河瀬ビジネスサロン ライフワークを育てよう!

コーディネイター河瀬謙一@SOHO CITY みたかからの発信。
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実行へのヒント-626

2014年06月08日 | Weblog
事業計画書の効用

事業計画書の効用を何に例えればわかりやすいだろうか。

私は30年近く趣味の園芸を続けているので、花にたとえてみよう。
種から育てた花は、花、茎と葉、根の3つの部分に分けられる。

このとき、普通の人が手に入れたいのは花である。
よって地上に出ている茎と葉の部分を切り取って切り花とする。
現実的にはこのようにして花を楽しむ人は多い。

もっとも近頃は「エディブルフラワー」等と言って、無害な花を
食用にする場合さえある。
一般人は花が大切なのである。

プロも花が大切である。
しかしプロは第一に根を見る。
いや見ようとする。
そして必要なら追肥や水やりをするのだ。

根、茎と葉、花、がその重要度の順番であり、大切なものから守り
育む。

事業計画書とは、根、茎と葉、花のすべてをとらえたものである。
これを行わない人は、目の前の、種から生えてきた葉や茎を見て騒ぐ。
目の前の現実だけに対応した視野しか持ち合わせないし、それでよい
のだ。
お金を払う側は。


プロも目の前の対応に追われるが、同時にほかの部分も並列で見ている。
よって何をどうすればよいか、あきらかに素人より勝るのである。

それが机上の勉強から得た知識を基にするものであれ、現場上がりで
たたき上げられるものであれ、結果は同じである。

すべてを視野に入れ手を打つ。
個々の要素と全体を同時に見ることができる。
それがプロの姿勢であり、事業計画書の効用を生む基礎となる。

コメント
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