Lee's Diary

ドラマが好き。
お気に入りのドラマの感想をつぶやいています。

コード・ブルー2nd season  第9話 *感想*

2010-03-09 | 冬ドラマ(2010)感想
心の傷がテーマの第9話。
自分のミスで患者から訴訟を起こされていた緋山(戸田恵梨香)。
(ここはやっぱり 同意書にサインを求めなかった彼女のミスが
訴訟にまで至った原因であることだけは明記しておきたいところだと思う。)
あの一件で 彼女がとった行為に対して感じた違和感については置いておくとして・・・
患者の母親と確かな信頼関係を築いていたと信じこんでいた緋山が受けた心の傷は
かなり大きなものであることが描かれていたことは良かったと思う。
誤ってメスで手を切ってしまったり 患者への説明をライバルの白石に任せてしまうといった
負けん気が強い彼女らしからぬ様子からは 傷が深く残っている彼女の心の内が見えるようで印象的だった。
そうそう 緋山の手の傷を縫合する藍沢(山下智久)が彼女に向けて言った
「手の傷は大したことない。」という台詞が良かったなぁ。
無表情で口数少ない藍沢が ボソっと口にする鋭い一言はとてもいい。
手術の後遺症で手が麻痺した女性の化粧を緋山に任せる様子も 
藍沢のさり気ない優しさが伝わってきて印象的だった。

前回は ほとんど描かれていなかったように思えた藍沢が負っている心の傷・・・。
クールで感情を表に出さない そのキャラクターゆえなのか
女性陣の内面の描き方と比べると 彼の描写はとても控えめな印象は受けるのだけど
担当した女性患者と子供の関係を見て 
自分と母親のことを意識せずにはいられない藍沢の様子はとても良かった。
「子供と一緒にいられる時間は短いって(母は)分かっていたのか。」
母親に言いたいことは何もないけれど このことだけを聞いてみたいという藍沢。
このたった一言に 藍沢が受けた癒しようもないほどの深い心の傷 
母の思いを知りたくても知ることが出来ない やりきれないむなしさ といったものがひしひしと伝わってきた。
ラストに入れられた藍沢のモノローグとともに 藍沢の思いが 
藍沢のキャラクターらしい描き方で表現されていたことが とても良かったと思う。

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2 コメント

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Unknown (ナナ)
2010-03-10 10:28:06
おはようございます。
素敵な感想ありがとうございます。共感です!!
寡黙な藍沢がボソって言う一言心に響いてきますね。
「…いい母親だとオレは思います。」
自分の親と重ねて言ったのかな?
やりきれない虚しさ、切なさが心に響いてきます。
山下さんのドラマを観る度に感じるのですが、セリフだけでなく、目力、佇まい、醸し出す雰囲気、まわりの背景を含めてこちら側に何かが伝わってくる…
「・・・」の余韻を感じさせられる…

演技力、かつぜつはまだまだな所はありますが楽しみな俳優さんです。
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ナナ さま (Lee)
2010-03-10 16:46:05
コメントありがとうございます♪
思いつくまま感想を勝手につぶやきまくっているだけなのですが
ブログをUPするときは こんなコト書いていいのかなぁと
いつもドキドキしてるのです
「共感です」とコメントをいただくと嬉しいものなんですね~♪
よろしければ また感想などお聞かせくださいませ。
(あっ もちろん共感しないご感想も大歓迎でございます

かつぜつ・・・実は私も思ってました^^;
でもナナさんのおっしゃるとおり
山下さんの佇まいや雰囲気って独特でステキですよねぇ。
私も今後の活躍が楽しみだなぁ。
そうそう 矢吹ジョーは どんな感じになるんでしょうね~。
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