4頭BOX
サリエラ‐プリュムドール‐マテンロウレオ‐ワープスピード
春天のメモリアルヒーローにライスシャワーが選出されたというのは、個人的に感慨深いものがあります。
今回のメモリアルヒーローの中では最古参の彼が選ばれたというのは、散り際も含めて、彼の競走馬としての生涯が、印象深いものだったという証ですからね。
向こう正面で、画面から消えるように頽れた映像は、未だに記憶に焼き付いています。
ライスと言うと、ブルボンとマックという世代のスターホースを打ち破ったことからくる“刺客”というイメージが強いですが、こと天皇賞で言うなら、2度目の天皇賞での奇跡とも言える復活走も、外す訳にはいきません。
ということで、今回はここから攻めてみました。
それでいくなら、年齢的にはディープボンドだし、間隔的にはテーオーロイヤルもアリなんですが、低迷度合でいったら、マテンロウレオなんかどうでしょう。
追い込みから先行に変換してきている辺りもちょっと共通ポイントがありますし、鞍上ヨコテンには、イングランディーレの一発もありましたしね、あ、これが寧ろ“刺客”か。
そして、ベテランが何かやらかしそうなのを察して動くのもまたベテラン、と見越して、ユタちゃんは押さえときます。
あとはまあ、こんなメンバーですから、かなり思い切った所も。
すっかり“最低世代”の汚名がこびりついてしまった4歳勢よりはね。
あ、でも、この辺がきっちり汚名返上しても、“リベンジ”にはなるんだな……。