はしご湯別館

晴れたら山、雨なら温泉。さぁ、きょうはどっち!?

北八ヶ岳の森・みどり池~根石岳(本沢温泉泊)・その3

2017年05月25日 | 【山】八ヶ岳とその周辺
5月21日(日)


朝です。今日も雲一つない晴天です。



では朝の野天風呂へ行ってきます。



宿泊客の皆さんは二日目に山行をする人が多いようで朝風呂に入る人は少なく、いても内湯でサっとひとっ風呂という感じで、野天風呂まで来る人はいませんでした。



・・・という事で当然、またも貸し切りです。



一時間近く出たり入ったりを繰り返していましたが、結局誰も来ませんでした。



周囲のガレ場には、あちこちに源泉の吹き出し口があります。ただし冷たかったり、ぬるかったり。野天風呂の位置の源泉がいかに絶妙かって事ですね。



あーシアワセ・・・。



朝食は6時30分からでした。朝食はつけない人、もう出発した人もいて、人数の減ったちょっと寂しい食堂です。



そういえば、こんなスタンプカードを貰いました。次回はいきなり500円引きです。3番の「お楽しみ」が気になるとこ。


7:45では、準備を整え我が家も出発しましょー。といっても、昨日来た道を帰るだけですが。テント場は本沢温泉のお兄さんが言った通り二張りだけでした。晴天の土日でテント場が貸し切り状態なんて夢のようですよ。



そして苔の森は



復路もやっぱり綺麗でした。



あとはもう帰るだけなので、



往路にもましてゆっくりと、



存分に苔と水の森を満喫します。



この線路みたいのは、昔のトロッコの跡らしいです。CMでやってる「こういうところついつい歩いてしまう」のは子供やコバエのみならず、オジサンも同じようです。



9:13みどり池です。



おっ!?昨日は開いていなかった「しらびそ小屋」が開いていました!小屋の周りでご夫婦らしきお二方が作業をされています。



天気も良いので、小屋前のベンチで休憩させていただく事にしました。



コーヒー(500円)、そして水で冷やされたコーラ(300円)を購入し、オヤツ用に持ち歩いていたアンパンと一緒にいただきます。



コーヒーはなんと豆から挽いているそうで、まさか山の中でこれほど本格的なものをいただけるとは思っていませんでした。インスタントとは香りも味も違います。美しい景色の中でいただくコーヒー・・・うーん、なんて贅沢なひとときなんでしょう。



みどり池を眺めていると、鏡のような水面をなにやら美しい鳥がスーーッと羽ばたいてきます。女将さんが「あれはセキレイ」と。「・・・ん?セキレイ?」家のまわりにもよくいる鳥でした。ここで見ると、普段よく見かけるセキレイやキジバトまでもなにか特別な幸せの鳥のように見えます。

ここから見る山の稜線にはもうすっかり雪が無いように見えますが、女将さんいわく「一週間前にはあの山の上の稜線に雪が降って白くなっているのが見えた」とのことです。



小屋の外の餌台ではリスが食事中。



どれどれ、おいしいオヤツはあるかな?



うむ・・・まぁまぁかな。


餌台にはウソも来ていました。こやつがなかなかの強欲で、餌を求めて飛んでくる他のウソを次々と突っついて追い払っています。



「来るなら来てみろ!この種は、みんなオレのもんだ!」・・・お兄さん、くちばしの横に種のカスが付いてますよ。



9:45名残惜しいけど帰りましょう。次は山抜きで一日二日ここでのんびり過ごしてみたいもんです。女将さんに「下は暑いけど頑張ってね」と見送られ出発。



途中にあった指導標、稲子湯までのろのろ1:30。ここから少し下った先で、本日初のハイカーさんと擦れ違いました。お互い「あっ、初めて人に会った!」と言い合いっこ。今日はみどり池まで散策されるそうですよ。



10:00こまどり沢です。またしても、透き通るようなコマドリの鳴き声がピンポイントで響き渡っています。だから「こまどり沢」という名前が付いたんだと思いますが、不思議だ~・・。ここはコマドリを惹きつける何かがあるのかな?


この少し先で本日二組目のハイカーさんに出会いました。単独男性ですが双眼鏡をぶら下げあきらかに野鳥の人ですね。これ以降、登山口まで誰とも会わず、今日擦れ違ったハイカーさんはたった二組という事になります。



周囲はすっかり明るいカラマツ林となり、ゴールが近い事がわかります。



この季節はまだ花が少ないんですが、スミレが咲いていました。そしてシダ類の勢力が凄い。



10:50みどり池入口のゲートまで戻って来ました!ここまで来ると、もう本当に真夏のような暑さです。北八ヶ岳の夢のような森の世界から、一気に現実に引き戻された瞬間です。



目の前の道を見ると、なにやらたくさんのランナーが次々と通り過ぎてゆきます。どうやら100㎞ウルトラマラソンなる競技が行われている真っ最中でした。山行後は近くの稲子湯に10数年ぶりに寄ってみるつもりでしたが、マラソン大会の給水所になっていて、途中入浴もOKのようで玄関には大量の靴が散乱し大賑わい。さすがにこの状況では入る気になれず、その後どこで汗流しをしようかと迷った挙句、改装したばかりの南相木温泉滝見の湯で食事&偵察してみることに。

ところがその後も、行く先々でランナーの群れに出くわします。これは・・もしや??と思っていたら、案の定、滝見の湯が71㎞の部のゴールとなっていました!到着時にはまだゴールする人は疎らだったようですが、その後ひとりふたりとランナーは増え、気が付けば館内はランナーだらけ。なんとか空席を見つけて、相木蕎麦をいただきました。




静かな本沢温泉の後に賑やかな滝見の湯、なんだか両極端のようになってしまいましたが、これもいい思い出かな。