実歴阿房列車先生を読了。この文庫の表紙は内田百閒と著者平山三郎が特急はとの展望車後部に立っている写真となっています。内田百閒は昭和46年にほぼ老衰で死去、平山三郎は百閒唯一の弟子として百閒を語り継いできました。この文庫の最後は阿房列車以降の百閒の様子などが書かれた文章がまとめられています。百閒は芸術院会員の推薦を固辞して川端康成らに残念がられました。そういう百閒の人となりがわかる本でした。
「実歴阿房列車先生」平山三郎 中公文庫
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