旧:鳳凰堂のランダムウォーカー <伏見の光>

2019.4.22以降、新規の主要な記事は新サイト「fusiminohikaru.net」
で書いています。 

水は低きに、手数料は安きに

2005-05-20 22:21:16 | 株式投資・資産運用
 オンライン証券を中心に引き続き売買手数料引き下げの動きが続いています。

 楽天証券は、約定代金20万円以下の売買手数料無料が原則として(口座開設後のしばらくの期間は適用されねようです)廃止される一方、1日の約定代金50万円までは525円、50万~100万は945円という売買手数料になりました。

 これは伏見の光が口座開設している証券会社の中では、多くの場合で内藤証券以上に有利になります。このため、楽天証券の口座は楽天証券となる以前に開設しただけの休眠口座であったものが、150万程度を入金して、売買に利用する証券会社になりました。事実、今週の売買で最も利用したのが楽天証券です。

 これに追随する形でイートレードも最低手数料を525円に合わせてきました。

 10万円以下では松井は売買手数料無料を継続しています。

 ということで、オンライン証券での少額、といっても50万というのは零細個人投資家にとってはそんなに少額でもない場合が多いと思いますが、の売買手数料は525円が標準になったという印象です。

 無論、単に売買手数料の比較だけでなく、支店での取引というのも、これはこれで例え売買手数料が高くなっても大きい意味はあるのですが、通常の売買の場合は当然、売買手数料が安い証券会社を利用するということになります。

 同じものを買うのになにもわざわざ高く買う必要はありませんので。とりわけオンラインの場合は遠慮もなにも必要なく、ただ、クリックなり入力なりを変更するだけのことになりますので、特定の証券会社のみを利用し続ける意味というのは薄くなります。

 つまり、顧客の定着度というのが薄くなりがち、流動的になりがちだということですね。

 証券会社の立場からすれば、どう魅力なる賞品なり売買手数料体系なり継続的な取引のメリットなりを強調して、顧客を定着させるかというのが大きな課題となっているということでしょう。

 なお、私の場合は上記の525円というのがトータルで売買手数料が安くなるというのが現状ですが、既にデイトレ、あるいはそれに近い短期の頻回な売買が中心となっている人は、月額定額制の証券会社を既に選択していると思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする