河瀬サロンSOHOスタイル    起業・経営者実学サロン

SOHOコーディネイタ河瀬謙一@三鷹からの発信。
キーワードは、身の丈でお金をかけない起業と経営。

実行へのヒント-657

2016年04月28日 | Weblog
決断と創造

自分が仕掛けるビジネス、つまりこれからの時代に利益を生むビジネスには
「決断と創造」こそが大切である、と堺屋太一さんは著書、東大講義録 ---
文明を解く(2003年)、に書かれた。

現物サンプルを前にして、より良いものを大量に安く作って売る「製造業の
時代」の後は、創造力に代表されるような、ヒラメキと実行への決断が決め手
になる。

なぜなら、タイミングを逃すと価値がゼロになるからだ。
昨年流行った洋服などがそれである。

創造とは、今までにないモノをつくる事。
だから狭義の学習は意味が薄れてしまう(ないとは言わないが、やはりあまりない)。

机上の学問ではなく、広い世間での体験が一番の学習だろう。
ビジネスのヒントが得られた時、足りないモノだけ後から学習すればよい、というのが
順序になる。

それに決断できないと、いつまでも、何もやらないまま人生が過ぎてしまう。
逆に普段から、色々と考えている人は強い。
「えいやっ」と決断して、試行錯誤を重ねてやり遂げてしまう。

とにもかくにも社長の決断とはそういうものだ。

やる人はやる様に考え、やらない人はやらない様に考える。



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実行へのヒント-656

2016年04月24日 | Weblog
お試し型SOHOの勧め

収入の二階建て構造はすでに述べた。
このとき二階建て部分は、何回のチャレンジで果実が手に入るかはわからない。
新たなことの宿命である。

それでもチャレンジする人はいる。

過去の日本ではこのような”新たなチャレンジ”は無謀と捉えられ、無駄な努力といわれた。
このとき、失敗は「悪」である。
失敗しない人が賢い。
そこで学習が重要視された。
いまでも勿論本当の学習は必要だが、比重が”学習”に偏りすぎると、一歩目の足が出なくなる。
「正解」を求めてしまい、歩み始められないのである。

そこで今は新しい学習が求められている。
なんのことはない。
失敗から学ぶという方法である。

それでプログラム開発なら「アジャイル方式」が。
経営ならば「リーン・スタートアップ方式」が注目されている。

二階建て方式で成功を目指すなら、気軽に失敗して軌道修正するSOHOになったほうが賢い。
これを「お試し型SOHO」とでも呼んでおこう。

受注ではない自ら仕掛けるビジネスは、「お試し型SOHO」としてのみ前進できる。
小さく試し、早く失敗し、そこから学び続けるのである。
さらにこの経験値は、試した人にしか積み上げられない。
これこそオンリーワンの貴重な資源である。

何をやったらよいかがわかっている成長期の日本なら、学習型が強い。
前頭葉を中心に鍛える学校秀才がこれにあたる。
失敗しないで効率が良い。

しかし不確定性の時代には、試行錯誤できる人が強い。
どうしてよいかわからないときに、直感で「こっち」と言える人である。
このとき前頭葉ではなく、脳幹に近い部分が鍛えられる。
鍛えられるのは決断力である。
残念ながら、前頭葉をいくら鍛えても決断はできない。
そうか、「良く学び、よく遊べ」とはこのことを言っていたのだ、と気がつけば儲けものである。

また何でもよいから試せ、というわけではない。
自分が活躍できる、事業性を生むと思われる分野を絞り、そこで試すのである。
お金をかけないで試せば、何回でもチャレンジできる。
試行錯誤の連続は結構つらい、ということも事前に知っておいたほうがいいだろう。

それでもやる、という人はその事業テーマに惚れているからに違いない。
あるいは社会的に必要だ、という志を心の底に持っていたりする。
ものすごくビジネスを研究していたりもする。

ともかく経験から言えるのは、こういう人はやたらと騒がない(笑)。

なぜなら自分なりの手ごたえを感じているからだろう。
他人にはわからないが、一種の自信があるのだ。

こういう人がこれから活躍する人である。
だから、こういう人たちを大切にしなければならない。
この文化が根づくのは、議論不要で実績がいくらか出てきたときである。
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