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マネックス証券:ノックイン円建債6.50%

2014-03-28 11:24:09 | Weblog
ここ最近、当欄でもメルマガでもモヤモヤしていると感じるものをご紹介してきましたが、今朝も新しいモヤモヤしたニュースが報道されておりました。袴田事件ですね。

 筆者も事件の名前くらいは聞いたことがあるような気がしますが、この事件はみそ製造会社の専務一家4人を殺害したとして強盗殺人罪などで元プロボクサー、袴田巌氏が起訴され、死刑判決が出たものですね。

 事件自体は1966年ということで50年近く前に発生したわけですが、今回再審請求にあたりDNA鑑定を行ったところ、証拠とされた衣類から袴田さんのDNAは検出されず、確定判決時の「血液型が同じB型だから有罪」という結論が完全に覆ったわけです。

 加えてそもそも証拠となった衣類も、今回の静岡地裁による決定では「長期間みそに漬けられていたにしては不自然」と指摘し、「証拠を捏造する必要と能力を有するのは、警察をおいて外にはない」と静岡県警を名指しした、とのことです。

 鑑定技術の進歩や、捏造による証拠で捕まった人の判決が見直されることは前向きに受け止めるとして、気になるのは当時の警察・検察の責任です。特に証拠を捏造した組織・人物は必ず相応の報いを受けるべきです。

 またこうした捜査手法が横行し、そして今も横行しているのだとすれば、一定割合の方々が無実の罪で捕らえられ、場合によっては死刑になっているかもしれない、ということですね。実際、その可能性は十分あります。少なくとも最後まで犯行を否定していた方々の証拠はきちんと再検証すべきと言えそうです。

 パンドラの箱が開きそうですね・・・日本でも死刑制度の見直し論が高まるのでしょうか。

 

 さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

 前回の「キャンペーンを斬る」では、じぶん銀行のデビュー応援プログラムを取り上げました。気になるそのプログラムの最新の金利はと言うと・・・

■じぶん銀行「新規限定デビュー応援プログラム」

 ・3ヶ月  : 通常金利0.15% + 特別金利0.25% = 0.40%


 高水準ですね!0.4%と言うことは市場金利で言うと「期間6年」くらいに相当するわけで、いかに高金利か実感できるのではないかと思います。

 残念ながら満期を迎える3ヶ月後に同じような金利を得られるわけではありませんが、3ヶ月後なら夏の定期預金キャンペーンが始まっている時期ですので、おそらく選択肢は豊富ですね。じぶん銀行だけでなく、他の銀行のキャンペーンに乗り換えることも可能です。

 ちなみに金利以外のメリットに目を向けると、じぶん銀行の定期預金の利点は、1円から設定できる点です。もちろん元本が1円だと永遠に利息がつかないことになりますが、これから貯金を始めようという方にもやさしい商品性と言えそうです。

 また、ユーザーの皆さんの中には、三菱東京UFJ銀行の口座をお持ちの方も多いと思いますが、上記の通り三菱東京UFJ銀行はじぶん銀行の親会社であるということもあって、じぶん銀行と三菱東京UFJ銀行の口座間の振込手数料は無料ですね。

 さて投票結果ですが、5つ★満点で、「2.0」。驚きの低評価ですね!

 内訳を見ると6割近い方が最低の1つ★に投票しています。

 ただ先日取り上げた、同じく3ヶ月=0.4%の住信SBIネット銀行のキャンペーンの評価が「4.7」と史上最高水準であったことを踏まえれば、1つ★票の中にはかなりの「悪意」もしくは「敵意」がありそうですね。

 実際、昨年のこの時期にお伺いした時の評価は「3.4」でしたので、やはりそういうことではないかと思います。

 では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は4月21日まで。

>>>じぶん銀行の「新規限定デビュー応援プログラム」について詳しくはこちら

投票:http://www.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=1022

前回のコラム:http://www.ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=694


 今回は、マネックス証券が取り扱う、円建・早期償還条項付・参照パナソニック株式株価連動社債を取り上げたいと思います。

 

 ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:1年)



 この1年間の金利の動きを振り返ってみると、昨年4月初旬の「異次元緩和」とも称される日銀の新たな金融緩和策発表により、長期金利はむしろ上昇するという、驚きの動きが起きましたが、その後は徐々に低下してきました。

 昨年末にかけて0.7%台半ばまで急上昇する局面もありましたが、残念ながらこれは一時的なもので、年明け以降また下落基調となり、0.5%台まで低下しました。足元では0.625%と0.6%台を回復しているものの、引き続き低水準ですね。

 先週も述べましたが、長期化が懸念されるウクライナ問題日米の株価が不冴えな状況などを加味すれば、日本の金利だけが上昇していくシナリオは考えにくいですね。当面は金利が低水準を維持する前提で預金運用を考えておいた方がよさそうです。

 さて今回は重い腰を上げて、上記の通りマネックス証券が取り扱う、「円建・早期償還条項付・参照パナソニック株式株価連動社債」を取り上げたいと思います。

 仕組みとしてはいわゆるノックイン債ですが、昔、「EB債」として流行したものと近しいと言えるかもしれません。要は社債と株式の中間くらいの商品ということですね。EB債と違い、基準に達しても株式に転換される、ということはないようですが。

 まず先にこの債券の概要をご紹介するとこうなります。

■マネックス証券/早期償還条項付・参照株式株価連動社債(パナソニック)

 ・正式名称 : バークレイズ・バンク・ピーエルシー2015年9月30日満期 円建 早期償還条項付 参照株式株価連動社債(パナソニック株式会社)
 ・発行体 : バークレイズ・バンク・ピーエルシー
 ・格付け : A2(Moody's)、A(S&P)
 ・利率 : 税引前 年6.50%
 ・償還日 : 2015年9月30日
 ・申込単位 : 額面250,000円単位
 ・申込期間 : 2014年3月14日(金) ~ 2014年3月28日(金)14時
 ・参照株式 : パナソニック株式会社発行の普通株式
 ・早期償還判定水準 : 当初価格の105%
 ・ノックイン判定水準 : 当初価格の65%


 ちんぷんかんぷんですよね。はい、それが善良な市民の方々の(?)一般的な反応ではないかと思います。

 パっと見ると「6.50%」という金利に目が行きますがポイントはそこではありません。ポイントとなるのは株価(この場合はパナソニック)と元本の関係です。要するにこういうことになります。

1.当初の株価から5%上昇した場合

 その時点で早期に満期を迎え、元本と利息が返ってきます。

2.当初の株価から5%以上上昇することも35%以上下落することもなかった場合

 1年半後に満期を迎え、元本と利息が返ってきます。

3.当初の株価から35%以上下落した場合

 1年半後に満期を迎え、元本と利息が返ってきます。ただし元本は株価と連動します。

 一旦、35%以上下落した後、元の株価の105%の水準まで上昇するケースなどもありえますが、大まかに言えばこういうことですね。リスクとしてはもちろん3のケースで、最終的に株価が半分になっていれば元本も半分になっている、ということですね。

 一方、一番起こりやすいのはやはり1のケースですかね。5%くらいの株価の変動など日常的に起きているのではないでしょうか。この早期償還評価日は「各利払日の5営業日前」ということであり、利払い日は年4回(3月、6月、9月、12月)ということですから、仮に3ヶ月後にこの条件に抵触すれば元本と利息が返金されるものの、利息は年利6.50%の「3ヶ月分」となります。

 そうした場合は、リスクほどリターンは多くなかったと感じる方がおられるかもしれませんね。

 経済合理性だけを言えばもちろん単純にパナソニック株式に投資するのが良いですね。仮に2~3%上昇した時点で売り払っても、投資リターンはこの債券に投資するよりはるかに高くなります。

 ただ一方でヒトというのは筆者も含めそれほど合理的にはできておりませんで、「損するのは死んでも嫌」という人は少なくないと思います。そうした方々にとってはこの「株価が35%以上下落しない限り損しない」という仕組みは一定の魅力を感じるかもしれませんね。

 そもそも筆者が重い腰をあげてこの債券を取り上げた理由は、似たような商品をネット証券各社が積極的に販売していますが、その多くが割とあっと言う間に完売になってしまうからですね。

 つまりは一定のニーズがあることが伺えるわけです。

 筆者自身はコストが低く分かりやすいシンプルな商品にしか投資しないことにしておりますので、こうした商品に投資することはありませんが、ただバリバリ株式投資をしている人向けというよりは、定期預金を中心に元本保証の運用を行っている人向けだと思いますので、当サイトの利用者の方々の中にも一定割合で、魅力を感じる方がおられるかもしれませんね。

 もちろん利用にあたってはリスクや仕組みを完全に理解することが前提となるわけですが。

 ではこのマネックス証券が取り扱う、金利は6.5%である一方で、パナソニックの株価が今より35%以上低下した場合、元本割れの可能性が出てくる「円建・早期償還条項付・参照株式株価連動社債」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・高金利ではあるものの上級者向きであることを勘案して「★★★★」くらいにしておきます。投票は4月28日まで。

>>>マネックス証券の取り扱い商品について詳しくはこちら

■最新の定期預金金利比較はこちら
 http://www.ginkou.info/modules/tinycontent/index.php?id=8


マネックス証券が取り扱う、金利は6.5%である一方で、パナソニックの株価が今より35%以上低下した場合、元本割れの可能性が出てくる「円建・早期償還条項付・参照株式株価連動社債」。あなたの評価は?(投票は4月28日まで) >>>投票はこちら







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