で有名なので、寿司や海鮮丼など新鮮な生のものに目が向きがちですが、どっこい素材が新鮮なのでフライなどもイケます♪

前回は小田保について紹介しましたが、今回はその2軒隣にある「八千代」について紹介したいと思います。

こちらも築地場内の6号館にあります。
隣がいつも大行列を作って6時間待ちもザラな「寿司大」で、反対側の隣が「寿司処やまざき」です。


↑八千代の店構え


↑店内

この店は特に注意しなければならないのは、火曜・木曜・土曜限定のチャーシューエッグ定食が大人気で行列ができることから、チャーシューエッグ丼以外を食べるのなら、そのほかの曜日に行くことをオススメします♪

今回はCサービス(車海老・アジ・ホタテ フライ定食1400円)を注文しました♪
3つの味を味わえるのは嬉しいです♪
また+100円でカレー付にしました♪
+100円はかなりリーズナブルかと思います♪

そして車海老・アジ・ホタテが運ばれますが、車エビがデカい!!
アジフライもデカい!
この量は素晴らしいですね♪
このボリューム感はとても嬉しいです♪
もちろんアツアツで美味しいです♪
カレーも濃厚で美味しいし、味噌汁も出汁が効いて美味しい♪


↑車海老・アジ・ホタテ


↑車海老・アジ・ホタテ定食

ちなみに、連れの男は車エビ定食を注文していましたが、エビ三連発は凄い♪
しかもどれも巨大♪
ただ、やはり同じ味だけというのは辛そうでした^_^;)


↑車エビ定食の車エビ

それから、別の日に火曜木曜土曜限定のチャーシューエッグ定食1300円を食べに行ってきました♪
想像通り、行列ができていて、ほとんどの人がこのチャーシューエッグ定食を注文していましたね♪


↑チャーシューエッグ丼

火曜木曜土曜限定の理由は、仕込みに時間がかかるためとのことですが、さすが仕込みが十分で、とても柔らかくてチャーシューが絶品♪
2つの卵焼きの黄身とよく合います♪
美味しい!
しかし、このチャーシューの量がかなり多かった^_^;)
これを完食するのはとても大変でしたね♪
それにしても、築地は魚市場なのに、豚肉のチャーシューを目玉にするとは凄いですね♪
まあ魚を商売にしている方にとっては、ここで肉を食べることができるので、重宝しているのかと思います。

八千代は、車エビやアジフライなど大きな素材をたんぷり堪能でき、カレーかけは100円と安いし、人気のチャーシューエッグ定食のチャーシューは柔らかくて絶品だと思います。
とてもオススメです!!

美味しかったものまとめ(2015年下半期)

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とんかつ八千代とんかつ / 築地市場駅築地駅東銀座駅

昼総合点★★★★ 4.0


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