farm note 農便り

農業をしながら生活を楽しくをモットーに

あぜつけ終了

2018-04-13 19:10:13 | Weblog

今年度のあぜつけを終えました。

部分的なあぜつけなので、ラジオを聴きながらの仕事です。

ぺたぺたスーの連続です。

泥も顔にも、あちこち飛び、まあびっくりのさまです。

これに加えて草刈の葉や泥が顔を飾ってくれて迷彩的な様です。

草を刈り、水をたっぷり入れて、そのうち荒代かきをします。

泥の海に漕ぎ出す感じです。

新緑で燃え出した山里での静かな作業となります。

一つずつかたずけているうちに季節はどんどん進んでいき、周囲の山々は元気を盛り返していくかのように、いろんな色どりが

みられて楽しいです。

夕方散歩をしていると、鴨とカラスが田で漁をしているようでした。

接近しても平気で鴨は田の中。

犬のこころも追跡をあきらめていました。

本当なら突進して水鳥を追う犬種なんですが、少し成長して穏やかです。

夕方の散歩はゆっくり、ゆっくりでした。

明日は草刈。

畑のエンダイブ、レタスも日々成長し、つい水を与えたくなります。

まいた種も芽を出し、初めて作るソラマメも花を咲かせ始めました。

ひょろついたアスパラの幼い苗も冬を越し、げんきです。

アスパラはずっと力をこめて栽培していたのですが、10数年をすぎると、更新時期です。

また新たなアスパラ栽培に精を出します。

これからは野菜達と追いかけっこのように、過ごすことになります。

地味な作業ですが、意外に私に合った仕事になりました。

じっくり向かえるようになったようです。

これまでいろんなことを経験してきたから、納得して今があるのかもしれないです。

様々な思い出が支えてくれています。

70才代、いい時代です。

山登りの峠に達して、ほっとし、あちこち景色を眺められる時代なのかもしれないです。

まだまだの上り道、あわてることなく、じっくり歩きたい。

どんな眺めがあるのでしょうか。

 

コメント (1)
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