1本足野郎

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94歳母の事(9)

2024年04月27日 09時25分10秒 | 母親

(8)からの続きです。

先生から「手術は成功したけど思った以上に左脳の梗塞があり言葉などの認識が回復しないだろう」との事。

なので意志の疎通は難しいと……。

これが右脳だったらこうはならなかったそうです。

結局、右半身不随と言語機能障害となりました。(大泣)

「早く連れて来て頂いて手術も早く出来たのに残念です」と話された。

やはり94歳という年齢も関係ありとか。

不整脈がそもそもの原因だそうで、

不整脈から心不全や腎不全、

心臓から固まりが出来て脳に行って詰まると話されていました。

しばらくはHCU(高度治療室)で治療となります。

この不整脈については倒れる前日だったか症状があったんです。

それを私は見過ごしていました。(大泣)

その時こんな知識があれば当然お医者に連れて行ったでしょう。

そうすればこんな事態になる事はなかった!

悔やんでも悔やみきれません!

この先母はどうなるのでしょうか?

辛い手術も良くなると思い承諾書にサインしたのに残念な結果となり母に申し訳なく思います。

 

この日は午後3時から少し面会が出来たので母に会えたのですが、

意識はあるみたいでちょっと目を開いてくれました。

多分、母は「なぜこんな所にいるのか?」

「なぜこんなに痛いのか?」と思っていると思います。

そして動く左手には「ミトン」がされていました。

動く手が酸素吸入などしている管などを引き抜かない為にさせられているのですが、

それがまた可哀想です。

 

私達夫婦はその後家に帰りましたが、

朝まで一緒にいた母がいない現実を受け止められない!

心に大きな穴がポッカリ開いた感じです。

この夜から眠れない日々が続き始めました。

 

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94歳母の事(8)

2024年04月16日 08時10分14秒 | 母親

(7)からの続きです。

その翌日(12月12日)。

7時半頃に母を起こしに寝室へ行った私。

昨日貰った骨粗しょう症の薬を飲ませ、

「これを飲んだら30分は横になったらダメじゃけーね。」と伝え、

母は洗面に向かいますが、

私はもう付いていなくても良いのでリビングでいつものストレッチを始めます。

母が洗面を終え戸を開ける音。

そして閉める音が聴こえます。

で、次の瞬間!!!!大きな音と共に倒れる様な大きな音!!!!

嫁も私もびっくりして飛んで母の元の行きました!

そしたらそこには気を失った母が倒れています。

近くに小さな飾りを置くテーブルがあるのですが、

顔の右側を強打して青くなりつつあり頭を強打して気を失ったのかと思いました。

嫁が「救急車呼ぼうか?」と言ってきたのですが「ちょっと待て!」と伝えながら、

母に話し掛けますが意識が戻りません!

これはまずいと思い嫁に救急車の手配を頼み、

まずは嫁が着替えます。

自分が母を抱いていたのですが嫁と交代して自分が着替え外で救急車の到着を待ちます。

やがて救急車が到着し隊員の方1名が走って来られ状況を確かめられながら別の隊員も来られて、

救急車に母を乗せられ自分も一緒に乗って病院に向かいます。

救急車の中で母の右側が動かない様子を隊員の方が診られて病院に連絡されていました。

私は救急車の中で意識を失っている母の姿を見ていると自然と込み上げて来る涙を必死に我慢していました。

そして、やっとの事病院に到着し中に入ります。

しばらく待合で待っていたら先生からお話しがあり左脳が梗塞を起こしていると。。。

このままだと右半身不随を言語障害が残ると言われ、

早く連れて来られて良かったので今から手術すれば右半身不随と言語障害は助かるとの話しで手術をする方向で承諾書にサインをしました。

その後、母が運ばれて行くのを見掛けたら左手を高く上げています!

「意識が戻ったみたいで良かった!」って思ったんです。

それからお昼頃にやっと手術が終わり先生に呼ばれて行ってお話しを聞いたのですが……。

残念なお話しでした。。。(泣)

 

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94歳母の事(7)

2024年03月30日 09時23分59秒 | 母親

(6)からの続きではありますが,

随分前の事になります事お許しください。

 

あれから少しづつですが母は日常自分の事は出来る様になりました。

でもお風呂だけは嫁や妹が入れています。

なので最近は留守番も出来る様になり助かっていて私も自分の時間が作れる様になって来ました。

そんな中、コルセット作ってから一ヵ月を迎える2023年12月11日(月)の午後「しげの整形外科」へ行きますが、

前回もですが今回も雨です。。。

母は雨女かぁーーー。(笑)

そして、本人から杖で行くと言うので杖ついて行ったんです。

てっきり手押し車で行くと思っていたんですね!

手押し車は一応車には載せておきましたよ。

今日は「骨粗しょう症」の検査をして頂くのが主で検査して頂いたんですが……

90歳台と比べて悪いとの事。。。

薬も色々あるみたいでしたが週に一度飲む薬にしました。

これで明日の朝からこの薬を飲ませようと思いながら家に帰ったんです。

また、母はこうやって外出すると非常に疲れます。

夜「今日は汗かいたから風呂に入りたい」と言ってましたが、

「明日妹が来るので入れてもらいんさい」と言って寝させました。

そんな一日でしたが、、、

翌日、悲劇が始まるとは本人もですが誰も想像出来ませんでした。。。。。。

 

 

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94歳の母の事(6)

2024年03月01日 09時24分55秒 | 母親

今日から3月ですね!

段々と春がやって来ますかね?

さて、随分母の話題載せておりませんでしたが…、

ちょっと書こうかと思います。

あれからと云うと昨年(2023年12月頃)からですかね?

母は順調に回復しております。

そんな中12月7日にインフルエンザの予防接種に連れて行ったんですね!

私も注射すれば良いのですが午後からトレーニングするのでしませんでした。

母のみ注射して頂き帰宅。

で、翌朝の事です。

毎朝母は起きてから血圧測定しているんですが、

今朝の血圧が94-51と低いんです。(驚)

前日は結構高かったんでこの下がり方は異状に感じ、

まずは注射して頂いたお医者さんに電話して事情を説明し「インフル注射のせいではないのでしょうか?」と尋ねたら「違う」と返答があり水分を採るよう言われました。

自分的にはインフルの注射のせいだと思ったんですよ。

だって書いてあるんですから。。。

その日はそれからも下がり続け

74-43

77-46

73-40

とってもヤバイ状態でした。(大汗)

そんな事がありましたが翌朝には120台まで回復して「良かった♪」って思いましたが、

先生分かってらっしゃるんでしょうかね???

ちょっと信じられなくなりましたよ。

 

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94歳の母の事(5)

2023年12月02日 09時14分19秒 | 母親

(4)のつづきです。

あれから数日が経った11月20日(月)の事です。

いつもの様に朝座薬を入れようと話していたら「もう痛くないから入れんでもエエ」って言います。

母もやっと痛みから解放されたみたいです。

この頃は歩行器も使わなくなり杖のみで歩く様になり徐々にですが良くなって来ているのが分かります。

でも杖を使って歩いているのを見てると何だか危なっかしいんですよ。

そこで杖を二本使って歩けば少しは安定して歩けるのではと思いレンタルする事にしたんですね。

そして車椅子と歩行器は返却しました。

この週は段々と良くなっていき自分で洗面も出来る様になるし、

朝ちゃんと自分で起きて洗面も出来る様になって凄い事です!

日中、自分一人でトイレにも行ける様になりましたしね。

そして24日になり、

あの致命傷となった日から一ヵ月経過し順調に治っているみたいなので嬉しくなりました。

当初は「ずっとこのまま車椅子の生活が続くのか…」と思ったり

「母親中心の生活になるのか…」

「自分の事は後回しになるのか…」と思っていたんです。

それがだいぶ回復して来て27日頃にはほぼ手が掛からない迄になって来ています。

ただコルセットだけは嫌みたいです。

母の疾病名は「第4腰椎圧迫骨折、腰椎変形側弯症」。

まだ一人では入浴できませんが、

これからは徐々に足腰の筋力をコロナ感染以前まで戻る様にリハビリをさせていきたいと思っています。

ただ、これで終わりではないのです。

この先転倒したら即入院になるかも知れません。

また他の病気で入院や歩けなくなるかも知れません。

最悪の結果は絶対あるのでそこを頭に入れてその時どう対処するかを考えて生活して行く必要があります。

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94歳の母の事(4)

2023年11月26日 10時28分07秒 | 母親

(3)につづきます。

何と母が杖使って歩いているんですよ!(驚)

本人曰く「今日は痛とうない」らしいんです。

私「これならコルセット要らないじゃん」って思いましたよ。

で、午後からしげの整形外科に行きますが、

いつもは駐車場から3Fまで車椅子取りに行ってから母を乗せて行っていたのですが今日はシルバーカーを押して行きコルセットとご対面です。

コルセットは上下にも大きくガッチリしていて硬そうです。

本人は「これ着けるん?」てな感じでビビっています。

聞く所によると結構な患者さんは作るけどなかなか着けないそうです。

例えで言うと剣道で使う「胴」がありますよね?

コルセットの後ろ前を逆にするとその「胴」とそっくりなんです。

私若い頃、中・高と剣道してましたから懐かしく想いました。(笑)

それから家に帰ってからの生活は朝私がコルセット着けてから洗面に行くのですが「これ着けにゃあいけんのか?」って聞いてきます。

「何の為に着けるんじゃ?」「いつまで着けるんじゃ?」とも。

辛そうですがこれも良くなる為、我慢して着けて欲しい限りです。

また、この頃からはレンタルしている歩行器を使って歩くようにして車椅子は使わなくなりました。

そして座薬も朝のみ入れる様先生に言われそうしています。

本人もあまり「痛い痛い」を言わなくなりましたが、

コルセットを着けると辛いみたいで寝る時は着けんでエエから寝る事を理由に着けたがりません。

気持ちは分かりますがね。

 

また、最近認知機能が衰えて来ていて本人もそれには気が付いていて悔しそうです。

年齢が年齢だけに仕方ないのではありますが。。。

そこで先日行きつけの脳神経外科で進行を遅らせる様なお薬を頂いて飲ませています。

 

つづく。

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94歳の母の事(3)

2023年11月23日 11時16分14秒 | 母親

(2)につづきます。

介護って言っても色々あると思うんですよね。

ウチの場合は寝たきりでは無いので少しは良いかと思いますし、

私が今仕事してないって事が大きいと思います。

さて、母の場合はまずは私が食事済ませ母を寝室におこしに行き検温し車椅子に乗せて顔洗いに連れて行き、

その後ゆっくりと食事させ薬飲ませてから歯磨きをし少し縁側に連れて行って窓を開けて外の空気を吸わせ景色を眺め太陽の直射日光を浴びせます。

寝室に帰り横になりお昼までは寝ます。

ベットの横にポータブルトイレ置いているので特に夜中はそれを使ってます。

ポータブルトイレはその昔亡き父が使っていた物を使っています。

汚物は朝私が始末してますが、

たまに日中使われると夕方また始末しなきゃいけないので、

トイレ行きたい時は連絡して貰って車椅子で連れて行く様にしてます。

ある日の夜中、突然母から携帯に電話が掛かり出てみるとトイレに行ったわ良いが立てなくなったと言うのです!

急いで行って抱き起しベットに座らせました。

だいぶ脚が弱って来ています。。。

そして毎日「痛い痛い」と言うばかりでいつになったら良くなるのかと言ってるんです。。。

痛みがいつまで続くのは私には分からないし困ったもんです。

そんな中週末が終わり10月30日(月)にもう一度近くの整形外科行ったら先生がお休みで他の整形外科に行く事にしたんです。

そこで以前お世話になっていた「しげの整形外科」に行きレントゲン撮ってから時間を掛けて丁寧に説明して頂き痛み止めが効かないので座薬を出してもらいました。

その座薬ですが当初入れるのは自分でやらせたのですが上手く出来ず仕方なく私が母の肛門に朝晩二回座薬入れる事になりました。。。

座薬を入れたので少しは痛みが軽減されたのかと思ったのですが、

母は「痛い痛い」の繰り返し。。。

飲み薬と座薬と両方使っても痛みがあり困りました。

特にトイレ連れて行ってから車椅子に座る時がとっても痛いみたいです。

後は安静にしていれば痛みはあまり感じない様なので安静にしているしかありません。

でも、その分足腰が弱るばかりでこの先とうとう立てなくなるのかと思うと先が不安です。

二回目11月6日に「しげの整形外科」に行った際コルセットを勧められました。

ただ、付けると辛いみたいなんです。

大きくて硬くて腰に巻き付ける感じなんですね。

で、先生が説得して型取りする事になり業者の方からコルセットの写真見せられた途端「止める!」と言い出したんです。

その写真見たら誰でも付けたくない位大きさで「これ腹に巻き付けるん???」

母は「止める」と言い出したので、また先生に来て頂いて説得し型取りする事になりました。

そしてまた一週間が過ぎ11月13日の朝、

今日はコルセットが出来上がり引き取りに行く日の朝、

驚く事がありました!

 

つづく。

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94歳の母の事(2)

2023年11月20日 21時49分25秒 | 母親

前回の続きです。

10月23日、その日は喉が痛いと言うのでまた「かかりつけ医」に連れて行き点滴をして頂いたんですね!

私としては本人がお医者行きたいと言うのなら連れて行こうと思っているんです。

行ったから良くなる訳ではないのですが「本人がそれで納得するのであれば良いかな」って思うんです。

連れて行かなくてから「後で連れて行ってあげれば良かった…」って思わない様にしてるんです。

 

そして帰ってから玄関からの上り口で後ろに転倒。

その日は大した事もなく過ごした訳なんです。

で、翌日またリビングで後ろに向けて転倒!

これが致命傷になり痛くて歩けなくなっちゃったんです。。。

翌日25日近くにある病院の整形外科で診て頂いたのですが骨は折れてないとの事で様子見となり痛み止めのお薬を貰って帰りました。

早速痛み止めの薬を飲ませたのですが一向に痛みが緩和されません。。。

痛い痛いの連続で私としてもどうする事も出来ず我慢して貰うしかないです。

つい先日まで喉が痛いって言っていたのに。。。

 

そして車椅子のレンタルをケアマネージャーさんに至急お願いしました。

車椅子が来るまでは事務用の椅子にキャスターが付いているので、

それに座らして移動してました。

そしてこれから介護という大変な日々が始まった訳です。

今までは母は自分の事はそれなりに出来ていたのですが…

もうそばに付いてないと出来ない状態になっちゃって。。。

この先ずっと母親中心の生活になるのでしょうか???

 

つづく。

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94歳の母の事(1)

2023年11月17日 11時07分16秒 | 母親

今日は私の母94歳の最近の出来事について書いてみようと思います。

10月に入り「お祭り」が終わったある日の午後、

コタツに座っていた母から「喉が変じゃ?お医者に連れて行ってくれんかいのぉ?」と言われ、

今は様子みて明日になって良くなっていなかったら行こうかとも話していたんですが…

やっぱ何かあったらいけないので「かかり付けのお医者さん」行ったんですね。

そして「母の喉が変なんですが…」とお医者さんの玄関で話したら先生が出て来て、

高齢者だし基礎疾患いっぱいあるから下界に降りた方が良いって言われたんです。

こちらの「かかり付け医」ではコロナに効く10万円近い高い薬がないそうなんです。

まだコロナだと決まった訳ではないのですが、

もしそうだったらと言う事で話されました。

で、紹介されたお医者にまずは電話してから行ったんですが…

風が吹きさらしの外で待たされる母は「寒い寒い」の連発。。。

そしてコロナの検査したら「陽性」でした。(驚)

で、高いお薬を頂いて帰って寝かせました。

そして嫁も喉が痛いと言い出して翌日「かかり付け医」連れて行って検査したら「陽性」。

で、自分はまだ何の症状もなくで安心した訳なんです。

母はその後薬のせいか喉が痛いとあまり言わなかったんですけど、

2日後頃から痛いと言い出して熱も上がり急に悪くなっちゃって。。。

自分が昨年経験した通り唾を飲み込むのも痛いと言い出し食事も欲しくなり、

どんどん弱って行きます。。。

感染してから13日が過ぎようとした頃、

やっと落ち着いて来たんですが…。

また問題が発生しました。

 

つづく。

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