Lee's Diary

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ジョーカー 許されざる捜査官 最終回 *感想*

2010-09-15 | 夏ドラマ(2010)感想
* ジョーカー 許されざる捜査官 「神隠し・・・解き明かされる謎 黒幕は?衝撃の結末」 *

夏樹(丸山智己)と冴子(りょう)を殺害し 久遠(錦戸亮)を刺した犯人は想像していた通りだったし
予想したとおり 悪人隔離施設の詳細は明らかにされないまま
(地図から突如消えた島にあるらしいことは判明したケド)
神隠し請負人・伊達の仕事は明日も続く・・・ってカンジの終わり方だったわけだけど 予想以上に面白かったわぁ。

取り立てて驚くべき真実があったわけでもない今回のストーリーを魅力的に見せているのは
何といっても 久遠が運転する車の中で伊達が語った台詞だと思うわぁ。
JOKER(人の名前じゃなくて組織の名前だったのねぇ)の行っていることは
遺族や被害者にとっては正義でも 対岸にいる者にとっては悪であること。
神隠しが善であるか悪であるか ということに正解はないから 三上(大杉漣)は悩んでいること。
被害者や遺族の明日のためには 何としてもJOKERを守らねばならないが 
そのために人を殺していいわけがない ということを分かっている三上は 裁かれたいと願っている ということ・・・。
ずっとこのドラマを見てきた私にとっては このモヤモヤっとしたカンジ・・・
悪いコトなんだけど 悪いとは言い切れない でも良いこととも絶対言い切れないという感覚は
すっかり馴染んだものになっているため 三上の悲壮な決意にもどこか理解を示したくなってくるわねぇ。
三上の心情を分かりやすく視聴者に説明して見せた このシーンはとても面白かったと思う。
「俺の犯した罪は自殺じゃ軽すぎる。」と伊達の処刑を望んでいた三上に 伊達が下した決断も良かった。
法律で裁ける犯罪は法律で裁く・・・これぞ 伊達が行う神隠しの信条よねぇ。

夏樹と冴子を殺害した犯人が捕まったのはいいけれど 伊達の神隠しはどうなるのかしら?と思ってみていれば
何と 何事も無かったように丸く収まってしまうのねぇ。
それどころか 退職した井筒(鹿賀丈史)までもがJOKERの仲間入りを果たすという ぶっ飛んだ展開。
う~ん これぞエンターテイメントドラマ!! 面白いわぁ。
組織に潜入し実態を調査すると息巻く井筒と 彼によると 自分と同じく食えない男らしい伊達。
こりゃあ 今後もどれだけでも続編が作れそうねぇ(笑)。
井筒さんがJOKERにどれだけ喰らいついてくれるのか 伊達にはどんな思惑があるというのか・・
そのアタリを見てみたいっちゃあ 見てみたい。
まあ とりあえずは 次回の特別編ね。 
最終回がキレイにまとまっていただけに 特別編が無いほうが良かったんじゃあ・・・
なぁんていうコトのない面白い仕上がりを大いに期待したいわぁ。

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