スパニッシュ・オデッセイ

スペイン語のトリビア
コスタリカ、メキシコ、ペルーのエピソード
パプア・ニューギニア、シンガポールのエピソード等

Perdido (2)

2015-06-30 09:40:06 | スペイン語タイトルのジャズの曲
 ジャズの名曲 Perdido はニューオーリンズの Perdido Street に由来することは前回述べた。
 ニューオーリンズ(New Orleans、フランス語では Nouvelle Orléans。「新オルレアン」の意)はルイジアナ州の最大の都市である。そもそも、ルイジアナという名前はフランスのルイ14世にちなむものであり、ルイジアナはかつてはフランス領であった。フランス領ならば、地名はフランス語に由来するものが多くても不思議はないが、何でスペイン語の地名があるのかと、ふと疑問に思った。
 perdido はフランス語では perdu となり、Perdu Street でいいではないか。
 そこで、ウィキペディアに当たってみたら、「ルイジアナは1762年から1800年までスペイン領だった」との記述があった。
 それならば、スペイン語の地名が残っていても不思議ではない。それにしても、スペインからしてみれば、ルイジアナは「失われた(perdido)」土地なので、Perdido Street もありということか。
 もっとも、perdido に相当する英語の lost は「失われた」だけではなく、sloppy(泥んこに、いいかげんな等)、indecent(不作法な,品の悪い; わいせつな,みだらな等)の意味もあるそうで、Perdido Street は「猥雑な通り」という意味であろう。
 ところで、外山喜雄が書いたサッチモ・ニューオリンズ関連のエッセイ集には、次のような記述があった。
 「サッチモが少年時代を過ごしたスラム街、パーディド通り」
 そうすると、名曲 Perdido はルイ・アームストロングに捧げられた曲ということであろう。


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スペイン語タイトルのジャズの名曲:Perdido

2015-06-29 07:33:16 | スペイン語タイトルのジャズの曲
  ジャズの名曲の中にもスペイン語のタイトルを持つものがある。
 一番有名なのはデューク・エリントン楽団が取り上げ、その後、多くのジャズメンによって演奏されている Perdido だろう。カタカナでは「パーディド」と表記されているし、実際、英語ではそのように発音されるはずである(スペイン語では「ペルディード」と発音される)。筆者がこの曲を知ったのは20歳そこそこの時で、辞書を見ても載っていないことが分かったぐらいで、特に気にしていなかったが、スペイン語をかじり始めた時、どうもこれはスペイン語ではないかということに気が付いた。
 辞書を引くまでもなく、これは動詞 perder (英語の lose に相当)の過去分詞であり、perdido は英語の lost に相当する。英語の lost もそうだが、perdido もいろんな意味がある。「失われた」が直訳だが、「道に迷った」という意味もある。
 ちなみに、Lost Generation は「失われた世代」と訳されているが、本当は「迷える(混迷の)世代」が正しい。
 Perdido に戻る。この曲の作曲者はプエルト・リコ出身の Juan Tizol というトロンボーン奏者である。「フアン・ティソル」と読むのが正しいが、英語風に「ジュアン・ティゾール」と呼ばれていたかもしれない。
  
  【写真:ウィキペディアより拝借】
 プエルト・リコ出身ならスペイン語は母語である。どこかで道に迷った時のことを曲にでもしたのかと思っていたが、実はそうではないらしい。
 確実性に欠けるとの定評があるウィキペディアに当たってみたら、次のような記述があった。
 "Perdido" is Spanish and simply means lost, but also sloppy or indecent. The song refers to Perdido Street in New Orleans.
 ただ、この記述に関しては、ちゃんと出所が明記されていた。
 Juan Tizol はこのほかにも、ベンチャーズでも有名な、あの Caravan を作曲している。


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オスカー・ピーターソンとナット・キング・コール

2015-06-28 09:43:29 | スペイン語
 前回、オスカー・ピーターソンとナット・キング・コールの関係について述べたが、ナット・キング・コールが死去して、しばらくして、ピーターソンによる追悼盤として、“With Respect To Nat”というアルバムが発売された。
 
 ナット・キング・コールはピアニストとしてスタートしたが、晩年はもっぱら歌手として活動した。一方、オスカー・ピーターソンはピアニストであるが、実は歌を歌うこともあるのである。
 というわけで、追悼盤は全曲、オスカー・ピーターソンのボーカルが聞ける。これが、聞いてびっくり。キング・コールそっくりなのである。
 ただ、ジャズ・ボーカル中心なので、ラテン・ナンバーは収録されていない。ピーターソンによるスペイン語の歌も聞いてみたかったが、残念ながら、その機会は永久に失われてしまった。
 
 ところで、King Cole の意味は「キャベツ王」である。スペイン語に直訳すると、Rey Col になる。一方、Oscar Peterson をスペイン語風にすると、こうなる。
 まず、ファースト・ネームの Oscar は、スペイン語でも Oscar である。ただし、発音は「オスカル」となる。
 姓の Peterson は Peter + son(息子)に分解できる。つまり、「ピーターの息子」ということである。スペイン語にも「誰それの息子」という姓がある。例えば、Fernando の息子なら、Fernández、Rodrigo の息子なら、Rodríguez というように、“-ez”で終わる。
 というわけで、Peter をスペイン語形にして、-ez をつければ、Peterson のスペイン語形ができる。で、Peter のスペイン語形は何かというと、Pedro である。そうすると、Pédrez という姓になりそうなものだが、そうはならない。[d]音が脱落して、Pérez になる。マンボの王様、Pérez Prado に代表される、日本人にもなじみのある姓である。
 そういうわけで、Oscar Peterson はスペイン語では、Oscar Pérez になるのであった。

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オスカー・ピーターソンの“Soul Español”というアルバム

2015-06-27 08:59:36 | トリビア
 隠居生活を始めて、そろそろ3か月。年金も大したことはなし、今年は、前年度の所得に応じて、住民税や健康保険額が算定されるので、退職金も見る見るうちに少なくなる。
 そういうわけで、なるべく金を使わない生活をしなければならない。
 家庭菜園で野菜の自給自足を始めてみたが、結構費用がかさむ。
 隠居生活であるからして、趣味の生活をしなければならない。しかしながら、当然、金をかけてはいけない。CDは言うに及ばず、LPレコードもかなりのコレクションになっているので、これらを聞いていれば、当分、退屈はしない。LPも聞けるプレーヤーを買った。いくらかの初期投資は致し方ない。将来は、コスタリカで暮らすことも視野に入れているので、LPレコードは片っ端から、MP3ファイルに変換している。これなら、コスタリカに持っていくのも簡単だ。
 さて、今日、レコード棚から引っ張り出したのはオスカー・ピーターソンの“Soul Español”というアルバムである。「マシュ・ケ・ナダ」(スペイン語では“Más que nada”、英語の逐語訳は“More than nothing”だが、「何よりも」という意味である) など、サンバやボサノバものが収録されているが、「べサメ・ムーチョ」や「ソラメンテ・ウナ・ベス」など、スペイン語で歌われる、いわゆるラテン・ナンバーは1曲も入っていない。
  
 サンバやボサノバは español と言えるのか。ブラジルの音楽ではないか。なんで、こんなタイトルになったのか、つらつら考えてみて、次のような結論に至った。
 オスカー・ピーターソンはナット・キング・コールを敬愛していた。そのキング・コールが“Cole Español”というラテン・ナンバーのアルバムを出している(英語訛り丸出しのスペイン語でラテン・ナンバーを歌っている)。
 
 それにちなんで、“Soul Español” というタイトルにしたのではないだろうか。Cole と Soul でちゃんと韻も踏んでいる。
それで、いわゆるラテン音楽もブラジルの音楽も似たようなもの、ということで、Españolを使ったのだろう。
 そういえば、エルビス・プレスリーもメキシコを舞台にした映画「アカプルコの海」で「ボサ・ノバ・ベイビー」という曲を歌っていたが、何でブラジルではなく、メキシコでボサ・ノバなのかという、かたいことは言いっこなし!

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アメリカ共和党の大統領候補たち 

2015-06-25 16:51:42 | スペイン語
 民主党はヒラリー・クリントンで決まりだと思うが、共和党は混戦模様である。
 有力候補の二人はスペイン語ができる。
 ジェブ・ブッシュは奥さんがメキシコ人ということもあって、スペイン語が堪能ということである。記者会見も英語とスペイン語の両方で行っているとか。
 もう一人はマルコ・ルビオである。こちらは、アメリカ生まれではあるが、両親がキューバ人なので、スペイン語が堪能というより、母語であろう。
 従来、ヒスパニックは民主党支持者が多かったようだが、スペイン語で演説されると、主義・主張や党派に関係なく、支持する者もいることだろう。
 大統領になるにもスペイン語ができたほうが有利なのは言うまでもない。
 
 ところで、マルコ・ルビオ(Marco Rubio)の姓である「ルビオ(rubio)」とは「金髪」という意味であるが、カラー写真を見ても、金髪には見えない。せいぜいダーク・ブラウンといったところである。
 ご先祖様が金髪であったところから、Rubio が姓になったものと思われる。
 メキシコではもっぱら、rubio よりも güero という言葉をよく使うらしい。コスタリカでも「金髪」を表す言葉に rubio は使うが、macho も使う。macho というと、あの「マッチョ」を思い浮かべるが、macho の第一義は「オス」である。そこから、「男らしい」という意味にもなった。手元の辞書によると macho はラテン・アメリカでは「金髪の外国人」という意味もあったが、コスタリカでは、外国人に限らず、金髪であれば、macho である。
 スペイン語の名詞や形容詞には女性があるので、金髪の女性ならば、macho ではおかしい。macha にしなければならない。これに縮小辞の -ita をつけて、machita というのをよく耳にした。
 金髪とはいっても、ラテン・アメリカではプラチナ・ブロンドの人にはまずお目にかからない。プラチナ・ブロンドはスラブ系に多いようである。ラテン系のブロンドは黄色っぽい、ハニー・ブロンドである。

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マレー語の「アマ(amah)」について

2015-06-07 10:26:58 | スペイン語
  最近は、百姓(agricultor)仕事と主夫(amo de casa)業がメインになっているが、スペイン語で「主婦」は ama de casa (直訳:家の女主人)という。ama は「女主人」で、男性形は amo である。ama も amo も動詞 amar (愛する)の活用形と同じ形であるが、語源的には関係なさそうである。
 手元の辞書(小学館:西和中辞典)によると、もともとは ama という形があって、そこから amo が派生したとのこと。
 ama の第一義は「女主人」、次に「主婦」(ama de casa)、そして「家政婦」が出てくる。最後に「乳母」という意味も記載されている。
 ただし、コスタリカでは「家政婦」のことは empleada または、muchacha と言っている。また、「乳母」という意味でも使っていない。

 シンガポール在住の時、不動産屋さんから「アマさんが必要か」と、英語で尋ねられたが、「アマ」のところだけは英語の maid ではなく、「アマ」という言葉だった。文脈とスペイン語の知識から「メイド」の意味だろうということは推測できた。
 「アマ」という言葉は、マレー語のようであり、ネットで調べてみると、ポルトガル語の ama に由来するという記述があった(ネットはちょっとした調べものにはいいが、学術論文などに引用元として使用するのはご法度である)。マレーシアのマラッカにはポルトガルの拠点があったし、東南アジア(フィリピンを除く)にはポルトガルが進出していた。パプア・ニューギニアのピジン語にもポルトガル語に由来する言葉がいくつかある。
 東南アジアには中国系住民(かつては「華僑」といっていたものだが)も多く、広東語、福建語等が中国系住民の間では話されている。
 中国語では母を「媽媽」(mama)と呼ぶが、たまたま英語の mama と一致している。「媽媽」に親しみを表す「阿」をつけて「阿媽」(ama)と呼ぶこともあるそうである(「阿Q正伝」の「阿Q]とは「Qちゃん」ということ)。
 本来の意味は「母」だが、「母方の祖母」、さらには「外国人に雇われた家政婦」という意味にもなっている。
 マレー語の amah の語源については、次のように推測する。
 
 ポルトガル人が現地の女性(マレー人)を家政婦として雇った。彼女たちのことをポルトガル語(スペイン語も)で、ama (「家政婦」の意味)と呼んだ。
 中国系住民がその言葉を聞き、それを中国語の「阿媽」(母ちゃん)と思った。「家政婦」も「母ちゃん」と同じような仕事をするから、「阿媽」も「外国人に雇われた家政婦」の意味も持つようになった。
 つまり、マレー語の amah は中国語ではなく、ポルトガル語が語源だと思われる。 

 以上はあくまでも筆者の推測である。学術的な裏付けはない。興味のある方は研究してください。
 ところで、先般、テレビでスピルバーグ監督の「太陽の帝国」(Empire of the Sun)をやっていた。その中で、イギリス人の少年(上海在住)が家政婦を「アマ」と呼んでいる場面があった。映画館で見た時(シンガポールで見たような気がする)には、気が付かなかったが。


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DeNAのモスコーソ投手(2)

2015-06-04 10:40:12 | スペイン語
 
 DeNA のモスコーソ(Moscoso)投手はベネズエラの出身である。
 以前、気音化の記事を掲載した(Comerse las eses)が、ベネズエラの沿岸部は音節末の[s]音が気音化([s]→[h])または消失する地域である
ということは、モスコーソ投手自身は自分の姓を [moskóso]ではなく[mo(h)kóso](モコーソ)と発音しているのではあるまいか。
 一方、「モコーソ」と発音されるスペイン語の単語もある。それは mocoso で、moco の形容詞形である。
 moco というと、どこかで見たり聞いたりしたことはないだろうか。Moco と表記すると、日産自動車の人はいい宣伝になると喜びそうである。
 で、moco とは何かというと、「鼻水」、「鼻くそ」で、子供でも知っている日常用語である。英語形は mucus で、「体の粘液」という意味の専門用語である。mocoso は、つまり「洟垂れ」ということである。
 モスコーソ投手自身も当然、mocoso の意味は知っているはずである。
 モスコーソ投手と対戦する相手チームは「洟垂れモスコーソ」(Moscoso mocoso)と野次ってみてはいかが? 

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DeNAベイスターズのモスコーソ投手

2015-06-03 12:40:14 | スペイン語
 先日、中日ドラゴンズのナニータ選手にご登場願ったが、今回はDeNAのモスコーソ投手である。
 
 ナニータ選手はドミニカ共和国出身だが、モスコーソ選手はベネズエラ出身で、メジャーリーガーでもあった。
 フルネームは Guillermo Alejandro Moscoso (ギジェルモ・アレハンドロ・モスコーソ)という。ただし、メジャーリーグのHPからの引用なので、母方の父姓は不明である。
 Guillermo は英語の Williamに、Alejandro は Alexander に相当する。
 Moscoso という姓だが、コスタリカでは聞いたことがないと、女房殿は言っていた。メキシコやペルーでも聞いた覚えはない。スペイン語の人名事典にも載っていない。
 Moscoso という名前には -oso が含まれている。英語では famous などの -ous として現れる、形容詞の語尾である。moscoso という形容詞は手元の辞書には見当たらなかったが、もし形容詞だとすれば、元の名詞は mosco だろう。意味は「蚊、ブヨ、ハムシ」となっているが、使用頻度は低い。「蚊」はコスタリカでは zancudo (サンクード)といっていた。mosco に縮小辞の -ito をつければ、英語の mosquito になる。
 mosco という言葉はコスタリカでは耳にした覚えはないが、女性形の mosca はよく使われる。意味は「蚊」ではなく、「ハエ」である。
 いずれにせよ、mosco または、moscaを形容詞にすると、moscoso になるはずである。意味は「蚊(ハエ)が多い」というところだろうか。何ともありがたくない姓だが、ご先祖様の出身地は蚊やハエの多い土地だったのだろうか。


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姫路駅前のCASPAホールやCASPA という名前の美容院

2015-06-01 07:07:46 | スペイン語

 JR姫路駅北口に CASPA という名前のホールがある。入ったことはないが、新幹線のホームから見える。

 ネットで調べてみたら、CASPA という名前のビアガーデンやリラグゼーション・サロンもあるようだ。驚いたことにこの名前の美容院まである。いくらなんでも髪の毛の手入れをする美容院にこの名前はまずいだろう。

 どういうつもりで、CASPA という名前にしたのか知らないが、スペイン語では「ふけ」という意味である。いくらいい店でも、スペイン語圏の人間はこんな名前の美容院には行きたくないだろう。 

 姫路駅前の CASPA ホールはほっといてもいいが、美容院の方には教えてあげたほうがよさそうである。

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