スパニッシュ・オデッセイ

スペイン語のトリビア
コスタリカ、メキシコ、ペルーのエピソード
パプア・ニューギニア、シンガポールのエピソード等

コスタリカ 2018年(21)コスタリカの介護事情

2018-09-30 17:31:24 | コスタリカ
 前日、女房殿と話したコスタリカの介護事情について記す。
 コスタリカも経済が発展してきたので、高齢化がだんだん問題になりつつある。少子化はずいぶん前から始まっているが、女房殿の世代で一人っ子はあまりいないようである。女房殿は9人兄弟だが、その親の世代ではそう珍しくはないのではないだろうか。女房殿の下の世代になると、さすがに9人兄弟は身近にはいない。女房殿を含めた兄弟9人のうち3人が3人の子持ちで、6人が2人の子持ちである。こうなると、人口はあまり増えない。コスタリカの人口は1980年ごろと比べると、約200万人も増えているが、これは周辺国、特にニカラグアからの流入が多いためである。
 さらにコスタリカは常備軍を持たず、その分を教育や医療に振り向けている。医療水準は中米では最高である。ということで、平均寿命もかなり延びている。そうなると、老人もなかなか死なないので、自然と介護が必要なケースが増えるということになる。
 義母の場合も介護のために使用人(empleada)を雇っているのだが、介護についての専門知識や経験があるわけではない。日本のような公的ヘルパー制度はまだない。政府もそのような制度の必要性は認識しているようだが、まだまだ具体的な対策には至っていない。介護基準というものもなさそうである。早めの対策が望まれる。
 さて、12時40分に昼食。信頼の置ける使用人(empleada)が作ってくれた mondongo をいただく。やっぱりおいしい。米はいつものパサパサ米だが、珍しく塩を入れないで炊いている。
 
 【mondongo。ウィキペディアで見つけた写真】
 日が照るとやっぱり暑い。昼食後は、例によって昼寝である。4時ごろまで寝た。おもむろに起きて、残り物のスイカを食べる。おいしいところがスプーンですくわれていた。あまり甘くなかった。
 降りそうで降らなかった雨がやっと降り始めたものの、パラパラとしただけですぐ止んだので、あまり涼しくならない。
 

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コスタリカ 2018年(20) 使用人(empleada)について

2018-09-29 18:07:34 | コスタリカ
8月22日(水)
 夜中に雷が鳴り、断続的に豪雨が降った。2時ごろ目が醒めた。今はもう止んでいる。そのままうとうとして5時半ごろ起きた。普段は庭にいるはずの大型犬のチェスターが玄関にいた。玄関に通じる通り道の扉が開いていたらしい。なついてくるが、くさい。
 6時ごろ朝食。タマルを2個食べる。雨はすでに上がっていた。
 8時ごろパン屋ではないほうの義弟が出勤前にパンを持ってきてくれた。ゴミ収集車が家の前を通り過ぎていった。女房殿が呼び止めようと、叫んだが行ってしまった。
 
 【後日撮影】
 昨夜、やってきた使用人(empleada)が急に辞めて、帰ってしまった。女房殿がいると、自分の給料が払われないと言っていたとか。女房殿がいようがいまいが、給料は支払われる。この使用人は勝手に男を連れ込んだりしていたらしい。その他、勤務態度にも問題があったので、いないほうがいいくらいである。
 そういえば、離れの部屋から大型扇風機と電気スタンドがなくなっていた。この使用人かどうかはわからないが、使用人が勝手に持って行ったらしい。一般的に empleada は貧しく、教育もあまりないようである。小物や砂糖などをくすねるのはよくあるようだ。筆者が知っている使用人も信用できないのが結構いた。ただし、もちろん例外はある。パプア・ニューギニアで雇っていた使用人(男)と、シンガポールで雇っていたアマさん(使用人)は善良な人だった。
 そういうわけで、離れの部屋から出るときは、鍵をかけている。外部の人間(プロのどろぼう)より内部の使用人の方を警戒しているわけである。
 義母の使用人は大体、パン屋を営む義弟の紹介で、内縁の妻の友人や知り合いらしい。そういうわけで、義弟はつい友達扱いしてしまうようだが、使用人は使用人である。友達扱いは厳禁である。日本人は使用人の扱いに慣れていないので、つい友達扱いして失敗したというような話はよく聞かされている。
 10時ごろ、パパイヤを食す。義弟が持ってきてくれたパンを一切れ食べる。台所では信頼の置ける使用人のおばさんが mondongo (モツ煮のようなもの)を作っている。

   
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コスタリカ 2018年(19)豪華な昼食と夕食

2018-09-28 17:44:54 | コスタリカ
 伊勢海老の背ワタ(ウンコ)を取り出したあと、料理を始める。材料がすべてそろっているわけではないので、レシピどおりにはいかないが、12時ごろまあ何とか完成した。汗をかいたので、すぐには食べないで、シャワーを浴びる。朝のうち降っていた雨は、9時ごろには上がっていて、薄曇りである。
 12時半ごろいよいよ昼食。仕上げ用のバター(mantequilla、マンテキージャ)がなかったので、マーガリン(margarina)で代用した。風味は落ちるが、まあ大丈夫。
 1時ごろ雷が鳴り出したが、なかなか降らない。
 2時ごろ昼寝をして、5時前に起き、パンにナティージャ(natilla)を塗って食べる(「コスタリカ再訪(203)コスタリカのお茶うけ」参照)。もちろんコーヒーのお供である。
 夜の担当の使用人(empleada)がやってきた。ちゃんと見張っていないと、昼の残りの伊勢海老(langosta)を食べられるおそれがあるので、鍋から容器に移して、冷蔵庫に入れた。
 午後は雨が降っていないので、暑い。
 5時に母屋の方へ行こうと思っていたら、ヤモリが入ってきた。かわいい。
 母屋へ行くと、故障していたはずのテレビが直っていた。母屋へ行っても特にすることがないので、離れに戻り、7時半過ぎまでうとうとする。
 おもむろに母屋へ戻り、夕食を摂る。昼の残りの伊勢海老である。伊勢海老の殻から出汁をとってスープにしようと思ったのだが、まずい。普通のエビ(camarón、「カメルーン」Cameroon は関連語。ウィキペディア「カメルーン」参照)はいい出汁が取れるのだが、langosta の殻は役に立たない。いい勉強になりました。
 母屋へ行って気がついたのだが、義母の隣の部屋の天井にファンがついていた。アラフエラから同行してきた義妹が取り付けたものである。暑いときには結構役立つ。
 9時半ごろ寝た。

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コスタリカ 2018年(18)伊勢海老(langosta)を捌く

2018-09-27 17:39:19 | コスタリカ
8月21日(火)
 5時過ぎ、起床。6時半に朝食を摂る。パン屋の義弟が持ってきてくれた tamal 1個。それから、昨日の昼食の残りのスープにあったイモ類を炒めて食べた。
 雨が降っている。激しくはない。
 昨日、パン屋の義弟が持ってきてくれた冷凍の伊勢海老(langosta)を解凍する。
 
 それから、伊勢海老のレシピをクックパッドで検索する。日本語版のクックパッドには出ていないので、スペイン語版で調べてみたら、いくつか載っていた。
 最初、バター炒めにアボカドソースをかけたようなものをイメージしていたのだが、見つからないので、al ajillo(アヒージョ。にんにく炒め)にした。トマト・ピューレを使うことになっていたが、家にないので、10時に近所の mini super へ買い物に出かけた。トマト・ピューレが見当たらないので、pasta de tomate で代用することにした。バルサミコ酢(vinagre balsámico)も必要だったが、置いていなかった。それから、昨日ハエタタキがだめになったので、新しいのを買う。だめになったものよりいいものを希望したが、同じものしかなかったので、購入。250コロン(50円)。こんなものは原価10円もしないのではあるまいか。どこで作られたのかは不明である。
 
 このハエタタキは女房殿が1回、強くたたいただけで、写真の小指の部分が取れてしまったのである。そこで、計算してみる。50回たたいてだめになったら、1回当たり5コロン(1円)ということになる。1匹1円ということになるが、高いのか安いのかよくわからない。
 さらに、昨日腕時計のバッテリーが切れたので、それも求めたが、サイズが合わなかった。店に置いてある一番小さいものより、もっと小さいのである。グアピレスの街まで行けば、あるとのこと。
 買い物を終えて、帰宅。といっても幹線道路を横切るだけのことである。
 11時ごろ、調理開始。伊勢海老を捌くのははじめてである。スマホでやり方を検索する。それを参考に一応やってみるが、何しろ殻が硬いので、うまく包丁で切れない。調理用はさみもないので難航する。
 そこへ昨日のパーティーにやってきて、そのまま義母の家に泊まっていった、双子の片割れの義妹が台所に現れた。伊勢海老の背ワタを取り除く作業を手伝ってくれた。背ワタとは上品なことばであるが、ウンコのことにほかならない。普通のエビの背ワタの除去はいつもやっていることだが、伊勢海老は初めてである。
 義妹はやおら伊勢海老のヒゲを一本取り外して、それを肛門に差し込んで、ごしごしやったのである。もちろん、ばか話をしながらである。筆者は大腸の内視鏡検査のことを思い出したが、義妹の方はアナルなんとかの方を連想したようである。 

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コスタリカ 2018年(17)ハエをたたいたあとで、考えたこと

2018-09-26 16:56:12 | コスタリカ
 朝食後、玄関先のロッキングチェアーに座って、読書するが、ハエが脚に止まるので、わずらわしい。プラスチック製のハエタタキで、たたく。前日から、だいぶたたいたので、ハエタタキがだめになりそうである。
 
 【小指の部分が手首近くまで取れそうになっている】
 ハエをたたいた後、つらつら考えてみた。
 グアピレスの家の前の幹線道路は舗装されているが、幹線道路から脇に入る道はどこも舗装されていない。日本ならすぐに舗装してしまうところである。グアピレスは40年近く前から知っているが、わき道が舗装されないのは今も昔も変わらない。これは経済的事情によるものだと思っていたが、今は考えを改めた。
 
 【実家前のわき道。向こう側が幹線道路。左側は牧場(finca)。2015年12月撮影】
 コンクリートの面が増えると、輻射熱も増える。もし、わき道も舗装してしまうと、だいぶ暑くなることだろう。北緯10度で標高も高くないグアピレスが意外にも涼しいのは、わき道が舗装されていないのが大きな理由ではなかろうか。
 舗装されていないと、雨のときはぬかるみそうだが、基本的に砂利道なので、水溜りはできても交通に支障はない。また、わき道なので、交通量も多くない。
 そういうわけで、舗装などしないのが正解であろう。
 10時ごろ、義母を見舞う。昨夜出ていた熱は引いたが、夜になると熱が出るようだ。
 10時半ごろ、パン屋(Panadería Don Chumino)を営む義弟が伊勢海老(langosta)、タマル(tamal)、肉(carne)などを持ってきてくれた。そういえば、昨日のパーティーのとき、何を食べたいか聞かれたので、伊勢海老などを列挙したのである。ねだったわけではないのだが、律儀に希望したものを全部持ってきてくれた。

 【tamal】
  牛肉(carne de res)は“olla de carne”(オジャ・デ・カルネ、直訳「肉の鍋」。おでんのようなもの)に使う。使用人(empleada)が料理してくれた。塩分控えめで美味であったが、義母には薄味すぎたようであった。
 
 【olla de carne】
 3時ごろ、眠くなって昼寝。4時半に起きて、シャワーを浴び、また寝る。腕時計のバッテリーが切れていた。8時ごろ目覚める。11時にまた寝た。

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コスタリカ 2018年(16)怪奇現象

2018-09-25 17:38:31 | コスタリカ
8月20日(月)
 まだ、時差ぼけが治らない。夜中に尿意を催して目覚めることはよくあるが、この夜はなんと2度も便意を催して目覚めたのである。別に下痢をしているわけでもない。結局4時半ごろ目覚め、そのままうつらうつらして、6時前に起床した。小雨が降っている。涼しい。
 離れの部屋から母屋に行く。女房殿も目覚めている。その女房殿の話。
 昨夜遅く、居間のテレビが大音量でついていたと、義母の看病をしていた義妹が言う。その音は義母も聞いた。義妹は女房殿が見ていたのではないかと思い、敢えて居間に行かなかったら、そのうちその音は消えた。もちろん女房殿はテレビなど見ていない。
 前日のパーティーで義母はテーブルに飾られた花束の前にいたが、誰かに指先で水をかけられた、と言っていた。女房殿はそれを聞いて、義母の顔を見たが、水はついていなかった。幻覚か、それともすでに水をぬぐっていたのか。
 この家では、不思議なことがたびたび起こっているらしい。ただ、筆者はそのような体験はしていない。
 7時ごろ、朝食。例によって gallo pinto(ガジョ・ピント)に昨日の残り物のサラダと、これまた残り物の plátano frito、それにアボカド。アボカドは日本で売られているものより数倍大きい。

 庭には toronja(トロンハ、ざぼん)の実が数個落ちている。

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コスタリカ 2018年(15)パーティーが終わって

2018-09-24 17:56:24 | コスタリカ
 母の日のパーティーが終わり、義母は自分の部屋で休んでいる。筆者は4時半ごろ、離れの部屋に戻った。双子の片割れの義妹の旦那(アメリカ人)がシャワーが出るようにしてくれた。単に栓が堅く閉まっていただけであった。シャワーにはカレンタドール(calentador、温水器)がついているので、ぬるま湯でシャワーを浴びて、マットレスに横になった。気がつくと夜8時半になっていた。小腹が減ったので、野菜サラダを食べる。
 9時ごろ、義母の様子を見に行く。顔が赤くほてっている。ほとんど毎日熱が出るようである。何かうわごとも言っている。アラフエラから同行してきた義妹が義母の様子を見ている。この義妹が一番親身になって義母の面倒を見ているようである。
 向かいにある牧場(finca)でカネタタキやその他の虫が鳴いている。雨が降った後、にぎやかになるようだ。外は涼しい。3年前の12月はもっとにぎやかだったが、8月はそれほどでもないのだろう。
 女房殿はパーティーの会計の精算をしている。これを兄弟で割り勘にするのだが、アメリカ人を旦那に持つ義妹は手元不如意なので、6人で割る。レンタルしたテーブル、椅子、花のほかに、近所の義妹の旦那の母親が作ってくれた料理、トリオ出演料を合わせると、231,902コロンになった。これを6で割ると、1人38,650コロン(8,000円弱)になる。これで親孝行できるのだから、そう高いものではあるまい。
 精算が終わると、手元不如意の義妹の息子が車で迎えに来ていた。その車がバイク顔負けの騒音を撒き散らして行ったのである。バイクの騒音規制はしていても、四輪車は対象外なのだろうか。善処が望まれる。
  

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コスタリカ 2018年(14)母の日のパーティー

2018-09-23 19:03:12 | コスタリカ
 12時過ぎに親族がぞろぞろやってくる。9人兄弟のうちの7人がそろった。その配偶者や子供たちもいる。全員集合すると、とんでもない人数になってしまうが、何とか20人ぐらいで収まった。
 玄関先のガレージの部分までテーブルを延ばす。
 
 昼食は近所に住む義妹の旦那の母親が作った牛タンのトマト煮がメインである。日本の牛タンは薄っぺらになって出てくることが多いが、コスタリカではちゃんとした厚みがある。これもコスタリカのご馳走の一つである。デザートも各種あったが、全部食べるとメタボ体形になりそうである。
 午前中晴れていたのだが、グアピレスでは天気が急変する。この日も例によって、急に激しい雨が降り出してきた。すぐ止んだが、このあとも激しい雨が降ったり止んだりした。
 その雨の合間にギターを抱えた3人組のおじさんたちがやってきた。
 
 セレナータ(serenata)ではない。セレナータは夜、来るものである。マリアッチでもない。単に trío(トリオ)と呼んでいるだけである。
 雨が降っていくらか涼しくなったとはいえ、パーティーの参加者はみんな半袖である。トリオの皆さんは黒のスーツにネクタイという正装である。商売とはいえ、ご苦労なことである。
 トリオの演奏曲目の中には「ラ・バンバ」、「日曜はだめよ」、「パーフィディア」など日本でもよく知られた曲があった。レパートリーの大半はロマンチックな曲であった。写真中央のおじさんがメインボーカルだったが、左右の2人も1曲ずつ、メインボーカルを担当した。さすがに中央のおじさんはメインボーカリストだけあって、他の2人より一日の長がある。
 
 演奏中にも激しい雨が降り出したが、演奏には何の影響もない。曲目は全部で15曲。1時間弱ぐらいで演奏は終了した。トリオのおじさんたちが帰ったあと、自然に流れ解散になった。
 パーティーの冒頭にも終わりにも堅苦しい挨拶はない。せいぜいトリオのメインボーカリストのおじさんが義母のために歌を捧げるとか何とかといった、挨拶をしただけである。
 パーティーのあと、女房殿に聞いた話だが、トリオの出演料は75,000コロン(約15,000円)。これを3人で分けると、1人当たり5,000円である。普段は他の仕事をしているらしい。趣味で歌って、1時間5,000円なら全然悪くない。このようなトリオはグアピレスだけではなく、首都サンホセはもちろん、コスタリカ全土にいるとのこと。

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コスタリカ 2018年(13)toronja(トロンハ)は「グレープフルーツ」ではない

2018-09-22 16:39:07 | コスタリカ
8月19日(日)
 まだまだ時差ぼけが治らない。昨晩10時に寝たのだが、深夜2時に目が覚めた。尿意を催したわけではないが、ついでだからトイレに行く。また寝る。7時半ごろ目が覚めた。晴れている。
 夜は意外と涼しかった。扇風機がないので心配だったが、逆に寒いぐらいでシーツを掛け布団代わりにした。
 8時朝食。gallo pinto、トマトの卵とじ、コーヒーにマンゴー。マンゴーは大きくて甘い。日本で買うと1000円はしそうである。食前にレモンを1個かじる。すっぱいが健康のためである。
 この日のお昼は義母のための母の日のパーティーがある。母の日はコスタリカでは8月15日で祝日であるが、参加者の都合でこの日にセットされた。すでに玄関前のテーブルには花が飾られている。
 
 
 昼までにはまだまだ時間があるので、花が飾られたテーブルのそばのロッキングチェアーに座って、日本から持ってきた本を読む。庭に出て写真も撮った。
 
 3年前にあったココナッツの木は切られていた。枯れたのだろうか。もう1本あるが、あまり実は落ちていなかった。落ちていたのは傷んでいて、ジュースを飲むことはできなかった。この写真の部分の庭は実はパン屋を営む義弟の土地である。いずれ家を建てて、人に貸す予定だという。
 
 toronja(トロンハ)の木。てっきりグレープフルーツだと思っていたが、違うとのこと。小学館『西和中辞典』には「(1)ザボン(朱欒)(2)グレープフルーツ pomelo」とあった。
 女房殿の解説によると、グレープフルーツはそのままで食べられるが、toronja はそのままでは食べないとのこと。詳しくはウィキペディア「ブンタン」と「グレープフルーツ」をご覧いただきたい。
 こちらの写真の庭は女房殿の名義の土地になっている。将来はどうなることか。
 晴れていると、さすがに外は暑い。
 ところで、毎週日曜日には姉妹が交代で義母の世話をしている。平日の昼間は近所に住むおばさんが来てくれている。彼女は信頼の置ける人物である。他にももう1人いるが、こちらの方はあまり程度がよくない。平日の夜はヘルパーたち(といっても、専門知識を持っているわけではなく、素人のお手伝いさんである)を雇っている。こちらの方も仕事ぶりは芳しくない。
 次の日曜日は女房殿が担当することになったので、あと1週間グアピレスに滞在する。
 義母の目が覚めたので、挨拶する。以前からお腹が出っ張っていたが、ますます出てきた。単なる肥満にしてはおかしい。他の部分は決して太っていないのである。実は子宮ガンで、腎臓も半分以上、摘出したらしい。全身に転移していて、もう手術は無理とのこと。声も弱弱しくなっている。記憶もおかしくなってきている。筆者のことは認識できるが、名前が出てこない。実の娘たちも認識できるものの名前が出てこない。
 

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コスタリカ 2018年(12)kolbi のパンフレット

2018-09-21 16:39:57 | コスタリカ
  今回は ICE(Instituto Costarricense de Electricidad、かつての「電電公社」のようなもの)の代理店でもらってきたパンフレットを紹介する。
 
 
 
 
 
 
 
 
 細かい説明は省略するが、命令形は usted (敬称の「あなた」)ではなく、vos (親称の「君、あんた等」)に対するものである。kolbi のパンフレットは3年前にももらっている。それについての記事もあるのでそちらもご覧いただきたい(「コスタリカ再訪(43)滞在7日目 vos に対する命令形」、「コスタリカ再訪(44)続・vos に対する命令形」)。
 1980年ごろは街中で見る広告の命令形は vos ではなく、usted の命令形がほとんどだったように思う。例えば、英語“Drink Coca Cola” はスペイン語では“Pida Coca Cola”(Pida は pedir「注文する、請う」の丁寧な命令形。名詞形は petición。英 petition「嘆願」は関連語)であった。vos の命令形を街の広告で目にすることはあまりなかったような気がする。
 kolbi だけではなく、電器屋の看板もそうであった。最近の潮流なのだろうか。

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コスタリカ 2018年(11)新しくできた中華料理屋へ行く

2018-09-20 16:49:48 | コスタリカ
 電器屋での用事を終えて、義母の家に向かう。街の中心から約5分である。4時ごろ着いた。義母はほとんど寝たきりだったが、あいさつする。その後、離れの部屋で少々昼寝。コーヒーを飲んだあと、シャワーを浴びようと思ったが、シャワーの栓が動かない。仕方がないので、シャワーの下の方にある蛇口から水を汲んで洗面器代わりの容器で水浴びをした。冷水が気持がいい。
 庭には大型犬がいた。この犬は近所の義妹の家からもらわれてきたらしい。獰猛ではなさそうである。
 夕方、パン屋ではない方の義弟夫妻に子供が二人やってきた。近所の義妹も来た。
 7時半ごろ、最近できた近所の中華料理屋へ行く。Caribean Restaurant という。料理人は中国人のようである。ウェイトレスも中国人で、一家でやっているのだろう。たぶん、香港からではないかと思う。3年前にアラフエラにある、新しくできた中華料理屋のレジの女性は香港からやってきたという。中国本土からやってきたという中国人はコスタリカではまだお目にかかったことはない。
 エビと野菜が入った chop suey en salsa(あんかけ焼きそばのようなもの)を頼んだ。結構おいしかった。entero (全部、英 entire の関連語)は量が多いので、medio(半分)頼む。日本に置き換えれば、medio が普通盛りで、entero が大盛りといったところだろう。medio で3500コロン(約700円)、entero で4200コロン(約850円)である。勘定は全部で19800コロン(約3960円)だった。カードで支払う。食後、ウェイトレスの中国人女性と少々、標準中国語(普通話 西 mandarín)で話した。1980年ごろ中国系住民が話す中国語は広東語(cantonés)がほとんどだったものだが。
 帰り道にある、中国人経営の mini super でトイレットペーパーとリステリンを購入した。レジ係りはもちろん中国人だが、スペイン語を話す。店の前に数人、若い中国人がいたが、こちらもスペイン語を話していた。ただ、最近、移住してきたようである。
 9時半ごろ、再びシャワーを浴びる。暑いことは暑いが、さほどでもない。3年前と同様、離れの部屋に寝る。ベッドはないが、床にマットレスを敷いて寝る。以前使っていた扇風機がない。使用人が持っていったのだろうと、女房殿が言う。下着までなくなっているという。
 トイレに紙を流さないよう、女房殿に注意される。つい流してしまうのである。
3年前はバイクの騒音がひどかったが、騒音規制の法律ができて、以前ほどうるさくなくなった。
 10時に寝る。初めはドアを開けていたが、寒くなったので、閉めた。ヘビの侵入も怖い(「コスタリカ再訪(187)coral」 参照)。

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コスタリカ 2018年(10)Guápiles 市内にて

2018-09-19 17:07:15 | コスタリカ

 グアピレスの町に入る。中央高原に比べれば暑いが、日本の猛暑日のようなことはない。
 まず、いつものように義弟のパン屋に寄るのだが、パン屋の裏の駐車スペースがいっぱいで停められない。それではというので、日本から持ってきたスマホにコスタリカのチップを入れて使えるようにするために、ICE(Instituto Costarricense de Electricidad、かつての「電電公社」のようなもの)の代理店に行く。3年前は町の南側の長距離バスターミナル付近にあったが、今回は町の南側の病院の近くになっていた。
 この日は土曜日だった(日曜日休業)が、客はそれほど多くなく、あまり待たされなかった(3年前の ICE 代理店でのことは「コスタリカ再訪(35)スマホを買ったのだが」参照)。その短い待ち時間の間、店内を見学する。ガラケーはなく、スマホばかりだが、すべて中国の Huawei(華為)製である。Huawei は中国のイメージアップに大いに貢献しているようだ。パンフレットも見てみた。3年前にも紹介したと思うが、2人称単数形は usted(丁寧な2人称単数)ではなく、くだけた形の vos が使われている。コスタリカではスペインやメキシコなどでよく使われている tú は使われていない。パンフレットについては後日、紹介する。
 新しいスマホを買うわけではないので、基本チャージの1,000コロン(約200円)の支払いだけですんだ。電話番号は3年前に使っていたものとは別の番号になった。これでスマホが使えるはずなのだが、うまくいかない。そこで、代理店の近くの別の電器屋に行って、調整してもらった。
 
 
 【電器屋近辺。coquetería とは本来「媚、浮気」という意味であるが、ラテンアメリカでは「見事さ、趣味のよさ」という意味でも使われる。この語は英語の cock(雄鶏)の関連語である(小学館『西和中辞典』)。】 
 
 【電器屋の入り口の看板。vos の活用形が使われている。英訳は“Play and win here”。】
 この代金が2,000コロン(約400円)。ついでに追加チャージを5,000コロン(約1,000円)してもらった。
 用事を終えて、いよいよ義母の実家へ向かう。

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コスタリカ 2018年(9)San Miguel から Guápiles へ

2018-09-18 17:33:10 | コスタリカ

 San Miguel を出てからは一本道で標高も低い。風は生暖かい。Puerto Viejo(プエルト・ビエホ)まで約40分。Puerto Viejo の街中に入らないで、右折するのだが、行き過ぎてしまった。今度はすぐ気がついて、引き返す。ちゃんと Guápiles 方面への道に入る。すいすい走って、地図の赤丸印の道路と合流する地点(intersección)にやってきた。
 ここからが大変なのである。コスタリカは米国同様、車は右側通行なので、右折はあまり問題ないが、交通量が多い道での左折は大変である。赤丸印の道は幹線道路で Autopista と呼ばれている。小学館『西和中辞典』には「高速道路、自動車専用道路」と訳されている。確かに料金所はあるが、日本のような高速道路の出入り口はない。料金は距離に関係なく一律である。赤丸の道路の場合、料金所は首都のサンホセに近いところに1カ所あるきりで、上り車線にだけ料金所がある。下りはフリーパスである。この道路を使ってサンホセからグアピレスに行くときは、料金はかからないが、逆は有料というわけである。
 Autopista は当然、優先道路である。Autopista には信号がない。昔はそれでもよかったのだが、今は車が増えて、左折で合流するのは至難の業になってしまった。立体交差にしてもらいたいものだが、なかなか金が回らない。ただ、新しく作られた道路は立体交差になっているところもある。立体交差にしないのならば、信号機をつければよさそうなものだが、Autopista には信号機がないというのがコスタリカの常識のようである。
 さて、当の合流地点からグアピレス方面に少し行ったところで、倒木の処理をしていて片側通行になっていた。そのため、大渋滞になっていた。それでも何とか合流してグアピレス方面への道に入ることができた。この合流地点で15分ぐらい費やした。合流したのはいいが、まだのろのろ運転である。しかし、5~10分もすると流れがよくなった。グアピレスの町に入ったのは3時ごろであった。

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コスタリカ 2018年(8)San Miguel にて昼食

2018-09-17 18:33:11 | コスタリカ

 ハナグマの群れに遭遇して、写真を撮ったあと、先へ進む。どうも様子がおかしいので、道を聞いてみたら、この道はアラフエラに戻るという。10キロばかり引き返して、Catarata de la Paz(“コスタリカ再訪(206)Catarata La Paz”、“コスタリカ再訪(210)La Paz Waterfall Gardens 散策”参照)へ向かう道に入った。Catarata(滝)は3年前に訪れたので、今回は通過。通過してしばらくしたところに滝があり、写真を撮っている人たちがいた。ここでは無料で写真が撮れるが、やはり有料の公園内のものに比べれば見劣りがする。
 このあたりを過ぎると、標高がだんだん低くなり、風も生暖かくなってきた。くねくねした下りの坂道が続くが、それが終わったころ、San Miguel の町に着いた。12時を過ぎていたので、ここで昼食にする。
 
 
 Mirador の文字が目を引くが、これは「展望台」という意味の言葉で、店の奥に入ると、下の写真の風景が目に入る。
 
 この店は“Los Gallitos”(ロス・ガジートス、「雄鶏」の意)というホテルも営業している。実は、この店は義妹の知り合いなのである。
 
 この店の名物は costilla(あばら骨つき豚肉)で、それを注文するのだが、gallitos という言葉を聞いて、てっきり pollo(チキン)が名物だと早とちりしてしまった。
 
 
 料理を待つ間にビールを頼む。昔は Bavaria を愛飲していたものだが、最近は Imperial が好みになってきた。 
 
 
 【「私の夏は Imperial」の意。750ml 瓶で1700コロン(340円)】
 店の前に大型トラックが停めてあった。ミネラル・ウォーターの会社のトラックで、この会社のペットボトルは100%リサイクルされたものとのこと。コスタリカでもリサイクルが浸透しつつあるようだ。
 
 San Miguel から Venecia 方面への道がある。海外の日本人探しの番組で Venecia あたりに、栄養指導をしている日本人男性が取り上げられていたので、店の人に聞いてみたら、日本人がいるという。ここからそれほど遠くはなさそうである。
 待つことしばし。料理が出てきた。コスタリカに来たら、やはり costilla は外せない。美味でした。レジでの支払いはカードで。Costilla 3人前とビール2本でしめて11,000コロン(約2,200円)。かなりリーズナブルである。
 
 年代物のレジが置いてあったが、これは飾りである。
 
 【レストランの隣の店】
 
 昼食を終え、1時過ぎに出発。Puerto Viejo(プエルト・ビエホ、“Old Port”の意)方面へとさらに進んでいく。韓国の Hyundai と Kia の自動車を数台見かけたほかは、全部日本車といってもいいぐらいである。1980年ごろとあまり変わらない。

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コスタリカ 2018年(7)Guápiles への道にてハナグマに遭遇

2018-09-16 21:17:57 | コスタリカ
8月18日(土)晴れ
 昨晩も早く寝たので、3時半ごろ目が覚めた。トイレに行って、また寝るが、5時過ぎに目が覚めてしまった。鳥がさえずっている。朝6時の気温は摂氏21度。コスタリカの気温は摂氏、度量衡もメートル法なので、わかりやすい。7時過ぎに朝食を摂る。典型的な朝食の gallo pinto である。食後、庭に出て写真を撮る。
 
 この日は女房殿の実家がある Guápiles に行く。義妹も同行する。義妹の旦那が義妹用に買った車を貸してくれた。かなりの中古だが、最近 taller (タジェール、修理工場)でチェックしたという。最初のうちは調子が良かったが、後日、かなりやばいことがあった。それについては後で触れる。
  ともかく、10時に家を出た。まず、義妹宅の斜め向かいにあるガソリンスタンドで満タンにしておく。“Tanque lleno”(満タン)と昔は言っていたものだが、これだと本当に Full を超えて、ぎりぎりまでガソリンを入れられてしまう。そこで、最近では“Hasta que corte”(ポンプが止まるまで)というようになったとか。
 満タンにして、いよいよ出発である。運転は女房殿。昔は筆者も運転したものだが、車が増えて運転が難しくなった。コスタリカは道路標識があまり親切ではないので、スマホにナビ・アプリ Waze(ways と同音)をダウンロードして、筆者がこれを見ながらサポートするのだが、この時点では、日本から持って行ったスマホがコスタリカ仕様になっていないので、ナビなしである。田舎道なので、大丈夫だろうと思っていた。

 上の地図の赤丸の道を通るのが最短距離であるが、San Miguel, Puerto Viejo 経由の北回りの道を取ることにした。Puerto Viejo 方面へは行ったことがないので、ちょっとした探検である。最初は Volcán Poás(ポアス火山)へ行く道を通って、その後、火山との分岐点を右に曲がり、そのまま進むと、Catarata de la Paz(Peace Waterfall、3年前に訪れている)へ向かう道(左折)と、直進する道に分岐する。ここで、滝へ向かう道をとらなければならなかったのだが、行き過ぎてしまった。
 この分岐点直前で、通りを歩いていた雌牛(vaca)が急に路線バスの前に飛び出してきたのである。バスもスピードが出ていなかったので、止まって、牛をやり過ごした。
 
 【これが馬鹿な vaca。バスが通り過ぎたあと】
 分岐点を行き過ぎて、しばらくしたあたりでトイレ休憩することにした。この時点では、まだ行き過ぎたことに気づいていない。
 
 
 この店でトイレを借りて、ミネラルウォーターを購入した。トイレは有料で200コロン(40円)であった。
 
 この店を出てしばらく行ったところで、ハナグマ(西 pizote「ピソテ」、英 coati)の群れに遭遇した。かなり人に慣れていて、車に乗り込んでくるのではないかと思った。
 
 このあたりは標高が高いので、涼しい。車の窓を開けていると、寒いぐらいである。

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