河瀬サロンSOHOスタイル    起業・経営者実学サロン

SOHOコーディネイタ河瀬謙一@三鷹からの発信。
キーワードは、身の丈でお金をかけない起業と経営。

実行へのヒント-254

2008年08月29日 | Weblog
これからの仕事と生活 その13

日本という国は、地理条件によりこれからもずっと4方向からの脅威を受け続ける(*)。

・ 半島を通じて、中国、朝鮮、韓国から
・ 太平洋をまたいで、アメリカから
・ 大西洋を渡って、ヨーロッパから
・ 北方領土問題に現れるように、北の国ロシアから

日本はアジアの東の、地理的には小さな国に過ぎない。
自前の軍備もあるにはあるが核防衛でもアメリカの傘に入っている。
そのアメリカが経済的におかしくなってきている。

とすると、今より少し前が絶頂で、平和で、格差のない社会だった。
私達がこれから生きるのは格差の社会である。

もっとも世界の暮らしの中では、「中」の内での格差にしか過ぎない。が、人間は持たないより持つ方が優位だと知っているから、格差問題は続く。

国家としての日本も微妙なバランス感覚をさらに必要とされる。

このような、より厳しいと感じる条件の中で確実に自分の人生を充実させ、豊かにする決め手はやはり”自立”である。
現実的自己主張といっても良い。

精神的には他者に不健康な依存をしない事である。
(不健康な依存とは、依存するためにコントロールされてしまう事を言う。健康的な依存とは協力関係である)

精神の自立、経済の自律、人間としての自立を守る事が一番大切である。

そのとき選ぶライフスタイルとして、SOHOかマイクロカンパニーは有力な選択肢となる。

だからここ10年で就職の概念は一変するだろう。
「有名企業のサラリーマンだからって言い訳じゃないね」
とみなが言い出す(実は今でも会社を出てアルコールが入れば、みんなが口々に言っている)。

SOHO・マイクロカンパニーで独立をして一番大事なことは、
・ 良い会社にしよう
と決意する事である。

これが一番大切なことで、そのための具体的な目標を上げ、日々これに集中し実行を続ける事がこれに続く。

個人事業にも、
・ 完全下請けの作業型SOHOと
・ 自分で企画立案して売込みをする自立経営SOHO
とがある。

自立型は経済的にも報われる。
精神的にも報われる。

提案には創意工夫とそれへの集中が欠かせない。
物事に完全に集中できれば解決できる課題も多くなる。
結果お客様は増える。

精神的にも同時にそれは起こる。
例えば未来への不安、というどうしようもない暗雲をほとんど意識しないで進む事ができるのは、何かに集中しているお陰だ。
一種の自我没却状態と言える。

それらの決め手は、固い決意である。



(*)4方向からの脅威は文明論研究者・京都大学大学院教授、中西輝政さんの説から引用
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実行へのヒント-253

2008年08月22日 | Weblog
これからの仕事と生活 その12

大学教授とランチを食べながら、仕事や生活の事について話しをしました。

「資本主義の権化というのをこのごろ耳にします」
「老練な民族の金融市場での優位性でしょう」

「そうです。何しろ世界はパワーゲーム」
「ところで製造業をはじめとする勤勉勤労、という倫理は産業革命以降に作られた倫理だそうです」

「誰が作ったのですか」
「会社のオーナー(プチブル)、教会、学校です」

「それで優秀な学校へ、良い会社へという文化が出来た」
「文化でなく世界倫理観を作った。生きる希望の倫理観です。素晴らしく輝くはずだった」

「でも子供はその倫理の物差しで計られて、もう3センチ伸びろ、10センチ伸びろと」
「子供だけでなくお父さんもやられました」

「その結果?」
「その結果、生活の喜びを犠牲にしたわけです。工場ではより効率的になりますから」

「人間性も発揮できませんね」
「だいたいが不要です。全部数値化で効率。そうすると資本家は利益が出て幸せになる」

「あまりやりすぎてマルクスが出ました」
「でも、いまやその当時に戻ってしまった感があります」

「上場企業は3ヶ月に一回、PL、BSを公表します。だから成長を止められない」
「株主のために働いている」

「あと5年か10年したらもっとそうなっています」
「エリートと言われても実は労働者」

「はい。自覚のない労働者です」
「さびしいね」

「これからの若い人にはどういう働き方がお勧めでしょうか」
「生活や人生を充実させるには、やはり独立自営業でしょう」

「ではあなたも大学を辞めるのですか」
「辞めたい、辞めたい。出来るだけ早く辞めたい(笑)」

「なるほどぉ・・・」
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実行へのヒント-252

2008年08月18日 | Weblog
これからの仕事と生活 その11

”自分事業”で足場を築いたら、その上に同じような経営資源で行える商品・サービスを仕組みとして上乗せすることである(利益拡大策)。

・ 万華鏡→講習会→会員化
とか
・ 万華鏡→万華鏡画像→デジタル化

とか、同じ経営資源で出来るものを考え実行する。
(さもないとただ忙しくなり振り回される)

またうまい商売の仕組みを考える事は”現在のコンセプトを工夫改良する”ことにつながる。

これからは税金や社会保障費などの国民負担率が増えるのだから、今のうちに準備しておくのが正しい(新しい商品サービスのリリースには数年かかる)。

万華鏡の制作販売→アナログコンテンツ・デジタルコンテンツ制作→OXOXOXOXOX、とか、である。

ただ、こういうことは普段からじっくり考えていないと出来ない。
本気にならないと実感のあるものにならない。

故に社長というのは否が応でも能力が拡大してしまうものなのである。
(さもないとつぶれる。進歩しない商品・サービスは時代に取り残される)
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実行へのヒント-251

2008年08月17日 | Weblog
これからの仕事と生活 その10

”自分事業”に自信を持って

自分の適性を生かした仕事を行うことが一番幸せである。
苦労がいくらあっても幸せである。
それを”自分事業”と名づけよう。
SOHO・マイクロカンパニーの仕事はそれである。

”自分事業”はふとしたことで発見したり、苦難の末に掴んだりつかんだり、それは様々である。

ともかくもそれはあなたの本業である。
だから趣味とは違う。

真剣に自分の事業を伸ばす。
そこにあらゆる知恵が生まれる、と言いたい。

真剣だから、うまくいけば手を取り合って喜び、間違えれば涙を流したくなる。
それが本業、天職に打ち込んだ結果である。

私はこの間、ふとしたことからオイル万華鏡の新しい工法を思いつき我が物とした。
これはオイルの漏れを最小限にし、生産効率もあがる工法である。

完成したときに飛び上がって喜んだが、これは作品になったときに外側には見えないからお客様は気がつかない。

しかし私は嬉しい。
何しろこれで今後の制作意欲も一段とあがった。
生産計画も同時にあがる。

こういうことの積み重ね。
工夫改良の積み重ね。
ここに喜びがある。

それこそ”自分事業”の特色ではなかろうか。
この場所に杭を打ち込んで、自信を持って歩んでいきたい。
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実行へのヒント-250

2008年08月12日 | Weblog
これからの仕事と生活 その9
~自分を支える

早朝、買っておいた夕顔の苗を店先のプランターに植えた。

赤玉の土を撒き手作りの堆肥を加え、油粕を撒いてちょいと攪拌し水やりを終えればいっちょう出来上がりだ。
空気も爽やかで、気持ちのよい小さな仕事だった。

生活を粗くとらえれば、あなたを支えているのは健康や経済力や仕事の力である。
ただそれはガワの話で内面の話が残っている。

仕事や生活のことで何か壁にぶち当たった時、あなたの心を支えるものは、友人のアドバイスかもしれない。
思わぬ良いことの余韻であるかもしれない。
それはそれで素晴らしいことである。

しかし自分の小さな日々の実行がその心を支えていることも忘れてはならない。
小さなしかし確かなその実績が、知らず知らずのうちにあなたを励ましているのである。

日本人にはこういう内側の視点を低く評価してしまう。
まだまだ高みを目指してしまう。
他人と比較してしまう。
我が家の方が大きいとか、うちの方が高級車だ、とか。

それよりも、
「新しい芽が出てきた。嬉しい」
と感じる力の方が実は高級である。

立派な園芸家の間では、自分より弱いものを育てることによって自分の心が強化されている、と考える人も多い。
だから今日も一つ、小さな仕事を成し遂げてしまおう。
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実行へのヒント-249

2008年08月11日 | Weblog
これからの仕事と生活 その8
~低迷、マンネリからの脱出について

「柔道:「限界説」はねのけ連覇の偉業---内柴正人」
の文字が踊る今日の新聞。

低迷やマンネリにはだれもが陥る。
そこをどうすりぬけるのか、これは難しい。
自力ではさらに難しい。

本人ができることは、逃げずにどっぷりとその悪い環境につかるしかないようだ。

すると、あるとき何かがヒントで弾ける(こともある)。

内柴さんも低迷脱出のきっかけになったのは「子供の顔を見つめていてこのままでいいのかと自問自答したとき」だそうだ。

既に前のオリンピックで金メダルを取っているから、ここ一番で力が入らない。
いや、入りすぎてダメなのかもしれない(こういうことは本人にしかわからない)。

そんなとき、4歳になる子供の顔を見ていて
「こんな自分でいいのか」
と気がついたそうだ。

加えてこんなやり取りがあった、と毎日新聞が伝えている。

”この日の試合前、前日の60キロ級で初戦敗退した平岡拓晃(了徳寺学園職員)に「お前の中にたまっているものをオレにくれ」と言って握手した。”

人間は機械ではない。
だから理論だけでは全部が動くわけがない。

”意気に感じて”
の文句もあるじゃないか。

ともかく何かを自分が感じる。
気づく。
そういうことに出会う。

強く感じると自分の内側が一瞬にして変わる場合がある。
自分とその出会いとの運命をもっと信じていい。
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実行へのヒント-248

2008年08月09日 | Weblog
これからの仕事と生活 その7

年金の負担、医療保険の負担も両方増える。

だから生涯現役がいい。
足腰頭を使ってお金を儲けることはやはり尊い。

60過ぎてリタイアして好きなことばかりやっていたら体も頭も駄目になる。
人間には良いストレスが必要で、それは自分で仕事をしているくらいがちょうどいい。

大会社で大きな金額ばかり扱っていれば
「そんなちっぽけな仕事に興味など湧かない」
という方もいらっしゃるだろう。

ところが時代は進んでいて、経営は経済学のものではなくなっている。
実は経営はすでに心理学で、金勘定の世界だけではない。

仕事をするというところには、自分の心を支える自負心があるのを忘れてはならない。
シニア層にはそちらの方がむしろ大事で、収入はプラスマイナスゼロでもいい。

さて、団塊の世代より若い人はちょっと気をつけないと、だ。
このままいくと、年金はもう残高がないところから支給されるという運命らしい。
(それまでに議論が百出する)

ともかくも、
年金は---支払額が上がって、支給額がぐっと減る。
医者に行くと---自己負担率が上がる。

この2つは避けられない。
プラス消費税は15-20%に上るが、それはこれらの仕組みを維持するためでもある。

だから生涯楽しみながら稼ぐ方法を身につけておいた方があらゆる面で得をする。

働くのは金のためでもあるが、健康維持と社会貢献。
そんな元気ある長寿社会に日本はなる。
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実行へのヒント-247

2008年08月08日 | Weblog
これからの仕事と生活 その6

個人で食えるようになって、チーム仕事収入がプラスされるようになると生活に追いかけられなくなる。

生活とは
・ 年収の確保
・ 資産形成
の上に乗っかっている。

だからまずはそのレベルにもっていかなくてはならない。

サラリーマンで収入を2割増やすのは大変だが、独立事業者が増やすのは意外と容易だ。
・ 仕事をより多くこなす
・ 事業構造を2割増収する方向にもっていく
  (一時的には減収も覚悟する)

ことができるのは、独立事業者だからである。

・ 「増税社会において、いかに年収を確保し将来の不安をいだかずに行く術は如何に」

の答えの一つがこれだが、とにかく増税社会はいま目の前に迫っている。
「たくましく時代を乗り切っていこう」という人たちが残り、さらに次の目標にチャレンジできる。

そういう時代だ、と覚悟を決めるのも大事である。
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実行へのヒント-246

2008年08月07日 | Weblog
これからの仕事と生活 その5

チームメンバーの関係はスルスルやり取りができるようでなくてはならない。
こういう関係作りがまず大切で(それは意識しなくてもいいのだが)、これが無いと大切な情報が行き来しない。

意思の疎通が遅い組織は完全に負ける。

少し常識を外しても、トンチンカンでも、会話をしている総時間が多い方がいい。
そういえば思い当たることがあるだろう。

要は”それ”である。
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実行へのヒント-245

2008年08月05日 | Weblog
これからの仕事と生活 その4

「自分を守り、自分を鍛えよ」
これが次の世代へのメッセージである。

・自分と家族
・自分と仲間
・自分と仕事
・仲間と自分
・社会と仕事
・社会と自分

など。
こういう事が直感的に身近に感じられるのがこれからの社会生活者である。
身近に感じられるのは、自分があり、主体的に生きているからだ。

もし遠い感じがするのなら、あなたは少し休みを取った方がいい。
あなたはもしかしたら疲れすぎているのかもしれない。
だから自分を取り戻す時間を持った方がいい。

「自分を守る」というのは、
・ 外部との交流にも心を配りながら
・ 選別をすること

を意味している。
自分を伸ばすためにはよけいな活動から隔離することも必要である。
何事も過ぎれば負ける。
あなたの判断力を発揮せよ、だ。

「自分を鍛えよ」とはズバリその通りである。
力をつけよう、という励ましでもある。

独立したら、そこで楽な生活が待っているというのは考え違いである。
より厳しい場合も多いだろう。
しかしそれは社会の中で鍛えられる厳しさである。
実力のつく厳しさである。

一方会社人のそれは、組織の中の厳しさである。
どちらが最後に力がつくかは容易に想像がつくだろう。

あなたに力がつけば、立派に仕事を成し遂げ生活をもコントロールすることができる。

そうしたほうがいいよ、とは言わない。
ただ、私はそういう人生をやってきた。
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