本・井上荒野 「あなたにだけわかること」

　　　　　　　　　　　　　　　　　読書備忘録　

　　　　　　　　

　内容（「BOOK」データベースより）
桐生駿と野田夏が出会ったのは5歳のとき。駿の母と夏の父が不倫の恋に落ちたからだ。密会を重ねる父母の情事のあいだ、それと知らず共に過ごした幼いふたり。以来、思い出したくない記憶を封印し、それぞれの道を選んだふたりなのに、なぜか人生の曲がり角ごとに出会ってしまう。まるで、互いのおろかな恋愛の証言者のように…。男と女の“恋愛よりも深い縁”を描く長篇小説。

　そう、その5才の時に夏は駿の母親に川に突き落とされると確信した・・・あー、やっぱり。

そんな3人が歩いているところから始まる。
そして、たんたんと・・・普通って言うのが何なのかわからないけれど、二人にはちょっと普通とは思えない道ができていたような気がする。

小説でしか知れ得ないこと・・・そんな人生・・・そっか・・・死亡率のトップ、しょうがないと言うしかない。

あなたにだけわかること・・・駿と夏