河瀬サロンSOHOスタイル    起業・経営者実学サロン

SOHOコーディネイタ河瀬謙一@三鷹からの発信。
キーワードは、身の丈でお金をかけない起業と経営。

身の丈創業へのヒント-6

2005年09月29日 | Weblog
社長は会社の未来像を心に描いて経営計画書を作成せねばならない。
しかし、こんな時には充分な時間はない。

従って、現実は「泥縄式」に書くことになる。
経験と直感を基にした「泥縄式経営計画書」が原点である。

ここを普通の本や講座では「よくよく考えて」と書いてあり、そう指導することが多い。しかし現実にはそんな余裕もない場合が多いのである。

しかし、その凝縮された時間の中で出るもの~それはしばしば時間切れになるが~こそ、社長の実力である。

その時点の実力である。
だから初期の経営計画書は「充分な説得力のあるものではない」ことが多い。

しかし、この不十分なところから我々の未来は始まるのだ。

不十分であることを自覚していればこそ、あとは努力し、計画し、Ceckをし、というPDCAによる螺旋状の発展的経営活動が始まるのである。

不十分な力だからこそ「ようし、確かな会社を作り上げよう」という意欲が湧くのではないか。
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身の丈創業へのヒント-5

2005年09月27日 | Weblog
小さなプロジェクトであたりがついたら、順次大きなものにチャレンジしてみる。
当然内部の混乱は起きるのだから、それらは想定内におく。
また営業力が弱いケースが多い。
従って、それは社長の仕事である。

また、ここでは何度も社長の力試される。
それは未経験の分野で四苦八苦するからだ。
よいほうに転がれば明日の肥やしとなる。

さて、こうしてゆくと
・コミュニティービジネス
・本格的ビジネス
の狭間のレベルまで行く。

もし、さらに本格的ビジネスを志すならば新たな段階に入らざるを得ない。当然人員の見直しがある。経営計画書が本格的に活躍するのもここからだ。

従って社長は、会社の経営方針を早くから心に抱いていないといけない、ということになる。
なぜなら、社長は年単位でわが社の行く末を考える者でなければならないからだ。
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身の丈創業へのヒント-4

2005年09月25日 | Weblog
チームを組んだら、だれかが社長になる。
全責任を持つこと。

まずは手短に小さなプロジェクトをやってみる。
そこで得手不得手、能力の度合いなどがかなり鮮明にわかる。
今後も手を組むべきか、までわかる。

それから組替えがいくつかあって、コアチームが落ち着く。
そこから会社へのスタートが切られる。

このときは、チームメンバーが何をしたらよいか、どう配置したらよいか、社長は既につかんでいる。
足りない部分は、外部専門家に入ってもらうとよい。
野球の外人助っ人みたいな感じである。

こうなったら組織は動きはじめる。
なぜなら人間は何かをやらんがために生まれているからである。
それぞれにお金があったら便利だ、というのもわかっている。
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身の丈創業へのヒント-3

2005年09月25日 | Weblog
創業し、発展するイメージはこうである。
・ 一人で始める
・ チームで取り組む
・ 会社になる

まず始めはひとり立ちできる腕を持つこと。自立。

次にチームは自立できる人の集まりといなる。
自立できない人が入ると、トラブルメーカーになる。

その次は会社になる。
会社といっても従来の会社よりスマートである。
会社員は社長一人かもしれない。

社員はその会社以外からも給料をもらっている。
すなわち、SOHOはいくつかのプロジェクトに同時参加している。

これが新しい会社の形である。
学者はこれを「ネットワーク型社会」と呼ぶ。
私たちにとっては”自然で当たり前の形”である。
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身の丈創業へのヒント-2

2005年09月23日 | Weblog
サラリーマンの年代もいろいろある。
20歳代の若手。
55歳を過ぎた、いわゆるシニア。
その間の中年層。

当たり前だが、独立しやすいのは若手の独身か、子供を育て終わったシニア層である。中年は家族を抱え、子供を抱え、必要経費が多くリスクが多い。

しかし独立心の強い人はそれでも会社を作る。
理屈でゆけばそうしてはいけないのに、であるが私にはわかるような気がする。

さて、いずれにせよ独立すれば自分の稼ぎは自分でどうにかせねばならない。

そこでまず第一に大切なのは、一人で食えるだけの腕を身につけることである。だから、会社にいるときから2足のわらじを履いてみることだ。予行演習のうちに、稼ぐコツを身につけることである。

経済的に不安なら、女房に頭を下げて3年くらい稼いでもらったらよい。安定収入が少しでもあれば精神的にも楽だ。
その間に腕を磨く。

注意点の第二は騙されないこと、である。サラリーマン時代の部長職や支店長経験者は気をつけたほうがよい。退職金をごっそりやられる。

第三に大切なのは理解者と協力者である。理解者は心の支えになる。協力者はすぐ出来る場合もないわけではないが、時間をかけてでも見つける。仲間、と言ってもよい。

よくありがちなケースでだめなのは、さしたる話し合いもなく、もとの会社仲間で会社設立をするケースだ。社長と専務が同格であるとか、そんな会社ごっこをしているほど甘くない。すぐに意見が割れてポシャる。

とどのつまり、まずはひとり立ちでき、かつ独立心が強く、腕が立って、騙されなければ、食ってゆくことくらいはできる。
そのコツと実績を早くつかんでほしい。

実績は小さくとも、PRに使える。

コツを早くつかむには、まずどんどん動くこと。
そして小さな失敗を繰り返すことである。
そのうちに感じがつかめる。

だからたとえば手持ち資金は一辺に放出してはならない。
最初は小さく仕掛ける。
少しがまんして、大博打は最初から打たないことだ。
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身の丈創業へのヒント-1

2005年09月20日 | Weblog
独立に関する本は、これまたゴマンとある。
ただ、どの本も私にはしっくり来ない。

そこで14年ほどの独立経験と6年余りのSOHOコーディネイタの経験を活かし、少しはしっくりする話で、かつこれから独立する人の参考になるであろう実のある話を書いてみたい。

さて、あるサラリーマンが独立を考えた場合、頭をよぎるのは
「食っていけるか」
という現実問題であって、それが叶うか、いや無理ではないか、と煩悶するのが普通である。

あたりまえだが、食えないなどという事態は、家族のためにも絶対に避けたいという気持ちが働くし、一方自分の「夢」は叶えたしで、その狭間で苦しむわけだ。

それに加え、社会経験を積んだというけれど、何せ独立して仕事をしたことがないから、経験ゼロ。
どんなに有名な会社で、どんなにすばらしい肩書きが付いていようと、それはサラリーマンだからである。
本人はその価値と限界をウスウス知っている。

だから、ずっこけないで手の届く夢を描いて、まずは「食えるという現実」をものにしませんか、というのが「身の丈創業」の意図するところである。

後は本人のがんばり次第だが、単純に会社を大きくするのが俺の夢だ、という時代でもない。むしろ「会社はそれほど大きくしなくても」という選択肢をとる人が多い。

既に時代は重厚長大型でなくソフトビジネス、サービスビジネスに有利であるから、スケールメリットにそれほどこだわらなくてよい。

そこそこでよい。

会社の大きさより大事なのは、個人収入である。
あとは自由になる時間、というのもある。

たとえば、仕事仲間が集まって始めた会社で、関わっただけの収入がメンバーに入り、それぞれが「充分」と思える暮らしができれば幸せである。

しかもそれは可能である、という立場からこのヒントシリーズを書き始めたい。
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智慧

2005年09月19日 | Weblog
先日、インターンシップの学生さんが来られたので、

・ 学校は生涯の友人をつくるところ
・ 社会は自分を磨くところ

と言っておいたけれど理解されただろうか。

前向きな方にはいろいろアドヴァイスしたくなるが、こんなのもある。

・ 知はナレッジ。学校や会社で習うもの。
・ 智はウィズダム。社会生活で学びとるもの。

・ 科学思考は理論でなりたつ。
・ 理論で語れる世界には限界がある。

とか。

さて、今日は連休の最後の日。

民主党の新しい党首も決まり、改革路線はさらに拍車をかけざるを得ない。
明日に備え、今日は体を休めながら、ゆっくり庭の手入れでもしよう。


(写真はモンキチョウの交尾 2005.9.18撮影)
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2005年09月16日 | Weblog
朝の空気が「秋」のそれになった。
とても気持ちがよい。

萩の花が咲き始めた今日は、Tシャツ一枚では涼しいくらいだ。
こんな気持ちのよい朝を迎えられるのは久しい。

今日はゆっくり本でも読みながら、10月からの構想でも練ろうか。
独立家業のよいところは、こうして時間の組み方が結構自由にできることだ。

その心地よさを知ってしまったら、もうサラリーマンには戻れないなぁ(笑)。
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本気

2005年09月15日 | Weblog
「OOについて考えよう」
というシンポジウムがやたらと多い。
さて、考えた後はどうするのでしょう。

考えただけ、学んだだけ、では何もならない。
その他に、言うだけ、というのもある。

事業家は、学んだことをすぐ実践に応用しなくてはならない。
ヒントをすぐ応用して活かす。

なぜならそれが利益を生み出すからだ。
時代は一歩でも同業他社より前に出ること。

それがわからないなら、社長はおやめなさい。
だから考えるだけ、はそろそろやめて「まずやってみよう」である。
その次は「なんとしても利益を出してやろう」、である。

本気ならそうなるはずだ。
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もだえ苦しむ

2005年09月13日 | Weblog
経営計画書を現実とのギャップを意識しながら書き上げることは、実に大変な仕事である。こんな大変なことは社長以外にやる人はいない。

自分たちが利益をきちんと得たいならば
「こんなに売上げを上げなければならないのか」
とびっくりしたあと、もだえ苦しむのが当たり前である。

その不可能にも思える数字を売上げるために
・ どのようにPRし
・ どうやって売ればよいか
を社長自身が心に、紙に、描かなければならない。

上っ面の数字をいじっているだけでは不可能なことはすぐに理解していただけると思う。

しかし、その計画を書き上げたときには不安の中にも喜びが生ずる。
このときこそ、暗闇の中にも明るい希望を持つことができるのである。
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