COLKIDが日々の出来事を気軽に書き込む小さな日記です。
COLKID プチ日記
撮影の日
今日は仕事として撮影を行った。
と言っても事実上素人なので、暗中模索を繰り返しながらの撮影であった。
三脚はK師匠から100mmボールヘッドの乗ったザハトラーのシネ2000をお借りした。
写真を見てお分かりのように、この三脚、何とジッツォの3型を1台潰して、内側を補強してある。
K師匠らしい大胆な改造である(笑)
ザハトラーは地面に食い込んでしまい容易には動かせないので、高いところから撮影する時などは、身軽な3型カーボンを使った。
カメラの脱着はRRSやFOBAのクランプ(K師匠のヘッドはクランプが2連になっている)を使用しているので簡単に行なえる。
照明は僕のニコンSB-800と先日購入したSB-900、それにK師匠のSB-800を2台お借りして、合計4台を使い、ワイヤレスでシステムを組んだ。
被写体が比較的大きく、面が多かったこともあり、4台は最低必要であることが分かった。
ただこれ以上多くても、素人では扱いきれなかったかもしれない。
やってみて分かったのだが、ライトをほんの僅かに前後させるだけで、結果が大きく変わってくる。
光を当てる方向を変えることで、色がまったく違うものになる。
試し撮りをしながら、どうするかをその場で判断しなければならず、非常に勉強になった。
1枚撮影するたびに、デザイナーの方にカメラ背面の液晶を見せて、可否を判定してもらう。
微妙な角度や細部の再現、それにPhotoshopでの後加工を考慮して判断が下されるのだが、これは確かにパソコンにつないで、その場で大きな画面で見られる方が便利だ。
これが毎日の仕事だとしたら、そういうシステムを揃えなければならないだろう。
面白くてもっと長い時間やっていたかったが、仕事である以上時間の制約がある。
ある品質を維持しながら、時間内に終らせなければならない、というプロならではの厳しさも知った。
朝早くから被写体を運び込み、午前中に撮影を敢行し、午後は使える写真を選んでパソコンで現像したのだが、こうなるとパソコンの処理時間も直接お金に関係してくる。
皆が食事をしている間を利用して、おにぎりをかじりながら現像した(笑)
今回はD3Xを使用したが、印刷時の大きさを考慮すると、割り切ってデータの小さいD3を使うべきだったかもしれない。
古いデュアルCPUのワークステーションで現像を行なったが、幸い自宅のパソコンより少し速いようだった。
年末になかなか面白い体験ができたと思う(笑)
コメント ( 8 ) | Trackback ( 0 )
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プロのスタジオでもここまで高価な機材を所有しているところはまだ少ないと思いますよ。(笑
ところで、下のスレッドの写真、ついつい見入ってしまうんです。
ビルの屋上には面白いものが沢山転がっていて、探検すると飽きないです。他人の家を覗き見るようなところがありますね。
映画用の三脚はあまり使わないかもしれません。
下の写真ですが、パンフによると正面奥が奥多摩方面ですね。
右の奥のビル群は新宿の高層ビル(都庁が見えますね)、手前の木々は青山霊園、その向こうの緑は代々木公園だそうです。
手前のビルの屋上には洗濯物なんかが見えますね(笑)
この大きさにすると高所の恐怖感も多少再現できますね。
それと撮影をしながらのパソコン画面での画像の確認できるといいですね。モニターは大きいに越したことはありませんが背面液晶の大きさがカメラボディより大きくは出来ない以上、いずれはボディより大きい画像確認用の外付けモニターのオプションが出ることを期待してます。
しかし現状ではキチンとキャリブレーションされたパソコンで確認するのがベストなのでしょう。
ここのレポートを読むと特にライブビュー可能なカメラだとかなり便利なようですね。
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20081109_camera_control_pro2/
以前試した時はライブビューがなかったので期待よりも使いづらく役に立たなかった記憶があります。
それではCOLKIDさん、よいお年を!
日本初じゃないでしょうかというくらい
あまりにも高価で且つ希少的なありえない組み合わせですね。(笑)
スチール関係でザハトラーを使用しているカメラマンは見たことないです。
まあ、しょせん関西ですが・・・・。
ぜひ、撮られた写真を見てみたいです。
正確な色の確認は難しいとおもいますが、構図や被写体の配置などの確認であれば、D3 には HDMI 端子がついているので DVI 経由で液晶モニターが繋がりますね。背面液晶には表示されなくなりますが、外部モニターを同じ目的で使えるようになります。
この三脚は一種のジョークでオーバースペックです(笑)
どうせならと、K師匠が担いで持ってきてくださったのです。
撮った写真も3型で十分な被写体ですが、ためしにストロボ無しで長時間露光する時は、ザハトラーとの差が出ましたね。
データはデザイナーの方が持って帰られました。
このモニタと直結できるソフトのことが頭にあったので、実際こういう時は欲しいなと思いました。
カメラの裏の小さい画面の正面に群がる感じになってしまうんですよね。
ま、コスト的に合わない個人のカメラでも、たまにこういうことで使うと、多少もとをとったかな?という気分になれました(笑)
PCレンズも活躍しましたし・・・
それにしてもストロボの調整って楽しくて面白い作業ですね。
K師匠やデザイナーさんが手伝って、ポールを持ってくれたりしましたが、一人では出来ない作業です。
時間が許せばもっと色々やってみたかったです。
いよいよ大晦日ですね。
皆様よいお年を。
http://www.kirikaeki.net/cable/hdmi/hmdm3mtl/
とかの、HDMI -> DVI のケーブルがあれば OK です。
もちろん、等倍で表示したいとかきちんとキャリブレートされた環境で、となると Camera Control 使った方がいいと思いますが、となると今度はデータ転送がボトルネックになって小気味よく撮れなくなるんじゃないかと思います。
ともあれ、将来はそういう形になるのかもしれませんね。