お疲れ


D800E + AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

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会社の帰りの電車の中で、急に疲労感に襲われ、ぐったりしてしまった。
しばらく会社を空けていたので、仕事が山になっていた。
朝から勢い込んで取り掛かり、一日仕事に追いまわされた。
椅子の上でほっと一息ついた瞬間に、一気に疲れが出たのだ。

おかしなもので、夢中になっている時には気付かない。
それがふと我に返ると、実は自分が疲れていることに気付いてしまうのだ(笑)
あれっ、何だか調子悪いな・・と、思ってしまったらもうおしまい。
一気に体がだるくなってしまう。

この一週間、かなりハードに動いていたから、当然といえば当然かもしれない。
こういう時は、家で肩を揉んでもらうのが一番効く。
血行が悪くなっている、ということなのだろうか?
自分の体ではあるが、構造がどうなっているのかよくわからない(笑)



今日の時計ベルト。
ユリス・ナルダンのアンティーク・スモールセコンドに、ジャン・クロード・ペランのバッファローのオーダー・ベルトをつけた。

一年ほど前にペランでオーダーしたベルトである。
注文して完成までに約4ヶ月を要した。
革はバッファローのブラック、形状はふたコブのD型、糸はNo.35のダークグレー、裏材はタン色の牛皮でオーダーした。
オーダーシートの特記事項として、なるべく皺の多いところを使って欲しいと書いた。

特別に気に入っているベルトで、ここでは一度紹介したきり。
勿体無くて、実際に使用したことはない。
発火しないで保存しているモデルガンみたいだ(笑)

ユリス・ナルダンとの組み合わせは、まあまあ上手くまとまっている。
陽に焼けた男が革ジャンを着たような、独特の凄みを感じさせる。



ペランは納期があやふやで、注文を入れたタイミングによって、予定より延びたり、逆に思ったより早く出来てきたりする。
夏の休暇などが重なると、作業が一ヶ月くらい中断してしまうらしい。
ワインの解禁日を、休日に当たるのが嫌だと言って変更した国だけある。
休みの日に働くほうがおかしいと考えているのだろう。

日本ではなかなか通用しないやり方なので(笑)、お店でもお客への対応に苦労しているようだ。
しかしベルトをオーダーメイドするほどのお客さんなら、大抵は黙って待ってくれるのではないか。
いいものを作るのだから仕方がない、という思いがあるだろうし、経済的にも精神的にもそれなりに余裕のある人だろうし・・・
製造に時間がかかれば、その分、手間のかかったベルトという見方も出来て、かえって箔が付くと考える人もいるかもしれない。

僕の場合は、最初から覚悟の上でオーダーするので、それほど不満には感じていない。
ただ届く頃には季節が変わっているので、その分考慮して注文する必要はあるが・・・

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (Man)
2012-09-15 09:08:28
おはようございます。

先日のナルダンデビューの時に書き込めばよかったんですが、タイミングを逃しまして・・・

いいですね。このナルダン。「渋い!」の言葉が似合います。
ロゴに錨のマークがないので、結構古いものですかね?1940年代後半のにおいがします。
耐震装置の無いチラネジ添付がロービートを刻むのを垣間見える気がします。
 
 
 
Unknown (COLKID@会社)
2012-09-15 14:18:53
このナルダンは全身ゴールドなので、けっこう癖が強いですね。
私はどうも着こなせない感じです(笑)

年代はどうなんでしょうね。
私は個人的には錨が入っていた方が好きなのですが、中にはバセロンにしてもロゴの入っていないものを好む方がおられるようですね。
今ベルトを御三家にいくつか頼んでるので、今後は時計本体はしばらく増えないと思います。
 
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