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「きみまろ流(綾小路きみまろ)」という本はオススメ!

2010年10月29日 01時00分00秒 | 
<金曜は本の紹介>

「きみまろ流(綾小路きみまろ)」の購入はコチラ


 この「きみまろ流(綾小路きみまろ)」という本は、漫談家の「綾小路きみまろ」の自伝や心情を綴ったものです。

潜伏期間30年のあいだに学んだ「人間の価値」「人情の機微」「人生の無常」を活字にしたとのことです。

本の最後にはライブもあり、全体的にも漫談口調で楽しく読める本です。

2003年に出版されたものですが、とてもオススメです!!


以下はこの本のポイントなどです。

・私は小さいころから、ちょっと変わった子どもでした。どこが変わっていたかというと、人間って何だろうとか、人生って何だろうということを、いつも頭の片隅で考えながら生きてきたのです。口では人を笑わせることをいっているのですが、頭のなかは冷静になっている自分を発見したのもかなり若いときでした。私は鹿児島の田舎の生まれですから、周りは自然だらけです。自然のなかで育ったというか、自然が私にいろいろ教えてくれたといってもよいでしょう。たとえば、一日中、野原に寝っころがって、雲を見ていたこともありました。あの雲どこへ行くんだろう、と不思議でしかたがなかったのです。あるいは、タンポポの白い冠毛が風に揺られてあたり一面に飛んでいる風景に出くわすと、ジッと何時間もそれを見ているのです。あの白い冠毛風に吹かれてどこへ行くんだろう、土の上に落ちて、またタンポポになるのだろうか、なんてことを考えだすと止まらなくなってしまうんです。そんな青春を過ごすなかで、だんだん人間って何だろうと考えはじめたわけです。大人になってからも、常に「俺って何だろう」とか「何のために生きているんだろう」といった、禅問答のようなことを繰り返してきました。それはキャバレーの司会をやっているときも、毎日のように全国を講演で飛び回っているいまも、変わりません。

・芸人にとって年齢は大きな要素だと思います。私もこの年齢になったから、中高年が聞いてくれる話ができるわけで、十年前に同じことをやっても受けませんでした。

・種つけ師だったオヤジは、選挙の応援演説もウマかった。私の話し好きも、たぶんオヤジのDNAを受け継いでいるのでしょう。口達者の血筋なら話もウマイはずです。ドキドキ感と緊張感を味方につけ、物おじせずに高校時代、3年連続弁論大会に出たこともあります。「俺、将来、司会者になる」私が家族にそう宣言したのは、まだ白黒テレビが主流の中学2年生のころでした。私が住んでいた鹿児島ではテレビのチャンネルはNHKと民放1社のたった2つでした。その民放で大好きだったのが、当時から名司会者として有名だった玉置宏さんでした。まさに私の憧れだったのです。あのころはテープレコーダーなどなかったので、テレビから流れる玉置さんの言葉をすべて紙に書き、丸暗記しました。

・芸人は有名になってナンボの世界ですから、人のモノを盗んでも、上に上がっていけばいいんです。売れたほうが勝ちなんです。でも、私はそういう人たちを見ていて、人を押し退けてまで生きることはやめようと決心したんです。というか、私にはそれほどのバイタリティーがなかったといったほうが正解かもしれません。そりゃあ、陰では悩みましたよ。キャバレーの世界でおもしろいやつがいるとはいわれていたんです。一方で、「なぜ世に出ないんだ」とか、「何か足りないんじゃないか」とか、「人間がおかしいんじゃないか」という声も聞こえていました。人間がおかしいというのは変な表現ですが、結局みんな世に出るチャンスをうかがっているわけで、自分から売り込まなければチャンスをつかめないんです。でも、私はダメなんです。誰かにスリ寄っていって「仕事をください」といえないんです。また、そこまでして仕事をしたくないんです。

・実は、ホリプロに1年間所属していたこともあります。山口百恵さんが全盛のころです。なぜ所属していたかというと、キャバレーの司会におもしろいやつがいるといううわさをホリプロが嗅ぎつけて、私を1年間預かってくれたんです。でも、私は大きな事務所に所属したことがないし、ずっと一人でやってきたものだから、どうしてもなじめませんでした。いただいた仕事を器用にこなせない。人ともうまく交われない。ホリプロにも迷惑をかけると思い、1年で辞めました。この前、堀会長から電話がかかってきたときは懐かしかったですね。「きみまろ、元気か」「あのときはお世話になりました」って。ホリプロが紹介してくれたのはテレビの仕事が中心でしたが、ダメでした。私はこう見えても上がり性なんです。しかも、テレビはお客様がいないから、どうもうまくいかない。いつもは客席のお客様と呼吸を取りながら話すんですが、カメラとは呼吸が取れないんです。ディレクターは、「カメラの向こうに、お客様が寝転がって見ていますから」というんですが、そういわれても、私にはわかりませんでした。だから、よけいにカメラの前で緊張して、かしこまってしまう。

・自分でテープをつくって売ろうと考えたのは、こういう芸人がいたんだ、売れなかったけれど、という、形に残しておきたい気持ちがあったからです。ここで、改めて私の経歴を簡単に紹介させていただきます。1950年鹿児島県生まれ。地元の高校を卒業後、玉置宏さんに憧れて司会になるんだと上京。しかし、司会になるには大学を出ていないと難しいことがわかり、産経新聞を配りながら拓殖大学商学部に進学。その後、たまたま出会ったキャバレーの営業部長の口利きでキャバレーで働きだし、運良く司会に抜擢されます。それから大学卒業後もキャバレーの司会一筋で生きてきました。転機は29歳のとき。たまたま日劇ミュージックホールで漫談をやったところ、それを聞いていた森進一さんが認めてくれて、約8年、森進一さんの専属司会をつとめました。それから小林幸子さんの専属司会を約4年つとめたあと、伍代夏子さんからは専属ゲストで呼んでいただけることになりました。それが1995年のことです。伍代さんのショーでは20分のコーナーをいただき、お客さまの反応や「間」の取り方を学びながら、いまの中高年漫談が完成しました。その漫談が好評で、地方の営業に一人で呼ばれるようになるにつれ、自信がついてきました。それで、自分の芸を記録に残したいという気持ちが強くなってきたんです。「売れなかったけれど、こんな芸人もいたんだ」と。テープは自分で録音しました。何本も試し録りしたんです。まず、A面とB面で話がダブらないようにするのがいちばん大切です。それで、地方に営業にいったとき、今日は調子がいいぞと思ったら、片面23分、ぴっちり話して録音しました。

・私が世に出たのは、すべてバスガイドさんと運転手さんの力です。バスガイドさんからも「きみまろさんのテープをかけたら、お客様がよろこんでくれました」といった感謝の電話がきたり、お客様からも「きみまろさんのテープを聴きました。今回の旅行でいろいろ観光名所を回ったけれども、きみまろさんのテープがいちばんの収穫でした」といったファックスがくるようになりました。それでだんだん手応えを感じ始めたんです。それは、テープを配り始めてから1年ぐらい経ったころでしょうか。タダで配ったテープは3千本を超えました。

・はじめて富士山を間近で見たのは、大学生のとき富士急ハイランドにスケートをしに行ったときです。雄姿を見て心が震えました。そのときの感動はいまでも忘れません。それから毎年、冬になると富士山を見るのが楽しみになって、いつかは富士山の見えるところに住みたいなと漠然と思っていました。その後、司会時代にけっこう河口湖方面に仕事で行っていましたので、富士山の見えるところで土地を探していたんです。たまたま、ある人の紹介でいまの場所を手に入れたのですが、そこから見る富士山が、いろんな場所から見たなかでいちばんきれいだったので、借金して土地を買ったわkです。偶然というか、不思議な縁を感じました。私が好きな富士山の姿はいくつかありますが、一つは赤富士です。めったに見えないから貴重なんです。年に1回とか2回とか。しかも夏の夕暮れにしか出ません。

・私の持論をいわせてもらえば、結婚はカフェオレと同じでございます。男がコーヒー、女が牛乳。これを互いに混ぜるのが結婚です。混ぜてみると、最初は甘くてにおいもいい。ところが、だんだん冷めてきて、次第に脂が浮いてくる。元の牛乳やコーヒーに戻りたくても、もう簡単には戻れない。離婚にはものすごい労力が必要です。だって、ろ過しないといけないですから。互いに幸せを求め、一人では幸せ感が得られないから、ドドドドッと勢いでカップのなかで混じり合ってはみたけれど、時が経つにつれて気がついた。こんなはずではなかった。もっと甘いもんだと思っていた。これが夫婦でございます。そりゃ最初は甘いでしょう。熱くて新鮮なんだから。だけど、みなさらけだしたとき、すべてが冷めちゃうんです。私も、他人のことだからいえるのでございますが。だから、ほどほどがよいのです。

・恋愛しているときは、会って楽しんで、別れ際の一言がすべてなんです。「また会おうね」って。あそこがクライマックス。そのとき、どういう言葉をかけられるか、女性に満足感を与えて別れることができるかどうかが男の評価みたいなもの。

・自分にとって、いい人か悪い人か、見分ける方法は、一つには「時間」があります。時間に遅れてくるやつは、ダメです。年頃の娘さんがいる人は、よくいっておいたほうがいいです。時間にルーズな男はダメです。たとえば、デートの待ち合わせ時間に10分ぐらい早くやってくる男は信用できます。5分でもいい。それだけ相手のことを思っているという気持ちの表れです。この5分間が大事なんです。5分遅れるか、5分早くくるか。この差ってすごく大きいんです。もう一つ、娘さんにいっておいたほうがいいのは、待ち合わせをしているとき、キョロキョロしているような男は、まずダメです。ジーッと一点を見つめて待っているような男のほうがしっかりしています。また、唾をぺっぺっと吐くような男とか、歩きながらガムを食べているような男もダメ。つきあうだけムダです。なぜ、時間にルーズな男がダメかというと、社会人としての基本がなっていないからです。たぶん、そういう男はデートの約束だけじゃなくて、仕事もルーズでしょう。時間を守るのは、人間が社会生活を送るうえでの基本マナーです。時間にピタッとくる、ちょっと早めにくる。そういう心がけをいつもしていない男は、何をやってもルーズなんです。

・そもそも人生は、やることなすこと、初体験じゃないですか。いわば、なにごとも人生は初体験で死んでいくんです。50歳になったら50歳の人生は初体験で、60歳になったら60歳の人生は初体験なんですから。「俺、昔、50歳の人生送ったことやるよ」という人はいないのです。二度と人生は繰り返しません。だから、80歳になってみないとわからないことって、いっぱいあるわけです。ただし、一つだけわかっていることがあります。体力的には下り坂になることはあっても、上り坂になることはありません。

・何か一つ取り柄があるから花が咲いたのであって、一回咲けばいいじゃないですか。ドーンと花火を上げれば、それでいいと思うんです。花火だって、一瞬パーッと咲くからきれいであって、ずーっと咲きっぱなしだったら、誰も見に行かないでしょう。やっぱり消えるところによさがあるんです。女みたいなものです、花火って。「えーっ、あんなきれいだったのに」って、ずいぶん時間が経って会ったとき、驚くことがあるじゃないですか。人生でいちばんきれいなときに、その女を見て、何十年か経って偶然に会ったとき、「ああ、梅干ってこんなふうにできるんだ」みたいな感慨を持つことがあるでしょう。私はとくにキャバレーという華やかな世界にいたから、人より余計にそういう経験があるんです。

・美人の人生は50まで、美人じゃない人の人生は50から、です。そこから美人じゃない人は有利です、身体が丈夫だから。どんな美人も、どんな美人じゃない人も、50歳になったら「おばさん」という一つの単語でくくられちゃうんです。60歳をすぎたら「ババア」という一つの単語しか存在しないんです。なぜか。みんな同じ顔に見えるからです。ファッションも同じにしか見えなくなります。だいたい同じような店で買っているからです。誰が美人か、誰が美人じゃないか、甲乙つけがたくなるのが50歳以降です。勝負はそれからです。あとは身につけるものとスタイルです。美人じゃない人は勝負をかけるしかありません。いままで美人の陰で我慢してきたのですから。エステに通って身を引き締め、クロコダイルとか宝石とか本物で自分を飾ればいいんです。つまり、金力の勝負となるわけです。

<目次>
はじめに~きみまろワールドへようこそ!
第1章 正直に生きるのが私の信条です
 カツラを自ら公表した理由
 サラリーマン川柳事件の真相
 ブレークとブレーキは紙一重
 私のお客さまは50代以上の熟年世代
 小話や作り話は笑いが薄いのです
 なぜ私の漫談が受けるのか
 思いやりのある毒舌のつもりです
 私の笑いはミックスジュース
第2章 人生、諦めてはいけません
 父に教わった人生の真実
 オーディションに落ちつづけた80年代
 自分を売り込むことが嫌いなんです
 自分はテレビに向かない芸人です
 マッサージ師の免許を取った理由
 売れない時代は警察官が友だちでした
 なぜ自作のテープをつくったか
 テープを持ってサービスエリアへ
 「勝手にものを売るな」と怒られる
 すべてバスガイドさんのおかげです
 最初は断ったCDの話
 客席で受けなかった私の漫談
 富士山は自分の姿を映す鏡ですx
 余生は富士山を見ながら過ごしたい
 テープが売れなければたいへんなことに
第3章 夫婦生活は”止まらない小便”
 結婚はカフェオレと同じです
 夫婦喧嘩はモグラ叩きと同じ
 女房は人生の預かり物です
 なぜ女房からしっぺ返しをくらうのか
 お互いに太れば幸せになれます
 亭主が絶対に捨てられない女房とは
 女房も趣味も骨董がいちばん
 けっして見つめ合ってはいけません
第4章 人生はないものねだりの80年
 みんなお金に振り回されて生きている
 人間は死ぬまで欲の塊です
 お金持ちはお金を使いません
 お金を使う空しさもあrます
 「武士は食わねど高楊枝」の生き方
 神様は平等に苦しみを与えてくれる
 「ほどほど」でいいじゃないか
 仕方なく働いている中高年もいます
 なぜ満足ができないのか
 人間は何かと引き換えに生きている
 どんな大金持ちも人生の最後は人任せ
 いきなり「心の豊かさ」といわれても
第5章 孤独は人間の必需品です
 壁をつくるのは自分自身です
 私も30年間「かもしれない人生」でした
 人生には目に見えないグラフがあります
 目標を達成するだけが人生なのか
 たこ八郎さん的生き方に憧れます
 嫌なやつはどこに行ってもいます
 私もよく騙されました
 騙された経験がネタに生きています
 時間にルーズな男は信用できません
 芸能人の身の滅ぼし方
 信じられるのは占い師だけ
 人間は人との出会いで変わります
 最後まで結果なんて出ないもの
第6章 咲いた花は枯れます
 人生は初体験で死んでいく
 自分の器以上のことはできません
 一度花火を上げればそれでいい
 美人じゃない人の人生は50から
 追い詰められた夢ばかり見ます
 「あの人はいま」で会いましょう
第7章 おまけに最新ライブをどうぞ
あとがき

面白かった本まとめ(2010年上半期)


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きしめん よしだ エスカ店(名古屋)を堪能しました!

2010年10月28日 01時00分00秒 | 外食
<食べ物のおはなし>

名古屋へ行く機会がありましたので、ぜひ名古屋の名物を食べたいと思いました。

いろいろと調べてみると、名古屋といえばみそカツ、みそ煮込みうどん、ひつまぶし、きしめん・・・のようですね。

今回は、「きしめん」を堪能することにしました!

金額的に安いということも大きな理由です・・・^_^;)
(だって、ひつまぶし等は高い・・・)

「きしめん」を食べログ等で調べてみると、きしめんよしだが良さそうです。

場所は、名古屋駅そばのエスカにありますし、無添加で体にも良さそうです。

また創業明治23年とかなりの老舗です。


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↑店構え


店内は木目調で、できたばかりなのか、かなり明るくきれいで清潔感が漂います。


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↑店内


また店内には、「麺」や「めんつゆ」のこだわりについても書かれていました。

なんだか好感が持てますね。


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↑「麺」や「めんつゆ」のこだわり


メニューは、「温かいもの」と「冷たいもの・丼もの」に別れています。

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↑温かいメニュー


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↑冷たいもの・丼ものメニュー


どれを選ぶかかなり悩みました。

具体的には、やっぱり名古屋だし味噌煮込みがいいかなぁ?とも思いましたが、この日は暑かったので冷たいものにしました。

このメニューにはありませんが、店頭にディスプレイされていた「天ざる定食(1100円)」です。


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↑天ざる定食(1100円)


きしめんは、コシがとてもあり!旨い!!

めんつゆにワサビや生姜を入れて、きしめんとの相性はバッチリです!

旨い!コシがあるのはうれしいですね。


また、天ぷらもサクサクで、そしてかなりボリュームがあるのもうれしいです。

写真では見づらいですが、かき揚げもかなりボリュームがあって美味しいです。

茶碗蒸しや卵焼きもGOODです!!


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それから後日、名古屋に行く機会がありましたので、心残りになっていた「みそ煮込み(えび天・小ライス付き1000円)」を堪能しました!

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↑味噌煮込み


きしめんは、煮込みなのに、かなりコシがあります!

そして名古屋独特のみそ!

うまい!!食が進みます!


そして、天丼(きしめん(温かいor冷たい)付き930円)も美味しかったです!

えびが大きいのがうれしいですね。天丼のタレもgoodです!


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↑天丼(冷たいきしめん付き)


「きしめん よしだ」はとてもオススメです!!


<きしめん よしだ エスカ店>

住所:愛知県名古屋市中村区椿町6-9 エスカ地下街
TEL:052-452-2875
営業時間:11:00~21:00 (L.O.20:30)
定休日:無休(元旦休)
アクセス:東海道本線名古屋駅より徒歩5分



美味しかったものまとめ(2010年上半期)

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新亜飯店(東京 大門)で小籠包を楽しみました!

2010年10月27日 01時00分00秒 | 外食
<水曜は食べ物のおはなし>

東京の地下鉄大門駅から歩いてすぐのところにある新亜飯店で、小籠包を楽しみました!

JR浜松町駅にも近いお店で、大通りに面しています。

 以前このブログで紹介した山手線ぐるり おみやげ散歩(伊藤美樹)でこの新亜飯店紹介を紹介していること、吉祥寺の小龍(しょうろん)というお店で「小籠包」が美味しかったということもあり、この新亜飯店へ行ってみることにしました。

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↑店構え


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↑店内の様子

店に入ると、お店の人は中国語で話をしていて、本格的な本場の中華料理ということを想像します。

店内はレトロな感じはします。

ランチタイムで、1050円のランチメニューもありましたが、ここは我慢?して小籠包8個1470円を注文しました。

まず、生姜が運ばれてきます。

これに醤油と酢を付けて小籠包を楽しむようです。

ワクワクします・・・。


3img_2358
↑生姜

そして、小籠包の登場です!

4img_2359
↑小籠包8個

白菜の上に小籠包が置かれて、籠で蒸されています。

湯気がすごい・・・。熱そう!!

さっそく食べてみますが、アチチィ!!

当たり前ですが熱くて、そして肉汁が飛び散ります。

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↑小籠包の中身


うーむ、これも旨いです!!

あまりに美味しくて、8個を次々と食べてしまいます。

白菜も蒸されて美味しかったです!


ちと、1470円とお値段が高いかもしれませんが、この本核的な小籠包はとてもオススメです!!

他のお客さんもこの小籠包を注文していました・・・。

やっぱり大人気なんですね。


<新亜飯店 芝大門店 >
TEL:03-3434-0005
住所:東京都港区芝大門2-3-2
営業時間:[月~土]11:30~22:00
      [日・祝]12:00~21:30(L.O)
定休日:正月

大きな地図で見る

美味しかったものまとめ(2010年上半期)


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学問の神様 太宰府天満宮に行って来ました!

2010年10月25日 01時00分00秒 | イベント・外出
<月曜はお勧めなおはなし>

 学問の神様「菅原道真(すがわらみちざね)」の太宰府天満宮へ行って来ました!

福岡県太宰府市にあり、西鉄電車を使えば、大宰府駅から歩いてすぐの場所にあります。

 太宰府天満宮は、菅原道真(すがわらみちざね)公の御墓所の上に社殿を造営して、その神霊を御奉祀する神社で、「学問の神」「至誠の神」として有名です。

 菅原道真は承和12年(845)に生まれ、延喜3年(903)2月25日に、この大宰府で亡くなりました。

その御遺骸は都府楼の北東(うしとら)の方向へ向かって進み、牛車の止まったところ、当時の四堂のほとりに葬られたとのことです。

このことが、太宰府天満宮の始まりとなったようです。

そして、この太宰府天満宮には牛の像があります。

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↑牛の像


牛の像があるのは、天神信仰が初め農耕神として発展し、牛が農耕のシンボル的存在だったためのようです。

また、自分の身体と同じ牛の部分をお互いになでれば、身体健全はもとより病気全快するといわれています。

特に牛の頭部を同じようになでれば、知恵が付くという信仰があるため、ピカピカ光っています^_^;)


それから、有名な太鼓橋(たいこばし)もあります。

歩くところが太鼓のように丸く盛り上がっている橋です。


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↑太鼓橋


 大宰府天満宮の境内には「心」の文字をかたどったと云われる心字池がありますが、その心字池にはかかる橋が太鼓橋です。

太鼓橋・平橋・太鼓橋の順に3つの橋が架けられています。

この3つの橋は、仏教思想の過去・現在・未来という三世一念を表現しているそうで、この橋を渡ると心身ともに清められるそうです。

その心字池には、亀もいました^_^;)


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↑心字池


そして、本殿に行くには、立派な桜門を通ります。

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↑桜門


そして、本殿です。

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↑本殿


本殿で息子を始め家族が賢くなるようにお参りをして、おみくじ(100円)を引き、そして息子に御守り(800円)を買いました。


なお、すぐ近くには以前このブログで紹介した九州国立博物館やだざいふ園という遊園地もあります。

また、梅ヶ枝餅が美味しくてとてもオススメです!

太宰府天満宮はとてもオススメです!!



お勧めなお話(2010年上半期)
引越し成功法!
ホテル安く利用体験談!
格安国内航空券体験談!


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臓器は若返る-メタボリックドミノの真実(伊藤裕)

2010年10月22日 01時00分00秒 | 
<金曜は本の紹介>

「臓器は若返る-メタボリックドミノの真実(伊藤裕)」の購入はコチラ


 この「臓器は若返る-メタボリックドミノの真実(伊藤裕)」という本は、健康長寿の秘訣として体の中のミトコンドリアを生き生きとさせること、そのためには「少食」で「体を鍛える」ことが大切ということについて、その理由や、やり方も含めて詳しく分かりやすく書かれた本です。


また、以下の点は「へ~~!」と思いましたね。

・酸素を一番使うのは脳ではなく、消化器が30%、腎臓20%、脳が15%、骨格筋が15%
・体の免疫グロブリンの実に半数は腸管で産生されている
・人間の祖先はある時期、半水生の生活をしていたかもしれない
・肥満体質は腸内細菌が原因かもしれない
・がんに対する新しい治療法
・ほとんどの生物でカロリー制限すると寿命が延び病気も減る
・筋肉の中に多数のミトコンドリアが存在する
・規則正しい生活のリズムは長寿を生み出す


とてもオススメな本です!

以下はこの本のポイント等です!

・臓器たちを最初に躓かせるのは肥満だ。現在、実に世界の死亡の原因の50%以上は肥満によって引き起こされる病気であるといわれている。栄養失調や感染なども深刻な問題だが、それらの病気より、太ることが命取りになることのほうが多いのだ。肥満に端を発し、メタボリックシンドローム、そして血管病やがんが起こってくる。これらの体の状態の変化、さまざまな病気はあたかも”ドミノ倒し”のように次々と連続して起こってくる。臓器たちは、体の中でお互いに声をかけ合い、日々芸術的ともいえる連携プレーを演じている。だからある臓器が倒れると別の臓器も次々とやられていく。これをわたしは「メタボリックドミノ」と呼んでいる。

・病気や老いに抗する方法があるとすれば、たったひとつ。わたしたちの体の中のミトコンドリアを生き生きとさせることだ。われわれは、今から20億年前に、このミトコンドリアというパートナーに偶然巡り合った。われわれの体にはたくさんのミトコンドリアが住んでいる。このミトコンドリアが生きるエネルギーを作り、われわれを支える臓器たちにふんだんに供給してくれている。1年365日安むことなく、「動き、食べる」パワーを与え続けてくれているのだ。ミトコンドリアが健康であれば、全身の臓器にエネルギーがみなぎってくる。太く、長く生きられるのだ。

・肥満は、血管病とともに、がんをも起こりやすくする。だからメタボは怖い。糖尿病になった人とそうでない人を比べると、心筋梗塞や脳卒中を起こす時期が糖尿病でない人に比べて、15年早いという統計データがある。メタボリックドミノの牌がすべて倒れきった先に待っているのは「死」だが、このドミノ倒しによってわれわれの人生の時計は15年”早回し”されてしまう。

・人間の体は、200種類以上約60兆個の細胞からできている。これらの細胞の組み合わせによりさまざまな臓器が形成され、わたしたちの体ができ上がっている。これらの細胞は、それぞれ「核」を持っている。こうした核を持つ細胞からなる生命体は「真核生物」と呼ばれている。核を持たない細胞から構成される生物は「原核生物」、いわゆる細菌である。細菌は、分裂を繰り返し、同じ細胞がただただ増え続ける。1個1個の細胞に特に個性はない。一方、核を持った細胞からは、いろいろな種類の細胞が生み出される。そして、それらが寄り集まり細胞集団を作るようになると、バラバラで行動するのではなく、お互いにコミュニケーションを取って影響し合うようになった。そうすることでバラバラにいるよりも、ずっと高度な行動がとれる。続いて、さまざまな「臓器」が形成され、複雑な機能を分担することで、一個の生命体が形作られるようになった。こうして、われわれ真核生物は飛躍的に”進歩”してきた。真核生物になぜこうした”進歩”が可能だったのか。それは、核を持った細胞になって初めて、「食べること」と「動く」ことが可能になったからなのだ。

・大きな体をちゃんと保って、素早くうまく運動して捕食の行動をするためには、莫大なエネルギーが必要となる。生物はこうした生きていくためのエネルギーをATP(アデノシン三リン酸)という分子に蓄えている。ATPは、いわばエネルギーの通貨だ。

・ミトコンドリアは、二重の膜(外膜と内膜)によって囲まれた細胞質の中に漂う隔離された小部屋のような形をとっている。もともとは、ミトコンドリアは、それが収まっている細胞(宿主細胞)とは、別個の生き物であった。その証拠にミトコンドリアは自分独自の遺伝子(DNA)を持っている(しかし本来自分がもっていたDNAの大部分は、宿主の細胞の核に移動させて、自分の情報をそちらに明け渡してしまった)。たくさんATPを作ってくれる頼りになる”相棒”のミトコンドリアを得たことで初めて、真核生物は「動くこと」と「食べること」ができるようになった。このようにミトコンドリアを獲得した真核生物にとって、そもそも「生きること」は、食べ物を探して動き回り、そしてそれを食べることであったのだ。いわば食べることは真核生物の宿命。つまり「食べるために生きる」のだ。

・なんと、酸素を使う一位は消化器である。臓器全体の実に30%もの酸素を使う。二位は腎臓で20%。そして三位が脳と骨格筋で15%ずつである。消化器と腎臓で全体の半分もの酸素を使うのだ。じっとしていても生物が生きられるのは、消化排泄、排尿という行為がちゃんとおこなわれているためだということを、この数字ははっきりと物語っている。食事のときには、消化器にさらに多くの血液が送り込まれ、運動時には、骨格筋への血流が増える。食事のあと、頭がボーッとしたり眠くなったりするのは、消化器への血流が優先されるので、頭に血が回らなくなるからだ。やはり、生物にとって「食べること」が最も重要なのである。血流量からみると「動くこと」(骨格筋への血流量)と「考えること」(脳への血流量)は同じぐらい大切なのかもしれない。

・われわれの血液の中を流れているリンパ球が免疫系を担っている。「免疫グロブリン」はリンパ球の作る外敵排除のための武器の一つだが、体の免疫グロブリンの実に半数は腸管で産生されている。それほど「腸管免疫」は、われわれの生命維持のうえに重要なのだ。面白いことに、免疫系が十分には発達していないショウジョウバエでは、脂肪組織が、感染などに対する防御免疫系として働いているようだ。外敵がくると、貯めていた脂肪を減らして、外敵に対抗する力にふりかえている。

・陸上で生活する哺乳動物では、貯蔵された脂肪分は”体の中”に貯め込まれる、つまり内臓脂肪が増える。しかし、人間は、皮下脂肪にも余剰のエネルギーを十分貯め込むことができる。なぜ人間でそのように皮下脂肪を熱くすることができるのか、その意味はよくわかっていない。しかし体温を保つために皮下脂肪が有効であることから考えると、この事実は、人間の祖先はある時期、半水生の生活をしていたという説(E・モーガンの「アクア説」)の根拠にもなっている。確かにアザラシなどの水生哺乳類は、他の動物に比べて、厚い皮下脂肪を持っている。

・いくら食べても太らない人は、食べ物の吸収を抑える力のある腸内細菌を持っているのかもしれないし、逆にちょっと食べても身に付きやすいと言っている人は、実は肥満を起こしやすい腸内細菌と一緒に暮らしているのかもしれない。先に、メタボの元凶である「内臓脂肪で起こる炎症」に腸管がひと役買っているかもしれないとお話ししたが、わたしは、この炎症に、腸管の住人である腸内細菌が関係していると考えている。細菌わたしたちは、マウスに脂っこい物を食べさせると、わずか2週間で、腸内細菌の種類がかわってしまうという結果を得た。つまり、食べるものそのものも腸内細菌のコントロールにかかわっているかもしれないのだ。まさに快食快便、腸内環境を整えて、いい腸内細菌を持つこともメタボ対策の上で大切だ。

・PDHの働きは、PDHキナーゼという別の酵素により抑制されている。がんが盛んに増殖しているとき、がん細胞が大量に酸素を取り込むため、がんの内部は酸素不足になっている。このような状態では、PDHキナーゼの働きが強まる。そうするとPDHの働きが弱められて、TCA回路のほうにピルビン酸が回されなくなるのだ。こうしてミトコンドリアバイパスが起こる。このような形でミトコンドリアをバイパスすることで老化しないがん細胞に対して、いま、がん細胞が増えるのをどんどん抑制して殺してしまう新しい治療法が開発されている。PDHキナーゼの働きを弱めてやることでPDHを活性化させ無理やりミトコンドリアのほうにブドウ糖の利用をシフトさせて、活性酸素の発生を高めてがん細胞の増殖を抑えようとする戦術だ。悪玉活性酸素を”味方”につけるやり方である。ちなみに、PDHは、筋肉が収縮すること、つまり、運動によって活性化することも知られている。運動すると、がんになりにくい、ということも十分あり得る。

・カロリー制限の研究は、1935年にまでさかのぼることができる。原核動物の酵母から、線虫、ショウジョウバエ、さらにマウス、ラット、最近ではサルに至るまで通常の食餌量あるいは培養液中のブドウ糖濃度を20%から30%減らすと、すべての生命体で見事に寿命が延びるという観察がなされている。寿命がおおよそ1.5倍程度になることもある。人間でいえば、100歳で死ぬ人が150歳まで生きることになるのだ。さらに高等動物では、加齢に伴って起こってくる病気、すなわち、心臓や血管の病気、糖尿病やがんも減るというのだ。つまり、ただ”細く長く生きながらえる”のではなく、健康で長寿になれるのだ。

・わたしがよく言うのは、「「いつもおなかが減っている感じ」にしてください」ということだ。実際、3000kcal食べている人は、食べた後いつも「ちょっと気持ち悪い」と感じていることが多い。一瞬かもしれないが、食べて後悔していることがある。適正なカロリー量を食べている人にはそれが少ない。さらに、適正カロリー7掛けでは(つまりカロリー制限をする)、「いつもおなかが減っている」という感じを持つ。あるいはいつも、「食事まであと何時間なのかな」とか、「次の食事のとき何を食べようかな」と考えてしまう。このような感覚を持つような食事の量にして、できればその感覚に慣れるようにしてほしい。「小食にしているうちに胃が小さくなったような気がする」とおっしゃる方がいるが、そう思えればしめたもの。カロリー制限に慣れた証拠だ。そのような食事にして、やせすぎるということはまずない。どんどんやせてきたとしたら、今度は適正摂取カロリーまで戻したらいい。

・カロリー制限によって長寿遺伝子サーチュインが活性化しミトコンドリア力がアップすることが、メタボエイジングにブレーキをかけ長生きする鍵となる。ミトコンドリア機能が低下すると、エネルギー代謝が乱れ、メタボリックドミノが進んでいく。そして、動脈硬化に陥り、脳や心臓などの重要な臓器の障害が起こり、死の訪れも早まる。しかし、ミトコンドリアの大切さはそれだけに留まらない。ミトコンドリアは、メタボ関連以外の病気、たとえば、がんや感染など、もっといろいろな病気が起こることに対する全般的な抵抗力を作り出してくれる。そうして、最終的な寿命を決定するのだ。つまり、カロリー制限は、単に、肥満にならない、メタボにならないという意味で大切なのではなく、ミトコンドリアの力を高めて、生きるための”底力”を与えてくれるという意味で重要なのだ。

・筋肉の中には多数のミトコンドリアが存在する。筋肉はブドウ糖や脂肪からエネルギー分子ATPを豊富に生み出すミトコンドリアの宝庫、まさにホームグラウンドなのである。体の中のミトコンドリアの80%は、筋肉の中にいるのだ。そして、一つの筋肉細胞の中には2000個ほどのミトコンドリアが住んでいる。体がフルに酸素を使う状況では、その90%は骨格筋が使用する。ミトコンドリアは酸素を使ってATPを作り出すが、同時に酸素がうまく使えなかったときに活性酸素を産生してしまう。活性酸素はわれわれの体を障害し、老化の元凶となる。ミトコンドリアは車のエンジンにたとえることもできる。ブドウ糖と脂肪が燃料のガソリンとなり、エンジンの馬力となるATPを生み出す。排ガスにあたるのが、活性酸素である。だから運動は、ミトコンドリアの数を増やし、そして馬力を増し、同時に排ガスの量が少ない、”性能の良い”ミトコンドリアを作ってくれるのだ。こうしたミトコンドリアは、「高効率ミトコンドリア」と呼ばれている。ちなみに、われわれ哺乳類は、爬虫類であるトカゲより運動の持続力が8倍ほど強い。トカゲは数分間動いただけで、すぐに「息が切れて」しまい、疲労から回復するのに、相当時間がかかる。トカゲは筋肉のミトコンドリアの数が哺乳類の半分ほどしかないからだ。腎臓や肝臓といった臓器に存在するミトコンドリアの数も、われわれ哺乳類は爬虫類の5倍以上あり、運動した際に発生するいろいろの代謝産物、老廃物の処理能力も圧倒的に高い。この「臓器の処理能力」も持久力に大きくかかわっている。持続力のある強い体をつくるためには、運動して、筋肉やその他の臓器も鍛えて、ミトコンドリアを増やすことが重要なのだ。

・ただ食べるものを減らすより、積極的に体を動かすほうが、ミトコンドリアをより活性化できるのだ。肥満している人に、食事のみで減量した場合と食事と運動により減量した場合を比較したところ、食事のみでは、確かに筋肉内の脂肪は減ったものの、筋肉のミトコンドリアの機能は改善せず、運動を加えたことで初めて改善が認められたという研究結果もある。老化に伴い、筋肉ではいくつかの遺伝子の働きが変わることが知られている。「年齢と関連して変化する596遺伝子のうち179遺伝子が運動により回復する」という研究結果もある。

・細胞の中には、実は、高効率のミトコンドリアから効率の悪いミトコンドリアまで、ミトコンドリアの一生を映し出すように連続的にいろいろな段階のミトコンドリアが存在していると思われる。ある時間の断面で、細胞をスナップショットのように捉えてしまうと、どちらかというと、”いいミトコンドリア”の集団とどちらかというと、”悪いミトコンドリア”と考えられる集団がある一定の割合で見出されてしまう。しかし、現実は川の流れのように、ミトコンドリアは徐々に老いていっているはずである。この”ミトコンドリアの流れ”がよどみなく流れていることが、アンチエイジングにつながる。古くなったミトコンドリアを速やかに取り除き、新しいミトコンドリアを常に生み出し、なるべくミトコンドリアが傷つかないようにミトコンドリアを常に鍛えていることが大切なのだ。

・ミトコンドリアを鍛えるためにわれわれはどのような運動をすればいいのだろうか?ミトコンドリアは、筋肉でのエネルギー不足、酸素不足を感じてどんどん増えようとする。だから、理想的には、きつめの運動をできるだけ長く続けることが望ましい。しかしきつい運動は長くは続かない。すぐ疲れてやめてしまうようでは結局だめ。だから、”ちょいきつめ”の運動をなるべく長く続けることを目指す。運動には、有酸素運動と無酸素運動がある。有酸素運動は、酸素を使ってたくさんのATPを作り出す持続性のある運動だ。有酸素運動がミトコンドリアをフル稼働させる。

・赤ちゃんはおなかの中にいるとき将来自分がどのような栄養環境の世界で生きることになるか考えている。その栄養環境をお母さんの栄養状態から予測しているのだ。お母さんが、栄養不足の状態なら自分が生まれてからの世界もきっと栄養が不足しているのだろうと予測して、それに合わせて、おなかの中にいるうちから準備をする。脳や腎臓それにインスリンを分泌する脾臓の大きさや機能をそれに合わせてプログラムしていく。生まれてからやはり低栄養の世界であればその世界にうまく適応できることになるが、もし生まれてからの世界が食べ物であふれかえっている世界だったら-。栄養不足に備えてエネルギーを倹約しようとプログラムされている臓器を使ってたくさんの栄養を取ってしまうと、簡単に肥満になってしまう。だからメタボになるのだ。この現象は、メタボリックプログラムの”ミスマッチ”と呼ばれている。お母さんたちは自分ひとりだけの身ではないことを自覚して、しっかり栄養を取ってほしい。

・忙しい生活になると、どうしても食事時刻が不規則になり、空腹の時間が長くなったり、逆に夜中に食事することが増えてしまう。われわれの脳には光を感じてリズムを作り出す神経が存在する。この神経が全身の細胞のリズムの台本を作り出しているが、メタボで重要な肝臓や筋肉にも一日のリズムを作り出すペースメーカーの遺伝子(時計遺伝子)がある。これらの時計遺伝子は食事時に取り込まれる栄養分が刺激となり、コントロールされている。睡眠不足や夜中に食事することにより栄養分が体に取り込まれる時間や量が変則的になると、血糖が上がり肥満、糖尿病になりやすいことが知られている。このことは仕事時間帯が常時変更される職種の人で証明されている。

・長生きして、100歳を超えた人たちは「百寿者」と呼ばれている。「百寿者」の人に長生きの秘訣は何ですか?と聞くと、みなさん異口同音に言われることは、「同じことを同じ時間に繰り返す」だ。規則正しい生活のリズムは長寿を生み出す。

<目次>
はじめに
序 人生の時計を早回しする体内連鎖
  0 メタボリックドミノ-あなたの体の中はいま・・・・・
生 われらが伴侶ミトコンドリア
  1 生きるために食べるのか? 食べるために生きるのか?
  2 酸素との運命的出会いx
  3 生きるための体内パワープラント
  4 ミトコンドリアへの献身
食 恐るべき「消化管パワー」
  5 酸素を求める臓器たち
  6 消化管が秘める力
  7 メタボリックドミノ倒しを進めるもの-臓器炎症の連鎖
  8 内臓脂肪の”素顔”-気になる隣に住む消化管
  9 ガッツ!-もの静かな消化管の住人たちへのエール
 10 肥満は「万病のもと」-抵抗力を決めるミトコンドリア
躓 ミトコンドリアの疲れと老い
 11 ミトコンドリア病とメタボリックドミノ
 12 「精根尽き果てる」とは?
 13 ミトコンドリアリニューアルの”狂い”
 14 唯一老化しない細胞-がん
慎 健康長寿への招待
 15 カロリー制限とメタボエイジング
 16 腹八分目とは?
 17 長寿遺伝子の発見とメタボエイジング
 18 カロリー過多からの防御-インスリンの光と影
鍛 ピンク・ミトコンドリアの獲得
 19 筋肉-ミトコンドリアのホームグラウンド
 20 血のめぐりがよいと太らない
 21 健康長寿へのホルメシス・トレーニング
 22 「太く長く」生きるには
 23 躍動するピンク・ミトコンドリア
蒔 人生のスイートメモリー
 24 メタボリックドミノにおける「時間の重み」
 25 時を刻むミトコンドリア
おわりに

面白かった本まとめ(2010年上半期)


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魔法のマンゴーロール(堂島スウィーツ)も美味しい!

2010年10月20日 01時00分00秒 | 食べ物
<水曜は食べ物のおはなし>

以前に、このブログで堂島プリンを紹介しましたが、この堂島スウィーツというお店で、今回は「魔法のマンゴーロール」を買って堪能しました!

1img_2269
↑魔法のマンゴーロール


 中心には完熟のフレッシュマンゴーが ごろっと入っていて、こりゃ本当に美味い!!

お店の人によると、他のお店とは違って本物のフレッシュマンゴーが入っているということで^_^;)、さすがに甘くて美味しいです!

定番のロールケーキにマンゴーがプラスされてさすがに美味しいですね。

とてもオススメです!!

<堂島スウィーツ 堂島本店>
住所:〒530-0002 大阪市北区曽根崎新地2-4-7 酒井ビル1階
営業時間:平日:10時~21時/土・日・祝:11時~19時
TEL:06-4796-5515


美味しかったものまとめ(2010年上半期)


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PanasonicメンズシェーバーES-LA74はオススメ!

2010年10月18日 01時00分00秒 | 良い物・サービス
<月曜はお勧めなおはなし>


↑PanasonicメンズシェーバーES-LA74


 10年ほど使用していたメンズシェーバーがついに壊れてきたので、新しいものを買うことにしました。

 メンズシェーバーを買うにあたっては、まずメーカーを選ぶことになりますが、

 いままで使用していたのがPanasonicで、数度替刃しただけで特に10年ほど何も問題がなかったので、やはりここはPanasonicにしました。

 ブラウンも良さそうでしたが、すぐに新製品が出るようですし、以前買ったブラウンの製品が2~3年でバッテリーがダメになった経験があるのでちょっと敬遠してしまいました。


 それから、Panasonicメンズシェーバーの製品の中でどれを買うかかなり悩みましたね^_^;)

 まず上位機種の4枚刃シリーズの中で、全自動洗浄機能があるものに絞りました。

以下がその3製品とその違いです。

外出用ケースが固いかどうかと、充電等の表示が違うだけで、その他のひげそりの機能等はまったく同じとのことでした。

金額は価格ドットコムで調べました。

(1)ES-LA94
・・・ハードケース・液晶ディスプレイ・\27,000円~
(2)ES-LA84・・・ポーチ・液晶ディスプレイ・\23,310円~
(3)ES-LA74・・・ポーチ・充電5段階表示・\19,000円~

 自分はメンズシェーバーを持って外出することはほとんどありませんし、液晶ディスプレイで充電10段階表示になったところで通常使用で特に問題はありませんので、(3)ES-LA74を購入することにしました。

価格差がそれぞれ約4000円もあるので、ES-LA74がオススメだと思います。

また、白色で清潔感があるのもよいですし、ロック機能があるので、これを使えばカバンの中で誤動作する可能性はかなり低いので安心です。


 次に使用感ですが、さすが4枚刃+あご下のひげもしっかりとらえる密着トレースヘッド等です!

あご下のひげが楽に剃れ、しかも剃った跡がツルツルで、皮膚が傷みません!

特に今まであご下のひげには苦労していたので、とても楽です!

これはとてもオススメです!


また、今までシェーバーの掃除が大変だったのですが、全自動洗浄充電器付きで徹底除菌してくれるので、これを使えばとても楽です!

ただ毎日洗浄すると、約30日でひげが溜まってしまって専用洗浄剤を交換しなければいけませんので、毎月約613円必要となります。

しかし、週に一度程度備品のブラシでひげをシェーバーから落とし、すぐに全自動洗浄器で洗浄・除菌すれば、ひげが溜まらないのでかなりの期間その洗浄剤を使用できるようです。

なお、洗浄(10分)→乾燥(80分~170分)→充電(~60分)かかり、洗浄時はちょっとうるさいので注意が必要です。


それから、ハンドソープ等で音波洗浄することもできます。


あご下のひげが楽に剃れPanasonicメンズシェーバーES-LA74はとてもオススメです!!

毎日愛用しています!

お勧めなお話(2010年上半期)
引越し成功法!
ホテル安く利用体験談!
格安国内航空券体験談!


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幸福立国ブータン(大橋照枝)

2010年10月15日 01時00分00秒 | 
<金曜は本の紹介>

「幸福立国ブータン(大橋照枝)」の購入はコチラ


 この「幸福立国ブータン(大橋照枝)」という本は、GDPの成長をめざすことではなく、GNH(Gross National Happiness)すなわち「国民総幸福」を目指し、2005年の国勢調査では国民の97%が幸福と答えているヒマラヤ山脈の東側にあるブータンという国について書かれたものです。

 著者は麗澤大学経済学部教授である大橋照枝さんです。

 ブータンでは、高齢者や子供をいたわり、互いに助け合うことでセーフティネットを確立しつつも、インターネットや携帯電話などICTにも力を入れているようです。

 犬はみんなで育て、放牧された牛は自分で家に帰り、子供たちが道端を歩いていると車で通りかかった人は家や学校まで送り届けるならわしとは驚きました。

 特に仏教の教えが脈々と生きているようです。

 これからの日本を考える上でも、とても参考になると思います。


 とてもオススメな本です!

 以下はこの本のポイント等です。

・先進国が、あるべき社会進歩のあり方を求めてもがいている中で、もう30年以上も前から、GDPの成長をめざすことではなく、GNH(Gross National Happiness)すなわち「国民総幸福」をめざすことを国王みずから決意し、それを国是として憲法にうたい、政治・行政の中で実践している国がある。ヒマラヤ山脈の東側の内陸国で人口約67万人の小国、先進国的基準から見て、金銭面ではけっして豊かとは言い切れないブータンである。国土の72%が山林で、その山林面積は憲法で60%以下にしてはならないと定められている。緑の丘陵の中にブータン様式の独特の木造建築がそこかしこに点在し、公式の場では男性は「ゴ」、女性は「キラ」と呼ばれる民族衣装を必ず身につけ、小中高生の通学服もそれに準じている。このように伝統文化を大事にしつつ、一方でインターネット、テレビなどの情報通信技術(ICT)も1999年に解禁され、携帯電話は2003年に解禁。世界の先端的情報も共有している国である。道端にねそべっている犬をみかけて「野良犬?」と聞くと、「いえ、私たちみんなの犬です」との返事。みんなで餌をやり世話をしているのだ。またブータンでは子供たちが道端で歩いていると、車で通りかかった人は、家や学校まで送り届けるならわしになっている。こういう行動様式は「ディグラム・ナムジャ精神」と呼ばれている。これは仏教の価値観を共通のベースにしていて、家庭・職場・学校でこれを意識的に心がけて、家族の崩壊を防ぎ、社会通で高齢者をいたわり、互いに助け合うことでセーフティネットにしていこうという考え方である。このように、ブータン社会には、日本ではすっかり忘れられている仏教の教えが現在も脈々と生きている。ヒマラヤの小国で、資源も乏しく、水力発電による電力をインドへ売る収入が国家歳入の40%を占める。また、農林業やトレッキングなどの観光業が主な産業で、国民の多くは自給自足経済である。しかし、幸福感や満足度は高く、2005年の国勢調査では「あなたは幸福ですか」との問いに、97%が「はい」と答えている。これだけでも日本との大きな違いが感じられる。

・このような高い幸福感を国民がいだくまでに導いていったのが、先代の国王、ジグメ・シンゲ・ワンチュク第4代国王である。彼は1972年に16歳で即位し、17歳の戴冠式のころ「ブータンはGNPよりGNHで行くべきだ」と発想し、その考え方を1976年12月、まだ21歳のときにスリランカのコロンボで開かれた第5回非同盟諸国会議後の記者会見で発表した。こうしてGNHという考え方が初めて国際的に知られるところとなった。第4代国王は、即位後、全国の村々を歩いて国民とふれあい、ますますGNHの大切さを確信していった。北に中国、南にインドという大国・強国に囲まれたブータンは、半世紀前までは鎖国同然であった。近隣のチベットやネパールが大国にゆさぶられたり、国内が混乱したりするのを反面教師とし、国の平和と安定をはかる目的もあったのだ。しかし、GNHをかかげ国民の平安を維持していく中で、そのユニークな文化と価値観が国連や経済協力開発機構(OECD)、国連開発計画(UNDP)、世界銀行など、国際機関の目を引きつけていった。

・ブータンはヒマラヤ山脈の東側の内陸国で、人口67万人。ほぼ鳥取県の61万人、島根県の76万人に近い。面積は九州の0.9倍にすぎない小国である。ブータンを訪れる者の心をまずとらえるのは、その風景。山すそから田園地帯にかけて、白壁に木の窓枠をはめ込んだ独特のブータン様式の建物が、緑の中に沈み込むように点在する。家並の中には広告塔やネオンのようなものはいっさいなく、高台から見ると、民家の屋根にブータンに不可欠な食材、赤いとうがらしが干してあったりして、実にのどかだ。首都ティンプーの王宮タシチョ・ゾンのたたずまいもこの風景の中に華麗におさまっている。

・ヒマラヤの美しい花々に恵まれているブータンには、驚いたことに花屋がないのだ。その背景には、力いっぱい生をまっとうして咲いている花の命を断ち切って、売り買いすることは、仏教の教えに反する、というブータン人の考え方があるのだ。時たま最初に咲いたしゃくなげの花を仏壇にそなえることはあるが、通常は仏壇にも生花はそなえない。だからブータンの寺院の仏像に飾る花は、なんとすべて造花である。街中では、鉢植えの花が売り買いされることはあるが、切り花の売り買いはない。花は自然の中でめでて楽しむものなのだ。このように、仏教文化が生活に浸透しているために、私たち日本人が常識と思っていることがくつがえされる事例は少なくない。例えば、お茶のカップにハエが入ったとする。ブータン人は「大丈夫?」と聞く。ところがこの大丈夫は、お茶が大丈夫かでなく、ハエが大丈夫だったかと聞いているのだ。そして、すぐ「ハエを(救い)出せ」となるのである。ハエ一匹殺生することは許されないのである。夕方、牛が一頭、アスファルトの道のわき道をテクテクと、誰に引かれるでもなく、家路に向かっている。牛はムチで打ったりしないと、横道へそれていくのが我々の常識と思うが、このような「自立した牛」の姿はほほえましい。

・公式の場での民族衣装の着用は、1989年1月6日に、前国王ジグメ・シンゲ・ワンチュク第4代国王が出した布告による。なぜか。ブータンでは文化を大切にしている。ブータン固有の文化こそ、ブータンのアイデンティティであり、小国ブータンが、周囲の列強とりわけ北の中国、南のインドに互して自立していくには、軍事力や経済力には頼れないので、文化の固有性で対応しようとの考えもあるようだ。ブータンを単なる普通の国にしないための政策だと思われる。しかし若者は普段着としてトレーナーやGパンを持っていて、夕食に招いたりすると、女性はきらびやかなキラで現れるが、男性はTシャツ、Gパン姿も少なくない。夕方の首都ティンプーの街のそぞろ歩きや映画、買物、食事などでのにぎわいに、ゴやギラ姿は少ない。

・「ブータンでは性別ギャップはありません。統計や記録には十分現れていない面がありますが、男女は国の法律、ルールで完璧に平等になっています。男女は人口もほぼ同じです。可能性をもった国の人口の半分(女性)が幸せでなければ、GNHの国とはいえないし、国家も衰退します。教育面では、小学校への進学率は女子の方が高い。ブータンの識字率は60%といわれていますが、これは欧米的尺度で言った場合で、実は、村には、お坊さんが独自の教育をしており、仏教や精神面の教育で文字を教えるので、実際の識字率は80%といえます。家族の遺産相続も平等になっています。

・ブータン人の97%が国勢調査で「幸福」と答えた背景には何があるのであろうか。ブータン最大の収入源はインドへ売っている水力発電の電力で、歳入の40%を占めている。水力発電所は、インドの援助とアジア開発銀行などからの借款による1986年のチュカ水力発電所に始まり、2001年操業開始のクリ・チュ、2006年のタラ、現在建設中のプナツァン・チュと大型プロジェクトが続き、慢性の電力不足に悩むインドとのうまい補完関係ができている。ブータン第二の収入源は、観光とじゃがいも・リンゴなどの農業とチーク材などの林業(歳入の30%)、第三が国際援助(同30%)となっている。基本的に農業人口が約60%を占めているが、本職が農業でなくても、農にかかわりをもつ人も少なくない。農村では、物々交換もあり、自給自足や助けあいのセーフティネットも駆動する。その上、教育と医療は無料。しかし、このための国家支出は歳出の約3割を占めている。英語教育に関しては、ブータンは徹底している。小学校1年生から英語を教え、授業も国語(ゾンカ語)以外の科目は英語で行っている。以前はインド人の先生が多かったようだが、いまはブータン人の先生も少なくないと聞く。つまり、ゾンカ語を主とするブータンの母国語を理解する人は世界にきわめて少ない。英語であれば、世界とコミュニケーションができる。これは、ブータンの国のアイデンティティを世界へ広め認めてもらうのに有効な政策であろう。つぎに医療を見ていこう。ブータン国内の病院でカバーできない場合、インドなどの大病院へ送られるが、費用はすべて国が持つ。福祉に優先的に支出するというブータンの政策は、GNHを実践するという意味で非常にわかりやすい。経済先進国は、教育と医療に思い切って予算の約3割も投入することは少ないのではなかろうか。

・ここで、日本について、どんなイメージを持っているかについて概観してみよう。近代化された先進国で、高層ビルとロボット、テクノロジーが発達しているとの理解には驚くほどである。「和服を着た美しい人、サムライと忍者」がいるとの意見は、テレビの影響であろうか。ブータンでもNHKの国際放送を観ることができるから。東京ディズニーリゾートやポケモンやゲーム、アニメは知っている子が多いが、日本語の「マンガ(Manga)」の語にはなじみがないのであろうか。またアキハバラも全員無回答であった。しかし、ブータンの中学生が日本について知っていることは、日本人の子供のブータンについての知識よりはるかに多いことは確かである。自分の宝物は全員が何がしかもっており、ブータンの子供の世界の健全さを感じさせる。


<目次>
はじめに-この本のめざすこと
 GDPでは幸福は計れない
 国民の97%が「幸福」と回答するブータン
 GNH(国民総幸福)の誕生と実践
 世界で最も新しい立憲議会制民主主義国
第1章 愛と郷愁の国ブータン
 日本人のDNAを刺激する風景
 ロハスの極み
 ブータンには花屋がない
 オグロヅルを守るために電気を我慢した村
 「ディグラム・ナムジャ精神」
 人々に深く浸透する「ディグラム・ナムジャ」
 徹底した互助の精神
 民族衣装で固有の文化を守る
 自然体が心地よい
 ブータン流時間の使い方
 パウデェル氏へのインタビュー
 学校教育でもGNH(国民総幸福)を教える
 雷龍王国のルーツ
 国全体が祈りの場
 08年はお祝いの年
 環境問題への具体策を練る環境庁
 地方や男性に環境教育
 首都ティンプーも温暖化が進んでいる
 いくつかの問題点
 ラプテン氏へのインタビュー
 貧困撲滅という大きな課題
第2章 GNPからGNHへ
 GNHの誕生
 GNP批判の歴史
 GDPを超えて
 ワシントンのウェブ新聞もGNHを知っていた
 GNHの4本柱と9つの指標
 GNHの実行部隊長ティンレイ首相
 国民議会の発足と憲法
 GNHのイメージリーダー第五代国王
 第4回GNH国際会議の成果
 9つの指標から見た提出論文
 オックスフォード大学との共同論文
 ミレニアム開発目標の実践
 仏教文化の互助の精神
 従来の国際的貧困プロジェクト
 単なる施しでなく自立へ導く
第3章 制度の進化と国際化
 「ブータン2020」
 南アジア随一の福祉国家
 人間開発中位国
 2つの総選挙と選挙管理委員会
 第10次5ヵ年計画と情報通信技術(ICT)
 ICTの充実もGNHの向上に
 官民一体でICTパークを推進
 具体的実施項目
 2011年6月の開業をめざす
 動き出しているコールセンター
 国連開発計画(UNDP)と第10次5ヵ年計画
 活発な「小さな国際国家」
第4章 持続可能な社会指標として有効なGNH
 将来世代にワリを食わせてはならない
 トリプル・ボトムラインの帳尻を合わせる
 世代間の公平-持続可能な憲法
 「社会」「環境」「経済」を折り込んだHSM
 NNW(国民純福祉)はセミ・サステナブル
 ISEW/GPIはサステナブル指標
 HDI(人間開発指数)とジェンダー
 HPI(地球幸福指数)に欠ける経済指標
 サステナブルなGNHとジェンダー
 国際比較の可能性
 GNH値算出のユニークさ
第5章 ブータン人の幸せ感
 通用しない西欧的な貧困尺度
 男女平等は当たり前
 ブータンの良い所-文化的制約がない
 自由時間はテレビでハリウッド映画を観る
 女性は男性より多くの権利をもっている
 ブータン女性は結婚後も働き続ける
 ブータンでは人々は幸せで、国は平和
 理想の結婚はやはり恋愛結婚
 ジャーナリスト、経済評論家になりたい
 ビル・ゲイツのように有名になりたい
 世界のあらゆるものを尊敬する心を仏教から学ぶ
 まず結婚をして愛する妻と将来を分かち合いたい
 休日は弓(ダツェ)で過ごす
 ブータンのデモクラシーには仏教の教えが入っているから強い
 ブータンの有職者の「理想の社会」イメージ
 ブータンの8年生(中学2年生)へのアンケートによる幸せ感
 中学生とは英語でコミュニケーションがでいる
 日本のイメージとは
終章 ブータンモデルの可能性
 GNH実現のサポートをしている日本のJICA
 日本の自治体を勇気づけるブータン
あとがき

面白かった本まとめ(2010年上半期)

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小龍(しょうろん)(吉祥寺)で中華料理(小籠包)を楽しみました!

2010年10月13日 01時00分00秒 | 外食
<水曜は食べ物のおはなし>

東京のJR吉祥寺駅から北西に約5分のところにある小龍 (ショウロン)で中華料理を楽しみました!

上海で大人気の焼小籠包が味わえるお店です。

このお店は、「吉祥寺vol.3 食べある記 2010~2011年版」を見て気になったので行ってみました。

この本を提示すると杏仁豆腐が無料というのもうれしいです^_^)

1img_2268
↑店の外観


お店の外観は赤い提灯があったりして、中国らしさを醸し出していますね。

さっそく、焼小籠包(4つ550円)を注文します。

テーブルには、焼小籠包の説明と食べ方が書いてあります。

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↑焼小籠包の説明


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↑焼小籠包の食べ方


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↑焼小籠包(4つ)


5img_2265_2
↑焼小籠包(中身)


さっそく焼小籠包が届きます。軽くゴマがかけられていますね。

そして食べ方に書いてある通りに、レンゲで受けて食べますが、あまりの熱さに肉汁が飛び散ります!

アチチ・・・。でもさすが旨い!!

大人気な理由が分かりますね。

写真で、レンゲに肉汁が溜まっているのが分かるでしょうか・・・


それから、八宝菜と、中国たまり醤油の黒炒飯780円も美味しく頂きました。


6img_2261
↑八宝菜


7img_2262
↑黒炒飯780円

それから杏仁豆腐も旨いです!

8img_2267
↑杏仁豆腐

小龍はとてもオススメです!!

<小龍 (ショウロン)>
TEL:0422-20-6181
住所 :東京都武蔵野市吉祥寺本町2-18-2
営業時間:11:30~22:00(L.O.21:00)
定休日:木曜・第3水曜

大きな地図で見る


美味しかったものまとめ(2010年上半期)


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大相撲2010年9月場所千秋楽を楽しみました!

2010年10月11日 01時00分00秒 | イベント・外出
<月曜はお勧めなおはなし>

 大相撲の2010年9月場所千秋楽(9/26(日))に行って楽しんで来ました。

 当日午前中に以前このブログで紹介した「おけぴネット」を見ていると、2FイスA席8200円を6000円で2枚買ってくださいとのこと。

 手持ちのお金があまりなく^_^;)2枚8000円で交渉しますが、結局2枚10,000円で妥結しました。

それでも2枚で定価より▼6400円でかなりお得です!


 それから息子と急いで電車に乗り、12:30頃両国に到着しました。

席は、2階正面の前から3番目の席で、なかなか良かったと思います。


取り組みは、三段目の後半で、以下の写真の通り客席はまばらです。

1img_2945
↑三段目の取り組み


土俵近くの砂被りの席が様子が良く分かります。

普段テレビなどでは満席なのでよく分からなかったのですが、座布団がびっしり敷いてあるだけなんですね。

確かにあれでは食事もできませんね。

その砂被りの席に行こうと思ったのですが、今場所から1階席のチケットを持っていないと入れないとのことで残念でした。

それから客席はまばらですが、時々郷土力士?には声援がありました。

力士にとっては、この声援はうれしいと思いますね。


しばらく息子と見ていたのですが、息子が腹が減ったと言い出すので、ちゃんこを食べに行くことにしました。

一杯250円で地下の部屋で食べられると、貼り紙があったためです。

地下に行き、部屋の入口で食券を手渡しで買い、部屋の奥でちゃんこを受け取ります。

部屋はかなり広い部屋で、床にはじゅうたんが敷いてありました。

相撲甚句?の音楽が流れていましたね。さすが・・・。

係の人に案内されて丸テーブルの席に息子と座り、七味唐辛子をかけてちゃんこを堪能しました。

2img_2951
↑ちゃんこを食べられる部屋


3img_2950
↑ちゃんこ(1杯250円)


 ちゃんこは、野菜がふんだんにあり、また鶏肉や団子もあるのがうれしかったですね!

他の客も美味しい美味しいといいながら食べていました。

250円は、かなり良心的だと思います。

息子は熱かったので、時間をかけて完食しました^_^)



それから、売店に寄り、9月場所のパンフレットを500円で購入しました。

カラー写真で、横綱から十両まで力士の紹介があります。

さすがに横綱白鵬(はくほう)は2ページにわたっての大きな写真です。

幕下は名前だけの記述でした。三段目以下は何も記述がありません。

そして、優勝回数や連続優勝、連勝、通算勝星数、幕内勝星数、幕内在位場所数、通算出場回数、通算連続出場、幕内出場回数、幕内連続出場、三賞受賞回数、金星獲得回数の紹介がその力士の顔写真付きであります。

このパンフレットは記念にオススメですね!

4img_3001
↑9月場所のパンフレット


そして、白鵬の赤い手形付きのサイン入り色紙を320円で買いました。320円は安い!!

そのほかの力士もたくさんありましたが、息子が白鵬がいいというので、白鵬を選びました。

まだ朝青龍もありましたね・・・^_^;)

意外と白鵬の手のひらはそんなに大きくなく、自分とあまり変わりませんでした。


5img_3000
↑白鵬の色紙


それから、焼き鳥が有名なようで、他の客席でもみんな食べていたので、600円で購入しました。

パッケージがいいんですよね。また中身は鶏肉が3本、つくねが2本の合計5本です。

大量に作っているようで、冷めてはいましたが、さすがに美味しかったですね。

ビールに合いそうです。そういや、客席には栓抜きがぶら下がっていました^_^;)


6img_2962
↑焼き鳥のパッケージ

7img_2966
↑焼き鳥の中身


 それから、13:50頃には十枚目土俵入りがあり、15:25頃から幕内土俵入り、横綱土俵入りがありました。

さすがに横綱白鵬の土俵入りは堂々としたものです。


8img_2957
↑横綱土俵入り


それから取組みが続きますが、高見盛は大人気なんですね。

入場のときに拍手があったのは高見盛だけでした。

そして、取組み前の例の気合入れの時には、観客から掛け声もあります^_^;)

懸賞金もたくさんかかり、取組みも何とか勝ち、とても盛り上がりました!


 千秋楽最後の取り組みは、白鵬(はくほう)と日馬富士(はるまふじ)の取組みでした。

前日に白鵬は優勝を決めていましたが、連勝がかかっているので場内は盛り上がりましたね。

息子も自分も大きな声で「白鵬~!!」と何度も声援を送りました。

近くのおっさんは「日馬富士~場を読めよ~!」と、暗に負けろとの声援で、回りの苦笑を誘っていました。

しかしながら白鵬は強く、一気の寄りで難なく勝ち、62連勝を決めました。

62連勝は凄いですね。双葉山の69連勝を抜くかもしれませんね。


9img_2973
↑白鵬の一気の寄り


それから、表彰式となり、国歌斉唱のあとに、次々と賞状やトロフィーの授与がありました。

管総理大臣も来ていて、客席ではみんなから握手攻めにあっていましたね。

息子も総理大臣を見れて喜んでいました^_^;)

管総理大臣は重そうに優勝杯を手渡していました。


それから宮崎県の東国原知事も来ていて、宮崎牛1頭などを授与とのことで、盛り上がりました^_^;)

10img_2975
↑表彰式


大相撲9月場所は、千秋楽ということもありとても楽しめました!

ちゃんこ250円は安くて美味しかったし、色紙やパンフレットは良い記念になりました!

大相撲観戦はとてもオススメです!

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一生モノの勉強法(鎌田浩毅)

2010年10月08日 01時00分00秒 | 
<金曜は本の紹介>

「一生モノの勉強法(鎌田浩毅)」の購入はコチラ


 このブログで「一生モノの人脈術」という本を紹介しましたが、この「一生モノの勉強法」という本も同じ著者の鎌田浩毅さんです。

この「一生モノの勉強法」という本は、勉強のやり方や、勉強の時間を作り出すテクニック、情報整理術、読む力をつける方法、試験合格の技術、人から上手に教わる方法等について分かりやすく丁寧に書かれた本で、この本もとてもオススメですね!海外向けにも売れているようです。


 特に、以下についてはナルホドと思いました。

・小さな満足を積み重ねることが大切
・常に2年分の手帳を持ち歩き、計画を立てるときに役立たせる
・酒席は2時間が限界
・知らない街で上手い店を見つけるコツは、街外れで地元客がたくさんいること
・活きた時間を増やすためにはテレビとの付き合い方を見直す必要がある
・睡眠を十分とって頭を休めることで勉強の効率が担保される
・電子辞書をパソコンにインストールして活用するのも良い
・本は昔から最も効率の良い勉強の手段
・本は線を引いたり書き込むことで、はじめて知識が自分のものになる
・ひたすらギブを繰り返すこと


以下はこの本のポイント等です。とてもオススメな本です。

・一流と呼ばれている人は、何か途方もない目標を達成するまで満足しないという、ストイックな姿勢の持ち主だと思っていませんか。実は違うのです。本当は、彼らは「先に満足している」のです。その満足が目標達成を次々と呼び込むのです。テレビのインタビューで、あのイチロー選手も小さな満足を積み重ねていると聞きました。イチロー選手は「1試合終わって良いヒットが打てたら、まずそれで満足する」というのです。これには私も非常に驚きました。1回1回きちんと満足することが大事であり、満足することで次の目標が見えてきます。一つずつ満足して初めて、「もっとこうしたい」という欲が生まれてくるのです。この満足が新たな努力を生み出します。小さな現場で「小さな満足」を上手に得ることで、努力がそんなに億劫ではなくなります。最初の努力は次の努力を呼び込み、次の努力はもっと大きな満足を呼び込みます。

・今簡単に時間を分類する方法を提案してみましょう。緊急度の高低、重要度の高低を横実と縦軸に入れて、4つの事象で時間を分類する方法です。あなたが日々過ごしている時間はどこに入るでしょうか?ここで、分類された時間に、優劣をつけてゆきます。「緊急度が高く、重要度も高い」ものを対象に、時間を優先的に配分するのです。これと反対に、「緊急度が低く、重要度も低い」対象に注ぐ時間を、意識して排除するというわけです。こうして取り組むべき仕事の価値を整理した上で、仕事のスピードアップを意識してください。たとえば、ビジネスマンにおいては、何をおいても残業を減らすことです。残業に頼りきっていると、目の前の仕事ばかり考えるようになってしまいます。あとでやればなんとかなるだろうと思っていると、時間はみるみる消滅してゆきます。次第に自分のための勉強をする余裕を失い、将来に目を向けなくなってしまうのです。

・一度ストップウォッチを使って、1時間で、あるいは15分でこの仕事を終わらせると決めて取り組んでみてはいかがでしょうか。時間を意識すると、とたんに集中力が増したり、いつもよりスピードアップするという効果がきっとあらわれるはずです。

・ポイントは、決めた勉強時間内は勉強に集中するということです。パソコンで作業するのであれば、起動してすぐに必要なデータが取り出せるように整理していおく。資格試験の問題集であれば、机の上に置いてすぐに問題に取りかかれる状態にする。そういった事前のセットアップをおろそかにしないことです。また、勉強の時間を邪魔されないために、物理的にまわりを「遮断」することも大切です。朝出勤前の1時間を勉強にあてるとしましょう。その場合、1時間は家の固定電話や携帯電話、インターネットもすべてオフにしてしまうのです。書斎があれば中からカギをかけたり、家族にはその1時間は声を掛けないようにお願いするのです。

・昼休みを勉強にあてるのは、オーソドックスな一つの方法です。普段は、職場の同僚とランチを取る人も多いでしょう。この場合、混雑した店で順番を待っているだけで15分や20分はあっという間に過ぎてしまうものです。それならば、あらかじめ弁当を用意することで、食後の時間を自分の勉強に有効活用できるというわけです。たとえ1日30分でも、積み重ねれば侮れない勉強量になります。また、昼食の時間そのものを勉強時間に変えてしまう方法もあります。政治家や大企業の役員は、朝食や昼食を兼ねて、勉強会や各種の会議を行っていることがよく知られています。食事会では、情報収集ができ、人間関係を作ることができ、なおかつ決まった時間に食事もできるという、なかなか合理的なシステムです。

・プライベートと仕事で手帳を使い分ける向きもあるかもしれませんが、私はすべてを1冊にまとめる方式を採っています。「教授会と講義のスケジュール」であれ、「遊びの予定」であれ、「原稿の締め切り」であれ、同じ手帳に全スケジュールを書き込むのです。もちろん「勉強計画」も同様です。すべてを一望のもとにする「一望法」と呼ぶテクニックの活用です。すべてを一元化することで、ダブルブッキングの可能性を防ぐというメリットがあります。

・手帳はスケジュール帳として使うだけでなく、日記として活用すると、とても便利です。簡単でもかまわないので、その日読んだ本、会った人、食事した店、入った温泉、出会った名言、チェックしたホームページなどを忘れないように記入するのです。そして私は、常に2年分の手帳を持ち歩くようにしています。そして、折に触れて、「去年の○月○日に何をしていたか」というのを見直します。なぜそうするかというと、一つにはスケジュールの確認があります。来月、再来月の計画を立てるときに、1年前の手帳をチェックすれば、「1月の末には恒例の旅行会がある」「2月には入試がある」という具合に、重要項目を漏れなく押さえることができます。あらかじめダブルブッキングを回避しているというわけです。

・酒席は2時間が限界です。通常は1時間も飲めば酒席から得られるメリットは十分に享受できると私は考えています。というのは、3時間も飲み続けていると、最後の1時間は思考が鈍ってきて、同じ話を繰り返したりするからです。結局「死んだ時間」になってしまうことが多いのです。酒席に参加するのであれば、最初に1時間~2時間というワクを決めてしまうことです。そのワクの間であれば、非常に密度の濃い人間関係を作ることができるでしょう。

・一人旅の場合、比較的自由に行動できるでしょうから、まず街の中心から外へ向かって歩き続けてください。地方都市であれば、30分も歩けばかなり端の方にまで到達します。中心街はだいたい似たような店構えで、同じようなのれんが掛かっている店ばかりです。が、街はずれまで歩けば、いかにも地元っぽい雰囲気の店が見つかるはずです。店を見つけたら、まず地元客のものらしい自転車や車があれば、なおよしです。人通りが少なく、かつ人が集まっている。こういう店は、大体においてハズレがありません。店の中に入ったら、他の人が何を食べているのかを観察してください。同じものを注文すれば、高い確率で美味しいものにありつけます。たとえば、メニューに載っていない品が必ずあります。旬の食材は土地の人にとってみればあまりにも当たり前なので、日替わりメニュー用の黒板には書かれていません。他のお客さんたちが楽しそうにしている会話を聞き取る能力だけが頼りです。ここで美味しいものにありつけると、一生の思い出になるでしょう。

・「死んだ時間」の反対が、「活きた時間です」です。「活きた時間」を増やすためには、まずテレビとの付き合いかたを見直す必要があります。「忙しくて本を読むヒマがない」と口ぐせのように言う人が、何の疑いもなくテレビをだらだら見続けていることがあります。試みにテレビを見るのをやめてみれば、時間は難なくひねり出せるはずなのです。

・テレビと同様に、ムダな時間とされる向きもある睡眠時間ですが、これを犠牲にするのはもってのほかです。睡眠時間を勉強にあてればいいというのは、私が主張する「最小努力、最大効果」の原則からもっとも遠いところにある発想です。優先すべきはむしろ睡眠時間の十分な確保です。頭がクリアにならなければ、勉強の効果も上がりません。睡眠をとって頭を休めることで、勉強の効率が担保されるのです。

・インプットのためにはインターネットだけでなく、百科事典から類語辞典、国語辞典、英和辞典、和英辞典など、各種の電子辞書を積極的に活用するとよいでしょう。私のパソコンには、2種類の電子百貨事典が入っています。また、仕事柄から「理化学辞典」と「現代用語の基礎知識」の辞書ソフトもあります。それらによって、いちいち大部の紙の辞書を引かなくても、調べたいことが迅速に検索できます。たしかにインターネットからでも素早く正しい情報を見つけることはできます。が、総じて玉石混交の感は否めません。

・本は、人間が知性を書き残したものとして、昔も今ももっとも効率の良い勉強の手段です。若いときから読書に親しめば、あらゆる情報を手に入れることができます。幅広いジャンルの書物をひもとくことで、教養の間口が広がるというメリットもあります。

・大人の読書でも、その原理は同じです。一般書を読むときでも、参考書のように線を引いたり書き込むことで、はじめて知識が自分のものになるのです。手に入れた本は、自分なりに手を加えることを意識しましょう。

・メールはかならず一人一人にあてて出す。なおかつ、相手のフルネームを書く。これが原則です。インターネットを安易に使った送信ではダメなのです。デール・カーネギーは、「人を動かす」(創元社)の中で、「人に好かれる6原則」を紹介しています。
 人に好かれる6原則
  ・誠実な関心を寄せる
  ・笑顔を忘れない
  ・名前を覚える
  ・聞き手にまわる
  ・関心のありかを見抜く
  ・心からほめる

・ひたすらギブを繰り返す。もう十分と思っても、なおギブを繰り返す。長い「ギブの期間」を経て、はじめてテイクのチャンスがもたらされます。


<目次>
はじめに-大人の勉強は「成功」を目的にするもの-
第1章 面白くてためになる「戦略的」な勉強法とは
 1 場当たり的な勉強をしてはいけない
 2 「知識」と「教養」の両方が必要だ
 3 仕事の中から勉強のテーマを見つける
 4 必要なのは「3つの能力」を磨くこと
 5 「好きな勉強」にこだわりすぎるな
 6 「スキマ」にこそ投資の醍醐味がある
 7 「遊び」から教養を深める
 8 最初のハードルはできるだけ低く設定
第2章 勉強の時間を作り出すテクニック
 1 「締め切り効果」で時間の流れを制御する
 2 勉強中は徹底的に引きこもる
 3 自分のゴールデンタイムは絶対死守する
 4 昼休み中に中途半端にすごすのは最悪
 5 通勤電車を英語塾として活用する方法
 6 手帳には「遊びの記録」も書いておく
 7 週末の予定は5項目から決め打ちする!
 8 飲み会に2時間以上いてはいけない
 9 教養番組から専門家の知恵を盗む
10 就寝時間をすぎて勉強してはいけない
第3章 効率的に勉強するための情報整理術
 1 食卓テーブルの方が勉強がはかどる
 2 パソコンはまずアウトプットに使う
 3 デジカメは撮りながら整理する
 4 文房具を効率的に使い分けるコツ
 5 ノートは「オモテ面だけ」使用する
 6 メモは一度書いたら書き直さない
 7 本棚には本以外も収納する
 8 クリアフォルダは「ぜいたくに」使う
第4章 すべての基本「読む力」をつける方法
 1 「読む力」がすべての勉強の基本
 2 家賃・光熱費の次に書籍代を確保
 3 書店には思わぬ使い途がある
 4 古書店で本を見るのも勉強の一つ
 5 入門書は最低3冊買う
 6 最初から分厚い本を選ぶな
 7 不得意な分野は児童書を見よ
 8 ビジネス書は読むべきところが決まっている
 9 書き込みボールペンは1色でもよい
10 本とメモ用紙を一体化させる
11 無理して本を疑う必要はない
12 古典は退屈だからこそ意味がある
13 新聞は「見出し」と「出だしの5行」で十分
14 雑誌は読めば読むほどいいといいわけではない
第5章 理系的試験突破の技術
 1 試験合格に必要なのはビジネスマインド
 2 割り算法でスケジュールを組み立てる
 3 試験勉強は相手の意図を探ることから始める
 4 テキストは最初から最後まで覚えなくていい
 5 本当に集中するなら1時間が限界
 6 待ち合わせは早めに到着する
 7 情報は3段階で記憶する
 8 スランプが来たら抵抗するな
 9 試験問題は1問目から解いてはいけない
第6章 人から上手に教わると学びが加速する
 1 人のオーラが学びの意欲を左右する
 2 師匠の言うことには逆らうな
 3 「ああなりたい」という人を持つ
 4 予習をして講演会に行く
 5 自分の考えの枠組みをゆさぶってみる
 6 勉強仲間を作ろう
おわりに
さくいん

面白かった本まとめ(2010年上半期)


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「大宰府 かさの家」の梅ヶ枝餅は美味しい!

2010年10月06日 01時00分00秒 | 食べ物
<水曜は食べ物のおはなし>

福岡県太宰府市の太宰府天満宮参道にある「大宰府 かさの家」で梅ヶ枝餅を堪能しました!


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↑大宰府 かさの家


以前、このブログで茶房きくちの梅ヶ枝餅を紹介しましたが、最近は、「かさの家」が人気なようで、並んでいました。

店頭では、その梅ヶ枝餅を作る過程が見えて、6歳の息子はしばらくずっと楽しそうに眺めていました。

その工程が面白いようです。


2img_2748
↑梅ヶ枝餅を作る過程


さっそく、アツアツのうちに梅ヶ枝餅を食べてみましたが、「熱い!旨い!!」。

息子と熱い熱い言いながらも美味しく食べました。

やっぱり、梅ヶ枝餅は、餅が柔らかく、そしてその中の餡が美味しい!


3img_2772
↑梅ヶ枝餅の中身


「大宰府 かさの家」の梅ヶ枝餅もとてもオススメです!


<大宰府 かさの家>
住所:福岡県太宰府市宰府2-7-24(太宰府天満宮参道)
TEL.092-922-1010 FAX.092-922-5324
お申し込みは0120-818-151

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美味しかったものまとめ(2010年上半期)


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マリンワールド海の中道(福岡市・水族館)で水族館を楽しんで来ました!

2010年10月04日 01時00分00秒 | イベント・外出
<月曜はお勧めなおはなし>

福岡市の海の中道にあるマリンワールドで、水族館を楽しんで来ました!

マリンワールドは1989年4月に開館し、1995年4月に改装・増築されています。

「対馬暖流」をテーマに熱帯から温帯、寒帯の魚350種類20,000点を暮らしぶりそのままに見ることができるようです。

魚の他にイルカ、ゴマフアザラシ、ラッコ、ウミガメなどが展示されていて、イルカ・アシカショーや巨大なシロワニが泳ぐパノラマ大水槽が目玉のようです。

今回は、福岡タワー近くにあるマリゾンから、「うみなかライン」の高速船を使って行きました。

大人片道1000円で、20分で到着します。

なお、ももち~海の中道往復とマリンワールド入館券がセットになったものが大人3400円で売っていて、700円お得です。(マリンワールドは大人2100円)

このセット券は、ももちや海の中道の乗船券売り場では売っていませんので、ももちでは、ホテルツインズももちフロントで買うのが近くてオススメです。


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↑高速船

 高速船は、並ぶのが遅かったので、残念ながらクーラーの効いた船内には入れず、船尾のベンチに座りました。

しかし、高速船なだけはあって、そのスクリューの波が凄かったですね。

また、離れ行く福岡タワーの景色がなかなかきれいでした。船尾も良いと思います。


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↑高速船の操舵室


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↑離れ行く福岡タワー


それから20分ほどで、海の中道に到着し、さっそくマリンワールドまで歩きます。徒歩2分ほどです。

この辺りの道は、実は自分が作りました^_^;) 

昔、コンクリートミキサー車からコンクリートを出して固めたのが懐かしいです^_^;)


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↑マリンワールド入口


 マリンワールドでは、やはり大水槽が目を引きますね。

大きなサメやエイが優雅に泳いでいます。


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↑大水槽


それからこの大水槽に、ダイバーの方が入って、いろいろと説明をしてくれました。

岩場の中にいる、ウツボには驚きました!

恐い顔です!噛み付かれそうです!


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↑ウツボの恐い顔


それから、アシカとイルカのショーを楽しみました。

6歳の息子は、そのショーを大笑いしながら楽しんでいました。

アシカは両手で拍手するその動きが面白いですね。

また、イルカショーは迫力があり、大きなしぶきが前の方の席にかかり、息子はずぶ濡れになって、楽しんでいました。

この大しぶきが楽しいようです。


7img_2691
↑イルカショー


それから、大きなマンボウがゆっくり泳いでいたり、タコが凄かったですね。

マンボウはたくさんの卵を生むようです。

また、タコの呼吸も面白かったです。


8img_2668
↑マンボウ


9img_2707
↑タコ


それから、とてもきれいだなぁと思ったのは、リトルマーメイドルームという水槽です。

きれいな絵と魚の色がマッチしていて、これはいいなぁと思います。


10img_2717
↑リトルマーメイドルーム


それから、アシカやアザラシにエサをあげることができました。

300円で小さい魚5匹を自販機で買い、それをつかんで与えます。

なかなかかわいいものです。


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↑えさをあげる


それから変な魚もいました。目が動きます。

12img_2739
↑変な魚


そのほか、ラッコの食事を見たり、ヒトデを触ったりして楽しめました。

それから、子どもはスタンプラリーも楽しんでいましたね。

館内に4ヶ所スタンプを押すところがあり、それを見つけてスタンプして楽しんでいました。

マリンワールドは、子どもと楽しく遊べてとてもオススメです!!


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2010年10月に読んだ本

2010年10月02日 06時44分00秒 | 
以下は2010年10月に読んだ本です。


<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=kabu0d-22&o=9&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&asins=4862040780" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>
↑久しぶりに「メイド喫茶で会いましょう」を読みました。表紙を見ると引いてしまうかもしれませんが、真面目な本です^_^;)。特に「メイド喫茶の歴史」や「メイド喫茶店長の経営日誌」、「メイドの本音」は面白いです。「メイド喫茶の全国のカタログ・地図」もあります。「メイド喫茶店長の経営日誌」は喫茶店経営を考えている方にはとても参考になると思います。メイド喫茶に行ってみたい人にはとてもオススメ!


<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=kabu0d-22&o=9&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&asins=4478004234" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>
「僕がワイナリーをつくった理由(落 希一郎)」を久しぶりに読みました。「欧州系のブドウだけを、自家栽培、自家醸造してワインをつくる」という本物のワイナリーを作った話の本です。とてもオススメ!新潟県巻町のワイナリーカーブドッチで、美味しいワインと料理を楽しんでみたい!


<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=kabu0d-22&o=9&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&asins=4833419343" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>
↑「鈴木敏文の「話し下手でも成功できる(勝見明)」を読みました。構成は、以下の通りです。鈴木流の話し方・伝え方の極意、心理学経営、働き方・生き方について書かれています。
Ⅰ部 話し下手でも成功できる
Ⅱ部 商売は感情で動く
Ⅲ部 自分の中の「保守的な心理」を克服する


<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=kabu0d-22&o=9&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&asins=4062821370" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>
↑「猿は猿、魚は魚、人は人 松下幸之助が私につぶやいた30の言葉 (江口克彦)」を読みました。会社のリーダーにオススメな本です。というか、家庭でも親として夫としてとても参考になると思います。特に心配させないことは大切と思いました。とてもオススメです!

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↑「新幹線の車窓から 東海道新幹線編(栗原景)」という本を読みました!東京⇔新大阪の新幹線の車窓を楽しむには必須の本です!写真付きで、「のぞみ」及び「こだま」で○駅から○分○秒と書いてあるのは親切です!727の謎が解けました^_^;)


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↑「償い(矢口敦子)という小説を読みました。医師からホームレスになった主人公が連続殺人事件に巻き込まれる話です。生きることって何?と考えさせられる良い本だと思います。私の心には響きました・・・。


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↑「科学者の自由な楽園(朝永振一郎)」を読みました。 1965年にノーベル賞を受賞した物理学者、朝永振一郎の随筆、講演、紀行文です。


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↑「ライブハウスオーナーが教える絶対盛り上がるライブステージング術」は、バンドをやり特にMCをする人には必須!やはりお客様第一です!「荻窪ルースター」オーナー・佐藤ヒロオさんの著書


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↑「儲からんのはアンタのせいや(桂幹人)」を読みました。掃除や磨くことは商売人にとっての絶対条件。お客さまが買いたいものを、買いたい値段で、買いたい時に、買いたい方法で売れ。真の人間関係というものは、何もかもなくし、身ぐるみ剥がれた自分に近づいてくる人間とのみ結実しうるものである。つねにこれでいいのか、もっといいやり方はないかを探るためには「過去の全否定」が最高の方法。ピンチを必ずチャンスに転化させること。他の誰とも競う必要はない、スピードよりも「志」が大事。良い時、悪い時すべて含めて起こることはすべて必然であり、みんなあなたを育ててくれるためにしか物事は起こらない。


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↑「なぜ「粗食」が体にいいのか(帯津良一、幕内秀夫)」を読みました。最近読んだ「粗食のすすめ(幕内秀夫)」と著者が同じなので、ご飯が体に良いということを中心にもっと分かりやすく書かれています。今までの常識が覆されます。


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↑「山本五十六の乾坤一擲(鳥居民)」を読みました。特に昭和16年11月の開戦前の関係者の日記、覚書、さらに回想録について詳しく書いてあります。山本五十六が開戦を阻止しようと試みていたという内容です。ちょっと難しかったですが、この辺りの事情を知りたい人にとっては良書だと思います。


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↑「北の狩人(大沢在昌)」を読みました。刑事モノの小説です。マタギについての記述も多いです。面白いです。ポケベルの記述が時代を感じさせます^_^;)


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↑「隠蔽捜査(今野敏)」を読みました。警察官僚と事件の話で、面白かったです。正しく筋を通すことが大切と改めて認識しました。オススメです。


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↑「名残り火 てのひらの闇Ⅱ(藤原伊織)」を読みました。「てのひらの闇(藤原伊織)」の続編で、これも面白かったです。相変わらず主人公は無茶します・・・^_^;)


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↑「傷だらけ日本経済につけるクスリ(堀江貴文)」は、ホリエモンの週刊音声マガジンを書籍化したものです。メディアや郵政民営化、事業仕分け、iPhone、羽田新幹線、司法制度、宇宙開発等についての意見です。羽田新幹線など興味深かったですね。面白いと思います。


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↑「キング&クイーン(柳 広司)」は、チェスとSP(セキュリティ・ポリス)の推理もの。これは旧日本軍のスパイものではありません。さすがになかなか面白かったです。SPが女性ということと、ホリエモンらしき人物が出てくるのが面白いです。オススメです!

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「平凡な私が月300万円稼ぐ7つの理由」という本は、聞くことや笑顔、誰とでも同じように接すること、ウソをつかないこと等が大切ということについて書かれています。私も含めて凡人は、プライドを捨て凡人に徹することが肝要かとも思います。とてもオススメな本です。


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↑「考えない練習」は、「イライラ」「不安」は、練習で直せるということで、具体的に「話す、聞く、見る、書く/読む、食べる、捨てる、触れる、育てる」等について書かれています。著者は住職とのことです。


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↑「てのひらの闇(藤原伊織)」は、ハードボイルドで面白かったです。「名残り火―てのひらの闇Ⅱ」という続編もあるようなのでぜひ読んでみたいと思います。あっっ「名残り火―てのひらの闇Ⅱ」が著者最後の長篇とは驚きました。亡くなられているんですね・・・。

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↑「粗食のすすめ」は、日本人にはご飯が大切ということ、FOODは風土が決めるということです。良書でかなりオススメです!アトピー等の人にも参考になります。

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↑「葬式は必要!」以前紹介した「葬式は要らない(島田裕巳)」についても書かれています。

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↑「ガンジー自伝」は真実と非暴力を信奉しつづけ、インド独立運動の精神的指導者として、民衆から聖人と慕われたその偉大な生涯の内容です。

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↑「となりの中国人」は中国人の常識が分かります。中国4000年の歴史を感じますね。半分はマンガでの説明なので分かりやすいです。オススメ。

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↑「なぜ日本人は落合博満が嫌いか?」はテリー伊藤が書いた本で、現在中日ドラゴンズ監督の落合博満のすばらしさを書いた本です。改めて偉大さを認識しました。


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↑以前このブログで紹介したNASAより宇宙に近い町工場(植松努)を再び読みました。かなりオススメな本です。「どうせ無理」をなくした方がいいこと、前向きに、役にたつことを、地道に、楽しく、優しくやれば、夢をかなえることができる等について書かれてます


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↑このブログで東京おさぼりマップを紹介しましたが、あらためて読んで、東京都水の科学館、レインボープロムナード、メガウェブは行ってみたいと思いましたね。


面白かった本まとめ(2010年上半期)


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「一生モノの人脈術(鎌田浩毅)」という本はオススメ!

2010年10月01日 01時00分00秒 | 
<金曜は本の紹介>

「一生モノの人脈術(鎌田浩毅)」の購入はコチラ

 この本は、自分の夢を実現させるためには人脈が必要なことから、その人脈をつくる方法、人脈を続ける技術、人脈を固める方法、人脈を広げる戦略、一生モノの人脈について、分かりやすく具体的に説明しているものです。

 特に以下はナルホドと思いました。

・人脈とは人を助けることによって初めて得られるもの
・自分の問題を解決するのではなく、相手の問題を解決すること
・重要な相手であれば、会ってからすぐにメールを送ること
・身の回りの人をまず大事にすべき。人脈は内部から固めていくもの
・社内に3人、社外に3人に師匠を持つこと
・人に素直、状況に素直になることが大事
・時間的・空間的に広く長い視野を持つことが大事。自然そのものに触れることが大切
・無名時代に自分をサポートしてくれた人は本物の人脈
・貴重な忠告をしてくれる人は得難い存在

また、巻末には一生モノの人脈づくりにおすすめの小説・映画作品もありますので、自分もぜひこれらを読んだり観たりしたいと思います。

とてもオススメな本です!

以下はこの本のポイント等です。

・初対面の際には別にファッションでなくても、「ネタ」は何でもかまわないのです。自分が得意な分野で、雰囲気が明るくなるような話題を選んでみましょう。もし、どうしても自分でネタが用意できなかったというときに、会話の糸口をたぐり寄せる方法があります。それは、相手をほめることです。相手の服装や持ち物を瞬時に見て、「その時計、素敵ですね!」などと話しかけるのです。メガネでも靴でも携帯電話でもかまいませんし、「そのペンはとても書きやすそうですね」という一言でも大丈夫です。

・人脈とは、人を助けることによって初めて得られるものです。他の人たちへの長い貢献の期間を経て、ようやく何らかのチャンスの兆しが見えてくるものです。逆に、誰かに助けてもらおうと期待しながら人に近づいていくのは、あまりに虫が良すぎます。

・相手に対して何かお手伝いできることはないかを問う。そこからすべての人脈の扉が開くのです。相手がどんなことに困っているのかを知り、自分が取りうる行動の中から最善の解決方法を提案する。その一連の流れを、常にイメージしてみましょう。ポイントは、自分の問題を解決するのではなく、「相手の問題」を解決することです。この根本思想が定着すると、相手に対して自分をアピールする(=話す)よりも、「聴く」ことのほうが、はるかに重要であることに気づきます。

・仮に講演者が別の人と話していても、自分の質問や提案に絶対の自信があれば、確実に切り込むことができます。話している二人の会話がとぎれたタイミングを見計らって、こちらの用意してきた質問を繰り出すのです。的確な質問には、かならず講演者も振り向いてくれます。どんなに自分より地位の高い人物であっても、鋭い質問をすれば、確実に耳を傾けてくれるのです。

・別れの際に、意気投合した相手に「今度お食事でもご一緒しましょう」と言うことがよくあります。しかし実際には、「今度の食事」が実現することは稀、というより皆無に近いものです。人間関係において「また、今度」は、往々にして「もう、ない」と同義なのです。まず、自分から「こんど食事でも・・・・・」を連発するのはやめましょう。実行しない口約束を続けていると、遠からず信用を失うのは必至です。

・特に重要な相手であれば、会ってからすぐにメールを送っておきましょう。家へ帰って寝る前に、メールを1本送ってしまうのです。そこには「このたびは、お忙しいところをお会いいただき、ありがとうございました」と、一言でも、お礼の言葉を伝えておきます。お礼に加えて、一緒にいただいた食べ物やお酒の感想を書くのも良いでしょう。先方にしてみれば、受け取ったメールに対してそのまま返信すればよく、こちらのアドレスを入力する手間が省けます。ちょっとした気遣いともいえる行為です。

・手みやげに迷ったら、誰もが知っている「定番」の品物を購入するのが良いのです。定番のおみやげは、みんなが買っているからこそ、定番の地位を不動のものにしているのです。

・おみやげは、直接本人に手渡すばかりとも限りません。人と仕事をするときには、仕事相手だけではなく、その背後に別の担当者がいたり、チームを組んでいるケースもあります。そこまできちんとフォローしてこその「人脈術」です。そうなると、手土産は一つだけでなく、3つ必要になる場合もあるでしょう。また、親しく付き合っている相手には、その家族へのプレゼントが効果的であったりもします。

・身の回りの人と円滑な人間関係を構築できないのに、どうして外部に人脈をつくることができるのでしょうか。何の蓄積もなく、やみくもに外へ人間関係を模索したところで、「理想の人」にめぐり会おうというのは、もともと無理な相談です。人脈はアウトソーシングの一種ではありません。最初から外部に求めるものではなく、「内部から固めていくもの」です。まず、心を砕くべきは隣の机に座っている人との良好な関係なのです。

・ここで、人を紹介するときのスマートな方法をお教えましょう。私は自分の「名刺」を使うのです。名刺に紹介したい人のことを一筆書いて、それを持たせてあげるのです。

・社内に3人の師匠を持つことをおすすめします。3人は年齢、キャリアを異にする人物であるのが望ましいでしょう。一人はメンター(優れた指導者)としての師匠、一人は少し上の先輩クラスの師匠、もう一人は同期レベルの師匠です。

・皆さんもまず「人に素直」「状況に素直」になっていただきたいと思います。そこから、誰が自分の大事なパートナーであり、誰に対して礼を尽くす必要があるのかが明確になるでしょう。

・皆さんも何か思い通りにならないことがあったとき、あてもなく海を見たり、空を見上げたりすることがあるでしょう。そうやって大きなものを眺めていると、気が楽になったり、何とかなりそうな気がしてくるものです。あの感覚を思い出してください。時間的空間的に広く長く視野を持っていると、日常的に起こる問題がいかに瑣末であるかが容易に理解できます。ですから科学者としては、ぜひとも皆さんにはもっと自然そのものに触れていただきたいと願っています。大自然に直接触れるのもよし、科学者が書いた本を手に取ってみるもよしなのです。

・内に基盤を固めたら、次は満を持して外に目を向ける番です。今度は会社の外に「3人の先生」をつくるのです。外部の人脈は、自分とは異なる仕事をしている人とのつながりです。それゆえ、相手の年齢にかかわらず、あらゆる人が「先生」の資格を有しています。自分より年若く、なおかつ異業種で活躍している後輩を、「一人目の先生」として選んでみてはいかがでしょうか。外部の先生の二人目は、自分と同年代の人物に求めてみましょう。異業種で活躍する同年代の人には、まず時代を共有してきたという連帯感があります。また、自分と同じような苦労を重ねているために、苦労を分かち合える存在としての利点もあります。そして、3人目の先生は、自分よりずっと年長の人物から選びます。

・「私を使ってください」-これは、人脈を確かなものにするためのキーフレーズの一つです。まずは先に述べた社内の「3人の先生」に対して、「どんどん私を使ってください」と申し出てみましょう。雑用でも何でもやります、というスタンスが望ましいと思います。

・人が困っているときには、できる限り助けてあげましょう。気持ちよく進んで協力することが、人脈を強固なものにするカギとなるのです。

・自分の情報をせっせと開示しても、みんなが振り向いてくれるとは限りません。せいぜい、100人に一人、また1000人に一人引っかかってくれたら御の字といったところでしょう。あせりは禁物です。「こんなに頑張っているのに、ぜんぜん分かってもらえない」などと嘆いたり、途中で投げ出したりしないでくだあい。まずは「準備」ができていれば良しとしましょう。自分の情報を開示するにあたって、現在の仕事を改めて把握し直し、将来に向けての長期方針を明らかにする。その一連の作業こそが大切なのです。反応がすぐに表れない状況は、霧の中を手探りで歩いているような心持かもしれません。しかし、地味でもかまわないので、とにかく続けてみるのです。いつしか一人にでも振り向いてもらえればよいのです。

・中途半端な付き合いをやめるにあたって大事なことがあります。いったん人と会う約束を交わしたならば、徹底的に時間を取っておくことです。たとえば1時間の面会を予定している場合、1時間半から場合によっては2時間は予定を空けておくのがのぞましいでしょう。スタートが遅れたとき、あるいは延長したときに備えて、前もって余裕を持っておくのです。こうしておけば、多少時間が変更になっても十分な話ができるため、打ち合わせの質を確保できます。

・無名時代に自分をサポートしてくれた人は、本物の「人脈」です。

・社会貢献のための人脈を考えるとき、「人材を発掘する」という考え方が、重要なポイントとなります。人は一人で働いているのではありません。自分ととともに働き、またサポートしてくれる人がいなければ、良い仕事は成就しません。そのためには、人を発掘して育てるということがとても大切になるのです。こうした後進育成の一環として、私自身は今後「コーディネーター」として活動しようと考えています。

・いくら世の中を変えたいと思っても、一人の人間の力には限界があります。しかし、仲間をつくって思いを託すことで、志は大きな達成へと近づきます。周囲に埋もれている才能を世に出すことで、自分の志は全うされるでしょう。

・人脈においても、貴重な忠告をしてくれる人は、得難い存在にほかなりません。四六時中耳あたりの良い言葉だけを聞いていたのでは、人は進歩しません。みすみす成長のチャンスを逸するばかりか、はたと気が付けば、初期の志とは正反対のコースを歩んでいることにもなりかねないからです。

<目次>
はじめに
序章 人脈術とは人生における「ライブ」である
 夢を実現するためには人脈が必要
 夢は自分だけのものではない
 ステップアップの先に社会貢献が見えてくる
 出世は人生のゴールではない
 人間関係を続けるための3つのポイント
第1章 初対面は最大のチャンス
 1 今日の結果が明日出ないのが人脈づくり
 2 名刺はあくまで「入り口」にすぎない
 3 ネタを仕込んでなごやかな雰囲気をつくる
 4 「CAN I HELP YOU?」が人脈の扉を開く
 5 人と会う前にやっておくべきこと
 6 常に筆記用具を携帯しておこう
 7 「話し足りない」くらいで別れるのがベスト
第2章 人脈を続ける技術
 1 名刺は原始的なシステムで整理する
 2 相手より先に最初のメールを送る
 3 相手との関係を深める「3行感想メール」x
 4 手紙の効果を見直そう
 5 手みやげに困ったら「定番」のものがベスト
 6 情報の「おみやげ」を渡す
 7 コンパは未来への種をまく場
 8 「見える人脈」が「見えない人脈を導く」
第3章 人脈を固める方法
 1 まず、身近な人間関係を固めよう
 2 「1対多」の先生より「1対1」のDJを目指す
 3 社内では3人の師匠にプロデュースしてもらう
 4 他人がどんどんお膳立てしてくれる人になる
 5 「状況に素直」になって対応する
 6 自然に触れる体験が力になる
第4章 人脈を広げる戦略
 1 会社の外に3人の先生を持つ
 2 「私を使ってください」と言う
 3 人脈と仕事が広がる起爆剤
 4 ホームページに写真は不要
 5 ブログに自慢話を書くな
 6 与えられた仕事に自分のテーマをからめる
 7 異業種交流会は「訓練」と考えて参加する
 8 ときどき背伸びをしてみよう
第5章 人脈を整理して集中する
 1 孤独と向き合う
 2 人脈のデータベースはつくるな
 3 人と会うときにはバッファー時間を用意しておく
 4 どうしても苦手な人と関わらなければならないとき
 5 整理の仕方を間違ってはいけない
第6章 一生モノの人脈へ
 1 受けた恩は次の世代に返す
 2 コーディネーターとして人脈を広げる
 3 プロデューサーの視点で見えない才能を引き出す
 4 人脈は古典から学ぼう
 5 すぐに使わないのが人脈
おわりに-自分が世界で唯一の「ロールモデル」になる
〔巻末付録〕一生モノの人脈づくりtにおすすめの小説・映画作品


面白かった本まとめ(2010年上半期)


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