Dr内野のおすすめ文献紹介

集中治療関連の文献紹介が主な趣旨のブログ。
しかし、セミリタイアした人間の文献紹介なんて価値があるのか?

もっとガイドラインを簡単に作れないか?

2017年10月22日 | EBM関連
Schoenberg NC, Barker AF, Bernardo J, et al.
A Comparative Analysis of Pulmonary and Critical Care Medicine Guideline Development Methodologies.
Am J Respir Crit Care Med. 2017 Sep 1;196(5):621-627. PMID: 28731387.


GRADEなどガイドラインの作成方法が言われているが、作るのに時間がかかったり、コストが高くなったりと、弊害もある。
せっかくエキスパートが集まっていて、その人たちは文献検索しなくてもだいたいの情報は持っているのだから、みんなの意見が一致したらsystematic reviewとかしないでいいんじゃないのか、という仮説の検証。結論として、70%の意見の一致があったらそれでいいんじゃねーの。

ちょっと納得できる話ではある。
結果のわかっているsystematic reviewやmeta-analysisって少なくないもんね。

ガイドラインについての過去ログはこちら

コメント
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