Lee's Diary

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龍馬伝  第12回  「暗殺指令」 *感想*

2010-03-22 | 冬ドラマ(2010)感想
晴れて美しいお嫁さんをもらうことができた弥太郎さん(香川照之)。
加尾(広末涼子)への思いや失恋の傷は すっかり失せてしまったのかしらねぇ。
奥様を見てデレデレする弥太郎の様子が とにかく笑える第12回。
土佐勤皇党では緊迫した空気が漂って いまにも暴動が起こりそうな状態だというのに
可愛い妻に会いたいがために いそいそと家路を行く呑気な弥太郎は何だかとっても可愛らしいなぁ。

半平太(大森南朋)の熱意に押されるようにして 土佐勤皇党に入ることになった龍馬(福山雅治)。
不本意な入党に内心の動揺を隠し切れない龍馬と そんな龍馬の顔をじっと見つめる半平太の様子が印象的。
沢村惣之丞(要潤)に痛いトコロをつかれ うろたえる龍馬や
龍馬が仲間となって喜ぶ収二郎(宮迫博之)と以蔵(佐藤健)を前に 居心地悪そうな龍馬の様子もよかったなぁ。

沢村惣之丞から得た情報を頼りに 久坂玄瑞に会いに行く龍馬。
半平太とは違うタイプではあるけれど ここにも攘夷の思想にどっぷり浸かった男がいたっ!という感じねぇ。
分かり易く説明される尊皇攘夷の意味と 強烈に繰り広げられる脱藩の勧めを耳にして
どんどん久坂のペースに巻き込まれていってしまうような 
頭の中はさらに深い混乱に陥ってしまったような龍馬の様子は 見ていてとても面白かった。
そうそう 攘夷について教えてほしいと土下座をして久坂にお願いする龍馬を見ていたら
第2回で描かれていた 身分を気にせず百姓達に向かっていく龍馬を思い出したなぁ。
年齢などという小さなことは気にもせず 年下であろうが教えを請いたい人にはためらうことなくお願いする
といった 龍馬の相変わらずの率直さや屈託の無さを見ることができたのが良かった。 

仲間の目の前で 東洋(田中泯)から容赦なく打ちのめされる半平太。
心身ともに傷つけられ狂おしい叫びをもらす半平太は 強烈な印象を放っていたなぁ。
半平太が行き着くところまで行ってしまう前兆といったものを感じさせるエピソードだったと思う。

この半平太のエピソードの合間には チラリチラリと後藤象二郎(青木崇高)の龍馬への激しい嫉妬も描かれ
プライドを踏みにじられた半平太と 嫉妬の炎を燃やす後藤が
龍馬と弥太郎それぞれに暗殺を命ずるラストの展開には 引き込まれる面白さがあったのも良かった。
ストーリーの最初のほうでは 「わしが唯一心を許す男」「傍におってくれるだけでええ。」
などと すっかり龍馬を心の拠り所にしたような半平太の様子が描かれていたため
「切ってくれ 東洋を。」と龍馬に懇願するような半平太の様子からは 
半平太の さらに強まる龍馬への依存心といったものが窺えてくるのも面白いと思う。 

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