はしご湯別館

晴れたら山、雨なら温泉。さぁ、きょうはどっち!?

八ヶ岳・埼玉から日帰り赤岳

2016年08月01日 | 【山】八ヶ岳とその周辺


土曜日は日帰りで八ヶ岳の赤岳を歩いて来ました。

5月にツクモグサ目当てで地蔵の頭→横岳→硫黄岳を歩いたので今回は前回歩かなかった赤岳にレッツらごーです。


7月30日(土)

夏山シーズンの朝は早い。
登山口に近い駐車場を確保すべく、前回より早い3:30頃には美濃戸に到着。「さすがに、この時間なら余裕で空いてるだろー」などと話していたら・・


な・なんと!


「やまのこ村」と「赤岳山荘」の確実な駐車スペースはほぼ満車状態!!更にあぶれた車が路肩に並び受付開始を待っています。


・・・夏の八ヶ岳をナメてました。


仕方なく「あぶれ組」の皆さんと共に、邪魔にならない場所に停め赤岳山荘の受付開始を今か今かと待ちます。やがてまだ薄暗い4:15頃、赤いエプロンをつけた前回と同じオバちゃん登場。するとオバちゃんは慣れた様子で「その車はこっち、次の車はココ」と指示し、あっという間に「あぶれ組」の車を隙間スペースにビッチリ駐車。その後も来る車を次々とさばいていましたよ。うーむプロだ。ちなみに隙間スペースは大き目の車だと「ダメだね」と渋られるので要注意。

もうひとつの駐車場「やまのこ村」も同様のシステムかと思いますが、コチラは少し遅い5:00からの受付になるようです。最初やまのこ村に空きが見えたんで、「やった~」と近づいてみると、なんと「予約スペース」でガックリ。別料金&台数限定で予約もできるみたいですね。


というワケで、無事駐車スペースを確保し、まだ薄暗い中を出発。駐車場から登山口までは、少しだけ歩きます。


4:46登山口です。目的地は赤岳なんで、今回も前回と同じ南沢コースを歩きます。最初はジメリとした樹林帯を歩くのですが、気温があまり高くなく、この季節にしては快適な山歩きでした。(とはいえ、やっぱり夏なんで汗はダラダラ)



このコースは沢に沿って進むので、気分的にいいです。こういう沢の近くといえば、ブヨやメマトイがブンブン攻めて来るもんですが、この日は(たまたま?)刺す虫がいませんでした。トンボくんが飛び回っていたので、そのおかげかも??



八ヶ岳らしい苔の森です。



秋にも来てみたいなぁー。



河原にでると・・



急峻な連なりが目の前に。


6:30行者小屋に到着。5月の訪問時はまだ休館中でしたが今回は元気に営業中。休館中にはなかった飲用の蛇口が設置され、ジュースやおでんも売られています。冷たい水で顔を洗ったら物凄く気持ちよかったーー。

まだ朝早いのか小屋周りは静かです。テント場もガラガラで夏場ピークの土曜でもこの時間に来れば、好きな場所を選び放題ですね。


6:53小休止の後、赤岳に向けて出発!
今回は前回歩かなかった文三郎尾根から上がり、地蔵尾根を下る予定です。歩き始めてすぐに阿弥陀岳(中岳)への分岐があり、一瞬「阿弥陀岳も行ってみよっか?」と思いましたが、あの山容を見て5秒で却下。



さぁー、これからが本番ですよ。
ここからの急登続きが、前日の激務&寝不足を抱えた中年層には相当堪えます。



途中からは階段の連続です。



一歩一歩がツライっっ。


花を見て気分を紛らわすっっ。



途中で出会ったホシガラスくん。


なんと、三又になった枝にハイマツの実を固定して、器用に突いて食べているんですよ。いやーーー、この賢さにはビックリ!鳥って本当に頭いいわ。あまりのおもしろさに、しばらく見入ってしまった。



その後も階段は続くよどこまでも。



7:50ようやく阿弥陀岳(中岳)との分岐に着きました。ここからの中岳&阿弥陀岳は見るからに登りかえしがキツそうで、「阿弥陀岳に行かなくって本当によかった・・・」と心から思ってしまった。



さぁ、あともうひと踏ん張り。

「この季節は花も少ないから、スムーズに進めるかな」などと思っていたら・・


おっっ?


おや?おや?おや?



アレーッ!またもや花満載!



例によってハニートラップにつかまり足が止まる。



すぐ目の前には赤岳山頂が「早くおいで」と迫ります。



山頂直下は人が一人通れるだけの細い岩場続きで、早朝に上った(もしくは小屋泊まり)と思われる下山組との擦違いに時間がかかりました。



8:20赤岳山頂到着!



記念にパチリ。



爽やかな青空が広がり心地よい爽快感です!


しかし・・・



10分後には・・ガスで真っ白けっけ。


赤岳頂上山荘横のスペースでオニギリ休憩です。「大きなおむすび」がザックの中で潰れて、より大きくなっていました。



8:57では、地蔵尾根へ向かいましょ。


・・と、少し歩き始めたところで、なにやらザワザワとした胸騒ぎ。(これは何かある・・)と感じた所で、


長野県遭対のお兄さんが登場し、無線で何か連絡を取り合っています。通りがかりのハイカーさんが「ヘリが来るんですか?」と聞くと「はい来ます」と。


「うーむ、なにごとか?」と思いつつ、細い尾根道を更に進むと、何でこんな所に!?と思うような細く切れ落ちた登山道上で、顔面蒼白になった女性が伏せ状態で岩にしがみつき「5分後にココにヘリが来ます!飛ばされないように気をつけてください!」と言うじゃありませんか。どうやら、この場所で遭難が発生し救助要請が出たもよう。


事情はよくわからんけれど、先に進むべきか、ここで伏せて留まるべきか!?今まさにヘリの来るピンポイントな場所にいるわけで、私達がココにいる所為で救助の妨げになるのが一番ヤバイ。少し前を見ると遭対のお兄さんがロープで固定し子供達を誘導下山にかかっている。「よぉぉーし、この場から少しでも離れよう」と一緒に歩き出しました。



やがて天望荘が近づく頃、



白いガスの中からバリバリと爆音と共にヘリが登場。



急峻な山肌ギリギリにホバリング後、速やかに遭難者を保護、



そして颯爽と青空の彼方に飛び去ってゆきました。
その場にいた登山者(私達も)は、みんな口をポカーンと開けて見守るばかり。



その後は何事も無かったかのように、登山道上の時間が再び動き始めます。


9:26赤岳天望荘に到着しました。
いつかココの個室に泊まって、優雅に夕焼けや朝日を眺めてみたい。


(注)館内を盗撮しているワケじゃないですよ~。周辺には高山植物も多く、なんと建物横のこんな石垣の上にもコマクサが咲いていたのでパチリと一枚。



9:34地蔵の頭に近づくと・・・ん?何でこんなトコに「くまモン」が?と思ったら、お地蔵さんでした。


帰りは地蔵尾根を下ります。



急坂をグイグイ下るので落石させないよう気をつかいます。幸いな事にココを上りに使う人は少なく(多くの人は文三郎尾根を使う)おかげで擦違いに苦労する事はありませんでした。



10:18行者小屋に戻ってきました。朝は人が疎らだった小屋が今はこの賑わい!そうこうしている間も南沢から続々と大勢の人が上ってきます。


10:34小休止の後は帰ります。



行者小屋からは標高が下がるごとに気温は上がり、ちょっと蒸し暑かったな。そして覚悟はしていた擦違いラッシュも所々で発生。



12:06登山口まで戻って来ました~。正午を過ぎたにもかかわらず、これから上るグループがまだまだ続々と歩いて来ます。特にテント泊装備と思われる人達が多い多い。


いやー、トップシーズンの八ヶ岳人気オソルベシ。


さぁ帰って昼寝でもしよかと思ったら、途中の高速で二回も事故渋滞に巻き込まれ、コレが一番キツかった・・。


さぁー次はどこへ行こうかな?
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