専用固定具


小物を組み合わせて作った VR200mmF2 + D2X 専用ベース。
実際にはVR200mmF2専用プレートとD2X専用プレート(ともにReally Right Stuff社製)をそれぞれ機材に装着した状態で、ふたつのクランプで各プレートを挟み込んで固定するようになっている。
Really Right Stuff社の多目的レールにFoba社のクランプを何となく組み合わせてみたら出来上がってしまったのだ。

当初は「しめた!」と思ったのだが、慎重に固定作業を繰り返したところ、やはり完璧というわけにはいかず、強引にクランプを締めるとレンズとボディの接合部に無理な力がかかるのがわかった。
そこでFobaのクランプの底部をミーリングで0.3mm削り取ってみたところ、微妙なマッチングの悪さがかなり解消され、ほぼ問題なさそうなところまできた。

クランプのネジを締めていくに従い、カメラの位置がわずかに動くので、複数のクランプの位置調整をするのは非常に難しく、なかなか完璧といえる状態にまでは持っていけない。
ネジを強く締めれば金属だってたわむ。
カメラを破壊する可能性もあるので、一般に製品化が難しいのかもしれない。

これでカメラとレンズは非常に強固な一体の「もの」になった。
ところがこれをブルジンスキーのヘッドに取り付け、三脚の上から力をかけてみたところ、今度はねじれ方向にガタを感じる。
よく調べたら、ジッツォの3型三脚の脚取り付け部が音を上げていることがわかった。

今度は三脚が力不足であることが露呈したか?
でも5型は重くて持って歩く気にはならないし・・・(笑)
コメント ( 7 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
凄いですね。 (SHINYA)
2006-07-22 16:49:04
このセットで車1台新車が買えますね。(笑)



1脚もお持ちですから、

レンズは3脚、ボディは1脚の2点で支えるパターンもありですね。





 
 
 
Unknown (くらうど)
2006-07-22 18:14:10
これを銀座に持ち込んだらヒーローですね♪(笑)
 
 
 
Unknown (COLKID@実家)
2006-07-22 21:00:59
ああ、あの一脚をボディの支えに使うという手もありますね。

その方法は知っていましたが、本体の三脚よりも立派な一脚なので、考え付きませんでした(笑)

機動力がイマイチでしょうね・・・





くらうどさん>

銀座に行くときは僕も多少は気を遣って、すました顔で歩いているので、そういう恥ずかしい事は出来ません(笑)

 
 
 
Unknown (タカ)
2006-07-23 03:53:50
これはすごい。一眼レフというより大判カメラのようです‥汗

ヘッド込みで7キロくらいにはなってますかね。

さすがの3型もちょっと役不足かも。
 
 
 
Unknown (COLKID@自分の部屋)
2006-07-23 11:26:05
3型だとちょっときしむみたいです(笑)

機材はたしかに大判用から選んだ方がいいようですが、K師匠みたいにドイツ製の映画撮影用(飛行する被写体を撮るから)だと、ヘッドだけでこのレンズの価格になってしまいます(汗)

ブルジンスキーは性能が申し分なくて、その割りに軽いんですよ。

すごくいいボールヘッドだと思います。

Really Right Stuffも特殊な材料を使っているみたいで、硬さの割りに驚くほど軽いです。

頭が重すぎると悪影響があるのでしょうね。
 
 
 
究める (aporia)
2006-07-26 17:06:08
やはり、ここまでしないといけないんでしょうね… いつか、トライしてみたいです。
 
 
 
Unknown (COLKID@自分の部屋)
2006-07-26 22:05:45
実は自分でも「異様」であることは承知しているんです。

でもただ撮るだけでは誰もがやることでつまらないので、半ば意識的に「やりすぎ」の世界を突き進んでいます(笑)

本来の僕はもっと控えめな性格の持ち主です(爆)
 
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