はしご湯別館

晴れたら山、雨なら温泉。さぁ、きょうはどっち!?

天城山と河津桜のジモ温泉

2017年02月22日 | 【山】富士山・天城



土日はまだまだ寒ーーい冬の埼玉を抜け出して、早くも春爛漫の伊豆で、山歩きと河津桜と温泉を楽しんで来ました。


2月18日(土)

早朝まず向かったのは、百名山のひとつ天城山!

「天城山」は中伊豆に連なる山々の事で、この名の付いた頂はないようです。

主なコースは天城高原GCをスタートゴールにする周回コースと天城高原GCから天城峠までの分水嶺を歩く縦走コースがありますが、我家は自家用車でのアクセスのため周回コースをゆきます。

埼玉からは早朝の箱根を抜けて行ったのですが、前日が春の暖かさだったためか道路上に雪は全然ありません。

がっっっ!

伊豆スカイラインのごくごく一部がブラックアイスバーン化していて油断していたら、まんまと後輪が振られてしまいました(汗)

それ以外は特に凍結もなくスムーズ走行でしたが、この季節はたった一日でガラッと道の様子が変わるので、どちら様も御用心。

ちなみに伊豆スカイラインは2月17日~2月26日まで980円が200円になるキャンペーン中でした!


6:30頃、天城高原GCにある登山者用駐車場に到着。駐車場は広く、画像では見えませんが奥にもほぼ同規模の駐車スペースがあります。

この掲示によると、これだけ広い駐車場があってもシーズン中は満車になるようでおそらくは石楠花開花の頃かな??ちなみにシーズンオフの本日は先客3台のみでした。

駐車場には立派なトイレがありましたが冬期使用不可。ネットで「天城高原GCでトイレを借りた」という情報も見かけたのですが、訪問時は、たまたま積雪でお休み~。(通常は冬期土日営業のようです)


6:58準備を整え出発!登山口は駐車場の向かいにありました。最初は薄暗い雑木の林を進みます。



7:13四辻です。ここが周回コースの分岐になります。左へ行けば万二郎岳方面、右はシャクナゲコースです。周回コースは時計回りを進むのが主流らしく、私達もそれに倣って左の万二郎方面へ足を進めました。

ところで、この四辻の「ボッカのお願い」「ひとり一石運動」ってたぶん石を運びましょうって事だと思うケド、どこへ持って行けばよかったのかな?


さて天城山の登山道ですが、さすが百名山、大変綺麗に整備されています。指導標も短い間隔で次々と登場します。

この山に入ってすぐに、関東や東北ではあまり見かけない木々の様子に魅了されてしまいました。



背が低くうねうねした樹木達が、なんとも不思議な童話のような光景を造り出しています。

木々の向こうからトンガリ帽子をかぶったヨーロッパ民話の妖精が出てきそうですよ。


一帯ではどうやら風が強く吹いているようで、ビュービューと音だけが聞こえます。ところが幸いな事に登山道の位置関係か、風に当たる事はありません。



登山道には雪も疎らに残っていましたが、滑り止めは着けず進みました。



8:10不思議な木々の光景に見惚れているうちに万二郎岳に到着しました。ここは風の通り道になっているようで、ビュービュー吹きつけて来ます。
さ・・・寒い。



山頂標識が端からボロボロになっているのは動物が齧ったのかな?


山頂はうねうねした樹木に覆われていますが広さがあり、海や周囲の山々を見渡す事もできました。



万二郎岳からは鞍部に向かってググッと下ります。



途中にあった岩から霞の彼方に空中に浮かぶ富士山が見えました。ここから見ると宝永火口がよく見えます。


この道もよかったなぁー。



ヒメシャラの芸術肌にハマってしまった!



ゴッホですか?ってくらいの色使いで、一本一本の表情が全然違うんです。



途中途中で遠くの景色を眺める事もできましたが、季節柄かボンヤリ霞んじゃってますね。



そして次に登場するのが、この道です。長年多くの登山者が歩いて深くえぐれた道の上に、アセビがアーチを造っています。



そして、ここは苔が素晴らしいです。



両脇を覆う苔の緑が薄暗い森の中に浮かび上がり、なんとも神秘的。


更に進むと、ガラリと森の印象が変化しました。



明るいブナ林です。



貝殻のようなキノコもありました。


この辺りで写真を撮っていたら単独ハイカーさんが抜いてゆきました。入山してから初めて出会ったハイカーさんです。百名山にしては、あまりに静か過ぎます。


山頂に近づくと雪が増えてきました。所々カチコチに凍ってましたが、柔らかい場所を選んで歩けたので、ここも滑り止めを着けずに進みます。


9:52万三郎岳に着きました!
写真ばっかり撮っていたから随分時間かかったなぁー。



三角点は一等でした。

万三郎岳山頂も樹木に囲われてますが、ベンチもあって休憩にはいい感じです。


気温は4℃。ただここも風の通り道となっているようで、体感的にはもう少し寒かったなぁー。食事休憩はカップ麺とカレーパンをいただきます。休憩中に万二郎岳方面から2~3組のハイカーさんがやって来ました。


10:23食事休憩の後はシャクナゲコースを進みます。ここからは下りになるので、念のためチェーンアイゼンを装着しました。



シャクナゲコースは地味な印象の雑木道でした。名前からして石楠花がたくさんあったと思うんですが・・気が付かなかった~。


気が付けば周囲は植林地になっていました。木立の向こうには重機が入り、チェーンソーで木を伐採している様子が見えます。

足元は気温上昇により土がドロドロ、登山道全体がヌタ場状態で不快極まりないです。

途中、見事にドロで滑って
尻餅ついちゃったヨーーーッ!



ううっっ悲しいっっ。


11:44四辻まで戻って来ました。ここまで来ればゴールはすぐそこ。


11:58登山口まで戻って来ました!
「天城縦走路入口」の柱の裏側には「おつかれさまでした」と書かれてました。

朝は3台しかなかった駐車場も数が増えてました。この車の数にもかかわらず、擦違ったハイカーさんは一組だけなので、やっぱりほとんどの人は周回コースを時計回りで歩くんだと思います。


せっかくなので登山記念バッジも購入~。
天城高原GCが休みの日は、3km下のホテルハーヴェスト天城高原で買う事ができました。


はじめて歩いた天城山は、木々による景色の変化がおもしろく、チョコチョコとしたアップダウンもあって楽しめました。次はぜひ縦走コースを歩いてみたいなぁー。


さぁ~~、
午後は今が見頃の河津桜へ向かいますよ!



といっても、花見が目的じゃありません。



お目当ては、
この時期だけ開放されるジモ温泉です!!



入浴可能時間は15時までなので「余裕でしょ」と思っていたら、海岸沿いの道路は見事に河津桜渋滞。駐車場待ちもあって14:30まさにギリギリセーフで浴場に入りました!


河津桜には目もくれず飛び込んだ浴場ですが、いや~~、やや熱め掛け流しのいい湯でした!毎年この時期に開放してくださる地元の皆様、ありがとうございました。



温泉でサッパリした後は、せっかくなので河津桜もチラリと見学。



といっても、浴場→駐車場までの間を眺めて歩いただけですが~。


さぁ、お次は本日の宿泊地、伊東へ向かいます。海岸沿いが渋滞していたので、帰りは天城街道を抜ける道を選んだのですが、こちらもしっかり渋滞していました。この時期はどこも渋滞、仕方ないですね。



お世話になるのは、以前宿泊利用した際に使い勝手の良さが気に入ったケイズハウスです。
はい、二度目の宿泊訪問です。


・・・がっっ!なんと到着してみると


ひょぇーー!


「予約が入ってません」というショッキングな一言。


数日前の電話予約が手違いで通ってなかったようです。

私達よりも、むしろお宿の方が激しく「ひょぇーーっっ!」となったようで、急遽大急ぎで部屋を用意していただけました。


そんなこんなで、やっと部屋でゆっくり寛ぎ・・・ません!


その後も、外湯をウロウロと。

コチラは普段は主に住民4人が定期利用する(管理人さん談)、おそらく日本でも有数の密やかな浴場らしいのですがこの日は、その4人全員に加え、年数回しか出現しないレアな住民も登場。利用者ほぼ全員が揃うという滅多にない奇跡の日に当たりました。


いやーー、山歩きに温泉巡りに花見と、かなーり欲張った一日でした。おかげで、この日はぐっすり。おそらく夫婦揃って大いびきかいてたな。


2月19日(日)


朝から良い天気です。そして2月とは思えない暖かさでした。

この日は大室山の山焼きが行われるらしく、道の駅マリンタウンに行けば海越しに見えるとの事。ちょっと見てみたい気もしましたが渋滞を避けるため早々に帰宅。


またまた2年振りという久々訪問となってしまった伊豆ですが、海は勿論、山も温泉も豊富。いまさらですが、本当に良い所だナァーとしみじみ。

次はいつ来られるかな?