河瀬サロンSOHOスタイル    起業・経営者実学サロン

SOHOコーディネイタ河瀬謙一@三鷹からの発信。
キーワードは、身の丈でお金をかけない起業と経営。

実行へのヒント-662

2016年10月29日 | Weblog
全部社長のせい

2008年ころに、「日本はもはや経済大国とは言えない」という大臣発言があった。
あれから8年。
日本は経済成熟国になって、成長は絞り出しても1%程度だ。

戦後の焦土から立ち上がった日本の高度成長時代とは、1954年から1973年頃までをいう。
この20年間の経済成長はすさまじかった。
会社がどんどん大きくなり、会社人間、サラリーマン社会ができあがったのもこの時期だ。
同時に公害もひどかった。

人間でいえば子供時代からの成長期がやや長く続いたといったところで、もはや71歳。
71歳でさらに身長を伸ばそうとすれば、体のどこかがおかしくなる。
要は成長より中身の転換である。

今までの分野は成長がストップ。
悪くするとリストラ。

個別には伸びる分野はいつの時代にもあるから、社長は新しい分野に挑戦したらよいが、
どうも新しい物事を世に問う行為がないのは、長期化したサラリーマン社会のツケだ。
新しいことが考えられない。
ダメなのは全部社長のせいである。

例えば、新聞をにぎわすスローガンは「グローバル化」で、新世界に出ていくという表現は
まことに勇ましい。
勇ましいが、その市場が口を開けて待っているわけではない。
グローバル市場に出れば、新しい敵が待ち受けている。
しかも、やたら強い。

日本国内も相当な競争社会だが、外はもっとすさまじい。
アウェイで情け容赦のない戦いが待っている。

私はそれより日本社会の新しい部分に活路を見出す方が有利だと考える。
SOHO社長は日本をもう一度新たな目て見なおしてみたらどうだだろうか。
これが私の考えだから、自分もやってみようと思う。

日本自身は高齢者になったので、若いままのそれではなく体質改善を必要としている。
つまり成熟社会には、それ相当の新市場が生まれている。

なんだろう?
わからなければ、何かを試すことである。
新しいものを世に問えば、必ず反応がある。
泥臭いが、そこから活路を見出していくという方法がある。

そもそも、じっくり競り合っていく時代なのだから、モトをとった後、2%伸びる市場が見つ
かれば御の字だ。

蛇足だが、国家に「成長戦略を示せ」というのは、かなりおかしな主張である。
成長戦略を示すべきは商売をしている社長自身である。
示す前にやりはじめる社長はもっと賢い。
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実行へのヒント-661

2016年10月20日 | Weblog
いつか北海道旭川市にお住いの山地さんに電話をしたときのことだ。
山地さんはSOHOスタイルの起業者を応援しながら、格安オフィスを提供し勉強会まで
開かれている。

「成功されている方には、何か共通点があるようですね」
「それはね、やはりいつもよく考えています。普段から色々と」

そんな講師役の仲間が山地さんの周りには集まっているらしい。
どこでも誰でも一人食べていくくらいは稼げるが、ではその上を目指す人は… 
という話である。

収入上昇の手っ取り早い改良法は、つき合う人を見極めることだ。
普段からよく考えている人たちとつき合うこと。
自分だけで己の改良はなかなかできない。
実に悲しいことだが、これが人間というものだ(笑)!。

ここにやっと食べていけるだけの年収の人がいたとする。
もし500万円の収入を得ようと思ったら、年収500万円クラスの仲間に入るのがいい。
その目標が1000万円なら、年収1,000万円、2,000万円クラスの人たちとつき合うことだ。
考え方が、モトのほうから違うことに気がつくだろう。

別の方角から同じことを書いてみよう。

独立して高収入を得る人は、どうも両親が教育熱心だったらしい、という人がいる。
これは偏差値を高く目指す人たち、という意味ではない。
良き友人、努力する友人を身近に持つ環境を幼い時から与えているのである。
何かに熱中する人の輪に入れる、と言ってもいい。

ならば今かられも遅くない。
自分で環境を整えればいいのだ。

時間がたつにつれ、仲間とはとても大切なのだ、とあらためて思う。
収入だけでなく、いろいろと学ぶところが多い。
そして時間をかけて我も彼も人として成長していく。

Do you know what I mean?
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実行へのヒント-660

2016年10月12日 | Weblog
AIで仕事の49%はなくならない

結論から言えば、仕事は無くならない。
無くなるのではなく、変わる、が正解である。

人工知能やロボット等で代替可能になるというのは、明らかにバズワードだ。
(バズワード:もっともらしいけれど実際には定義や意味があいまいな用語)

人工知能でも、ビッグデータの応用でも、人間の仕事やコミュニケーションを
助ける役目を大きく担うようになる。
だから各人の仕事内容は変わる。

従って、自分がこれと思う分野の学びを、じっくり続けることの方が賢い。

そろそろITが人類の…
といった類の発想から抜け出たほうが良いのでは、とこの頃強く思う。
結局人工知能は、人間を超えられないのである。
理由は、人間の思考や行動は自発的(自律的)であるのに対して、人工知能は
コマンドに従って学ぶしかない---他律的でしかないからだ。

そうではなく、これからはもっと色々な事ができる。
やりたいことが、もっとできるようになる、と考えるほうが健全だ。

49%もの仕事がなくなるはずはない、と直感的に思った人はビンゴ!である。
どう考えてもおかしい、という「直感がある人」で、そっちのほうの人が求められている。

詳しくは下記書籍を読まれたら、とお勧めします。

・ビッグデータと人工知能 - 可能性と罠を見極める (中公新書)
・集合知とは何か - ネット時代の「知」のゆくえ (中公新書)
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