中二な中年の備忘録

備忘録なので大した内容はありません。
たまにちょっと多めに語る時があります。
競馬の話題の時はさらに饒舌になります。

第86回東京優駿予想

2019年05月25日 03時10分42秒 | 競馬
4頭BOX
サートゥルナーリア‐タガノディアマンテ‐レッドジェニアル‐ロジャーバローズ


優駿牝馬同様、マイルカップを参考に考えるのなら、4着のアドマイヤマーズが堂々勝ち名乗りを上げている以上、それより上の着順のサートゥルナーリア、ヴェロックス、ダノンキングリーの3強を外せないだろうと。実際、この3強が圧倒的人気になっているしね。寧ろ、5着で堂々優先出走権を得たクラージュゲリエが、ここまで人気を落とすのが不憫なくらい。
3強の中で何を選び、何を捨てるかは、予想の基準が何かによって分かれる所だろうけど、私は一番最初に、ダノンキングリーを外したのね。何かダノンは今、無卦に入ってるような気がして。ここで綺麗に勝てば、見事に霧が晴れて、来週に繋がるかも知れないけどね。

3強に穴があるとすれば、揃って好位先頭集団からっていう所かなと。だから、3強の目の届かない所から、ズドン!の効く馬がいれば、一角崩しは有り得るかも……で選んだつもりだったけど、何か1頭違うのが混じっちゃったみたい。まあいいけど。

第14回ヴィクトリアマイル結果

2019年05月25日 02時47分00秒 | 競馬
1着 ノームコア
2着 プリモシーン
3着 クロコスミア
5着 アエロリット
12着 デンコウアンジュ
15着 フロンテアクイーン


結果:ハズレ

またスゴイ“黒船”が来たもんだね。日本の水が合う騎手が増えると、日本人ジョッキーは大変だ。
……なんて他人事な。いや、予想が全くどうしようもないから、こんなことしか言えんのだが。

2019年05月25日 02時32分50秒 | ぶらり、城東
2019.5.11の回顧録

両国回向院(第8回鳥居清長忌展覧会・行誡と弁栄展)→GALLERY MoMo Ryogoku(藤森昭子展)→浪花家本店(おやつ)→横綱バーガー(買物)

鳥居清長については、まあ案の定と言うか、語るほど観られてないから。たった2日の開催だもん、そりゃごった返すのは当然で、そんな環境を作って、「見せてやるから見ろ!」って言う方が、どうかしてる。
行誡と弁栄にしても、文人僧の側面をもっとアピールすればいいのに、それは経典かと思うような、固有名詞と専門用語の漢字ビッシリの、ルビもないテキストに回して、展示品には、仏像に向き合うような気持ちで鑑賞しろと言う、それに大所高所を感じるのね。
そもそも、浄土宗の影があんなにチラつくのがどうか。回向院はその名称の通り、衆生生類遍く回向するのが目的で、だから“諸本山”なので、そう考えると、寺院にカテゴライズするのもどうかと思うのね。今みたいな形になったのは、どうやら廃仏毀釈の煽りを食った影響みたいだけど、その再興に尽力した先の行誡も弁栄も、浄土宗に留まらない見識を持っていたんだから、やはりそこを、存分にアピールすべきだったと思うの。入場無料にも拘らず、鳥居清長から人が流れて来ないのは、そんな“説教臭くてつまらなそう”なスメルが駄々漏れていたせいでは。
両国なんでついでに言うと、解説板にもあるように、今の大相撲は、勧進相撲の流れにあるもので、つまりは金集めのためのものな訳。その意味で、相撲協会の体制は非常にルーツに則っていると言える訳だけど、逆に言えば、神事ではない訳。そして、国が定めていないから、国技でもない訳。女性を土俵に入れない大義名分は、ハッキリ言って無いどころか、興行的には損を出しているのでは。
そんな女性、それもモダンな女性をモチーフにして、非常に現代的な風景を描き出しているのが藤森さん。単にガジェットが現代的というだけじゃなくて、反射するものや二重写しみたいな構図を用いて、現代社会の女性の多面性、もしかすると、自ら多面性を保たなければ暮らしていけない強迫観念の中に身を置かざるを得ない女性の現代性を描いているようにも見えて。これは女性じゃなきゃ描けないモチーフかもなって。

第80回優駿牝馬予想

2019年05月18日 02時41分44秒 | 競馬
4頭BOX
カレンブーケドール‐シャドウディーヴァ‐フェアリーポルカ‐ラヴズオンリーユー


本来なら、桜花賞上位馬が、そのまま人気になってもいいはずのものが、勝ち馬が別路線に回り、しかもそのレースで負けてしまったのが影響しているのか、トライアル・別路線組のラヴズオンリーユーとコントラチェックが人気上位になるという展開には、私も激しく同意。
しかし、それをそのまま買っちゃ、配当に妙味がないでしょ。だから、激しく捻ってみました。
で、どうせ別路線組を狙うんだから、もう桜花賞組は、全部外しましょうということで、一つ。

第24回NHKマイルカップ結果

2019年05月18日 00時48分53秒 | 競馬
1着 アドマイヤマーズ
2着 ケイデンスコール
3着 カテドラル
6着 ヴァルディゼール
8着 トオヤリトセイト
12着 プールヴィル


結果:ハズレ

一瞬だけ、楽しみがあったけどね。
人気馬に明暗あった感じだけど、どうもやはり、混合戦で負けているというのは大きかったのかな。“女傑誕生”を謳う紙面は多かったけど、混合戦で勝負になるのを“女傑”と言うので、現状は“強い牝馬”に過ぎないということだね。秋はきっと、限定戦を選ぶのではないでしょうか。そしてヤネは、高い代償を払ったね。

浅いさん

2019年05月18日 00時29分18秒 | ぶらり、城西
2019.5.3の回顧録

弁天町のムクノキ→CAFE SOSEKI・漱石山房記念館→静和の碑→ARARA-KARARA(昼食)→七里香(買物)

個人的には案の定といった感じなんだけど、やっぱり浅い感は否めないなあ。生い立ちと、代表作の粗筋をなぞるだけでは、“エリートになり切れなかった”漱石は、なかなか見えてこないと思うけどなあ。まあ、山房のあった地に、一部を再現しているから、館名に偽りありとは言えないけど。その意味では、特別展で鈴木三重吉を大々的に取り上げたのも、「“山房”の“記念館”だから」という理由が成り立っちゃう訳だけどね。それこそ、漱石の研究書なんて掃いて捨てるほどあるだろうから、そこは図書館行けってことかな。
ムクノキは、今なお残っていることは何よりだけど、事態が動いていないようなのが、却って不気味だよね。放っとくと、何の前触れもなく、勝手の市民の望まない方に動き出すのは行政の常套だし、地権者の肩書を見ると、寧ろそんな行政と、相性が良さそうな訳。本気で残す気なら、積極的且つ継続的に動かないと。幸い、道路の拡幅を含めた再開発の影響で、表通りからも良く見えるランドマーク的存在に成り得る状況だから、牛込柳町の駅から、先の漱石山房や、草間彌生さんの美術館へ向かう際の目標として、活用する手はありかも。
碑に関しては深くは触れないよ。私は必ずしもそうとは思わないけど、行き着くのは今や半ば都市伝説と化した話題だし、そこに関しては、ウェブに沢山転がってるからね。ただ、確実な事実は存在するから、偏に深く冥福を祈るのみ。


ないもの

2019年05月15日 23時46分10秒 | ぶらり、城南
2019.5.2の回顧録

おもはらの森→ガレリア表参道原宿(中川航一コマ漫画展)→BA-TSU ART GALLERY(BONE MUSIC展)→a piece of cake・岡本太郎記念館(お茶・岡本太郎のパブリックアート)→揚子江菜館(昼食)

中川さんの作品は、一コマ漫画の王道を、正当に踏襲しているね。それこそ、エロと、グロと、ナンセンスがちゃんと織り込まれていて、大人がニヤッとできる作品。“マンガ”じゃなくて、“漫画”なんだよね。今やこの作風は、一部の新聞・週刊誌でしか見られない希少種。だからこそ、アートの枠組みで語るのもアリかと。素晴らしい。
BONE MUSICの本旨は、やっぱりその背景だよね。で、ああいう反体制的なことをやっちゃうのは、時代と場所に関わらず、悪童なんだよな。確かに厄介者の面は持つとはいえ、時に文化に強く影響し、社会を変えるのは、こういう信念と執念のある悪童なんだよな。翻れば、みんな一見イイ子ちゃんだけど、狡くなっただけで、こういう豪胆さを持ったワルはいなくなったよね。隅っこでチクチクネチネチしてるだけでさ。
んで、やっぱり太郎さんが極め付きな訳よ。パブリックアートへの考え方も、独特で大胆、今に至っても唯一無二じゃないかな。今や、市民の手によってパブリックアートが撤去される時代で、自らアートを遠ざけてる、と言うか、そもそも世界に名を残すくらいの人以外は、アーティストとして認めてないんだろうね、イタズラと同じベクトルで判断しちゃうんだろうな。それこそ、路地と人での話の一部だけど、最早太陽の塔は、普遍性を以てそこに存在してるんだよね。もし、当時より、技術も精神性も進化してるというのなら、これに負けないレガシーを残さなきゃならないんだよ。大阪人解ってる?ダブル選完勝で浮かれてる場合じゃないぜ。
で、こっちはちゃんと残った方。流石の老舗名店、百年余の貫録だな。スープの香りだけで、もう美味しいもん。
森はね、20年後には“ないもの”って意味で……って、20年で消えたら、森じゃねーじゃん。


岡本太郎記念館のページ
揚子江菜館のページ
中川航さんのページ

でかした港区

2019年05月15日 23時37分50秒 | ぶらり、城南
2019.5.1の回顧録

マクセルアクアパーク品川→港区立郷土歴史館・VEGETABLE LIFE(昼食)

文化財クラスの建物を丸ごと譲渡を受けて、可能な限り原形を留めた上で、ほぼ全館立ち入り可能にしてるとか、どんだけの社会公共性の高さか、港区。展示見ないで館内巡るだけならタダなので、もうそれだけで価値ありで、寧ろ行っとかないのが勿体ない。カフェスペースも、八芳園のプロデュース受けてる割りにはお手頃価格で、私みたいに、昼食とかお茶休憩挟みながら全館回るとか、全然可能なの。
展示部分は有料になるので、ここまで観て回るかどうかは、個人の嗜好と時間の問題かな。常設展は、可能な限り区内のことに絞っているのは好印象で、時系列で語らず、事象毎に纏めているのが、郷土歴史館としては新機軸。特に、別スペースにはなるけど、廃校まで含めて、区内の教育機関のほぼ全般に触れているのは画期的で、ただこれはもしかすると、少子化による統廃合で、近年相当数の公立校を潰してきた罪滅ぼしもあるのかも。当館当面最大の課題は特別展で、これは企画を、広く外から求めてもいいのでは。私が訪ねた時の内容は、入館料徴収のレベルではないね、あれは他区なら、タダのレベル。
とは言え見学には、閉館ギリギリまで5時間半以上かけて、まだ見尽くせないヴォリュームなのは、区立館としてはスゴイの一言。片や、イルカのショーまでの1時間を持て余す内容の薄さ。ってかリニューアルして薄さに拍車がかかったよね。こっちは7掛け程度の割引料金で入ってるから、まあ損したとまでは言わないけど、ショーのために年パス購入してる人は、相当好きか相当泊まるか相当奇特かのどれかだよね。まあイルカのショーも、あと10年程度が相場になる可能性もあるので、今のうちタップリ楽しんどけばってのはあるけどね、オリンピックのレセプション的なイベントの時、主催者が江の島でヘマかましたからね。


港区立郷土歴史館のページ