中二な中年の備忘録

備忘録なので大した内容はありません。
たまにちょっと多めに語る時があります。
競馬の話題の時はさらに饒舌になります。

お役所仕事ではない

2024年04月12日 07時01分46秒 | ぶらり、城北
2024.4.6の回顧録

下田流(買物)→板橋区立美術館(シュルレアリスムと日本展)→板橋区立赤塚植物園→不動の滝公園→大門みはらし台公園→カフェはなはな(お茶)→Sweets Wonderland Araki(買物)→さかうえ(昼食)

意外かも知れないけど、“日本のシュルレアリスム”というテーマに関しては、もしかすると最高峰かもというくらいの、内容の充実度なのよ。今展も有名無名に因らず色んな作品が見られて満足感はあったけど、ただ個人的には、好きな作家である古沢岩美さんの作品が秋季展に纏められていると知って、少なからずショックを受けております。秋も行かなきゃ。
斯様に、23区の区立美術館はかなり濃く充実した内容を展開してくれていて、アート好きは要チェックよ、他では渋谷、世田谷、練馬は特にね。他の自治体だって、きっと規模は小さくても、安易なウケを狙わない、味のある企画を展開している美術館はあるはずで、塩漬けにした挙句腐らせてしまうような作品の保持の仕方をしている所は、そういう所にどんどん貸与したらいいと思うんだけどね、ま、そもそも持主が知識も愛情も持ってないからそうなる訳で、そんな所に目端が利くわけもないってのはあるだろうけどさ。
色の濃さに反して実に飲み易い美味しいつゆで、流石は出汁に惚れて引き継がれただけのことはあるなと。立地も佇まいもちょっとビックリな所はあるけれど、名店の一つに挙げていいのでは。
佇まいからしてその名に違わない、子供やスイーツ好きには堪らない空間だね。しかし、生菓子が徹底的に苺尽くしだったのには、面食らうくらいの驚きだったなぁ。あそこまでするお店は、ちょっと他に知らない。
フィリングの充実度も高いんだけど、あの香り高さは、やはり生地そのものを楽しむ人のためのものかなと。ざーさんみたいに“パン吸い”する人には特にオススメかも。
名前ほど下界の眺めは良くなかったけど、でも桜は立派で、時期的にお花見には抜群だったかも。

板橋区立美術館のページ
Sweets Wonderland Arakiのページ

聖地であり続けるために

2024年03月10日 14時41分51秒 | ぶらり、城北
2024.2.12の回顧録

タイムカプセル平成ロード→尾久そば(朝食)→炒飯屋ICHI(昼食)

美しい名称付けたところで、ただのちょっと薄暗い地下連絡通路なんですが。まあそれは置いといて、以前通路の壁に、尾久基地での写真だけを掲載していて面白いと思ったことがあったので、広告ポスターとか掛けてないで、それこそ公募して審査した写真を、一定期間毎に掲載して、鉄の捌け口にしたらいいんじゃない?尤も、奴等の求めるものがそこかは知らんけど。仮に奴等の求めるものが身内からの評価だとして、評価に一定の信頼を与える重鎮がいるはずでしょ、その人達くらいなら、その写真がどういう状況で撮られたのか、逆に言って、どういう場所でなければ撮れないのか、判断出来ると思うんだよね。要するに、道徳的な手段で撮られたものでない写真とか、判ると思う訳。そうだとして、鉄のインモラルな行動が度々取り沙汰されるのは、自浄作用がないと判断されても仕方ない訳で、自衛策として鉄道各社が、イベント激減させたり、新車両や引退車両を公表しなかったりということが起こっても、文句は言えないよね。漏洩何かあったら、今度は企業の信用に係るしね。
価格が100円程度安いのは、やっぱり立地の影響なのかな、それで充分有難いけどね。

喫茶いろいろ池袋おかわり再び

2024年01月07日 00時18分19秒 | ぶらり、城北
2023.12.30の回顧録

星野リゾートOMO東京大塚(朝食)→梟書茶房(お茶)

リゾートを提供する会社とは思えない所なんだよね。あのレストランスペースは、全員が同時に利用することを想定していないにしろ、ちょっと足りな過ぎじゃないかな。アメリカンブレックファストも、ほぼ同じ値段で、イケサンパークのそれに完敗。従業員さん方の親身なホスピタリティが、逆に痛々しく見えてしまうくらい。
本当は、神保町みたいな、買った本をすぐ読むスペースとしての喫茶店を狙ったのかも知れないけど、時間制になるほど混雑するんじゃ、大失敗かと。しかも、書店スペースが圧倒的に小さいから、個性的なあのシステムも活用し切れているとは言えない。つまり、二兎追って得るもの無しになってるのね。それじゃ意味ないのかも知れないけど、表紙の紹介文を、ネットでも見られるようにしたらいいんじゃない?アレだけ集めたものを買わせるなんてせせこましいことしないでさ。親ドトールだから、喫茶が儲かればいいでしょ、なんてこと言うと、図書の方切り捨てられてコンセプト崩壊、なんてこともありそうだけど、まあそもそも、出店する場所が違ったよね。

喫茶いろいろ池袋おかわり

2024年01月07日 00時08分21秒 | ぶらり、城北
2023.12.29の回顧録

MJ BOOK CAFE(お茶)→ぽんでCOFFEE(朝食)→ゆで太郎(昼食)

珈琲メインのお店なんだけど、あの看板メニューは存在感大きいよね。個人的には、やっぱりちょい甘なのが好みなので、クリームチーズはドンピシャ。逆にチーズ&ペッパーは予想外にスパイシーで、嫌いではないけど流石にビックリ。
これと比較しちゃうと、天下のジュンク堂さんらしからぬブックカフェなんだよな。あれだと、近くのチェーン系のお店に行っちゃう人もいそうだね。

ぽんでCOFFEEのページ

喫茶いろいろ池袋

2024年01月06日 21時54分38秒 | ぶらり、城北
2023.12.28の回顧録

EAT GOOD PLACE(朝食)→珈琲亭蚤の市(朝食お替り)→&Co.(お茶)→lamp(お茶)→プリコラージュ(お茶)

前区長が狙っていたであろう“上級国民の街・池袋”の体現のような空間なんだよね。ちゃんとそういうサービスしてるし。ただね、傍に座ってたママさんグループのお一人が言ってたの、「こういうお洒落なお店が増えて、池袋みんな高くなった」って。税収伸びたけど人口減にならないといいね、普通に争ったら、港区に勝てないと思うけど。
昔ながらの喫茶店、と思いきや、成程、店名の意味は内装にあったか。
正直、あの規模だと、ほぼほぼテイクアウト専門店だと思っていた方が良いね。ただ、そうすると、あの好い加減の餡バターが味わえないかも知れないんだよね。上手い加熱を教えてくれないかしら。
近くの美術学校の関係者のための隠れ家みたいなお店なんだね。だからこそ、あの独特の佇まいと雰囲気で良いんだろうな。周り他にお店らしいお店もないしね。

EAT GOOD PLACEのページ
&Co.のページ
lampのページ

地元あるあるじゃねーか!again

2023年12月17日 13時39分53秒 | ぶらり、城北
2023.12.9の回顧録

サンドイッチハウスJOKER(買物)→B.C.BAKERY(買物)→あらかわ遊園(もぐもぐハウス(おやつ)・カフェ193(お茶)・コッペぱんクック(買物))→荒川遊園煉瓦塀→伊藤建装→ARAKAWA ii VILLAGE(お茶)→おうち・カフェ優しい陽ざし(お茶)→喫茶おあいこ堂(昼食)→南の桃花(買物)

入園料がかなり高くなっただけでなく、アトラクション+食費もそこそことなれば、それにしても安いとは言ってもやはりアミューズメントパークと呼ぶべき格になったなといった感が強くて、メディアの露出に合わせて、区外から人が来るようになったら、そりゃ地元民は避けるでしょ。あるあるです。
ただ、食の充実度は他のアミューズメントに劣らずで、もんじゃポテコロは他でなかったのが不思議な逸品で、これは区全域で名物にしてもいいくらい。クラフトコーラも大人の飲み物で美味しかったし、コッペなんか、確かにお高い感はあるけど、あれで充分一食に足るボリュームであることを考えたら、お弁当にはなびかんでしょ。食部門だけフリースペースにしてくれないかな、サービス料800円は流石に高いわ。
宅配・電話注文専門ていうのが、もう昨今の流れだね。それで食べたいくらい美味しいけど、運搬料出す分自分で取り行くけどね、個人的には。
立派な公園を挟んで、美味しいコーヒーを提供してくれるお店が二つあるなんて、コーヒー飲みには嬉しい環境だね。特におうちさんは、ご自分で粉にしたのを1杯分から提供してくれるくらい本格的にしてるので、同胞は訪ねて面白いかも。そこまでじゃないという人も、コーヒー買って、公園行って、ゆっくり一服するってのもいいんじゃない。
んで、こひきやさんが有名過ぎちゃってるから、目鼻で良いお店があることを、地元民しか知らない事態になる訳。どっちが情弱なんだか。ただ、荒川区の良いお店良い環境が、路線に対して垂直に入ってることが多くなってきたから、そこはフォローした方が良いかも。

あらかわ遊園のページ
ARAKAWA ii VILLAGEのページ

庶民派本格店

2023年12月08日 00時18分42秒 | ぶらり、城北
2023.11.25の回顧録

apollon(お茶)→Boulangerie Anjelique Bebe(買物)→豊島番場遺跡公園→東十条シャーピン(買い食い)→ルウエスト(昼食)→王子扇屋(買物)

繁華街の人気店で売ってるのと遜色ないラインナップなのに、23割安いのはやはり立地か。それでいて、売り子してるお母さんがとっても人懐こくて、立地と相俟って入り易いお店になっていて、だからご近所さんがひっきりなしに来るんだね。そして実は、パンのみならずスイーツもかなりハイレベル。

Boulangerie Anjelique Bebeのページ

地元あるあるじゃねーか!

2023年11月12日 08時02分23秒 | ぶらり、城北
2023.10.21の回顧録

Cafe Kiichi(朝食)→種子屋街道(案内板)→猿田彦大神庚申堂→Boulangerie Bonheur(買物)→元祖五十番(つまみ)→ブタまんズ(もう1個)→ガモールマルシェ→ガモール志學亭(昼食)→真性寺→座・ガモール京都館→千石緑地→専修院→勝林寺→神明都電車庫跡公園→駒込公園→カメラのハヤシ商事

シロさんの仰る通り。地元民は週末祝日、祭事の日には近付かないのが常識。今回はホントに特殊なのよ。
だからこそって言うか、何か地元を弄んでいる感は相変わらずだよね。何だかんだ手を付けて、結局高岩寺より巣鴨寄りって、何にもしなくたって人が来る所に集約してるお気楽さじゃん。飛び切りぶっ飛んだアイデアが出て来ないのか、地元との折衝が上手くいっていないのか。
あれだけ近場に固まってんなら、物産館のものからピックアップして、京都の器に乗っけて、カフェで提供する手もあるんじゃないの。種子屋街道の件にしても、もっと日本農林社に助けてもらうことは出来なかったのか。東京種苗の建物が使えたりしたら、インパクト桁違いなのに。現状は、種子地蔵置きたかっただけなんじゃない、みたいに見えるよね。同じ旧中山道で種子屋街道なのに、北区側があれだけっていうのも、既に北区からは愛想尽かされてるように見えるしね。

悪いことをしながら、善いことをする

2023年04月15日 08時13分42秒 | ぶらり、城北
2023.4.8の回顧録

BOUL'ANGE(買物)→グランドシネマサンシャイン池袋(「仕掛人・藤枝梅安2」)→セントポールの隣り(昼食)

後編は、チャンバラが増えた分、人へ向けた描写と飯テロは減った感じだったけどね。その分梅安と彦次郎の過去や人間形成に、さらに容量を割いていた感じで、そこに「善いことをしながら、悪いことをする」の池波イズムがみっちり詰め込まれていて、梅安や彦次郎をただのヒーローにしない辺り、元祖でありながら、追随者とは一味も二味も違うなぁと。特に、梅安の弱い面がきっちり表現されていたのが良かったかな。あれで“トヨエツ梅安”は完成したし、前半に比べて出番は減ってたけど、管ちゃんの存在感が増したよね。まあ何しろ、原作という遺産が偉大だわ、とにかく。主役のお二人は勿論言うことなしなんだけど、まあやっぱりね、佐藤浩市さんがね、枯れてますます親父さんに似てきたなぁと、容姿だけでなく、劇中での存在感がね。今後益々のご活躍でしょう。あとはもう、存在感という点では、キャスティングを見た段階ではこれもちょっと引っ掛かった、石橋蓮司さん。流石役者、流石ベテラン。
で、会場がまた凄かったね。映画をじっくり楽しみたい人も本編以外も楽しみたい人も、満足させる設備になってて、“映画のための映画館”になってた。文芸坐とかシネマロサとの棲み分けは勿論あるとして、それでも、時にリヴァイヴァル上映とかも企画して、普段映画を楽しむ習慣のない人にも、あの環境には触れて欲しいと思ったわ。古い映画館建築も味があっていいんだけど、あれは価値観変わる、きっと。
キャンパスに隣接した立地だから必然ていうのもあるだろうけど、メニューの内容といい価格といい内装といい、存在位置は言わば“第2の学食”だね。特に、大学のスケジュールが把握された上でのあのホスピタリティーは。これは長年愛されるわ。

グランドシネマサンシャイン池袋のページ
セントポールの隣りのページ

歩くステーション

2023年03月24日 07時19分35秒 | ぶらり、城北
2023.3.11の回顧録

coffee shop KONA(朝食)→Pan屋K'eat(買物)→ALLDAY HOME(昼食)→Dolceria ego(買物)→大塚公園→ARUKU COFFEE & GALLERY(小山将平「言葉と日々を歩く」展)

製靴会社がああいうスペースを作っちゃう所が面白くて、懐深いよなぁと。しかも、立地も考えてか、ちゃんと外の人を呼び込めそうなイベントしてて、今後が楽しみ。何だったら、スペースを使いたい人を募るだけじゃなくて、企画を打って、協力してくれるクリエーターを募ってもいいんじゃない?例えば、折角目の前を走ってるんだから、都電を巻き込む企画とか、出来たらスゴイよね。あと、超人気のおにぎり屋さんで行列作って待ってる人達を巻き込める企画とか。取り敢えず彼等に、オススメマップを纏めたものを配布したら面白いんじゃない?
その点で、相性もあって、小山さんの詩は吸引力あったね。彼の表現のスタイルからは有り得ないかも知れないけど、望むべくは、紙片でなく、外向けに掲載された詩と同サイズのフォントで、壁に直接書かれていた方が良かったかも。ちょっとリリック的な詩が多いので、全部が刺さるということは余りなさそうで、逆に何篇かは刺さる詩が必ずありそうなのが、強みかなと思いましたが。
そもそもがコンセプトなので、ああいう状態になっちゃうのは必然なんだけど、逆に見ると、それだけ子連れで行けるとこ、出来ることがないってことなのかね。まあそんな中で、泰然自若で、スマートに食事をしてスッと帰るのが、大人の嗜みかと。
あのフルーツロールケーキは凄いな。フルーツの種類は豊富だし、何よりあれで一食分になるヴォリューム。カットでいい値段でも納得だわ。クリームにも苺を感じるショートも逸品だし、やっぱり“町洋菓子屋さん”は凄いぜ。

ARUKU COFFEE & GALLERYのページ
小山将平さんの展開するスペース「自由丁」のページ(小山さんの詩が見られます)
ALLDAY HOMEのページ