はしご湯別館

晴れたら山、雨なら温泉。さぁ、きょうはどっち!?

GWは水源の山・笠取山~唐松尾山を周回

2016年05月01日 | 【山】奥多摩・奥秩父

GWの土曜日は、埼玉県と山梨県の県境に山頂が位置する、笠取山と唐松尾山を歩いて来ました。
(GWといっても我家は仕事の都合上、単発しか休みがありません。残念っっ)

笠取山といえば、多摩川の最初の一滴が始まる水干(みずひ)で有名な所で、
水源地がある=豊かな森が残っているに違いない、という独自判断により
以前から行ってみたいと思っていた山のひとつでした。


2016年4月30(土)

GWの混雑を避けるため、いつもよりチョット早い時間に家を出発。
前回の雲取山へのルートと同じ411号線を丹波山方面走らせ、
おいらん渕近くで一之瀬林道へ突入「このまま進めば作場平駐車場に到着~」
などと思っていたら・・・




・・・・・。

林道入り口に「通行止め」の案内あったかなぁ??それとも崩れたばかり?
気を取り直して、更に411号線を進んだ先から再度一之瀬林道へ突入。


5:02作場平駐車場に無事到着。この時点でまだ数台停められる印象。
駐車場はすぐ目の前は登山口だし、綺麗なバイオトイレもあるし、とてもよく管理されています。

5:09登山口出発。出発時の車の温度計は0℃でした。足元にはサクサクの霜柱。


登山道は大変良く整備されていました。登山道というより、むしろ散策路。
指導標も真新しくピッカピカ。


気が付けば空は青空。木々の間から富士山もチラリ。
風もなく小鳥はあちこちでさえずり、良い日に来られました!


さすが水源地だけあって、沢の水の綺麗さは格別でした。
サラサラの砂地を流れる水は一点の曇りなく澄んでいます。手を入れたら、とても冷たい。
何かを燃やす「山小屋の匂い」がすると、すぐ目の前に笠取小屋です。
足元に、何やら「鹿の皮」が落ちていましたが、身を食べたんでしょーか?


6:26笠取小屋に到着しました。スッキリと整備された小屋前の広場にはテーブルやベンチが置かれ、
整地されたテント場、バイオトイレをゆったりと配置、まるで街中の公園地のような山小屋エリアです。
すぐ後ろでの林では数頭の鹿が餌を食んでいました。
初心者向き=雲取山が世の定番のようですが、こちらの方がずっと初心者向きと思います。

ここから先が、また街中の公園のようにビシーッと綺麗に整備されています。



ゆったり広々とした草地が広がる小高い丘の上へ登ると・・(道が白いのは全部霜柱です)



6:43「小さな分水嶺」の石碑が置かれていました。

この小さな丘の雨は、その降った位置により
「多摩川、荒川、富士川」と別々の川へ流れ込み、異なる人生を歩む・・という事です。



更に足を進めると、目の前にこれから上る笠取山がドーン。
防火帯に沿って、いかにも直登な登山道が見えます。



水干との分岐に、宮崎アニメに出てきそうな謎の錆びた機械が置かれていました。
これは一体何だろう?


では、行きましょう。


直登・・・やっぱりキツイ・・。



ヒィヒィフゥフゥ言いながら、時折足を止めつつ進みます。
高度が増すごとに、背後の富士山や南アルプスの山々がグングン見えてきます。



7:12西側山頂!昨日の強風が空の塵を全て吹き飛ばしてくれたのか、
この季節には珍しく抜けた青空の下、爽快な景色が目の前にドーン!



富士山と大菩薩嶺、



富士山アップ。



南アルプスも連なっています。


やー、素晴らしい!
ここ最近、天気はいいのに春霞で眺望イマイチが続いていたので、
この霞の無い眺めは嬉しいです。しばし貸し切りで楽しませていただきました。


続いて東側の山頂へ移動。


7:25東側の山頂。こちらが地図上の最高地点って事らしいです。
周囲は樹木が茂り眺望は西のピークに負けますが、ここからも富士山バッチリ。

東のピークで朝食休憩いただきます。
相変わらず山ラーメンは美味しい!そしてオニギリと惣菜パン、
〆のコーヒーまでいただきましたが・・・ちょっと食べ過ぎました。お腹が重い・・。


8:02さぁー次へ進みましょう~。東ピークの先から「水干」見学へ行きます。


8:20尾根から急坂をグングン下り「水干」到着。ここが多摩川の最初の一滴らしいです。
岩の上には「水神社」と彫られた碑が掲げられています。
らしき場所には氷柱が連なり、ポタッポタッと水滴が落ちていました。


では、唐松尾山へ向かいましょう。ここから先、ようやく「登山道」らしい道になります。



のんびりとした笹原を抜け・・


深い木々の原生林地帯です。
「東京に近い山に、こういう原生林が残っているんだ・・」と、ここは素直に感動。

木々が影を落とす原生林の森の中、小鳥達の囀りだけが行き交います。
今回のコースではここが一番「山に包まれる感」があって気に入ったかな。



空を見上げれば飛行機雲。


ここから唐松尾山がキツかったな~・・。細かなアップダウンが続き、
「唐松尾山はまだかぁー?」の繰り返し。


10:05ヒィヒィとやっと辿りついた唐松尾山は樹木に囲まれていました。


少し北へ進んだ岩場は眺めいいです。



ただ小さな羽虫がここにだけ局地的に発生。もう、そんな時期なんですかね。



10:19先へ進みます。ここからは、ただ下る一方なので気が楽です。


途中、立ち寄ろうと予定していた御殿岩への分岐を見逃してしまったのが今回唯一の残念。


11:04山の神土分岐まで来ました。周囲は鹿避けネットで囲まれた笹原の地です。
小腹が空いたのでここで軽くオニギリ休憩します。

山の神土分岐は、白石山、笠取山、将監峠などへ道を分ける十字路となっていて、
休憩中も3組のハイカーさんが通りましたが、誰一人同じ方向へと進まず
それぞれ別々の道へと足を進めていました。(まるで分水嶺のようだなぁー・・)


11:24オニギリを食べたら、出発しましょう。
少し歩くと、18歳でこの地で亡くなった方の慰霊碑がありました。


しばらくはダラダラとした笹原道、やがて将監小屋へ続く作業路に出る頃には
ムワッと夏のような暑さに包まれます。この作業路が退屈で長かったなー・・。
ひたすら続く下り道に、滅多に痛くならない膝が少し熱くなった。


12:49ようやく林道の舗装路へ出ました。がっっ!ここからがまた、ウンザリするほど長く、精神的に辛い。
最初に続くゆるやかな登り坂が、山道を終えてクタクタになった身にこたえた~。
この林道でソウシチョウのツガイを見かけました。


13:18駐車場に戻って来ました。ヤッター。
山頂到着より、この駐車場へ辿りついた時の方が、しみじみ嬉しかった。

帰り着いてみると駐車場には車がビッシリ。途中の道端にも路上駐車が連なっていました。
うーむ・・山行中では、こんなに人に会わなかったのになぁ・・。皆、どこへ行ったんだろう?



というワケで、笠取山・唐松尾山無事〆ました。



前回はまだ春の装いだった奥多摩も、たった2週間で新緑が溢れていました。
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