悠歩の管理人室

歩くことは、道具を使わずにできるので好きだ。ゆったりと、迷いながら、心ときめかせ、私の前に広がる道を歩いていきたい

日本手話

2017-06-15 21:59:18 | 手話

13日に借りたCD『楢山節考』はパソコンに取り込んであるので、本日返しに行った。
次に借りたのは、藤沢周平のCD『驟り雨/朝焼け』という短編。朗読は柳家小三治。
知っている落語家だったので、どんな朗読をするのか心配したが、上手に読んでいた。

立川談志の落語CDも借りた。彼は横柄な印象を持っているので好きではないのだが、
名人とも言われているので、聴いてみたくなり借りてきた。

最後に「綾小路きみまろ」。軽いお笑い、嫌いではない。面白いが、連続で聴くと飽きる。

本も出してくれたので、あれっと思った。昨日予約した、初歩の手話テキストだった。
初歩ではあるが、いわゆる「日本手話」を使って解説している。
私が覚えた「日本語対応手話」とかなり違う表現をするので、けっこう難しい。

「日本手話」は、「伝統的手話」とも言われ、ろう者が通常使う手話で、文法が違う。
「日本手話」を使う人たちは、独自の文法を持つ言語的少数者であるという自覚があり、
このろう者独特の手話で教育できる教師を育て、聾学校でも「日本手話」で授業をして
ほしいと願っている。

私もそうであるが、ろう者同士で会話しているのを、完全に読み取れる教師は少ない。
ろう学校のほとんどの教師は、つい最近まで手話を使わずに授業をしていた。
最近でこそ、補助的に手話を取り入れて授業を行なっているが、「日本語対応手話」
なので、ろう児には十分に伝わらない。その結果、授業を理解できず、日本語の
習得も不十分になる、という主張がある。

わたしは、「日本手話」を読み取れないが、彼らの主張には同意できる。
「日本手話」は、日本語とは文法が違うので、外国語に近いと理解したほうが良い。
下の例は、簡単な語順の違いを示す程度の解説だが、もっとわかりにくい例もある。

手話の語順の違いだけでなく、表情、口の形(パピプペポの形)を付け加えて、
現在形、過去形などの時制や、強調、感情を表したり、眉の動き、身体の移動
(前に乗り出したり、後へ引いたり)なども使われる。
これらは、地域の講習会ではなかなか学べない。意識的な指導者の下で学ぶか、
日々の交流を積み重ねる中で理解していくしかないので、難しいのである。

先のつくば国際2日目に、急遽、出発式の通訳を担当したが、冷や汗ものであった。
しばらくやっていないので、単語がすぐにでてこなかった。また、準備もしなかったので、
ウォーキング特有の表現や、難しい言い回しが「翻訳」できず、ろう者には通じなかった
のではと、申し訳ない思いであった。

今日の歩き~スマホのアプリは操作ミスで掲載できなかった。

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