ときどき森へ・・・sora日和

~ by 小春 ~

本・山本文緒 「無人島のふたり」

2024-03-20 07:46:54 | 図書館本 読書備忘録 

 作品紹介・あらすじ

お別れの言葉は、言っても言っても言い足りない――。急逝した作家の闘病記。これを書くことをお別れの挨拶とさせて下さい――。思いがけない大波にさらわれ、夫とふたりだけで無人島に流されてしまったかのように、ある日突然にがんと診断され、コロナ禍の自宅でふたりきりで過ごす闘病生活が始まった。58歳で余命宣告を受け、それでも書くことを手放さなかった作家が、最期まで綴っていた日記。


               

 読書備忘録 

佐久の病院?弟の時は有明の病院・・・

紹介状を持って行った病院の待合室で、奥さんが担当医変えてもらえないのかしら?と、ご主人に言っていた。冷たくてイヤだ!と、呼ばれたのはその医者の部屋だった。この人は母を2回泣かせた。

まだ50代、その日まで仕事をしていて最後の入院となった時に、車いすに乗っていた弟に、元気でよかった。と笑って言った。

骨に皮が付いている状態で元気?母はどこが元気なんですか?と泣きながら訴えた。どのみち余命6ヶ月と宣告されていたから、医者が誰であれ結果は同じ・・・でもあの言い方には家族親戚一同冷たい人だねと呆れた。

膵臓癌・・・

佐久の病院はとても親切でしたね。

緊急時には病院に行って、あとは在宅で・・・さいごまで・・・

色々なことを思い出しながら読んでいた。

★★★★☆



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