ときどき森へ・・・sora日和

~ by 小春 ~

本・角田光代 「まどろむ夜のUFO」

2015-03-29 22:18:21 | 図書館本 読書備忘録 
 読書備忘録 

まどろむ夜のUFO (講談社文庫)

 内容紹介
私のほんとうの居場所はどこにあるのだろう
私の知らない「彼女」にジャムを作り、いそいそ出かけていく高校生の弟・タカシ。魂の前世を信じる、弟の怪しげな友人・恭一。5日おきにデートする几帳面な同級生・サダカくん。3人の奇妙な男に囲まれ、過ぎていく夏――。心の底のリアルな感覚を描き共感を呼ぶ、角田光代の作品集。野間文芸新人賞受賞作。

まどろむ夜のUFO
もう一つの扉
ギャングの夜


               

ふわぁんふわぁんとしたお話で、どこに着地するのだろうと読んでいたけれど・・・え?着地しないの?

だって・・・

まどろむ夜のUFO の高校生の弟のタカシは長い休みに入るとまた恭一に会いに来ちゃうんでしょ?
もう一つの扉 のアサコだって、どこ行っちゃったの?それにあの「おーい、おーい!」って何?かっぱは?
ギャングの夜だって、おばさんのよう子は彷徨っているし、春男と一緒に住むアパートは、これで決まるの?

不思議といえば不思議なような気がするけれど、あーそうなのね?と思えば、そうなんだ。

のめり込みました。タカシにアレはやめておきなさいっ!と、お母さんの心情に・・・


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